会社概要
目次 １ 会社概要 Ｐ.3 ２ AGCグループ中期経営計画 AGC plus-2020 Ｐ.7 ３ 株主還元 Ｐ.17 ４ 2019年 通期業績の見通し Ｐ.19 ５ 付属資料 Ｐ.23 2
1. 会社概要 3
事業内容 2018年12月期 AGCグループ ガラス 売上高 1兆5,229億円 営業利益 1,206億円 電子 売上高 7,575億円 営業利益 225億円 板ガラス ディスプレイ 売上高 3,589億円 フロート板ガラス 型板ガラス 網入り磨板ガラス Low-E 低放射 ガラス 装飾ガラス 建築用加工ガラス (断熱 遮熱複層ガラ ス 防災 防犯ガラス 防 耐火ガラス等 化学品 売上高 2,526億円 営業利益 240億円 売上高 1,834億円 液晶用ガラス基板 ディスプレイ用特殊ガラス 車載ディスプレイ用カバーガラス ディスプレイ用周辺部材 ソーラー用ガラス 産業用加工ガラス 電子部材 自動車用ガラス 売上高 3,973億円 自動車用強化ガラス 自動車用合わせガラス 売上高 669億円 半導体プロセス用部材 オプトエレクトロニクス用部材 照明用製品 理化学用製品等 売上高 4,844億円 営業利益 711億円 クロールアルカリ ウレタン セラミックス その他 売上高 790億円 営業利益 28億円 セラミックス製品 物流 金融サービス等 売上高 3,166億円 塩化ビニル 塩化ビニル原料 苛性ソーダ ウレタン原料 フッ素 スペシャリティ 売上高 1,205億円 フッ素樹脂 撥水撥油剤 ガス 溶剤 ヨウ素製品 ライフサイエンス 売上高 449億円 サブセグメントの売上高は 外部顧客に対する売上高を使用しています セグメント別売上及び利益は 消去前の数字であるため 各セグメント別売上及び利益の合計は全社売上及び利益とは一致しません 医農薬中間体 原体 バイオ医薬品原薬を含む 4
グローバル展開 2018年12月期 売上高 1兆5,229億円 アメリカ 売上高 1,663億円 営業利益 67億円 従業員数 約5,000名 建築用板ガラス 自動車用ガラス 電子部材 フッ素 ライフサイエンス 営業利益 1,206億円 グループ従業員数 ヨーロッパ 売上高 3,510億円 営業利益 162億円 従業員数 約17,100名 建築用板ガラス 自動車用ガラス フッ素 ライフサイエンス 約54,000名 日本 アジア 売上高 1兆57億円 営業利益 1,383億円 従業員数 約32,000名 建築用板ガラス 自動車用ガラス ディスプレイ用ガラス 電子部材 クロールアルカリ ウレタン ライフサイエンス セラミックス 地域別売上及び利益は 消去 地域共通費用控除前の数字であるため 各地域別売上及び利益の合計は全社売上及び利益とは一致しません 5
通期業績の推移 億円 18,000 15,000 売 上 12,000 高 9,000 6,000 3,000 0 FY2019 FY2012 FY2013 FY2014 FY2015 FY2016 FY2017 FY2018 11,900 13,200 13,483 13,263 12,826 14,635 15,229 16,000 1,018 799 621 712 963 1,196 1,206 1,250 484 161 159 429 474 692 896 780 営業利益率 8.6% 6.1% 4.6% 5.4% 7.5% 8.2% 7.9% 7.8% 一株当たり配当金 130 90 90 90 90 105 115 120 売上高 営業利益 親会社の所有者に帰属する当期純利益 Forecast 2,000 営 1,800 業 利 1,600 益 1,400 親 会 1,200 社 の 1,000 所 有 800 者 に 600 帰 属 400 す る 200 当 期 0 純 利 益 *当社は 2017年7月1日をもって普通株式5株を1株に併合しています 一株当たり配当金は株式併合の影響を踏まえて換算しています 6
2. AGC グループ中期経営計画 AGC plus-2020 7
AGCグループの長期経営戦略 2025年のありたい姿 コア事業が確固たる収益基盤となり 戦略事業が成長エンジンとして一層の収益拡大を牽引する 高収益のグローバルな優良素材メーカーとなる コア事業 戦略事業 ポートフォリオ経営の徹底による 長期安定的な収益基盤の構築 高付加価値ビジネスの拡大による 高収益事業の確立 建築用ガラス 自動車用ガラス 既存 基礎化学品 フッ素化学品 ディスプレイ セラミックス モビリティ エレクトロニクス ライフサイエンス 8
