HP Zワークステーションシリーズ ユーザ ガイド (日本語版)

Similar documents
PCI Express Sound Blaster X-Fi Titaniumオーディオ カードの取り付け

警告および注意 警告! 装置の表面または領域にこの記号が貼付されている場合は 感電のおそれがあることを示しています 感電によるけがを防ぐため この記号が貼付されているカバーは開けないでください 警告! 感電または装置の損傷の危険がありますので 次の点を守ってください 必ず電源コードのアース端子を使用

LSI SAS 3041E Serial Attached SCSI RAID ホストバスアダプタの取り付け 概要 このマニュアルでは LSI SAS 3041E Serial Attached SCSI ( SAS ) Redundant Array of Independent Disks(RA

Broadcom NetXtreme® Gigabit Ethernet Plus ネットワーク インタフェース カードの取り付け

Copyright 2007, 2008 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Windows は米国 Microsoft Corporation の米国およびその他の国における登録商標です 本書の内容は 将来予告なしに変更されることがあります HP 製

HP Z Workstation シリーズ ユーザーガイド

警告および注意 警告! 装置の表面または領域にこの記号が貼付されている場合は 高温の表面または高温の部品が存在することを示しています この表面に触れると 火傷をするおそれがあります 高温の部品による火傷の危険を防ぐため 必ず 表面の温度が十分に下がってから手を触れてください 警告! 装置の表面または

Copyright 2007, 2008 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Windows は米国 Microsoft Corporation の米国およびその他の国における登録商標です 本書の内容は 将来予告なしに変更されることがあります HP 製

警告および注意 警告! 装置の表面または領域にこの記号が貼付されている場合は 高温の表面または高温の部品が存在することを示しています この表面に触れると 火傷をするおそれがあります 高温の部品による火傷の危険を防ぐため 必ず 表面の温度が十分に下がってから手を触れてください 警告! 装置の表面または

内部USB コネクタ キットの取り付け

LSI MegaRAID SAS i カードの取り付け はじめに このガイドでは LSI MegaRAID SAS i 6Gb SAS ROC(RAID-on-Chip) カードを HP Z シリーズのワークステーションに取り付ける方法について説明します また ハードドライブ

Nvidia Quadro FX5800 グラフィックスカードおよび補助電源アダプタケーブルの取り付け 概要 このマニュアルでは Nvidia Quadro FX5800 グラフィックスカードおよび補助電源アダプタケーブルを HP xw8600 ワークステーションと xw9400 ワークステーション

HP SkyRoom のハードウェアとソフトウェアのインストール

Client Management Solutions および Mobile Printing Solutions ユーザガイド

セットアップユーティリティユーザガイド

ソフトウェアの更新ユーザーガイド

Copyright 2009 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Windows は 米国 Microsoft Corporation の米国およびその他の国における登録商標です 製品についての注意事項 このユーザーガイドでは ほとんどのモデルに共通の

内蔵 USB コネクタキットの取り付け はじめに 内蔵 USB コネクタキットには ワークステーションのシャーシに内蔵されているタイプ A USB デバイスに対応したタイプ A の USB コネクタ ( メス ) が含まれています このガイドでは 内蔵 USB コネクタキットを HP Z および x

HP SATA, SASハードディスク ドライブおよびソリッド ステート ドライブの取り付け

著作権情報 2006 Copyright Hewlett-Packard Development Company, L.P. 第 1 版 : 2006 年 7 月 製品番号 : 保証 本書の内容につきましては万全を期しておりますが 本書中の技術的あるいは校正上の誤り 省略に対し

警告および注意 警告! 装置の表面または領域にこの記号が貼付されている場合は 高温の表面または高温の部品が存在することを示しています この表面に触れると 火傷をするおそれがあります 高温の部品による火傷の危険を防ぐため 必ず 表面の温度が十分に下がってから手を触れてください 警告! 装置の表面または

はじめに 京セラ製スマートフォンを指定の microusb ケーブル ( 別売 ) またはこれと共通仕様の microusb ケーブル ( 別売 )( 以下 USB ケーブル ) と接続して USB テザリング機能をご使用いただくためには あらかじめパソコンに USB ドライバ をインストールしてい

HP DL380z Gen9ワークステーション

スライディング ラック マウント キットの取り付け

プリンタドライバのインストール. Windows で使用する場合 Windows プリンタドライバのインストール方法は 接続方法や使用するプリンタドライバによって異なります また コンピュータの OS によってインストール方法が異なります お使いのコンピュータの OS に合わせて 以下の参照ページを

はじめに URBANO PROGRESSO を microusb ケーブル 01 ( 別売 ) またはこれと共通の仕様の microusb ケーブル ( 別売 )( 以下 USB ケーブル ) と接続して USB テザリング機能をご使用いただくためには あらかじめパソコンに USB ドライバ をイン

Microsoft Windows XP Professional x64 Editionインストール方法説明書

目次 本書の取り扱いについて... 3 事前準備... 4 MultiPoint Server 2011 OEM 版のインストール (OS リカバリー用のディスク領域を使う場合の起動方法 )... 5 MultiPoint Server 2011 OEM 版のインストール (OS リカバリー用のメデ

スタ⁠ート ガイド

RW-5100 導入説明書 Windows7 用 2017 年 7 月 シャープ株式会社

Microsoft Word - PCET10-CL_02a†iWinNT40_PDFŠp†j.doc

Veritas System Recovery 16 Management Solution Readme

WindowsXPSP2 から WindowsXPSP1a へのダウングレード手順書 対象機種 FMV-E3200 必要なもの リカバリディスク ドライバーズディスク WindowsXPServicePack1a WindowsXPServicePack1a ( 以降 WindowsXPSP1a と

HP Roar Plus Speaker

親指シフトキーボード(FMV-KB611)、JISキーボード(FMV-KB621)、FMV-LIFEBOOK(親指シフトキーボードモデル)をお使いになる方へ

親指シフトキーボード(FMV-KB611)、JISキーボード(FMV-KB621)、FMV-LIFEBOOK(親指シフトキーボードモデル)をお使いになる方へ

モデム コマンドに関するガイドライン

RW-4040 導入説明書 Windows 7 用 2017 年 7 月 シャープ株式会社

PATA オプティカル ディスク ドライブから SATA オプティカル ディスク ドライブへの移行

Computer Setup ユーザガイド

Quad port LANカード(10GBASE) 取扱説明書

目次 同梱物の確認... 3 フロントベゼル... 4 基本設定... 5 ディスクの再フォーマット... 8 追加情報

取り付けの準備 確認 この章では パソコンへの本製品取り付けに際しての準備や 確認について説明します ネットワークへの接続 3 ヘ ーシ 本製品をネットワークに接続します 2

他のOSをお使いになる方へ

HP User Manual for the Integrated Intel SATA RAID Controller for Microsoft Windows XP Professional and Windows 2000 Profess...

User Support Tool 操作ガイド

HP SATA/SASハードディスク ドライブおよびソリッド ステート ドライブの取り付け

Microsoft Word - (171118_v4250)ACS_インストールマニュアル.doc

Veritas System Recovery 16 Management Solution Readme

Crucial Client SSDでのファームウェアアップデート手順

HP Z210 ワークステーションシリーズ ユーザーガイド

注意事項 Windows XP SP1a へのダウングレードは リカバリ操作を伴います リカバリを実行するドライブのデータは削除されますので ハードディスク内の必要なデータはあらかじめバックアップを行ってください Windows XP Service Pack 2( 以降 Windows XP SP

レターヘッド日本語版 (AC厚木本社)

HP Primeバーチャル電卓

『テクノス』V2プログラムインストール説明書

WindowsXPSP2 から WindowsXPSP1a へのダウングレード手順書 対象機種 FMV-S8205 必要なもの リカバリディスク ドライバーズディスク WindowsXPServicePack1a WindowsXPServicePack1a ( 以降 WindowsXPSP1a と

Microsoft Word - CBET100-CL_02a†iWinXP_PDFŠp†j.doc

Microsoft Word - (151201_v1.29)NTTCom-Jpki_インストールマニュアル.doc

Microsoft Word - Et100pciL_02a†iWinXP_PDFŠp†j.doc

Dell System Services and Diagnostic Tools Version 7.0 クイックインストールガイド

重要更新作業を実施される前に必ずご確認ください OS の更新を実行するときはタブレット端末に AC アダプターを接続して使用してください AC アダプターを接続していないと OS の更新はできません 実行中は AC アダプターを抜かないでください OS の更新が正しく行えなくなり タブレット端末が正

ThinkPad Wireless WAN Card Quick Start Guide_JA

重要更新作業を実施される前に必ずご確認ください OS の更新を実行するときはタブレット端末に AC アダプターを接続して使用してください AC アダプターを接続していないと OS の更新はできません 実行中は AC アダプターを抜かないでください OS の更新が正しく行えなくなり タブレット端末が正

Microsoft Word - eRecovery v3-1.doc

Dell USB-Cモバイルアダプタ DA300 ユーザーガイド

Microsoft Word - (171124_v1.30)NTTCom-Jpki_インストールマニュアル.doc

Microsoft Word - Et100pciS2_02a†iWinXP_PDFŠp†j.doc

タ通パソコンと本製品を付属の USB ケーブルで接続して 本製品を HSDPA 通信のモデム ( ) として利用できます パソコンと接続してインターネットに接続するための機器 信データ通信 データ通信の準備 データ通信を行う前に このページから 8-36 ページで説明している 1~3 のことを行いま

Microsoft® Windows® Server 2008/2008 R2 の Hyper-V 上でのHP ProLiant用ネットワークチーミングソフトウェア使用手順

LANカード(PG-2871) 取扱説明書

取り付け前の確認 準備 この章では 本製品をパソコンへ取り付ける前の確認や準備について説明します 各部の名称 機能 3 ヘ ーシ 本製品の各部の機能 名称を確認します ネットワークへの接続 4 ヘ ーシ 本製品をネットワークに接続します 2

OSの切替えについて

音声認識サーバのインストールと設定

バーコードハンディターミナル BT-1000 シリーズセットアップガイド ( 第 1 版 ) CE ***

IBM SPSS Amos インストール手順 (サイト ライセンス)

FE-210 取扱説明書

ソフトウェア & ハードウェア最適必要条件 PU: - Intel Core i7 3.2 GHz プロセッサ メモリ : - 6GB DDR3 (3x2GB) 1066 MHz メモリモジュール ストレージ : - 4 Four Solid State または 10,000 RPM SATA ディ

Flash Loader

HP製コンピューターでのWindows® 7 XPモードの使用

Windows XP SP2 から Windows XP SP1a へのダウングレード手順書 対象機種 FMV-C330 必要なもの リカバリディスク ドライバーズディスク Windows XP Service Pack 1a Windows XP Service Pack 1a ( 以降 Wind

Precision T1500 セットアップおよび機能情報テックシート

Windows XP で使用する 既に Windows XP がインストールされているパソコンで 本 PC カードを使用するための方法 ( サポートソフトをインストールする ) を説明します 1 度セットアップを行えば 今後は本 PC カードを接続するだけで使えるようになります 手順 ステップ 1.

HP Device Access Managerヘルプ

Quad port LANカード(10GBASE-T) 取扱説明書

ダウングレードモデルの仕様 本機の仕様について説明します OS(Windows) UEFI の設定 本機にインストールされている OS(Windows) は次のとおりです 購入時 :Windows 7 がインストールされています OS 変更時 :Windows 10 をインストールして使用します ラ

ドライブユーザガイド

第 7.0 版 利用履歴管理 ETCPRO5 セットアップマニュアル (Ver5.002) カードリーダモデル変更 ( 表示付き 表示なし ) に伴い 改訂 Windows10 対応に伴い 改訂 参考ホームページサイト :

HPE ProLiant Thin Micro TM200 サーバー Microsoft Windows Server インストール手順

注意事項 Windows XP SP1a へのダウングレードは リカバリ操作を伴います リカバリを実行するドライブのデータは削除されますので ハードディスク内の必要なデータはあらかじめバックアップを行ってください Windows XP Service Pack 2( 以降 Windows XP SP

Microsoft Word - V70MAX-Vista_XP.doc

改訂履歴 改訂日付 改訂内容 2014/11/01 初版発行 2017/01/16 Studuino web サイトリニューアルに伴う改訂 2017/04/14 Studuino web サイトリニューアルに伴う改訂 2018/01/22 ソフトウェア OS のバージョンアップに伴う改訂

2010 Hewlett-Packard Development Company, L.P. 本書の内容は 将来予告なしに変更されることがあります Microsoft Windows および Windows Vista は米国またはその他の国における Microsoft Corporation の商

ラック マウント トレイの取り付け

(6) コンボドライブのドライブ文字の変更 コンピュータの管理 ウィンドウの右下側フレームの CD-ROM 0 DVD (E:) と書かれた箱 ( 図 02-2) にマウスのポインタを合わせ, 右ボタンをクリックしてメニューを表示する メニューから ドライブ文字とパスの変更 (C)... を選択する

Pirates Buster Series Secure Viewer セットアップマニュアル (Web インストーラ)

