Server/Desktop Edition のご紹介 ( 株 ) ネットジャパン法人営業部 2012 年 6 月 15 日更新
3.5 の新機能 (P3~) (1) 重複排除圧縮 (2) マルチディスクフォーマット (3)VMware ESXi 5 のコールドバックアップ対応 (4) 通知機能の強化 (5) その他の新機能 MD5 ファイル作成機能 WebDAV へのレプリケーション機能等 の基本機能 (P16~)
(1) 重複排除圧縮 Inline Deduplication Compression(De-dupe) ディスク上の重複ブロックを排除バックアップ時にインラインで重複を排除 同時に圧縮を適用重複排除時にバックアップファイルを圧縮 従来の高圧縮からさらに 20%~30% のサイズ縮小を実現
重複排除圧縮の動作 バックアップストリームのブロック毎にインデックスを作成 A B A C D D E F A E 重複ブロックを排除 A B 重複 C D 重複 E F 重複重複 圧縮 A B C D E F 大幅な容量削減を実現
重複排除圧縮の効果測定 製品別イメージサイズ比較 S 社製品 A 社製品 AIP 3.5 705 GB 703 GB 712 GB AIP 3.5 Dedup 524 GB 51.2% 25% 0 GB 500 GB 製品圧縮設定元サイズイメージサイズ縮小時間 S 社製品 High 1.0TB 705GB 68.8% 5:41:41 A 社製品 Maximum 1.0TB 703GB 68.7% 7:41:21 3.5 High 1.0TB 712GB 69.5% 3:41:42 3.5 (De-dupe) High 1.0TB 524GB 51.2% 5:00:06 プロセッサ : Intel Core i5 3.20GHZ / メモリ : 8.0GB ハードディスク : 1.5TB システムボリューム (1.0TB 使用済み ) OS: Windows 7 x64
仮想環境と重複排除圧縮 仮想環境では同じOSの仮想マシンが複数同一内容を持つ重複ブロックが多数あることが予想されます 仮想環境のストレージ Windows 2008 R2 Red Hat Linux 6 Windows 7 Windows 2008 R2 Red Hat Linux 6 Windows 7 Windows 2008 R2 Red Hat Linux 6 Windows 7
仮想環境での効果測定 仮想マシン 5 台の状態で測定 55% 高圧縮から更に 30% の圧縮元のサイズからは 55% の圧縮 プロセッサ : AMD Phenom TM 2 x4 960T Processor 3.00GHz / メモリ : 4GB ハードディスク : 1.5TB システムボリューム (100GB 使用済み ) OS: Windows 7 x64 + VMware Workstation
重複排除の設定 重複排除を使用する場合は イメージオプションで [ 重複排除圧縮 ] のチェックボックスをオンにします [ 重複排除の設定 ] は 重複排除のレベルと一時作業フォルダーの作成場所を設定します [ 重複排除レベル ] ではブロックサイズを設定します レベル 1 = 2K レベル 2 = 4K レベル 3 = 8K
(2) マルチディスクフォーマット イメージファイルをひとつにまとめることで 重複排除圧縮の効率がさらに向上します マルチディスクフォーマット ( ディスク 1~3 をひとつにまとめる ) ディスク 1 ディスク 2 ディスク 3 A B A C D D E F B A C E G G H ディスク別 A B C D D E F B A C E G H マルチディスク A B C D E F G H さらに削減
マルチディスクの圧縮効果 使用済み 100GB+45GB の場合 28% 重複排除から更に 5% の圧縮元のサイズからは 28% の圧縮 プロセッサ : Core i5 3.20GHZ / メモリ : 8.0GB ハードディスク : データ用ボリューム 100GB 使用済み / 45GB 使用済み OS: Windows Server 2008 R2
(3)VMware ESXi 5 のコールドバックアップ対応 (Server Edition) VMFS をスマートセクター コールドバックアップ VMFS の実使用領域をコールドバックアップ 重複排除圧縮も有効 大量の仮想マシンの入ったデーターストアも最小容量でバックアップが可能
