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第2節 茨木市の現況

1 子ども 子育て支援新制度がはじまります 子ども 子育て支援法 等の成立により すべての子どもと子育て家庭を総合的に支援していく 子ども 子育て支援新制度 が平成 27 年 4 月から全国的にスタートします 子ども 子育て支援新制度 では 幼稚園や保育所 地域の子育て支援の充実を図るとともに 認定

流山市子ども・子育て会議

教育 保育の量の見込み及びその提供体制 1 号認定及び 2 号認定 (3~5 歳児 ) について 利用児童数は 1 号及び 2 号認定の利用児童数と私学助成を受ける私立幼稚園の園児数より算出 1 号認定の利用児童数は 施設型給付費等の基礎資料に関する調査 による ( 時点は各年 4 月 1 日 )

平成 26 年 8 月 仙台市 認可保育所利用申請者数 15,077 人 14,340 人 13,826 人 認可保育所入所者数 13,994 人 13,401 人 13,069 人 市の保育施策で対応している児童数 人 174 人 157 人 待機児童数 人 533 人 4

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教育 保育提供体制 平成 27 年度 見込量 確 ( 提保供方量策 ) 子ども 子育て支援事業の確保方策について 市全域 認定こども園 保育所 地域型保育 1 号認定 2 号認定 3 号認定 3 歳以上教育希望 3 歳以上教育希望 3 歳以上保育必要 1~2 歳保育必要 0 歳保育必要

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平成 27 年 3 月 田川市

第2節 茨木市の現況

子ども・子育て支援新制度の解説資料 1.制度概要 その1

1 計画改訂の趣旨 (1) 趣旨 1 (2) 見直しのための考え方 2 (3) 対象期間 2 (4) 対象事業 2 2 教育 保育の 量の見込み 及び 確保方策 について (1) 就学前の推計児童数 3 (2) 教育 保育の 量の見込み 3 (3) 量の見込み に対する 確保方策 4 (4) 見直し

1 需給計画策定に関する基本方針等 教育 保育提供区域の設定 教育 保育提供区域 とは 地域の実情に応じて 保護者や子どもが居宅より容易に移動することが可能な区域として市町村が定める区域のことですが 札幌市においては原則として 行政区単位の設定 とし 一部の事業についてのみ 札幌市全域 とします 量

Taro-平成27年度の取り組み(資料:1)


2. 子ども人口の推計について 人口推計は 今後の教育 保育の量の見込みを算出する上で非常に重要であるため 改めて平成 30 年度及び平成 31 年度の人口推計値を算出しました 当初計画値と実績値を比較すると 人口は計画値ほど減少しないことから平成 30 年度以降も人口減少は緩やかなものとして見直し

仙台市基礎データ

広域利用の実態が異なる場合の考え方 保育整備計画との関係項目内容 6) 広域利用の実態が異なる場地域型保育事業の認可の際に行われる需給調整の判合の考え方断基準となること等から 学校就学前子どもの区分 ( 認定区分 ) ごと 地域子ども 子育て支援事業の事業ごとに教育 保育施設等及び地域子ども 子育て

希望をかなえるまちづくり 結婚 出産 子育て 結婚 出産 子育ての希望実現 1 結婚や出産に対する支援の充実 一人ひとりが結婚や出産について諦めることなく取 り組める環境をつくることによって まちに家族を持つこ との幸せをもたらします 結婚を希望する人の未婚率の改善 結婚や妊娠 出産に関するライフプ

平成28年度企業主導型保育事業の助成決定について(第1回)

資料2:修正一覧

地域子育て支援拠点事業について

2 時間外保育 ( 延長保育 ) 事業 < 幼保運営課 > 単位 : 人 実施年度 平成 27 年度平成 28 年度平成 29 年度平成 30 年度平成 31 年度 平成 27 年度 施設数 166 か所延利用児童数 55,983 人 ( 参考平成 26 年度 ) 施設数 129 か所延利用児童数

