平成 23 年 8 月 11 日 統計トピックス No.53 従業上の地位別にみる我が国の従業者の状況 - 平成 21 年経済センサス 基礎調査 の結果から - 経済センサスは 事業所及び企業の経済活動の状態を明らかにし 我が国における包括的な産業構造を明らかにするとともに 事業所 企業を対象とする

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Ⅰ 事業所に関する集計 1 概況平成 26 年 7 月 1 日現在の本道の事業所数 ( 国及び地方公共団体の事業所を含む 事業内容不詳の事業所を含む ) は 25 万 3,139 事業所 従業者数は 245 万 7,843 人となっており 全国順位は 事業所数 従業者数ともに 東京都 大阪府 愛知県

< 結果の要約 > 1. 概況 平成 21 年 7 月 1 日現在の我が国の企業グループ数は2 万 7 千 会社企業 180 万 7 千企業のうち 企業グループに属する会社企業数は9 万企業 (%) 子会社数は6 万 3 千社で 1 企業グループ当たりの子会社数は2.4 社 会社企業の従業者 412

平成26年経済センサス‐基礎調査(確報)結果の公表

(Microsoft Word - 11 \212T\227v\201i\216\226\213\306\217\212\201j.doc)

経済センサス活動調査速報

経済センサス活動調査速報

鎌倉市

平成25年毎月勤労統計調査

結  果  の  概  要

(1) 建設業作業の行われている工事現場 現場事業所などは それらを直接管理している本社 支店 営業所 出張所などの事業所に含めて調査した また 自営の大工 左官 塗装工事 屋根工事 配管工事 電気工事などの業者については 工事現場では調査せず それらの業者の事業所又は自宅で その従業者も含めて調査

「サービス産業動向調査」平成29年9月分結果(速報)

第3章 総務省統計局が提供する地域メッシュ統計の編成項目_2 経済センサス

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平成 21 年経済センサス 基礎調査確報集計結果 (2) 産業分類別 - 従業者数 ( 単位 : 人 %) 北海道 全国 従業者数従業者数 (*2 (*2 A~S 全産業 A~R 全産業 (S 公務を除く )

事業所

平成12年工業統計調査結果表(速報)

第 18 表都道府県 産業大分類別 1 人平均月間現金給与額 ( 平成 27 年平均 ) 都道府県 鉱業, 採石業, 砂利採取業建設業製造業 円円円円円円円円円 全国 420, , , , , , , ,716 28

1 概況 ( 調査産業計 ) 賃金 労働時間及び雇用の動きについては (1) 現金給与総額が事業所規模 5 人以上で前年比 0.2% 減少 30 人以上で0.4% 増加 (2) 総実労働時間が事業所規模 5 人以上で前年比 0.9% 減少 30 人以上では変化なかった (3) 推計常用労働者数が事業

目次. 独立行政法人労働政策研究 研修機構による調査 速報値 ページ : 企業調査 ページ : 労働者調査 ページ. 総務省行政評価局による調査 ページ

ユースフル労働統計 2014 労働統計加工指標集

第 2 章 我が国における IT 関連産業及び IT 人材の動向 1. IT IT IT 2-1 IT IT 大分類 A 農業, 林業 B 漁業 C 鉱業, 採 業, 砂利採取業 D 建設業 E 製造業 F 電気 ガス 熱供給 水道業 G 情報通信業 H 運輸業, 郵便業 I 卸売業, 小売業 J

事業所規模 5 人以上 (1 表 ) 月間現金給与額 産 業 ( 単位 : 円 %) 現金給与総額 きまって支給する給与 所定内給与 特別に支払われた給与 対前月増減差 対前年同月増減差 全国 ( 調査産業計 確報値 ) 278, , ,036

Microsoft PowerPoint - ★グラフで見るH30年度版(完成版).

所4. 事業所 1. 経営組織別全事業所数 男女別従業者数 総 数 事業所数 1km ( 人 ) 当たり市区町村従業者数 ( 事業内容等事業所数不詳を含む ) ( 注 ) 事業所数事業所数男女 従業者数 鹿 児 島 県 82,752 81, , , ,505 9.