ESXi ホストのバックアップ圧縮効果 ESXi ストレージ使用済み 118GB 仮想マシン 10 台 49% 元のサイズから 49% の圧縮 プロセッサ : AMD Phenom TM 2 x4 960T Processor 3.00GHz ハードディスク : ESX / データストア (118.10GB 使用済 ) 仮想マシン : 10 台 (Windows 2008 R2 x 2, Windows 7 x 5, Windows 2003 R2 x 3)
(4) 通知機能の強化 サービスの生死監視サービスが起動状態にあるかどうかを確認自動的にサービスの再起動を試行結果を通知 予期していない外部要因によるバックアップ失敗のリスクを軽減
(5) その他の新機能 GPT の完全サポート ディスクメタオプションの新設により uefi ブート環境のバックアップと復元に完全対応 MD5ファイルの作成機能 MD5ハッシュにより イメージの正当性を確認可能 256ビットの暗号化をサポート従来の128ビットから256ビットへ暗号を拡張
(5) その他の新機能 ( 続き ) クイックマウント機能 Windows エクスプローラーからイメージを右クリックでマウントする機能 レプリケーション先にWebDAVをサポートクラウドサービスへの対応を強化 Windows PE 64ビット版の追加 ( 予定 ) 64ビット版のPEにより サーバー専用デバイスもサポートが可能
の基本機能 基本技術の特長バックアップ機能バックアップ関連機能災害 節電対策機能復元機能リモート管理機能仮想環境移行機能物理環境移行機能その他の機能
基本技術の特長 独自のスマートセクター技術による高速なバックアップ 使用済みセクターのみをバックアップ 不良セクターをスキップしてバックアップ Microsoft 社標準のスナップショットドライバー (VSS) を使用安全なオンライン ( ホット ) バックアップ Windows 2000 は独自のスナップショットドライバーで対応 Microsoft 社標準の VSS 対応アプリケーションを安全にバックアップ SQL / Exchange / Oracle 等の VSS 対応アプリを停止することなく 整合性の取れたバックアップを実現 高速な増分バックアップ 独自のフィルタードライバーを使い 更新データのみをバックアップ OS シャットダウン状態 ( コールド ) のバックアップ Windows / Linux / ESXi ボリュームをスマートセクターバックアップ
ホットイメージング バックアップ機能 Windows を停止せずに高速にバックアップ C: D: スナップショット C: D: イメージファイルを作成 ドライブのイメージファイル Microsoft 社標準のスナップショットドライバーを採用 Windows OSに付属するMS VSSを使用し 安全性を確保増分バックアップには 独自のセクタートラッキングドライバーを使用し MS VSSと連携した増分バックアップを実行 VSS 対応アプリケーション (SQL Exchange Oracle 等 ) をサポート コールドイメージング Windows が起動していない静的な状態 インストール直後のクリーンな状態を高速にバックアップ
バックアップ機能 ( 続き ) 変更ブロックのみを効率的 にバックアップ 増分 増分 増分 基本 イメージングによる増分バックアップのメリット バックアップ時間の短縮 ファイル単位の増分バックアップとの比較 ファイル A 更新バックアップ部分 保存先ディスク容量の節約 ファイル A 更新バックアップ部分 ファイルの一部が更新された場合でも ファイル全体の バックアップが必要 更新されたブロックのみを効率的にバックアップ
バックアップ機能 ( 続き ) データベースが複数のボリュームにまたがっている場合 単純にバックアップを行っても正確な復元を行うことができません この問題はボリューム毎のバックアップ開始時間に差が生じてしまうため 整合性が取れない状態でのバックアップとなってしまうことによります このようなバックアップファイルを復元した場合 データベースの整合性が取れずに矛盾が発生してしまいます は全てのボリュームのスナップショットを同時に行うため このような問題は発生致しません
コスト 容量 バックアップ機能 ( 続き ) NAS / SAN デバイス I/SCSI, SATA, ATA USB 注意 : 直接テープ装置へのバックアップには対応していません
重複排除圧縮 バックアップ関連機能 バックアップ保存先ディスク消費容量の著しい低減 イメージファイルのパスワード保護 イメージファイルの暗号化 (RC5 / AES) イメージの圧縮 / 暗号化の設定画面
