国際共同研究加速基金 ( 国際共同研究強化 (B)) の公募に係る FAQ 1. 趣旨及び対象について 問 1 日本国内で実施する国際共同研究も対象となるのか? 3 問 2 日本側研究者が海外の研究機関等に直接出向くこととなっているが 研究代表者が必ず海外に行かなければならないのか? 3 問 3 海

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基盤研究(A・B)(海外学術調査) 研究計画調書作成・記入要領



1 版 研究分担者研究者番号機関番号部局番号職番号研究者番号機関番号部局番号職番号氏名所属研究機関 部局 職氏名所属研究機関 部局 職補助事業期間を通じた支出済みの分担金 ( 事実発生日までの支出済みの額 ) を入力すること 大学 学部 准教授削

注 : 平成 年度募集研究種目 国際的に評価の高い研究の推進 研究費の規模 / 研究の発展 H には 新たに基盤研究 (B) 若手研究 (A) の 種目に基金化を導入 若手研究 9 歳以下 ~ 年 (A) 500~,000 万円 (B) ~500 万円 研究活動スタート支援 年以内年間 50 万円以

<4D F736F F F696E74202D E817A89C88CA494EF8CF695E590E096BE89EF CF68A4A A205B8CDD8AB B83685D>

別紙 令和 2(2020) 年度科学研究費助成事業 ( 科研費 ) の公募に係る制度改善等について 若手研究者の挑戦機会の拡大 若手研究 (2 回目 ) と 基盤研究 (S A B) との重複応募制限の緩和 令和元 (2019) 年度予算の充実等により 若手研究者を主な対象とする 若手研究 1 及び

科研費電子申請システムの操作方法について

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補助事業者 研究代表者及び研究分担者所属研究機関氏名 部局 職名 同一機関に所属する補助事業者の間接経費譲渡額は 合計額のみを記入してください 間接経費の交付申請書に記譲渡額載の補助金額 13,000,000 13,000,621 5,500,000 大学 学部 准教授 20234

補助条件(基盤研究等)

ステップアップ研究費応募要領

今回から電子申請システムを 利用することとなる手続き

第 10 条奨励金の交付を受けた後 研究計画に関し重要な変更をしようとするときは あらかじめ学長の承認を受けなければならない ( 奨励金の受領 ) 第 11 条研究者は 奨励金の受領を事務局庶務課長 ( 以下 庶務課長 という ) に委任するものとする ( 経理の委任等 ) 第 12 条奨励金の交付

科研費電子申請システムの操作方法について

残高の確認

別紙 4( 別添 1) 提出書類一覧 提出書類 作成者 電子申請システムに入力し作成する書類 日本学術振興会 HP 掲載の様式をタ ウンロート し作成する書類 提出期限 (1) 必ず提出する書類 交付申請書の提出書 ( 様式 D-1) 研究機関 交付申請書 ( 様式 D-2-1) 研究代表者 交付請

私立大学教育研究活性化設備整備事業作成・提出要領

科学研究費補助金申請(応募)に関するQ&A

国立水俣病総合研究センター 競争的研究費の内部監査実施要領 平成 30 年 3 月 30 日 ( 目的 ) 第 1 条この要領は 国立水俣病総合研究センター競争的研究費の適正な運営 管理及び不正防止に関する規程 平成 30 年 4 月 1 日決定 に基づき 国立水俣病総合研究センターにおける競争的研

事務連絡 平成 26 年 4 月 23 日 各実施機関実施責任者殿 各実施機関事務連絡担当者殿 文部科学省科学技術 学術政策局 人材政策課 科学技術人材育成費補助金により雇用する研究者等に係る人件費の取扱いについて 旧科学技術振興調整費 ( 以下 旧調整費 という ) の課題を実施する研究者等の人件

P00041

問 3 科研費電子申請システムで基盤研究等を応募する際に使用している ID パスワードを そのまま使用することはできますか ( 答 ) 研究成果公開促進費に応募するための ID パスワードは 基盤研究等のものとは異な ります 科研費電子申請システムの 研究成果公開促進費応募者向けページ から研究成