29付属統計表(全体)

28付属統計表(全体)

総務省 - 都道府県 - 報告者総務省 - 都道府県 - 市 - 報告者イ乙調査 ( ア ) 国による調査総務省 - 報告者 ( イ ) 都道府県による調査総務省 - 都道府県 - 報告者 ( ウ ) 市町村による調査総務省 - 都道府県 - 市町村 - 報告者 6 調査の方法調査は 対象となる事業

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事業所規模 5 人以上 (1 表 ) 月間現金給与額 産 業 ( 単位 : 円 %) 現金給与総額 きまって支給する給与 所定内給与 特別に支払われた給与 対前月増減差 対前年同月増減差 全国 ( 調査産業計 確報値 ) 262, , ,075

平成28年経済センサス‐活動調査(確報)_産業横断的集計(結果の概要)

30付属統計表(全体)

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3 地域別の業種リストを確認 対象業種の判断は 日本標準産業分類のに基づいて行われます 経営力向上計画の 2 事業分野と事業分野別指針 欄の 事業分野 ( ) が 次ページ以降の7 都府県別の業種リストにおける対象業種 ( ) に該当するかどうかを確認して下さい 経営力向上計画の 事業分野 ( )

平成 28 年経済センサス - 活動調査 奈良県結果 ( 確報 ) ~ 事業所に関する集計の概要 ~ 概要 事業所数 46,487 事業所 ( 全国 40 位全国シェア 0.87%) 上位 3 産業 1 位 卸売業, 小売業 12,047 事業所 2 位 宿泊業, 飲食サービス業 5,278 事業所

若年者雇用実態調査

山形県富山県秋田県福井県群馬県福島県島根県鳥取県長野県栃木県宮崎県新潟県佐賀県石川県岩手県山梨県岐阜県青森県徳島県茨城県三重県大分県山口県香川県熊本県岡山県鹿児島県沖縄県静岡県高知県和歌山県宮城県愛媛県長崎県滋賀県北海道愛知県福岡県広島県奈良県兵庫県千

1 15 歳以上人口の就業状態 富山県の 15 歳以上人口 人のうち 有業者は 人 ( 全国 6621 万 3 千人 ) と 平成 24 年と比べると 人減少しています 有業率 (15 歳以上人口に占める有業者の割合 ) についてみると 59.5%( 全国 5

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以前 製造業 食料品製造業 畜産食料品製造業

製造業 食料品製造業 畜産食料品製造業

Ⅲ 参考 203 規模等 < 全国 >( 平成 16,18 年,21 年, 24 年, 26 年 ) 平成 21 年平成 24 年平成 26 年産業小分類事業所数従業者数事業所数従業者数事業所数従業者数全産業 ( 公務除く ) 5,886,193 58,442,129 5,453,635 55,83

1 外国人労働者の状況 別添 1 外国人雇用状況 の届出状況 ( 平成 29 年 1 月末現在 ) 概要版 岡山労働局 労働者全体の状況について ( 別添 3- 表 1) 外国人労働者数は 13,727 人 前年同期比で 21.7% (2,446 人 ) 増加した 増加した要因 ベトナムからの技能実

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以前 製造業 食料品製造業 畜産食料品製造業

一企業当たりの事業所数は 14. 事業所 ( 前年度差.6 事業所減 ) 常時従業者数 499 人 ( 前年度比.8% 減 ) 売上高は 23.4 億円 ( 同 2.9% 減 ) 製造企業の一企業当たりの売上高は 億円 ( 前年度比 3.9% 減 ) 営業利益は 1 億円 ( 同.6%

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第 10 表 産業大中分類別, 性別, 常用労働者の1 人平均月間現金給与額 規模 5 人以上 TL 調査産業計 年次及び月次 平成 20 年 300, , ,080 48, , ,954 60, , ,246 32,505 平

業種別の概況 教養 技能教授業 事業所数 7 万 9509 事業所 ( 前年比 6.7%) 従業者数 25 万 6477 人 ( 前年比 2.8%) 年間売上高 9328 億円 ( 前年比 3.0%) 教養 技能教授業務の事業従事者数 33 万 7230 人 ( 前年比 4.4%) 教養 技能教授業

