Focus W 投資環境ウィークリー 情報提供資料 2019 年 8 月 13 日号 経済調査室 米長期金利を巡る異変 一過性か それとも新たな局面入りへの警鐘か 米債券市場の異変 (%) 米 10 年国債リスクとタームプレミアム (%) お得感高 ( 右軸 ) 米

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○ユーロ

チャート編 1 日経平均株価 ( 日経 225) TOPIX( 東証株価指数 ) 2,0 NY ダウ工業株 30 種平均株価 ( 米ドル ) ダウセレクト配当込み指数 3,000 28,000 26,000 24, ,000 26,000 2,0 20,000 1,0 24,000 1

サマリー 1 市場の関心は米大統領選の行方に集まっています 世論調査においてドナルド トランプ氏の優勢が報じられると 市場の更なる丌確実性が懸念され リスク資産からの資金流出が記録されました 10 月の MSCI 世界株価指数はマイナス 2.01% MSCI 新興国株価指数は 0.18% と新興国が

< 豪州債券市場の市況および今後の見通し > 2016 年の豪州債券市場では 金利が低下しました 年初から 2 月にかけては 中国株をはじめ世界の株式市場が下落するなど市場のリスク回避姿勢が強まる中 金利低下が進みました 1 月末に日銀のマイナス金利導入発表を受け 欧州など他国でもさらなる金融緩和期

株式市場 米国株 トランプ氏の政策への期待感後退で調整も MSCI 米国 2, % 先月の回顧 米国株式市場は上昇しました 11 月 8 日 ( 現地 ) に行われた大統領選挙でトランプ氏が当選し 減税やインフラ投資の拡大などの同氏の政策に注目が集まりました 債券市場では金利が上

Outlook201806

株式市場 米国株 上値が重く神経質な展開 MSCI 米国 2, % 先月の回顧 米国株式市場は下落しました FOMC( 米国連邦公開市場委員会 ) における利上げの有無 大統領選挙の動向 ドイツの大手銀行の資本不足懸念などに一喜一憂する展開となりました 月半ばにかけて 利上げ観測や原油

米国の利上げ見送りと日本の長期化した金融緩和

第 1 四半期運用実績 ( 概要 ) 運用利回り +1.54% 収益率 ( ) ( 第 1 四半期 ) (+1.02% 実現収益率 ( )) 運用収益額 +3,222 億円 総合収益額 ( ) ( 第 1 四半期 ) (+1,862 億円 実現収益額 ( )) 運用資産残高 ( 第 1 四半期末 )

参考資料いちよし証券投資情報部 2019 年 10 月 7 日 極端な悲観相場の修正へ 業績の下方修正リスクも織り込み 日米経済指標に注目 最終ページに お客様にご確認いただきたい重要な注意事項を記載しております 必ずご確認ください

1. 30 第 1 運用環境 各市場の動き ( 4 月 ~ 6 月 ) 国内債券 :10 年国債利回りは狭いレンジでの取引が続きました 海外金利の上昇により 国内金利が若干上昇する場面もありましたが 日銀による緩和的な金融政策の継続により 上昇幅は限定的となりました : 東証株価指数 (TOPIX)

Economic Indicators_  定例経済指標レポート

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米国株 投資家心理が落ち着けば 上昇基調に回帰と想定 株式市場 MSCI 米国 2, % 先月の回顧 長期金利の上昇を契機に急落米国株式市場は下落しました 月初に発表された1 月の雇用統計において 時間当たり賃金が市場予想を上回る伸び率となったことを受けて 長期金利が約 4 年ぶ

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平成 21 年 9 月 5 日 角山智 投資環境レポート (2009 年 9 月 ) 1. 主な株価指数 8 月は 中国株が大幅に値下がりしました 反面 出遅れていた英国株が好調です 市場 日本株 日本新興市場 J-REIT 米国株 英国株 中国株 ( 指数 ) (TOPIX) (JASDAQ) (

株式市場 米国株 景気 企業業績は依然として堅調 MSCI 米国 2, % 先月の回顧 貿易摩擦への懸念から下落米国株式市場は下落しました トランプ米大統領が鉄鋼やアルミニウムの輸入を制限する方針を表明したことから 世界的な貿易摩擦への懸念が高まり下落して始まりました その後 貿

マネーマーケットマンスリー 2018年3月

日経平均株価 22,27.3 NY ダウ工業株 3 種 25,9.32 米ドル 2, 2, 22, 円 2, 1, 1, 1, 12, 1,,, 2, 22, 1, 1, 1, 21 年 月 2 日発行休場の場合は直前の営業日までのデータ 長期 ( 週次ベース ) (27 年 1 月第 1 週末 ~

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日経平均株価 21,1. NY ダウ工業株 3 種 2,.31 米ドル 2, 2, 22, 円 2, 1, 1, 1, 12, 1,,, 22, 1, 1, 1,, 21 年 1 月 29 日発行休場の場合は直前の営業日までのデータ 長期 ( 週次ベース ) (27 年 1 月第 1 週末 ~21

日経平均株価 22,97. 2, 2, 22, 円 2, 1, 1, 1,, 1,,, 21 年 7 月 23 日発行休場の場合は直前の営業日までのデータ 長期 ( 週次ベース ) (27 年 1 月第 1 週末 ~21 年 7 月第 3 週末 ) 短期 ( 日次ベース ) (217 年 1 月初

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株式市場 米国株 先行き不透明感強いがファンダメンタルズは良好 MSCI 米国 2, % 先月の回顧 米国株式市場は下落しました 堅調な経済指標の発表を受けて米国の年内利上げ観測が高まったことで 金利動向の影響を受けやすいディフェンシブセクターの一部が軟調に推移しました また 米