費 複写費 現像 焼付費 通信費 ( 切手 電話等 ) 運搬費 研究実施場所借り上げ費 ( 研究機関の施設において補助事業の遂行が困難な場合に限る ) 会議費 ( 会場借料 食事 ( アルコール類を除く ) 費用等 ) リース レンタル費用 ( コンピュータ 自動車 実験機器 器具等 ) 機器修理費

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問 3 研究成果公開促進費への応募を予定していますが 応募に当たり府省共通管理システム (e-rad) の研究者情報登録は必要ですか? ( 答 ) 研究成果公開促進費応募用の科研費電子申請システムのログインID パスワードは 科研費電子申請システムにログインするためのID パスワードです e-rad

平成25年度_科研費実務担当者説明会配付資料【午後の部】第三部


助事業者氏名所属研究機関 部局 職研究代表者1 版 様式 F-2 別紙 1( 補助事業者一覧 ) 課題番号 17K34567 補研究者番号 機関番号 部局番職番当該年度の役割分担等号号本年度の分担事項等を具体的に記入すること 研究の総括と のモデル化 当該年度

2. 利用可能時間帯 問い合わせ先 (1) e-radの利用可能時間帯 ( 月 ~ 金 ) 午前 6:00~ 翌午前 2:00まで ( 土 日曜日 ) 正午 ~ 翌午前 2:00までなお 祝祭日であっても 上記の時間帯は利用可能です ただし 上記利用可能時間帯であっても緊急のメンテナンス等により サ

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なお 申請可能な期間は 文部科学大臣の指定を受けた期間 (3 年以内の期間 ( 継続はさらに 3 年間 )) とする 支出全体に対する教育研究用機器備品費の割合が 90% を超えるものについては 対象とならな いので 留意すること 拠点校とは : 当該コンソーシアムにおける諸活動において重要な役割を

問 13 研究計画調書提出 ( 送信 ) 後に 応募者情報が変更となった場合はどうすればいいですか 5 問 14 前年度以前に取得した ID パスワードの再利用は可能ですか 5 2. 奨励研究の管理の委任依頼について問 15 研究機関に所属していますが 必ず所属研究機関に奨励研究の管理の委任をしなけ

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Microsoft PowerPoint - 【資料6】業務取り組み

「領域計画書」記入要領等

科学研究費補助金Q&A


1. 操作の流れ 1.1. 特別推進研究 基盤研究 挑戦的萌芽研究 若手研究 研究活動スタート支援 特定領域研究 ( 継続領域 ) 新学術領域研究 ( 研究領域提案型 )( 継続の研究領域 ) の場合 3.1. e-rad の ID パスワードを取得する 府省共通研究開発管理システム (e-rad)

掲載している画面は 随時変更される可能性があり 実際の画面とは表示等が異なる場合があります システムで表示される実際の画面に従って入力してください 1. 審査区分 区分内番号平成 31 年度研究成果公開促進費審査区分表 Ⅱ( 公募要領 34 頁参照 ) から 審査を希望する審査区分及び区分内番号を選

公共工事等における新技術活用システムについて 別添 公共工事等に関する優れた技術は 公共工事等の品質の確保に貢献し 良質な社会資本の整備を通じて 豊かな国民生活の実現及びその安全の確保 環境の保全 良好な環境の創出 自立的で個性豊かな地域社会の形成等に寄与するものであり 優れた技術を持続的に創出して

個人 研究者グループ 科研費応募資格の有無 の選択について a) 応募者が e-rad に 科研費応募資格有り として登録されている場合は 有 を選択し 自身の研究者番号を入力後 検索 を押下してください 検索結果画面に登録情報が表示されます 登録内容を確認の上 OK を押下すると 所属研究機関 氏

宮城県道路公社建設工事総合評価落札方式(簡易型及び標準型)実施要領

( 要領 6) 歩数計アプリを活用した仕組みの全体像 歩数計アプリを活用した仕組みの全体像が分かるものを提示してください


様式C-17-1記入例

ロボット介護機器開発 導入促進事業 ( 開発補助事業 ) 公募説明会 :00~15: :00~15:00 日本医療研究開発機構 (AMED) 産学連携部医療機器研究課 Copyright 2015 Japan Agency for Medical Res

様式F-19 記入例・作成上の注意

資料2 平成31年度科学研究費助成事業-科研費-

* * * * * * * *

目 次 第 1 章資源エネルギー庁が応札者に提示する資料及び応札者が提出すべき資料等 第 2 章評価項目一覧に係る内容の作成要領 2.1 評価項目一覧の構成 2.2 提案要求事項 2.3 添付資料第 3 章提案書に係る内容の作成要領及び説明 3.1 提案書の構成及び記載事項 3.2 提案書様式 3.