Microsoft Word - コピー ~ (確定) 61発表資料(更新)_

都道府県別有効求人倍率 ( 季節調整値 ) 令和元年 5 月 広島 東京 岡山 福井 岐阜 愛知 富山 石川 香川 大阪 鳥取 群馬 三重 長野 新潟 島根 宮城 愛媛 京都 茨城 山口 熊本 福岡 大分 静岡 徳島 山形 福島 宮崎 秋田 奈良 栃木 和歌山 兵庫 岩手 山梨 千葉 鹿児島 埼玉

第 10 表 産業大中分類別, 性別, 常用労働者の1 人平均月間現金給与額 規模 5 人以上 TL 調査産業計 年次及び月次 平成 17 年 313, , ,854 50, , ,534 61, , ,321 36,193 平

平成 22 年国勢調査 < 産業等基本集計結果 ( 大阪 平成 24 年 5 月 大阪市計画調整局

所4. 事業所 1. 経営組織別全事業所数 男女別従業者数 総 数 事業所数 1km 市区町村従業者数 ( 人 ) 当たり ( 事業内容等事業所数不詳を含む ) ( 注 ) 事業所数事業所数従業者数男女 鹿 児 島 県 82,752 81, , , ,505 9.

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毎月勤労統計調査地方調査の説明 1 調査の目的この調査は 統計法に基づく基幹統計で 常用労働者の給与 出勤日数 労働時間数及び雇用について 東京都における毎月の変動を明らかにすることを目的としています 2 調査の対象本調査の産業分類は 平成 2 年 10 月改定の日本標準産業分類に基づき 鉱業, 採

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129

26公表用 栃木局版(グラフあり)(最終版)

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平成 23 年 8 月 11 日 統計トピックス No.53 従業上の地位別にみる我が国の従業者の状況 - 平成 21 年経済センサス 基礎調査 の結果から - 経済センサスは 事業所及び企業の経済活動の状態を明らかにし 我が国における包括的な産業構造を明らかにするとともに 事業所 企業を対象とする各種統計調査の実施のための母集団情報を整備することを目的として 事業所 企業統計調査などの大規模統計調査を見直し 新たに創設された調査です 経済センサスは 事業所 企業の基本的構造を明らかにする 経済センサス 基礎調査 と事業所 企業の経済活動の状況を明らかにする 経済センサス 活動調査 の二つから成り立っています その第 1 回目の調査として 平成 21 年 7 月 1 日に実施した 平成 21 年経済センサス 基礎調査 について 23 年 6 月 3 日に確報集計結果を公表したところです そこで この結果から 従業上の地位別にみる我が国の従業者の状況について 特徴的な事項を紹介します 要約 以下は 平成 21 年 7 月 1 日現在で調査した結果です 1 非農林漁業の民営事業所の従業者数のうち 雇用者 が従業者全体の 87.4% を占め そのうち 以外の雇用者 が雇用者全体の 39.8% を占める 2 非農林漁業の民営事業所の雇用者に占める 以外の雇用者 の割合が最も高い産業大分類は 宿泊業 飲食サービス業 3 民営事業所の雇用者に占める の割合が最も高い産業小分類は 製鉄業 以外の雇用者 の割合が最も高い産業小分類は ハンバーガー店 4 非農林漁業の民営事業所の雇用者に占める の割合が最も高い都道府県は富山県 5 非農林漁業の民営事業所の事業従事者数に占める 別経営の事業所からの派遣従業者 の割合が最も高い産業大分類は 情報通信業 最も高い都道府県は東京都 - 1 -

