自殺者数の年次推移 平成 26 年の自殺者数は 25,427 人となり 対前年比 1,856 人 ( 約 6.8%) 減 平成 10 年以来 14 年連続して 3 万人を超える状況が続いていたが 3 年連続で 3 万人を下回った 男女別にみると 男性は 5 年連続 女性は 3 年連続で減少した また 男性の自殺者は 女性の約 2 倍となっている ( 単位 : 人 ) 35,000 32,863(H10) 34,427(H15) 32,845(H21) 30,000 25,000 24,391(H9) 23,013(H10) 24,963(H15) 23,472(H21) 27,858(H24) 25,427(H26) 自殺者数 20,000 15,000 16,416(H9) 19,273(H24) 17,386(H26) 総数 男性 女性 10,000 5,000 9,850(H10) 9,464(H15) 9,373(H21) 7,975(H9) 8,585(H24) 8,041(H26) 0 S53 S54 S55 S56 S57 S58 S59 S60 S61 S62 S63 H1 H2 H3 H4 H5 H6 H7 H8 H9 H10H11H12H13H14H15H16H17H18H19H20H21H22H23H24H25H26 資料 : 警察庁自殺統計原票データより内閣府作成 1
総数及び男女別自殺死亡率の年次推移 平成 21 年以降低下が続いており 平成 26 年も前年より低下した 男女別にみると 男性は5 年連続 女性は3 年連続で低下した 男性は 女性の約 2.3 倍となっている 45.0 40.0 37.1(H10) 40.0(H15) 37.6(H21) 35.0 自殺死亡率 30.0 25.0 20.0 15.0 27.0(H15) 26.6(H9) 26.0(H10) 25.7(H21) 19.3(H9) 15.3(H10) 14.5(H15) 14.3(H21) 31.1(H24) 28.1(H26) 21.8(H24) 20.0(H26) 13.1(H24) 総数 男性 女性 10.0 12.4(H9) 12.3(H26) 5.0 0.0 S53 S54 S55 S56 S57 S58 S59 S60 S61 S62 S63 H1 H2 H3 H4 H5 H6 H7 H8 H9 H10H11H12H13H14H15H16H17H18H19H20H21H22H23H24H25H26 資料 : 警察庁自殺統計原票データ 総務省 国勢調査 及び 人口推計 より内閣府作成 2
殺者1 月 2 月 3 月 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12 月自月別自殺者数の推移 平成 26 年は 3 月が最も多く 12 月が最も少ない 平成 26 年は 9 月 10 月 11 月を除いた各月で前年を下回った 3,600 ( 単位 : 人 ) 3,400 3,375 3,200 3,000 3,037 2,957 2,873 2,782 2,780 2,812 2,800 2,711 2,813 2,588 2,612 2,600 2,542(H25) 数2,536 2,585 2,490(H22) 2,446(H22) 2,453 2,445 2,486(H25) 2,437 2,525(H24) 2,559 2,317 2,383 2,318(H25) 2,413 2,426(H24) 2,400 2,425 2,464(H23) 2,446(H23) 2,287(H23) 2,163(H24) 2,229 2,262 2,313(H24) 2,293 2,242(H24) 2,314 2,402(H23) 2,257 2,268(H24) 2,197(H25) 2,233 2,256 2,200 2,156(H25) 2,245 2,188 2,164 2,097 2,140 2,079 2,068 2,096 2,151(H23) 2,024 2,029(H24) 2,000 2,045 2,001(H25) 1,878 1,800 1,796 1,600 平成 26 年平成 25 年平成 24 年平成 23 年平成 22 年 資料 : 警察庁自殺統計原票データより内閣府作成 3
殺死亡1 月 2 月 3 月 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12 月自月別自殺死亡率 ( 年率換算 ) の推移 平成 26 年は 9 月が最も高く 12 月が最も低い 平成 26 年は 9 月 10 月 11 月を除いた各月で前年を下回った 32.0 31.1 30.0 28.9 28.0 27.2 26.4 26.4 26.7 26.0 25.8 25.6 25.9 24.9 23.9 24.6 24.1 24.0 23.5 23.7 23.3 23.0 23.3 22.7 22.0(H25) 22.8 23.3 22.1(H25) 23.5 23.3 22.5(H22) 率22.7 22.3 22.4(H24) 22.0 22.1 22.3 21.1 21.9(H23) 21.5 21.3 22.1(H24) 20.7 21.6 22.1 21.0 21.2 21.5 21.3 21.5 20.7 20.9 20.3 20.4 20.0 19.8 20.1 19.3 19.3 20.3 20.0 19.5 19.3 18.8 18.7 18.0 18.5 16.6 16.0 14.0 平成 26 年平成 25 年平成 24 年平成 23 年平成 22 年 資料 : 警察庁自殺統計原票データ 総務省 国勢調査 及び 人口推計 より内閣府作成 4