バックアップ関連機能 ( 続き ) バックアップイメージの自動作成 ( フルバックアップ / 増分バックアップ ) 一回のみ / 週単位 / 月単位の設定が可能 一回のみ : 開始日時を設定してフルバックアップを行います 週単位 / 月単位 : フルバックアップ 増分バックアップを週単位 ( 曜日 ) 月単位 ( 日付 ) で設定します フルバックアップは 1 回のみの設定も可能です 世代管理機能 (20 世代まで設定可能 ) スケジュールの設定画面 世代管理の設定画面
バックアップ関連機能 ( 続き ) 初回フルバックアップ作成以降 継続的増分バックアップのみの設定が可能 継続的増分バックアップを保護するリコンサイル機能
バックアップ関連機能 ( 続き ) 通常のタスクのプライオリティコントロールに加えて 3 つのスロットリング機能があります が使用する IO アクセスをダイナミックにコントロールします が使用するネットワークのバンド幅を設定できます ネットワークをフルに使用して高速にバックアップを行いたい場合 書き込み時にキャッシュを使用することができます
バックアップ関連機能 ( 続き ) 保存した複数世代のバックアップセットを整理する機能 ベースイメージと増分との結合機能 増分だけの結合機能 世代を完了したベースと増分のバックアップセットを統合機能
バックアップ関連機能 ( 続き ) バックアップタスク処理時にアイコンがアニメーションする機能 ( レプリケーションを除く ) アイコンにレプリケーション時のパフォーマンスをダイナミックに設定する機能 一般設定で静的な設定も可能
災害 節電対策機能 2 次バックアップを遠隔地にレプリケーションし 万が一の災害に備えることができます 増分だけをレプリケーションする機能 最大 3 つのオフサイトへレプリケーション可能 レプリケーションのパフォーマンス設定 一般設定で静的な設定 もしくはタスクトレイアイコンから動的に設定
災害 節電対策機能 ( 続き ) 退社時のバックアップは忘れがちです シャットダウン時のバックアップの設定が可能です 通常のスケジュールバックアップに加え あらかじめ設定したバックアップイメージ作成タスクを実行することができますので安心して緊急離席できます
復元機能 高速で簡単な ファイル単位のリカバリー イメージファイルを選択してマウント 柔軟かつ迅速な復元 高速で簡単な ディザスターリカバリー 復元用製品 CD を起動しイメージファイルを選択 復元し PC を再起動 ファイルを復元 本番稼動
復元機能 ( 続き ) ディザスターリカバリー用起動環境 Windows PE 3.1 と PE 2005 のデュアル復元環境を採用 レガシーな Windows 2000 環境から最新の Windows 2008 環境まで対応 Windows PE 復元環境に実装されていないデバイスドライバー環境でも 使用しているデバイスドライバーを選択して カスタマイズ起動ディスクを作成 起動ディスク作成ユーティリティーの操作画面
リモート管理機能 リモートコンソールリモートコンソールの機能 ネットワーク上のクライアントを一覧検索 プッシュインストール アンインストール アップグレードインストールが可能 柔軟なインストール ( 標準 エージェント コンソール選択可能 )
リモート管理機能 ( 続き ) リモート操作リモート接続先への操作 エージェントをインストールしたコンピューターに接続 右クリックで各種の操作を選択して実行
仮想環境移行機能 の P2V 機能取得したイメージファイルから VMDK VHD ファイルへの変換仮想ドライバーの組み込み P2V 操作画面 物理サーバー 移行先の仮想サーバー VM VM VM VM VMware ESX / Hyper-V
物理環境移行機能 ( 続き ) AIR 機能 (Architecture Intelligent Restore) の V2P / P2P 機能 通常の復元のプロセスで AIR( ハードウェアに依存しない復元 ) を選択して 移行先のドライバーを組み込み 異なるハードウェアに復元
その他の機能ディスク間コピー機能 使用しているハードディスクを大容量のディスクに移行したい場合等 ディスク間コピー機能を使用し 簡単に移行ができます
その他の機能 ( 続き ) E メール通知機能 スケジュールバックアップ運用時にタスクがエラーとなった場合 / 成功した場合に E メールで通知することができます SSL / TLS に対応
の詳しい情報は 専用サイトへどうぞ! http://activeimage.jp/ お問合せ先株式会社ネットジャパン法人営業部 E-Mail:corporate@netjapan.co.jp TEL:03-5256-0877