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株式市場 米国株 国内の政策動向や海外の政治動向などに注目 MSCI 米国 2, % 先月の回顧 米国株式市場はほぼ変わらずとなりました 月初には 2 月末のトランプ大統領の議会演説を好感して 株価は大幅上昇となりました しかし その後は 新政権の経済政策に対する期待が徐々に後退

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今月の経済金融情勢2018年11月30日号

第 2 四半期運用実績 ( 概要 ) 運用利回り +0.09% 実現収益率 ( ) ( 第 2 四半期 ) 運用収益額 億円 実現収益額 ( ) ( 第 2 四半期 ) 運用資産残高 ( 第 2 四半期末 ) 357 億円 年金積立金は長期的な運用を行うものであり その運用状況も長期的に

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株式市場 米国株 新政権の政策期待による上昇も一服 MSCI 米国 2, % 先月の回顧 米国株式市場は上昇しました ISM( 全米供給管理協会 ) 指数など月初に発表された経済統計がおおむね良好であったことを受け 月前半の株式市場は堅調に推移しました 月半ば以降は 高値警戒感な

平成30年度第1四半期における運用状況等

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株式市場 米国株 国内外の政治動向に注目 MSCI 米国 2, % 先月の回顧 好調な企業決算発表を受けて上昇米国株式市場は上昇しました 月前半までは2017 年 1-3 月期の決算発表内容が総じて好調であったことが株価を支えました 月半ばには コミー前 FBI( 連邦捜査局 )

株式市場 米国株 年末商戦や金利動向に注目 MSCI 米国 2, % 先月の回顧 米中首脳会談への期待から上昇米国株式市場は上昇しました 前半は中間選挙の結果が市場の事前想定通りとなったことなどから安心感が広がり株価は上昇しました 中旬では一部のハイテク企業が需要見通しを引き下げたこと

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金融市場2018年12月号

一部新興国市場が動揺 アルゼンチンは前四半期から経済危機に陥っていましたが トルコでは 6 月に再選された大統領が米国と対立したこと等を契機に 8 月に通貨が急落しました ブラジルや南アフリカ インドの通貨も下落が加速する局面が見られ 中国元も緩やかに値を下げました これまでのところ個別国の問題とい

Currency201207

投資環境レポートVol.242(2018.7)

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ファンダの鬼・柳澤 浩と小杉 篤諭の「ファンダメンタルズの学び方、活かし方セミナー!」

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マネーマーケットマンスリー 2018年12月

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Invesco Premia Plus Fund

1. 30 第 2 運用環境 各市場の動き ( 7 月 ~ 9 月 ) 国内債券 :10 年国債利回りは上昇しました 7 月末の日銀金融政策決定会合のなかで 長期金利の変動幅を経済 物価情勢などに応じて上下にある程度変動するものとしたことが 金利の上昇要因となりました 一方で 当分の間 極めて低い長

目次 平成 29 年度 第 2 四半期運用実績 ( 概要 ) P 2 平成 29 年度 市場環境 ( 第 2 四半期 ) 1 P 3 平成 29 年度 市場環境 ( 第 2 四半期 ) 2 P 4 平成 29 年度 退職等年金給付組合積立金の資産構成割合 P 5 平成 29 年度 退職等年金給付組合

株式市場 米国株 高値警戒感の高まりなどから上昇一服も MSCI 米国 2, % 先月の回顧 米国株式市場は上昇しました トランプ政権で閣僚などの人事において一部で混乱が見られましたが トランプ大統領の発言などにより減税 金融規制緩和などへの期待が高まったことや 発表された米国企

変額年金 ( 特別勘定 ) の現況をご覧になる方に 特にご確認いただきたい事項 投資リスクについて 変額年金保険の特別勘定の資産運用は 国内外の株式および公社債 国内外のその他の有価証券 貸付金 コールローンおよび預貯金等を主な運用対象としておりますので 株価の下落や金利の変動 為替の変動などにより

Outlook201601

中国、財新サービス業PMIは4ヶ月ぶりの低水準に(Asia Weekly(3/4~3/8)) | 第一生命経済研究所 西濵徹

低インフレ 乏しい利上げ観測労働市場に目を向けると 8 月の失業率は約 年ぶりの低水準となる5.3% に低下した 雇用者数も伸びており 一部では技術者不足の声も聞かれる RBAは今後数年 失業率は自然失業率とされる5.% を目指して低下が続くとの見方を示している ただ 賃金の上昇率は ~ 月期が前年

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(2) 資産構成割合の推移 ( 給付確保事業 ) 1 資産配分実績の基本ポートフォリオからの乖離の推移 2 実践ポートフォリオと資産配分実績の推移 3. 運用受託機関 平成 29 年 3 月末現在 2

今月の経済金融情勢2018年12月25日号

【16】ゼロからわかる「世界経済の動き」_1704.indd

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投資環境レポートVol.201(2015.2)

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平成 28 年度第 3 四半期退職等年金給付組合積立金運用状況 警察共済組合

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経済金融・情勢資料  15年7月 

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国内短期金利

グローバル株式市場を俯瞰する~2015年8月末データで見る市場動向~

今回の金融政策報告書では 米国内の投資活動が弱いために輸出が想定ほど伸びていないとしながらも 金融業などサービス関連の好調さを示す分析や 商品価格下落がカナダ企業の投資活動を抑制する動きは底打ちしたとの指摘など カナダ景気に前向きな材料も散見されます 当面は 政策金利の据え置きを続けると見通します

当ページは 各種の信頼できると考えられる情報源から取得した情報に基づき アクサ生命保険株式会社が作成し提供するものです 情報の内容に関しては万全を期しておりますが その正確性 完全性については これを保証するものではありません 日本株式市場 運用環境 [ 2015 年 4 月 ~2016 年 3 月

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Invesco Australian Bond Fund (Monthly)

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今月の経済・金融情勢

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Economic Indicators_  定例経済指標レポート

