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96% 95% 94% 93% 92% 91% 9 89% 米国リートを取り巻く環境 1: 商業用不動産の状況 米国リートの保有不動産の入居率 過去平均 % % % 1..5% 米国商業用不動産の新規供給 着工物件面積 ( 右軸 ) 着工物件面積増加率 (

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主に日本の株式などに投資するファンド ファンド名 基準価額 前日比 前日比騰落率 フィデリティ ジャパン アグレッシブ グロース 6,977 円 -410 円 -5.55% フィデリティ ジャパン オープン 12,107 円 -721 円 -5.62% フィデリティ ジャパン オープン ( 確定拠出

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【16】ゼロからわかる「世界経済の動き」_1704.indd

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【11】ゼロからわかる『債券・金利』_1704.indd

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Microsoft PowerPoint - CSIS 【三井住友銀行】 USHYファンドの分配金について IM pptx

HIGHLIGHTS 2018 年の資金流入額は 3 年ぶりに 4 兆円超えも 株式相場低迷で年後半は失速 2019 年 1 月 31 日 Vol 年の ETF を除く追加型株式投信の純設定額が +4.1 兆円と 2017 年を上回り 3 年ぶりの高水準 タイプ別で見ると外国株式型が

【34】今日から使える「リスクとリターン」_1704.indd

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米国リートの相場動向 米国リート業種別騰落率 ( 過去 年間 ) 3.3%. 5.3% 3.8% 3.8%.7% % -5.7% インフラストラクチャー 林業 データセンター ホテル リソ ート オフィス 物流 倉庫 住宅 小売 複合施設 ヘルスケア ( 注 ) 各種資料

今後の注目ポイント 各指標が示唆する米国リートの割安感 以下の通り 複数の指標が米国リートの割安感を示唆しており 今後の好パフォーマンスが期待されます 配当利回り 株価キャッシュフロー倍率 *1 Net Asset Value(NAV) プレミアム 米国リートの配当利回りは 3.8% と魅力的な水準

投資信託のとは 投資信託のは 当期に獲得した収益等を決算日に投資家に還元する仕組みで す ただし 過去に獲得した収益を積み立てたもの等からも支払うことができます 投資信託でが支払われるイメージ 投 資信 託のは 投 資信 託 投資信託のとは P3 の純資産の中から支払われます はどのように支払われる

受益者の皆様へ 平成 28 年 2 月 15 日 弊社投資信託の基準価額の下落について 平素より弊社投資信託をご愛顧賜り 厚くお礼申しあげます さて 先週末 2 月 12 日 ( 金 ) 以下のファンドの基準価額が 前営業日の基準価額に対して 5% 以上下落しており その要因につきましてご報告いたし

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アジア株式が魅力的と考える背景 1 良好なファンダメンタルズ 成長性 高い収益性 財務の健全性 2 金融緩和余地は株価にプラス 3 歴史的に割安なアジア株式 4 海外の投資家心理が影響するアジア株式 ( 欧州債務問題が短期的に影響 ) 5 不安沈静化によりファンダメンタルズ回帰へ アジア企業の良好な

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Microsoft Word - NOMURA原油インデックス_ルールブック_確定版_ _3_.docx

D /5 ラップ口座の一部の資金は 専用の国内公募投信で運用 されていないものの ラップ /SMA 専用ファンドの残高は 6 月末 時点で 4 兆 9,34 億円と投資顧問業協会のデータ (5 兆 7,596 億円 ) の 86% をカバーしていることから その資産クラス 別の資金動

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みプラス Sリートラサー REIT 日本成長株 インド株 イ 日本国債 さわかみファンド -REIT リサーチ財産 3 分法円 会 グロ ブ の実 イ S-REIT ー ド リート イ 国リート新 ゼス S ハイ アジオセ オーストラリア高 当グロイン ( 出所 : イット ン ア シイ のデータを

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1. 30 第 1 運用環境 各市場の動き ( 4 月 ~ 6 月 ) 国内債券 :10 年国債利回りは狭いレンジでの取引が続きました 海外金利の上昇により 国内金利が若干上昇する場面もありましたが 日銀による緩和的な金融政策の継続により 上昇幅は限定的となりました : 東証株価指数 (TOPIX)

