経済金融・情勢資料  15年7月 

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今月の経済金融情勢2018年11月30日号

今月の経済金融情勢2018年12月25日号

今月の経済・金融情勢2010年2月号

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米国の利上げ見送りと日本の長期化した金融緩和

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当面の金融政策運営について(貸出増加支援資金供給の延長等、12時29分公表)

[ 参考 ] 先月からの主要変更点 基調判断 3 月月例 4 月月例 景気は 急速な悪化が続いており 厳しい状況にある 輸出 生産は 極めて大幅に減少している 企業収益は 極めて大幅に減少している 設備投資は 減少している 雇用情勢は 急速に悪化しつつある 個人消費は 緩やかに減少している 景気は

マネーマーケットマンスリー

マネーマーケットマンスリー 2018年3月

サマリー 1 市場の関心は米大統領選の行方に集まっています 世論調査においてドナルド トランプ氏の優勢が報じられると 市場の更なる丌確実性が懸念され リスク資産からの資金流出が記録されました 10 月の MSCI 世界株価指数はマイナス 2.01% MSCI 新興国株価指数は 0.18% と新興国が

経済・物価情勢の展望(2016年10月)

米国株 投資家心理が落ち着けば 上昇基調に回帰と想定 株式市場 MSCI 米国 2, % 先月の回顧 長期金利の上昇を契機に急落米国株式市場は下落しました 月初に発表された1 月の雇用統計において 時間当たり賃金が市場予想を上回る伸び率となったことを受けて 長期金利が約 4 年ぶ

Currency201207

< 豪州債券市場の市況および今後の見通し > 2016 年の豪州債券市場では 金利が低下しました 年初から 2 月にかけては 中国株をはじめ世界の株式市場が下落するなど市場のリスク回避姿勢が強まる中 金利低下が進みました 1 月末に日銀のマイナス金利導入発表を受け 欧州など他国でもさらなる金融緩和期

平成 21 年 9 月 5 日 角山智 投資環境レポート (2009 年 9 月 ) 1. 主な株価指数 8 月は 中国株が大幅に値下がりしました 反面 出遅れていた英国株が好調です 市場 日本株 日本新興市場 J-REIT 米国株 英国株 中国株 ( 指数 ) (TOPIX) (JASDAQ) (

PowerPoint プレゼンテーション

当ページは 各種の信頼できると考えられる情報源から取得した情報に基づき アクサ生命保険株式会社が作成し提供するものです 情報の内容に関しては万全を期しておりますが その正確性 完全性については これを保証するものではありません 日本株式市場 運用環境 [ 2015 年 4 月 ~2016 年 3 月

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退職等年金給付積立金 平成30年度第2四半期運用状況

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チャート編 1 日経平均株価 ( 日経 225) TOPIX( 東証株価指数 ) 2,0 NY ダウ工業株 30 種平均株価 ( 米ドル ) ダウセレクト配当込み指数 3,000 28,000 26,000 24, ,000 26,000 2,0 20,000 1,0 24,000 1

Outlook201501

わが国の経済・物価情勢と金融政策

国内短期金利

(2) 資産構成割合の推移 ( 給付確保事業 ) 1 資産配分実績の基本ポートフォリオからの乖離の推移 2 実践ポートフォリオと資産配分実績の推移 3. 運用受託機関 平成 29 年 3 月末現在 2

Microsoft Word - 21年度資産運用概況.doc

月例経済報告

月例経済報告

Outlook201806

株式市場 米国株 上値が重く神経質な展開 MSCI 米国 2, % 先月の回顧 米国株式市場は下落しました FOMC( 米国連邦公開市場委員会 ) における利上げの有無 大統領選挙の動向 ドイツの大手銀行の資本不足懸念などに一喜一憂する展開となりました 月半ばにかけて 利上げ観測や原油

マネーマーケットマンスリー 2018年12月

PowerPoint プレゼンテーション

経済・物価情勢の展望(2018年1月)

Weekly

untitled

Outlook201901

株式市場 米国株 トランプ氏の政策への期待感後退で調整も MSCI 米国 2, % 先月の回顧 米国株式市場は上昇しました 11 月 8 日 ( 現地 ) に行われた大統領選挙でトランプ氏が当選し 減税やインフラ投資の拡大などの同氏の政策に注目が集まりました 債券市場では金利が上

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定期調査の質問のうち 代表的なものの結果 1. 日本の株価を 企業のファンダメンタルズと比較してどう評価するか 問 1. 日本の株価は企業の実力( ファンダメンタルズ ) あるいは合理的な投資価値にくらべて 1. 低すぎる 2. 高すぎる 3. ほぼ正しく評価されている 4. わからないという質問で

日経平均株価 22,27.3 NY ダウ工業株 3 種 25,9.32 米ドル 2, 2, 22, 円 2, 1, 1, 1, 12, 1,,, 2, 22, 1, 1, 1, 21 年 月 2 日発行休場の場合は直前の営業日までのデータ 長期 ( 週次ベース ) (27 年 1 月第 1 週末 ~