経済センサス 基礎調査における従業上の地位等について 経済センサス 基礎調査では 事業所で働いている人を 従業者数 又は 事業従事者数 として集計しています また 事業所で働いている人を 従業上の地位 という属性で区分して集計しています まず これらに関する用語について説明します < 従業者数と事業従事者数について > 従業者数 事業従事者数 当該事業所に所属して働いている全ての人の数 他の会社などの別経営の事業所へ派遣している人も含まれる ( 下記の 1~7) 当該事業所で実際に働いている人の数 すなわち 従業者数 から下記の 7 別経営の事業所への派遣従業者 を除き 8 別経営の事業所からの派遣従業者 を含めた数 < 従業上の地位等について > 1 個人業主 2 無給の家族従業者 3 有給役員 個人経営の事業所で 実際にその事業所を経営している人 個人業主の家族で 賃金 給与を受けずに 事業所の仕事を手伝っている人 法人 団体の役員 ( 常勤 非常勤は問わない ) で 給与を受けている人 雇用者 常用雇用者 4 5 以外 6 臨時雇用者 7 別経営の事業所への派遣従業者 8 別経営の事業所からの派遣従業者 期間を定めずに雇用されている人若しくは 1 か月を超える期間を定めて雇用されている人又は調査日前 2 か月間にそれぞれ 18 日以上雇用されている人 常用雇用者のうち 一般に正社員 正職員などと呼ばれている人 常用雇用者のうち 一般に正社員 正職員などと呼ばれている人以外で 嘱託 パートタイマー アルバイト又はそれに近い名称で呼ばれている人 1 か月以内の期間を定めて雇用されている人又は日々雇用されている人 上記の 1~6 のうち いわゆる労働者派遣法にいう派遣労働者のほかに 在籍出向など当該事業所に籍がありながら 他の会社など別経営の事業所で働いている人 いわゆる労働者派遣法にいう派遣労働者のほかに 在籍出向など出向元に籍がありながら当該事業所に来て働いている人 凡例 1 個人業主 2 無給の家族従業者 3 有給役員 4 5 以外の常用雇用者 6 臨時雇用者 7 別経営の事業所への派遣従業者 8 別経営の事業所からの派遣従業者 調査対象事業所 関連会社など 関連会社など 人材派遣会社 従業者数 に含まれる範囲 事業従事者数 に含まれる範囲 - 2 - 派遣 出向

非農林漁業の民営事業所の従業者数のうち 雇用者 が従業者全体の 87.4% を占め そのうち 以外の雇用者 が雇用者全体の 39.8% を占める 平成 21 年 7 月 1 日現在の我が国の非農林漁業の民営事業所の従業者数は 5806 万 5 千人となっ ています これを従業上の地位別にみると 雇用者 が 5074 万 1 千人 ( 従業者全体の 87.4%) 有給役員 が 418 万 8 千人 ( 同 7.2%) 個人業主 無給の家族従業者 が 313 万 6 千人 ( 同 5.4%) となっています このうち 雇用者の内訳をみると 常用雇用者 が 4760 万 1 千人 ( 雇用者全体の 93.8%) 臨時雇用者 が 313 万 9 千人 ( 同 6.2%) となっています さらに 雇用者のうち を除いたもの すなわち 以外 と 臨時雇用者 を合わせたもの ( 以下 以外の雇用者 といいます ) は 2019 万 1 千人 ( 雇用者全体の 39.8%) となっています また 非農林漁業の民営事業所の事業従事者数は 5840 万 8 千人となっています このうち 別経営の事業所からの派遣従業者 は 166 万 5 千人 ( 事業従事者全体の 2.9%) となっていま す ( ) 内は雇用者に占める割合 対従業者数 0 10 20 30 40 50 60 70 80 90 100 対雇用者 対事業従事者数 全産業従業者数 58442129 - - - 非農林漁業 表 1 従業上の地位別従業者数及び事業従事者数 ( 民営 ) 従業上の地位等 従業者数 (a) 58064534 100.0 - - 個人業主 無給の家族従業者 3135733 5.4 - - 有給役員 4188122 7.2 - - 雇用者 (b)+(e) 50740679 87.4 100.0 - 常用雇用者 (b) =(c)+(d) 47601397 82.0 93.8 - (c) 30549889 52.6 60.2 - 以外 (d) 17051508 29.4 33.6 - 臨時雇用者 (e) 3139282 5.4 6.2 - ( 別掲 ) 以外の雇用者 (d)+(e) 20190790 34.8 39.8 - ( 別掲 ) 別経営の事業所への派遣従業者 (f) 1321139 2.3 - - 別経営の事業所からの派遣従業者 (g) 1665088 - - 2.9 事業従事者数 (a)-(f)+(g) 58408483 - - 100.0 図 1 従業上の地位別従業者数の割合 ( 民営 非農林漁業 ) 実数 割合 個人業主 無給の家族従業者 有給役員 5.4 7.2 52.6 29.4 5.4 (33.6) (6.2) (60.2) 以外 常用雇用者 臨時雇用者 82.0(93.8) 以外の雇用者 34.8(39.8) 雇用者 87.4-3 -