目 次 1 実施方針策定の趣旨 P. 1 2 振興計画に基づく取組みと求められる対応 P. 1 (1)Ⅰ 期期間中の取組み (2) 新制度のもと求められる対応 3 当面の実施方針 P. 2 (1) 基本となる考え方 (2) 当面の実施方針 4 新制度のもとでの市立幼稚園 P. 3 (1) 市立幼稚園

3. 量の見込み 算出の手順 (1) 量の見込みの算出方法量の見込みの算出にあたっては 利用希望把握調査の結果を基礎データとして用います 算出方法は 国が平成 26 年 1 月に提示した 市町村子ども 子育て支援事業計画における 量の見込み の算出等のための手引き を基本としつつ 子育て安心プラン

平成24年度「全国自治体の子育て支援施策に関する調査」報告書

ることのできる環境の充域での包括的サポー画推進のための() 幼児教育 保育サービスの充実 幼児教育 保育施設等の充実 ア ) 幼児教育 保育施設等の整備 施策のねらい 幼児教育 保育サービスの充実 は 共働きや多様な就労形態に対応した 本市の小学校就学前児童数は平成 8 年度以降減少していますが 共

地域子ども 子育て支援事業の量の見込み及び評価シート (1) 利用者支援事業 教育 保育施設や地域の子育て支援の事業等の利用について情報集約と提供を行うとともに 子どもや保護者からの相談に応じ 子どもや保護者に必要な情報提供 助言をするなどし 関係機関との連絡調整等を行う事業 利用者支援については

趣旨 : すべての子どもに良質な成育環境を保障する等のため 子ども及び子育ての支援のための給付の創設並びにこれに必要な財源に関する包括的かつ一元的な制度の構築等の所要の措置を講ずる (1) 総則 子ども 子育て支援法の目的 基本理念 責務規定 ( 市町村 都道府県 国 事業主 国民の責務 ) 定義規

第 5 章基本施策の展開 基本目標 1. 多様なニーズに応じた幼児期の教育 保育の環境整備 1-1. 子育てサポートの充実 (1) 現状と課題働く女性が増加し 仕事と子育ての両立の困難さや子育てそのものに対する不安感 負担感が増大していますが 子育ては依然として女性が多く担っているのが現状です この

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第1章 計画の目指すもの

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私立幼稚園の新制度への円滑移行について

西東京市介護保険事業計画(第3期)中間のまとめ構成案

はじめに子ども 子育て支援法第 61 条において 市町村は 国が示す基本指針 ( 教育 保育及び地域子ども 子育て支援事業の提供体制の整備並びに子ども 子育て支援給付並びに地域子ども 子育て支援事業及び仕事 子育て両立支援事業の円滑な実施を確保するための基本的な指針 ( 平成 26 年内閣府告示第

表1

Microsoft Word - 資料1(訂正) 計画進捗状況.docx

子ども・子育て支援新制度における教育委員会の役割について 3

幼児期の教育 保育の需給計画 ( 平成 28 年度実績 ) の点検 評価結果について 資料 2 1 需給計画の策定 かながわ子どもみらいプラン においては 待機児童の解消を図り 子育て家庭のニーズにあった就学前児童の教育 保育の提供体制の充実を計画的に進めるため 各年度 ( 平成 27 年度 ~ 平

第 1 章計画策定にあたって 1 計画策定の趣旨 用語説明 6 終戦直後のベビーブーム期には 4.32 だったわが国の合計特殊出生率は, その後低下を続け, 15 年には 1.29 と戦後最低の水準を更新しました こうした出生率の低下は, 先進国共通 の現象ですが, 先進諸国の中でも, アメリカ,

整整合合 本計画は 第三次宜野湾市総合計画 ( 案 ) に則するものとして位置づけられます また 第 2 次宜野湾市男女共同参画計画 や他の関連する計画との整合性をもったものとして定めています 一方 本計画には母子の健康確保を盛り込むことが定められていることから 宜野湾市母子保健計画 は本計画に包含