自殺者数 35,000 30,000 25,000 20,000 15,000 10,000 5,000 0 220 224 2,488 2,361 (+4) ( 127) 3,909 3,697 ( 212) 5,710 5,735 (+25) 7,046 5,096 4,767 3,309 548 H19 (2007) 年齢階級別自殺者数の年次推移 30 歳代は 6 年連続 40 歳代 50 歳代及び 60 歳代は 5 年連続 20 歳未満及び 20 歳代は 3 年連続で減少し 70 歳代及び 80 歳以上は減少に転じた 平成 26 年は 25 年と比較して 60 歳代が最も大きく減少し 391 人の減少となった 6,363 ( 683) 4,970 ( 126) 4,850 (+83) 3,438 (+129) H20 (2008) 611 (+63) 230 2,405 (+6) 196 (+44) 2,401 ( 34) 181 ( 4) 2,429 ( 15) (+28) 3,671 ( 26) 3,673 5,958 (+223) 5,908 ( 50) 6,491 (+128) 5,261 (+291) 4,794 ( 56) 3,470 (+32) H21 (2009) 565 ( 46) (+2) 3,685 (+12) 5,959 ( 532) 5,165 ( 96) 4,596 ( 198) 3,240 ( 230) H22 (2010) 552 ( 13) 5,547 ( 361) 5,375 ( 584) 5,053 ( 112) 4,616 ( 437) 4,455 ( 141) 3,304 (+64) H23 (2011) 622 (+70) 2,411 ( 18) 3,661 ( 24) 4,976 ( 571) 4,668 ( 707) 3,781 ( 674) 3,000 ( 304) H24 (2012) 注 1) 平成 18 年までは 60 歳以上 だが 19 年の自殺統計原票改正以降は 60~69 歳 70~79 歳 80 歳以上 に細分化された 注 2) グラフ中の値は 上段が自殺者数 下段が対前年差である 158 ( 23) 587 ( 35) 2,533 (+122) 3,785 ( 76) (+124) 3,508 ( 277) 4,716 ( 260) 4,325 ( 391) 4,484 ( 184) 4,181 ( 303) 4,589 ( 27) 3,705 ( 76) 2,801 ( 199) H25 (2013) 123 ( 35) 87 2,457 ( 36) 547 ( 40) ( 単位 : 人 ) 4,234 ( 355) 3,413 ( 292) 2,684 ( 117) H26 (2014) 538 ( 9) 不詳 80 歳 ~ 70~79 歳 60~69 歳 50~59 歳 40~49 歳 30~39 歳 20~29 歳 ~19 歳 資料 : 警察庁自殺統計原票データより内閣府作成 5
年齢階級別自殺死亡率の年次推移 60 歳代は 7 年連続 40 歳代及び 50 歳代は 5 年連続 20 歳未満及び 20 歳代は 3 年連続で低下し 30 歳代 70 歳代及び 80 歳以上は低下に転じた 40.0 38.1 38.5 30.0 35.0 35.0 34.9 33.5 31.9 32.1 25.0 自殺死亡率 30.0 25.0 20.0 31.3 30.5 29.9 28.9 27.0 27.1 25.8 26.2 27.0 26.8 25.5 25.7 26.1 25.4 24.7 23.8 22.0 24.1 22.5 23.0 21.9 21.1 21.8 20.8 20.0 20.0 15.0 10.0 総数 80 歳 ~ 70~79 歳 60~69 歳 50~59 歳 40~49 歳 30~39 歳 20~29 歳 ~19 歳 15.0 5.0 2.3 2.4 2.6 2.4 5.0 10.0 H19 (2007) H20 (2008) H21 (2009) H22 (2010) H23 (2011) H24 (2012) H25 (2013) H26 (2014) 0.0 注 ) 平成 18 年までは 60 歳以上 だが 19 年の自殺統計原票改正以降は 60~69 歳 70~79 歳 80 歳以上 に細分化された 6 資料 : 警察庁自殺統計原票データ 総務省 人口推計 及び 平成 22 年国勢調査 より内閣府作成