平成20年6月27日

資料3 科研費電子申請システムの操作方法等について

1.4. 操作の流れ 2.1. e-rad の ID パスワードを取得する 2.2. 科研費電子申請システムにアクセスする 府省共通研究開発管理システム (e-rad) で既に取得している場合 再度取得する必要はありません 府省共通研究開発管理システム (e-rad) にログインせずに 科研費電子申

第 1 章目的と概要 1. 募集の目的身近に歴史が感じられるまちづくりを進めるため クラウドファンディングにより資金調達して歴史的建造物の保存活用を行う事業を募集します 地域の魅力づくりに寄与する歴史的建造物の保存活用事業を選定の上 クラウドファンディングが成立した事業に対し なごや歴史まちづくり基

二国間交流事業セミナー報告書 ( 様式 5) 20XX 年 11 月 15 日 独立行政法人日本学術振興会理事長殿 セミナー終了 ( 整理会を行う場合は整理会終了後 ) の翌月末 または平成 31 年 4 月末日のいずれか早い方の日までに提出 する必要があり 期限内の日付で作成してください セミナー

資料4 科研費電子申請システムの操作方法等について

目次 I. はじめに II. 平成 29 年度における変更点. 6 III. 繰越手続における操作方法 研究者の操作方法 手続きを行う画面への進み方 13 申請書類の作成 (C-26). 15 機関担当者 部局担当者の操作方法. 33 手続きを行う画面

目次 1. はじめに 2. 実際の応募手続き 2-a. 手続きを始める前に 2-b. 研究開発提案書様式の取得 2-c. 応募の新規登録 2-d. 応募情報の入力 2

ステップアップ研究費応募要領

【通知】海外療養費・出産育児一時金の支給の適正化に向けた対策等について

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1. 操作の流れ 1.1. 審査結果を閲覧する 2.1. e-rad にログインし 電子申請システムにアクセスする 府省共通研究開発管理システム (e-rad) にログインしてから 電子申請システムにアクセスしてください アクセス方法は 応募時と同様です 2.2. 審査結果開示メニューを表示する 2

「領域計画書」記入要領等

eRequest - Frequently Asked Questions

(4) 予算 決算について適正な会計処理が行われていること 2 前項の規定にかかわらず 次の各号のいずれかに該当するものは対象外とする (1) 市が事務局に参加している団体 (2) 営利を目的としている団体 (3) 宗教の教義を広め 儀式行事を行い 及び信者を教化育成することを主たる目的とする団体

目次 1. はじめに システム動作環境 機能と運用の流れ 注意事項 操作の流れ 特別推進研究 基盤研究 挑戦的萌芽研究 挑戦的研究 若手研究 研究活動スタート支 援 新学術領域研究 ( 研究領域提案型 )

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独立行政法人日本学術振興会科研費電子申請システム所属研究機関担当者向け操作手引 ( 簡易版 ) ( 応募手続き用 ) この手引では 応募の際の主な操作の流れについて説明しています 操作方法の詳細については 科研費電子申請システム所属研究機関担当者向け操作手引 ( 詳細版 ) ( 応募手続き用 ) を

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H29 年度再生医療の産業化に向けた評価基盤技術開発事業 ( 再生医療技術を応用した創薬支援基盤技術の開発 ) 新規公募に係る府省共通研究開発管理システム (e-rad) への入力方法について 1

Q&A 集 Q1 社会保険等とは何か A1 社会保険等とは 健康保険 ( 協会けんぽ 健康保険組合等 ) 厚生年金保険 及び雇用保険をいいます Q2 国民健康保険組合に加入しているが 社会保険等未加入建設業者となるのか A2 法人や常時 5 人以上の従業員を使用する国民健康保険組合に加入している建設

Ⅴ. 応募方法 手順応募は オンラインシステム上で行います トビタテ! 留学 JAPAN 公式 HP よりオンラインシステムへアクセスしてください ( トビタテ! 公式 HP 1 応募には キーコード が必要です 応募を希望する場合は

