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8 整形外科 骨肉腫 9 脳神経外科 8 0 皮膚科 皮膚腫瘍 初発中枢神経系原発悪性リンパ腫 神経膠腫 脳腫瘍 膠芽腫 頭蓋内原発胚細胞腫 膠芽腫 小児神経膠腫 /4 別紙 5( 臨床試験 治験 )

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密封小線源治療 子宮頸癌 体癌 膣癌 食道癌など 放射線治療科 放射免疫療法 ( ゼヴァリン ) 低悪性度 B 細胞リンパ腫マントル細胞リンパ腫 血液 腫瘍内科 放射線内用療法 ( ストロンチウム -89) 有痛性の転移性骨腫瘍放射線治療科 ( ヨード -131) 甲状腺がん 研究所 滋賀県立総合病

1. ストーマ外来 の問い合わせ窓口 1 ストーマ外来が設定されている ( はい / ) 上記外来の名称 対象となるストーマの種類 7 ストーマ外来の説明が掲載されているページのと は 手入力せずにホームページからコピーしてください 他施設でがんの診療を受けている または 診療を受けていた患者さんを

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32 子宮頸癌 子宮体癌 卵巣癌での進行期分類の相違点 進行期分類の相違点 結果 考察 1 子宮頚癌ではリンパ節転移の有無を病期判定に用いない 子宮頚癌では0 期とⅠa 期では上皮内に癌がとどまっているため リンパ節転移は一般に起こらないが それ以上進行するとリンパ節転移が出現する しかし 治療方法

5. 乳がん 当該疾患の診療を担当している診療科名と 専門 乳房切除 乳房温存 乳房再建 冷凍凝固摘出術 1 乳腺 内分泌外科 ( 外科 ) 形成外科 2 2 あり あり なし あり なし なし あり なし なし あり なし なし 6. 脳腫瘍 当該疾患の診療を担当している診療科名と 専

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2. 転移するのですか? 悪性ですか? 移行上皮癌は 悪性の腫瘍です 通常はゆっくりと膀胱の内部で進行しますが リンパ節や肺 骨などにも転移します 特に リンパ節転移はよく見られますので 膀胱だけでなく リンパ節の検査も行うことが重要です また 移行上皮癌の細胞は尿中に浮遊していますので 診断材料や

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審査結果 平成 23 年 4 月 11 日 [ 販 売 名 ] ミオ MIBG-I123 注射液 [ 一 般 名 ] 3-ヨードベンジルグアニジン ( 123 I) 注射液 [ 申請者名 ] 富士フイルム RI ファーマ株式会社 [ 申請年月日 ] 平成 22 年 11 月 11 日 [ 審査結果

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査を実施し 必要に応じ適切な措置を講ずること (2) 本品の警告 効能 効果 性能 用法 用量及び使用方法は以下のとお りであるので 特段の留意をお願いすること なお その他の使用上の注意については 添付文書を参照されたいこと 警告 1 本品投与後に重篤な有害事象の発現が認められていること 及び本品

症例報告書の記入における注意点 1 必須ではない項目 データ 斜線を引くこと 未取得 / 未測定の項目 2 血圧平均値 小数点以下は切り捨てとする 3 治験薬服薬状況 前回来院 今回来院までの服薬状況を記載する服薬無しの場合は 1 日投与量を 0 錠 とし 0 錠となった日付を特定すること < 演習

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7. 脊髄腫瘍 : 専門とするがん : グループ指定により対応しているがん : 診療を実施していないがん 別紙 に入力したが反映されています 治療の実施 ( : 実施可 / : 実施不可 ) / 昨年の ( / ) 集学的治療 標準的治療の提供体制 : : グループ指定により対応 ( 地域がん診療病

の状態により適宜減量する 成人 A 法 : 他の抗悪性腫瘍剤との併用において ブスルファンとして 1 回 0.8 mg/kg を生理食塩液又は 5% ブドウ糖液に混和 調製して 2 時間かけて点滴静注する 本剤は 6 時間毎に 1 日 4 回 4 日間投与する なお 年齢 患者の状態により適宜減量す