データ移行ツール ユーザーガイド Data Migration Tool User Guide SK kynix Inc Rev 1.01

セットアップマニュアル

SHOFU SureFile for DentalX Manual

AN178 USB仮想シリアルドライバ インストールガイド

Windows Vista(R) Home Premium 64ビット版について

Transcription:

HP ユーザガイド ワークステーションシリーズ

著作権情報 Copyright 2009 Hewlett-Packard Development Company, L.P. 第 1 版 :2009 年 3 月 製品番号 : 504629-291 無償保証 本書の内容につきましては万全を期しておりますが 本書中の技術的あるいは校正上の誤りや省略 取り付け 性能 本マニュアル使用に関連する偶発的あるいは間接的損害に対して 責任を負いかねますのでご了承ください 本書に関して 商品性および特定の目的のための適合性に関する黙示の保証を含む一切の保証を致しかねます 本書の内容は 将来予告なしに変更されることがあります Hewlett-Packard Company 製品に対する保証については 当該製品の保証規定書に記載されています 本書のいかなる内容も 新たな保証を追加するものではありません 本書には 著作権によって保護されている機密情報が掲載されています 本書のいかなる部分も Hewlett-Packard の事前の書面による承諾なしに複写 複製 あるいは他の言語に翻訳することはできません 商標表示 HP Invent のロゴは米国およびその他の国 / 地域における Hewlett-Packard Company の商標です Microsoft Windows および XP は 米国およびその他の国 / 地域における Microsoft Corporation の米国の登録商標です Vista は 米国およびその他の国 / 地域における Microsoft Corporation の登録商標です Intel は 米国およびその他の国 / 地域における Intel Corporation の商標で ライセンス契約に従って使用されます Acrobat は Adobe Systems Incorporated の商標です ENERGY STAR は 米国 Environmental Protection Agency の米国における登録商標です

このガイドについて このガイドには HP ワークステーションシリーズのセットアップおよびトラブルシューティング情報が記載されています 次の項目があります ガイドトピック 1 ページの HP リソースの参照場所 6 ページの ワークステーションコンポーネント 16 ページの ワークステーションのセットアップ 23 ページの オペレーティングシステムのセットアップ 27 ページの オペレーティングシステムの復元 32 ページの コンポーネント取り付けの準備 36 ページの メモリの取り付け 39 ページの PCI/PCIe デバイスの取り付け 41 ページの ハードディスクドライブの取り付け 47 ページの オプティカルディスクドライブの取り付け 51 ページの 診断とトラブルシューティング ヒント : HP シリーズワークステーションについてこのガイドで探しているものが見つからない場合は Web サイト http://www.hp.com/support/workstation_manuals/ ( 英語 ) から入手できる Maintenance and Service Guide ( メンテナンスおよびサービスガイド ) を参照するか http://www.hp.com/go/workstations でワークステーションの詳細を参照してください JAWW iii

iv このガイドについて JAWW

目次 1 HP リソースの参照場所製品情報... 2 製品サポート... 3 製品ドキュメント... 4 製品の診断... 5 製品のアップデート... 5 2 ワークステーションコンポーネント HP 400 Workstation のコンポーネント... 6 HP 400 Workstation のシャーシコンポーネント... 7 HP 400 Workstation のフロントパネルのコンポーネント... 8 HP 400 Workstation のリアパネルのコンポーネント... 9 HP 600 Workstation のコンポーネント... 9 HP 600 Workstation のシャーシコンポーネント... 10 HP 600 Workstation のフロントパネルのコンポーネント... 11 HP 600 Workstation のリアパネルのコンポーネント... 12 HP 800 Workstation のコンポーネント... 12 HP 800 Workstation のシャーシコンポーネント... 13 HP 800 Workstation のフロントパネルのコンポーネント... 14 HP 800 Workstation のリアパネルのコンポーネント... 15 3 ワークステーションのセットアップ適切な通風の確保... 16 セットアップの手順... 17 モニタの追加... 18 モニタ接続の要件の確認... 19 グラフィックスカードのタイプ... 19 モニタの接続... 20 Microsoft オペレーティングシステムを使用したモニタの設定... 21 サードパーティ製グラフィックス設定ユーティリティの使用... 21 モニタディスプレイのカスタマイズ (Microsoft オペレーティングシステムのみ )... 21 アクセシビリティ... 22 セキュリティ... 22 JAWW v

4 オペレーティングシステムのセットアップ Microsoft オペレーティングシステムのセットアップ... 23 デバイスドライバのインストールまたはアップグレード... 24 Windows ワークステーションへのファイルと設定の転送... 24 Red Hat Enterprise Linux のセットアップ... 24 HP ドライバ CD を使用したインストール... 24 Red Hat 対応ワークステーションのインストールとカスタマイズ... 24 ハードウェアの動作確認... 24 Novell SLED のセットアップ... 25 ワークステーションのアップデート... 25 初回起動時のワークステーションのアップデート... 25 BIOS のアップグレード... 25 現在の BIOS の確認... 26 BIOS のアップグレード... 26 デバイスドライバのアップグレード... 26 5 オペレーティングシステムの復元復元方法... 27 バックアップソフトウェアの注文... 28 Windows Vista Business の復元... 28 RestorePlus! メディアの注文... 28 オペレーティングシステムの復元... 28 Windows XP Professional の復元... 28 RestorePlus! メディアの作成... 28 HP Backup and Recovery (HPBR) メディアの作成... 29 オペレーティングシステムの復元... 30 RestorePlus! の使用... 30 HPBR の使用... 30 復旧パーティションの使用... 30 Novell SLED の復元... 30 復元メディアの作成... 31 6 コンポーネント取り付けの準備取り外しおよび取り付けの準備... 32 ワークステーションの準備... 32 7 メモリの取り付けサポートするメモリ構成... 36 DIMM の取り付け... 37 8 PCI/PCIe デバイスの取り付け拡張カードスロットの確認... 39 拡張カードの取り付け... 40 vi JAWW

9 ハードディスクドライブの取り付け HDD 構成... 41 ハードディスクドライブの取り付け... 42 HP 400 ワークステーションへの HDD の取り付け... 42 HP 600 または 800 ワークステーションへの HDD の取り付け... 44 10 オプティカルディスクドライブの取り付け HP 400 ワークステーションへの ODD の取り付け... 47 HP 600 または 800 ワークステーションへの ODD の取り付け... 48 11 診断とトラブルシューティング テクニカルサポートへのお問い合わせ... 51 ID ラベルの貼付位置... 52 保証に関する情報... 52 診断のガイドライン... 53 起動時の診断... 53 動作中の診断... 53 トラブルシューティングチェックリスト... 54 HP トラブルシューティングのリソースとツール... 55 HP Help and Support Center... 55 E サポート... 55 問題のトラブルシューティング... 55 Instant Support および Active Chat... 56 顧客アドバイス Customer Bulletin と Security Bulletin および顧客通知... 56 Product Change Notification ( 製品変更通知 )... 56 役に立つヒント... 56 起動時... 56 操作中... 57 モニタディスプレイのカスタマイズ... 58 トラブルシューティングのシナリオと解決方法... 58 軽微なトラブルの解決方法... 58 電源装置に関するトラブルの解決方法... 60 電源装置のテスト方法... 60 ディスケットに関するトラブルの解決方法... 62 ハードディスクドライブに関するトラブルの解決方法... 63 ディスプレイモニタに関するトラブルの解決方法... 65 オーディオに関するトラブルの解決方法... 67 プリンタに関するトラブルの解決方法... 68 HP Vision Field Diagnostics を使用したセルフトラブルシューティング... 68 概要... 69 HP Vision Field Diagnostics のダウンロードおよびアクセス... 70 JAWW vii

ユーザーインターフェース... 71 [Survey] ( 調査 ) タブ... 71 [Test] ( テスト ) タブ... 72 [Status] ( ステータス ) タブ... 73 [History] ( 履歴 ) タブ... 74 [Errors] ( エラー ) タブ... 74 [Help] ( ヘルプ ) タブ... 75 HP Vision Field Diagnostics の情報の保存および印刷... 75 最新の診断ユーティリティのダウンロード... 76 診断コードとエラー... 76 診断 LED とビープ音の意味... 76 LED の色の意味... 80 POST のエラーメッセージ... 80 索引... 82 viii JAWW

1 HP リソースの参照場所 ここでは ワークステーション用の次の HP リソースに関する情報を提供します 2 ページの 製品情報 HP Cool Tools 規制に関する情報 アクセサリ システムボード トピック シリアル番号ラベルと COA (Certificate of Authenticity) ラベル Linux 3 ページの 製品サポート 追加情報 テクニカルサポート ビジネスサポートセンター IT リソースセンター HP サービスセンター HP ビジネス及び IT サービス 保証に関する情報 4 ページの 製品ドキュメント ユーザマニュアル サードパーティドキュメント およびホワイトペーパー 製品に関する通知 QuickSpecs 顧客アドバイス Security Bulletin 通知 5 ページの 製品の診断 Documentation and Diagnostics CD 診断ツール JAWW 1

トピック ビープ音と LED エラーコードの意味 Web ベースサポートツール 5 ページの 製品のアップデート ソフトウェア BIOS およびドライバのアップデート オペレーティングシステムの再インストール オペレーティングシステム 製品情報 表 1-1 製品情報 HP Cool Tools トピック 場所 ほとんどの HP Microsoft Windows ワークステーションには 追加ソフトウェアがプリロードされています ただし これらのソフトウェアは 最初にブートしたときに 自動的にインストールされるわけではありません また ワークステーションにプリインストールされているいくつかの有用なツールを使うと システムのパフォーマンスを向上させることができます これらのアプリケーションへのアクセスまたは詳細については 次のいずれかのオプションを選択してください デスクトップの [HP Cool Tools] アイコンをクリックするか [ スタート ] [ すべてのプログラム ] [HP Cool Tools] の順に選択して [HP Cool Tools] フォルダを開きます アプリケーションの詳細を確認するには [HP Cool Tools] [Learn More] ( 詳細を見る ) の順にクリックします アプリケーションをインストールまたは起動するには そのアプリケーションアイコンをクリックします 規制に関する情報 アクセサリ システムボード シリアル番号ラベルと COA (Certificate of Authenticity) ラベル ( 該当する場合 ) 製品のクラス情報については Documentation and Diagnostics CD の Safety & Regulatory Information ( 安全と規制に関する情報 ) ガイドを参照してください また ワークステーションのシャーシにあるラベルにもクラス情報が記載されています サポートしているアクセサリとコンポーネントの最新情報については http://www.hp.com/go/workstations をご覧ください サイドアクセスパネルの内側にシステムボードのレイアウト図があります また Web の http://www.hp.com/ support/workstation_manuals/ にある Maintenance and Service Guide ( メンテナンスおよびサービスガイド ) にも追加情報が記載されています シリアル番号ラベルは 上部パネルまたはユニット後部の側面にあります ( ワークステーションモデルによって異なります ) COA ラベルは通常 上部パネルかサイドパネルのシリアル番号ラベルの近くにあります 一部のワークス 2 第 1 章 HP リソースの参照場所 JAWW

表 1-1 製品情報 ( 続き ) トピック 場所 テーションでは このラベルはユニットの底面にあります Linux HP ワークステーションでの Linux の実行については http://www.hp.com/linux/ をご覧ください 製品サポート 表 1-2 製品サポート トピック 場所 追加情報 テクニカルサポートの情報とツールにオンラインでアクセスするには http://www.hp.com/go/workstationsupport をご覧ください サポートリソースには Web ベースのトラブルシューティングツール 技術情報ベース ドライバやパッチのダウンロード オンラインコミュニティ 障害予測通知サービスなどがあります 以下のコミュニケーションツールと診断ツールも利用できます Instant Chat Instant Support Diagnose Problem サポートを受ける方法の詳細については 56 ページの Instant Support および Active Chat を参照してください テクニカルサポート テクニカルサポートに電話をかける場合は その前に 51 ページの テクニカルサポートへのお問い合わせ のリストを参照し サポートへの連絡で必要となる情報を確認しておいてください 世界各地のテクニカルサポートの電話番号を調べるには http://www.hp.com/support/ にアクセスして国 / 地域を選択し 左上の [ お問い合わせ ] をクリックしてください ビジネスサポートセンター (BSC) IT リソースセンター (ITRC) HP ビジネス及び IT サービス HP ハードウェアサポートサービス保証に関する情報 ソフトウェア / ドライバのダウンロード 保証に関する情報 1 つのトピックのドキュメント ユーザマニュアル またはサービスマニュアルについては http://www.hp.com/go/bizsupport をご覧ください IT プロフェッショナル向けの検索可能な知識ベースについては http://www.itrc.hp.com/ をご覧ください ビジネスおよび IT 関連の情報については http://www.hp.com/hps/ をご覧ください ハードウェアサービスに関する情報については http://www.hp.com/hps/hardware/ をご覧ください 保証に関する基本情報については http://www.hp.com/ support/warranty-lookuptool をご覧ください 既存の Care Pack に関する情報については http://www.hp.com/go/lookuptool をご覧ください JAWW 製品サポート 3