AGC plus-2020 の主要課題 AGC plus-2020 では2025年に向けた礎を築く 市況変動に強い高付加価値事業を伸ばす 戦略事業の成長戦略を推進する 成長地域 勝てる地域へ経営資源を集中する 戦略的なM&Aにより持続的成長を図る 9
経営目標の進捗 FY2018 FY2020 目標 FY2025 目標 営業利益 1,206億円 1,600億円 以上 2,292億円 以上 ＲＯＥ 7.7 8.0 以上 10.0 以上 戦略事業 利益貢献比率 17 25 以上 40 以上 D/E 0.43 0.5 以下 0.5 以下 過去最高益更新 10
各事業セグメントの主要課題 ガラス ビル産業ガラス 成長地域 勝てる地域に集中 スマートシティ化を見据えた高機能ガラス化の推進 オートモーティブ エコカー 自動運転化による高機能ニーズへの対応 電子 液晶用ガラス 中国へのスムーズな生産シフト 大型化対応と更なるコストダウン エレクトロニクス オプトエレクトロニクス用部材 半導体関連製品を中心に 業界の ニーズを先取りし差別化された製品を提供 化学品 クロールアルカリ M&A効果の最大化に加え 増設も視野に入れた東南アジアでの さらなる事業成長 フッ素 独自技術を活かしたグローバルニッチ市場の確実な取込 ライフサイエンス M&A効果の最大化によるグローバルな事業拡大 11
戦略事業 分野別成長イメージ エレクトロニクスとライフサイエンスが先行して利益貢献 モビリティは2021年以降徐々に業績に寄与 戦略事業 売上高 3,600 (億円) 主な製品 事業 車載ディスプレイ用カバーガラス モビリティ モビリティ新規部材 含5G通信 1,050 1,250 1,450 1,750 エレクトロニクス 半導体関連部材 オプトエレクトロニクス用部材 次世代高速通信用部材 エレクトロニクス用フッ素製品 合成医農薬 ライフサイエンス バイオ医薬 FY2017 FY2018 FY2019e FY2020e FY2025e 戦略事業 営業利益 120 210 280 400 900 営業利益貢献比率 10 17 22 25 40% (億円) 12
戦略事業 高成長 高収益事業の創造 マクロ環境の変化 IoT時代の到来 長寿命化 交通インフラの進化 世界人口の増加 新たなエコシステムの構築 安全 安心 快適の追求 モビリティ つながる車 自動運転 情報表示の進化 輸送機器の更なる軽量化 エレクトロニクス IoT/AI時代の到来 次世代高速通信 自動運転 新デバイスの普及 ライフサイエンス 安心 安全な治療 長寿命化 世界人口の増加 戦略事業 13
戦略事業 モビリティ 当社独自の多彩なコア技術により高機能ニーズに対応 次世代ガラスのキーワード ガラスは一等地 マルチファンクション クルマの大きな変化の波 AM/FM/TVアンテナ 電波透過 自動運転 つながる車 情報表示の進化 センサー カメラ V2Xアンテナ ガラスの 高機能化 環境車 EV) HUD ヒーティング 遮熱 遮音 透明スクリーン 14
戦略事業 エレクトロニクス 成長を続けるエレクトロニクス部材 素材市場に 消費材 高機能部材 複合部材を提供 IoT/AI時代の到来 次世代高速通信 自動運転 赤外線吸収 ガラスフィルター 深紫外LED用 石英レンズ EUVマスクブランクス 半導体プロセス用 ガラス基板 新デバイスの普及 AR/VR/ドローン等 エレクトロニクス関連市場の持続的成長 世の中のあらゆる製品に半導体 センサーが組 み込まれる 部材 素材のさらなる高機能化が求められる 軽量 高強度 高放熱 高耐熱 低損失等) 15
戦略事業 ライフサイエンス 時代のニーズに対応した高度な技術力で貢献 長寿命化 世界人口の増加 安心 安全な治療 低分子医薬品 農薬 AGCの現事業領域 CDMO 合成医農薬原体 中間体 バイオ医薬品 高度なノウハウや専用設備を有する 製造受託会社へのアウトソースが拡大 既存事業の拡大 発展 複合領域への応用 微生物由来たんぱく質 動物細胞由来たんぱく質 細胞医薬品 再生医療等 将来の更なる事業機会を探索中 16
3. 株主還元 17
