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調査検討の概要 調査検討の目的 我が国における超広帯域無線 ( 以下 UWB という ) システムは 市場の要求に合わせる形で平成 18 年に通信用途 平成 22 年に車載レーダー 平成 25 年にセンサー用途等で制度化が行われてきた UWB システムの最初の制度化から既に 10 年以上経過しており

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3. 電子申請手順 3-2. 申請データの新規作成 ここでは 固定局の場合の再免許申請の入力手順について説明します まず 再免許申請に必要な無線局再免許申請書 無線局事項書及び工事設計書の入力の順番と階層構造を以下に記します 再免許申請では 工事設計書の提出は省略可能なため 本ガイドブックでは説明を

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資料 UWB 作 1-3 情報通信審議会情報通信技術分科会陸上無線通信委員会 UWB 無線システム屋外利用検討作業班 ( 第 1 回 ) 218 年 6 月 15 日 UWB 無線システムに関する海外動向 FMMC 一般財団法人マルチメディア振興センター 1

UWB 無線システムの海外での利用の現状コンシューマー用途 トラッキング ( 追跡 ) 健康管理 遠隔制御 出所 :https://getpixie.com/ ピクシーポイント ( タグ ) 専用アプリと連動して動作し タグ間の信号の飛行時間を計算して 3 次元空間内の位置を測定 (215 年 12 月発売 ) 2 出所 :http://www.voyce.com/ ウェアラブル首輪動物の健康管理を目的に 体温 行動 / 動き 心肺等のデータを測定 出所 : https://www.rohde-schwarz.com https://www.insightsip.com/jp/ スマートキーシステムセキュリティニーズに対応した自動車盗難防止のキーレスエントリーシステム

UWB 無線システムの海外での利用の現状産業用途 Ubisense Group Plc( 英国 ) 自動車製造 航空宇宙製造 輸送 防衛など さまざまな業界向けに UWB ベースの RTLS ソリューションを提供 出所 :https://ubisense.net/en/ Zebra Technologies( 米国 ) 医療および産業製造部門の資産および人員を追跡するための UWB-RTLS ソリューションを提供 医療 製造 運輸物流 小売 ホスピタリティ 3 出所 :https://www.zebra.com/jp/ja/solutions/location-solutions/enabling-technologies/dart-uwb.html

UWB 無線システムの今後の動向新たな用途 コンシューマー向け Runmi Technology 社 ( 上海 ) UWB により 所有者との位置情報を把握し かつ独自のバランス技術との組合せで 所有者の後を自動的に追跡するスーツケース センサーネットワーク 産業向け 身体部位ネットワーク (BAN) において優れた位置精度を提供 出所 : https://www.9fun.us/puppy1-b さまざまな産業分野への展開が期待 農業 自動車 自動工場 ヘルスケア 倉庫 & 物流 ワイヤレスゲートウェイ等 出所 :https://www.decawave.com/markets イメージング心臓造影 肺イメージング 産科画像等 遠隔制御入室管理システムドローンの飛行位置の監視ドローン等 出所 : MarketsandMarkets, Ultra-Wideband (UWB) Market Global Forecast to 22 等 4

普及台数 年平均成長率 :5.21%( 合計 ) 市場規模UWB 無線システムの今後の動向普及予測 : グローバル アプリケーション別 1 万台 9 年平均成長率 :1.72%( 合計 ) 8 7 6 5 4 3 イメージング RTLS/WSN 2 1 214 215 216 218 22 222 1 万米 $ 年平均成長率 :5.21%( 合計 ) 9 8 7 6 5 4 イメージング 3 RTLS/WSN 2 1 214 215 216 218 22 222 略語 RTLS: Real Time Location System( リアルタイム位置測位システム ) エンドユーザー別 1 万台 9 年平均成長率 :1.82%( 合計 ) 8 7 6 住宅 5 ヘルスケア 4 製造 3 2 小売 1 自動車 交通 214 215 216 218 22 222 1 万米 $ 9 8 7 6 住宅 5 ヘルスケア 4 製造 3 2 小売 1 自動車 交通 214 215 216 218 22 222 5 出所 : MarketsandMarkets, Ultra-Wideband (UWB) Market Global Forecast to 22 WSN: Wireless Sensor Network( 無線センサーネットワーク )

UWB 無線システムの今後の動向普及予測 : 日中韓 普及台数 (1 万台 ) * 前掲のグローバルでの普及予測 ( 自動車 交通等含む ) に準じて推計 市場規模 (1 万米 $) 6 注 : の国は オーストラリア ニュージーランド シンガポール インドネシア マレーシア ベトナムを含む 日本は 屋外利用は含まれていない 出所 : MarketsandMarkets, Ultra-Wideband (UWB) Market Global Forecast to 22

