JEMAI 　　　カーボンフットプリント（CFP）　　　コミュニケーションプログラム

JEMAI カーボンフットプリント (CFP) コミュニケーションプログラム環境情報開示の動向と今後の展望 CFP コミュニケーションフロクラム事務局 ( 社団法人産業環境管理協会 ) Japan Environmental Management Association for Industry LCA 事業推進センター所長壁谷武久 CFP プログラム事務局 1

我が国の温室効果ガス排出量 CFP プログラム事務局 2

CFP プログラム運用状況 (12 月 13 日現在 ) 項目実績認定 PCR 数 81 CFP 認定製品数 631 CFP 参加企業数 (CFP 認定製品を保有する社 ) 122 システム認証審査認定企業数 1

CFP 認定製品の詳細情報 -1 製品分野別構成図印刷関連 12% エネルギー使用製品 4% 土木建築関連 6% その他産業用 5% 食品関連 18% オフィス関連 12% 衣料品関連 13% 生活用品 30%

CFP 認定製品の詳細情報 -2 最終 / 中間財別構成図中間財 4% サービス 1% 最終財 95%

CFP 認定製品の詳細情報 -3BtoB/BtoC 別構成図 BtoB/BtoC 17% BtoB 33% BtoC 50%

新 CFP プログラムでの CFP 導入動向 (1) 電気電子製品におけるグローバル市場向け製品が増加 EPEAT への対応欧州動向への対応日本市場への環境プロモーション ( キヤノン ( 複合機 (9 製品 )) サムスン電子 ( 携帯情報通信機器 (1 製品 )) (2) 印刷業界が CFP を積極的に導入する動き PCR 水なし印刷による印刷物認定日本 WPA が印刷会社 7 社によるシリーズ代表値として CFP 認定製品取得リコーが自社ユーザーに無償で CFP 算定表示方法を指南 (3) システム認証が始動凸版印刷株式会社が印刷分野においてシステム認証第 1 号を取得 (4) 試行事業からの CFP プログラム継続参加システム認証登録者 ( イオントーソーチクマ三信化工日本ハム ) からのシステム認証に基づく CFP 認定製品追加新 CFP プログラム参加事業者の約 8 割は試行事業からの継続

CFP 認定のメリットは? < 認定取得の直接メリット > 1.ISO14067( 国際規格 ) の発行 ( 予定 ) ISO14000 s( 環境マネジメント規格 ) の一つとして 2013 年 5 月に ISO14067( カーボンフットプリントコミュニケーション規格 ) が発行予定これにより国際規格に準拠した算定コミュニケーションとしてのアピール可能 2.CFP マークの提供 CFP 認定製品には登録公開手続きにより CFP マークが提供されその製品への貼付により CFP 認定製品として市場に出すことが可能 ( 消費者等へのアピール ) カーボンオフセット等との本格的な連携による削減訴求 3. CFP 認定証書の交付 CFP 認定の証である証書が発行されるため環境報告書製品カタログ営業ツールとして活用可能 CFP プログラム事務局 8

CFP 認定のメリットは? < 海外諸制度等への適合性確保 > GHG プロトコル (SCOPE3 等 ) への適用新たな環境規制主体 (EC: 環境フットプリント等 ) へのプログラム及び実績の情報提供各国グリーン購入型 ( 米国 EPEAT など ) 制度への適合性確保その他制度との直接的なネットワークの構築 (Ged-Net( タイプ Ⅲ) World PCF Summit グローバル PCR アジアネットワークの構築など ) CFP プログラム事務局 9

CFP は何のためにどこで使う世界市場における CO2 見える化宣言低炭素製品によるグローバル市場戦略国内市場における CO2 見える化宣言世界に先駆けた低炭素製品づくり低炭素行動生活の実現 CFP プログラム事務局 10

CFP はつくるつかうすてる CO2 見える化は削減実行の第一歩 CFP 水資源枯渇生物多様性カーボンフットプリントから始める地球環境保全 CFP の一部オフセット CO2 の削減努力のアピール CFP の全部オフセット CFP 削減貢献量のアピール CFP プログラム事務局 11

