平成31年度北広島市予算案のポイント
1 予算の規模 平成 31 年度一般会計予算 263 億 9,219 万 3,000 円 ( 対前年度 +29 億 1,900 万円 +12.4 特別会計 企業会計を加えた全会計では 437 億 7,735 万 8,000 円 ( 対前年度 +44 億 6,800 万円 +11.4 ボールパーク構想に向けたインフラ整備を本格実施 子育て支援をはじめとした社会福祉施策の充実を図るとともに 安全安心なまちづくりや災害復興予算を計上 新たな企業の進出に伴う固定資産税の増などを中心に 市税収入の増加を見込む 下水道事業の公営企業化に伴い 企業会計の予算額が増加 1 各会計予算額 2 一般会計予算規模の推移 ( 単位 : 百万円 %) 会計区分平成 31 年度平成 30 年度増減額増減率 一般会計 26,392 23,474 2,918 12.4% 特別会計 11,924 14,110 2,186 15.5% 企業会計 5,461 1,725 3,736 216.6% 合計 43,777 39,309 4,468 11.4% 1
2 重点的な取組 めざす都市像 希望都市 交流都市 成長都市 めざす都市像の実現に向け 第 5 次総合計画の終期 ( 平成 32 年度 ) を見据えながら 総仕上げに向け重点項目への取組を推進します あ 重点項目 定住人口の増加 地域経済の活性化 安全安心なまちづくり 始 の年 ボールパークの開業に向けた取組や 災害の復興に向けた取組など 新たなまちづくりに向けた一歩を踏み出す年あ 2
3 ボールパーク構想 市道整備事業 ( ボールパーク関連 ) 1, 3 7 7, 8 8 5 千円 新設 拡幅道路の測量調査 詳細設計や雨水管整備 用地取得 支障物件移転補償などの実施 都市公園整備事業 ( ボールパーク関連 ) 6 5 6, 4 9 8 千円 用地取得や支障物件移転補償 環境調査などの実施 3 ボールパーク構想推進事業 3, 9 1 2 千円 構想推進の機運醸成に向けたシンポジウムの開催や 啓発活動 ファイターズとの連携事業などの実施
4 子育て支援 社会福祉の充実 こども発達支援センター 子育て世代包括支援センター こども発達支援センター移転開設 8 7, 8 8 5 千円 平成 31 年 6 月からこども発達支援センターを新施設に移転開設 オープニングイベント実施 こども発達支援事業 8 6 1 千円 新たに居宅訪問型児童発達支援 保育所等訪問支援などを実施 子育て世代包括支援センター開設 6, 6 8 0 千円 妊娠 出産から子育て期を通した包括的な相談対応 支援を行う子育て世代包括支援センターを本庁舎に開設 妊産婦保健推進事業 新たに妊産婦の産後健診 産後ケアを実施 3, 6 4 5 千円 夜間急病センター夜間急病センター移転開設 1 1 2, 9 5 0 千円 平成 31 年 6 月から夜間急病センターを新施設に移転開設 4
4 子育て支援 社会福祉の充実 高等学校等生徒交通費助成事業協働事業出張型ひろば事業 新規 1 0, 8 8 9 千円 新規 5 8 9 千円 市外に通学する高校生に対し交通費を助成 親子や小学生が集い 遊べる場所や不安 悩みを相談することができる ひろば の開催 生活困窮者自立支援事業 5, 3 8 8 千円 生活困窮者に対する就労準備支援 家計改善支援の実施 福祉人材確保対策事業 7, 0 5 8 千円 保育所 介護 障がい福祉事業所への新規就労者に対し就労支援金を交付するなどの人材確保対策を実施 5
5 安全で安心なまちづくり シルバー活動センター改修事業 老朽化対策として改修工事 (2 年目 ) を実施 4 6, 9 9 0 千円 市営住宅共栄団地建替事業 5 6 0, 6 9 2 千円 老朽化した共栄団地の建替を実施 1~4 号棟建設終了 平成 31 年度は 5 号棟建設着手 除雪体制の充実 橋梁長寿命化事業 7 9 8, 8 7 6 千円 除雪トラックの更新バス路線 通学路などにおける除雪体制の充実 6 2 7 6, 5 4 3 千 輪厚橋補修工事 大曲橋補修工事ほか橋梁改修の実施
4 1, 0 4 3 千円 5 安全で安心なまちづくり 小中学校施設非構造部材耐震化事業 学校施設長寿命化計画策定事業 2, 3 0 0 千円 小学校 4 校 中学校 1 校の非構造部材耐震化工事のための実施設計 新規 学校施設の長寿命化計画の策定 9, 2 9 7 千円 まちづくり構想策定事業 小学校給食調理場施設の整備に向けた災害時対応施設としての実施計画の策定及び用地確定 測量等の実施 地震台風災害救助 復旧事業 7 2, 1 5 3 千 みなし仮設住宅の借上 道路 農地等の災害復旧 7