米国リート市場と米国株式市場の推移 102 ( 2015 年 12 月末 ~2016 年 2 月 12 日 ) 米国リート 米国株式 /12/ /1/6 2016/1/ /1/ /1/ /1/3

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【60】明日から差が付く『ポートフォリオ構築と分散投資』_1704.indd

( 平成 3 年 11 月 2 日 ) ユーロ / 円 ワイタ ーハ ント (25 日線 ) 3.% 7/ / ( 円 / ユーロ ) / / /15 7/13 8/1 9/7 1/5 11/

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1. 30 第 2 運用環境 各市場の動き ( 7 月 ~ 9 月 ) 国内債券 :10 年国債利回りは上昇しました 7 月末の日銀金融政策決定会合のなかで 長期金利の変動幅を経済 物価情勢などに応じて上下にある程度変動するものとしたことが 金利の上昇要因となりました 一方で 当分の間 極めて低い長

Microsoft PowerPoint - CSIS 【汎用】 USHYスペシャルレポート(PMコメント).pptx

チャート編 1 日経平均株価 ( 日経 225) TOPIX( 東証株価指数 ) 2,0 NY ダウ工業株 30 種平均株価 ( 米ドル ) ダウセレクト配当込み指数 3,000 28,000 26,000 24, ,000 26,000 2,0 20,000 1,0 24,000 1

2 / 4 < 足元の米国リート市場について > 月初来 四半期来 (2018 年 10 月以降 ) 米国リート 11.9% 10.4% 米国株式 14.7% 18.9% 2018 年 12 月 24 時点 ( 出所 ) ブルームバーグ米国株式 :S&P500 種株価指数 ( 米ドルベース トータル

Invesco Australian Bond Fund (Monthly)

< 豪州債券市場の市況および今後の見通し > 2016 年の豪州債券市場では 金利が低下しました 年初から 2 月にかけては 中国株をはじめ世界の株式市場が下落するなど市場のリスク回避姿勢が強まる中 金利低下が進みました 1 月末に日銀のマイナス金利導入発表を受け 欧州など他国でもさらなる金融緩和期


【42】今日から使える「債券・金利」_1704.indd

G7ハイブリッド販売用PDF.indd

日本株市場を泳ぐ 5 頭のクジラ SMBC 日興証券株式会社投資情報部 2016 年 10 月 4 日更新版

ダイワファンドラップ外国債券セレクトエマージングプラス投資対象とする投資信託証券の追加のお知らせ 2018 年 9 月 8 日 平素はダイワファンドラップをご愛顧賜り 厚く御礼申し上げます ダイワファンドラップ外国債券セレクトエマージングプラス においては 株式会社大和ファンド コンサルティングの助

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2 / 5 ファンドマネージャーのコメント 現時点での投資判断を示したものであり 将来の市況環境の変動等を保証するものではありません < 運用経過 > ダイワ マネーアセット マザーファンドを組み入れることで 安定運用を行いました < 今後の運用方針 > 今後につきましても 安定運用を継続して行って

マネックス証券トレードステーションセミナー

ピクテ・インカム・コレクション・ファンド(毎月分配型)

1. 相対的に い利回り 近年アジアのハイ イールド債券の利回りは 国 欧州のハイ イールド債券と 較すると相対的に い利回りとなっています 各国 地域のハイ イールド債券の利回りの推移 30% 25% 20% 15% アジア ハイ イールド債券 米国ハイ イールド債券 欧州ハイ イールド債券 10

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1 / 7 ダイワ FE グローバル バリュー ( 為替ヘッジあり / 為替ヘッジなし ) 世界的な株価下落と今後の運用方針について ~ 株価の下落が継続し 割安と思われる銘柄が増えてくれば投資のチャンス ~ 現時点での投資判断を示したものであり 将来の市況環境の変動等を保証するものではありません

フ ァ ン ド の 特 色 ハイグレード ハイグレード オセアニア オセアニ ニア ボンド マザーファンド マザーファンド を通じて オーストラリア ドル建ておよびニュージーラ ドル建ておよびニュージーランド ドル 建ての 債券等 に投資します 債券等 には コマーシャル ペーパー等の短期金融商品を