非農林漁業の民営事業所の雇用者に占める 以外の雇用者 の割合が最も高い産業大分類は 宿泊業 飲食サービス業 非農林漁業の民営事業所について 雇用者に占める 以外の雇用者 の割合を産業大分類注 ) 別にみると 宿泊業 飲食サービス業 (76.4%) が最も高く 次いで 生活関連サービス業 娯楽業 ( 54.7%) サービス業 ( 他に分類されないもの ) (52.5%) などとなっています 一方 電気 ガス 熱供給 水道業 (8.2%) が最も低く 次いで 鉱業 採石業 砂利採取業 (14.3%) 情報通信業 (14.5%) などとなっています 図 2 産業大分類別雇用者に占める 以外の雇用者 及び の 割合 ( 民営 非農林漁業 ) 0 10 20 30 40 50 60 70 80 90 100 非農林漁業 39.8 60.2 鉱業 採石業 砂利採取業建設業製造業電気 ガス 熱供給 水道業情報通信業運輸業 郵便業 14.3 22.6 23.0 8.2 14.5 29.6 85.7 77.4 77.0 91.8 85.5 70.4 卸売業 小売業 48.9 51.1 金融業 保険業 17.9 82.1 不動産業 物品賃貸業 34.6 65.4 学術研究 専門 技術サービス業 19.5 80.5 宿泊業 飲食サービス業 76.4 23.6 生活関連サービス業 娯楽業 教育 学習支援業 54.7 50.4 45.3 49.6 医療 福祉 37.1 62.9 複合サービス事業 サービス業 ( 他に分類されないもの ) 25.7 52.5 以外の雇用者 74.3 47.5 注 ) 産業分類について産業分類は 大分類 中分類及び小分類から成る 3 段階構成であり その構成は 大分類 19 中分類 97 小分類 591 となっています 平成 21 年経済センサス 基礎調査で用いる産業分類は 日本標準産業分類 ( 平成 19 年 11 月改定 ) に基づいています なお 産業分類の詳細については次の URL を御参照ください http://www.stat.go.jp/data/e-census/2009/kakuho/bunrui.htm - 4 -