6 そのほかの主な実施事業 市民交流広場整備事業 1 0 7, 4 4 2 千円 平成 32 年度の供用開始に向けた市役所隣接地の交流広場の整備 外国語指導助手活用事業 6, 1 5 1 千円 平成 32 年度からの外国語教育に向けた英語指導助手 2 人の増員 観光振興事業 4, 6 9 5 千円 北広島市観光協会の独立支援のための補助金などの増額 放課後子供教室事業 新たに東部小学校で放課後子ども教室を実施 1, 3 2 5 千円 特別支援教育推進事業 1, 1 2 5 千円 特別支援学級介助員 1 人の増 8
7 各会計の予算 区 平成 31 年度 平成 30 年度 比較 分当初予算額 当初予算額 総額 伸び率 (A) (B) (A-B) (A/B) 主な増減要因 ( 単位 : 千円 ) 一般会計 特別会計 26,392,193 23,473,661 2,918,532 土木費 民生費 職員費などの増 12.4% 11,923,876 14,110,694 2,186,818 下水道事業の公営企業化による減 15.5% 国民健康保険事業 6,387,241 6,397,575 国民健康保険事業納付金の減 10,334 0.2% 下水道事業 0 2,253,235 2,253,235 下水道事業の公営企業化による皆減 霊園事業 73,638 69,654 3,984 一般管理費の増 5.7% 介護保険 4,548,984 4,548,104 保険給付費の増 880 0.0% 後期高齢者医療 914,013 842,126 71,887 後期高齢者医療広域連合納付金の増 8.5% 小 企業会計 計 38,316,069 37,584,355 731,714 1.9% 5,461,289 1,725,094 3,736,195 216.6% 水道事業 1,664,941 1,725,094 北広島団地地区老朽管更新事業の進捗による減 60,153 3.5% 下水道事業 3,796,348 0 3,796,348 下水道事業の公営企業化による皆増 合 計 43,777,358 39,309,449 4,467,909 11.4% 9
8 一般会計歳入 歳出予算の内訳 1 歳入 2 歳出 ( 単位 : 百万円 ) < 前年度との比較 > < 前年度との比較 > 市税は 固定資産税の増などにより 2 億 1,000 万円の増 (+2.8%) 歳出予算の34% を占める民生費は 障害福祉サービスなどの扶助費の増や 国庫支出金 市債は ボールパーク構想に向けたインフラ整備の本格こども発達支援センター新規開設などにより 4 億 5,000 万円の増 (+ 実施などに伴い 増加する見込み 土木費は ボールパーク構想に向けたインフラ整備の本格実施などに国庫支出金 7 億 9,000 万円の増 (+19.4%) 市債 9 億円の増伴い (+38.2%) 22 億円の増 (+63.2%) 財源対策として基金取崩しを見込み 繰入金 2 億 7,000 万円の増 (+54.3%) 災害関連経費として 民生費の災害救助経費や災害復旧費を新たに計上 10
8 一般会計歳入 歳出予算の内訳 3 歳出 ( 性質別 ) 4 扶助費の推移 社会福祉児童福祉 ( 単位 : 百万円 ) ~ 福祉一般 障害など ~ 保育所 児童手当子ども医療など 教育その他 ~ 幼稚園 児童生徒援助衛生 老人など < 前年度との比較 > < 前年度との比較 > 建設事業等は ボールパークに係るインフラ整備 市民交流広場整備 扶助費は 引続き増加傾向にあり 総額では2 億 9,000 万円の増 (+5 市営住宅共栄団地 5 号棟建設などにより 15 億 6,000 万円の増 (+56.1%) 社会福祉は 障害福祉サービスの増などにより2 億 1,000 万円増 (+1 下水道の公営企業化に伴い 繰出金が皆減し 新たに補助金 し尿 児童福祉は 保育給付費の増などにより7,000 万円の増 (+3.5%) 生ごみ処理委託として計上したことなどにより繰出金 5 億円 ( 26.4%) 生活保護は 保護人数の減などにより9,000 万円の減 ( 8.4%) 補助費等 +6 億 5,000 万円 (+39.1%) 物件費 +4 億 6,000 教育その他は 幼稚園給付費の増などにより万円 (+11.7%) 1 億円の増 (+19.1%) 11
9 市債残高 基金残高の状況 1 市債残高 2 基金残高 建設事業債は 公共施設の老朽化対策への取組に加え ボールパーク 平成 30 年度の新庁舎建設事業の終了に伴い 庁舎建設基金は全額取り崩構想に伴うインフラ整備の本格実施などにより増加し 残高が0となる見込み平成 31 年度は約 24 億円を借入れ うちボールパーク関連は約 11 億円 ボールパーク構想に伴うインフラ整備の本格実施などに対する財源対策 地方交付税の代替財源としての臨時財政対策債等についても増加傾向として 財政調整基金などの取り崩しを見込んだため 平成 31 年度のにあり 平成 31 年度は 約 9 億円を借入基金残高は 8 億円となる見込み 12