4 月 20 日 2 胃癌の内視鏡診断と治療 GIO: 胃癌の内視鏡診断と内視鏡治療について理解する SBO: 1. 胃癌の肉眼的分類を列記できる 2. 胃癌の内視鏡的診断を説明できる 3. 内視鏡治療の適応基準とその根拠を理解する 4. 内視鏡治療の方法 合併症を理解する 4 月 27 日 1 胃

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がん化学 ( 放射線 ) 療法レジメン申請書 記載不備がある場合は審査対象になりません * は記入不要です 申請期日 2013/6/17 受付番号 診療科名 脳神経外科 がん腫 ( コード ) 診療科長名 申請医師名 レジメン登録ナンバー 登録申請日 審査区分 ( 下記をチェックしてください ) 登

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1. はじめに ステージティーエスワンこの文書は Stage Ⅲ 治癒切除胃癌症例における TS-1 術後補助化学療法の予後 予測因子および副作用発現の危険因子についての探索的研究 (JACCRO GC-07AR) という臨床研究について説明したものです この文書と私の説明のな かで わかりにくいと

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資料 3 1 医療上の必要性に係る基準 への該当性に関する専門作業班 (WG) の評価 < 代謝 その他 WG> 目次 <その他分野 ( 消化器官用薬 解毒剤 その他 )> 小児分野 医療上の必要性の基準に該当すると考えられた品目 との関係本邦における適応外薬ミコフェノール酸モフェチル ( 要望番号

が 6 例 頸部後発転移を認めたものが 1 例であった (Table 2) 60 分値の DUR 値から同様に治療後の経過をみると 腫瘍消失と判定した症例の再発 転移ともに認めないものの DUR 値は 2.86 原発巣再発を認めたものは 3.00 頸部後発転移を認めたものは 3.48 であった 腫瘍

D961H は AstraZeneca R&D Mӧlndal( スウェーデン ) において開発された オメプラゾールの一方の光学異性体 (S- 体 ) のみを含有するプロトンポンプ阻害剤である ネキシウム (D961H の日本における販売名 ) 錠 20 mg 及び 40 mg は を対象として

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「             」  説明および同意書

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ともに 申請者が承認審査のスケジュールに沿って法令上求められる製造体制を整備することや承認後円滑に医療現場に提供するための対応が十分になされることで 更なる迅速な実用化を促すものである この制度では 原則として新規原理 新規作用機序等により 生命に重大な影響がある重篤な疾患等に対して 極めて高い有効

手術を支持する根拠とされていた また 非治癒因子が 1 つである患者が減量手術の良い対象と報告された しかしながら それらの報告には PS が良く合併症が少なく腫瘍量が少ない患者に好んで減量手術が行われている selection bias が明らかに存在し 化学療法単独でも か月の予後が

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学位論文の内容の要旨 論文提出者氏名 小川憲人 論文審査担当者 主査田中真二 副査北川昌伸 渡邉守 論文題目 Clinical significance of platelet derived growth factor -C and -D in gastric cancer ( 論文内容の要旨 )

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1981 年 男 全部位 C00-C , , , , ,086.5 口腔 咽頭 C00-C

2004 年 月改訂 ( 下線部分 ) 第 12 版 2004 年 4 月改訂 案 貯法 : 室温保存日本標準商品分類番号使用期限 :3 年 ( 包装に表示の使用期限内に使用すること ) 抗悪性腫瘍剤劇薬 指定医薬品 * 要指示医薬品 5-FU 注 250 協和 5-FU Inject

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1. 部位別登録数年次推移 表は 部位別に登録数の推移を示しました 2015 年の登録数は 1294 件であり 2014 年と比較して 96 件増加しました 部位別の登録数は 多い順に大腸 前立腺 胃 膀胱 肺となりました また 増加件数が多い順に 皮膚で 24 件の増加 次いで膀胱 23 件の増加

