2018 年度 ( 平成 30 年度 ) 事業計画書 協会自主事業 公益財団法人和歌山県国際交流協会

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な取組 日本や東京の文化 歴史を学び 日本人としての自覚と誇りを涵養主な取組 東京都国際交流委員会 * を再構築し 外国人への生活サポートを推進主な取 様々な広報媒体の活用などによる障害者への理解促進主2020 年に向けた取組の方向性 1 オリンピック パラリンピック教育を推進するとともに 多様性を


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政策評価書3-3(4)

< 基本方針 > 一般社団法人移住 交流推進機構 ( 以下 JOIN という ) は 地方に新しい生活や人生の可能性を求めて移住 交流を希望する方々への情報発信や そのニーズに応じた地域サービスを提供するシステムを普及することにより 都市から地方への移住 交流を推進し 人口減少社会における地方の振興

第3節 重点的な取り組み

11年度事業報告1

5_【資料2】平成30年度津波防災教育実施業務の実施内容について

資料 目 次 事業方針 実施計画 みんなで福祉の風土を広げよう 住民 関係機関 団体のネットワークで身近な福祉活動を進めよう 一人ひとりの安全で安心な暮らしを守ろう Ⅳ 推進基盤の強化 主な年間行事等

(2) 施策目標 施策目標 1 日本人と外国人が共に活躍できる環境の整備 東京で暮らす外国人が日本人と同様に能力を最大限発揮し 活躍できるよう 子供の教育支援等に着実に取り組む また 外国人ビジネスパーソン等の生活に関するサポートや外国人留学生等に対する就業 起業支援等を行い 外国人が東京で一層活躍

別紙 町田市観光まちづくり リーディングプロジェクト ( 案 ) 町田市

2011 年度財団法人三鷹国際交流協会事業方針 国の公益法人制度改革の流れの中で 財団法人三鷹国際交流協会 (MISHOP) は 2012 年度中に公益財団法人へ移行することを目指すこととなりました 公益財団法人の認定を受けるにあたっては 公益目的事業を主として行うこと 公益目的事業を行うための経理


オリンピック パラリンピック東京大会におけるホストシティ タウン構想に係る自治体における国際交流の取組についてのアンケート 1. 調査概要配布先 : 都道府県 市区町村時期 : 平成 26 年 9 月 30 日 ~10 月 30 日 ( 年内にとりまとめ ) 調査趣旨 : 2020 年オリンピック


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第1号議案                         資料-1

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1. はじめに 本格的な地方分権の時代を迎え 市民に最も身近な地方自治体は 市民ニーズに応じた政策を自ら意志決定し それを自己責任の下に実行することがこれまで以上に求められており 地方自治体の果たすべき役割や地方自治体に寄せられる期待は ますます大きくなっています このような市民からの期待に応えるた

アイヌ政策に関する世論調査 の概要 平成 3 0 年 8 月内閣府政府広報室 調査対象 全国 18 歳以上の日本国籍を有する者 3,000 人 有効回収数 1,710 人 ( 回収率 57.0%) 調査時期平成 30 年 6 月 28 日 ~7 月 8 日 ( 調査員による個別面接聴取 ) 調査目的

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平成 28 年度事業計画書 Ⅰ. 従業員の教育 訓練事業の継続実施 協会の主要な事業の柱の一つとして 従来から推進してきた会員社の従業員の育成のための研修会を 本年度もNHK 放送研修センターに委託して継続実施することとする 例年通り経験の浅い従業員を対象とした TV 番組演出基礎コース研修 と T

事業内容

岐阜県手話言語の普及及び障害の特性に応じた意思疎通手段の利用の促進に関 する条例 目次前文第一章総則 ( 第一条 - 第八条 ) 第二章基本的施策の推進 ( 第九条 - 第十六条 ) 附則 ( 前文 ) 手話が言語であることは 障害者の権利に関する条約において世界的に認められており わが国においても

地方消費者行政強化作戦 への対応どこに住んでいても質の高い相談 救済を受けられる地域体制を整備し 消費者の安全 安心を確保するため 平成 29 年度までに 地方消費者行政強化作戦 の完全達成を目指す < 政策目標 1> 相談体制の空白地域の解消 全ての市町村に消費生活相談窓口が設置されており 目標を