民営事業所の雇用者に占める の割合が最も高い産業小分類は 製鉄業 民営事業所について 雇用者に占める の割合を産業小分類別にみると 製鉄業 (97.0%) が最も高く 次いで 電気業 (96.6%) 石油精製業 及び コークス製造業 (96.3%) などとなっています 表 2 産業小分類別雇用者に占める の割合 ( 上位 30 分類注 ))( 民営 ) 順位 産業小分類 従業者数 うち雇用者 (a) (b) 以外の雇用者 雇用者に占めるの割合 (b)/(a) 1 221 製鉄業 46453 46286 44876 1410 97.0 2 331 電気業 25961 25679 24805 874 96.6 3 171 石油精製業 17165 16944 16321 623 96.3 3 173 コークス製造業 2029 1990 1917 73 96.3 5 621 中央銀行 4739 4722 4536 186 96.1 6 105 たばこ製造業 3148 3148 3022 126 96.0 7 222 製鋼 製鋼圧延業 26067 25566 24220 1346 94.7 8 372 移動電気通信業 33430 33228 31438 1790 94.6 9 391 ソフトウェア業 914407 867073 808674 58399 93.3 9 454 船舶貸渡業 9962 7933 7404 529 93.3 11 50A 各種商品卸売業 ( 従業者が常時 100 人以上のもの )*1 28085 27780 25898 1882 93.2 11 652 商品先物取引業 商品投資業 7593 6962 6491 471 93.2 13 053 原油 天然ガス鉱業 3690 3566 3315 251 93.0 14 267 半導体等製造装置製造業 58762 55809 51810 3999 92.8 14 651 金融商品取引業 100680 95653 88772 6881 92.8 16 461 航空運送業 47839 47532 44049 3483 92.7 16 671 生命保険業 366069 365141 338620 26521 92.7 18 055 窯業原料用鉱物鉱業 4490 4102 3796 306 92.5 19 142 紙製造業 37656 36064 33338 2726 92.4 20 223 製鋼を行わない鋼材製造業 41752 39651 36534 3117 92.1 20 362 工業用水道業 41 38 35 3 92.1 20 72F 純粋持株会社 17287 15500 14282 1218 92.1 23 421 鉄道業 229614 228359 209543 18816 91.8 24 451 外航海運業 9193 8570 7859 711 91.7 25 251 ボイラ 原動機製造業 35054 34006 31150 2856 91.6 26 743 機械設計業 108823 96370 88212 8158 91.5 27 534 鉄鋼製品卸売業 100688 88063 80429 7634 91.3 28 141 パルプ製造業 4455 4267 3892 375 91.2 29 281 電子デバイス製造業 212905 210110 191472 18638 91.1 30 341 ガス業 20921 20020 18174 1846 90.8 注 ) 各産業中分類に設けている小分類 管理 補助的経済活動を行う事業所 を除く * 1 総合商社 貿易商社などで従業者が常時 100 人以上のもの - 5 -

民営事業所の雇用者に占める 以外の雇用者 の割合が最も高い産業小分類は ハンバーガー店 民営事業所について 雇用者に占める 以外の雇用者 の割合を産業小分類別にみると ハンバーガー店 (94.9%) が最も高く 次いで 持ち帰り飲食サービス業 (89.8%) 他に分類されないその他の飲食店 (89.0%) などとなっています 表 3 産業小分類別雇用者に占める 以外の雇用者 の割合 ( 上位 30 分類注 ))( 民 営 ) 順位 産業小分類 従業者数 うち雇用者 (a) 以外の雇用者 (b) 雇用者に占める以外の雇用者の割合 (b)/(a) 1 76E ハンバーガー店 211286 209678 10682 198996 94.9 2 771 持ち帰り飲食サービス業 105969 95821 9749 86072 89.8 3 76G 他に分類されないその他の飲食店 *1 87606 84747 9357 75390 89.0 4 80N カラオケボックス業 66730 60996 7235 53761 88.1 5 70A 音楽 映像記録物賃貸業 54601 52800 6450 46350 87.8 6 801 映画館 23576 23124 2843 20281 87.7 7 58B 他に分類されない飲食料品小売業 *2 1045821 887656 140896 746760 84.1 8 767 喫茶店 350801 262333 44080 218253 83.2 9 76C 焼肉店 187705 165360 29208 136152 82.3 10 76F お好み焼 焼きそば たこ焼店 76852 53452 9607 43845 82.0 11 761 食堂 レストラン 539836 473616 88731 384885 81.3 12 80L ゲームセンター 65088 63489 11947 51542 81.2 13 58A 料理品小売業 *3 179301 154344 29493 124851 80.9 14 581 各種食料品小売業 *4 1044630 1006231 192969 813262 80.8 15 569 その他の各種商品小売業 ( 従業者が常時 50 人未満のもの )*5 30436 29698 6066 23632 79.6 16 823 学習塾 332541 287521 59502 228019 79.3 17 766 バー キャバレー ナイトクラブ 476180 339172 71399 267773 78.9 18 606 書籍 文房具小売業 621515 563945 119276 444669 78.8 19 772 配達飲食サービス業 398611 382429 82355 300074 78.5 19 80H フィットネスクラブ 73981 72154 15489 56665 78.5 21 76A 日本料理店 462931 404285 89887 314398 77.8 22 763 そば うどん店 220299 180416 40200 140216 77.7 22 83A 助産所 1523 1032 230 802 77.7 24 764 すし店 248988 212664 47660 165004 77.6 24 765 酒場 ビヤホール 714224 554671 124114 430557 77.6 26 80M その他の遊戯場 *6 8850 6598 1501 5097 77.3 27 76D その他の専門料理店 *7 405862 362809 83657 279152 76.9 28 794 物品預り業 *8 10066 7195 1681 5514 76.6 29 805 公園 遊園地 60207 59342 13960 45382 76.5 30 561 百貨店 総合スーパー 592837 591999 142264 449735 76.0 注 ) 各産業中分類に設けている小分類 管理 補助的経済活動を行う事業所 を除く * 1 フライドチキン店 サンドイッチ専門店 ドーナツ店 今川焼店など * 2 コンビニエンスストア 牛乳小売業 茶類小売業 豆腐 かまぼこ等加工食品小売業 乾物小売業など * 3 惣菜屋 駅弁売店など ( 客の注文によって調理し提供する弁当店は 持ち帰り 配達飲食サービス業 に分類される ) * 4 各種食料品店 食料雑貨店など * 5 衣 食 住にわたる各種商品を小売する百貨店 ミニスーパーなどで従業者が常時 50 人未満のもの ( 従業者が常時 50 人以上のものは 百貨店 総合スーパー に分類される ) * 6 ビリヤード場 囲碁 将棋所 射的場など * 7 フランス料理店 イタリア料理店 韓国料理店などの各国料理店 料亭など * 8 手荷物預り業 自転車預り業 コインロッカー業など - 6 -