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Focus 投資環境ウィークリー 情報提供資料 9 年 月 日号 経済調査室 米長期金利を巡る異変 一過性か それとも新たな局面入りへの警鐘か 米債券市場の異変 米 年国債リスクとタームプレミアム お得感高 ( 右軸 ) 米 年国債タームプレミアム 長く赤 青線は同じ方向に動いたが ( 左軸 ) 米 年国債先物リスク ( 変動率 : ボラティリティ ) 月 9 日 お得感低 出所 ) 米ニューヨーク連銀 Bloombergより当社経済調査室作成 株はほぼ同じ 金利はより大きい低下幅ー今年 5 月の調整局面との比較ー 今次大きく下落する米株式市場 NY ダウは 7 月 5 日の 最高値から約 $, 下落 ( 月 5 日 ) 足元は小反発して います 今年 5 月初め以降 約 ヵ月に亘り調整した時と 概ね同じ下落を経験しました 一方 米 年国債利回り は.5% と今次は 9bps(bps=.%) 低下 5 月時の金 利低下幅 bps より僅かに低下幅は大きくなっています 米債券市場に異変 一過性か新局面入りか その米長期金利に今 異変が起きています 債券のリ スクは上昇するも そこから得られる限界リターンは低 下しているのです ( 図 ) 投資効率が悪化しています 量的金融緩和策が導入された 年以降は 中銀であ る FRB( 連邦準備理事会 ) が国債等を大量購入 お陰で 長期金利のリスクは低下しこれに見合うお得感 ( ターム プレミアム ) も薄れました 正に FRB の神通力でした しかし今次の異変は 市場で信奉された FRB の力が幻 だった 或いは長期金利は新たな局面に入った との示 唆かも知れません もちろん 空騒ぎかも知れません 新局面の扉をまず米国が開けてしまうかも 新たな局面 つまり米長期金利の目線が下がるには % 前後と目される潜在成長力の低下という開けたくない 扉が開らく必要があります 昨今みられる貿易摩擦や通 貨安誘導など 世界各国が一部で導入を競う保護主義と その傾注は 世界最大規模の米国経済にあるこの扉をま ず開けてしまうことになるかも知れません ( 徳岡 ) - - 今週の主要経済指標と政治スケジュール は特に注目度の高いイベント / 火 ( 米 ) 7 月消費者物価 ( 前年比 ) 総合 月 :+.% 7 月 :( 予 )+.7% 除く食品 エネルギー 月 :+.% 7 月 :( 予 )+.% ( 独 ) 月 ZE 景況感指数期待 7 月 :.5 月 :( 予 ). 現状 7 月 :. 月 :( 予 ). / 水 ( 日 ) 月機械受注 ( 船舶 電力除く民需 前月比 ) 5 月 : 7.% 月 :( 予 ).% ( 欧 ) - 月期実質 GDP( 改定 前期比 ) - 月期 :+.% - 月期 :( 予 )+.%( 速報 :+.%) ( 欧 ) 月鉱工業生産 ( 前月比 ) 5 月 :+.9% 月 :( 予 ).5% ( 独 ) - 月期実質 GDP( 速報 前期比 ) - 月期 :+.% - 月期 :( 予 ).% ( 中 ) 7 月鉱工業生産 ( 前年比 ) 月 :+.% 7 月 :( 予 )+.% ( 中 ) 7 月小売売上高 ( 前年比 ) 月 :+9.% 7 月 :( 予 )+.% ( 中 ) 7 月都市部固定資産投資 ( 年初来 前年比 ) 月 :+5.% 7 月 :( 予 )+5.% /5 木 ( 米 ) 7 月小売売上高 ( 前月比 ) 月 :+.% 7 月 :( 予 )+.% ( 米 ) 7 月鉱工業生産 ( 前月比 ) 月 :.% 7 月 :( 予 )+.% ( 米 ) 月ニューヨーク連銀製造業景気指数 7 月 :+. 月 :( 予 )+. ( 米 ) 月フィラデルフィア連銀製造業景気指数 7 月 :+. 月 :( 予 )+9. ( 他 ) メキシコ金融政策決定会合オーハ ーナイト レート :.5% ( 予 ).5% / 金 ( 米 ) 7 月住宅着工 許可件数 ( 着工 年率 ) 月 :5. 万件 7 月 :( 予 )5.7 万件 ( 米 ) 月消費者信頼感指数 ( ミシガン大学 速報 ) 7 月 :9. 月 :( 予 )97. 注 )( 日 ) は日本 ( 米 ) は米国 ( 独 ) はドイツ ( 中 ) は中国 ( 他 ) はその他 を指します 日程および内容は変更される可能性があります 出所 ) 各種情報 Bloomberg より当社経済調査室作成