平成21年度事業計画

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資料 2 東区まちづくり推進事業の検証結果について ( 平成 29 年度第 2 回東区まちづくり懇話会 ) 開催概要 開催日時 : 平成 29 年 9 月 15( 金 ) 午前 9 時 30 分 場 所 : 東区役所 3 階すこやかホール 熊本市東区役所

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2012 年度公益財団法人三鷹国際交流協会事業方針 Ⅰ 事業方針三鷹国際交流協会 (MISHOP) は 2012 年 4 月 1 日に 公益財団法人三鷹国際交流協会 として新たにスタートします 公益財団法人の認定を受けるにあたっては 関係機関や会員の皆さまのご理解とご協力を賜りましたことを 改めて感

8 月上中旬 ( 約 2 週間 ) 派遣高校生 5 人 引率 1 人 ヒューストン市 ( アメリカ ) 6 月上中旬 ( 約 2 週間 ) 受入中学生 5 人 引率 2 人 モントルー市 ( スイス ) 7 月下旬 ~8 月上旬 ( 約 2 週間 ) 派遣青少年 5 人 引率 1 人 ウ語学講座国際

高齢者福祉施設でのみんなの体操等実演会 講師派遣実施要領 1 目的社会福祉法人等が運営する高齢者福祉施設に入所されているみなさんや当該施設でケアにあたる皆さんの健康の維持 向上のために みんなの体操等を活用して健康の保持増進等のため みんなの体操等実演会を実施するもの 2 スキーム施設に入所されてい

(2) 熟練技能者等の派遣による若年技能者等に対する実技指導ものづくりマイスター対象職種以外の職種で企業等から実技指導の要請を受けた場合 熟練技能者等を派遣し実施します (3) 学校単位の製作実演のイベント熟練技能者等を小中学校 訓練施設等へ派遣し 製作実演 ものづくり体験等を行う ものづくり体験教

平成18年度 女性と生涯学習財団事業報告書

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市町村における住民自治や住民参加、協働に関する取組状況調査

寄附文化の醸成に係る施策の実施状況 ( 平成 26 年度に講じた施策 ) 別紙 1 < 法律 制度改正 > 総務省 ふるさと納税の制度拡充 ( 平成 27 年 4 月 1 日施行 ) 学校法人等への個人寄附に係る税額控除の要件の緩和 ( 平成 27 年 4 月 1 日施行 ) 特例控除の上限の引上げ

文化庁平成 27 年度都道府県 市区町村等日本語教育担当者研修 2015 年 7 月 1 日 生活者としての外国人 に対する日本語教育の体制整備に向けた役割分担 日本語教育担当者が地域課題に挑む10のステップ よねせはるこ米勢治子 ( 東海日本語ネットワーク )

名称未設定-1

地域生活サポートセンターいこな

資料4-4 新しい時代の教育や地方創生の実現に向けた学校と地域の連携・協働の在り方と今後の推進方策について 審議のまとめ(参考資料)

2016年度 事業計画書(第一次補正)

送信日 番組開始番組終了 題名発信者備考 12/3 内部統制制度に関する説明会 (11/20) 12/4 平成 30 年度防災啓発中央研修会 (7/5-6) 12/5 ファイアーファイティングスピリッツ -もうひとつの生き方 見つけた - 12/5 15:19 全国市長会創立 120 周年記念市長フ

平成 30 年度コミュニティ助成事業実施要綱 第 1 趣旨一般財団法人自治総合センター ( 以下 自治総合センター という ) は 宝くじの社会貢献広報事業として この要綱の定めるところにより コミュニティ活動に必要な備品や集会施設の整備 安全な地域づくりと共生のまちづくり 地域文化への支援や地域の

1 開発途上国 地域の経済 社会の発展 復興への寄与 活動計画表 活動結果表の作成と配属先との合意 JICA ボランティア事業は 同じく JICA が実施する技術協力事業とは異なる点があります 中でも大きな違いは目標の設定方法です 専門家派遣や技術協力プロジェクトでは 派遣される専門家がそれぞれの事

により 都市の魅力や付加価値の向上を図り もって持続可能なグローバル都 市形成に寄与することを目的とする活動を 総合的 戦略的に展開すること とする (2) シティマネジメントの目標とする姿中野駅周辺や西武新宿線沿線のまちづくりという将来に向けた大規模プロジェクトの推進 並びに産業振興 都市観光 地

