資料 -2 公表用 平成 30 年度北陸地方整備局総合評価審査委員会 平成 31 年度実施計画 ( 素案 ) 工事関係 P 1~ P17 業務関係 P18~ P21 平成 31 年 3 月 6 日北陸地方整備局 目次 工事関係 1. 品質の確保 向上に向けて P2~7 1)ICT 活用工事の実施方針 工種拡大 2) 地元企業活用審査型の試行 継続 3) 登録基幹技能者の配置 継続 4) 技術提案評価型 S 型 (WTO 対象工事 ) の評価 5 事項数の試行 継続 5) 新技術活用促進型の試行 継続 6) 地域貢献度 継続 2. 競争性の確保 向上に向けて P8~11 1) 段階的選抜方式 (WTO 対象案件 ) の試行 継続 2) 自治体実績評価型の試行 拡充 3) 競争参加資格要件の緩和 新規 3. 担い手の確保 育成に向けて P12~14 1) 専任指導者制度の試行 継続 2) 若手 女性技術者活躍型の試行 継続 4.H31 年度の施工能力評価型 Ⅰ 型 Ⅱ 型の評価項目と配点 P15 5. 多様な入札契約制度の取り組み P16~17 1) 新技術の活用促進施策 ( 新技術活用促進総合評価落札方式 ) 2)ECI 方式の試行 ( 道路維持修繕他 ) 3)As 長期保証制度による道路維持 1
1. 品質の確保 向上に向けて 1)ICT 活用工事の実施方針 ICT 土工 ICT 舗装工事においては 施工者希望 Ⅰ 型について 総合評価落札方式の評価項目の対象とする 継続 (H30 実施結果のとおり ) ICT 河川浚渫を新たに加え 施工者希望 Ⅰ 型については 総合評価落札方式の評価項目の対象とする 新規 〇発注者指定型 ; バックホウ浚渫の施工 (20,000m3 以上 ) で概ね 3 億円以上の工事〇施工者希望 Ⅰ 型 ; バックホウ浚渫の施工 (20,000m3 以上 ) で概ね 3 億円未満の工事〇施工者希望 Ⅱ 型 ; バックホウ浚渫の施工 (20,000m3 未満 ) で概ね 3 億円未満の工事 2 1. 品質の確保 向上に向けて 2) 地元企業活用審査型の試行 継続 地域の中小企業の活用を通じて円滑 確実な施工ひいては品質向上につなげるため 地元企業の下請け活用率を評価する試行を継続する 3) 登録基幹技能者の配置 継続 工事目的物の品質確保 向上を図るため 優れた技能と調整力を持つ 登録基幹技能者制度 として登録された 登録基幹技能者 の現場配置を評価する対象工事を施工能力評価型 Ⅰ 型及び技術提案評価型 S 型 (WTO 対象外 ) の全工事で実施する 4) 技術提案評価型 S 型 (WTO 対象工事 ) の評価 5 事項数の試行 継続 技術提案評価型 S 型 (WTO 対象工事 ) の技術提案を求める評価事項数は これまで 2 課題 10 事項を基本としていたが 1~2 課題で 5 事項の技術提案を求める試行を継続する 3
平成 31 年度工事の総合評価落札方式実施計画 ( 素案 ) 工事関係 地元企業活用審査型の試行 試行概要 中堅企業 ( 一般土木 B) を対象とした工事において実施 地元企業の下請け活用を図るため 当該県内に本店を置く企業 の活用度合を評価 元請 地元企業活用率 (%)= 地元企業の 1 次下請合計金額 1 次下請合計金額 A 社 ( 県内 ) B 社 ( 県内 ) C 社 ( 県外 ) 1 次下請 1 次下請 1 次下請 2 次下請 2 次下請 2 次下請 2 次下請 2 次下請 2 次下請 3 次下請 3 次下請 地元企業活用率の配点 (H30 年度 ) 190% 以上 :Ⅰ 型 (1 点 ) S 型 (1 点 ) 290% 未満 :Ⅰ 型 (0 点 ) S 型 (0 点 ) 4 登録基幹技能者の配置 登録基幹技能者の役割 登録基幹技能者の役割は概ね次の業務を内容とし 建設現場における直接の生産活動において中核的な役割を担っています ❶ 現場の状況に応じた施工方法等の提案 調整等 ❷ 現場の作業を効率的に行うための技能者の適切な配置 作業方法 作業手順等の構成 ❸ 生産グループ内の技能者に対する施工に係る指示 指導 ❹ 前工程 後工程に配慮した他の職長との連絡 調整 5