投資環境ウィークリー 9 年 月 日号 金融市場の動向 主要金融市場の動き ( 直近 週間 ) 株式 騰落幅および騰落率は直近値の 週間前比 月 日騰落幅騰落率 % 日本 日経平均株価 ( 円 ),. -5.7.7 TOPIX,5. -.. 米国 NYダウ ( 米ドル ) 5,97.7 79.97.7 S&P5,.9.5.5 ナスタ ック総合指数 7,. 7.7.7 欧州ストックス ヨーロッハ 7..9.7 ドイツ DAX 指数,79..7. 英国 FTSE 指数 7,.7.7. 中国上海総合指数,.99 -.5. 先進国 MSCI ORLD,7..7.7 新興国 MSCI EM 55,.5.9.7 リート 月 日騰落幅騰落率 % 先進国 S&P 先進国 REIT 指数 79.59.5. 日本東証 REIT 指数,... 年国債利回り 月 日騰落幅 日本.5 -.5 米国. -. ドイツ.59 -.7 フランス. -.9 イタリア.7. スペイン. -. 英国.9 -. カナダ.9 -.7 オーストラリア.957 -. 為替 ( 対円 ) 月 日騰落幅騰落率 % 米ドル 5. -.5. ユーロ. -..5 英ポンド 7.5 -.5. カナダドル 79.5 -.7.7 オーストラリアドル 7.9 -.5.9 ニュージーランドドル 7.9 -.7. 中国人民元.97 -.5.9 シンガポールドル 75.9 -.59.77 インドネシアルピア (ルヒ ア).7 -..5 インドルピー.75 -..9 トルコリラ.9 -.9.7 ロシアルーブル. -..5 南アフリカランド. -.5. メキシコペソ 5.7 -.9.55 ブラジルレアル. -.9. 商品 ( 単位 : ポイント ) ( 単位 : ポイント ) ( 単位 :%) ( 単位 : 円 ) ( 単位 : 米ドル ) 月 日騰落幅騰落率 % 原油 TI 先物 ( 期近物 ) 5.9.. 金 COMEX 先物 ( 期近物 ),55..7.7 注 )MSCI ORLD MSCI EMは現地通貨 S&P 先進国 REIT 指数は米ドルベース 原油はバレル当たり 金はオンス当たりの価格 騰落幅 騰落率ともに9 年 月 5 日対比 日本の株式 年国債利回りの直近値は9 年 月 9 日時点 出所 ) MSCI Bloombergより当社経済調査室作成 株式市場の動き ( 日経平均株価 : 円 NY ダウ : 米ドル DAX : ポイント ),, NYダウ, 日経平均株価,,,,,,,,, DAX, 5 7 9 長期金利 ( 年国債利回り ) の動き.5..5..5..5. -.5 -. 5 7 9 為替相場の動き ( 円 / 米ドル ユーロ ) 米国 注 ) 上記 図の直近値は 9 年 月 日時点 日本株式 長期金利のみ 9 年 月 9 日時点 ドイツ 日本 5 ユーロ円 ( 左軸 ) 9 米ドル円 ( 左軸 ) ユーロドル ( 右軸 ) 7 5 5 7 9 5,97,,79. -.5 -.59. 5.. ( 米ドル / ユーロ )..9..7..5..... 出所 ) Bloomberg より当社経済調査室作成

投資環境ウィークリー 9 年 月 日号 日本 - 月期実質 GDP は 内需主導で予想を上回る結果に - 月期実質 GDP は前期比年率.% 増 9 年 - 月期の実質 GDPは 前期比年率 +.% と事前予想を上回る結果でした ( 図 ) 外需がマイナス寄与に転じる一方で 堅調な内需が全体を押し上げました 内訳をみると まず 個人消費が同 +.5% 増加し 全体への寄与度も +.% となっています 改元の 連休でサービス消費が拡大したのに加え 消費税増税前の駆け込み需要の影響で耐久財消費も増加しています また 民間設備投資も同 +.% と加速しています ただし 月鉱工業生産の悪化等からも 来週発表の法人企業統計を反映した 次速報では 設備投資を下方修正する可能性も相応にあるとみています 外需では 輸出が同.% と低調だったのに加え 輸入は- 月期に急減した反動もあり増加し 純輸出はマイナス寄与に転じました 7-9 月期は 個人消費を中心に駆け込み需要が一定程度強まると予想されます 一方で 米中貿易摩擦の再燃等を背景に 世界景気の減速が懸念されており 企業 消費者センチメントが一段と冷え込む可能性には留意が必要です 景気の基調判断 下方修正のリスクも 9 年 月の景気動向指数は一致 CIが前月差. 低下しました 内訳をみると鉱工業生産指数や耐久消費財出荷指数 生産財出荷指数 投資財出荷指数などの下押しが響いています 一致 CIは今年 月の.を下限に 5 月には.まで上昇していましたが 月は再び.に逆戻りしています 内閣府による基調判断は前回同様 下げ止まり で維持されていますが これは 悪化 の基準である 原則としてヵ月以上連続して ヵ月後方移動平均が下降 を満たさなかったためです 一致 CIとの関連の深い鉱工業生産において 7 月の生産予測指数の経産省による補正試算値は前月比.% となっており 先行 CIが下落傾向にあることも踏まえると ( 図 ) 再び 悪化 へ下方修正されるリスクもあるとみています 日本株の割安感は強まる 先週の日経平均株価は週間で.9% と 週連続で下落しました 米中貿易摩擦の激化を受け リスク回避の円高 株安 金利低下が進行しました - 月期 ( 含 -5 月期 ) 決算は 日経平均ベースで前年比増収増益にて推移していますが 保守的な事前予想に対しては ポジティブサプライズがやや優位となっています 世界経済の不透明感から株価の上値の重い状況が続いていますが 一方で日経平均株価は PBR 倍に接近しています ( 図 ) 割安感に着目した投資家の買い戻しの動きも見られ始めており 株価の底値は堅いとみています ( 三浦 ) 図 内需の拡大がGDP 押し上げに寄与 日本実質 GDP( 前期比年率 ) と需要項目別寄与度 実質 GDP 9 年 - 月期 実質 GDP +.% - - - 在庫投資 - 純輸出個人消費 - 民間住宅投資 - 民間設備投資 - 公的需要 - 5 7 9 注 ) 直近値は 9 年 - 月期 ( 次速報値 ) 出所 ) 内閣府より当社経済調査室作成 図 景気動向指数の一致 CI は ヵ月ぶり下落 (5 年 =) 9 9 9.5..5..5. 景気動向指数と鉱工業生産指数 図 日経平均株価は PBR 倍の水準に近づく ( 倍 ) 鉱工業生産指数 景気動向指数 (CI 一致指数 ) 日本日経平均株価と PBR 日経平均株価 ( 右軸 ).99 (//) PBR( 左軸 ) 景気動向指数 (CI 先行指数 ) 9 5 7 9 注 ) 直近値は景気動向指数が9 年 月 鉱工業生産は同年 月が実績 7- 月は生産予測指数 (7 月のみ補正予算値 ) の伸びで延長 ( 点線部分 ) 出所 ) 内閣府 経済産業省より当社経済調査室作成 PBR 倍の株価水準 ( 右軸 ).99 (//5) 9 年 月 9 日..5 5 7 9 注 )9 年 月 9 日時点 PBR は株価純資産倍率 日経平均ベース出所 ) Bloomberg より当社経済調査室作成 ( 円 ) 5,, 5,, 5,