米失業率と非農業部門雇用者数変化 ( 月次 25 年 1 月 ~214 年 11 月 ) 非農業部門雇用者数変化 ( 千人 前月比 左軸 ) 失業率 (% 右軸) /1 6/9 8/5 1/1 11/

FOMC 2018年のドットはわずかに上方修正

日経平均株価 22,97. 2, 2, 22, 円 2, 1, 1, 1,, 1,,, 21 年 7 月 23 日発行休場の場合は直前の営業日までのデータ 長期 ( 週次ベース ) (27 年 1 月第 1 週末 ~21 年 7 月第 3 週末 ) 短期 ( 日次ベース ) (217 年 1 月初

1. 30 第 1 運用環境 各市場の動き ( 4 月 ~ 6 月 ) 国内債券 :10 年国債利回りは狭いレンジでの取引が続きました 海外金利の上昇により 国内金利が若干上昇する場面もありましたが 日銀による緩和的な金融政策の継続により 上昇幅は限定的となりました : 東証株価指数 (TOPIX)

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定期調査の質問のうち 代表的なものの結果 1. 日本の株価を 企業のファンダメンタルズと比較してどう評価するか 問 1. 日本の株価は企業の実力( ファンダメンタルズ ) あるいは合理的な投資価値にくらべて 1. 低すぎる 2. 高すぎる 3. ほぼ正しく評価されている 4. わからないという質問で

経済・物価情勢の展望(2017年10月)

株式市場 米国株 高値警戒感の高まりなどから上昇一服も MSCI 米国 2, % 先月の回顧 米国株式市場は上昇しました トランプ政権で閣僚などの人事において一部で混乱が見られましたが トランプ大統領の発言などにより減税 金融規制緩和などへの期待が高まったことや 発表された米国企

日経平均株価 21,1. NY ダウ工業株 3 種 2,.31 米ドル 2, 2, 22, 円 2, 1, 1, 1, 12, 1,,, 22, 1, 1, 1,, 21 年 1 月 29 日発行休場の場合は直前の営業日までのデータ 長期 ( 週次ベース ) (27 年 1 月第 1 週末 ~21

Outlook201805

資料1

Invesco Premia Plus Fund

経済・物価情勢の展望(2017年7月)

Microsoft PowerPoint - PictetMacroWatch_ pptx

株式市場 米国株 国内外の政治動向に注目 MSCI 米国 2, % 先月の回顧 好調な企業決算発表を受けて上昇米国株式市場は上昇しました 月前半までは2017 年 1-3 月期の決算発表内容が総じて好調であったことが株価を支えました 月半ばには コミー前 FBI( 連邦捜査局 )

第 79 回 2017 年 5 月投資家アンケート調査結果 アンケート調査にご協力下さりました皆様 今年 5 月に実施致しましたアンケート調査にご回答下さり誠にありがとうございます このたび調査結果をまとめましたのでお送りさせていただきます ご笑覧賜れましたら幸 いです 今後もアンケート調査にご協力

株式市場 米国株 国内の政策動向や海外の政治動向などに注目 MSCI 米国 2, % 先月の回顧 米国株式市場はほぼ変わらずとなりました 月初には 2 月末のトランプ大統領の議会演説を好感して 株価は大幅上昇となりました しかし その後は 新政権の経済政策に対する期待が徐々に後退

Outlook201608

Outlook201601

今回の金融政策報告書では 米国内の投資活動が弱いために輸出が想定ほど伸びていないとしながらも 金融業などサービス関連の好調さを示す分析や 商品価格下落がカナダ企業の投資活動を抑制する動きは底打ちしたとの指摘など カナダ景気に前向きな材料も散見されます 当面は 政策金利の据え置きを続けると見通します

1. 30 第 2 運用環境 各市場の動き ( 7 月 ~ 9 月 ) 国内債券 :10 年国債利回りは上昇しました 7 月末の日銀金融政策決定会合のなかで 長期金利の変動幅を経済 物価情勢などに応じて上下にある程度変動するものとしたことが 金利の上昇要因となりました 一方で 当分の間 極めて低い長

Microsoft Word ECB利下げ.doc

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当面の金融政策運営について(「量的・質的金融緩和」を補完するための諸措置の導入、12時50分公表)

株式市場 米国株 新政権の政策期待による上昇も一服 MSCI 米国 2, % 先月の回顧 米国株式市場は上昇しました ISM( 全米供給管理協会 ) 指数など月初に発表された経済統計がおおむね良好であったことを受け 月前半の株式市場は堅調に推移しました 月半ば以降は 高値警戒感な

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Microsoft Word

金融政策決定会合における主な意見

ヘッジ付き米国債利回りが一時マイナスに-為替変動リスクのヘッジコスト上昇とその理由

株式市場 米国株 先行き不透明感強いがファンダメンタルズは良好 MSCI 米国 2, % 先月の回顧 米国株式市場は下落しました 堅調な経済指標の発表を受けて米国の年内利上げ観測が高まったことで 金利動向の影響を受けやすいディフェンシブセクターの一部が軟調に推移しました また 米

参考資料いちよし証券投資情報部 2019 年 10 月 7 日 極端な悲観相場の修正へ 業績の下方修正リスクも織り込み 日米経済指標に注目 最終ページに お客様にご確認いただきたい重要な注意事項を記載しております 必ずご確認ください