株主還元について 2018年期末配当は従来予想から５円増配 １株当たり年間配当額は115円 2019年も連結総還元性向50%以上を継続 前期比５円増配予定 過去３年間に取得した自己株式は全て消却済 457 総還元額 推移 389 308 208 150 (億円) 自己株式取得額 200 100 208 208 239 FY2015 FY2016 一株当たり 配当金(年間) 90円 連結 総還元性向 49% 配当総額 266 257 (予定) FY2017 FY2018 FY2019e 90円 105円 115円 65% 56% 51% *1 120円(予定) 50%以上(方針) *1 従来予想 110円 18
4. 2019 年通期業績の見通し 19
2019年 通期業績見通しの主要項目 FY2018 売上高 FY2019 予想 15,229 16,000 (上期 営業利益 7,455 1,206 (上期 税引前利益 603 (億円) 前年比 771億円 ( 5.1%) の増収 7,750 1,250 同 44億円 ( 3.7%) の増益 500 1,284 1,180 同 104億円 ( 8.1%) の減益 帰属する当期純利益 896 780 同 116億円 (12.9%) の減益 一株当たり配当金 円 115 120 7.9% 7.8% 7.7% 6.9% *1 親会社の所有者に 営業利益率 ROE 為替レート 原油 エチレン JPY/USD 110.43 110 JPY/EUR 130.42 125 $/BBL(Dubai) 69.4 60 USD/MT CFR SEA 1,141 900 (期中平均) *1 FY2019予想のROEは 2018年12月末時点の親会社の所有者に帰 属する持分合計を使用しています 20
2019年 セグメント別 売上/営業利益見通し (億円) FY2018 FY2019e 増減 増減 15,229 16,000 + 771 + 5.1% ガラス 7,575 7,800 + 225 + 3.0% 電子 2,526 2,900 + 374 + 14.8% 化学品 4,844 5,100 + 256 + 5.3% 790 800 + 10 営業利益 1,206 1,250 + 44 + 3.7% ガラス 225 250 + 25 + 11.0% 電子 240 230 10 4.3% 化学品 711 750 + 39 + 5.4% 28 20 8 売上高 セラミックス その他 セラミックス その他 21
設備投資 減価償却費 研究開発費 億円 設備投資 M A除く 1,651 2,306 2,300 890 750 637 480 507 FY2017 795 610 FY2018 1,283 1,217 510 ガラス 500 電子 325 380 化学品 FY2018 FY2019 Forecast 456 470 510 411 296 FY2017 電子 化学品 セラミックス その他 FY2019 Forecast 研究開発費 1,400 ガラス 740 800 減価償却費 439 458 FY2017 FY2018 500 セラミックス その他 FY2019 Forecast 22
5. 付属資料 23
グループビジョン "Look Beyond" AGC いつも世界の大事な一部 私たちの 使命 私たちの 価値観 私たちの スピリット 独自の素材 ソリューションで いつもどこかで 世界中の人々の暮らしを支えます AGC, an everyday essential part of our world -AGC s unique materials and solutions make people s lives better around the world every day 革新と卓越 (Innovation & Operational Excellence) 多様性 (Diversity) 環境 (Environment) 誠実 (Integrity) 易きになじまず難きにつく Never take the easy way out, but confront difficulties 24
コーポレートガバナンス体制 ２０１８ 年１月１日現在 株主総会 経 営 監 視 機 能 監査役会 4名 うち社外 監査役 3名 相 互 に 連 携 経 営 執 行 機 能 報 告 取締役会 7名 うち社外取締役 3名 議長 社外取締役 会長 CEO CTO CFO (兼 CCO) 会計監査人 グループ コーポレート 報酬委員会 5名 うち社外取締役 3名 委員長 社外取締役 執行役員 報告 監査部 指名委員会 5名 うち社外取締役 3名 委員長 社外取締役 経営会議 コンプライアンス委員会 CSR委員会 フェアトレード委員会 情報管理協議会 コ ー ポ レ ー ト 機 能 安全保障輸出管理本部 カンパニー SBU 戦略事業単位 事 業 執 行 機 能 25