製品レベルの評価スウェーテン EPD 環境情報開示を巡る国際動向仏環境情報開示試行事業 JEMAI( 日 ) エコリーフ環境ラベル C.Trust 社 ( 英 ) PASS2050 CFP( タイ ) CFP( 台 ) CFP( 韓 ) CFP プログラム多様な環境側面の情報製品環境フットプリント ) 組織環境フットプリント ) TSC( 米 ) 14067:CFP 14046:WFP プロダクト基準 EU ISO( 国際規格 ) WRI/WBCSD GHG プロトコル GHG 情報 140xx 組織の LCA 14069 組織の GHG/M SCOPE3 基準日本企業の環境経営におけるコミュニケーションの多様な評価軸 ( 環境側面の単一複数指標製品組織の評価国内市場海外市場 ) において新 CFP エコリーフを包括的なツールに展開させることを目指す組織レベルの評価

目指すべき方向世界に通用する環境情報開示プログラム ( 仮称 ) を目指すエコリーフプログラムと CFP プログラムの統合再編 - 環境情報開示プログラムの早期実現 - 国内外の諸制度に適合可能な弾力性のあるプログラム - まずは CFP からそして世界へー消費者コミュニケーションを重視したチャレンジ - つくる人つかう人みんなで減らそう CO2 認知度向上! 多様な環境プロモーション展開 - 関係機関との連携政府の政策における利用ツール - カーボンオフセットグリーン購入法運営組織の合理化と効率化によるコストダウンの実現

規制強化海外環境情報開示を巡る今後の展開世界的な環境規制の強化に対応してグローバル市場における参入障壁への予防的能動的対応 EU:ETS ( 欧州排出権取引 : キャップ ) EU: 環境フットプリント WRI/WBCSD:GHG プロトコル SCOPE3 の普及 EPERT 対応の進展アジア連携の強化 ISO 国際標準化への対応グローバル市場国際規格本格的な環境配慮設計の導入 ( 将来スコープ ) 国内最終製品ハリューチェーン市場企業企業 1 環境配慮設計要求への対応 (CO2 排出量情報グリーン購入 ) 2 エネルギー環境戦略の見直し対応 3 CO2 省資源省エネ設計の促進による製品改善コストダウン 3 環境に対する企業格付け評価対応製品単位での温暖化ガス排出抑制含有有害化学物質使用管理規制工場オフィスの紙ゴミ電気の発生抑制 1990 2000 2010 20XX CFP 算出ルール部品素材メーカー総合的な環境負荷抑制 CFP + エコリーフ ( 環境フットプリント型 ) 環境配慮設計製品 LCA の進化 D/B の整備国際協調評価システムの構築 ( 精緻化経済性迅速性 ) 消費者市場企業消費者 1 企業としての社会的貢献責任 (CSR) の実行 2 環境情報コミュニケーション市場の創出 3 環境経営への取り組み手法として環境アピール 4 資源エネルギー削減によるコストダウン企業消費者 1 環境配慮製品の購入 2 製品 CO2 削減行動への参加 ( カーボンオフセット環境家計簿エコポイントへの参加等 ) 3 環境に対する企業行動評価法規制官公需地域行動企業国自治体 1 削減目標の達成 ( オフセット等 ) 2 購入 ( グリーン購入法入札条件等 ) 3 環境規制の強化?( 排出権取引制度の導入対応温対法の強化省エネ法の強化 ) 3 地域独自の環境対応 ( 東京都 : 総量規制川崎メカニズム等 ) ( 作成 :LCA 事業推進センター KABEYA)

LCA を活用した環境情報コミュニケーションに関するお問い合わせ LCA 総合プログラムに関すること (LCA 研修支援ソフト (MILCA) コンサルティング技術相談等 ) LCA エキスパート検定試験に関することフォーラムに関すること < 関連サイト > http://www.jemai.or.jp/jemai_dynamic/data/current/detailobj-6252- attachment.pdf 御静聴ありがとうございましたエコリーフ環境ラベル http://www.ecoleaf-jemai.jp/ 新 CFP プログラム情報サイト http://www.cfp-japan.jp/ https://twitter.com/cfpjapan LCA 導入海外動向等に関すること連絡先 :LCA 事業室 TEL 03-5209-7708 プログラムに関すること連絡先 : エコデザイン事業室 ( エコリーフ CFP) TEL 03-5209-7712 http://www.facebook.com/cfpcommunit Y Copyright(C)2012 JEMAI ALL Rights Reserved 16

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