表 1-2 製品サポート ( 続き ) トピック 場所 標準の製品保証を延長するには http://www.hp.com/hps/ carepack をご覧ください HP Care Pack サービスは 標準の製品保証を延長および拡張する アップグレードされたサービスレベルを提供します 製品ドキュメント 表 1-3 製品ドキュメント トピック HP のユーザマニュアル ホワイトペーパー サードパーティのドキュメント 製品に関する通知 場所 最新のオンラインマニュアルは http://www.hp.com/support/ workstation_manuals から入手できます そこには このユーザガイドと Maintenance and Service Guide ( メンテナンスおよびサービスガイド ) もあります Subscriber's Choice は HP プログラムの 1 つで ドライバとソフトウェアに関する警告 障害予測通知 (PCN) HP ニュースレター 顧客アドバイスなどを受けるための登録ができます http://www.hp.com/go/subscriberschoice/ で登録してください 顧客アドバイスや製品変更通知も http://www.hp.com/go/ bizsupport/ で入手できます ワークステーションの QuickSpecs 顧客アドバイス Security Bulletin および通知 Product Bulletin には HP ワークステーションの QuickSpecs が含まれています QuickSpecs は ご使用の製品全体の仕様の概要について説明します オペレーティングシステム 電源 メモリ CPU やその他多くのシステムコンポーネントの情報や機能が含まれます QuickSpecs にアクセスするには http://www.hp.com/go/productbulletin/ をご覧ください アドバイス Bulletin および通知を検索するには 次の手順を実行します 1. http://www.hp.com/go/workstationsupport にアクセスします 2. 目的の製品を選択します 3. [Resources] ( リソース ) セクションから [See more...] ( 参照情報...) を選択します 4. スクロールバーを使用して [Customer Advisories, Customer Bulletins, or Customer Notices] ( 顧客アドバイス Customer Bulletin または顧客通知 ) を選択します 4 第 1 章 HP リソースの参照場所 JAWW

製品の診断 表 1-4 製品の診断 トピック Documentation and Diagnostics CD の内容 場所 Documentation and Diagnostics CD には以下のものが含まれます Warranty Booklet ( 保証ブックレット ) ユーザガイド Maintenance and Service Guide ( メンテナンスおよびサービスガイド ) (Web のみのリンク ) Safety and Comfort Guide ( 安全性と快適性ガイド ) Safety & Regulatory Information Guide ( 安全性と規制に関する情報ガイド ) ユーザータスクに固有の説明 診断ツール ビープ音と LED エラーコードの意味 HP Vision Field Diagnostics ユーティリティは HP Web サイトからダウンロードできます このユーティリティを使用するには 68 ページの HP Vision Field Diagnostics を使用したセルフトラブルシューティング を参照してください ワークステーションに適用されるビープ音と LED エラーコードの詳細については 76 ページの 診断 LED とビープ音の意味 を参照してください 製品のアップデート 表 1-5 製品のアップデート トピック ソフトウェア BIOS およびドライバのアップデート 場所 http://www.hp.com/go/workstationsupport にアクセスして 最新のドライバがインストールされていることを確認してください 使用している Microsoft Windows ワークステーションの現在のワークステーション BIOS を調べるには [ スタート ] [ ヘルプとサポート ] [ 作業を選びます ] [ ツールを使って...] [ ツール ] [ マイコンピュータの情報 ] [ コンピュータに関するシステム情報全般...] を選択します オペレーティングシステム HP ワークステーションでサポートされているオペレーティングシステムについては http://www.hp.com/go/wsos をご覧ください JAWW 製品の診断 5

2 ワークステーションコンポーネント この章では ワークステーションコンポーネントについて説明します トピックは次のとおりです トピック 6 ページの HP 400 Workstation のコンポー ネント 9 ページの HP 600 Workstation のコンポー ネント 12 ページの HP 800 Workstation のコンポー ネント HP 400 Workstation のコンポーネント このセクションでは HP 400 Workstation のコンポーネントについて フロントパネルとリアパネルのコネクタも含めて説明します このワークステーションでサポートしているアクセサリとコンポーネントの最新情報については http://partsurfer.hp.com をご覧ください 6 第 2 章ワークステーションコンポーネント JAWW

HP 400 Workstation のシャーシコンポーネント 次の図に 標準的な HP 400 Workstation のシャーシコンポーネントを示します ドライブの構成は モデルによって変わります 図 2-1 HP 400 Workstation のシャーシコンポーネント 表 2-1 HP 400 Workstation のシャーシコンポーネントの説明 番号 説明 番号 説明 1 電源装置 8 メモリモジュール (DIMM) 2 サイドアクセスパネル 9 システムボード 3 システムファン 10 PCIe カード 4 ハードディスクドライブ 11 PCI カード 5 オプティカルドライブ 12 スピーカー 6 プロセッサ (CPU) ヒートシンク 13 フロントベゼル 7 プロセッサ (CPU) 14 シャーシ JAWW HP 400 Workstation のコンポーネント 7

HP 400 Workstation のフロントパネルのコンポーネント 次の図に 標準的な HP ルによって変わります 400 Workstation のフロントパネルを示します ドライブの構成は モデ 図 2-2 HP 400 Workstation のフロントパネルのコンポーネント 表 2-2 HP 400 Workstation のフロントパネルコンポーネントの説明 * 番号記号説明番号記号説明 1 オプティカルドライブの手動イジェクト 6 ヘッドホンコネクタ 2 オプティカルドライブのイジェクトボタン 7 マイクコネクタ 3 電源ボタン 8 1394a コネクタ ( オプション 構成さ れていない場合は利用不可 ) 4 ハードディスクドライブの動作インジケータ 9 オプティカルドライブの動作インジケータ 5 USB 2.0 ポート (2) 10 オプティカルドライブ * フロントパネルの個々のコンポーネントに関する情報については ワークステーションの Maintenance and Service Guide ( メンテナンスおよびサービスガイド ) を参照してください 8 第 2 章ワークステーションコンポーネント JAWW

HP 400 Workstation のリアパネルのコンポーネント 次の図に 標準的な HP 400 Workstation のリアパネルを示します 図 2-3 HP 400 Workstation のリアパネルのコンポーネント 注記 : 周辺機器を接続する際に分かりやすいように リアパネルの各コネクタは業界標準のアイコンと色で示されています 表 2-3 HP 400 Workstation のリアパネルコンポーネントの説明 番号記号説明番号記号説明 1 電源装置のビルトイン自己診断テスト (BIST) LED 2 ユニバーサルシャーシクランプ開口部 8 施錠用ループ 9 グラフィックスカードコネクタ 3 PS/2 マウスコネクタ ( 緑色 ) 10 オーディオラインアウトコネクタ ( 緑 色 ) 4 USB 2.0 ポート (4) 11 マイクコネクタ ( 桃色 ) 5 RJ-45 ネットワークコネクタ 12 USB 2.0 ポート (2) 6 オーディオラインインコネクタ ( 淡青色 ) 13 PS/2 キーボードコネクタ ( 紫色 ) 7 ケーブルロック用スロット 14 電源コードコネクタ HP 600 Workstation のコンポーネント このセクションでは HP 600 Workstation のコンポーネントについて フロントパネルとリアパネルのコンポーネントも含めて説明します JAWW HP 600 Workstation のコンポーネント 9

このワークステーションでサポートしているアクセサリとコンポーネントの最新情報については http://partsurfer.hp.com をご覧ください HP 600 Workstation のシャーシコンポーネント 次の図に 標準的な HP す 600 Workstation を示します ドライブの構成は モデルによって変わりま 図 2-4 HP 600 Workstation のコンポーネント 表 2-4 HP 600 Workstation のコンポーネントの説明 番号説明番号説明 1 サイドアクセスパネル 10 システムボード 2 サイドアクセスパネルキーロック 3 メモリダクト / ファンハウジング 11 PCIe カード 12 PCI カード 4 リアシステムファン 13 電源装置 5 ハードディスクドライブ 14 カードガイドとフロントファン 6 スピーカー 15 オプティカルドライブ 7 プロセッサ (CPU) ヒートシンク 16 シャーシ 8 メモリモジュール (DIMM) 17 オプティカルベイフィラー ( オプ ションまたは他のデバイス ) 9 プロセッサ (CPU) 10 第 2 章ワークステーションコンポーネント JAWW

HP 600 Workstation のフロントパネルのコンポーネント 次の図に 標準的な HP 600 Workstation のフロントパネルを示します 図 2-5 HP 600 Workstation のフロントパネル 表 2-5 HP 600 Workstation のフロントパネルのコネクタ * 番号記号説明番号記号説明 1 電源ボタン 6 ヘッドホンコネクタ 2 ハードディスクドライブの動作インジケータ 7 マイクコネクタ 3 オプティカルドライブ 8 1394a コネクタ ( オプション 構成さ れていない場合は利用不可 ) 4 オプティカルドライブのイジェクトボタン 9 オプティカルドライブの動作インジケータ 5 USB 2.0 ポート (3) 10 オプティカルドライブの手動イジェク ト * フロントパネルの個々のコネクタに関する情報については ワークステーションの Maintenance and Service Guide ( メ ンテナンスおよびサービスガイド ) を参照してください JAWW HP 600 Workstation のコンポーネント 11

HP 600 Workstation のリアパネルのコンポーネント 次の図に 標準的な HP 600 Workstation のリアパネルを示します 図 2-6 HP 600 Workstation のリアパネル 注記 : 周辺機器を接続する際に分かりやすいように リアパネルの各コネクタは業界標準のアイコンと色で示されています 表 2-6 HP 600 Workstation のリアパネルのコネクタ 番号記号説明番号記号説明 1 PS/2 マウスコネクタ ( 緑色 ) 7 ケーブルロック用スロット 2 USB 2.0 ポート (6) 8 オーディオラインアウトコネクタ ( 緑 色 ) 3 RJ-45 ネットワークコネクタ 9 マイクコネクタ ( 桃色 ) 4 オーディオラインインコネクタ ( 淡青色 ) 10 PS/2 キーボードコネクタ ( 紫色 ) 5 電源装置のビルトイン自己診断テスト (BIST) LED 11 サイドアクセスパネルキー 6 電源コードコネクタ HP 800 Workstation のコンポーネント このセクションでは HP 800 Workstation のコンポーネントについて フロントパネルとリアパネルのコンポーネントも含めて説明します 12 第 2 章ワークステーションコンポーネント JAWW

サポートしているアクセサリとコンポーネントの最新情報については http://partsurfer.hp.com をご覧ください HP 800 Workstation のシャーシコンポーネント 次の図に 標準的な HP す 800 Workstation を示します ドライブの構成は モデルによって変わりま 図 2-7 HP 800 Workstation のコンポーネント 表 2-7 HP 800 Workstation のコンポーネントの説明 番号説明番号説明 1 エアーフローガイド 11 メモリモジュール (DIMM) 2 サイドアクセスパネル 12 プロセッサ (CPU) 3 サイドアクセスパネルキーロック 13 システムボード 4 メモリファン 14 拡張カードサポート 5 リアシステムファン 15 PCIe カード 6 電源装置 16 PCI カード 7 スピーカー 17 ハードディスクドライブ 8 オプティカルドライブ 18 システムボードリテーナ / フ ロントファンホルダ 9 オプティカルベイフィラー ( オプションまたは他のデバイス ) 10 プロセッサ (CPU) ヒートシンク 19 フロントシステムファン * 20 シャーシ *1110W 電源装置の場合の取り付けファンは 2 つ JAWW HP 800 Workstation のコンポーネント 13

HP 800 Workstation のフロントパネルのコンポーネント 次の図に 標準的な HP 800 Workstation のフロントパネルのコンポーネントを示します ドライブの構成は モデルによって変わります 図 2-8 HP 800 Workstation のフロントパネル 表 2-8 HP 800 Workstation のフロントパネルのコネクタ * 番号記号説明番号記号説明 1 オプティカルドライブの手動イジェクト 6 ヘッドホンコネクタ 2 オプティカルドライブのイジェクトボタン 7 マイクコネクタ 3 電源ボタン 8 IEEE-1394a コネクタ 4 ハードディスクドライブの動作インジケータ 9 オプティカルドライブの動作インジケータ 5 USB 2.0 ポート (3) 10 オプティカルドライブ * フロントパネルの個々のコネクタに関する情報については ワークステーションの Maintenance and Service Guide ( メンテナンスおよびサービスガイド ) を参照してください 14 第 2 章ワークステーションコンポーネント JAWW