ファンダの鬼・柳澤 浩と小杉 篤諭の「ファンダメンタルズの学び方、活かし方セミナー!」

平成30年度第1四半期における運用状況等

Microsoft Word - 20年度資産運用状況.doc

経済の見通し 欧州 欧州経済は グローバル経済の堅調さを背景とした外需セクターの回復 労働市場の回復を背景にした堅調な個人消費 従来に比べ拡張的な財政政策による成長押し上げ効果を背景に潜在成長率を上回る成長が続いています 物価については 労働市場や経済の回復を背景にコアインフレ率 賃金上昇率は今後緩

Outlook201603

株式市場 米国株 景気 企業業績は依然として堅調 MSCI 米国 2, % 先月の回顧 貿易摩擦への懸念から下落米国株式市場は下落しました トランプ米大統領が鉄鋼やアルミニウムの輸入を制限する方針を表明したことから 世界的な貿易摩擦への懸念が高まり下落して始まりました その後 貿

Invesco Australian Bond Fund (Monthly)

Outlook201609

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スライド 1

金融テーマ解説

グローバル株式市場を俯瞰する~2015年8月末データで見る市場動向~

Microsoft PowerPoint - Pictet_Market_Flash_ (直近の下落).pptx

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Ⅰ.ファンダメンタルズ

○ユーロ

PowerPoint プレゼンテーション

目 次 1. 平成 27 年度 ( 平成 27 年 4 月 ~ 平成 28 年 3 月 ) における運用環境について 2. 平成 27 年度 ( 平成 27 年 4 月 ~ 平成 28 年 3 月 ) のポートフォリオ別の運用状況 3. ベンチマーク インデックスの推移 ( 参考 ) 被保険者ポート

( 億円 ) ( 億円 ) 営業利益 経常利益 当期純利益 2, 15, 1. 金 16, 額 12, 12, 9, 営業利益率 経常利益率 当期純利益率 , 6, 4. 4, 3, 2.. 2IFRS 適用企業 1 社 ( 単位 : 億円 ) 215 年度 216 年度前年度差前年度

Microsoft Word doc

為替相場展望2018年9月号

Outlook201812

オーバルネクスト ETF 情報 2010 年 2 月 15 日号 ( 株 ) オーバルネクスト 東京都中央区日本橋兜町 13-2 TEL 03(5641)5777

変額年金 ( 特別勘定 ) の現況をご覧になる方に 特にご確認いただきたい事項 投資リスクについて 変額年金保険の特別勘定の資産運用は 国内外の株式および公社債 国内外のその他の有価証券 貸付金 コールローンおよび預貯金等を主な運用対象としておりますので 株価の下落や金利の変動 為替の変動などにより

PowerPoint プレゼンテーション

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Transcription:

213.7.23 今月の経済 金融情勢 ~ わが国をめぐる経済 金融の現状 ~ 213 年 7 月 農林中金総合研究所 調査第二部 http://www.nochuri.co.jp/publication/situation/index.html

経済 金融情勢資料 2 1 3 年 7 月 1. 米国では 6 月 18~19 日の米連邦公開市場委員会 (FOMC) で 政策金利 (~.25%) を据え置き 今後も失業率が 6.5% を上回り 向こう 1~2 年のインフレ見通しが FOMC の長期目標である 2% から.5% ポイント以内に収まると予想される限り これを維持する方針を決めた また 月額 85 億ドルの資産を買い入れる量的緩和策 (QE3) については バーナンキ議長の発言から FOMC 後に早期縮小懸念が高まったものの 7 月 1 日の同議長の講演で金融緩和策の必要性が強調されたことなどから QE3 の早期縮小懸念は再び後退している 米国経済をみると 6 月の雇用統計の失業率は 7.6% と前月から横ばいだったものの 非農業部門雇用者数は前月比 19.5 万人と事前予測を上回り 4~5 月の雇用者数もそれぞれ上方修正された そのほかの経済指標にも底堅さがみられるなど 米国経済の緩やかな改善は続いている 2. 日本では 7 月 1~11 日の日銀金融政策決定会合で マネタリーベースを年間約 6~7 兆円に相当するペースで増加するよう金融市場調整を行うことを軸とし これにより 2 年程度で 2% の 物価安定目標 を実現することを掲げる量的 質的金融緩和の維持が決定した 経済指標をみると 日銀短観 (6 月調査 ) の業況判断 DI( 大企業製造業 ) は 4 と 前回 3 月から 12 ポイントの大幅改善となったほか 先行き 9 月も 1 と改善が予想されている また 5 月の機械受注 ( 船舶 電力を除く民需 ) は 前月比 1.5% と 2 ヶ月ぶりに増加した さらに 5 月の鉱工業生産指数 (21 年基準 確報値 ) も 前月比 1.9% と 4 ヶ月連続で上昇した このように 国内経済は緩やかに回復している 3. 長期金利 ( 新発 1 年国債利回り ) は 各国の金融緩和政策への思惑や米国長期金利の動向 国債入札の結果に左右されつつも 日銀の買入れオペ政策の継続期待等の中で低下圧力の強い展開が続いており 5 月下旬以降は概ね.8% 台とボックス圏での推移だったが 7 月下旬にかけて.7% 台へ低下 4. 日経平均株価は 5 月下旬に 15,9 円台まで上昇したものの 6 月半ばには円高 ドル安方向への反転などを受けて一時 12,4 円台まで下落した しかし その後は国内外の経済指標の改善や米国株式相場の上昇 円安などを背景に上昇に転じ 7 月半ばには一時 14,9 円台を回復した 5. 外国為替市場のドル円相場は 6 月中旬に一時 1 ドル =93 円台後半まで円高が進行したものの FOMC 後に QE3 の早期縮小懸念が高まったことなどから円安 ドル高方向に反転 その後も米雇用統計の改善などから円安 ドル高が進行し 7 月上旬には一時 1 ドル =11 円台前半を付けた しかし 7 月半ば以降は QE3 早期縮小観測が後退する一方で米経済指標の回復も顕著となるなどしたことから 1 ドル =1 円前後での揉み合いとなっている 6. 原油相場 ( ニューヨーク原油先物 WTI 期近 ) は 中国の景気減速懸念などが低下リスクとなる一方 米国景気の回復基調の強まりや中東 北アフリカの地政学的リスクの高まりなどが相場を押し上げており 7 月後半には 1 バレル =18 ドル台と年初来の高値水準で推移している 2