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院内がん登録における発見経緯 来院経路 発見経緯がん発見のきっかけとなったもの 例 ) ; を受けた ; 職場の健康診断または人間ドックを受けた 他疾患で経過観察中 ; 別の病気で受診中に偶然 がん を発見した ; 解剖により がん が見つかった 来院経路 がん と診断された時に その受診をするきっ

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Transcription:

先進医療 B の試験実施計画の変更について 申請医療機関 国立国際医療研究センター病院 先進医療告示番号と名称 大臣告示番号 52 腹膜偽粘液腫に対する完全減量切除術における術中のマイトマイシンC 腹腔内投与及び術後のフルオロウラシル腹腔内投与の併用療法 適応症 腹膜偽粘液腫 ( 画像検査により肝転移及びリンパ節転移が認められないものであっ て 放射線治療を行っていないものに限る ) 試験の概要 腹膜偽粘液腫の患者を対象に CRS( 右壁側腹膜切除 右半結腸切除 左壁側腹膜切除 骨盤腹膜切除 低位前方切除 子宮 付属品切除 右横隔膜下腹膜切除 肝被膜切除 胆摘 左横隔膜下腹膜切除 大網切除 脾摘 小網切除 胃切除等の組み合わせ ) を行う 残存病変の大きさが 2.5mm 以下となった場合を完全減量切除とする 完全減量切除が達成できた症例に MMC10mg/m 2 を 2000~3000mL の 41 ~42 の温生食に溶解し 高温を維持したまま 1 時間腹腔内に還流させる (HIPEC) HIPEC 終了後閉腹する 術翌日より 腹腔内に 5-FU15mg/kg/NS1000mL を腹腔内に投与し 24 時間毎に薬剤の入れ替えを行う これを 4 日間連続で繰り返す 本治療法終了後は 5 年間経過観察を行い 5 年生存割合を主要エンドポイントとする その他 無再発生存期間 無病生存期間 全生存期間を推定する 安全性はプロトコール治療終了後 30 日後まで 有害事象の収集を行い CTCAEv4.0 に従って Grade 判定を行う 医薬品 医療機器情報 品目名製造販売業者型式 薬事法承認又は認証上の適応 薬事法上の適応 メラカルディオプレギアポンプ HCP-200 本装置は開心術時の機械的循環補助である心筋の保護を行う心筋保護液等 血液の供給を目的とした装置である メラデジタル温度計 HDT-7 開心術のための体外循環時において 患者の心筋温 心筋保護液温 送血温 脱血温 食道温及び直腸温等を連続的に測定するために使用される

ルアーロック式温度センサーデジタルウォーターバス HRS-MT-DH アズワン TM-1 なし 開心術のための体外循環時において 患者の心筋温 心筋保護液温 送血温 脱血温 食道温及び直腸温等を連続的に測定するために使用される 未承認 メラエクセライン 回路 N IMCJ-HT 回路 メラリザーバー HCR-2F メラ熱交換器 MHE-3-LP プールサクション チューブ ソラシック LCU-UK カテーテル 日本コウ ィテ ン 5080 日本コウ ィテ ン 5705-20UE LH コネクター N シ ェイ エム エス JK-S66 フルオロウラシル協和発酵キリン ( 株 ) マイトマイシン C 協和発酵キリン ( 株 ) 5-FU 注 1000mg マイトマイシン注用 10mg 開心術の際に人工心肺と患者間を連絡する体外循環用血液回路として用いる 主として開心術における胸腔内や心腔内等の血液の消泡 漉過 一時的な貯血に使用する血液体外循環時における血液の温度変換 身体の自然開口部 外科的切開口 又は創傷を介して 体液等の排出に用いる吸引嘴管 体内留置排液用 本品は 術後における胸部等の血液 体液の排液を行う目的のために体内に留置するカテーテルであり 吸引器等に接続して持続吸引を行う なお カテーテル表面にはウロキナーゼを固定化してあるため 抗血栓性を有する 本品は滅菌済みであり 1 回限りの使用で使い捨て 再使用しない 人工心肺装置を用いて体外循環を行う際に血液回路を接続するために使用する 下記疾患の自覚的並びに他覚的症状の緩解胃癌 肝癌 結腸 直腸癌 乳癌 膵癌 子宮頸癌 子宮体癌 卵巣癌ただし 下記の疾患については 他の抗悪性腫瘍剤又は放射線と併用することが必要である 食道癌 肺癌 頭頸部腫瘍以下の悪性腫瘍に対する他の抗悪性腫瘍剤との併用療法頭頸部癌レボホリナート フルオロウラシル持続静注併用療法結腸 直腸癌下記疾患の自覚的並びに他覚的症状の緩解慢性リンパ性白血病 慢性骨髄性白血病 胃癌 結腸 直腸癌 肺癌 膵癌 肝癌 子宮頸癌 子宮体癌 乳癌 頭頸部腫瘍 膀胱腫瘍 実施期間 2014 年 8 月 1 日 ~2024 年 7 月 31 日 ( 症例登録期間 :2014 年 8 月 1 日 ~2019 年 7 月 31 日 )

