Microsoft Word - 【通知本文】.doc

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Microsoft Word - 表紙 雛形(保険者入り)高齢者支援課180320

新旧様式

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することは 正に人類の悲願と言えるものである 医学医療の進歩や衛生水準の著しい向上により 多くの感染症が克服されてきたが 新たな感染症の出現や既知の感染症の再興により また 国際交流の進展等に伴い 感染症は 新たな形で 今なお人類に脅威を与えている 一方 我が国においては 過去にハンセン病 後天性免

Microsoft Word - (課×県・指定)【頭紙】「精神障害者保健福祉手帳の診断書の記入に当たって留意すべき事項について」等の一部改正について.rtf

個人情報の保護に関する規程(案)

- 2 - 第一条農林物資の規格化等に関する法律の規定に基づく公聴会等に関する内閣府令(平成二十一年内閣府令第五十四号)の一部を次のように改正する 第十一条の見出し中 都道府県知事 の下に 又は指定都市の長 を加える (健康増進法に規定する特別用途表示の許可等に関する内閣府令の一部改正)第二条健康増

薬生発 0926 第 5 号 平成 29 年 9 月 26 日 都道府県知事 各保健所設置市長殿 特別区長 厚生労働省医薬 生活衛生局長 ( 公印省略 ) コンタクトレンズの適正使用に関する情報提供等の徹底について コンタクトレンズ ( カラーコンタクトレンズを含む ) の販売に関しては これまで

感染症の予防及び感染症の患者に対する

社会福祉法人○○会 個人情報保護規程

通知(写入)

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Microsoft Word - 02-頭紙.doc

社会福祉法人春栄会個人情報保護規程 ( 目的 ) 第 1 条社会福祉法人春栄会 ( 以下 本会 という ) は 基本理念のもと 個人情報の適正な取り扱いに関して 個人情報の保護に関する法律 及びその他の関連法令等を遵守し 個人情報保護に努める ( 利用目的の特定 ) 第 2 条本会が個人情報を取り扱

Microsoft Word - 【発送版】製造所の登録通知

03-01【局長通知・特例】施術管理者の要件に係る取扱の特例について

○新宿区ワンルームマンション等の建築及び管理に関する条例

別紙 ( 国内における臓器等移植について ) Q1 一般の移送費の支給と同様に 国内での臓器移植を受ける患者が 療養の給付を受けるため 病院又は診療所に移送されたときは 移送費の支給を行うこととなるのか 平成 6 年 9 月 9 日付け通知の 健康保険の移送費の支給の取扱いについて ( 保険発第 1

町田市土砂等による土地の埋立て等の規制に関する条例

法第二十六条において準用する場合及び法第五十三条第一項の規定に基づく政令によって適用される場合を含む ) 及び法第四十六条第二項の規定により入院の措置を行うとき 又は行ったときは 別記第五号様式により通知しなければならない ( 平一六規則二三 平二四規則五 一部改正 ) ( 入院の延長勧告書 ) 第

子宮頸がん予防措置の実施の推進に関する法律案要綱

い ( ただし 当該書面を交付しないで是正の要求等をすべき差し迫った必要がある場合 は この限りでない ) こととされていることに留意すること (2) その他地方自治法第 245 条の5 第 5 項の規定により 是正の要求を受けた地方公共団体は 当該事務の処理について違反の是正又は改善のための必要な

一について第一に 感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律(平成十年法律第百十四号 以下 感染症法 という )第十二条の規定に基づき 後天性免疫不全症候群(以下 エイズという )の患者及びその病原体を保有している者であって無症状のもの(以下 HIV感染者 という )(以下 エイズの患者等

【通知】海外療養費・出産育児一時金の支給の適正化に向けた対策等について

●子宮頸がん予防措置の実施の推進に関する法律案


PSP 省令 と それぞれ略称する 記 1. 改正施行規則について希少疾病用医療機器その他の医療上特にその必要性が高いと認められる医療機器であり かつ 当該医療機器についての臨床試験の実施に特に長期間を要すると認められるものに係る承認申請をする場合においては 改正 GVP 省令第 9 条の3 第 1

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資料2旅館業法整理(案)

老高発 0713 第 1 号 平成 30 年 7 月 13 日 各都道府県介護保険主管部 ( 局 ) 長殿 厚生労働省老健局高齢者支援課長 ( 公印省略 ) 居宅介護住宅改修費及び介護予防住宅改修費の支給について の一部改正について 今般 居宅介護住宅改修費及び介護予防住宅改修費の支給について (