ハンドブック ~ より良く使っていただくために ~ ( 研究機関用 ) 2016 年度版 平成 28 年 9 月 文部科学省研究振興局独立行政法人日本学術振興会 利用の際は必ず下記サイトを確認下さい

究分担者究分担者研究分担者 研究代表者 所属研究機関控 日本学術振興会に紙媒体で提出する必要はありません 1 版 9. 補助事業者区直接経費 ( 円 ) 分研究代表者氏名 ( 研究者番号 ) ( ) 所属研究機関 部局 職 ( 機関番号 ) 大学 研究科 教授 15,000,000 2

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01_公募要領

2019 年 3 月 2020 年度稲盛研究助成募集要項 公益財団法人稲盛財団 稲盛財団では 2020 年度稲盛研究助成の募集を下記要領で行います 1. 研究助成の趣旨当財団の研究助成事業は 人のため 世のために役立つことをなすことが 人間として最高の行為である そして 人類の未来は 科学の発展と人

独立行政法人日本学術振興会科研費電子申請システム ( 新学術領域研究 ( 研究領域提案型 )) 領域代表者の所属研究機関担当者向け 操作手引 ( 簡易版 ) ( 応募手続き用 ) この手引では 応募の際の主な操作の流れについて説明しています 操作方法の詳細については 科研費電子申請システム所属研究機

た この場合どうすればいいですか 5 問 14 研究計画調書提出 ( 送信 ) 後に 応募者情報が変更となった場合はどうすればいいです か 6 問 15 前年度以前に取得した ID パスワードの再利用は可能ですか 6 2. 奨励研究の管理の委任依頼について 問 16 研究機関に所属していますが 必ず

様式 Z-2 記入例 科学研究費助成事業支払請求書 ( 平成 30 年度 ) 1 版機関番号 独立行政法人日本学術振興会理事長殿 押印すること 平成 30 年度であることを確認すること 所属研究機関 部局 職研究代表者 大学 研究科 教授氏名 印 さきに交付の決定の通知があった科学研究費

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県管理の河川区域内における支障木伐採利用に係る取扱要領 1 目的本事業は 県が管理する河川区域内の支障木に関し 住民との協働による河川管理の一環として 河川支障木の効率かつ計画的な伐採による適切な維持管理に向け 公募型による支障木の伐採利用を推進する取扱いを行い もって河川区域内の支障木撤去の促進と

4. 事業実施期間 委託契約締結日 ( 平成 30 年 7 月下旬 ) から 平成 31 年 3 月末まで 5. 委託金額の上限 5,600,000 円 ( 消費税を含む ) を上限とする 6. 受託業者の選定方法 公募型プロポーザルとして企画提案書などの提出を求め 一次審査とプレゼンテーションによ

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はじめに 本マニュアルでは ふじのくに電子申請サービス手続き案内記載画面 申請画面へのアクセス方法と 電子申請 ( 画面入力 ) を行う際の留意事項についてご案内します ふじのくに電子申請サービスページURL < ( 静岡県

女性の活躍推進に向けた公共調達及び補助金の活用に関する取組指針について

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「領域計画書」記入要領等

千葉市プレーパーク開催支援要綱 ( 趣旨 ) 第 1 条本要綱は 本市における市民によるプレーパークを支援するために必要な事項を定めるものとする ( 用語の定義 ) 第 2 条本要綱において 次の各号に掲げる用語の意義は それぞれ当該各号に定めるところによる (1) プレーパーク子どもたちの健全な育

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資料2.平成26年度科学研究費助成事業-科研費-公募要領等について

A4 経営事項審査の受審状況により確認方法が異なります なお 適用除外は 労働者の就業形態等によって適用除外とならない場合もあることから 元請負人は 年金事務所等に適用除外となる要件を確認した上で判断してください 経営事項審査を受審している場合 有効期間にある経営規模等評価結果通知書総合評定値通知書

ハンドブック ~ より良く使っていただくために ~ ( 研究機関用 ) 2015 年度版 平成 27 年 7 月 文部科学省研究振興局独立行政法人日本学術振興会 利用の際は必ず下記サイトを確認下さい