米国経済 : 緩やかな改善を持続 (%) 4 イールドスプレッドと FF レート誘導目標 ( 政策金利 ) の関係 (%) 6 (%) 7. 米国雇用統計 ( 千人 ) 4 3 5 7.5 3 2 1 1 2 FF レート ( 右軸 ) 1 年国債 -3 ヵ月 TB( 左軸 ) 1 年国債 -FF レート ( 左軸 ) '7.7 '8.7 '9.7 '1.7 '11.7 '12.7 '13.7 4 3 2 1 8. 8.5 9. 9.5 非農業部門雇用者数変化 ( 右軸 ) 失業率 ( 左軸 逆目盛 ) '11.6 '11.12 '12.6 '12.12 '13.6 2 1 1 米国金融政策 :6 月 18~19 日の米連邦公開市場委員会 (FOMC) では 政策金利 (~.25%) を据え置き 今後も失業率が 6.5% を上回り 向こう 1~2 年のインフレ見通しが FOMC の長期目標である 2% から.5% ポイント以内に収まると予想される限り これを維持する方針を決めた また 月額 85 億ドルの資産を買い入れる量的緩和策 (QE3) については バーナンキ議長の発言から FOMC 後に早期縮小懸念が高まったものの 7 月 1 日の同議長の講演で金融緩和策の必要性が強調されたことなどから 早期終了懸念は再び後退している ( 次回 FOMC は 7 月 3~31 日 ) 米国経済 :6 月の雇用統計の失業率は 7.6% と前月から横ばいだったものの 非農業部門雇用者数は前月比 19.5 万人と事前予測 ( 同 15.5 万人 : ブルームバーグ集計 ) を上回り 4~5 月の雇用者数もそれぞれ上方修正された そのほかの経済指標にも底堅さがみられるなど 米国経済の緩やかな改善は続いている 3

国内経済 : 緩やかな回復が続く ( 千億円 ) 国内 : 機械受注 ( 船舶 電力を除く民需 ) 8.3 8. 7.7 機械受注受注額 ( 季調済 ) 3 ヶ月移動平均四半期実績 翌期見通し (%) 国内 : 鉱工業生産 2 15 1 5 製造工業生産予測 (%) 2 15 1 5 7.4 7.1 6.8 6.5 4~6 月期見通し : 前期比 1.5% '1.11 '11.5 '11.11 '12.5 '12.11 '13.5 ( 資料 )Bloomberg( 内閣府 機械受注統計 ) より作成 5 1 前月比 ( 季調済 左軸 ) 15 前年比 ( 右軸 ) 2 '1.11 '11.5 '11.11 '12.5 '12.11 '13.5 ( 資料 )Bloomberg( 経済産業省 鉱工業生産 ) より作成 5 1 15 2 日銀短観 : 日銀短観 (6 月調査 ) の業況判断 DI について 大企業製造業は 4 と 前回 3 月調査 ( 8) から 12 ポイントの大幅改善となった また 先行き 9 月も 1 と 改善が予想されている 一方 中小企業製造業は 14 と 前回調査 ( 19) から 5 ポイントの改善にとどまった 機械受注 : 設備投資の先行指標である機械受注 ( 船舶 電力を除く民需 ) の 5 月分は 前月の反動もあって前月比 1.5% と 2 ヶ月ぶりの増加となった 4~6 月期では事前予想 ( 前期比 1.5%) を上回る可能性が高まった 鉱工業生産 :5 月の鉱工業生産指数 (21 年基準 確報値 ) は 前月比 1.9% と 4 ヶ月連続で上昇した 製造工業生産予測調査では 6 月は同 2.4% と低下が予想されるものの 7 月は同 3.3% と上昇が予想されている 4