予定症例数 75 例 現在の登録状況 14 例 (2015 年 5 月 15 日現在 ) 主な変更内容 1 試験実施計画書の改訂 2 申請医療機関名称の変更及び病床数の修正 変更申請する理由 1 別紙の通り 重篤な有害事象について 特に術後早期に回復するグレード 4 の AST(GOT) または ALT(GPT) 上昇については 本臨床試験で行う治療手技に伴って高頻度で発現が予測される事象であるが 術後早期に回復する一過性の事象で そのほとんどは 術後翌日 (POD1) もしくは POD2 にピーク値に達したのち比較的速やかに低下した 遷延を認めたものも含め 全例において入院期間の延長につながることはなく 患者の安全性には影響を及ぼしていないことから 当該事象については生命を脅かす重篤な有害事象とはみなさないものとして その取り扱い及び根拠を明記した 2 独立行政法人国立国際医療研究センター病院は 2015 年 4 月 1 日付にて国立研究開発法人国立国際医療研究センター病院に改称し 実施医療機関の長の職名を理事長に統一することとなった また 病床数を 801 床から 781 床に変更したため 以上の変更を届け出るものである 倫理審査委員会等での承認状況 今回の変更は 平成 27 年 4 月 13 日開催の国立研究開発法人国立国際医療研究セ ンター倫理委員会にて審議され 平成 27 年 4 月 20 日付で承認された事項である 以上

別紙 1 完全減量切除 (CRS) 実施例 21 例における術後の AST(GOT) の推移 S 術式 POD 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 退院後 ICU 在室期間 術後入院期間 転帰 1 CRS AST(GOT) 742 390 144 57 45 45 66 39 36 43 44 47 34 25 5 25 無病生存 3 CRS AST(GOT) 662 465 207 80 53 40 49 43 33 57 57 26 8 16 無病生存 4 CRS AST(GOT) 535 342 165 85 73 62 52 33 25 39 4 15 無病生存 5 CRS AST(GOT) 839 465 139 48 29 27 21 22 22 23 16 15 10 18 他病死 7 CRS AST(GOT) 403 330 156 101 65 58 35 35 30 42 4 19 他病死 9 CRS AST(GOT) 406 281 145 52 50 55 38 52 64 40 5 36 再発疑い 11 CRS AST(GOT) 502 517 234 109 67 40 28 30 21 5 32 無病生存 12 CRS AST(GOT) 297 229 111 62 32 25 25 30 29 33 31 5 26 原癌死 13 CRS AST(GOT) 768 389 201 85 45 27 22 25 23 31 2 17 無病生存 14 CRS AST(GOT) 430 220 107 53 114 48 29 19 4 16 無病生存 15 CRS AST(GOT) 495 274 205 82 58 119 123 221 19 5 23 無病生存 16 CRS AST(GOT) 59 61 50 39 32 24 28 29 26 24 2 13 無病生存 17 CRS AST(GOT) 886 818 583 434 265 96 133 123 129 99 119 116 93 51 5 22 無病生存 18 CRS AST(GOT) 301 194 85 49 32 35 42 57 43 36 25 31 29 28 12 27 無病生存 19 CRS AST(GOT) 473 602 219 70 42 28 30 25 28 25 22 4 30 無病生存 21 CRS AST(GOT) 859 446 93 47 39 95 23 3 15 無病生存 22 CRS AST(GOT) 800 509 383 134 79 70 50 43 29 22 21 22 3 21 無病生存 23 CRS AST(GOT) 388 165 79 43 36 47 66 79 74 43 25 7 24 無病生存 24 CRS AST(GOT) 718 310 105 44 30 33 61 19 21 19 19 16 19 5 35 無病生存 25 CRS AST(GOT) 809 577 218 129 197 37 41 24 13 5 15 無病生存 26 CRS AST(GOT) 797 445 171 62 37 26 25 16 14 15 22 6 28 無病生存 POD 術後病日 基準値 AST(GOT):13~33 CRS 完全減量切除 + 周術期腹腔内化学療法 PD 姑息的減量切除 Grade 4 : 660 以上 Grade 3 : 166~660 Grade 2 : 99~165 EPIC 術後早期腹腔内化学療法 POD1~4 高値