いわての 仕事を 大解剖 未 来 を つ くる 岩 手 県 の 仕 事 を 理 解 し よ う 岩手県の仕事といっても 漠 然としてイメージがわきにくい という人も多いはず そこで皆さんの素 朴な疑 問を通して 県がどんな仕事をしているのか ちょっとのぞいてみましょう 県は岩手県全体の未来のため 幅

25 周年を迎えたコミ協の新たな取組 について ( 報告 ) 20 周年に向けての見直し検討報告書 に明示された方策等の推進状況を企画総務部会で精査したところ そのほとんどが既に実施もしくは改善されていることがわかった ついては これらの事業は引き続き実施することとし 新たに 地域コミュニティ が抱

ウ. 女性防火クラブ育成助成事業女性防火クラブなど主に家庭における初期消火活動 救出救護活動及び防火思想の高揚等に必要となる資器材等の整備に関する事業 エ. 幼年消防クラブ育成助成事業幼年消防クラブの育成及び防火思想の普及啓発に必要となる資器材等の整備に関する事業 オ. 女性消防隊育成助成事業女性消

活動状況調査

< 図 Ⅳ-16-2> 性別 年齢別 / 家族構成別 / 居住地域別 現在, 参加している今は参加していないが, 今後ぜひ参加したい今は参加していないが, 今後機会があれば参加したい参加したいとは思わない参加できないわからない無回答 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80

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評価項目 評価ポイント 所管部局コメント 評価 国際交流に関する情報の収集及び提供事業国際交流活動への住民の参加促進事業国際理解推進事業在住外国人に対する相談事業在住外国人に対する支援事業 安定 確実な施設運営管理 公正公平な施設使用許可や地域に出向いた活動に取り組むなど新たな利用者の増加に努め 利

Microsoft Word - 平成26年度事業計画書.docx

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事例 No. 具体的な工夫 ポイントた情報発信に加え ホームページの立ち上げや SNS の活用を検討している また マスコミからの取材申し入れは全て対応している フリーペーパーの発行や Facebook などの SNS といった多様な手段により広報を実 7 施 Web デザイナーが専門家として参加す

渚泊推進対策 平成 29 年 3 月に閣議決定された 観光立国推進基本計画 において 農山漁村滞在型旅行をビジネスとして実施できる体制を持った地域を平成 32 年度までに 500 地域創出することにより 農泊 の推進による農山漁村の所得向上を実現する と位置づけられたところ 農泊 を持続的なビジネス

4 研修会の内容の工夫 在住外国人の参加促進 より実践的なワークショップ形式の導入 多彩な講師 5 広報 行政 教育委員会 警察 消防 教員 報道機関への共催や後援 派遣依頼を積極的に行った チラシに年間スケジュールを載せ 随時情報を更新していったことで 参加者は都合に合わせて選択できた 6 調整業

基本的な考え方 羽田空港の機能強化は 首都圏だけでなく日本全体にとって不可欠であり 機能強化の必要性やその実現方策等について 関係自治体の協力も得ながら できる限り多くの方々に知って頂くように努める 基本的な考え方 1 羽田空港の機能強化の必要性やその実現方策等について できる限り多くの方々に知って

攻めのCSR小冊子_1203_4

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目 次 平成 30 年度公益財団法人愛知県国際交流協会事業計画書 1 平成 30 年度公益財団法人愛知県国際交流協会収支予算書 8 平成 30 年度公益財団法人愛知県国際交流協会資金調達及び設備投資の見込みについて 12

平成25年度

更に 県内各地に誕生した傾聴ボランティア団体の活動がより活発になるようネットワーク形成 に向けて 当団体が中心となってとりまとめを行っている 3 活動の特徴 (1) 活動の中で見られた工夫や活動が上手く進んだポイント 電話相談 傾聴茶話会 傾聴サロンまで 被災者のニーズに応じた対応が可能な仕組みの構

姫路市及びたつの市における連携中枢都市圏形成に係る連携協約 姫路市 ( 以下 甲 という ) 及びたつの市 ( 以下 乙 という ) は 連携中枢都市圏構想推進要綱 ( 平成 26 年 8 月 25 日付け総行市第 200 号総務省自治行政局長通知 ) に基づく連携中枢都市圏である播磨圏域 ( 以下