HP 800 Workstation のリアパネルのコンポーネント 次の図に 標準的な HP よって変わります 800 Workstation のリアパネルを示します ドライブの構成は モデルに 図 2-9 HP 800 Workstation のリアパネル 注記 : 周辺機器を接続する際に分かりやすいように リアパネルの各コネクタは業界標準のアイコンと色で示されています 表 2-9 HP 800 Workstation のリアパネルのコネクタ 番号記号説明番号記号説明 1 電源コードコネクタ 8 オーディオラインアウトコネ クタ ( 緑色 ) 2 PS/2 マウスコネクタ ( 緑色 ) 9 マイクコネクタ ( 桃色 ) 3 IEEE-1394 コネクタ 10 USB 2.0 ポート (6) 4 RJ-45 ネットワークコネクタ (2) 11 PS/2 キーボードコネクタ ( 紫色 ) 5 オーディオラインインコネクタ ( 淡青色 ) 12 シリアルコネクタ 6 サイドアクセスパネルキー 13 ケーブルロック用スロット 7 グラフィックコネクタ 14 電源装置のビルトイン自己診 断テスト (BIST) LED JAWW HP 800 Workstation のコンポーネント 15

3 ワークステーションのセットアップ この章では ワークステーションのセットアップ方法を説明します 次の項目があります トピック 16 ページの 適切な通風の確保 17 ページの セットアップの手順 18 ページの モニタの追加 22 ページの アクセシビリティ 22 ページの セキュリティ 適切な通風の確保 システムに対する適切な通風は ワークステーションの運用にとって重要です 適切な通風を確保するためには 以下のガイドラインに従ってください ワークステーションは丈夫で 水平な場所で操作します 適切な通気がある場所にワークステーションを置きます 次の図のように ワークステーションの前後に 15 センチ以上のすき間を空けます 図 3-1 適切なワークステーションの通風 16 第 3 章ワークステーションのセットアップ JAWW

ワークステーションの周囲温度が記載された制限内であることを確認します 注記 : 周囲温度の上限である 35 C は 高度 5000 フィートまでのみ有効です 5000 フィートを超えたら 1000 フィートごとに 1 C 下がります そのため 高度 10,000 フィートでは 周囲温度の上限は 30 C です キャビネットに入れる場合は キャビネットの通気をよくして 中の温度が記載された制限を超えないようにします 次の図のように 通気口や吸気口をふさいでワークステーション周辺の通風を遮らないようにしてください 図 3-2 適切なワークステーションの配置 セットアップの手順 警告! 感電または装置の損傷の危険がありますので 次の点を守ってください 必ず電源コードのアース端子を使用して接地してください 接地プラグは 安全上重要な機能を果たしています 電源コードは 製品の近くの手が届きやすい場所にあるアースされた電源コンセントに差し込んでください ワークステーションをセットアップするには 以下の手順に従います 1. HP ワークステーションの梱包を解いた後に システムをセットアップするために適切な通気がある作業場所を探します 2. ワークステーションにマウスとキーボードを接続します コネクタの場所については このドキュメントのワークステーション用リアパネルコネクタのセクションを参照してください JAWW セットアップの手順 17

3. 電源コードの接続 : 図 3-3 電源コードの接続 警告! 感電または装置の損傷の危険がありますので 次の点を守ってください 電源コードは 製品の近くの手が届きやすい場所にある AC コンセントに差し込んでください コンピュータからではなく AC コンセントから電源コードを抜くことによって コンピュータの電源を切ってください 電源コードが 3 ピンの差込みプラグである場合 アースされた 3 ピンのコンセントにコードを差し込みます 必ず電源コードのアース端子を使用して接地してください 2 ピンのアダプタを取り付けて 電源コードのアース端子を無効にしないでください 接地ピンは 安全上重要な機能を果たしています 注記 : ワークステーションのハードウェアを設定したら デバイスに付属の説明書に従って 他の周辺機器 ( プリンタなど ) を接続します モニタの追加 このセクションでは モニタをワークステーションに接続する方法を説明します 18 第 3 章ワークステーションのセットアップ JAWW

モニタ接続の要件の確認 モニタ接続のさまざまなシナリオを以下に示します ( 各種グラフィックスカードの詳細については 19 ページの グラフィックスカードのタイプ の表を参照してください ) DMS-59 出力のグラフィックスカード ワークステーションに DMS-59 出力ソケットの PCIe グラフィックスカードがある場合 適切なアダプタを使用してモニタを接続します アダプタは DMS-59 出力を 2 つの DVI モニタまたは 2 つの VGA モニタに接続するために使用できます DVI 出力のグラフィックスカード ワークステーションに DVI 出力ソケットの PCIe グラフィックスカードがある場合 必要に応じて適切なアダプタを使用して 各 DVI ソケットにモニタを接続できます 2 つの DVI コネクタが付属したシステムでは プライマリ出力ディスプレイコネクタ (BIOS および他の重要な情報の表示用 ) がポート 1 です これはシステムボードに物理的に最も近いポートとして定義され ワークステーションシャーシのリアパネルの最も近くに取り付けられている PCIe カードバルクヘッドにあります 注記 : DVI ポートは 1 つしかない場合があります DVI ポートが 1 つしかない場合 もう 1 つの目の出力があります (DisplayPort または VGA) SVGA および DVI-D 出力のグラフィックスカード ワークステーションに PCIe グラフィックスカードがないが その代わりに SVGA および / または DVI-D 出力ソケットがワークステーションシャーシのリアパネルにある場合は モニタを各出力に接続できます DisplayPort 出力のグラフィックスカード ワークステーションに 4 つのディスプレイ出力ソケットのグラフィックスカードがある場合 必要に応じて適切なアダプタを使用して 各ソケットにモニタを接続できます グラフィックスカードのタイプ 次の表は モニタ設定シナリオを示します 低 パフォーマンス 高 モニタコネクタ グラフィックスカードインターフェースコネクタ VGA DVI DISPLAYPORT VGA ( 左側 ) アダプタなし 該当しない 該当しない DVI DVI-VGA 変換アダプタ アダプタなし 該当しない DMS-59 * DMS-59 から VGA DMS-59 から DVI 該当しない ( 別売製品 ) DISPLAYPORT DisplayPort-VGA 変換アダプタ DisplayPort-DVI 変換アダプタ アダプタ不要 JAWW モニタの追加 19

( 別売製品 ) * このインターフェースは 2 つの VGA または DVI モニタをサポートするデュアルモニタグラフィックスインターフェースカードです 注記 : す HP グラフィックスカードには 特に明記のない限りモニタケーブルアダプタが含まれま モニタの接続 注記 : グラフィックスカードは 2 つまたは 4 つのモニタをサポートします 詳細は グラフィックスカードのマニュアルを参照してください 1. 次の図のように モニタケーブルアダプタをワークステーションに接続してから 必要な場合は適切なモニタケーブルをアダプタ 2 に接続します 図 3-4 ケーブルをワークステーションに接続します 20 第 3 章ワークステーションのセットアップ JAWW

2. グラフィックスケーブルの他端を次の図のようにモニタに接続します 図 3-5 ケーブルのモニタへの接続 3. モニタ電源コードの 1 つの端をモニタに接続し 他端をアースされた電源コンセントに接続します Microsoft オペレーティングシステムを使用したモニタの設定 モニタ設定手順の詳細については Microsoft ヘルプ情報または Microsoft Web サイトを参照してください サードパーティ製グラフィックス設定ユーティリティの使用 サードパーティ製グラフィックスカードには モニタ設定ユーティリティが付属している場合があります インストール時に このユーティリティは Windows に組み込まれます ユーティリティを選択して ワークステーションに複数モニタを設定するために使用することができます モニタ設定ユーティリティ使用の説明については グラフィックスカードのマニュアルを参照してください 注記 : モニタ設定ユーティリティは 多くの場合 HP サポート Web サイトでも入手可能です Linux を使用してワークステーションにモニタを設定する詳細については Linux User Guide (Linux ユーザガイド ) を参照してください モニタディスプレイのカスタマイズ (Microsoft オペレーティングシステムのみ ) モニタのモデル リフレッシュレート 画面解像度 色設定 フォントサイズ 電力管理設定などは 手動で選択または変更できます ディスプレイ設定を変更するには Windows デスクトップを右クリックしてから Microsoft Windows XP Professional の場合は [ プロパティ ] Microsoft Windows Vista Business の場合は [ 個人設定 ] をクリックします モニタディスプレイのカスタマイズについては 次のリソースを参照してください Documentation and Diagnostics CD グラフィックスコントローラユーティリティ付属のオンラインマニュアル モニタ付属のマニュアル JAWW モニタの追加 21

アクセシビリティ HP は 障害をお持ちの方やご高齢者の方を含むすべてのお客様がより簡単にご利用いただける製品 サービス および情報の開発に取り組んでいます Microsoft Windows Vista Business および Microsoft Windows XP Professional がプリインストールされた HP 製品は アクセシビリティを考慮して設計されており 業界トップのアシスティブテクノロジ ( 支援技術 ) 製品を使用してテストされています 詳しくは http://www.hp.com/accessibility を参照してください セキュリティ 一部の HP ワークステーションには サイドアクセスパネルにロックがあります このロックのキーは ワークステーションシャーシのバックパネルに取り付けられて出荷されます ワークステーションには 盗難の危険の軽減とシャーシ侵入の警告のためにいくつかのセキュリティ機能があります システムで利用可能な追加のハードウェアおよびソフトウェアセキュリティ機能については Maintenance and Service Guide ( メンテナンスおよびサービスガイド ) を参照してください 22 第 3 章ワークステーションのセットアップ JAWW

4 オペレーティングシステムのセットアップ この章では ワークステーションのオペレーティングシステムのセットアップとアップデートに関する情報を示します 次の項目があります トピック 23 ページの Microsoft オペレーティングシステムのセットアップ 24 ページの Red Hat Enterprise Linux のセットアップ 25 ページの Novell SLED のセットアップ 25 ページの ワークステーションのアップデート また この章には ワークステーションにインストールされている BIOS ドライバ ソフトウェアアップデートが最新のものかどうかを確認する方法も記載されています 注意 : オペレーティングシステムが正しくインストールされるまでは HP ワークステーションにオプションのハードウェアを追加しないでください 途中でハードウェアを追加すると エラーが発生して オペレーティングシステムが正しくインストールされない可能性があります Microsoft オペレーティングシステムのセットアップ 注記 : Windows Vista Business から Windows XP Professional へのダウングレードを注文した場合は Windows XP Professional がシステムにプリインストールされることになります その構成の場合に受け取るリカバリメディアは Windows Vista Business 用のみになります 将来 Windows XP Professional オペレーティングシステムの復元や回復が必要になったときに備えるため 初めて起動した後で Windows XP Professional 用のリカバリメディアディスクを必ず作成するようにしてください ワークステーションの電源を初めて入れると オペレーティングシステムがインストールされます このプロセスには 約 5 分から 10 分かかります 画面に表示される指示に従って インストールを完了してください 注意 : インストールが始まったら そのプロセスが完了するまでワークステーションの電源を切らないでください インストール中にワークステーションの電源をオフにすると ソフトウェアのインストールや動作に悪影響が及ぶ可能性があります オペレーティングシステムの詳細なインストール手順と構成手順は ワークステーションに付属するオペレーティングシステムのマニュアルを参照してください 追加情報は オペレーティングシステムのインストール後 オンラインヘルプツールで表示できます JAWW Microsoft オペレーティングシステムのセットアップ 23

デバイスドライバのインストールまたはアップグレード オペレーティングシステムのインストール後にハードウェアデバイスを取り付ける場合は デバイスを取り付ける前に適切なデバイスドライバをインストールしておく必要があります デバイスに付属するインストール手順を実行してください また 最適なパフォーマンスを維持するには オペレーティングシステムのアップデート パッチ ソフトウェアフィックスを最新の状態にしておく必要があります ドライバとソフトウェアのアップデートの詳細については 26 ページの デバイスドライバのアップグレード を参照してください Windows ワークステーションへのファイルと設定の転送 Microsoft Windows ではデータの移行ツールが提供されており Windows コンピュータのファイルとデータを選択して Windows Vista Business または Windows XP Professional ワークステーションに転送できます このツールの使用手順については http://www.microsoft.com のドキュメントを参照してください Red Hat Enterprise Linux のセットアップ HP では Red Hat ボックスセットの機能を補い HP Linux ユーザがシステムイメージをカスタマイズするための Linux 用 HP インストーラキット (HPIKL) を提供しています HPIKL には Red Hat Enterprise Linux (RHEL) オペレーティングシステムを正しくセットアップするための HP ドライバ CD およびデバイスドライバが含まれています Linux 用 HP インストーラキット CD は 現在 http://www.hp.com/support/workstation_swdrivers からダウンロードできます HP ドライバ CD を使用したインストール HP ドライバ CD をインストールするには http://www.hp.com/support/workstation_manuals にある HP Workstations for Linux (Linux 用 HP Workstation) マニュアルの Installing with the HP Installer Kit for Linux (Linux 用 HP インストーラキットによるインストール ) を参照してください Red Hat 対応ワークステーションのインストールとカスタマイズ Linux 対応のワークステーションでは HP インストーラキットと Red Hat Enterprise Linux ボックスセットの購入が必要です このインストーラキットには HP ワークステーションでの動作が確認済みの 全バージョンの Red Hat Enterprise Linux ボックスセットをインストールするのに必要な HP CD が含まれています HP インストーラキットに含まれるドライバを RHEL 以外の Linux ディストリビューションで使用したい場合は HP Driver CD から手動でドライバを抽出し インストールする必要があります HP では 他の Linux ディストリビューションに対してこれらのドライバのインストールテストを行っていません また そのような操作は HP のサポートの対象外となります ハードウェアの動作確認 HP ワークステーションで動作することが確認されている Linux バージョンを調べるには http://www.hp.com/support/linux_hardware_matrix にアクセスします 24 第 4 章オペレーティングシステムのセットアップ JAWW