投資環境ウィークリー 9 年 月 日号 米国低金利環境の持続が米景気の下支えに 対中関税第 弾は家計にダメージ トランプ米大統領が第 弾対中制裁関税 (9 月より, 億米ドル相当に %) を発表したことで 世界の金融市 場に動揺が広がっています 今回の関税の対象品目は これまでと異なり消費財の割合の高さが特徴です ( 図 ) 実際に発動されることになれば 家計は財布の紐を 締める可能性があります 年初来堅調な拡大を見せた個 人消費にも急ブレーキがかかる恐れがあるでしょう これまで米国が発動した対中制裁関税の対象品目の多 くは資本財と中間財であり 米中貿易摩擦の悪影響は主 に企業心理の悪化という形で表れていました しかし いよいよ最終消費財にも関税の影響が及ぶことになれ ば 家計心理にもその悪影響は波及するとみています 米中貿易摩擦の悪影響が企業から家計へ広がると考え られる背景としては 物価上昇リスクが挙げられます 米国の生産者物価は 9 年に入り伸び率は鈍化するも 第 - 弾対中関税の影響を受けた対中輸入物価の上昇に伴 い 一時的な上振れをみせていました ( 図 ) そのた め 第 弾対中追加関税が発動されれば 消費者物価へ直 接的に上昇圧力が加わるリスクが高まるとみています この点から 今週 日発表の 月ミシガン大学消費者信 頼感指数 ( 市場予想 :97. 7 月 :9.) が注目されます ( 図 ) 同指数が市場予想を大きく下回れば 株価の下 振れと共に米 年債利回りは再び.% 割れを試すとみら れます ただし 米 FRB( 連邦準備理事会 ) が利下げを 継続するという強い意思を示していないこともあり 今 後の株価 金利見通しの不確実性は高いといえます 長期金利が低水準で持続するかが投資家が最も注目すべきテーマ FRB は予防的利下げと銘打ち 7 月末の FOMC( 連邦公開 市場委員会 ) にて利下げを決定しました 今後 米中貿 易摩擦の懸念が高まる度に 金融市場は FRB に追加利下 げを求めるべく金利低下を加速させるとみます 物価上 昇リスクが懸念される中 金融市場の言葉なき要求に対 し FRB は後手に回りながらも利下げを決断することに なりそうです ( いわゆるビハインド ザ カーブ ) 利下げによる実体経済への主な効果は 借入コスト低 下による消費 投資の活性化であると考えられます 金 利水準の低下により企業や消費者に景気の楽観的見通し が生まれ それを背景とした株価の押し上げや民間住宅 投資の加速などが米景気の下支えになるとみています 足元の環境下では 金利水準の低下とその持続性が米景 気の先行きを決める鍵になると考えています ( 今井 ) 図 第 弾は消費財の割合が高い 75 5 5 7.... 米国対中関税対象品目の構成比 7....5 7.. 図 物価面で家計に影響が見られる可能性も - 5 7 9 注 ) 直近値はコア消費者物価と中国からの輸入物価は9 年 月 コア生産者物価は同 7 月 出所 ) 米労働省より当社経済調査室作成 図 家計の景況感の落ち込みに警戒.9 5 5 7 9 注 ) 直近値は9 年 7 月 その他 中間財 資本財 消費財.9 7. 第 弾第 弾第 弾第 弾出所 ) ジェトロ ( 日本貿易振興機構 ) ビジネス短信より当社経済調査室作成 米国生産者物価 消費者物価と中国からの輸入物価 ( 財 / 前年比 ) 5 - - コア消費者物価 ( 食品エネルギー除く ) 中国からの輸入物価 コア生産者物価 ( 食品エネルギー除く ) ISM 景気指数 ミシガン大学消費者信頼感指数 5 (9 年 - 月期 =) 55 5 ミシガン大学消費者信頼感指数 ( 右軸 ) ISM 製造業景気指数 ( 左軸 ) ISM 非製造業景気指数 ( 左軸 ) 5 出所 )ISM ミシガン大学より当社経済調査室作成 9 7