 

1 計画見直しの趣旨 中央区では 平成 27 年 4 月の子ども 子育て支援新制度実施に伴い 幼児期の教育 保育および地域子ども 子育て支援事業の提供体制の確保を円滑に行うため 子ども 子育て支援施策を中心に 母子保健 教育 ワーク ライフ バランス等の取組を総合的に推進する ( 以下 本計画 とい

1. 子育て短期支援事業の概要 根拠法 子育て短期支援事業 は 児童福祉法 ( 昭和 22 年法律第 164 号 以下 法 という ) 第 6 条の 3 第 3 項に規定する市町村が実施する事業 用語の意味 児童 児童福祉法第 4 条に規定する者をいう 保護者 児童福祉法第 6 条に規定する者をいう


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2 基本目標 基本理念を踏まえ次のような基本目標を掲げ その達成に向け総合的に施策を展開 していきます (1) 健康で豊かな心に満ちあふれた子どもの成長のために子どもの健康は母親の妊娠 出産期から始まります そのために 妊産婦や乳幼児等を対象に健康診査や育児相談 医療に関する支援を実施します また

Ⅰ. 子ども 子育て支援新制度について 1 子ども 子育て支援新制度の概要 子ども 子育てを取り巻く課題 急速な少子化の進行 結婚 出産 子育ての希望がかなわない現状 ( 独身男女の約 9 割が 結婚し 子ども 2 人以上 を希望 ) 親の働く状況の違いによる幼児期の教育や保育の提供体制の違い 子育

第2節 茨木市の現況

2 平成 27 年度の需要量見込みを記載 ( 平成 3 年度までの各年度の需要量見込みについては 別紙を参照 ) 平成 27 年度推計児童数 ( 人 ) 年齢 平成 27 年度推計児童数 参考 平成 26 年 月現在人口 0-2 歳人口 3,68 2, 歳人口 2,278 2,323

1 国の動向 平成 17 年 1 月に中央教育審議会答申 子どもを取り巻く環境の変化を踏まえた今後の幼児教育の在り方について が出されました この答申では 幼稚園 保育所 ( 園 ) の別なく 子どもの健やかな成長のための今後の幼児教育の在り方についての考え方がまとめられています この答申を踏まえ

PowerPoint プレゼンテーション

平成 30 年度子ども未来部の主な取り組みの概略について 重点的な取り組み 新規 拡充要素 妊娠 出産 子育ての切れ目のない支援 ( 少子化対策 ) 次期未来プラン策定開始 取り組みの内容 妊娠 出産 子育ての切れ目のない支援 ( 少子化対策 ) 佐世保市まち ひと しごと創生総合戦略が後半戦を迎え

計画の概要 太田市地域福祉計画 太田市地域福祉活動計画とは? 太田市地域福祉計画市民のみなさまからご意見を伺いながら作成した 今後の地域福祉の方向性 将来像を示した太田市の計画です 太田市地域福祉活動計画社会福祉法人太田市社会福祉協議会が策定した 地域の社会福祉を推進するための具体的な活動計画です

子ども・子育て関連3法について8

子ポートめの1 安全で健やかな妊娠 出産への支援 (1) 母子の健康管理への支援 ア ) 妊娠中の支援 施策のねらい 母子の健康管理への支援 は 健康診査をはじめ 訪問指導や各種相談 安心して出産に臨むことができる環境づくり どもを安事故予防など様々な支援を行うことによって 妊娠 出産から乳幼児期に

かわごえ子育てプラン(川越市次世代育成支援対策行動計画)

平成 28 年度施策評価シート 基本目標 1 みんなで支え合い 未来につなぐまちづくり 基本施策 3 多世代連携による子育て支援の充実 単位施策名称 1 子育て世代への重点支援所管部 施策の方向性 結婚 妊娠 出産 育児 ( 未就園児 ) の切れ目のない支援を行う仕組みづくりを構築し 結婚支援を含め