1. 品質の確保 向上に向けて 5) 新技術活用促進型の試行 継続 生産人口が減少する中 建設現場におけるイノベーションの推進 生産性の向上が喫緊の課題である 本試行は 1 新技術導入促進 (Ⅰ) 型として 施工計画において 実用段階にある技術を有効に活用し 2 新技術導入促進 (Ⅱ) 型として 実用段階に達していない技術を工事の実施過程で実証 検証することにより 新技術を活用した効率的な施工管理 安全管理等による工事品質の向上等につなげるものである 1 新技術導入促進 (Ⅰ) 型 ( 総合評価落札方式 ) の試行 技術提案評価型又は施工能力評価型において 発注者が指定するテーマに基づき 新技術を活用する提案を求め その妥当性等について評価 総合評価落札方式のタイプは 施工能力評価型 Ⅰ 型とする 発注者が指定するテーマ ( 工の施工計画について ) に基づき 新技術活用を求める 評価の考え 提案された新技術の活用が有効かつ具体的であると認める場合に加点評価する 企業の施工能力等 の 新技術に対する取り組み で評価 (1 点加点 ) 2 新技術導入促進 (Ⅱ) 型 ( 総合評価落札方式 ) の試行 技術提案評価型において 上限額 ( 入札価格の数 % 程度 ) を示したうえで 主として実用段階に達していない新技術の開発 または要素技術の検証に関する提案を求め 当該工事での実施の妥当性等について評価する 契約後 提案に基づき施工を実施し 当該工事の品質向上等の他に公共工事に及ぼす影響等を検証する 6 1. 品質の確保 向上に向けて 6) 地域貢献度 継続 近年 全国各地で大規模災害が発生し 北陸管内を主として 拠点を置いている企業でも 出水対応や応急復旧対応のため 被災地へ派遣かつ災害対応活動を実施している このような活動を通じて 工事施工において円滑 確実な施工ひいては品質向上につなげる要素があるため 広域対応貢献度として 加算点対象とする 地域貢献度は (A) と (B) に区分されている (A) 競争参加資格要件の地域内の活動実績 (B) 地域外の活動実績 なお H30 年度に発生した 西日本豪雨 北海道東部地震などの対応は 上記 (B) に該当する 7
2. 競争性の確保 向上に向けて 1) 段階的選抜方式 (WTO 対象案件 ) の試行 継続 多数の競争参加者が予測される工種等において実施している段階的選抜方式において 一般土木 A 等級等の工事で WLB( 担い手育成 ) 認定企業を評価項目に加え 段階的選抜方式を拡大する ( 対象 : 一般土木 A 建築 A 港湾土木 A( 政府調達協定対象工事 ) 等 ) 段階的選抜方式は 受発注者双方の事務量の軽減を目的とする一方で 選抜者の固定化が懸念されることから 選抜者数を 15 者とする なお 受 発注者双方の手続きの軽減化を図るため 段階的選抜の一次審査対象工事を中心に 評価 5 事項数を試行する 8 2. 競争性の確保 向上に向けて 2) 自治体実績評価型の試行 継続 + 新規 自治体の工事成績を評価する 自治体実績評価型 の試行を継続 自治体実績評価型 総合評価落札方式の試行対象工事 ( 下記のいづれかの要件の場合 ) ➀ かつて直轄管理区域がなかった地域で 国の工事実績を有する企業が限定されることから 競争性を高めることが必要とされる工事に適用 ➁ 工事の入札参加者が少ないことから 競争性を高めることが必要とされる工事に適用 ➂ その他 競争性を高めることが必要とされる工事に適用 評価手法 自治体の優良工事表彰も工事成績同様に評価加点行う 継続 さらに 競争性確保を向上させるため 自治体実績評価型を実施する場合 地域貢献度を評価対象外とする ( チャレンジ型の試行 ) 新規 評価項目一覧は p.15 参照 9