非農林漁業の民営事業所の雇用者に占める の割合が最も高い都道府県は富山県 非農林漁業の民営事業所について 都道府県別に雇用者に占める の割合をみると 富山県 (66.7%) が最も高く 次いで福井県 (66.2%) 新潟県 (65.9%) などとなっています 一方 雇用者に占める 以外の雇用者 の割合をみると 奈良県 (48.7%) が最も高く 次いで千葉県 (47.8%) 埼玉県 (46.6%) などとなっています 図 3 都道府県別雇用者に占める 及び 以外の雇用者 の割合 ( 上位 10 都道府県 )( 民営 非農林漁業 ) 0 10 20 30 40 50 60 70 80 90 100 全国富山県福井県新潟県山形県東京都島根県香川県秋田県徳島県石川県 60.2 66.7 66.2 65.9 65.7 64.7 64.5 64.1 64.0 63.9 63.9 39.8 33.3 33.8 34.1 34.3 35.3 35.5 35.9 36.0 36.1 36.1 ~ 0 10 20 30 40 50 60 70 80 90 100 山梨県和歌山県兵庫県神奈川県京都府北海道沖縄県埼玉県千葉県奈良県 58.0 56.6 56.2 55.8 55.2 55.1 54.1 53.4 52.2 51.3 42.0 43.4 43.8 44.2 44.8 44.9 45.9 46.6 47.8 48.7 以外の雇用者 ~ - 7 -