ネクストニッチトップ企業育成事業 公募要領 募集期間 令和元年 6 月 14 日 ( 金 )~7 月 26 日 ( 金 )(17 時必着 ) 申請書提出先 問合せ先 金沢市鞍月 1 丁目 1 番地 平成 25 年 5 月 石川県商工労働部産業政策課競争力強化推進グループ TEL:0

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国際共同研究加速基金 ( 国際共同研究強化 (B)) の公募に係る FAQ 1. 趣旨及び対象について 問 1 日本国内で実施する国際共同研究も対象となるのか? 3 問 2 日本側研究者が海外の研究機関等に直接出向くこととなっているが 研究代表者が必ず海外に行かなければならないのか? 3 問 3 海外の研究機関等に直接出向き実施する研究活動について 期間の定めはあるのか? 3 問 4 日本国内の研究機関に所属する研究者 ( 日本人 外国人問わず ) のみで 海外において研究活動を行う研究計画は対象となるのか? 3 問 5 海外の研究機関に所属する日本人研究者と行う共同研究は対象となるのか? 3 問 6 研究集会を開催するための研究計画は対象となるのか? 3 2. 研究組織について 問 7 公募要領に研究組織は 3 人から5 人程度 とあるが 5 人を超える研究組織を構成することはできるのか? 4 問 8 研究組織の人数 (3 人から 5 人程度 ) には研究協力者も含まれるのか? 4 問 9 若手研究者と若手研究者以外の研究者の2 人で構成される研究組織で応募することは可能か? 4 問 10 海外の共同研究者は科研費電子申請システムの研究組織欄に入力する必要があるのか? 4 問 11 なぜ研究組織に若手研究者を含めることが必要なのか? 4 問 12 交付申請時に若手研究者がいない場合 交付申請はできるのか? 4 3.Letter of Intent( 同意書 ) について 問 13 全ての海外の共同研究者から同意書を徴取する必要があるのか? 4 問 14 システムで提出できる同意書は1 名分のみだが 複数の同意書を徴取している場合はどの同意書を提出すればよいのか? 5 1

問 15 同意書は審査に付されるのか? 5 問 16 英語圏以外の研究者と国際共同研究を行う予定だが 同意書は英語又は日本語以外の言語で記載してもよいか? 5 4. 研究経費について 問 17 研究費を国内で使用することが認められるか? それとも 海外において使用する研究費のみが認められるのか? 5 問 18 海外の共同研究者に科研費は交付されるのか? また 海外の共同研究者の研究に係る経費を科研費から支出することはできるのか? 5 問 19 海外の研究機関等で使用する物品等を国外で購入する場合 機関管理はどのように行えばよいか? 6 問 20 海外の研究機関等に設置する設備 備品等を購入する場合には 所属研究機関への寄付手続は必要か? 6 問 21 海外の研究機関等での研究が終了した後 海外で購入した設備 備品等を海外の研究機関等に寄付することは可能か? 6 5. 審査について 問 22 審査はどのように行われるのか? 6 問 23 通常の 2 段階書面審査と異なる点はあるのか? 6 2

問 1 日本国内で実施する国際共同研究も対象となるのか? ( 答 ) 本研究種目では 日本側研究者が 海外の研究機関に所属する研究者 ( 以下 海外の共同研究者 という ) と共同して海外で行う国際共同研究であって 海外の研究者 ( 又は研究者グループ ) の研究拠点である 海外の研究機関等 に直接出向き実施する研究活動が中核をなす研究計画を対象としています 研究計画に日本国内で行う研究活動を必要な範囲で含むことは差し支えありませんが 本制度は海外の研究機関等における研究活動を重視し重点支援を行うものであることに留意してください なお 共同研究を行う海外の共同研究者は必ずしも研究活動を行う国 地域の研究者である必要はありません 問 2 日本側研究者が海外の研究機関等に直接出向くこととなっているが 研究代表者が必ず海外に行かなければならないのか? ( 答 ) 主として研究代表者が 海外の研究機関等に直接出向き研究活動を実施する必要があります 問 3 海外の研究機関等に直接出向き実施する研究活動について 期間の定めはあるのか? ( 答 ) 具体的な期間の定めはありませんが 海外の研究機関等に直接出向き実施する研究活動が研究計画の中核である必要があります Web 入力項目の 研究を行う場所 ( 国 地域等 ) 及び渡航期間 の欄に 応募時点で予定している渡航時期 期間についても入力してください 問 4 日本国内の研究機関に所属する研究者 ( 日本人 外国人問わず ) のみで 海外において研究活動を行う研究計画は対象となるのか? ( 答 ) 本研究種目では海外の共同研究者と共同して海外で行う国際共同研究を対象としているため日本国内の研究機関に所属する研究者のみで実施される研究は対象となりません 問 5 海外の研究機関に所属する日本人研究者と行う共同研究は対象となるのか? ( 答 ) 海外の共同研究者が日本人である場合も対象となります ただし 本研究種目は国際共同研究の基盤の構築や更なる強化に資することを目指す制度であることを十分に留意の上研究計画を立案してください 問 6 研究集会を開催するための研究計画は対象となるのか? ( 答 ) 海外の研究機関等に直接出向き実施する研究活動が中核をなす研究計画であって その一部として研究集会を開催することは構いませんが 単なる研究打合せや研究集会等を開催するだけの研究計画は対象とはしません 3