愛知県アルコール健康障害対策推進計画 の概要 Ⅰ はじめに 1 計画策定の趣旨酒類は私たちの生活に豊かさと潤いを与える一方で 多量の飲酒 未成年者や妊婦の飲酒等の不適切な飲酒は アルコール健康障害の原因となる アルコール健康障害は 本人の健康問題だけでなく 家族への深刻な影響や飲酒運転 自殺等の重大

子育て支援事業要件事業例就学前の子どもに関する教育 保育等の総合的な提供の推進に関する法律施行規則(内閣府 文部科学省 厚生労働省令)第2条第1号に掲げる事業第2号に掲げる事業第3号に掲げる事業第4号に掲げる事業第5号に掲げる事業取扱基準別表 ( 第 7 条関係 ) 地域の子ども及びその保護者が相互

第1章 計画の概要

平成17年3月10日

子ども 子育て支援法以外の事業 私立認可保育所( 現行の制度のまま 市町村が保育所に委託費を支払い 利用者からの料金の徴収も市町村が行います ) 新制度へ移行しない私立の幼稚園( 現行制度のまま 事業者は私学助成 幼稚園就園奨励費の補助を受けます ) (1) 施設型給付 (2) 地域型保育給付は 保

 

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また 認可外保育施設での死亡事故が多く 特に午睡中の死亡事故が多いことから 平成 28 年 10 月に ガイドラインの取組の周知徹底と睡眠中の窒息リスクの除去の方法等 重大事故が発生しやすい場面ごとの注意事項を記載した周知啓発資料等を地方自治体宛てに通知し 周知している あわせて 全国担当課長会議

1 調査目的 今年度策定する 津山市総合戦略 で 子どもを産み 育てやすい環境づくりに 向けた取組みを進めるにあたり 出産 子育ての現状を把握するために実施した 2 調査内容の背景と設問設定理由国では 出生率を 2.07 まで高めることで 2060 年に現状の社会構造を維持できる人口 1 億人程度を

子ども・子育て支援事業計画策定業務委託 仕様書(案)

2 保育の利用意向率の現状人口に占める 保育を希望する人の割合 ( 以下 利用意向率 という ) は 全体的に増加しています 3 不承諾者の現状 1 2 歳児を見ると 平成 29 年度が前年と比べて大きく増えています 単位 < 人 > 4 女性の就業率女性の就業率は 習志野市 61.1% 国は 72

スライド 1

3 保育の必要性の認定の対象とはならない場合 ( 例 : 専業主婦家庭等 ) どのような施設の利用が無償化の対象になりますか 3 歳から5 歳までの子供について 幼稚園 認定こども園 (4 時間相当分 ) は無償化の対象となります なお この場合 預かり保育は無償化の対象となりません このほか 就学

盛岡市子ども 子育て支援事業計画 ( 第 2 期盛岡市次世代育成支援対策推進行動計画 前期行動計画 ) あふれる子どもの笑顔と育てる喜び, 支えるみんなのあったかな手 平成 27 年 3 月 盛岡市

子ども・子育て支援新制度における教育委員会の役割について

H29前 04 児童家庭福祉

4 計画期間 平成 30 年度を初年度とし 平成 34 年度までの 5 年間とします 5 計画の対象 現に生活困窮状態にある または将来的に生活困窮状態に陥りやすい状況にある母の妊娠期か ら 20 代前半までの子ども及びその家庭 2

第3部 次世代育成支援対策(前期行動計画) 第3章 子どもの心身の健やかな成長に資する教育環境の整備

幼児教育 保育の無償化の実施について 1 子ども 子育て支援新制度の趣旨に沿った無償化の実施を! 子ども 子育て支援新制度 では 一人ひとりの子どもが健やかに成長することができる社会 子どもの最善の利益が実現される社会を目指しています まずこの目指すべき姿に沿った幼児教育 保育の無償化を図るべきです