- 8-2.9 4.1 3.9 3.6 3.4 3.3 3.2 3.1 3.0 2.9 2.9 0 2 4 6 8 10 全国東京都滋賀県三重県大阪府神奈川県茨城県静岡県千葉県愛知県埼玉県 2.9 2.7 2.1 4.0 4.0 8.7 3.6 2.0 7.3 2.4 4.1 1.0 2.4 2.0 1.6 0.5 3.5 0 2 4 6 8 10 非農林漁業鉱業 採石業 砂利採取業建設業製造業電気 ガス 熱供給 水道業情報通信業運輸業 郵便業卸売業 小売業金融業 保険業不動産業 物品賃貸業学術研究 専門 技術サービス業宿泊業 飲食サービス業生活関連サービス業 娯楽業教育 学習支援業医療 福祉複合サービス事業サービス業 ( 他に分類されないもの ) 非農林漁業の民営事業所について 事業従事者数に占める 別経営の事業所からの派遣従業者 の割合を産業大分類別にみると 情報通信業 (8.7%) が最も高く 次いで 金融業 保険業 (7.3%) などとなっています 一方 複合サービス事業 ( 0.5%) が最も低く 次いで 宿泊業 飲食サービス業 (1.0%) などとなっています 図 4 産業大分類別事業従事者数に占める 別経営の事業所からの派遣従業者 の割合 ( 民営 非農林漁業 ) 非農林漁業の民営事業所について 事業従事者数に占める 別経営の事業所からの派遣従業者 の割合を都道府県別にみると 東京都 (4.1%) が最も高く 次いで滋賀県 (3.9%) 三重県 (3.6%) などとなっています 図 5 都道府県別事業従事者数に占める 別経営の事業所からの派遣従業者 の割合 ( 上位 10 都道府県 )( 民営 非農林漁業 ) このトピックスは 次の URL から御覧になれます http://www.stat.go.jp/data/e-census/topics/topi53.htm 平成 21 年経済センサス 基礎調査の詳しい結果は 次の URL から御覧になれます http://www.stat.go.jp/data/e-census/2009/kakuho/gaiyou/gaiyou.htm 問い合せ先 総務省統計局統計調査部経済基本構造統計課審査発表係 TEL:03(5273)1022 FAX:03(5273)1494 E メール : p-shinsa@soumu.go.jp 経済センサス非農林漁業の民営事業所の事業従事者数に占める 別経営の事業所からの派遣従業者 の割合が最も高い都道府県は東京都非農林漁業の民営事業所の事業従事者数に占める 別経営の事業所からの派遣従業者 の割合が最も高い産業大分類は 情報通信業

平成 24 年経済センサス 活動調査の実施について 経済の国勢調査を実施します 総務省統計局と経済産業省は 各府省と連携を図りながら 平成 24 年 2 月 1 日現在で 統計法に基づく基幹統計調査として 経済センサス 活動調査を初めて実施します この調査は 我が国の全ての事業所及び企業を対象に 全産業分野の売上 ( 収入 ) 金額や費用などの経理項目を同一時点で網羅的に把握する我が国唯一の調査であり 日本の経済力を知るための重要な調査です 調査結果は 経済政策 産業振興政策 中小企業政策 雇用対策など 国及び地方公共団体における様々な政策決定のための重要な基礎資料として活用されるほか 企業の経営計画などの参考資料など公共財として国民の様々な意思決定のための有用な資料として活用されます 調査目的 我が国の全産業分野における事業所及び企業の経済活動の状況を全国的及び地域別に明らかにするとともに 事業所及び企業を調査対象とする各種統計調査の精度向上に資する母集団情報を得ることを目的 法的根拠 統計法 ( 平成 19 年法律第 53 号 ) に基づく基幹統計調査 調査期日 平成 24 年 2 月 1 日 調査対象 全国全ての事業所及び企業 調査事項 事業所及び企業の名称 所在地 従業者数 経営組織 事業内容 売上 ( 収入 ) 金額 費用 事業別売上高 売場面積等の産業特性事項 調査方法 < 単独事業所及び新設事業所 > 都道府県知事が任命する調査員が 平成 24 年 1 月までに調査票を配布し 2 月から回収 ( 一部の積雪地域では市町村が郵送で回収 ) < 支社等を有する企業 一定規模以上の製造業の事業所 純粋持株会社 > 企業本社に対し 支社 支店等の調査票を含め平成 24 年 1 月までに調査票を郵送し 2 月から回収 ( 本社一括調査 ) 調査票の送付に先立ち 企業の支社 支店等の新設 廃止や事業内容等を確認するため 平成 23 年 6 月から 対象企業の本社あてに 事業所等確認票 を郵送し 回収 結果公表 速報集計は平成 25 年 1 月 確報集計は平成 25 年夏頃から順次公表 ~ 平成 24 年経済センサス 活動調査に関するお問い合わせはこちらへ ~ 総務省統計局統計調査部経済統計課担当 : 羽鳥課長補佐 水田係長 TEL:03(5273)1388 FAX:03(5273)1498 E メール :eca-info@soumu.go.jp URL:http://www.stat.go.jp/data/e-census/guide/active/struct/purpose.htm - 9 -