Microsoft Word - 【通達】健康増進法の一部を改正する法律の公布について(健発0725第1号)

障発 第 7 号 平成 31 年 2 月 15 日 都道府県知事 各指定都市市長殿 中核市市長 厚生労働省社会 援護局障害保健福祉部長 ( 公印省略 ) 障害者に対する航空旅客運賃の割引について の一部改正について ( 通知 ) 身体障害者 知的障害者及び精神障害者に係る航空旅客運賃

Microsoft Word - (発番)医療機器の製造販売承認申請について

第 4 条 ( 取得に関する規律 ) 本会が個人情報を取得するときには その利用目的を具体的に特定して明示し 適法かつ適正な方法で行うものとする ただし 人の生命 身体又は財産の保護のために緊急に必要がある場合には 利用目的を具体的に特定して明示することなく 個人情報を取得できるものとする 2 本会

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の病床数及び新たに併設する介護保険施設の入所定員 ( 病院から転換した病床 ( 以下 転換病床 という ) を活用するものに限る ) の合計が転換前の病院の病床数以下である場合には 実態として 転換後の施設 ( 病院と介護保険施設を併せた全体をいう 以下同じ ) 全体の医療提供の内容は 転換前の病院

Microsoft Word _正当理由通知(薬局医薬品) (反映)

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◎外国為替及び外国貿易法の一部を改正する法律

個人情報保護規程

「配偶者からの暴力を受けた被扶養者の取扱い等について」の一部改正について

Microsoft Word - 【案1】登録認証機関立入要領改正通知(Ver )

長は 特措法第 39 条第 1 項に規定する地域福利増進事業等を実施しようとする区域内の土地の土地所有者等の探索に必要な限度で その保有する同項に規定する土地所有者等関連情報を その保有に当たって特定された利用の目的以外の目的のために内部で利用することができることとなります ( 特措法第 39 条第

Microsoft Word - 公布通知(医政発0725第10号)

外務省訓令第 19 号外交記録公開に関する規則の全部を改正する訓令を次のように定める 平成 24 年 8 月 10 日外務大臣玄葉光一郎外交記録公開に関する規則 ( 目的 ) 第 1 条この規則は 外交記録が 国民共有の知的資源として 主権者である国民が主体的に利用し得るものであることに鑑み 作成又

雇用管理分野における個人情報のうち健康情報を取り扱うに当たっての留意事項 第 1 趣旨 この留意事項は 雇用管理分野における労働安全衛生法 ( 昭和 47 年法律第 57 号 以下 安衛法 という ) 等に基づき実施した健康診断の結果等の健康情報の取扱いについて 個人情報の保護に関する法律についての

アレルギー疾患対策基本法 ( 平成二十六年六月二十七日法律第九十八号 ) 最終改正 : 平成二六年六月一三日法律第六七号 第一章総則 ( 第一条 第十条 ) 第二章アレルギー疾患対策基本指針等 ( 第十一条 第十三条 ) 第三章基本的施策第一節アレルギー疾患の重症化の予防及び症状の軽減 ( 第十四条

2 前項の規定による通知を行った場合において 市長は 当該特定空家等の所有者等が除却 修繕 立木竹の伐採その他周辺の生活環境の保全を図るために必要な措置を講じたことにより特定空家等の状態が改善され 特定空家等でないと認めるときは 遅滞なくその旨を 特定空家等状態改善通知書 ( 様式第 7 号 ) に

る として 平成 20 年 12 月に公表された 規制改革推進のための第 3 次答申 において 医療機器開発の円滑化の観点から 薬事法の適用範囲の明確化を図るためのガイドラインを作成すべきであると提言したところである 今般 薬事法の適用に関する判断の透明性 予見可能性の向上を図るため 臨床研究におい

ただし 森林の土地の所有権の取得と併せて 当該森林について法第 10 条の2の規定に基づく開発行為の許可を受けて他の用途へ転用する場合など 地域森林計画の対象とする森林から除外されることが確実であるときは 届出書の提出を要さないものとして運用して差し支えない (2) 土地の所有者となった日届出書の提