全ての職業において前年から減少した 職業別自殺者数の年次推移 自営業 家族従業者は 7 年連続 被雇用者 勤め人及び無職者は 5 年連続 学生 生徒等は 3 年連続で減少した 平成 26 年は 25 年と比較して 無職者が最も大きく減少し 1,302 人の減少となった ( 単位 : 人 ) 35,000 30,000 798 795 ( 3) 817 (+22) 783 ( 34) 652 ( 131) 516 ( 136) 499 ( 17) 25,000 386 ( 113) 自殺者数 20,000 15,000 18,990 18,279 ( 711) 18,722 (+443) 18,673 ( 49) 18,074 ( 599) 16,651 ( 1,423) 16,465 ( 186) 15,163 ( 1,302) 不詳無職者 10,000 5,000 873 972 (+99) 9,154 8,997 ( 157) 945 ( 27) 928 ( 17) 9,159 (162) 8,568 ( 591) 1,029 (+101) 971 ( 58) 8,207 ( 361) 7,421 ( 786) 918 ( 53) 7,272 ( 149) 874 ( 44) 7,164 ( 108) 学生 生徒等被雇用者 勤め人自営業 家族従業者 0 3,278 H19 (2007) 3,206 ( 72) H20 (2008) 3,202 ( 4) H21 (2009) 2,738 ( 464) H22 (2010) 2,689 ( 49) H23 (2011) 2,299 ( 390) H24 (2012) 2,129 ( 170) H25 (2013) 1,840 ( 289) H26 (2014) 注 1) 平成 19 年に自殺統計原票を改正し 職業の分類が改められた 注 2) グラフ中の値は 上段が自殺者数 下段が対前年差である 資料 : 警察庁自殺統計原票データより内閣府作成 7
自殺の原因 動機別自殺者数の年次推移 経済 生活問題は 5 年連続 家庭問題 勤務問題 男女問題 学校問題及びその他は 3 年連続で減少し 健康問題は減少に転じた 平成 26 年は 25 年と比較して 健康問題が最も大きく減少し 760 人の減少となった 45,000 ( 単位 : 人 ) 40,000 35,000 30,000 25,000 20,000 15,000 10,000 9,884 1,500 949 2,207 7,318 14,684 338 8,759 ( 1,125) 1,538 387 (+38) (+49) 1,115 2,412 (+166) (+205) 7,404 (+86) 15,153 (+469) 8,411 ( 348) 1,613 (+75) 2,528 (+116) 8,377 (+973) 15,867 (+714) 364 ( 23) 1,121 (+6) 8,118 ( 293) 8,070 1,533 ( 48) ( 80) 371 1,621 (+7) 429 2,590 1,103 (+88) (+58) (+62) ( 18) 1,138 2,689 (+35) (+99) 7,438 ( 939) 6,406 15,802 ( 65) ( 1,032) 5,219 ( 1,187) 14,621 ( 1,181) 7,243 ( 827) 7,027 ( 216) 1,535 417 6,402 375 ( 86) ( 12) 1,462 ( 625) ( 73) ( 42) 1,035 1,351 372 2,472 ( 103) 2,323 912 ( 111) ( 3) ( 217) ( 123) ( 149) 2,227 875 4,636 ( 96) ( 37) ( 583) 4,144 ( 492) 13,629 ( 992) 13,680 (+51) 12,920 ( 760) 不詳その他学校問題男女問題勤務問題経済 生活問題健康問題家庭問題 5,000 0 3,751 H19 (2007) 3,912 (+161) H20 (2008) 4,117 (+205) H21 (2009) 4,497 (+380) H22 (2010) 4,547 (+50) H23 (2011) 4,089 ( 458) H24 (2012) 3,930 ( 159) H25 (2013) 3,644 ( 286) H26 (2014) 注 1) 平成 19 年に自殺統計原票を改正し 遺書等の自殺を裏付ける資料により明らかに推定できる原因 動機を自殺者一人につき3つまで計上することとした 注 2) グラフ中の値は 上段が自殺者数 下段が対前年差である 資料 : 警察庁自殺統計原票データより内閣府作成 8
0 500 1,000 1,500 2,000 2,500 3,000 北海道青森岩手宮城秋田山形福島茨城栃木群馬埼玉千葉東京神奈川新潟富山石川福井山梨長野岐阜静岡愛知三重滋賀京都大阪兵庫奈良和歌山鳥取島根岡山広島山口徳島香川愛媛高知福岡佐賀長崎熊本大分宮崎鹿児島沖縄H25 H26 平成 25 年及び 26 年における都道府県別の年間自殺者数資料 : 警察庁自殺統計原票データより内閣府作成 平成 26 年は 25 年と比較して 38 都道府県で減少 9 県で増加となった 減少幅が最も大きかったのは大阪府で 192 人 次いで東京都で 186 人の減少となった ( 単位 : 人 ) 9
平成 25 年及び 26 年における都道府県別の年間自殺死亡率資料 : 警察庁自殺統計原票データ及び総務省 住民基本台帳に基づく人口 人口動態及び世帯数 より内閣府作成 平成 26 年は 25 年と比較して 38 都道府県で低下 9 県で上昇となった 自殺死亡率が最も低かったのは大阪府で 15.61 次いで神奈川県で 15.63 岡山県で 16.8 の順となった 0.0 5.0 10.0 15.0 20.0 25.0 30.0 35.0 北海道青森岩手宮城秋田山形福島茨城栃木群馬埼玉千葉東京神奈川新潟富山石川福井山梨長野岐阜静岡愛知三重滋賀京都大阪兵庫奈良和歌山鳥取島根岡山広島山口徳島香川愛媛高知福岡佐賀長崎熊本大分宮崎鹿児島沖縄H25 H26 10