投資環境ウィークリー 9 年 月 日号 欧州懸念材料散在の中 イタリアの政局不安も浮上 一段と強まる景気減速懸念 図 ドイツ予想を超える生産活動の低迷が継続 通商問題を巡る米中対立の激化を受けて 世界景気の減速懸念が再燃し 先週の欧州金融市場でもリスク回避の動きが加速 主要国株式は軒並み大幅安となり 金利の急低下に繋がりました 加えて 先週公表されたドイツの経済指標も軟調な結果となり 製造業 輸出不振の更なる深刻化を反映 同国主導にてユーロ圏景気が一段と弱含むとの懸念も強まり 金利の低下を助長しました ドイツ鉱工業生産 ( 前年比 ) 機械生産 ( 右軸 線 ) 7-7 ドイツの 月鉱工業生産は 前月比.5% と事前予想 ( 同.5%) を大きく下振れ 前年比も 5.% と約 年ぶりの低水準となり 主力産業である自動車 機械生産の弱さを改めて反映しました ( 図 ) また 同国 月の輸出額も前年比.% と大きく減少 ( 図 ) ドイツの製造業 外需を巡る苦境を改めて示す結果となり 同国が- 月期にマイナス成長に陥り 景気後退へむかっていくとの観測が台頭しつつあります 今週 日には同国の 月 ZE 景況感指数 日には- 月期実質 GDP( 速報値 ) が公表予定 軟調な結果が予想される中 予想を超える弱さが示されれば ドイツ ユーロ圏景気への先行き不安は更に強まり 株安 金利低下の流れは継続しそうです イタリア連立政権が崩壊へ イタリアでは連立政権を構成する 同盟 と 5つ星運動 の対立が激化 議会議席数では 5つ星運動 を下回るも 足元での支持率では大きく勝る 同盟 のサルビーニ副首相は 日 早期総選挙の実施を要求しました 次年度予算編成作業が本格化する秋頃を目前に イタリア政局は混迷を深め 同国 年国債利回りは急上昇 ( 図 ) 同国議会は夏季休暇中も 内閣不信投票のために今週中にも議会を再開する可能性が浮上し イタリア政局の混乱が再度ユーロ圏金融市場の重石となっています 同国では大統領のみが議会解散権を有し コンテ首相が不信任となった際にはマッタレッラ大統領の判断が注目されます 同大統領はかねてより 次年度予算編成への影響回避を目的に 月までの新政権発足もしくは予算成立後の総選挙を望むとされています 従って一旦は内閣改造に留め 予算成立後に総選挙を実施する可能性が高いと見込まれるも不確実性は高く その行方が注視されます 合意なき EU 離脱への懸念も不変 ジョンソン英首相はEU( 欧州連合 ) 離脱を巡る強硬姿勢を堅持し 合意なき離脱を懸念したポンド安基調が継続 今週も英 EU 双方の姿勢軟化に繋がるイベントに欠け 合意なき離脱への警戒は続く見込みです ( 吉永 ) - 鉱工業生産 - ( 除く建設 左軸 棒 ) - 自動車生産 ( 右軸 線 ) 5 7 9 - - 5 7 9 7 5 注 ) 直近値は 9 年 月 注 ) 直近値は 9 年 月 (a) イタリア 年国債利回り (a)-(b) 前年比 ヵ月移動平均 ( 線 ) 前年比 ( 棒 ) - (b) ドイツ 年国債利回り - - - 出所 ) ドイツ連邦統計庁より当社経済調査室作成 図 ドイツ外需不振がより鮮明に ドイツ輸出額 ( 前年比 ) 出所 ) ドイツ連邦統計庁より当社経済調査室作成 図 イタリア政局不安への警戒から同国国債利回りは急上昇 ドイツ イタリア 年国債利回り 注 ) 直近値は9 年 月 9 日 出所 )Refinitivより当社経済調査室作成 5

投資環境ウィークリー 9 年 月 日号 オーストラリア ( 豪 ) 豪中銀の追加利下げ観測は強い 低調なインフレが続き 利下げは継続へ 豪中銀は 日の金融政策決定会合で政策金利を.% に 据え置きました 同中銀は 7 月会合で連続利下げを実 施したため 暫くは実体経済への利下げ効果を見極める 見込みです 声明では世界経済見通しのリスクが引き続 き下振れ方向であるとし 必要であれば追加緩和を実施 する姿勢を示しました また 賃金の伸びは引き続き抑 制されており 現時点で上昇圧力はほとんどみられない とし 物価については上昇率が +% に戻るには従来の予 想よりも長い時間が必要との見方を示しました 消費者 物価の基調的な圧力は低下しており コアインフレ率は 豪中銀の政策目標範囲 (+~%) の下限を下回る状態が 続いています ( 図 ) 米中通商交渉が難航し金融緩和に 動く中央銀行が増えるなか 豪中銀は利下げを継続し政 策金利は 月にも.75% へ引き下げられる見通しです 豪中銀は経済見通しを全般的に下方修正 豪中銀は 9 日に公表された四半期の 金融政策報告 で 経済の持続的成長とインフレ目標の達成を支えるた め 必要なら金融政策をさらに緩和する用意があるとあ らためて表明しました また 9 年末の成長率予想を 前年比 +.5% へ下方修正 新たに示された 年末の予 想を +.% としました ( 図 ) 失業率については 年 末にかけ 5.% への低下にとどまるとしました 消費者物 価上昇率および基調的インフレ率は緩やかに上昇する も 年にようやく豪中銀の物価目標の下限に達する と予想しています 豪中銀は豪ドル安と市場の政策金利 低下期待にもかかわらず 年末にかけて失業率はイ ンフレ圧力となる水準まで低下しないと想定しているた め 金融緩和を続ける姿勢を示したと考えられます 金融市場は追加利下げを織り込む動き 豪中銀の追加金融緩和姿勢がより明確になったため 豪ドル安圧力は高まっています ( 図 ) また 7 日に ニュージーランド (NZ) 中銀が予想を上回る利下げに踏 み切ったことで国債利回りが急低下し NZ ドルが急落 豪 中銀が NZ 中銀に追随するとの思惑から豪ドルも連れ安と なり 対ドルで約 年ぶりの安値をつけました NZ 中銀 は大方の予想 (.5% 利下げ ) に反し 政策金利を.5% 引下げ過去最低の.% とし 追加利下げの背景として成 長率の鈍化と 雇用 インフレが目標に対し軟化する可能 性が高いことを指摘しました また オア NZ 中銀総裁は マイナス金利採用の可能性にも言及しました 米中貿易 摩擦の豪州 NZ への影響は大きく 米利下げが大幅とな れば豪ドルの上値は一段と重くなるでしょう ( 向吉 ) 図 月は利下げを見送り効果を見極めへ オーストラリア賃金 消費者物価 失業率 政策金利.5. 失業率 5.5 5. 政策金利 5..5 9 年 月. 消費者物価 ( 前年比 ).5. インフレ目標 +~%.5 9 年 - 月期..5...5 消費者物価コア ( 前年比 ). 9 5 7 9 注 ) 政策金利の直近値は 9 年 月 9 日時点 図 豪中銀は物価見通しを一段と下方修正 実質 GDP 成長率 失業率 消費者物価上昇率 ( 総合 ) 消費者物価上昇率 ( コア ) オーストラリア中銀の経済 物価見通し 注 ) 最近は 9 年 月 四半期金融政策報告 赤色は前回に比べて上方修正 青色は下方修正 ( 失業率は上昇 成長率 物価は低下 ) 図 利下げ観測が根強く 豪ドルは軟調 ( 円 / 豪ドル NZ ドル ) 出所 ) 豪統計局 豪中銀より当社経済調査室作成 出所 ) 豪中銀より当社経済調査室作成 豪州 ニュージーランド (NZ) 政策金利と対円相場 豪ドル円相場 ( 左軸 ) 9 7 NZドル円相場 ( 左軸 ) 5 NZ 政策金利 ( 右軸 ) 豪政策金利 ( 右軸 ) 注 ) 直近値は 9 年 月 9 日 ( 単位 :%) 9 年 9 年 年 年 年 年 月 月 月 月 月 月 最新 ( 月 ).75.5.75.75.. 前回 (5 月 ).75.75.75.75.75 - 最新 ( 月 ) 5. 5.5 5.5 5.5 5. 5. 前回 (5 月 ) 5. 5. 5. 5..75 - 最新 ( 月 )..75.75.75.. 前回 (5 月 ).75.... - 最新 ( 月 )..5.75.75.. 前回 (5 月 ).5.75... - 出所 )Bloomberg より当社経済調査室作成 9 7 5