NEWS 2020 速報 の一部を改正する法律案 REPORT 総会の様子 2025 GDP 3 02 vol

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2 主な論点 ( 例 ) Ⅰ 外国人との共生社会の実現に向けた基本的考え方 < 総論 >( 例 ) 最近 ( 経済危機後 ) の外国人を取り巻く状況 目指すべき共生社会のあり方 社会的統合 ( あるいは多文化共生 ) の意義や内容 ( どこまでの社会的統合 ( あるいは多文化共生 ) を求めるのか

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資 料 1

スライド 1

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発行 第 4 号まで各 2,000 部発行 NPO 団体 コミュニティとの交流 連携 スタッフ研修 中間支援団体の設立支援などを実施している 25 年度からは とめ市民活動プラザ を市に移管し とめ市民活動フォーラム を NPO 法人化した上で 市が NPO 法人とめ市民活動フォーラム に運営管理を

も少なくありません こうした状況に鑑み 舞鶴市は 言語としての手話の普及及び障害の特性に応じたコミュニケーション手段の利用の促進を図ることにより 全ての市民が障害の有無によって分け隔てられることなく 自分らしく安心して暮らすことができる地域社会を実現するため この条例を制定するものです 2. 条例の

藤沢型地域包括ケアシステムの推進について 平成 30 年 2 月藤沢市議会定例会厚生環境常任委員会資料 1 ⅠⅠ 中長期を見据えた検討体制の見直し 1 これまでの経過等について現在, 国では 地域共生社会 の実現に向け, 様々な改革が進められており, 平成 30 年 4 月に施行される社会福祉法の一

第 1 期多文化共生会議最終報告書の提言 (2007 年 3 月 ) への対応状況のまとめ 1 提言番号提言内容現行の実施状況 ( 平成 21 年 2 月時点 ) 社会生活部会からの提言 テーマ 1 外国人市民への情報提供システムの確立 1-1 外国人市民への広報活動に関する基準をつくる優先して提供

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1 取組の背景 東日本大震災(H ) ソーシャルメディア等インターネットを活用して安否確認が行われるなど 情報通信技術 (ICT) に基づく情報伝達手段が広範囲に活用される 一方 緊急時における情報の途絶や錯綜による不安感の増大 混乱から迅速 確実な情報伝達手段の確保の必要性 もしもの時

平 成 8 年 度

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学生確保の見通し及び申請者としての取組状況

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し環境の整備や 大会 合宿等の誘致 グッズや特産品の物販 体験型観光など スポーツを生かしたにぎわいの創出を進めることにより 交流人口の増加を図るとともに 将来的な市への移住 定住の促進を目指す 事業 スポーツを生かした交流によるにぎわい創設事業 KPI 観光交流客数 地域ブランド調査魅力度全国ラン

h23活動報告書

「次世代Web広場」(府民参加型の電子掲示板)の概要

(2) 総務部会 広報活動事業 350,000 円 ( 目的 ) 地域情報を発信します ( 事業内容 ) ウェブサイトを運営管理し 情報紙を発行します 未来構想研究事業 ( 山口県立大学跡地利用 ) 20,000 円 ( 目的 ) 宮野の未来について考えます ( 事業内容 ) 世代別のワークショップ


〔社団法人 小野市シルバー人材センターの設立にかかる事前協議資料〕

平成23年度の具体的な行動計画(アクションプラン)策定調書

周南市版地域ケア会議 運用マニュアル 1 地域ケア会議の定義 地域ケア会議は 地域包括支援センターまたは市町村が主催し 設置 運営する 行政職員をはじめ 地域の関係者から構成される会議体 と定義されています 地域ケア会議の構成員は 会議の目的に応じ 行政職員 センター職員 介護支援専門員 介護サービ

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資料1 第1回会議のポイントについて

(3) その他 全日制高校進学率の向上を図るため 更に公私で全体として進学率が向上するよう工夫する そのための基本的な考え方として 定員協議における公私の役割 を次のとおり確認する 公立 の役割: 生徒一人ひとりの希望と適性に応じて 多様な選択ができるよう 幅広い進路先としての役割を担い 県民ニーズ

11 歴史文化基本構想 の策定や 歴史的風致維持向上計画 の作成 認定に向けた計画の見込等 本事業で取り上げる文化遺産は多数の自治体に渡っており 関係する自治体における歴史文化基本構想の検討を促し これを支援する 12 担当局 地方公共団体担当局課 大阪府教育庁文化財保護課

