2. 図面の開き方と保存方法 2-1 新規図面の開き方 Mechanicalでは新規図面を開く際に テンプレートを使用するかどうか選択できます コマンド実行方法 アプリケーションメニュー 新規 クイックアクセスツールバー クイック新規作成 メニューバー ファイル 新規作成 ツールバー Mechanical Mechanical メイン コマンド [ NEW ] コマンドを実行すると テンプレートを選択 ダイアログが表示されます テンプレートを使用する場合 テンプレートファイルを選択し 開く ボタンをクリックします 新規図面が作成されます テンプレートを使用しない場合 開く ボタン横の矢印ボタンをクリックし テンプレートなしで開く を選択します 新規図面が作成されます テンプレートファイルとは? テンプレートファイルには 単位の種類と精度や表題欄 画層名 寸法スタイルのような規則や設定が保存できます 同じ規則や同じ既定値の設定を使用する図面を複数作成する場合は 図面の作成を開始するたびに設定を指定するのではなく テンプレートファイルを使用することで 時間を節約できます - 43 -
2-2 既存図面の開き方コマンド実行方法 アプリケーションメニュー 開く クイックアクセスツールバー 開く メニューバー ファイル 開く ツールバー Mechanical Mechanical メイン コマンド [ OPEN ] コマンドを実行すると ファイルを選択 ダイアログが表示されます 開きたい図面のあるドライブ ディレクトリ ファイルを指示し 開く ボタンをクリックすると図面が開きます また [ Ctrl ] キーもしくは [ Shift ] キーを押しながらファイル名をクリックすることにより 一度に複数の ファイルを開くことが出来ます 2-3 TrustedDWG 2007 以降の製品では DWGファイルを開く際に そのファイルが オートデスク製品 もしくはRealDWGで作成された 信頼できるDWGファイルである ことを識別するために TrustedDWG というチェック機能が搭載されました この機能はオートデスク社でサポート対象にできないと思われる DWG ファイルを識別して 開こうとしているファイ ルがデータ破損している可能性を示唆し そのファイルを使用するかどうかの選択をユーザに委ねるものです - 44 -
<TrustedDWG の場合 > ファイルを開くとコマンドラインに Autodesk DWG です このファイルはオートデスクの開発した またはライ センスを受けたアプリケーションによって保存された TrustedDWG ファイルです と表示されます <TrustedDWG ではない場合 > オートデスク製品 もしくは RealDWG 以外で作成された DWG ファイルを開こうとすると 開く - 非ネイティブの DWG ファイル ダイアログが表示されます ダイアログが表示された場合 1) ファイルを開くのを中止する を選択します 2) アプリケーションメニュー 修復 コマンドを実行し 図面内のエラー等を修復します 3) 再度ダイアログが表示されますので DWG ファイルを開く をクリックします ファイルを開くとコマンドラインに Autodesk DWG ではありません この DWG ファイルを保存したアプリケー ションは オートデスクによって開発された またはライセンスを受けたソフトウェアではありません オートデ スクはこのファイルの互換性や完全性を保障できません と表示されます TrustedDWG ではない場合 で上書き保存しても上記ダイアログが出てきますので 都度選択してください - 45 -
2-4 保存方法 図面の保存方法には次の 2 つがあります 2-4-1 上書き保存現在開いている図面に名前 ( ファイル名 ) が決まっていれば上書き保存を実行した時点で同じファイル名に保管されます 現在開いている図面がDrawing.dwgの場合はファイル名を入力し ファイル保存を行います コマンド実行方法 アプリケーションメニュー 上書き保存 クイックアクセスツールバー 上書き保存 メニューバー ファイル 上書き保存 ツールバー Mechanical Mechanical メイン コマンド [ QSAVE ] 上書き保存時のファイルを変更するには上書き保存コマンドを実行して図面を保存した場合 初期設定では Mechanical 2012 で保存されます これを任意のファイルに変更することができます < 変更方法 > [ OP ] コマンドを実行し オプション ダイアログを表示させます 開く/ 保存 タブ ファイルの保存 名前を付けて保存のファイル のプルダウンから任意のファイルを選択します 適用 OK をクリックし ダイアログを閉じます 変更できるファイルは 図面規格 を除いた 21 種類です - 46 -