上尾市子ども 子育て支援事業計画 平成 27 年 3 月上尾市

資料 1 子ども 子育て支援新制度における利用者負担について 1 設定が必要な利用者負担額 1 号認定 認定区分対象該当施設 事業 3 歳以上保育が必要ない 2 号認定 ( 標準時間 ) 3 歳以上 2 号認定 ( 短時間 ) 保育が必要 3 号認定 ( 標準時間 ) 0~2 歳 3 号認定 ( 短

地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律(第7次地方分権一括法)の概要

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平成 26 年度第 1 回三田市子どもども審議会座席表 委員 25 名 中西副会長 名須川会長 松原委員 檜田委員 深谷委員 尾上委員 水津委員 横山委員 渡辺委員 原口委員 川田委員 尾崎委員 小泉委員 隈元委員 井川委員 堀井委員 東良委員 山本委員 三﨑委員 平井委員 野村委員 恩庄委員 辻井


3章第 1 節人口をめぐる現状と課題 主に対し 次世代育成支援のための行動計画の策定を義務づけ 年間の集中的 計画的な取組を推進している 年には 次世代育成支援対策推進法を一部改正した 改正内容としては主に 1 法律の有効期限を 年 3 月まで 年間延長 2 新たな認定 ( 特例認定 ) 制度の創設

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2 就学前の教育 保育施設の認可について旧制度では 保育所 幼稚園等の設置について 各根拠法令に基づき 県知事による認可等の手続きがありましたが 新制度においては 地域型保育事業 ( 小規模保育事業 家庭的保育事業等 ) について 新たに認可制度が設けられ 市が定める設備および運営の基準 ( 彦根市

乳児家庭全戸訪問事業(一部改正)

1 発達とそのメカニズム 7/21 幼児教育 保育に関する理解を深め 適切 (1) 幼児教育 保育の意義 2 幼児教育 保育の役割と機能及び現状と課題 8/21 12/15 2/13 3 幼児教育 保育と児童福祉の関係性 12/19 な環境を構成し 個々 1 幼児期にふさわしい生活 7/21 12/

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1 回答者の属性


第 1 部 施策編 4

目次 第 1 章再編計画策定の趣旨 2 第 2 章就学前の子育てを取り巻く状況の変化 3 第 3 章再編計画の基本的な考え方 7 第 4 章公立幼稚園再編 ( 認定こども園整備 ) 計画 9 2

説明会の内容 1 事業計画について 1 2 認定こども園について 2 3 認定こども園での教育 保育について 3 4 認定こども園の概要 ( 案 ) について 1 施設の所在等 2 施設の規模 3 開園時期 4 主な配置施設 5 5 認定区分 6 保育日及び保育時間 7 利 定員 6 8 認定区分に

Transcription:

はじめに 佐世保市では平成 16 年 3 月に次世代育成支援対策推進法に基づく 次世代育成支援佐世保市行動計画 ( 前期行動計画 ) を 平成 22 年 3 月には後期計画である させぼっ子未来プラン を策定し 子どもを安心して産み育てることのできる環境の充実や地域での子どもと子育て支援 子育てと仕事の両立支援など 子どもと子育てを支援するための総合的な施策に取り組んでまいりました そのような中 平成 24 年 8 月に子育てがしやすい社会の実現を目的とした 子ども 子育て支援法 をはじめとする子ども 子育て関連 3 法が成立し 市町村を実施主体として 地域のニーズに基づいた計画を策定し実行していくことが求められるようになりました これを受け 地域の子どもと子育て家庭の実情を踏まえるため 市民アンケート等を行いニーズの把握に努めるとともに 子育て関係者などで構成する 佐世保市子ども 子育て会議 を設置して幅広い観点からご意見を賜り この 新させぼっ子未来プラン を策定しました 今後 このプランに基づき 子育てしやすい街 させぼ を目指して 着実に施策を推進してまいります 最後になりますが 新させぼっ子未来プラン の策定にあたり多大なご協力を賜りました佐世保市子ども 子育て会議の委員の皆さま 並びに貴重なご意見を賜りました市民の皆さまに感謝の意を表しますとともに 今後のプラン推進にもご支援 ご協力を賜りますようお願い申し上げます 平成 27 年 3 月 佐世保市長