投資環境ウィークリー 9 年 月 日号 主要経済指標と政治スケジュール 塗りつぶし部分は今週 /5 月 ( 中 ) 7 月消費者物価 ( 前年比 ) ( 米 ) 月ニューヨーク連銀製造業景気指数 ( 米 ) 7 月 ISM 非製造業景気指数 月 :+.7% 7 月 :+.% 7 月 :+. 月 :( 予 )+. 月 :55. 7 月 :5.7 ( 中 ) 7 月生産者物価 ( 前年比 ) ( 米 ) 月フィラデルフィア連銀製造業景気指数 ( 中 ) 7 月サービス業 PMI( 財新 ) 月 :.% 7 月 :.% 7 月 :+. 月 :( 予 )+9. 月 :5. 7 月 :5. ( 米 ) 月 NAHB 住宅市場指数 ( 他 ) - 月期インドネシア実質 GDP( 前年比 ) / 月 7 月 :5 月 :( 予 )5 - 月期 :+5.7% - 月期 :+5.5% ( 印 ) 月鉱工業生産 ( 前年比 ) ( 英 ) 7 月小売売上高 ( 前月比 ) ( 他 ) 7 月トルコ消費者物価 ( 前年比 ) 5 月 :+.% 月 :+.% 月 :+.% 7 月 :( 予 ).% 月 :+5.7% 7 月 :+.5% ( 豪 ) 7 月失業率 / 火 月 :5.% 7 月 :( 予 )5.% / 火 ( 日 ) 月第 次産業活動指数 ( 前月比 ) ( 他 ) メキシコ金融政策決定会合 ( 日 ) 月家計調査 ( 実質個人消費 前年比 ) 5 月 :.% 月 :( 予 ).% オーハ ーナイト レート :.5% ( 予 ).5% 5 月 :+.% 月 :+.7% ( 日 ) 7 月国内企業物価 ( 前年比 ) ( 日 ) 月現金給与総額 ( 速報 前年比 ) 月 :.% 7 月 :.% / 金 5 月 :.5% 月 :+.% ( 米 ) 7 月中小企業楽観指数 ( 米 ) 7 月住宅着工 許可件数 ( 着工 年率 ) ( 日 ) 月景気動向指数 (CI 速報) 月 :. 7 月 :( 予 ).9 月 :5. 万件 7 月 :( 予 )5.7 万件 先行 5 月 :9.9 月 :9. ( 米 ) 7 月消費者物価 ( 前年比 ) ( 米 ) 月消費者信頼感指数 ( ミシガン大学 速報 ) 一致 5 月 :. 月 :. 総合 月 :+.% 7 月 :( 予 )+.7% 7 月 :9. 月 :( 予 )97. ( 米 ) ブラード セントルイス連銀総裁講演 除く食品 エネルギー ( 独 ) 月製造業受注 ( 前月比 ) 月 :+.% 7 月 :( 予 )+.% /9 月 5 月 :.% 月 :+.5% ( 独 ) 月 ZE 景況感指数 ( 日 ) 7 月貿易統計 ( 通関ベース 速報 ) ( 豪 ) 金融政策決定会合 期待 7 月 :.5 月 :( 予 ). キャッシュ レート :.%.% 現状 7 月 :. 月 :( 予 ). / 火 ( 豪 ) 月貿易収支 ( 季調値 ) ( 英 ) 月失業率 (ILO 基準 ) ( 米 ) FOMC 議事録 (7 月 - 日分 ) 5 月 :+ 億豪ト ル 月 :+ 億豪ト ル 5 月 :.% 月 :( 予 ).% ( 豪 ) 金融政策決定会合議事録 ( 月 日分 ) ( 伯 ) COPOM 議事録 (7 月 - 日分 ) ( 英 ) 月平均週給 ( 前年比 ) ( 伊 ) コンテ首相議会演説 ( 予定 ) 5 月 :+.% 月 :( 予 )+.7% /7 水 ( 豪 ) 7 月 NAB 企業信頼感指数 / 水 ( 米 ) エバンス シカゴ連銀総裁講演 月 :+ 7 月 :( 予 )NA ( 米 ) 7 月中古住宅販売件数 ( 米 ) 月消費者信用残高 ( 前月差 ) ( 印 ) 7 月消費者物価 ( 前年比 ) 5 月 :+7 億米ト ル 月 :+ 億米ト ル 月 :+.% 7 月 :( 予 )+.% / 木 ( 独 ) 月鉱工業生産 ( 前月比 ) ( 日 ) 月製造業 PMI( マークイット 速報 ) 5 月 :+.% 月 :.5% / 水 ( 米 ) 7 月景気先行指数 ( 豪 ) 月住宅ローン承認件数 ( 前月比 ) ( 日 ) 月製造工業稼働率指数 ( 前月比 ) ( 米 ) 月製造業 PMI( マークイット 速報 ) 5 月 :.% 月 :+.% 5 月 :+.7% 月 :( 予 )NA ( 米 ) 月サービス業 PMI( マークイット 速報 ) ( 他 ) ニュージーランド金融政策決定会合 ( 日 ) 月機械受注 ( 船舶 電力除く民需 前月比 ) ( 米 ) 年次経済シンポジウム キャッシュ レート :.5%.