2-4-2 名前を付けて保存 現在開いている図面の保管先 ( ドライブ ディレクトリ ファイル名 ) を指示し 保存 ボタンをクリックすると 図面が保管されます 保管バージョンは ファイルの種類 でを選択できます コマンド実行方法 アプリケーションメニュー 名前を付けて保存 クイックアクセスツールバー 名前を付けて保存 メニューバー ファイル 名前を付けて保存 コマンド [ SAVEAS ] コマンドを実行すると 図面に名前を付けて保存 ダイアログが表示されます ファイル名を指定し ファイルの種類を選択して 保存 ボタンをクリックします 社内運用は Mechanical 2012 になります 保存できるファイル Mechanical 2012 図面 (.dwg) Mechanical 6 図面 (.dwg) 2010 図面 (.dwg) 2007 図面 (.dwg) Mechanical 2011 図面 (.dwg) 2004/LT2004 図面 (.dwg) Mechanical 2010 図面 (.dwg) 2000/LT2000 図面 (.dwg) Mechanical 2009 図面 (.dwg) 図面規格 (.dws) Mechanical 2008 図面 (.dwg) Mechanical 図面テンプレート (.dwt) Mechanical 2007 図面 (.dwg) 2010 DXF(.dxf) Mechanical 2006 図面 (.dwg) 2007 DXF(.dxf) Mechanical 2005 図面 (.dwg) 2004 DXF(.dxf) Mechanical 2004 DX 図面 (.dwg) 2000/LT2000 DXF(.dxf) Mechanical 2004 図面 (.dwg) R12/LT2 DXF(.dxf) デフォルトはオプションで設定した上書き保存のファイルが選択されています - 47 -
2-5 ファイルの種類 には独自の DWG フォーマットと他社 CAD とのデータ交換に用いられる DXF フォーマットなどがあります 2-5-1 ファイルの種類に関する用語の定義 DWG ファイル DXF ファイル DWT ファイル オリジナルバイナリの図面ファイルです 他社 CAD グラフィック系ソフトウェアでもDWGファイルの入出力が可能なものもあります 企業内のデータ交換の標準ファイルとしても使用されています が データ交換のために規定したでしたが 現在は異なるCAD 間のデータ交換用のファイルとして定着しました DXFファイルの仕様はオンラインヘルプにて公開されています であらかじめ用意されている図面テンプレートファイルをはじめ 図面内に規則や設定を埋め込んであるファイルです このファイルを利用すると 図面を描く度に設定する必要がないので 時間を節約することができます 2-5-2 のバージョンと DWG フォーマット Mechanical ではおよそ 3 年に 1 度くらいの頻度で データの更新が行われます そのため Mechanical 2012 のデータは 2010 になっています Mechanical 2010 Mechanical 2010 2010 DWG Mechanical 2011 Mechanical 2011 Mechanical 2012 Mechanical 2012 Mechanical 2007 Mechanical 2007 2007 DWG Mechanical 2008 Mechanical 2008 Mechanical 2009 Mechanical 2009 2004 DWG Mechanical 2006 Mechanical 2006 2-5-3 図面ファイルの互換性 DWG/DXFファイルの互換性は 以下の原則があります 1) 上位のバージョンの製品は 下位バージョンのDWG/DXFファイルをすべて読み込むことができます 2) 上位のバージョンの製品は 下位バージョンのDWG/DXFファイルの書き出しについて制限があります 3) 上位のバージョンが下位バージョンのDWG/DXFファイルに書き出しを行った場合 拡張された一部のデータが欠落 または表示できない場合があります 4) 同一バージョンの MechanicalのDWG/DXFをが読み込んだとき 一部のデータは表示されますが 編集できない場合があります - 48 -
2-5-4 プロキシオブジェクト プロキシオブジェクトとは使用している よりも新しいバージョンで追加された機能や 同じバージョンで も Mechanical といった上位版のソフトにしかない機能で作図されたカスタムオブジェクトを で も開けるように自動的に置き換えられるオブジェクトのことです プロキシオブジェクトは設定によって正しく表示されずに 見た目では何もなくとも内部的にはデータを持って いたり 必要なデータが欠落してしまったりします そういったことを防ぐために 下記の設定を行ってください 1) [ OP ] 開く / 保存 タブ ObjectARX アプリケーション の設定を変更します ObjectARX アプリケーションのディマンドロード オブジェクト検出時/ コマンド発行時 カスタムオブジェクトのプロキシイメージ プロキシオブジェクトを表示 プロキシ情報ダイアログボックスを表示 チェックを入れる - 49 -
2) 上記設定を行ったら 適用 OK をクリックしてダイアログを閉じます この設定を行うと カスタムオブジェクトを含む図面を開く際に プロキシ情報 ダイアログが表示されます このダイアログが表示されたら プロキシグラフィックスを表示 にチェックを入れて OK をクリックします もし プロキシグラフィックスを表示しない にチェックを入れてしまうと このファイルに含まれるカスタムオブジェクトは表示されないため データが欠落してしまいます このダイアログが表示されたら必ず プロキシグラフィックスを表示 にチェックを入れてください 2-5-5 作成バージョン確認方法どので保存された図面か テキストエディタでDWGファイルを開くことで確認することができます 1) 確認したいファイル上で右クリックし プログラムから開く メモ帳 を選択します ( メモ帳ではなく その他のテキストエディタでも構いません ) 2) 開かれたファイルの1 行目の英数字 6 桁でのバージョンを確認します ごとの値 2004 :AC1018 2007 :AC1021 2010 :AC1024 社内運用は2010 になります - 50 -