2017 年 6 月 1 日 ニッセイ AI 関連株式ファンド ( 為替ヘッジあり )/ ( 為替ヘッジなし ) 愛称 :AI 革命 ( 為替ヘッジあり )/ ( 為替ヘッジなし ) 純資産総額 1,000 億円を突破! 基準価額等の推移について (2017 年 6 月 1 日現在 ) 当ファンドは

収益に関する留意事項 は 預貯金の利息とは異なり 投資信託の純資産からは 預貯金の利息とは異なり 投資信託の純資産から支払われますので が支払われると その金額相当分 基準価額は下がります 投資信託でが支払われるイメージ 投資信託の純資産 は 計算期間中に発生した収益 ( 経費控除後の配当等収益およ

1 本資料のポイント! そもそも MLP ってなに? 米国のエネルギー関連事業を進める上で重要な資金調達手段 MLP( マスター リミテッド パートナーシップ ) とは 米国で行われている共同投資事業形態のひとつであり その出資持分が米国の金融商品取引所等で取引されています 一般的に 総所得の 90

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週間マーケット情報 (2016 年 9 月 2 日 ~2016 年 9 月 9 日 ) ご参考資料 2016 年 9 月 12 日 野村アセットマネジメント 市場の動向 日本の株式市場 日本の株式市場の代表的な指数である東証株価指数 (TOPIX) は 2 日比で 0.23% 上昇しました 週初の日

第 1 四半期運用実績 ( 概要 ) 運用利回り +1.54% 収益率 ( ) ( 第 1 四半期 ) (+1.02% 実現収益率 ( )) 運用収益額 +3,222 億円 総合収益額 ( ) ( 第 1 四半期 ) (+1,862 億円 実現収益額 ( )) 運用資産残高 ( 第 1 四半期末 )

米労働市場は直近の回復基調に変化なし ~FRB出口政策への影響は限定的~

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【携帯電話】株価ボード

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週間マーケット情報 (2017 年 3 月 17 日 ~2017 年 3 月 24 日 ) ご参考資料 2017 年 3 月 27 日 野村アセットマネジメント 市場の動向 日本の株式市場 日本の株式市場の代表的な指数である東証株価指数 (TOPIX) は 17 日比で 1.40% 下落しました 前


米国の金利上昇を受けて世界的な株安へ世界の株式市場は2 月 2 日 ( 現地 以下同様 ) から価格変動の激しい展開となっており 米国のS&P500 指数は2 日に 2.1% 5 日に4.1% 下落したほか 日本のTOPIX( 東証株価指数 ) も5 日に2.2% 6 日に4.4% 下落しました 今

ファンド名説明 ifree 8 資産バランス 本を含む世界の 8 資産へ均等に分散投資します 株式および不動産投資信託に投資することで世界の経済成 の果実を享受するとともに これらとは値動きの異なる債券にも投資することで安定した収益の確保も期待できます これまで預貯 中 だったお客様が幅広く資産を分


日本の債券市場 日本の債券市場の代表的な指数であるNOMURA-BPI 総合は 2 日比で0.09% 上昇しました 前週末発表の1 月の米雇用統計において 賃金上昇圧力が確認されたことを受け 金融引き締めに対する警戒感から各国株式市場が下落したことから 安全資産としての債券需要が高まり日本債券市場は

あああああああああああああああ

米金融政策を巡ってドル高基調が続く中 インドルピーのドルに対する下げは緩やか 2013 年以降の主な高金利新興国通貨 ( 対ドル ) の推移 110 (13 年初 =100) 通貨高 インドルピーインドネシアルピアトルコリラブラジルレアル 40 13/1 13/

リート・ウィークリーレポート(2016/1/13)

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CONTENTS Nomura Fund August / September vol

週間マーケット情報 (2017 年 3 月 10 日 ~2017 年 3 月 17 日 ) ご参考資料 2017 年 3 月 21 日 野村アセットマネジメント 市場の動向 日本の株式市場 日本の株式市場の代表的な指数である東証株価指数 (TOPIX) は 10 日比で 0.52% 下落しました 週