長期金利 :.8% 台を中心とするボックス圏推移 (%) 日米独の長期金利 1.9 1.7 1.5 1.3 1.1.9.7 日本新発 1 年国債利回り ( 左軸 ) 米国財務省証券 1 年物国債利回り ( 右軸 ) 独国 1 年国債利回り ( 右軸 ) (%) 4. 3.5 3. 2.5 2. 1.5 1..5.5 '9.7 '1.1 '1.7 '11.1 '11.7 '12.1 '12.7 '13.1 '13.7 日銀金融政策 :7 月 1~11 日の日銀金融政策決定会合では マネタリーベースを年間約 6~7 兆円に相当するペースで増加するよう金融市場調整 ( 長期国債 ETF J-REIT CP 社債等の買入れ ) を行うことを軸とし これにより 2 年程度で 2% の 物価安定目標 を実現することを掲げる量的 質的金融緩和の維持が決定した 長期金利 ( 新発 1 年国債利回り ): 各国の金融緩和政策への思惑や米国長期金利の動向 国債入札の結果に左右されつつも 日銀の買入れオペ政策の継続期待等の中で低下圧力の強い展開が続いており 5 月下旬以降は概ね.8% 台とボックス圏での推移となっている 5

株価 : 内外経済指標の改善から上昇 ( 円 ) 日経平均株価指数 16, 15, 14, 13, 12, 11, 1, 9, 8, '9.7 '1.7 '11.7 '12.7 '13.7 ( ドル ) ニューヨークダウ工業株 3 種平均指数 16, 15, 14, 13, 12, 11, 1, 9, 8, '9.7 '1.7 '11.7 '12.7 '13.7 日本株価 ( 日経平均 ):5 月下旬に 15,9 円台まで上昇したものの 6 月半ばには円高 ドル安方向への反転などを受けて一時 12,4 円台まで下落した しかし その後は国内外の経済指標の改善や米国株式相場の上昇 円安などを背景に上昇に転じ 7 月半ばには一時 14,9 円台を回復した 米国株価 (NY ダウ平均 ):6 月下旬には QE3 の早期縮小懸念の高まりなどを背景に 14, ドル台半ばまで下落する場面もあったが その後は経済指標の堅調さや各国の追加緩和姿勢が相場を支え 再び上昇 7 月半ば以降は バーナンキ FRB 議長の発言等を受けて QE3 早期終了懸念が後退したこともあり 15,4 ドル台と過去最高値に迫る水準で推移している 6

為替 : 各国の金融政策に左右 ( 円 / ドル ) 15 1 円の対ドル及び対ユーロ相場 円 / ドル ( 左軸 ) 円 / ユーロ ( 右軸 ) ( 円 / ユーロ ) 15 14 ( ドル / ユーロ ) 1.38 1.35 ドル安 ユーロ高 ドルの対ユーロ相場 95 13 1.32 9 円安 12 1.29 85 8 円高 11 1 1.26 1.23 ドル高 ユーロ安 75 9 7 月 9 月 11 月 1 月 3 月 5 月 7 月 1.2 7 月 9 月 11 月 1 月 3 月 5 月 7 月 ( 資料 )Bloomberg より作成 ドル円相場 :6 月中旬に一時 1 ドル =93 円台後半まで円高が進行したものの FOMC 後に QE3 の早期縮小懸念が高まったことなどから円安 ドル高方向に反転 その後も米雇用統計の改善などから円安 ドル高が進行し 7 月上旬には一時 1 ドル =11 円台前半を付けた しかし 7 月半ば以降は QE3 早期縮小観測が後退する一方で米経済指標の回復も顕著となるなどしたことから 1 ドル =1 円前後での揉み合いとなっている ユーロ円相場 :6 月下旬に一時 1 ユーロ =127 円台半ばまで円高 ユーロ安となったが その後は ECB の利下げに関する思惑や各国の政局動向などを受けて 概ね 1 ユーロ =129~13 円台で揉み合った しかし ポルトガルでひとまず政権維持が決まった 7 月下旬は 1 ユーロ =132 円台まで円安 ユーロ高となっている 7

原油 : 米国経済への回復期待から上昇 ( 百万バレル ) 石油需給 (3 ヶ月移動平均 ) 3 2 需要超過 1 1 2 需給差 ( 需要 - 供給 : 左軸 ) 3 石油需要前年比 ( 右軸 ) 4 '7.6 '8.6 '9.6 '1.6 '11.6 '12.6 '13.6 ( 資料 )Bloomberg より作成 (%) 6 4 2 2 4 6 8 ( ドル / バレル ) 国際原油市況 13 12 11 1 9 8 7 NY 原油先物 WTI 期近 OPEC 原油バスケット価格 '11.7 '12.1 '12.7 '13.1 '13.7 ( 資料 )Bloomberg より作成 原油先物 ( ニューヨーク市場 WTI 期近 ): 中国の景気減速懸念などが低下リスクとなる一方 米国景気の回復基調の強まりや中東 北アフリカの地政学的リスクの高まりなどが相場を押し上げており 7 月半ばには 1 バレル = 18 ドル台と年初来の高値水準で推移している 米エネルギー情報局 (EIA):7 月のエネルギー見通しで 13 年の原油先物 (WTI 期近 ) 価格を 1 バレル =94.65 ドルに上方修正した また 14 年の同価格を 1 バレル =91.96 ドルに据え置いた 8