Novell SLED のセットアップ オペレーティングシステムがプリロードされたシステムに SUSE Linux Enterprise Desktop (SLED) をセットアップするには 次の手順を実行します 1. ワークステーションを起動します 2. Installation Settings を開始し ワークステーションのパスワード ネットワーク グラフィックス 時刻 キーボード設定情報 および Novell Customer Center Configuration (Novell Customer Center 設定 ) を入力します 注記 : システム起動後の最初の Installation Settings 中に [Novell Customer Center Configuration] (Novell Customer Center 設定 ) 画面から Novell のサブスクリプションを有効にすることができます Novell Customer Center の完全なドキュメントは http://www.novell.com/ documentation/ncc/ にあります ワークステーションのアップデート HP では ワークステーションのトータルな操作性の向上に常に取り組んでいます ご使用のワークステーションが最新の機能を利用できるように 最新の BIOS ドライバ ソフトウェアアップデートなどを定期的にインストールすることをお勧めします 初回起動時のワークステーションのアップデート ワークステーションを初めて起動したときに 次のガイドラインに従って ワークステーションが最新の状態になっていることを確認してください ロードされているシステム BIOS が最新のものであることを確認します 手順については 25 ページの BIOS のアップグレード を参照してください インストールされているドライバが そのシステム用の最新のものであることを確認します 手順については 26 ページの デバイスドライバのアップグレード を参照してください 入手可能な HP リソースを確認します 1 ページの HP リソースの参照場所 を参照してください http://www.hp.com/go/subscriberschoice でドライバアラートを申し込むことを検討してください BIOS のアップグレード 最適なパフォーマンスを得るには ワークステーションの BIOS リビジョンを調べ 必要であればアップグレードしてください JAWW Novell SLED のセットアップ 25

現在の BIOS の確認 システムの起動中にワークステーションの現在の BIOS を確認するには 次の手順を実行します 1. 画面の右下に F10=setup ( セットアップ ) が表示されるのを待ちます 2. [F10] キーを押して F10 セットアップユーティリティを開始します F10 セットアップユーティリティの [File] ( ファイル ) [System Information] ( システム情報 ) にワークステーションの BIOS のバージョンが表示されます 3. HP Web サイトに表示される BIOS バージョンと比較できるように ワークステーションの BIOS バージョンを書き留めておきます BIOS のアップグレード 最新の強化機能が含まれる最新の BIOS を探してダウンロードするには 次の手順を実行します 1. http://www.hp.com/go/workstationsupport にアクセスします 2. 左側に表示された [Tasks] ( タスク ) のメニュー列から [Download Drivers and Software] ( ドライバとソフトウェアのダウンロード ) を選択します 3. 説明に従って 使用しているワークステーション用の最新の BIOS を探します 4. Web サイトの BIOS がシステムのバージョンと同じであれば これ以上の操作は不要です 5. Web サイトの BIOS の方がシステム上の BIOS よりも新しいバージョンであれば ワークステーションに適切なバージョンをダウンロードします リリースノートの説明に従って インストールを完了します デバイスドライバのアップグレード 周辺機器 ( プリンタ ディスプレイアダプタ ネットワークアダプタなど ) を取り付ける場合は 最新のデバイスドライバがロードされていることを確認してください デバイスを HP から購入した場合は HP Web サイトにアクセスして そのデバイスの最新ドライバをダウンロードしてください そのドライバと HP ワークステーションとの互換性が最適であることはテスト済みです デバイスを HP 以外から購入した場合は まず HP Web サイトにアクセスして そのデバイスおよびドライバと HP ワークステーションとの互換性がテスト済みかどうか確認します ドライバがない場合は デバイスの製造元の Web サイトにアクセスして 最新のドライバをダウンロードします デバイスドライバをアップグレードするには 次の手順を実行します 1. http://www.hp.com/go/workstationsupport にアクセスします 2. 左側に表示された [Tasks] ( タスク ) のメニュー列から [Download Drivers and Software] ( ドライバとソフトウェアのダウンロード ) を選択します 3. 説明に従って 使用しているワークステーション用の最新のドライバを探します 必要なドライバが見つからない場合は 周辺機器の製造元の Web サイトにアクセスしてください 26 第 4 章オペレーティングシステムのセットアップ JAWW

5 オペレーティングシステムの復元 この章では Windows または Linux オペレーティングシステムの復元方法について説明します 次の項目があります トピック 27 ページの 復元方法 28 ページの バックアップソフトウェアの注文 28 ページの Windows Vista Business の復元 28 ページの Windows XP Professional の復元 30 ページの Novell SLED の復元 24 ページの HP ドライバ CD を使用したインストール 復元方法 Windows Business Vista オペレーティングシステムは HP RestorePlus! プロセスを使用して再インストールできます Windows XP Professional は RestorePlus! プロセスまたは HP Backup and Recovery Manager を使用して再インストールできます RestorePlus! RestorePlus! プロセスは Windows オペレーティングシステムおよび ( システムに含まれるデバイス用の ) デバイスドライバを再インストールして 工場出荷時に近い状態にします このプロセスでは ハードディスクドライブのデータのバックアップやリカバリは行われません 一部のアプリケーションソフトウェアは このプロセスを使用しても復元されません 復元するには 適切なアプリケーション CD からインストールする必要があります HP Backup and Recovery Manager (HPBR) のリカバリポイント HP Backup and Recovery Manager アプリケーションを使用すると システムパーティションの内容を取得し 復元することができます このアプリケーションは システムパーティションのスナップショットを取得し リカバリポイントに保存します リカバリポイントが作成された時点でのシステムパーティションの内容がすべて保存されます リカバリポイントはハードディスクドライブに保存されます また メディアに書き込んで保管することもできます 注意 : これらの方法によって復元されるのはオペレーティングシステムであり データではありません データは 定期的にバックアップして 失われないようにしてください JAWW 復元方法 27

バックアップソフトウェアの注文 システムリカバリ CD または DVD を作成できない場合は HP サポートセンターから リカバリディスクセットを注文できます 最寄りのサポートセンターの電話番号を調べるには http://www.hp.com/support/contacthp をご覧ください Windows Vista Business の復元 このセクションでは Windows Vista の復元方法について説明します RestorePlus! メディアの注文 ワークステーションと同時に復元メディアを注文した場合 そのメディアはワークステーションコンポーネントに添付されています 復元メディアを注文していなかった場合は HP サポートに電話して RestorePlus! メディアキットを請求してください 世界各地の技術サポートの電話番号については http://www.hp.com/support をご覧ください オペレーティングシステムの復元 注記 : Windows Vista ではバックアップおよび復元アプリケーションも提供されています このアプリケーションの詳細については Microsoft Web サイトをご覧ください 注意 : オペレーティングシステムの復元を行う前に データをバックアップしてください メディアから RestorePlus! を実行すると プライマリハードディスクドライブ上のすべての情報 ( すべてのパーティションを含む ) が削除されます Windows Vista を復元するには 次の手順を実行します 1. RestorePlus! DVD からシステムを起動し RestorePlus! プロセスを開始します デバイスのドライバと設定をインストールするには RestorePlus! DVD から起動する必要があります 2. 画面の指示に従って オペレーティングシステムを復元します 一部のアプリケーションソフトウェアは RestorePlus! プロセスを使用しても復元されません 復元されなかったソフトウェアは 該当するアプリケーション DVD からインストールします Windows XP Professional の復元 ここでは Windows XP Professional オペレーティングシステムの復元方法について説明します 注記 : メディアセットを作成するには ワークステーションに CD または DVD ライタがインストールされていることが必要です RestorePlus! メディアの作成 RestorePlus! キットは ハードディスクドライブにあるファイルを使って作成できます 復元メディアを作成するには 次の手順を実行します 1. ワークステーションを起動します 2. 起動中に [HP Backup and Recovery Manager] 画面が表示され リカバリ CD または DVD を作成するプロンプトが表示されます [Now] ( 今すぐ ) を選択します 28 第 5 章オペレーティングシステムの復元 JAWW

3. システムのイニシャルリカバリポイント (IRP) が取得されます これは システムハードディスクドライブのスナップショットです このキャプチャに 10 分以上かかる場合もあります 4. IRP が作成されたら 一連のバックアップ CD または DVD を作成できます 作成する RestorePlus! メディアセットに Windows XP オペレーティングシステム CD も含めるには [RestorePlus!] [Microsoft Windows XP operating system] (Microsoft Windows XP オペレーティングシステム ) [Supplemental media] ( 補助メディア ) を選択します 注記 : オプションによっては さらに他の DVD を作成できる場合があります 5. 画面の指示に従って RestorePlus! オペレーティングシステム HPBR の各メディアを作成します ワークステーションで CD/DVD を作成できない場合は HP サポートに電話して RestorePlus! メディアキットを請求してください 世界各地の技術サポートの電話番号については http://www.hp.com/ support をご覧ください HP Backup and Recovery (HPBR) メディアの作成 注記 : HPBR 機能は Windows XP でのみ使用されます 詳細については ワークステーションに付属する Documentation and Diagnostics CD にある SoftThinks ガイドを参照してください イニシャルリカバリポイントはオプティカルメディアに書き込んで システムのリカバリに使用できます ここでは メディアの作成について説明します 注記 : メディアセットを作成するには ワークステーションに CD または DVD ライタがあることが必要です HPBR リカバリメディアを作成するには 次の手順を実行します 1. イニシャルリカバリポイントは 以前に RestorePlus! メディアセットが作成された時点で取得されています IRP が作成されていない場合は HP Backup and Recovery Manager を起動し Expert ( エクスパート ) モードを使用してリカバリポイントを作成します 手順は HPBR オンラインドキュメントに従ってください 2. HPBR から IRP をメディアに書き込みます [HPBR Start] (HPBR スタート ) [ すべてのプログラム ] [HP Backup & Recovery] [HP Backup and Recovery Manager] の順に選択します 3. 最初の画面で [Next] ( 次へ ) を選択します [Create recovery CDs or DVDs to recover the system] ( システムリカバリ用のリカバリ CD または DVD を作成 ) を選択してから [Next] ( 次へ ) を選択します 4. [Next] ( 次へ ) を選択して 使用可能な CD イメージおよびリカバリポイントのリストを表示します 5. イニシャルリカバリポイントの隣のボックスを選択し [Next] ( 次へ ) を選択します 6. 指示に従って メディアを作成します JAWW Windows XP Professional の復元 29

オペレーティングシステムの復元 注意 : オペレーティングシステムの復元を行う前に データをバックアップしてください メディアから RestorePlus! を実行すると プライマリハードディスクドライブ上のすべての情報 ( すべてのパーティションを含む ) が削除されます 復旧パーティションから RestorePlus! を実行すると ルート (C:) パーティションのみが影響を受けます RestorePlus! の使用 HPBR の使用 RestorePlus! を使用して復元するには 次の手順を実行します 1. RestorePlus! DVD からワークステーションを起動します デバイスのドライバと設定をインストールするには RestorePlus! DVD から起動する必要があります 2. 画面の指示に従って オペレーティングシステムを復元します 一部のアプリケーションソフトウェアは RestorePlus! プロセスを使用しても復元されません 復元されなかったソフトウェアは 該当するアプリケーション DVD からインストールします HPBR イニシャルリカバリポイントメディアを使用して復元するには 次の手順を実行します 1. イニシャルリカバリポイントメディアからワークステーションを起動します 2. 画面の指示に従って IRP が作成されたときの状態にシステムを復元します 復旧パーティションの使用 Windows XP が付属するシステムには 復旧パーティションが含まれています システムは その復旧パーティションから起動できます HPBR イニシャルリカバリポイントが作成されている場合は その IRP を使用して復旧パーティションからシステムを復元できます 作成されていない場合は RestorePlus! インストールを使用できます 復旧パーティションを使用して復元するには 次の手順を実行します 1. ワークステーションを起動します 2. ブート画面で Recovery Manager に入るかを尋ねられたら [F11] キーを押します ヒント : ブートプロセス中に [F11] キーを押すタイミングは限られています そのタイミングは F10 プロンプトが表示される時と同じです 注記 : 復旧プロセスによる再インストールが 正しいハードディスクドライブに対して確実に実行されるようにするため 復旧プロセス中はターゲットライブを接続したままにしてください 3. 画面の指示に従って システムを工場出荷時に準じた状態に復元します Novell SLED の復元 Linux オペレーティングシステムを復元するには SLED 復元メディアが必要です 30 第 5 章オペレーティングシステムの復元 JAWW