Microsoft PowerPoint - Pictet_Market_Flash_ (直近の下落).pptx

ファンド設定以降の基準価額変動の背景について 2016 年 8 月 ( 設定月 )~2016 年 10 月下旬まで 上昇傾向 2016 年 8 月から 10 月下旬にかけては 米国の政策金利の引き上げ観測の高まりなどから金利は小幅に上昇したものの ECB( 欧州中央銀行 ) の量的金融緩和の継続や原

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取引高について 2006 年の日経 225mini の開始以降 取引高は増加傾向 ( 単位 ) 300,000, ,000, ,000,000 日経 225mini 日経 225 先物 150,000, ,000,000 50,000,

第 2 四半期運用実績 ( 概要 ) 運用利回り +0.09% 実現収益率 ( ) ( 第 2 四半期 ) 運用収益額 億円 実現収益額 ( ) ( 第 2 四半期 ) 運用資産残高 ( 第 2 四半期末 ) 357 億円 年金積立金は長期的な運用を行うものであり その運用状況も長期的に

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信用取引の委託保証金について

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Transcription:

米国経済の見通しと 2016 年に注目すべき資産クラス 2016 年 1 月 フィデリティ投信株式会社高橋智恵 金融商品取引業者関東財務局長 ( 金商 ) 第 388 号加入協会 : 一般社団法人投資信託協会 一般社団法人日本投資顧問業協会

世界経済の動向 (GDP 成長率 ) 堅調な米国経済が世界経済をけん引してきたが 景気回復の波は欧州や日本に広がり始めた 2 大新興国の中国とインドは 構造改革や政策対応などで経済は概ね安定的に推移 中国は緩やかな減速 インドは徐々に加速する局面 ブラジルなど一部新興国は 資源価格の下落やインフレ問題から景況は悪化 世界各地域 国のGDP 成長率の予想 2015 年修正幅 2016 年修正幅 2017 年修正幅世界世界 3.1% 0.2% 3.6% 0.2% 3.8% 0.0% 米国 2.6% 0.1% 2.8% 0.2% 2.8% 0.1% 先進国 ユーロ圏 1.5% 0.0% 1.6% 0.1% 1.7% 0.1% 日本 0.6% 0.2% 1.0% 0.2% 0.4% 0.0% 中国 6.8% 0.0% 6.3% 0.0% 6.0% 0.0% 新興国 インド 7.3% 0.2% 7.5% 0.0% 7.5% 0.1% ブラジル 3.0% 1.5% 1.0% 1.7% 2.3% 0.0% ( 注 )IMF による 2015 年 10 月発表値 IMF による予想数値 修正幅は 2015 年 7 月発表値 ( ただし 2017 年は 2015 年 4 月発表値 ) との比較 修正幅は小数点第 2 位で四捨五入した成長率をもとに算出 1

米国経済の動向 (1) 全体像 米国経済は企業収益 消費 雇用 住宅の順に回復 今後は 既に拡大局面に入っている企業収益 消費および雇用者の増加に 賃金の上昇や本格的な住宅の回復が加わると期待される 企業収益消費雇用住宅 140 130 120 110 100 90 80 70 60 50 米国企業収益と米国景気指標の推移 米国企業収益 ( 左軸 ) 小売売上高 ( 左軸 ) 新築一戸建て住宅販売件数 ( 左軸 ) 非農業部門雇用者数 ( 右軸 ) 108 106 104 102 100 98 96 94 92 90 40 07 年 12 月 08 年 12 月 09 年 12 月 10 年 12 月 11 年 12 月 12 年 12 月 13 年 12 月 14 年 12 月 ( 注 )Bloomberg よりフィデリティ投信作成 期間は 2007 年 12 月 ~2015 年 11 月 ただし新築一戸建て住宅販売件数は 10 月まで 米国企業収益は S&P500 種指数の 1 年後予想収益を使用 期間初を 100 として指数化 88 2