目次 第 1 章計画の基本的な考え方 1 計画策定の背景と趣旨 P1 (1) 計画策定の背景 (2) 計画の趣旨 2 計画の名称 P2 3 計画の位置づけ P2 4 計画期間 P3 5 計画の策定体制 P3 (1) 佐世保市子ども 子育て会議 (2) 市民アンケート調査等の実施 (3) パブリックコメントの実施 第 2 章現状と課題 1 子どもと子育てを取り巻く社会情勢 P4 (1) 少子化の進行 (2) 子どもの貧困 (3) 核家族化 (4) 共働き世帯の増加 2 佐世保市の子どもと子育てを取り巻く現状と課題 P6 (1) 佐世保市における子どもと子育ての現状 1 出生数 合計特殊出生率の推移 2 子どもの数の推移 3 子どもの数の推計 4 在宅 保育所利用 幼稚園利用の状況 (2) 佐世保市におけるこれまでの取り組み (3) 市民アンケート調査結果と分析の概要 (4) 様々な環境変化から見る佐世保市の今後の課題 第 3 章計画の基本方針 1 基本理念 P13 2 基本的な方向性 P14 (1) 子どもを安心して産み育てることのできる環境の充実 (2) 地域での子どもと子育ての支援 (3) 子育てと仕事の両立支援 (4) 幼児教育 保育の質の向上 (5) 計画推進のための包括的サポート 3 計画体系 P16

第4章 1 今後の具体的な方向性 子どもを安心して産み育てることのできる環境の充実 P17 3 1 母子の健康管理への支援 子育てと仕事の両立支援 P45 1 幼児教育 保育サービスの充実 ①安全で健やかな妊娠 出産への支援 ①幼児教育 保育施設等の充実 ②乳幼児健康診査の充実 ②時間外の保育 ③健康診査フォローアップの充実 ③一時預かり ④家族計画指導 ④病児保育 ⑤家庭訪問による支援 ⑤その他の子育て支援 ⑥事故予防 SIDS予防 2 留守家庭児童の居場所づくり 2 子どもの心の安らかな発達の促進と育児不安の軽減 ①放課後児童クラブ ①子どもに関する総合相談窓口 子ども子育て応援センター 3 事業者の子育てに対する理解促進 ②児童虐待の未然防止 ①ワーク ライフ バランスの推進 ③幼児期から思春期における いのちの教育 体制の促進 ④子育てサポーターの養成 4 ⑤子育て世帯への経済的支援 1 幼児教育センター を拠点とした多様な幼児教育 保育の推進 3 子どもの発達支援 ①幼児教育 保育全般に関する調査 研究 ①障がい児支援 2 ②研修内容 体制の充実 地域での子どもと子育ての支援 P35 ③保幼小連携の推進 1 地域における子育て支援の充実 ①子育て支援拠点の充実 ②子育て支援意識の高揚 2 地域における子どもの健全育成 ①児童健全育成施設の改変 ②地域の児童健全育成の取り組み支援 ③食育の推進 3 子育て援助体制の充実 ①ファミリーサポートセンター ②子育て支援サークルのサポート 幼児教育 保育の質の向上 P57 ④特別支援教育の充実 5 計画推進のための包括的サポート P61 1 情報発信 ①利用者支援