下の図は 平成 25 年 8 月 28 日の社会保障審議会介護保険部会資料であるが 平成 27 年度以降 在宅医療連携拠点事業は 介護保険法の中での恒久的な制度として位置づけられる計画である 在宅医療 介護の連携推進についてのイメージでは 介護の中心的機関である地域包括支援センターと医療サイドから医

(1) ほのぼのネット事業 目的事業内容経過方法と時期 担当係: 地域係 地域でサポートを必要としている人の発見 見守り 交流活動を 地域で暮らす住民自らが主体となって取り組む ほのぼのネット活動 の推進を通じて 住民の手による 福祉のまちづくり を展開します 1 ほのぼのネット班 28 班による見


5 地域再生を図るために行う事業 5-1 全体の概要 棋士のまち加古川 をより幅広く発信するため 市内外の多くの人が 将棋文化にふれる機会や将棋を通じた交流を図ることができる拠点施設を整備するとともに 日本将棋連盟の公式棋戦 加古川青流戦 の開催や将棋を活かした本市独自のソフト事業を展開する 5-2

2 保険者協議会からの意見 ( 医療法第 30 条の 4 第 14 項の規定に基づく意見聴取 ) (1) 照会日平成 28 年 3 月 3 日 ( 同日開催の保険者協議会において説明も実施 ) (2) 期限平成 28 年 3 月 30 日 (3) 意見数 25 件 ( 総論 3 件 各論 22 件

Transcription:

2018 年度 ( 平成 30 年度 ) 事業計画書 協会自主事業 公益財団法人和歌山県国際交流協会

2018 年度 ( 平成 30 年度 ) 事業計画 当協会の更なる発展をめざし 改めて当協会の持つ社会的使命の重要性を再認識するととも に 公益財団法人としての適切な運営と組織 体制の強化を図り 自立に向けて各種事業をよ り積極的に展開する 1. 国際交流を促進するための各種事業の企画 実施 3,702 千円 県国際交流センターの国際交流事業で実施する 国際交流フェスタ や センターボランティア自主企画 NPO との共催事業等の活性化につながるサポートを行う また 交流の推進役としてのグローバル人材を育成するためのイベント等も積極的に行う (1) 国際交流フェスティバル開催事業 ( 和歌山南ロータリークラブ助成事業 ) 新規 公益財団法人和歌山県国際交流協会と和歌山南ロータリークラブ ( 国際ロータリー第 2 640 地区 ) では 地域における新たな国際交流の推進の一環として 国際交流フェスティバル2018~ 地域で暮らす外国人との出会いと再発見 ~ を共催で実施する 在住の外国人労働者等との交流を中心に ステージイベント ワールドフードコート インターナショナル ブースなど さまざまな国の文化や言語を体験していただく一歩進んだ共生社会づくりを目指していく 2. 国際交流及び国際理解に関する情報の収集及び提供 682 千円 県内外の国際交流関係機関 団体とネットワークを形成しながら 情報や資料の収集整備及び提供等を行う また 県国際交流センターにおいて 日本語及び外国語の新聞 雑誌 書籍等を整備し センター利用者に図書の貸出や ホームページ メール等を活用したリアルタイムでの情報収集と発信をスムーズに行える環境を整える 3. 国際交流ボランティアの育成及びその活動支援 100 千円 県国際交流センターの登録ボランティアのスキルアップ等 その育成に努める さらに これまで得られたボランティア活動の経験及び先進事例等を生かしながら 新規ボランティアの活動支援に役立てていく 4. 国際交流団体との連携 61 千円 国際交流諸団体との協働事業及び連絡調整を行う 地域の国際化を推進する民間国際交流団体との協働 連携を一層強化し 地域の国際化