2. 競争性の確保 向上に向けて 3) 競争参加資格要件の緩和 新規 工事難易度が比較的低い ( 工事難易度 Ⅱ 以下 ) 場合は 競争参加資格要件である企業と技術者の過去の工事経験に対し 以下のとおり 緩和を認めることができる 企業 通常 ; 発注しようとする工事の同種で 施工量の最低規模を実績として求める 緩和 ; 発注しようとする工事の同種とするが 施工量 ( 規模 ) は求めない 技術者 通常 ; 発注しようとする工事の同種で 施工量の最低規模を実績として求める 緩和 ; 過去 15 年間の公共工事 ( 発注機関及び工事種別は限定しない ) に主任 ( 監理 ) 技術者または現場代理人として 従事した実績があればよい 10 2. 競争性の確保 向上に向けて 3) 競争参加資格要件の緩和 新規 要件緩和を行った工事では 以下の評価項目と内容において 同種性の評価を行う < 施工能力評価型 Ⅱ 型の例 > (1) 企業の施工能力 ( 同種工事の施工実績 ) 過去 15 ヶ年に元請として完成した同種工事の施工実績 例 掘削 m3 の場合 より同種性が高い施工実績 (4 点 ) m3 以上の実績 同種性が高い施工実績 (2 点 ) m3 以上 m3 未満の実績 同種性が認められる施工実績 (0 点 ) 掘削の実績 要件緩和された施工実績を持つ競争参加資格者は 欠格とはならない (2) 配置予定技術者の施工能力過去 15 ヶ年に元請として完成した同種工事の施工経験 例 掘削 m3 の場合 より同種性が高い施工実績 (5 点 ) m3 以上の実績 同種性が高い施工実績 (3 点 ) 掘削の実績 同種性が認められる施工実績 (0 点 ) 公共工事の実績 要件緩和された施工実績を持つ競争参加資格者は 欠格とはならない 11
3. 担い手の確保 育成に向けて 1) 専任指導者制度の試行 継続 経験の少ない配置予定技術者に専任指導者を付け その専任指導者の実績等を評価する専任指導者制度の試行を継続する 2) 若手 女性技術者活躍型の試行 継続 若手技術者及び女性技術者の経験 技術力の取得 合わせて就労環境改善を図るため 担当技術者の配置を評価する試行を継続する 12 若手技術者 担い手育成 専任指導者制度 H29: 名称変更 専任補助者 専任指導者 若手技術者の更なる登用を促すため 地域要件に応じて配置予定技術者の施工経験と立場を緩和 一般土木工事で 3 億円以上の工事を想定 地域要件が広域 競争参加資格での地域要件 地域要件が狭域 一般土木工事で 2 億円以上 3 億円未満の工事を想定 配置予定技術者 ( 若手 ) 専任指導者 ( ヘ テラン ) < 専任指導者の要件 > a) 1 級土木施工管理技士 b) 過去 15 年の同種工事 c) ( 監理技術者の場合 ) 監理技術者資格者証 監理技術者講習修了証 専任指導者 ( ヘ テラン ) 配置予定技術者 ( 若手 ) 配置予定技術者の施工経験 左記 施工経験の立場 配置予定技術者の施工経験 左記 施工経験の立場 1 過去 15 年間の同種工事 主任 ( 監理 ) 技術者 現場代理人 担当技術者 過去 15 年間の同種工事 主任 ( 監理 ) 技術者 現場代理人 担当技術者 ➀ ➁ 過去 5 年間の国土交通省所掌工事 主任 ( 監理 ) 技術者 現場代理人 過去 5 年間の北陸地整所掌工事 主任 ( 監理 ) 技術者 現場代理人 担当技術者 ➁ 1➁ のいずれか 過去 5 年間の県 政令市発注 (1 千万円以上 ) 工事 主任 ( 監理 ) 技術者 ➂ ➁ は 専任指導者制度として緩和している要件 ( 通常工事は 1 のみ ) 1➁➂のいずれか ➁➂は 専任指導者制度として緩和している要件 ( 通常工事は1のみ ) 13
工事の規模 難易 専任指導者制度の試行 若手 女性技術者活躍型の試行 若手 女性技術者活躍型 度 施工能力評価型 Ⅰ 型 担当技術者を配置する場合に総合評価で加点 ( 資格 経験は不問 男性技術者は30 歳以下 ) 工期の1/2 以上配置技術者のスキルアップ ( 育成 ) 専任指導者制度 若手技術者の更なる登用を促すため 配置要件は専任指導者とし 施工経験と立場を総合評価で加点 工事規模により 地域要件の広域 挟域が設定され この設定に応じ 配置予定技術者の施工経験と立場を緩和 専任指導者制度 ( 試行 ) の経緯 H24.10 試行開始 H29. 4 専任指導者制度 に改称 ( 補助者 指導者 ) 若手及び女性技術者の育成を促す工事 ( 試行 ) の経緯 H28. 