米国経済の動向 (2) 雇用環境 今後は雇用者数ではなく賃金の回復が期待される局面 過去は 失業率が 5% 前後まで低下した後 賃金が上 昇に転じる 今後 賃金が上昇し 消費を再加速させることが期待される 同時にインフレ率が上昇する可能性もあるが 効率性の向上 資源デフレなどから上昇幅は抑制されると予想 米国失業率 賃金上昇率とインフレ率の推移 14% 13% 賃金上昇率 米国失業率 米国消費者物価上昇率 12% 11% 10% 9% 8% 7% 6% 5% 4% 3% 2% 1% 0% -1% -2% -3% 80 年 12 月 84 年 12 月 88 年 12 月 92 年 12 月 96 年 12 月 00 年 12 月 04 年 12 月 08 年 12 月 12 年 12 月 ( 注 )Bloomberg よりフィデリティ投信作成 期間は 1980 年 12 月 ~2015 年 11 月 インフレ率 ( 消費者物価上昇率 ) は 2015 年 10 月まで 円で囲った部分は失業率が 5% 前後に低下した局面 3

米国経済の動向 (3) 不動産市場 米国住宅市場は過去の利上げ局面でも堅調に拡大 現在の着工件数は過去の景気の谷の水準 過去 35 年で米国の人口は約 2.3 億人から約 3.2 億人へ増加しており 住宅市場の拡大余地は大きい 住宅価格も 商業用不動産価格の上昇の後追いで上昇に転じており 上昇余地は大きいと予想される 2,500 2,000 ( 千戸 ) 米国住宅市場と長短金利の推移 民間住宅着工件数 ( 全体 )( 左軸 ) 利上げ局面米 10 年国債 ( 右軸 ) FFレート ( 右軸 ) 米国の商業用不動産と戸建て住宅の価格指数 25% 140 商業用不動産価格指数 ( 左軸 ) 350 戸建て住宅価格指数 ( 右軸 ) 20% 120 300 1,500 15% 100 250 80 200 1,000 10% 60 150 500 5% 40 100 0 80 年 12 月 85 年 5 月 89 年 10 月 94 年 3 月 98 年 8 月 03 年 1 月 07 年 6 月 11 年 11 月 ( 注 )Bloomberg よりフィデリティ投信作成 1980 年 12 月 ~2015 年 11 月 0% 20 97 年 12 月 00 年 12 月 03 年 12 月 06 年 12 月 09 年 12 月 12 年 12 月 ( 注 )Bloomberg グリーン ストリート アドバイザーズよりフィデリティ投信作成 1997 年 12 月 ~2015 年 10 月 ( 戸建て住宅価格指数は 2015 年 9 月まで ) 商業用不動産価格指数はグリーン ストリート アドバイザーズ商業用不動産価格指数 戸建て住宅価格指数は主要 10 都市圏の住宅価格動向を示す S&P/ ケース シラー住宅価格指数 ( コンポジット 10) 50 4

2016 年のテーマ 米国 FRB 政策金利引き上げの影響と見通し 原油価格の動向と影響と見通し 5

政策金利の推移と市場予想 FOMC は政策金利を 0.25%~0.5% へ引き上げ 6% 米国政策金利の推移 5% 4% 3% 2% 市場は今回の利上げサイクルが緩やかで小幅なものにとどまると予想 1% 0% 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 Fed FF 金利 Funds Rate Market 市場予想 Implied (current) 94-95 年 ~95 Cycle 年の 99-00 年 ~00 Cycle 年の 04 04-06 04 年 ~06 Cycle 年の利上げサイクル利上げサイクル利上げサイクル ( 注 ) 出所はフィデリティ インターナショナル Bloomberg 2015 年 12 月 16 日時点 6

株式市場への影響過去の利上げサイクルにおいて米国株は上昇傾向 S&P500 種指数 S&P 500 Index level 1800 1600 1400 1200 1000 800 600 400 200 米国の利上げ局面における S&P 500 種指数のパフォーマンス 1999 30th 年 6 月 June 30 日開始 1999 2004 30th 年 6 June 月 302004 日開始 +6.0% 1994 年 2 月 +4.4% 44th 日開始 Feb 1994 1988 年 2 月 11th 日開始 Feb +2.4% 1988 +14.3% (%) 12 10 8 6 4 2 FF 金利誘導目標 Fed Funds Target Rate 0 0 1987 1988 1989 1990 1991 1992 1993 1994 1995 1996 1997 1998 1999 2000 2001 2002 2003 2004 2005 2006 2007 S&P500 500 種指数 Composite 利上げ時期後の年間リターン Post-Hike Annual Return FF Fed 金利誘導目標 Funds Target Rate ( 注 ) 出所はフィデリティ インターナショナル (2015 年 12 月 ) 7 上記は過去の実績であり 将来の傾向 数値等を保証もしくは示唆するものではありません