を図る (1)NPO 協働事業 日本とアルゼンチン友好 120 年 新規 国際交流関係の NPO と積極的に協働することで 県内の国際交流や異文化 多文化理解を進めることを目的とする NPO 協働事業 の一環としてわかやま南北アメリカ協会と共催で駐日アルゼンチン大使を招き 日英両言語による講演 アルゼンチンタンゴの披露 フォルクローレの演奏などを実施する 5. 県内に在住又は滞在する外国人に対する支援 991 千円 在住外国人支援の一環として 県内在住の外国人からの生活相談に応じるとともに 国際交流に関わる住民 国際交流団体 市町村等からの相談にも積極的に応じる 相談サービスの拡充を図るために 外部機関と連携し 外国人のための法律相談や外国につながる子どもの支援を行う さらに外国人労働者に対する理解を深めるため彼らの現状を映像化する (1) 外国人のための無料法律相談事業法律相談が必要となる外国人を対象とした相談会を 法テラス和歌山の指定相談場所として実施する (2) 外国につながるこどものための支援事業 外国につながるこどもをボランティアと連携して支援し 県教育委員会をはじめとす る関係各所と連絡調整し 定期的に情報交換 意見交換等を行う (3) 外国人労働者映像制作事業 ( 仮称 ) 新規 和歌山県内で外国人労働者を雇用する企業や研修機関等を取材し 和歌山の経済発展を支える外国人労働者の現状とその可能性についての認知を広め 彼らを含む在住外国人との共生社会のあり方について考えるきっかけとする 具体的には 和歌山在住の外国人労働者とその生活 を紹介しつつ 海外から和歌山へと海を渡った外国人労働者たちの足跡を辿り 過去から現在そして未来へとつながるストーリー性のある記録映像を制作する また一方では 移民を多く輩出してきた歴史に関する特別番組も併せて制作し 地元メディアで放送する さらに 前述の本年度制作予定のDVDと旧年度制作した映像学習教材を活用し 企業 大学 学校等の教育機関を中心に幅広く配布するとともに 同事業の関係者を学校等に積極的に派遣し 国際理解教育の推進にも役立てる

6. 在住外国人等に対する防災対策および危機管理支援事業 2,629 千円 (1) 外国人住民が考えた! 防災啓発 DVD 制作 事業 (( 一財 ) 自治体国際化協議会助成事業 ) 新規 言葉や文化の違いを乗り越えながら生活している在住外国人に焦点をあて やさしい日本語で書かれた BOSAI GUIDE 防災ガイド ( 当協会 NHK 和歌山放送局共同制作の多言語パンフレット ) をベースに外国人の視点による防災啓発 VTRの制作等を行う 7. 海外移住者及び海外県人会に対する支援及び交流事業 2,919 千円 和歌山県からの海外移住者及びその子孫との交流を深め 相互理解を促進する (1) 在外県人会子弟受入事業 ( 海外支援積立資産事業 ) 中南米及び南加の各県人会から青少年派遣生を受け入れ ホームステイを通じて和歌山での生活を体験してもらう 県北部だけでなく 県南部の研修も協会が主体的に行い広く和歌山県を知ってもらう機会とする 同体験を自国の青少年等に対し広く紹介してもらい 相互理解 相互交流を促進する 今年度夏季には 隔年実施のメキシコ和歌山県人会から子弟 2 名を受け入れる また 各県人会から希望があれば 受入枠の拡大 (2 名程度 ) を行う (2) ペルー移住 110 周年記念事業 ( 海外支援積立資産事業 ) 新規 平成 30 年 10 月 13 日にペルーで開催されるペルー和歌山県人会主催ペルー移住 110 周年記念式典に当協会役職員が参加し その功績を讃えるとともに この機会を通じ改めて同県人会と当協会の繋がりを深める機会とする 8. 国際交流及び国際理解に関する調査研究及び広報 689 千円 国際交流への理解を深めるため 外国語や日本語学習関係を中心とした調査研究に努めるとともに 県内の国際交流事業を広く広報する 協会フェイスブック (*) により国際交流事業のイベント情報等を発信する * 和歌山県国際交流センターホームページ と連動して提供また 協会を紹介するパンフレットを作成し 広く広報活動に使用する 9. 和歌山県等からの国際交流事業の受託 国際交流を推進するための県事業を受託し 以下の事業を行う 和歌山県国際交流センターの管理運営 ( 指定管理者 )

2018 年度 ( 平成 30 年度 ) 事業計画書 日中交流奨学事業 公益財団法人和歌山県国際交流協会

2018 年度 ( 平成 30 年度 ) 事業計画 日中交流奨学事業 500 千円 中国への関心 興味 理解を深めるための事業を展開する 和歌山県と中国との交流を先導し その発展に尽くす人材育成につなげていくことを目的とする 中国関連資料の収集 中国サロンの実施 中国に関して専門家として活動している方々が講師となり それぞ れのテーマで話題を提供 参加者に興味 関心を高めてもらうだけで なく 参加者同士の交流も図る 在住の中国人等との交流事業 在住の中国人や留学生などに 当協会が主催する事業に 協力を呼びかけ 県民と積極的に交流を深める