問 7 公募要領に研究組織は 3 人から5 人程度 とあるが 5 人を超える研究組織を構成することはできるのか? ( 答 ) 5 人を超える研究者で研究組織を構成することも可能です ただし 研究分担者には明確な分担に応じた研究遂行責任を負い研究活動を行っていただくこととなりますので 研究分担者として加えることが必要か十分に検討してください 問 8 研究組織の人数 (3 人から 5 人程度 ) には研究協力者も含まれるのか? ( 答 ) 研究協力者は含まれません 若手研究者のみにより組織される場合を除き 研究代表者及び研究分担者で3 人以上の研究組織を構成する必要があります 問 9 若手研究者と若手研究者以外の研究者の 2 人で構成される研究組織で応募することは可能か? ( 答 ) 若手研究者と若手研究者以外の研究者の2 人による研究組織で応募することはできません ただし 研究代表者と研究分担者の両方が若手研究者である場合は2 人の研究組織で応募することも可能です また 研究代表者が若手研究者である場合は1 人での応募も可能です 問 10 海外の共同研究者は科研費電子申請システムの研究組織欄に入力する必要があるのか? ( 答 ) 海外の共同研究者は 研究協力者 となりますので 科研費電子申請システムの研究組織欄に入力することはできません 研究計画調書 ( 添付ファイル項目 ) において 海外共同研究者が担う具体的な役割や研究内容を記述してください 問 11 なぜ研究組織に若手研究者を含めることが必要なのか? ( 答 ) 本研究種目では国際共同研究を実施することで独創的 先駆的な研究を格段に発展させることを目的とし 国際共同研究の基盤の構築や更なる強化に資することを目指していますが さらに若手研究者の参画を要件とすることにより 国際的に活躍できる研究者の養成にも資するとともに 国際共同研究の基盤の中長期的な維持 発展につながることを期待しているためです 問 12 交付申請時に若手研究者がいない場合 交付申請はできるのか? ( 答 ) 交付申請時にも研究組織の要件を満たす必要があるため 若手研究者を研究組織に参画させることができない場合は交付申請を辞退することとなります 問 13 全ての海外の共同研究者から同意書を徴取する必要があるのか? ( 答 ) 同意書は 海外の共同研究者と共同して国際共同研究を行うことを確認するために必要な書類 4