% 5 月 : 7.% 月 :( 予 ).% ( ジャクソン ホール ~ 日 ) ( 中 ) 7 月外貨準備高 ( 米 ) 7 月輸出入物価 ( 前年比 ) ( 欧 ) 月製造業 PMI( マークイット 速報 ) 月 : 兆,9 億米ト ル 月 :.% 7 月 :( 予 ).% ( 独 ) 月製造業 PMI( マークイット 速報 ) 7 月 : 兆,7 億米ト ル ( 欧 ) - 月期実質 GDP( 改定 前期比 ) ( 他 ) インドネシア金融政策決定会合 ( 印 ) 金融政策決定 - 月期 :+.% レポ金利 :5.75% 5.% - 月期 :( 予 )+.%( 速報 :+.%) / 金 ( 欧 ) 月鉱工業生産 ( 前月比 ) ( 日 ) 7 月消費者物価 / 木 5 月 :+.9% 月 :( 予 ).5% ( 米 ) 7 月新築住宅販売件数 ( 日 ) 月国際収支 ( 経常収支 季調値 ) ( 独 ) - 月期実質 GDP( 速報 前期比 ) 5 月 :+ 兆,57 億円 - 月期 :+.% - 月期 :( 予 ).% / 土 月 :+ 兆 9,9 億円 ( 英 ) 7 月消費者物価 ( 前年比 ) ( 他 ) G7( 主要 7ヵ国 ) 首脳会議 ( フランス ~ 日 ) ( 日 ) 7 月景気ウォッチャー調査 ( 景気判断 DI) 月 :+.% 7 月 :( 予 )+.9% 現状 月 :. 7 月 :. ( 豪 ) - 月期賃金指数 ( 前年比 ) / 月 先行き 月 :5. 7 月 :. - 月期 :+.% - 月期 :( 予 )+.% ( 米 ) 7 月製造業受注 ( 速報 ) ( 欧 ) ECB 経済報告 ( 豪 ) 月消費者信頼感指数 ( 独 ) 月 ifo 企業景況感指数 ( 中 ) 7 月貿易額 ( 米ドル 前年比 ) 7 月 :9.5 月 :( 予 )NA 輸出 月 :.% 7 月 :+.% ( 中 ) 7 月鉱工業生産 ( 前年比 ) /7 火 輸入 月 : 7.% 7 月 : 5.% 月 :+.% 7 月 :( 予 )+.% ( 日 ) 7 月企業向けサービス価格 ( 伯 ) 月小売売上高 ( 前年比 ) ( 中 ) 7 月小売売上高 ( 前年比 ) ( 米 ) 月 S&Pコアロシ ック / ケース シラー住宅価格 5 月 :+.% 月 :.% 月 :+9.% 7 月 :( 予 )+.% ( 米 ) 月消費者信頼感指数 ( コンファレンス ホ ート ) ( 伯 ) 7 月消費者物価 (IPCA 前年比) ( 中 ) 7 月都市部固定資産投資 ( 年初来 前年比 ) ( 独 ) - 月期実質 GDP( 確報 ) 月 :+.7% 7 月 :+.% 月 :+5.% 7 月 :( 予 )+5.% / 水 /9 金 /5 木 ( 欧 ) 7 月マネーサプライ (M) ( 日 ) - 月期実質 GDP( 次速報 前期比年率 ) ( 米 ) - 月期非農業部門労働生産性 ( 独 ) 9 月 GfK 消費者信頼感指数 - 月期 :+.% - 月期 :+.% ( 速報 前期比年率 ) ( 日 ) 7 月マネーストック (M 前年比) - 月期 :+.% - 月期 :( 予 )+.% /9 木 月 :+.% 7 月 :+.% ( 米 ) 7 月小売売上高 ( 前月比 ) ( 米 ) - 月期実質 GDP( 改定 ) ( 米 ) 7 月生産者物価 ( 最終需要 前年比 ) 月 :+.% 7 月 :( 予 )+.% ( 米 ) 7 月中古住宅販売仮契約指数 月 :+.7% 7 月 :+.7% ( 米 ) 7 月鉱工業生産 ( 前月比 ) ( 欧 ) 月経済信頼感指数 ( 仏 ) 月鉱工業生産 ( 前月比 ) 月 :.% 7 月 :( 予 )+.% ( 独 ) 月失業者数 5 月 :+.% 月 :.% ( 独 ) 月消費者物価 (EU 基準 速報 ) ( 豪 ) 中銀四半期金融政策報告 ( 伯 ) - 月期実質 GDP 注 )( 日 ) 日本 ( 米 ) 米国 ( 欧 ) ユーロ圏 ( 独 ) ドイツ ( 仏 ) フランス ( 伊 ) イタリア ( 英 ) 英国 ( 豪 ) オーストラリア ( 加 ) カナダ ( 中 ) 中国 ( 印 ) インド ( 伯 ) ブラジル ( 露 ) ロシア ( 他 ) その他 を指します NA はデータなし 日程および内容は変更される可能性があります 出所 ) 各種情報 Bloomberg より当社経済調査室作成 7

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