復元メディアの作成 SUSE Linux Enterprise Desktop のプリロードでは デスクトップに [SUSE ISO] アイコンが作成されています このアイコンをクリックすると /iso ディレクトリに移動できます /iso ディレクトリには ワークステーションのプリロードに使用されたすべての iso イメージが含まれます 元のイメージを回復または復元するには /iso ディレクトリの Readme ファイルの手順に従って ISO イメージファイルを CD にコピーします 注記 : 万一ワークステーションでハードディスクドライブ障害が発生した場合に備えて ISO 回復イメージを CD にバックアップファイルとしてコピーすることを推奨します JAWW Novell SLED の復元 31

6 コンポーネント取り付けの準備 コンポーネントの取り付けを容易にするために いくつかの手順を実行してワークステーションで事前の準備を行います ここでは コンポーネントを取り付けるためにワークステーションで事前の準備を行う方法について説明します 取り外しおよび取り付けの準備 次の表を使用して コンポーネントを取り付ける前に必要な ワークステーション取り外しの順序を確認します ( ワークステーションのコンポーネントは 記載と異なる場合があります ) 表 6-1 ワークステーションコンポーネントの取り付け... を取り付けるには... を取り外して続いて... を取り外して 続いて... を取り外して 続いて... を取り外して 続いて... を取り外して メモリ シャーシロック * サイドアクセス パネル エアーフローガイド ( 800) メモリファン ( 必要な場合 ) 拡張カード (PCI/ PCIe) シャーシロック サイドアクセスパネル エアーフローガイド ( 800) 拡張カードサポート 拡張カードスロットカバー ハードディスクドライブ シャーシロック サイドアクセスパネル オプティカルドライブ シャーシロック サイドアクセスパネル エアーフローガイド ( 800) 拡張カードサポート ( 800) * シャーシロックの位置および操作の説明については ワークステーションの Maintenance and Service Guide ( メンテナンスおよびサービスガイド ) を参照してください ワークステーションの準備 ワークステーションで事前の準備を行うには 以下の手順に従います 注記 : ワークステーションには ボタンまたはレバーを操作する必要がある場所に緑色のプラスティックのタッチポイントがあります 一部のコンポーネント上にある緑色のタッチポイントは そのコンポーネントを工具なしで取り外すことを示しています 1. システムの電源を切ります () 2. サイドアクセスパネルのロックを解除するか シャーシロックを取り外します 3. 次の図のように サイドアクセスパネルを取り外します 32 第 6 章コンポーネント取り付けの準備 JAWW

400 600 800 サイドアクセスパネルのハンドルを持ち上げて サイドアクセスパネルを取り外します 2 サイドアクセスパネルのハンドルを持ち上げて サイドアクセスパネルを取り外します 2 サイドアクセスパネルのハンドルを持ち上げて サイドアクセスパネルを取り外します 2 4. 該当する場合は 次の図のように 拡張カードサポートを取り外します 400 800 カードサポートねじを取り外し ポートをシャーシから持ち上げます 2 続いて拡張カードサ リリースタブを持ち上げ 続いて拡張カードサポート ハンドルを持ち上げて 2 拡張カードサポートを取り外します 5. 該当する場合は 次の図のように メモリファンおよびシステムファンを取り外します 600 800 ファンケーブルをシステムボードから外し 緑色のタッチポイントにあるリリースタブを押して 2 続いてリアシステムファンアセンブリをシャーシから離れるように回転させます 緑色のタッチポイントにあるリリースタブを押して 続いてメモリファンアセンブリをシャーシから持ち上げ ます 2 JAWW ワークステーションの準備 33

600 800 緑色のタッチポイントにあるリリースタブを押して 続いてメモリファンアセンブリをシャーシから持ち上げます 2 6. 該当する場合は 次の図のように 800 エアフローガイドを取り外します 緑色のタッチポイントにあるリリースタブを持ち上げてシから持ち上げます 2 続いてエアフローガイドをシャー 7. 該当する場合は 次の図のように 拡張カード固定クランプを持ち上げて 拡張カードスロットカバーを取り外します 400 600 800 緑色のタッチポイントにあるカード固定クランプを開いて 続いてスロットカバーをシャーシから持ち上げます 2 カード固定クランプを開いて 続いてスロットカバーをシャーシから持ち上げます 2 カード固定クランプを開いて 続いてスロットカバーをシャーシから持ち上げます 2 34 第 6 章コンポーネント取り付けの準備 JAWW

400 600 800 8. 該当する場合は 次の図のように HP 400 ワークステーションフロントベゼルを取り外しま す リリースタブを持ち上げて 2 続いてフロントベゼルを回しながらシャーシから取り外します JAWW ワークステーションの準備 35

7 メモリの取り付け このセクションでは メモリをワークステーションに追加する方法を説明します サポートするメモリ構成 次の表は HP ワークステーションシリーズでサポートするメモリ構成を示します 取り付け時のガイドライン 400 600 800 HP 認定のアンバッファード DDR3 のみを取り付けてください HP ワークステーションの特定の DIMM の互換性情報については http://www.hp.com/go/productbulletin の Quick Specs を参照してください サポートしている構成 4 つの DIMM スロット 1 GB ~ 16 GB のメモリ構成 DIMM の取り付け順序 サポートしている構成 6 つの DIMM スロット 1 GB ~ 24 GB のメモリ構成 DIMM の取り付け順序シングルプロセッサ : サポートしている構成 12 つの DIMM スロット 1 GB ~ 96 GB のメモリ構成 注記 : 92 GB より大きいメモリ構成の場合 1110W の電源が必要です DIMM の取り付け順序 シングルプロセッサ : デュアルプロセッサ : デュアルプロセッサ : 36 第 7 章メモリの取り付け JAWW

400 600 800 DIMM の取り付け DIMM を取り付けるには 以下の手順に従います 1. 32 ページの コンポーネント取り付けの準備 に記載された手順に従って コンポーネントを取り付けるためにワークステーションで事前の準備を行います 2. 以下の図のように DIMM ソケットのレバーをゆっくり外方向に押します ( 図の例は HP 600 ワ ークステーション ) 図 7-1 DIMM ソケットレバーを開く JAWW DIMM の取り付け 37

3. 以下の図のように DIMM のコネクタキーと DIMM のソケットキーを合わせて DIMM をソケットにしっかりと挿入します 注意 : DIMM と DIMM ソケットには 正しく取り付けられるようにそれぞれ切り込みと突起があります ソケットまたは DIMM 損傷を防ぐには DIMM を取り付けるときに切り込みと突起を正しく合わせてください 図 7-2 DIMM の挿入 4. ソケットレバーを固定します 2 5. コンポーネントの取り付けに備えて取り外したすべてのコンポーネントを元通りに取り付けます 38 第 7 章メモリの取り付け JAWW

8 PCI/PCIe デバイスの取り付け ここでは PCI または PCIe カードをワークステーションに取り付ける方法を説明します システムのパフォーマンスおよび機能を向上させるために グラフィックスカードまたはオーディオカードなどの PCI/PCIe デバイスをワークステーション上の拡張カードスロットに取り付けることができます 拡張カードスロットの確認 次の表は HP ワークステーションシリーズの拡張カードスロットを示します 400 600 800 スロットの概要 1 PCIe2 - x8 (4) 25W 2 PCIe2 - x16 75W 4 PCIe2 - x16 75W 5 PCI 32/33 6 PCI 32/33 スロットの概要 1 PCIe2 - x8(4) 25W 2 PCIe2 - x16 75W 3 PCIe - x8(4) 25W 4 PCIe2 - x16 75W 5 PCI 32/33 25W 6 PCI 32/33 25W スロットの概要 1 PCIe2 x8(4) 25W 2 PCIe2 x16 75W 3 PCIe x8(4) 25W 4 PCIe2 x16(8) 25W 5 PCIe2 x16 75W 6 PCI 32/33 25W 7 PCIe x16(8) 25W 注意 : 故障を避けるためには システム全体の消費電力 (I/O カード CPU およびメモリを含む ) は システム電源装置の最大定格を超えてはいけません 注記 : x1 x4 x8 および x16 の識別子は 拡張スロットに配線されている電気的な PCIe レーンの数を表します たとえば x16(8) は拡張スロットが機械的に x16 長さのコネクタで 8 つの PCIe レーンが接続されていることを示します JAWW 拡張カードスロットの確認 39

拡張カードの取り付け 注記 : 次の手順は 標準的な HP ワークステーションに拡張カードを取り付ける方法を示します お使いのワークステーションは この図と異なる場合があります PCI または PCIe 拡張カードを取り付けるには 以下の手順に従います 1. 32 ページの コンポーネント取り付けの準備 に記載された手順に従って コンポーネントを取り付けるためにワークステーションで事前の準備を行います 2. 次の図のように カードキーをスロットキーと合わせ スロットにしっかりと挿入します 図 8-1 拡張カードの取り付け 3. 上の図のように固定クランプを下向きに回転させて閉じます 2 注記 : 800 上で すべてのカードを確実に挿入するために PCI 固定クランプを閉じてください 固定クランプは PCI カードサポートによって固定されます 4. すべての必要な電源ケーブルおよびインターフェースケーブルを接続します ( 拡張カード付属の指示に従います ) 5. コンポーネントの取り付けに備えて取り外したすべてのコンポーネントを元通りに取り付けます 40 第 8 章 PCI/PCIe デバイスの取り付け JAWW

9 ハードディスクドライブの取り付け HDD 構成 ここでは ハードディスクドライブ (HDD) をワークステーションに取り付ける方法を説明します 次の表は ハードディスクドライブのインストール構成情報を示します 400 600 800 HDD ベイは プラグ取り付けを簡単に実行できるように設計されています データケーブルは 工場出荷構成に基づいてワークステーション内で事前に接続されています ワークステーションは通常 HDD と一緒に出荷されますが 別のドライブを追加してデータストレージを拡張できます SAS および SATA の場所を確認するために ワークステーションのサイドアクセスパネルにあるサービスラベルを参照してください 別の HDD はワークステーションのタイプによって決まった順序で追加する必要があります 取り付けた後 HDD に通常のブートディスクである C:\ のドライブ文字を割り当てます ドライブ文字は コンピュータセットアップ (F10) ユーティリティを使用して割り当てます 別の HDD を取り付けて ワークステーションが別のドライブの 1 つからブートするようにワークステーションブートシーケンスを変更できます ブートシーケンスは コンピュータセットアップ (F10) ユーティリティを使用して指定します 別の HDD を取り付けると 追加プログラム データファイル およびバックアップ用のハードディスク容量が増えます ワークステーションに収容できる HDD の数 ドライブ取り付け順序 ブートシーケンス手順については http://www.hp.com/ support/workstation_manuals ( 英語 ) から入手できるワークステーションの Maintenance and Service Guide ( メンテナンスおよびサービスガイド ) を参照してください ドライブおよびケーブル構成 HDD ベイはシャーシ上にラベルが付いていません ベイには 2 つのデータケーブルがあります ケーブルは 次の方法でシステムボードコネクタに差し込みます SATA HDD ケーブルは SATA ポート 0 から順番に SATA ポートに差し込みます SAS HDD ケーブルは システムボードコネクタに差し込まない ドライブおよびケーブル構成 HDD ベイは 0 ( 上部ベイ ) と 1 とラベルが付いています ベイには 2 つのデータケーブルがあります それらは HDD BAY 0 および HDD BAY 1 とラベルが付いています ドライブおよびケーブル構成 HDD ベイは 0 ( 上部ベイ ) と 1 2 および 3 とラベルが付いています ベイには 4 つのデータケーブルがあります それらは HDD BAY 0 HDD BAY 1 HDD BAY 2 および HDD BAY 3 とラベルが付いています JAWW HDD 構成 41

400 600 800 で 単一の SAS コントローラカードに差し込みます ケーブルは 次の方法でシステムボードコネクタに差し込みます SATA HDD ケーブルは SATA ポート 0 から順番に SATA ポートに差し込みます 最後に差し込まれた HDD が SATA の場合 空の HDD ベイのケーブルを SATA ポートに差し込みます 注記 : これは最初の HDD ( 空の 2 番目のベイ ) になります また HDD が既存のドライブと異なると データケーブルを取り外して適切なコントローラに再接続することが必要になる場合があります ケーブルは 次の方法でシステムボードコネクタに差し込みます SATA HDD ケーブルは SATA ポート 0 から順番に SATA ポートに差し込みます 最後に差し込まれた HDD が SATA の場合 空の HDD ベイのケーブルを SATA ポートに差し込みます 注記 : これは最初の HDD ( 空の 2 番目のベイ ) になります また HDD が既存のドライブと異なると データケーブルを取り外して適切なコントローラに再接続することが必要になる場合があります SAS HDD ケーブルは SAS ポート 0 から順番に SAS ポートに差し込みます 最後に差し込まれた HDD が SAS の場合 空の HDD ベイのケーブルを SAS ポートに差し込みます HDD の取り付け順序 HDD の取り付け順序 HDD の取り付け順序 ハードディスクドライブの取り付け ここでは ハードディスクドライブをワークステーションに取り付ける方法を説明します HP 400 ワークステーションへの HDD の取り付け HDD を取り付けるには 以下の手順を実行します 1. 32 ページの コンポーネント取り付けの準備 に記載された手順に従って コンポーネントを取り付けるためにワークステーションで事前の準備を行います 2. ハードディスクドライブを取り付けるドライブベイを選択します 42 第 9 章ハードディスクドライブの取り付け JAWW