4 試行開始 入職 ~ 資格取得 配置技術者養成 14 平成 31 年度工事の総合評価落札方式実施計画 ( 素案 ) 工事関係 4.H31 年度の施工能力評価型 Ⅰ 型 Ⅱ 型の評価項目と配点 ( 案 ) 平成 31 年度北陸地方整備局総合評価落札方式配点 ( 項目 ) 基準 < 案 > 低い 工事技術的難易度 高い施工能力評価型技術提案評価型 評価項目 舗装工事以外の一般土木工事等 Ⅱ 型 舗装工事 舗装工事以外の一般土木工事等 Ⅰ 型 舗装工事 (WTO 対象外 ) S 型 (WTO) S 型 < 段階選抜 > A 型 企業の施工能力等 配置予定技術者の施工能力等 施工計画又は技術提案 計 20 20 20 20 15 15 同種工事の施工実績 4 4 (5) 3 4 (5) 3 8 工事成績 5 5 3 5 5 6 WLB 等認定 1 成績優秀企業 ICT 認定企業 1 1 1 1 1 優良工事表彰 2 2 2 2 2 安全管理優良受注者表彰 1 1 1 1 1 ICT 技術の活用 ( 注 4) 新技術に対する取り組み ( 注 5) 1 1 1 1 優良下請け表彰企業活用 1 1 登録基幹技能者配置 1 1 ( 地元企業活用 ) 又は ( 若手 女性技術者配置 ) ( 注 6) 1 1 地域精通度 1 1 (-) 1 1 (-) 地域貢献度 (A) 地域内 地域貢献度 (B) 地域外 計 20 20 20 20 15 15 同種工事の施工経験 5 3 5 3 4 6 同種工事の施工経験の立場 2 2 2 2 2 3 同種工事の施工経験の地域精通度 1 1 1 1 舗装施工管理技術者資格の有無 2 2 工事成績 8 8 8 8 6 6 優良工事技術者表彰等 3 3 3 3 3 継続教育の取組状況 1 1 1 1 計 0 0 10 10 30 60 施工計画テーマ 技術提案課題 10 10 30 60 計 2 3 3 3 3 40 40 50 50 60 段階選抜 :30 総合評価 :60 別途 国土交通省直轄工事における総合評価落札方式の運用ガイドライン による ( 注 1) 評価項目で該当が無い場合は 削除する なお その場合は 合計点が下がる ( 注 2) 特定専門工事審査型は別途配点とする ( 注 3) ICT 技術の活用は ICT 技術活用対象工事 : 施工プロセス全部で活用する場合のみ2 点とする ( 注 4) 評価対象の新技術は 入札説明書に示すテーマに対しての NETIS 登録技術とする ( 注 5) 一般土木工事の場合 地元企業活用は3 億円以上 若手 女性技術者配置は6 千万円以上 2 億円未満が対象となる ( 注 6) 舗装工事(Aランク) の場合 企業の施工能力等の 地域精通度 は 評価対象外とし 同種工事の施工実績は ( ) 書きの配点とする 15
5. 多様な入札契約制度の取り組み 1) 新技術の活用促進施策 ( 新技術活用促進総合評価落札方式 ) 2)ECI 方式の試行 ( 施工方法の仕様が定まらないものや工事特性を踏まえ 適用可能な工事を選定 ) 16 16 3)As 長期保証制度について 道路修繕工事にも適用 今までは アスファルト舗装の新設工事については 完了から一定期間経過した後の性能保証 ( 長期保証 ) を求めることによって 道路舗装のさらなる耐久性向上と長寿命化を図ることを目的に 長期保証を付したアスファルト舗装の試行工事を実施している 今後 アスファルト舗装の修繕工事においても長期保証を付した工事を試行し 長期保証制度の拡大に向けた検証を実施 ( 工事特性を鑑み 試行する案件を選定 ) 長期保証を付した舗装修繕の試行工事において 優良な施工を実施した場合は 優良施工のインセンティブとして 施工した企業及び技術者に対して 長期保証満了後に発注するアスファルト工事の総合評価落札方式において加算点を実施 ( インセンティブ対象と明示されたアスファルト舗装工事のみ ) インセンティブ付与のイメージ 工事完成後 一定期間後において より優れた品質の指標値を達成した工事及び技術者に対し 一定の評価として長期保証満了後に発注する対象工事の総合評価落札方式入札において加点するインセンティブを付与 長期保証及びインセンティブの指標値について 北陸地方整備局の指標値 工事完成 5 年後の指標値 わだち掘れ量 ひび割れ率 長期保証の指標値 12mm 以下 11% 以下 インセンティブの指標値 7mm 以下 3% 以下 17