普及台数 年平均成長率 :6.62%( 合計 ) 市場規模UWB 無線システムの今後の動向普及予測 : 日本 アプリケーション別 1 台年平均成長率 :1.2%( 合計 ) 7 6 5 4 3 2 1 1 米 $ 年平均成長率 :6.62%( 合計 ) 7 6 5 4 214 215 216 218 22 222 イメージング RTLS/WSN エンドユーザー別 1 台年平均成長率 :12.2%( 合計 ) 1 米 $ 3 イメージング 3 2 RTLS/WSN 2 1 1 略語 RTLS: Real Time Location System( リアルタイム位置測位システム ) WSN: Wireless Sensor Network( 無線センサーネットワーク ) 7 6 5 4 3 2 1 7 6 5 4 214 215 216 218 22 222 住宅 ヘルスケア 製造 小売 自動車 交通 住宅 ヘルスケア 製造 小売 自動車 交通 7 214 215 216 218 22 222 注 : 屋外利用は含まれていない 214 215 216 218 22 222 出所 : MarketsandMarkets, Ultra-Wideband (UWB) Market Global Forecast to 22

UWB 無線システムの規制動向技術基準 項目日本欧州 (ETSI) 米国中国韓国 根拠規定無線設備規則第 49 条の 27 告示第 475 号 第 57 号 第 166 号 ECC/DEC/(6)4 ECC/DEC/(12)3 FCC 規則パート 15 ( 無線周波数デバイス ) サブパート F (UWB 運用 ) 超寛帯 (UWB) 技術周波数使用規定 申告せず開設することができる無線局の無線設備の技術基準 ( 科学技術情報通信部告示第 217-1 号 ) 周波数帯 3.4-4.8 GHz 3.1-4.8 GHz 3.1-1.6 GHz 4.2-4.8 GHz 3.735-4.8 GHz 7.25-1.25 GHz 6.-9. GHz 6.-9. GHz 7.2-1.2 GHz 空中平均値平均電力 -41.3 dbm/mhz 以規制なし規制なし規制なし規制なし線電下力ピーク値尖頭電力 dbm/5mhz 規制なし規制なし規制なし規制なし 平均値 EIRPは 絶対利得 dbiの空 -41.3 dbm/mhz 以 -41.3 dbm/mhz 以下 -41.dBm/MHz 以下 -41.3 dbm/mhz 以下制中線に上記の電力を加えた下限ときの値が上記以下となる場ピーク値 dbm/5mhz dbm/5mhz 規制なし dbm/5mhz 合 その低下分をアンテナ利得で補える EIRP 空中線利得絶対利得 dbi 以下規制なし規制なし規制なし規制なし 周波数帯域幅 45 MHz 以上 5MHz 以上 5MHz 以上 5MHz 以上 45MHz 以上 干渉軽減機能 3.4-4.8 GHz は以下の干渉軽減機能が必要 15kHz の帯域幅 f で -36dBm の同一周波数を検知した場合空中線電力を -7dBm/MHz 以下とする信号検出時間を 5 秒以上信号検出確率 99% 以上信号検出間隔 6 秒以上 3.1-4.8GHz は DAA 及び LDC が必要 8.5-9.GHz は DAA が必要 不要 4.2-4.8 GHz は DAA が無い場合の送信電力密度は - 7dBm/MHz に制限 屋内利用 屋外利用 ( 一部制限あり ) 3.735-4.8 GHz は LDC 又は DAA が必要 8 略語 DAA: Detect and Avoid LDC: Low Duty Cycle 出所 : 各種資料をもとに作成

UWB 無線システムの規制動向屋外利用に係る制度 運用状況 項目日本欧州 (ETSI) 米国 (FCC) 中国韓国 屋外利用 ( 詳細 ) 9ch(7737.6-8236.8MHz) が関係する屋外運用上の条件 制限等 屋外利用不可 屋外利用可ただし 屋外の固定設置あるいは固定アンテナの運用を認めない 自動車や列車に搭載された UWB 機器使用は 干渉軽減技術が必要 ( 仰角 以上への外部への放射は -53.3dBm/MHz 以下 ) 屋外利用可ただし 以下の制限あり 地中探査レーダー 壁探知システム : 運用は 法執行機関 緊急救助隊等に限定 監視システム : 法執行機関 緊急救助隊 又は 製造業 石油 電力の免許人が運用する固定監視システムに制限 医療画像診断システム : 免許を有する医療関係者の指示又は監督の下で利用される画像診断に制限 ハンドヘルド UWB システム : 対向する受信機が存在する場合にのみ送信可能 対向受信機からの ACK を受信できない場合には 1 秒以内に送信を停止する 又は 1 秒毎に ACK の確認を行う ただし 通信リンクの確立又は再確立に使用する周期的な信号を除く 屋外利用可ただし 天文台周辺 1 キロメートル以内での UWB は使用不可 屋外利用可ただし 3.735-4.8GHz の屋外固定利用の場合 連続送信時間は 5 ミリ秒以下 休止時間は 1 秒以上とする - ( 参考 ) 航空機 船舶 衛星等での利用制限 利用不可 制限あり船舶 衛星では利用不可航空機内では 6.-8.5GHz について 電波天文 ( メタノール線 ) 及び固定衛星業務 気象衛星業務の保護のための制限付で使用可 玩具の操作を含め利用不可 利用不可 航空機 船舶 衛 星 模型飛行機へ の適用を禁止 9 出所 : 各種資料をもとに作成