1. 全国合計及び男女別 平成 23 年平成 24 年平成 25 年 平成 26 年 合計男女 55 42 13 24 18 6 38 23 15 22 11 11 対前年比 -16-12 -4 2. 年齢 (10 歳階級 ) 別 平成 23 年平成 24 年平成 25 年平成 26 年 東日本大震災に関連する自殺者数 20 歳未満 20-29 30-39 40-49 50-59 60-69 70-79 80 歳以上不詳 1 4 4 4 11 19 7 5 0 0 2 4 3 5 5 2 3 0 0 4 3 6 13 2 3 7 0 1 1 1 4 5 7 2 1 0 3. 職業別 平成 23 年平成 24 年平成 25 年平成 26 年 自営業 家族従業者 被雇用 勤め人 計 学生 生徒等 無職 小計主婦失業者 年金 雇用保険等生活者 その他無職者 10 13 32 1 31 3 6 14 8 0 3 5 16 0 16 0 3 7 6 0 1 10 27 0 27 6 3 7 11 0 1 3 18 1 17 3 1 6 7 0 無職者 不詳 4. 原因 動機別 ( 複数選択可のため 合計しても上記全国合計等と一致しない場合がある ) 平成 23 年平成 24 年平成 25 年平成 26 年 家庭問題健康問題経済 生活問題勤務問題男女問題学校問題その他不詳 11 17 18 7 0 0 10 16 5 11 5 2 0 0 4 5 5 22 9 5 1 0 3 8 5 11 3 2 1 0 1 6 5. 都道府県別 3 県その他岩手県宮城県福島県茨城県埼玉県東京都神奈川県大阪府京都府平成 23 年 17 22 10 1 1 2 1 1 0 平成 24 年 8 3 13 0 0 0 0 0 0 平成 25 年 4 10 23 0 0 0 0 0 1 3 4 15 0 0 0 0 0 0 平成 26 年対前年比 -1-6 -8 0 0 0 0 0-1 注 ) 平成 23 年の数字は 本自殺者数の計上を始めた 6 月から 12 月までを足しあげたもの また 平成 24 年から 26 年の数字は 1 月から 12 月までを足しあげたもの 11
( 補表 ) 人口 140,000 120,000 100,000 80,000 60,000 40,000 20,000 0 総数 :127,771 7,139 12,487 16,311 18,484 15,953 18,789 15,033 23,574 総数 :127,692 (-79) 7,512 (+373) 12,662 (+175) 16,999 (+688) 17,660 ( 824) 16,187 (+234) 18,605 ( 184) 14,735 ( 298) 23,331 ( 243) 総数 :127,510 (-182) 7,898 (+386) 12,724 (+62) 17,798 (+799) 16,873 ( 787) 16,407 (+220) 18,306 ( 299) 14,415 ( 320) 23,089 ( 242) 年齢階級別人口の年次推移 総数 :128,057 (547) 8,201 (+303) 13,010 (+286) 18,384 (+586) 16,428 ( 445) 16,902 (+495) 18,285 ( 21) 13,916 ( 499) 22,932 ( 157) 総数 :127,799 (-258) 8,565 (+364) 13,327 (+317) 18,493 (+109) 15,959 ( 469) 17,281 (+379) 17,805 ( 480) 13,589 ( 327) 22,780 ( 152) 総数 :127,515 (-284) 8,939 (+374) 13,649 (+322) 18,450 ( 43) 15,632 ( 327) 17,674 (+393) 17,253 ( 552) 13,320 ( 269) 22,598 ( 182) 総数 :127,298 (-217) 9,302 (+363) 13,898 (+249) 18,365 ( 85) 15,465 ( 167) 18,073 (+399) 16,683 ( 570) 13,074 ( 246) 22,437 ( 161) ( 単位 : 千人 ) 総数 :127,090 (-208) 9,650 (+348) 14,200 (+302) H19 H20 H21 H22 H23 H24 H25 H26 18,140 ( 225) 15,440 ( 25) 18,400 (+327) 16,140 ( 543) 12,880 ( 194) 22,240 ( 197) 80 歳 ~ 70~79 歳 60~69 歳 50~59 歳 40~49 歳 30~39 歳 20~29 歳 ~19 歳 注 ) グラフ中の値は 上段が人口 下段が対前年差である 資料 : 総務省 人口推計 及び 平成 22 年国勢調査 より内閣府作成 12