別紙 2 完全減量切除 (CRS) 実施例 21 例における術後の ALT(GPT) の推移 症例 術式 POD 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 退院後 ICU 在室期間 術後入院期間 転帰 1 CRS ALT(GPT) 498 413 324 193 138 123 115 84 72 74 68 89 69 23 5 25 無病生存 3 CRS ALT(GPT) 449 469 311 193 126 99 88 79 71 89 121 33 8 16 無病生存 4 CRS ALT(GPT) 432 480 298 192 158 134 128 86 58 50 4 15 無病生存 5 CRS ALT(GPT) 443 375 222 143 92 67 52 43 39 28 21 15 10 18 他病死 7 CRS ALT(GPT) 190 226 183 144 116 286 48 47 38 55 4 19 他病死 9 CRS ALT(GPT) 232 253 185 101 74 92 62 71 99 96 5 36 再発疑い 11 CRS ALT(GPT) 310 482 315 209 147 64 39 35 13 5 32 無病生存 12 CRS ALT(GPT) 108 188 126 94 65 47 37 40 40 40 30 5 26 原癌死 13 CRS ALT(GPT) 652 502 394 263 165 91 66 58 42 36 2 17 無病生存 14 CRS ALT(GPT) 377 299 192 154 268 167 98 26 4 16 無病生存 15 CRS ALT(GPT) 559 433 413 271 195 289 384 607 21 5 23 無病生存 16 CRS ALT(GPT) 46 41 37 37 35 30 34 39 41 27 2 13 無病生存 17 CRS ALT(GPT) 592 583 578 466 376 201 172 175 201 185 209 201 119 149 5 22 無病生存 18 CRS ALT(GPT) 228 199 125 93 68 58 56 61 56 48 37 32 38 42 12 27 無病生存 19 CRS ALT(GPT) 247 598 415 249 149 95 63 52 48 45 40 4 30 無病生存 21 CRS ALT(GPT) 624 467 253 122 64 99 21 3 15 無病生存 22 CRS ALT(GPT) 340 370 408 285 198 161 115 92 68 53 38 28 3 21 無病生存 23 CRS ALT(GPT) 294 202 133 87 65 61 71 100 136 97 32 7 24 無病生存 24 CRS ALT(GPT) 368 286 173 99 68 54 39 24 19 17 15 15 14 5 35 無病生存 25 CRS ALT(GPT) 566 584 366 251 348 110 94 61 10 5 15 無病生存 26 CRS ALT(GPT) 444 433 266 152 91 59 37 22 17 15 16 6 28 無病生存 POD 術後病日 基準値 ALT(GPT): 女性 6~27 男性 8~42 CRS 完全減量切除 + 周術期腹腔内化学療法 PD 姑息的減量切除 Grade 4 : 男 840 以上 Grade 3 : 男 210~840 Grade 2 : 126~210 : 女 540 以上 : 女性 136~540 Grade 1 : 80 以下 EPIC 術後早期腹腔内化学療法 POD1~4 高値