ですので 研究計画の内容を踏まえ 研究計画に対して責任を持てる者から徴取してください なお 海外の共同研究者がグループの場合には 当該研究者グループのうちの主な研究者 1 人から徴取すれば構いません 問 14 システムで提出できる同意書は 1 名分のみだが 複数の同意書を徴取している場合はどの同意書 を提出すればよいのか? ( 答 ) 研究代表者の判断で 主な海外の共同研究者 1 名の同意書を提出してください 問 15 同意書は審査に付されるのか? ( 答 ) 研究計画の実行可能性を評価する上で 海外の共同研究者と国際共同研究を実施することについて相手方の同意が得られていることを確認するために研究計画調書の一部として審査に付されます 問 16 英語圏以外の研究者と国際共同研究を行う予定だが 同意書は英語又は日本語以外の言語で記載 してもよいか? ( 答 ) どのような言語で記載しても構いません ただし 同意書の徴取に当たっては海外の共同研究者に対して研究計画の内容や役割分担等を具体的に提示し 明確に同意を得ることとしており 海外の共同研究者が記載内容を十分理解できるようにする必要があるとともに 同意書は審査において確認される研究計画調書の一部であり 審査委員も記載内容を理解できるようにする必要があることから 英語以外の言語で記載する場合は 英語又は日本語を併記することを推奨します 問 17 研究費を国内で使用することが認められるか? それとも 海外において使用する研究費のみが認 められるのか? ( 答 ) 研究計画の中に国内で行う研究活動を必要な範囲で含むことは差し支えありませんので 研究費を国内で使用することも可能です ただし 応募に際しては 研究代表者をはじめとする日本側研究者が直接海外の研究機関等に出向き研究活動を実施していくために必要な経費を計上してください 問 18 海外の共同研究者に科研費は交付されるのか? また 海外の共同研究者の研究に係る経費を科研費から支出することはできるのか? ( 答 ) 海外の共同研究者は研究協力者になりますので 科研費は交付されません 海外の共同研究者が本応募研究課題に係る研究を実施する場合には 当該科研費の研究の実施に必要な経費であれば研究代表者又は研究分担者から支出することは可能です 5

問 19 海外の研究機関等で使用する物品等を国外で購入する場合 機関管理はどのように行えばよい か? ( 答 ) 通常の科研費の管理と同様に 物品の発注 納品 検収は原則として研究代表者又は研究分担者の所属研究機関 ( 日本国内の研究機関 ) で行っていただきます ただし 立替払いによる対応や研究機関において 抽出方法 割合等を適正に定め 定期的に抽出し 事後確認を実施するといった対応が考えられます また 海外の研究機関等が所属研究機関と同様の発注業務や納品検収等の事務を行うことができる場合 ( 例えば 研究機関の責任の下 協定を結んで海外の研究機関等に事務を行ってもらうなど ) には 海外の研究機関等において行っていただいて差し支えありません その場合も 万一不正等が発生した場合は 所属研究機関が一義的には責任を負うことになります 問 20 海外の研究機関等に設置する設備 備品等を購入する場合には 所属研究機関への寄付手続は必要か? ( 答 ) 必要です 直ちに寄付手続を行うことができない場合には 設備等の寄付延期手続を行い 帰国後に所属研究機関へ寄付を行ってください 問 21 海外の研究機関等での研究が終了した後 海外で購入した設備 備品等を海外の研究機関等に寄付することは可能か? ( 答 ) 当該設備を用いた研究の目的が達成され 以降は使用する予定がない場合は 所属研究機関の定め上 問題がなければ可能です なお 経費を有効活用するため現地の設備の利用やレンタル等 購入以外に実効的な方法がある場合はそちらも検討してください 問 22 審査はどのように行われるのか? ( 答 ) 本研究種目の審査は 審査区分表の中区分ごとに設定した各審査グループで 同一の審査委員が2 段階にわたり書面による審査を実施する2 段階書面審査方式を準用して行われます 問 23 通常の 2 段階書面審査と異なる点はあるのか? ( 答 ) 本研究種目では基盤研究等とは異なる趣旨 対象が設定されていることを踏まえ 応募研究課題が種目の趣旨 対象に合致しているかどうかを評価するため 評定要素を A. 種目の趣旨 対象と研究計画との合致性 と B. 研究計画の内容に関する評定要素 に整理しています 1 段階目の審査で A. 種目の趣旨 対象と研究計画との合致性 において 合致していない 又は 合致していない点が多い と判断した審査委員がいた研究課題については 2 段階目の審査において改めて確認することとなります 2 段階目の審査で 審査委員の過半数が 種目の趣旨 対象と研究計画との合致性が認められ 6

る と評価した研究課題でなければ 学術的価値の評価にかかわらず採択とはなりません 詳細は下記を参照してください 国際共同研究加速基金 ( 国際共同研究強化 (B)) の書面審査における評定基準等 ( 平成 31 年度 ) URL:https://www.jsps.go.jp/j-grantsinaid/35_kokusai/01_kyoka/data/H31hyoukaB_kijyun.pdf 7