BRICs+ 豪 : 新興 資源国通貨は大幅安続くも 足元では反発へ ('1.1=1) 14 13 12 11 BRICs+ 豪株価の推移 中国 上海総合ロシア RTS 豪 ASX2 インド SENSEX3 ブラジル ボベスパ ('1.1=1) 14 13 12 BRICs+ 豪対米ドル相場の推移 中国 人民元インド ルピーロシア ルーブルブラジル レアル豪ドル 米ドル高 1 9 8 7 11 1 9 6 '11.7 '12.1 '12.7 '13.1 '13.7 中国 :4~6 月期の GDP は前年比 7.5% と 1~3 月期の同 7.7% から鈍化 製造業 PMI(6 月 ) は 5.1 と 5 を上回ったものの企業の景況感に改善が見られない また 貿易統計 (6 月 ) は輸出入ともに前年割れ 中国経済は足踏み状態が続いているとの見方が広がっている インド : 米 QE3 の規模縮小観測で ルピーは対ドルで過去最安値を更新 通貨安とインフレ継続による景気悪化が懸念されたことなどから 株価は 5~6 月で最大 8.5% の下落 IMF アジア開発銀行は 7 月に 13 年の成長予測を下方修正した ロシア : 消費者物価指数 (6 月 ) は前年比 6.9% と 依然高止まりしており 利下げの見方もあったものの 7 月も政策金利を据え置いた エジプト情勢の緊迫化や米原油在庫が減少していることなどから 資源セクターを中心に株価は反発 ブラジル :7 月 1 日 市場の予想通り政策金利を 8.5% へ引き上げた 高止るインフレ率 急速に進んだレアル安 足踏みする中国経済に伴う輸出の伸び悩みなどを背景に株価は下落 7 月 3 日に年初来安値を記録した オーストラリア :RBAは7 月 2 日 政策金利を据え置いた (2.75%) 中国をはじめとする資源輸出相手国の景気回復が鈍く また依然として豪ドルが高水準であるため 豪経済は低迷 市場ではさらなる利下げを予想している 9 8 '11.7 '12.1 '12.7 '13.1 '13.7

政府 日銀の景気判断 : 政府 日銀ともに上方修正 年月政府月例経済報告日銀金融経済月報 8 月 景気は このところ一部に弱い動きがみられるものの 復興需要等を背景として 緩やかに回復しつつある わが国の景気は 復興関連需要などから国内需要が堅調に推移するもとで 緩やかに持ち直しつつある 9 月 景気は 世界景気の減速等を背景として 回復の動きに足踏みがみられる わが国の景気は 持ち直しの動きが一服している 212 年 1 月 景気は 引き続き底堅さもみられるが 世界景気の減速等を背景として このところ弱めの動きとなっている わが国の景気は 横ばい圏内の動きとなっている 11 月 景気は 世界景気の減速等を背景として このところ弱めの動きとなっている わが国の景気は 弱含みとなっている 12 月 景気は 世界景気の減速等を背景として このところ弱めの動きとなっている わが国の景気は 一段と弱含んでいる 1 月 景気は 弱い動きとなっているが 一部に下げ止まりの兆しもみられる わが国の景気は 弱めに推移している 2 月景気は 一部に弱さが残るものの 下げ止まっている わが国の景気は 下げ止まりつつある 3 月 景気は 一部に弱さが残るものの このところ持ち直しの動きがみられる わが国の景気は 下げ止まっている 213 年 4 月 景気は 一部に弱さが残るものの このところ持ち直しの動きがみられる わが国の景気は 下げ止まっており 持ち直しに向かう動きもみられている 5 月景気は 緩やかに持ち直している わが国の景気は 持ち直しつつある 6 月景気は 着実に持ち直している わが国の景気は 持ち直している 7 月 景気は 着実に持ち直しており 自律的回復に向けた動きもみられる ( 資料 ) 内閣府 月例経済報告 日銀 金融経済月報 より農中総研作成 ( 注 ) 矢印は景気判断の方向を示す わが国の景気は 緩やかに回復している 政府 :7 月の景気判断を 自律的回復に向けた動きもみられる と 3 ヶ月連続で上方修正した 日銀 :7 月の景気判断を 緩やかに回復している と 7 ヶ月連続で上方修正した 1