3. シャーシ上で 4 つの絶縁グロメットねじを探します 4. 次の図のように 4 つの絶縁グロメットねじを取り付けます 図 9-1 グロメットねじの取り付け 5. SAS ドライブを取り付ける場合 以下の図のように SAS-to-SATA ケーブルアダプタを SAS ハードディスクドライブ上のコネクタに取り付けます 注記 : SAS ドライブには 単一の SAS コントローラプラグインカードが必要です 図 9-2 ケーブルアダプタの取り付け JAWW ハードディスクドライブの取り付け 43

6. 以下の図のように 選択したベイの所定位置に固定されるまでハードディスクドライブを押し込みます 図 9-3 HDD ドライブの取り付け 7. 電源ケーブル 2 をドライブに取り付け データケーブル を SATA ポートまたは SAS コント ローラからハードディスクドライブに取り付けます 注記 : SATA および SAS HDD の場合 システムボード (SATA HDD の場合 ) または SAS コントローラカード (SAS HDD の場合 ) 上で最初に小さい数字のドライブコネクタにデータケーブルを接続します ハードディスクドライブコネクタを見分けるには サイドアクセスパネルに張られているワークステーションサービスラベルを参照してください 8. コンポーネントの取り付けに備えて取り外したすべてのコンポーネントを元通りに取り付けます HP 600 または 800 ワークステーションへの HDD の取り付け HDD を取り付けるには 以下の手順を実行します 1. 32 ページの コンポーネント取り付けの準備 に記載された手順に従って コンポーネントを取り付けるためにワークステーションで事前の準備を行います 2. ハードディスクドライブを取り付けるドライブベイを選択します 44 第 9 章ハードディスクドライブの取り付け JAWW

3. ハードディスクドライブを傾けてキャリアにはめ込みます 次の図のように 下部のハードディスクドライブキャリアレールの間を注意深く広げて レール間にハードディスクドライブを下ろします レールを放して ディスクドライブを所定の位置に固定します 図 9-4 キャリアへのハードディスクドライブの取り付け 4. 上の図のように 上部のハードディスクドライブキャリアレールの間を注意深く広げて 2 ハードディスクドライブを回して垂直にします レールを放して ディスクドライブを所定の位置に固定します JAWW ハードディスクドライブの取り付け 45

5. ハードディスクドライブのハンドルを完全に開いた位置になるまで下に回します 次の図のように ハードディスクドライブをしっかりと止まるまでスロットに注意深く押し込みます ( 図の例は HP 600 ワークステーション ) ハードディスクドライブを取り付けるときに ハードディスクドライブのハンドルをカチッと収まるまで上に回し ドライブを完全に固定します 2 注記 : ハードディスクドライブキャリアハンドルは レバーとして使用され コネクタを適切に挿入してハードディスクドライブをしっかりと固定します ハンドルを十分に上に回さずに止めると 適切に接続されず ハードディスクドライブがしっかりと固定されません 図 9-5 シャーシへの HDD の取り付け 6. SAS ハードディスクドライブを 600 ワークステーションに取り付けるときに SAS コントローラカードを取り付ける必要があります ハードディスクドライブデータケーブルをシステムボード SATA コネクタから SAS コントローラカードコネクタに移動します SAS ハードディスクドライブを 800 に取り付けるときに ハードディスクドライブデータケーブルをシステムボード SATA コネクタからシステムボード SAS コネクタに移動します コネクタの位置および取り付けの詳細については ワークステーションの Maintenance and Service Guide ( メンテナンスおよびサービスガイド ) を参照してください 7. コンポーネントの取り付けに備えて取り外したすべてのコンポーネントを元通りに取り付けます 46 第 9 章ハードディスクドライブの取り付け JAWW

10 オプティカルディスクドライブの取り付け ここでは オプティカルディスクドライブ (ODD) をワークステーションに取り付ける方法を説明します HP 400 ワークステーションへの ODD の取り付け ODD を取り付けるには 以下の手順に従います 1. 32 ページの コンポーネント取り付けの準備 に記載された手順に従って コンポーネントを取り付けるためにワークステーションで事前の準備を行います 2. 必要な場合は ブランクフィラーおよび EMI フィラーをオプティカルベイから取り外します 3. 緑色のドライブロックリリースレバーを持ち上げながら オプティカルディスクドライブをベイに滑り込ませます オプティカルディスクドライブの一部が挿入されたら ドライブロックリリースレバーを放し オプティカルディスクドライブが固定されるまでオプティカルディスクドライブをベイに滑り込ませます 注意 : オプティカルディスクドライブを引っ張ってみて ワークステーションのシャーシから簡単に外れないことをチェックし 正しく固定されたことを確認します ドライブが正しく固定されていないと ワークステーションを移動したときにドライブが損傷することがあります 4. ワークステーションフロントベゼルを取り付けます JAWW HP 400 ワークステーションへの ODD の取り付け 47

5. 以下の図に示すように オプティカルディスクドライブとシステムボードに電源ケーブルとデータケーブルを取り付けます SATA コネクタの位置については サイドアクセスパネルのサービスラベルを参照してください 次に使用できるコネクタにデータケーブルを接続します 図 10-1 ODD 電源ケーブルとデータケーブルの接続 6. コンポーネントの取り付けに備えて取り外したすべてのコンポーネントを元通りに取り付けます HP 600 または 800 ワークステーションへの ODD の取り 付け ODD を取り付けるには 以下の手順を実行します 1. 32 ページの コンポーネント取り付けの準備 に記載された手順に従って コンポーネントを取り付けるためにワークステーションで事前の準備を行います 2. 必要な場合は オプティカルベイフィラーのトレイハンドルを持ち上げて ワークステーションから取り外します 48 第 10 章オプティカルディスクドライブの取り付け JAWW

3. 緑色のドライブロックリリースラッチを持ち上げたまま オプティカルディスクドライブをベイに滑り込ませます 2 オプティカルディスクドライブの前面が最終位置に近づいたら ラッチを放しますが 下図のようにラッチがしまりオプティカルディスクドライブをはめるまでオプティカルディスクドライブを中に滑り込ませます ( 図の例は HP 600 ワークステーション ) ヒント : 取り付け時に 隣接するディスクドライブまたはフィラーが少し動くことがあります リリースラッチをしめて両方のデバイスをはめるために 両方のデバイスを滑らせて揃えることが必要になる場合があります 注意 : オプティカルドライブを引っ張ってみて ワークステーションのシャーシから簡単に外れないことをチェックし 正しく固定されたことを確認します ドライブが正しく固定されていないと ワークステーションを移動したときにドライブが損傷することがあります 図 10-2 オプティカルドライブの取り付け JAWW HP 600 または 800 ワークステーションへの ODD の取り付け 49

4. 以下の図に示すように オプティカルディスクドライブに電源ケーブルとデータケーブルを取り付けます ( 図の例は HP 600 ワークステーション ) 図 10-3 ODD 電源ケーブルとデータケーブルの接続 5. 次の図のように オプティカルディスクドライブデータケーブルをシステムボード上の該当する使用可能な SATA ポートに接続します ( 図の例は HP 600 ワークステーション ) 注記 : すべての HP 800 ワークステーションのオプティカルディスクドライブは SATA または SAS システムボードコネクタのいずれかに接続する必要があります すべてのオプティカルディスクドライブを収容するのに十分な数の SATA コネクタがない場合は すべてのオプティカルディスクドライブを SAS システムボードコネクタに接続してください SATA および SAS コネクタの位置については サイドアクセスパネルのワークステーションサービスラベルを参照してください 図 10-4 システムボードへの ODD データケーブルの接続 6. コンポーネントの取り付けに備えて取り外したすべてのコンポーネントを元通りに取り付けます 50 第 10 章オプティカルディスクドライブの取り付け JAWW

11 診断とトラブルシューティング この章では システム関連の診断とトラブルシューティングに利用できるツールを説明します 以下の項目が含まれます トピック 51 ページの テクニカルサポートへのお問い合わせ 52 ページの ID ラベルの貼付位置 52 ページの 保証に関する情報 53 ページの 診断のガイドライン 54 ページの トラブルシューティングチェックリスト 55 ページの HP トラブルシューティングのリソースとツール 58 ページの トラブルシューティングのシナリオと解決方法 68 ページの HP Vision Field Diagnostics を使用したセルフトラブルシューティング 76 ページの 診断コードとエラー テクニカルサポートへのお問い合わせ テクニカルサポートが必要となる問題が発生することがあります テクニカルサポートに電話をかけるときは 次の準備をしてください ワークステーションに簡単にアクセスできるようにします ワークステーションのシリアル番号 製品番号 モデル名 モデル番号をメモして前に置いておきます 該当するエラーメッセージをメモします アドオンオプションをメモします オペレーティングシステムをメモします サードパーティ製のハードウェアやソフトウェアをメモします ワークステーションの前面にある LED の点滅状態を詳しくメモします 問題に遭遇したときに使用していたアプリケーションをメモします 該当する場合は 電源 BIST の状態をメモします JAWW テクニカルサポートへのお問い合わせ 51

注記 : サービスまたはサポートに電話をかけると ワークステーションの製品番号 ( 例 : PS988AV) を尋ねられることがあります ワークステーションに製品番号が付いている場合 通常は 10 桁または 12 桁のシリアル番号の隣に記載されています 注記 : シリアル番号と製品番号のラベルは ほとんどのモデルでは 上部パネルまたは装置の側面 および装置の背面にあります 世界各地のテクニカルサポートの電話番号を調べるには http://www.hp.com/support にアクセスして国 / 地域を選択し 左上の [Contact HP] (HP へのお問い合わせ ) をクリックしてください ID ラベルの貼付位置 トラブルシューティングで使用するため 各ワークステーションには製品番号 シリアル番号 および認証番号が表示されています 各 HP ワークステーションには 下図に示すように 2 つの固有のシリアル番号ラベル (Certificate of Authentication) ラベル 2 が貼付されています と COA 図 11-1 ワークステーションのラベル位置 通常 シリアル番号ラベルは 装置の上部パネルまたは側面 および装置の背面にあります ( お持ちのワークステーションとは外観が異なる場合があります ) カスタマーサービスに連絡するときは この番号を用意しておいてください 製品番号は 通常はシリアル番号の隣にあります COA は Windows プレインストールシステムのみに使用され 通常 装置の上部パネルまたは側面の シリアル番号ラベルの近くにあります 一部のワークステーションでは 装置の下部にある場合もあります 保証に関する情報 保証に関する基本情報は http://www.hp.com/support/warranty-lookuptool にアクセスするか ワークステーションに付属する Documentation and Diagnostics CD を参照してください 52 第 11 章診断とトラブルシューティング JAWW

既存の Care Pack に関する情報については http://www.hp.com/go/lookuptool をご覧ください 標準の製品保証を延長するには http://www.hp.com/hps/carepack をご覧ください HP Care Pack サービスは 標準の製品保証を延長および拡張する アップグレードされたサービスレベルを提供します 診断のガイドライン 起動時の診断 動作中の診断 ワークステーション モニタ ソフトウェアなどで問題が見つかった場合は さらなる措置を講じる前に 次のセクションに記載された一般的なヒントを参照して問題を特定してください ワークステーションとモニタの電源プラグが 正常に機能しているコンセントに差し込まれていることを確認します ディスケット CD および USB ドライブキーをすべてシステムから取り外してから システムの電源を入れます ワークステーションの電源が入っており 緑色の電源ランプが点灯していることを確認します 出荷時にプレインストールされていたオペレーティングシステム以外のオペレーティングシステムをインストールした場合は そのオペレーティングシステムがご使用のシステムでサポートされているかどうかを http://www.hp.com/go/quickspecs で確認してください モニタの電源が入っており 緑色のモニタ電源ランプが点灯していることを確認します モニタによっては この機能を表示する LED がない場合もあります モニタが暗い場合は モニタの輝度とコントラストを調整します ワークステーションに複数のビデオソースがインストールされており モニタが 1 台のみの場合は プライマリディスプレイアダプタにモニタが接続されている必要があります 他のモニタコネクタは 起動時に無効になります そのいずれかのポートにモニタが接続されている場合 POST ( 電源投入時の自己診断テスト ) 後 モニタは機能しません デフォルトの VGA ソースは コンピュータセットアップ (F10) を使用して選択できます ワークステーションの前面にある LED が点滅していないか確認します LED の点滅は特定のエラーコードを表し 問題を診断する手助けとなります 診断ランプとビープ音の意味については このマニュアルの 76 ページの 診断 LED とビープ音の意味 を参照してください キーボードのいずれかのキーを押し続けます ビープ音が鳴った場合 キーボードは正常に機能しています 接続が緩んでいたり 間違っていたりしないか すべてのケーブルを確認します キーボードのいずれかのキーか 電源ボタンを押すことによって ワークステーションを復帰させます ワークステーションが一時停止モードのままの場合は 電源ボタンを 4 秒以上押し続けることによって ワークステーションをシャットダウンします その後 電源ボタンを再び押して ワークステーションを再起動します ワークステーションがシャットダウンしない場合は 電源コードを抜き 数秒経ってから再び差し込みます ワークステーションが再起動しない場合は 電源ボタンを押して起動します プラグアンドプレイ対応でない拡張ボードや他のオプションを取り付けた場合は ワークステーションを再構成します JAWW 診断のガイドライン 53