連結業績推移 FY2014 Net sales Operating profit Other income (expenses) FY2015 FY2016 FY2017 FY2018 億円 13,483 13,263 12,826 14,635 15,229 621 712 963 1,196 1,206 181 148 275 57 19 440 859 688 1,139 1,225 29 14 13 5 59 412 845 676 1,144 1,284 207 382 142 351 264 205 463 534 793 1,020 159 429 474 692 896 46 34 59 101 124 Operating profit margin 4.6% 5.4% 7.5% 8.2% 7.9% ROE 1.4% 3.9% 4.3% 6.1% 7.7% FOREX JPY/USD 105.9 121.1 108.8 112.2 110.4 (Average) JPY/EUR 140.4 134.3 120.3 126.7 130.4 96.5 50.9 41.5 53.2 69.4 Business profit Finance income (costs) Profit before tax Income tax expenses Profit for the year Profit for the year attributable to owners of the parent Profit for the year attributable to non-controlling interests Crude Oil (Average) $/BBL Dubai) 26
セグメント別業績推移 (IFRS) ( 億円 ) 売上高 FY2014 FY2015 FY2016 FY2017 FY2018 ガラス 6,863 6,929 6,800 7,351 7,575 電子 3,197 2,886 2,581 2,624 2,526 化学品 3,172 3,185 3,166 4,376 4,844 セラミックス その他 808 681 708 754 790 消去 557 418 429 470 506 全社計 13,483 13,263 12,826 14,635 15,229 営業利益 FY2014 FY2015 FY2016 FY2017 FY2018 ガラス 2 130 318 271 225 電子 362 290 250 273 240 化学品 241 305 400 637 711 セラミックス その他 11 16 2 14 28 消去 2 1 3 1 0 全社計 621 712 963 1,196 1,206 27
連結キャッシュフロー (IFRS) 営業活動によるキャッシュ フロー (a) 税引前利益減価償却費及び償却費運転資金増減その他投資活動によるキャッシュ フロー (b) 固定資産取得その他フリー キャッシュ フロー (a)+(b) 財務活動によるキャッシュ フロー 有利子負債の増減 支払配当 その他 現金等に係る換算差額 現金等の増加額 ( 億円 ) FY2014 FY2015 FY2016 FY2017 FY2018 1,358 1,872 2,036 2,035 1,893 412 845 676 1,144 1,284 1,372 1,374 1,218 1,282 1,217 36 110 121 150 270 461 457 22 242 338 1,088 1,160 1,136 2,096 1,945 1,140 1,265 1,184 1,572 2,114 52 105 48 524 169 270 712 900 61 52 947 354 465 187 87 789 151 238 314 544 162 208 208 219 249 4 5 18 283 209 46 6 11 39 64 630 352 425 209 29 28
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