内外金融市場データ 新発 1 年国債利回 債先 1 年物中心限月 金利スワップレート 5 年物 ( 円 - 円 ) 仲値 無担保コール翌日物 TIBOR ユーロ円 3 ヶ月 LIBOR 円 3 ヶ月 TIBOR ユーロ円 6 ヶ月 金利先物 ( 利回 ) 中心限月 ドル円スポットレート東京 17: 現在 ユーロドルスポットレート ユーロ円スポットレート東京 17: 現在 日経平均株価 225 13/5/27.83 142.43.513.72.2282 休場.326.23 11.1 1.293 13.72 14,142.65 1,154.7 休場 休場 34.34 2,293.8 2.8 休場 1.457 休場 休場 99.56 13/5/28.95 141.84.555.7.2282.155.326.23 12.24 1.286 131.93 14,311.98 1,168.27 15,49.39 3,488.89 38.23 2,321.32 2.165.273 1.498 1,381.9 95.1 11.11 13/5/29.935 141.58.58.71.2282.154.326.23 11.7 1.294 13.82 14,326.46 1,178.87 15,32.8 3,467.52 32.5 2,324.2 2.115.276 1.533 1,394.1 93.13 1.54 13/5/3.89 142.16.553.72.2282.154.326.225 1.84 1.35 13.7 13,589.3 1,134.42 15,324.53 3,491.3 33.55 2,317.75 2.111.275 1.517 1,414.4 93.61 99.77 13/5/31.86 142.32.538.73.2282.154.326.23 1.63 1.3 131.15 13,774.54 1,135.78 15,115.57 3,455.91 3.88 2,3.6 2.128.275 1.55 1,395.4 91.97 98.78 13/6/3.85 143.6.487.74.2282.154.326.225 1.23 1.38 13.61 13,261.82 1,96.95 15,254.3 3,465.37 298.59 2,299.25 2.119.273 1.522 1,414.5 93.45 98.88 13/6/4.865 142.5.499.75.2282.154.326.225 1.29 1.38 131.4 13,533.76 1,125.47 15,177.54 3,445.26 299.59 2,272.42 2.146.274 1.543 1,399.8 93.31 99.87 13/6/5.855 142.78.482.76.2282.154.326.225 99.73 1.39 13.45 13,14.87 1,9.3 14,96.59 3,41.48 295.12 2,27.93 2.89.274 1.511 1,41.1 93.74 11.9 13/6/6.835 143.2.475.77.2282.154.326.225 99.27 1.325 13.23 12,94.2 1,7.77 15,4.62 3,424.5 291.69 2,242.11 2.77.274 1.521 1,418.4 94.76 1.93 13/6/7.86 143.11.476.75.2282.154.326.225 96.59 1.322 127.95 12,877.53 1,56.95 15,248.12 3,469.22 295.4 2,21.9 2.172.275 1.546 1,385.4 96.3 11.64 13/6/1.825 143.22.474.77.2282.154.326.22 98.39 1.326 129.48 13,514.2 1,111.97 15,238.59 3,473.77 295.22 休場 2.21.274 1.61 1,388.4 95.77 11.38 13/6/11.88 142.91.58.74.2282.154.326.225 98.18 1.331 13.28 13,317.62 1,11.15 15,122.2 3,436.95 291.74 休場 2.185.272 1.6 1,379.3 95.38 1.72 13/6/12.87 142.33.531.73.2282.154.326.225 96.81 1.334 128.83 13,289.32 1,96.54 14,995.23 3,4.43 29.68 休場 2.228.273 1.585 1,394.3 95.88 1.89 13/6/13.855 142.34.532.75.2282.154.326.225 94.22 1.338 125.75 12,445.38 1,44.17 15,176.8 3,445.37 29.51 2,148.36 2.149.273 1.561 1,38.1 96.69 11.26 13/6/14.815 142.8.495.76.2282.154.326.23 95.11 1.335 126.72 12,686.52 1,56.45 15,7.18 3,423.56 291.13 2,162.4 2.13.273 1.514 1,389.9 97.85 13.33 13/6/17.835 142.71.494.72.2282.154.326.23 95. 1.337 126.81 13,33.12 1,84.72 15,179.85 3,452.13 293.25 2,156.22 2.182.273 1.521 1,385.4 97.77 13.85 13/6/18.82 142.95.473.73.2282.154.326.235 95.1 1.339 127.2 13,7.28 1,86.4 15,318.23 3,482.18 293.2 2,159.29 2.185.272 1.57 1,369.2 98.44 13.1 13/6/19.81 142.99.474.73.2282.154.326.235 95.4 1.33 127.28 13,245.22 1,16.57 15,112.19 3,443.2 292.36 2,143.45 2.353.272 1.558 1,376.3 98.24 13.78 13/6/2.85 142.58.494.75.2282.154.326.23 98.1 1.322 129.74 13,14.58 1,91.81 14,758.32 3,364.64 283.68 2,84.2 2.414.273 1.665 1,288.4 95.4 11.4 13/6/21.865 142.1.518.72.2282.154.326.23 97.98 1.312 129.57 13,23.13 1,99.4 14,799.4 3,357.25 28.4 2,73.1 2.531.273 1.725 1,294.2 93.69 99.82 13/6/24.88 142.15.527.85.2282.156.326.24 98.33 1.312 128.92 13,62.78 1,89.64 14,659.56 3,32.76 275.66 1,963.24 2.537.277 1.811 1,279.3 95.18 