必要なデバイスドライバがすべてインストールされていることを確認します たとえば プリンタを接続した場合は プリンタドライバをインストールする必要があります ネットワーク上で作業している場合は 他のワークステーションで正常に機能しているケーブルを使用してネットワークに接続します ネットワークプラグまたはケーブルに問題がある場合があります 最近新しいハードウェアを追加した場合は そのハードウェアを取り外してワークステーションが正常に機能するかどうかを確認します 最近新しいソフトウェアをインストールした場合は そのソフトウェアをアンインストールしてワークステーションが正常に機能するかどうかを確認します 画面に何も表示されない場合 ワークステーションに利用可能な異なるビデオポートがあれば モニタをそれに接続します または モニタを 正常に動作しているモニタと交換します BIOS をアップグレードします 新しい機能のサポートや問題の修正プログラムが含まれた BIOS の新しいリリースが発表されている可能性があります 詳細については http://www.hp.com/support/workstation_manuals にある Maintenance and Service Guide ( メンテナンスおよびサービスガイド ) のトラブルシューティングの章を参照してください トラブルシューティングチェックリスト 診断ユーティリティを実行する前に ワークステーションまたはソフトウェアのトラブルに対する解決策がないか 次のチェックリストで調べてください ワークステーションとモニタは電源が来ているコンセントに接続されているか ワークステーションの電源は入っているか 緑の電源ランプは点灯しているか モニタに電源が入っているか 緑のモニタランプは点灯しているか モニタが暗いときは モニタの輝度とコントラストを調整する いずれかのキーを押し続ける システムのビープ音が聞こえれば キーボードは正常に動作しています ケーブル接続にゆるみがないか 正しく接続されているか調べる プラグアンドプレイ (PNP) 対応でない拡張ボードまたは他のオプション ( ディスケットドライブなど ) を取り付けた場合は ワークステーションを再構成する 必要なデバイスドライバはすべてインストールされているか 各アプリケーションのプリンタドライバはすべてインストールされているか ワークステーションの電源を入れる前に ディスケット オプティカルディスク USB ドライブキーなどをドライブから取り出したか BIOS のバージョン ドライバ ソフトウェアは最新になっているか 54 第 11 章診断とトラブルシューティング JAWW

HP トラブルシューティングのリソースとツール この項では HP Help and Support Center E サポート およびトラブルシューティングに役立つヒントについて説明します HP Help and Support Center HP Help and Support Center は Windows XP Help and Support Center ヘルプ機能を拡張する HP のカスタムユーザーインタフェースです このカスタムユーティリティを使用すると [ スタート ] [Help and Support Center] ( ヘルプとサポートセンター ) をクリックして 設定情報など ご使用の HP ワークステーションに関する特定の情報にアクセスできます このインタフェースは ご使用の HP ワークステーションに関連する HP Web サイトへのカスタムヘルプとサポートリンクも提供しています 注記 : カスタマイズした HP Help and Support Center は Windows XP Professional x64 Edition または Linux では利用できません 注記 : 現在のところ HP Help and Support Center は Windows Vista では動作しません E サポート オンラインアクセスとサポートリソースには Web ベースのトラブルシューティングツール 技術情報データベース ドライバとパッチのダウンロード オンラインコミュニティ 障害予測通知サービスなどがあります 以下の Web サイトもご利用いただけます http://www.hp.com 役立つ製品情報を提供しています http://www.hp.com/support/workstation_manuals 最新のオンラインマニュアルを提供しています http://www.hp.com/go/workstationsupport ワークステーションの技術サポート情報を提供しています http://www.hp.com/support 世界各地の技術サポートの電話番号を掲載しています Web サイトにアクセスして国 / 地域を選択し 左下の [Contact HP] (HP へのお問い合わせ ) をクリックして電話番号にアクセスします http://www.hp.com/support/workstation_swdrivers ワークステーションのソフトウェアおよびドライバへのアクセスを提供します 問題のトラブルシューティング HP では ご使用のシステムの問題のトラブルシューティングに役立つ Business Support Center (BSC) を提供しています BSC は充実したオンラインツールへのポータルです BSC にアクセスしてワークステーションの問題のトラブルシューティングを行うには 次の操作を実行します 1. http://www.hp.com/go/workstationsupport にアクセスします 2. 左側の [Business Support Center] ( ビジネスサポートセンター ) メニューから [Troubleshoot a problem] ( 問題のトラブルシューティング ) を選択します JAWW HP トラブルシューティングのリソースとツール 55

3. [Select your product] ( 製品の選択 ) ( 中央のウィンドウ ) から Workstations ( ワークステーション ) (personal computing ( パーソナルコンピューティング ) の下 ) を選択します 4. [Select your product] ( 製品の選択 ) で ワークステーションのシリーズとモデルに適していて トラブルシューティングを行っている問題に該当する選択を引き続き行います Instant Support および Active Chat HP Instant Support は Web ベースのサポートツールのセットで デスクトップコンピューティング テープストレージ 印刷などに関する問題解決を自動化して加速します Active Chat を使用すると Web を介して HP にサポートチケットを電子的に送信することができます サポートチケットを送信すると Active Chat はそのコンピュータに関する情報を収集してオンラインサポート担当者に転送します 情報の収集には ご使用のコンピュータの構成にもよりますが 約 30 秒ほどかかります サポートチケットを送信すると ケース ID ユーザーの国 / 地域におけるサポート時間 対応にかかる推定時間が記載された確認メッセージが返送されます HP Instant Support と Active Chat およびその使用方法の詳細については http://www.hp.com/hps/ hardware/hw_professional.html をご覧ください 注記 : この機能は Windows XP Professional x64 Edition または Linux では利用できません 顧客アドバイス Customer Bulletin と Security Bulletin および顧客通知 アドバイス Bulletin および通知を検索するには 次の手順を実行します 1. http://www.hp.com/go/workstationsupport にアクセスします 2. 目的の製品を選択します 3. [Resources for my selected product] ( 選択した製品のリソース ) の下にある [See more...] ( 参照情報 ) を選択します 4. ウィンドウ中央の [Self-Help resources:] ( セルフヘルプリソース :) の下にあるスクロールリストで目的の処置と適切な情報を選択し 索引を表示します Product Change Notification ( 製品変更通知 ) 製品変更通知 (PCN) は 製品に対して変更が加えられる場合に 製造プロセスでその変更が有効になる日の 30 ~ 60 日前にあらかじめ通知を行うプログラムです PCN は BIOS バージョンのアップデートなど 変更の適用前に確認が必要となる可能性のある製品変更について お客様に事前に通知します 最新の PCN については http://www.hp.com/go/workstationsupport をご確認ください 役に立つヒント 起動時 ワークステーション モニタ ソフトウェアなどで問題が見つかった場合は さらなる措置を講じる前に 次の一般的なヒントを参照して問題を特定してください ワークステーションとモニタの電源プラグが 正常に機能しているコンセントに差し込まれていることを確認します ディスケット オプティカルディスク および USB ドライブキーをすべてドライブから取り外してから ワークステーションの電源を入れます ワークステーションの電源が入っており 緑色の電源ランプが点灯していることを確認します 56 第 11 章診断とトラブルシューティング JAWW

出荷時にプレインストールされていたオペレーティングシステム以外のオペレーティングシステムをインストールした場合は そのオペレーティングシステムがご使用のシステムでサポートされているかどうかを http://www.hp.com/go/quickspecs で確認してください モニタの電源が入っており 緑色のモニタ電源ランプが点灯していることを確認します モニタが暗い場合は モニタの輝度とコントラストを調整します ワークステーションに複数のビデオソースがインストールされており モニタが 1 台のみの場合は プライマリ VGA アダプタとして選択されているソースにモニタを接続する必要があります 他のモニタコネクタは 起動時に無効になります そのいずれかのポートにモニタが接続されている場合 POST ( 電源投入時の自己診断テスト ) 後 モニタは機能しません デフォルトの VGA ソースは コンピュータセットアップ (F10) を使用して選択できます 操作中 ワークステーションの前面にある LED が点滅していないか確認します LED の点滅は特定のエラーコードを表し 問題を診断する手助けとなります 診断ランプとビープ音の意味については このマニュアルの 診断ランプとビープ音の意味 を参照してください キーボードのいずれかのキーを押し続けます ビープ音が鳴った場合 キーボードは正常に機能しています 接続が緩んでいたり 間違っていたりしないか すべてのケーブルを確認します キーボードのいずれかのキーか 電源ボタンを押すことによって ワークステーションを復帰させます ワークステーションが一時停止モードのままの場合は 電源ボタンを 4 秒以上押し続けることによって ワークステーションをシャットダウンします その後 電源ボタンを再び押して ワークステーションを再起動します ワークステーションがシャットダウンしない場合は 電源コードを抜き 数秒経ってから再び差し込みます ワークステーションが再起動しない場合は 電源ボタンを押して起動します プラグアンドプレイ対応でない拡張ボードや他のオプションを取り付けた場合は ワークステーションを再構成します 手順については このマニュアルの ハードウェアの取り付けに関するトラブル を参照してください 必要なデバイスドライバがすべてインストールされていることを確認します たとえば プリンタを接続した場合は プリンタドライバをインストールする必要があります ネットワーク上で作業している場合は 他のワークステーションで正常に機能しているケーブルを使用してネットワークに接続します ネットワークプラグまたはケーブルに問題がある場合があります 最近新しいハードウェアを追加した場合は そのハードウェアを取り外してワークステーションが正常に機能するかどうかを確認します 最近新しいソフトウェアをインストールした場合は そのソフトウェアをアンインストールしてワークステーションが正常に機能するかどうかを確認します 画面に何も表示されない場合 ワークステーションに利用可能な異なるビデオポートがあれば モニタをそれに接続します または モニタを 正常に動作しているモニタと交換します BIOS をアップグレードします 新しい機能のサポートや問題の修正プログラムが含まれた BIOS の新しいリリースが発表されている可能性があります 詳細については http://www.hp.com/support/workstation_manuals にある Service and Technical Reference Guide ( サービスおよびテクニカルリファレンスガイド ) のトラブルシューティングの章を参照してください JAWW HP トラブルシューティングのリソースとツール 57

モニタディスプレイのカスタマイズ モニタのモデル リフレッシュレート 画面解像度 色設定 フォントサイズ 電力管理設定などは 手動で選択または変更できます ディスプレイの設定を変更するには デスクトップを右クリックし [Properties] ( プロパティ ) をクリックします 詳細については グラフィックスコントローラユーティリティに付属のオンラインドキュメントまたはモニタに付属のドキュメントを参照してください トラブルシューティングのシナリオと解決方法 このセクションでは Windows ベースのワークステーションを対象に さまざまなトラブルシューティングシナリオや考えられる解決法についての広範な概要を示します 注記 : Linux のトラブルシューティングの詳細については HP Linux ワークステーションユーザマニュアル を参照してください このマニュアルは http://www.hp.com/support/linux_user_manual ( 英語 ) から入手できます 軽微なトラブルの解決方法 表 11-1 軽微なトラブル トラブル原因考えられる解決法 ワークステーションがフリーズしているようで 電源ボタンを押してもシャットダウンできない ワークステーションがフリーズしている ワークステーションの日付と時間の表示が正しくない ワークステーションがときどき一時停止する テンキーの矢印キーでカーソルが動かない ソフトウェアによる電源スイッチの制御が働かない 使用中のプログラムがコマンド応答を停止している リアルタイムクロック (RTC) の電池交換が必要 ネットワークドライバがロードされているがネットワーク接続されていない [Num Lock] キーがオンになっている 1. 電源ボタンを 4 秒以上押し続けて ワークステーションをシャットダウンします 2. コンセントからプラグを抜きます 3. ワークステーションを再起動します 1. 可能であれば Windows のタスクマネージャを使用して 問題のあるプロセスを特定して終了させます 2. 通常の Windows のシャットダウン手順を試します 3. 電源ボタンを使ってワークステーションを再起動します 1. コントロールパネルで日付と時間を再設定します 2. RTC の電池を交換します ネットワーク接続を行うか コンピュータセットアップ (F10) ユーティリティまたは Microsoft Windows のデバイスマネージャを使用してネットワークコントローラを無効にします [Num Lock] キーを押します [Num Lock] キーはコンピュータセットアップ (F10) ユーティリティでも無効または有効にできます パフォーマンスが低下している プロセッサが高温になっている 1. ワークステーションの通気が妨げられていないか確認します 2. シャーシファンが接続され 正しく機能していることを確認します 一部のファンは 必要なときのみ動作します 3. プロセッサヒートシンクが正しく取り付けられていることを確認します 58 第 11 章診断とトラブルシューティング JAWW