第 5 章子ども 子育て支援事業計画 1 教育 保育提供区域の設定 P65 2 教育 保育の量の見込み及び提供体制の確保内容 実施時期 P65 (1) 量の見込みの算出方法 (2) 量の見込みと確保方策 3 地域子ども 子育て支援事業の量の見込み及び提供体制の確保内容 実施時期 P67 (1) 量の見込みの算出方法 (2) 量の見込みと確保方策 1 利用者支援事業 2 地域子育て支援拠点事業 3 妊婦健康診査 4 乳児家庭全戸訪問事業 5 養育支援訪問事業及び子どもを守る地域ネットワーク機能強化事業 6 子育て短期支援事業 7ファミリーサポートセンター事業 8 一時預かり事業 9 延長保育事業 ( 時間外保育 ) 10 病児保育事業 11 放課後児童健全育成事業 ( 放課後児童クラブ ) 4 子ども 子育て支援給付に係る教育 保育の一体的提供及び当該教育 保育の推進に関する体制の確保 P74 (1) 認定こども園の普及に係る基本的考え方 (2) 教育 保育及び地域子ども 子育て支援事業の役割と提供の必要性等に係る基本的考え方及びその推進方策 (3) 地域における教育 保育施設及び地域型保育事業を行う者の連携並びに幼稚園 保育所及び認定こども園と小学校等との連携の推進方策 第 6 章計画の推進体制 (1) 計画策定の背景 第 1 章 計画の基本的な考え方 1 計画策定の背景と趣旨 急速な少子化や 核家族化の進展 地域のつながりの希薄化 女性の社会進出に伴う共働き家庭の増加など 子どもや子育てを取り巻く環境が大きく変化してきている中で 一人ひとりの子どもが健やかに成長できる社会の実現が求められています こうした中 子育てがしやすい社会の実現を目的として 平成 24 年 8 月に 子ども 子育て支援法 をはじめとする 子ども 子育て関連 3 法 が成立し 幼児期の学校教育や保育 地域の子育て支援について その充実を図るための 子ども 子育て支援新制度 が平成 27 年 4 月にスタートすることになりました この新制度は 基礎自治体 を実施主体として 質の高い幼児期の学校教育 保育の総合的な提供 保育の量的拡大 確保 幼児教育 保育の質的改善 地域の子ども 子育て支援の充実 に向けた取り組みを推進するものとなっています 基礎自治体においては 子ども 子育て支援事業計画 を策定して これらの取り組みを計画的に推進することが求められています 参考資料 1 計画の推進と進捗管理 P75 (1) 計画の推進にあたって (2) 計画の進捗管理と点検 評価 また 次世代育成支援対策推進法が改正されたことによって 子どもと子育てを支え る取り組みを幅広く推進するために より実効的な計画を策定することも求められてい ます 1 計画策定の経過等 P76 (1) 佐世保市子ども 子育て会議 1 佐世保市子ども 子育て会議条例 2 委員名簿 (2) 審議経過等 (3) 佐世保市子ども 子育て支援事業計画の策定に関して ( 諮問 答申 ) 2 その他 P80 (1) 計画目標一覧 (2) 子ども育成条例 (3) 用語解説 以上のとおり これからの佐世保市の子どもと子育てを支える取り組みについては 子ども 子育て支援新制度などの新たな取り組みを踏まえながら より実効性の高い施 策として計画的に推進することが求められていると言えます 用語解説 子ども 子育て関連 3 法 1 子ども 子育て支援法 2 就学前の子どもに関する教育 保育等の総合的な提供の推進に関する一部を改正する法律 3 子ども 子育て支援法及び就学前の子どもに関する教育 保育等の総合的な提供の推進に関する法律の一部を改正する法律の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律これらの法律は 質の高い幼児期の学校教育 保育の総合的な提供 保育の量的拡大 確保 地域の子ども 子育て支援の充実を目指すもの 基礎自治体 国の行政区画の中で最小の単位 ( 市 町 村 ) で 首長や地方議会などの自治制度があるもの 1 計画策定の背景と趣旨 1