目次 業務関係 1. 品質の確保 向上に向けて P19 1) 低入札対策 履行確実性の審査 継続 2. 担い手の確保 育成に向けて P19 1) 総合評価 1:3 における 評価テーマ 1 課題 の試行 継続 2) ダイバーシティー推進型業務委託の試行 継続 3) 若手技術者育成支援 総合評価落札方式 ( 自主的照査併用型 ) の推進 継続 4) 地域企業活用 総合評価落札方式 ( 簡易特別型 ) の推進 継続 3. 多様な入札契約制度の取り組み P20 1) 一括審査方式の試行 4. 働き方改革関連法案と残業規制 P21 18 平成 31 年度業務の実施計画 ( 素案 ) 業務関係 1. 品質の確保 向上に向けて 1) 低入札対策 履行確実性の審査 継続 総合評価落札方式で発注する業務のうち 予定価格が 1,000 万円を超える業務 及び予定価格が 1,000 万円以下の簡易型 簡易特別型について 低入対策として履行確実性の審査継続する 2. 担い手の確保 育成に向けて 1) 総合評価 1:3 における 評価テーマ 1 課題 の試行 継続 品質を確保しつつ競争参加者の負担を軽減するため 評価テーマを 1 課題とし 評価項目の配点割合を 1:2 とする業務 の試行を継続する 2) ダイバーシティー推進型業務委託の試行 継続 女性 若手技術者の登用を推進すると共に 技術者の多様性 ( 経験年数 価値観等 ) を活かした業務成果の品質向上のため 業務を実施する技術者 ( 管理 担当 ) の配置構成 ( 年齢 性別 ) に応じて評価する業務の試行を継続する 3) 若手技術者育成支援 総合評価落札方式 ( 自主的照査併用型 ) の推進 継続 3 ステージ アクションの一つとして 予定管理技術者に経験の少ない若手を配置し 加えて品質を担保するため自主的にベテランの照査技術者 ( 自主的照査技術者 ) を配置すれば総合評価で加点する 19
平成 31 年度業務の実施計画 ( 素案 ) 業務関係 4) 地域企業活用 総合評価落札方式 ( 簡易特別型 ) の推進 継続 地域防災の担い手確保として 地元企業の受注機会を創出するため 定常的又は簡易な業務について 地域要件を 当該県内に本店を有する とした試行を継続する 対象業務の予定価格については H30 年度より 2 千万円以下に拡大しており 継続する 3. 多様な入札契約制度の取り組み 1) 一括審査方式の試行 新規 目的 内容が同種の業務であり 技術力審査 評価の項目が同じ業務となる場合 その業務の品質を確保した上で 受発注者の負担軽減のため 提出する技術資料 ( 実施方針又は技術提案のテーマ ) を同一のものとする一括審査方式の試行を拡大する 20 4. 働き方改革関連法案と残業規制 1) 働き方改革関連法案と残業規制による適切な執行等 1 ウィークリー スタンスの徹底 一週間における受発注者相互ルールや約束事 スタンスを目標として定め 計画的に業務を履行し業務環境等を改善 対象業務 測量業務 地質調査業務 土木関係建設コンサルタント業務 2 適切な履行期間の設定 品質確保の観点から 必要な履行期間の確保に留意し履行期限が年度末 (2~3 月 ) に集中することがないよう平準化に取り組む 3 業務発注時の設計図書作成 ( 条件明示の徹底 ) 発注者の条件明示の遅延等による履行期限圧迫 作業の手戻り等を回避し 業務成果品質確保を図る 2) 生産性の向上 担い手の確保 育成 1 週休 2 日実施の推進 適切な工期設定 完全週休 2 日の確保 残業縮減 バケーション ( 有給休暇 ) の確保等が考慮される ワーク ライフ バランス モデル業務委託 の活用 対象業務 外業を含まない予定価格が概ね 2 千万円程度の 設計業務 調査 計画業務 成果品の品質確保 並びに担い手の確保 育成に向けた就業環境の改善に繋がる 21