原油価格と各資産の推移 130 120 110 100 90 80 70 60 原油価格と各資産の推移 米国株式 ( 左軸 ) MLP( 左軸 ) 米国リート ( 左軸 ) 中国株式 ( 左軸 ) 米国ハイ イールド債券 ( 左軸 ) WTI 原油先物 ( 右軸 ) ( 米ドル / バレル ) 65 60 55 50 45 40 35 50 14 年 12 月 15 年 2 月 15 年 4 月 15 年 6 月 15 年 8 月 15 年 10 月 30 ( 注 )RIMES および Bloomberg よりフィデリティ投信作成 2014 年 12 月末 ~2015 年 12 月 10 日 各資産は期間初を 100 として指数化 WTI 原油先物は実数値 米国ハイ イールド債券はバンクオブアメリカ メリルリンチ US ハイ イールド コンストレインド インデックス 米国株式は S&P500 種指数 米国リートは FTSE NAREIT Equity REITs インデックス MLP は Alerian MLP インデックス 中国株式は H 株指数 現地通貨ベース 8 上記は過去の実績であり 将来の傾向 数値等を保証もしくは示唆するものではありません

米国リート相場と利上げの影響 米国での過去の利上げ局面における長期金利および米国リートの推移 1600 政策金利上昇局面米国リート ( 左軸 ) 米国政策金利 ( 右軸 ) 米国長期金利 ( 右軸 ) 1 2 10% 800 8% 400 6% 200 4% 100 2% 50 0% 93 年 9 月 95 年 9 月 97 年 9 月 99 年 9 月 01 年 9 月 03 年 9 月 05 年 9 月 07 年 9 月 09 年 9 月 11 年 9 月 13 年 9 月 15 年 9 月 期間 1 2 期間始点 ( 月末 ) 94 年 01 月 04 年 05 月 期間終点 ( 月末 ) 00 年 12 月 07 年 08 月 政策金利上昇幅 +3.50% (3.00% 6.50%) +4.25% (1.00% 5.25%) 長期金利上昇幅 -0.53% (5.64% 5.11%) -0.12% (4.65% 4.53%) 米国リート騰落率 86.9% 79.8% ( 注 )Bloomberg よりフィデリティ投信作成 期間 :1993 年 9 月末 ~2015 年 11 月末 米国リートは FTSE NAREIT Equity REITs インデックス 米ドルベース 期間初を 100 として指数化 ( 対数軸 ) 9 上記は過去の実績であり 将来の傾向 数値等を保証もしくは示唆するものではありません

米国リート相場の 2016 年の見通し 米国リートのファンダメンタルズは良好 米国の利上げペースは緩やか 米国リートは割安感あり 原油安が米国景気拡大を促進 10

米国ハイ イールド債券相場への利上げの影響 800 過去の利上げ局面と米国ハイ イールド債券指数の推移 利上げ局面 米国ハイ イールド債券 ( 左軸 ) 米国政策金利 ( 右軸 ) 米国 10 年国債利回り ( 右軸 ) 30% 400 25% 20% 200 15% 100 10% 5% 50 93 年 95 年 97 年 99 年 01 年 03 年 05 年 07 年 09 年 11 年 13 年 0% ( 注 )RIMES よりフィデリティ投信作成 期間は 1993 年 5 月末 ~2014 年 12 月末 ( 米国 10 年国債利回りは 1994 年 6 月末より ) 米国ハイ イールド債券は 1996 年 12 月以前はバンクオブアメリカ メリルリンチ US ハイ イールド インデックス それ以降はバンクオブアメリカ メリルリンチ US ハイ イールド コンストレインド インデックス 期間初を 100 として指数化 対数グラフで表示 米ドルベース 11

米国ハイ イールド債券相場の 2016 年の見通し 高利回りの金利収入 堅調な企業業績 低い金利や長い償還年限での資金調達等による財務改善 12

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