98.33 13/6/25.86 142.24.532.71.2282.156.326.255 97.41 1.38 128.3 12,969.34 1,78.66 14,76.31 3,347.89 279.69 1,959.51 2.68.276 1.84 1,277.2 95.32 99.79 13/6/26.865 142.25.545.72.2282.156.326.26 97.58 1.31 127.58 12,834.1 1,69.28 14,91.14 3,376.22 284.54 1,951.5 2.535.276 1.767 1,231.7 95.5 99.39 13/6/27.835 142.69.53.72.2282.156.326.25 98.19 1.34 127.5 13,213.55 1,98.83 15,24.49 3,41.86 286.42 1,95.1 2.472.274 1.725 1,213.5 97.5 1.37 13/6/28.855 142.7.49.7.2282.156.326.255 98.83 1.31 128.94 13,677.32 1,133.84 14,99.6 3,43.25 285.2 1,979.21 2.486.273 1.728 1,225.9 96.56 1.78 13/7/1.885 142.31.517.73.228.156.326.245 99.6 1.36 129.95 13,852.5 1,15.7 14,974.96 3,434.49 288.29 1,995.24 2.477.273 1.72 1,258. 97.99 1.1 13/7/2.89 142.29.514.7.228.156.326.25 99.71 1.298 13.19 14,98.74 1,171.84 14,932.41 3,433.4 287.13 2,6.56 2.469.273 1.74 1,245.8 99.6 1.63 13/7/3.87 142.35.511.72.228.156.326.245 1.11 1.31 129.43 14,55.56 1,173.81 14,988.55 3,443.67 285.46 1,994.27 2.53.274 1.66 1,254.3 11.24 12.24 13/7/4.855 142.48.512.71.228.156.326.25 99.72 1.291 129.55 14,18.93 1,17.71 休場 休場 292.15 2,6.1 2.53.271 1.648 休場 休場 12.39 13/7/5.855 142.55.51.77.228.156.326.245 1.28 1.283 129.2 14,39.97 1,188.58 15,135.84 3,479.38 288.31 2,7.2 2.739.27 1.719 1,215. 13.22 13.2 13/7/8.88 142.22.528.75.228.156.326.245 11.15 1.287 129.79 14,19.34 1,172.58 15,224.69 3,484.83 292.37 1,958.27 2.636.269 1.698 1,237.2 13.14 13.96 13/7/9.865 142.38.521.74.228.156.326.24 11.16 1.278 13.25 14,472.9 1,196.89 15,3.34 3,54.26 294.58 1,965.45 2.634.269 1.653 1,248.2 13.53 14.6 13/7/1.855 142.63.59.74.228.156.326.245 1.46 1.298 128.7 14,416.6 1,195.2 15,291.66 3,52.76 294.84 2,8.13 2.624.269 1.658 1,249.6 16.52 14.69 13/7/11.83 143.12.479.73.228.156.326.24 99.3 1.31 129.39 14,472.58 1,194.77 15,46.92 3,578.3 296.54 2,72.99 2.572.268 1.623 1,282. 14.91 14.81 13/7/12.815 143.16.481.74.228.156.326.24 99.11 1.37 129.23 14,56.25 1,21.99 15,464.3 3,6.8 296.2 2,39.49 2.582.268 1.56 1,279.6 15.95 14.82 13/7/15 休場 休場 休場 休場 休場.156 休場 休場 休場 1.36 休場 休場 休場 15,484.26 3,67.49 297.38 2,59.39 2.537.268 1.578 1,285.4 16.32 15.31 13/7/16.825 143.11.484.75.228.156.326.24 99.6 1.316 13.19 14,599.12 1,21.54 15,451.85 3,598.5 295.31 2,65.72 2.532.266 1.55 1,292. 16. 15.39 13/7/17.82 143.22.476.73.228.156.326.24 99.69 1.313 131.6 14,615.4 1,213.24 15,47.52 3,61. 297.4 2,44.92 2.489.266 1.542 1,278.8 16.48 15.28 13/7/18.8 143.38.468.73.228.161.326.24 1.26 1.311 131.36 14,88.5 1,222.1 15,548.54 3,611.28 299.76 2,23.4 2.528.266 1.519 1,285.5 18.4 16.11 13/7/19.85 143.44.465.74.228.157.326.24 1.35 1.314 131.73 14,589.91 1,211.98 15,543.74 3,587.62 299.85 1,992.65 2.484.265 1.519 1,294. 18.5 16.4 13/7/22.785 143.64.451.73.228.157.326.24 1.1 1.319 131.59 14,658.4 1,216.53 15,545.55 3,6.39 3.3 2,4.76 2.48.265 1.515 1,337.3 16.91 ( 資料 )Bloomberg より農中総研作成 長期金利短期金利外国為替国内株価指数海外株価指数海外金利その他 TOPIX 米国 NY ダウ工業株 3 米国ナスダック総合 ストックス欧州 6 中国上海総合 米国財務省証券 1 年物国債利回 LIBOR ドル 3 ヶ月 独国 1 年物国債利回 NY 金先物期近 NY 原油先物 WTI 期近 11 OPEC 原油バスケット価格

農林中金総合研究所 無断転載を禁じます 本資料は情報提供のみを目的に作成されたものです 投資のご判断等はご自身の責任でお願いいたします 213 Norinchukin Research Institute Co., Ltd 11-47 東京都千代田区内神田 1-1-12 ( 株 ) 農林中金総合研究所調査第二部 3-3233-7752 tada@nochuri.co.jp