改正後第 2 章通関業 第 1 節許可 新旧対照表 別紙 3 通関業法基本通達( 昭和 47 年 3 月 1 日蔵関第 105 号 ) ( 注 ) 下線を付した箇所が改正部分である 改正前第 2 章通関業第 1 節許可 3-8 削除 ( 譲渡 相続 合併又は分割の場合における通関業の許可の効果 )

北上市空家等対策規則 ( 趣旨 ) 第 1 条この規則は 北上市空家等対策条例 ( 平成 28 年北上市条例第 17 号 以下 条例 という ) の実施に関し必要な事項を定めるものとする ( 守秘義務 ) 第 2 条条例第 7 条に定める空家等対策審議会の委員は 職務上知り得た秘密を他に漏らしてはな

(2) 特定機関からの報告の受理及び聴取に関すること (3) 特定機関に対する監査に関すること (4) 外国人家事支援人材の保護に関すること (5) 特定機関において外国人家事支援人材の雇用の継続が不可能となった場合の措置に関すること (6) その他 本事業の適正かつ確実な実施のために必要なこと 3

法人及び地方独立行政法人法 ( 平成 15 年法律第 118 号 ) 第 2 条第 1 項に規定する地方独立行政法人ホ医療法 ( 昭和 23 年法律第 205 号 ) 第 1 条の 2 第 2 項に規定する医療提供施設又は獣医療法 ( 平成 4 年法律第 46 号 ) 第 2 条第 2 項に規定する

第 4 条公共の場所に向けて防犯カメラを設置しようとするもので次に掲げるものは, 規則で定めるところにより, 防犯カメラの設置及び運用に関する基準 ( 以下 設置運用基準 という ) を定めなければならない (1) 市 (2) 地方自治法 ( 昭和 22 年法律第 67 号 ) 第 260 条の2

実務上の取扱い(改正)

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個人情報の取扱いに関する規則 平成 12 年 9 月 29 日 奈良県規則第 2 2 号 改正 平成 13 年 3 月 30 日 規則第 68 号 改正 平成 17 年 3 月 29 日 規則第 30 号 改正 平成 18 年 3 月 31 日 規則第 38 号 改正 平成 27 年 9 月 25

外部通報処理要領(ホームページ登載分)

11総法不審第120号

表紙 雛形(都道府県、市町村、関係団体)介護保険計画課

ナショナル・トラスト税制関係通知

る暴力団及び暴力団員等 ( 以下 暴力団等 という ) の支配を受けてはならない 5 指定居宅サービス事業者等は 省令の規定 ( 規則で定めるものに限る ) による評価の結果を公表するよう努めなければならない 6 指定居宅サービス事業者等は 省令の規定 ( 規則で定めるものに限る ) に規定する研修

別紙 1 新型インフルエンザ (1) 定義新型インフルエンザウイルスの感染による感染症である (2) 臨床的特徴咳 鼻汁又は咽頭痛等の気道の炎症に伴う症状に加えて 高熱 (38 以上 ) 熱感 全身倦怠感などがみられる また 消化器症状 ( 下痢 嘔吐 ) を伴うこともある なお 国際的連携のもとに

個人情報保護規程 株式会社守破離 代表取締役佐藤治郎 目次 第 1 章総則 ( 第 1 条 - 第 3 条 ) 第 2 章個人情報の利用目的の特定等 ( 第 4 条 - 第 6 条 ) 第 3 章個人情報の取得の制限等 ( 第 7 条 - 第 8 条 ) 第 4 章個人データの安全管理 ( 第 9

( 別添 2) ( 別添 2) 平成 14 年 9 月 27 日保発第 号の別添 2 組合管掌健康保険一括適用取扱要領 組合管掌健康保険一括適用取扱要領 ( 準則 ) 第 1 健康保険法 ( 以下 法 という ) 第 34 条第 1 項の規定による厚生労働大臣の承認 ( 以下 一括適

●空家等対策の推進に関する特別措置法案

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privacypolicy

第 3 条条例第 3 条第 2 項第 2 号の所得割の額 ( 以下 所得割の額 という ) の算定は 次の各号に掲げる場合に応じ 当該各号に定める方法により行うものとする (1) 地方税法第 314 条の7 並びに附則第 5 条の4 第 6 項及び第 5 条の4の2 第 6 項の規定による控除をされ

練馬区空き家等対策に関する基本的な方針

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財営第   号

Taro-再製造単回使用医療機器基準

等により明示するように努めるものとする ( 就業規則の作成の手続 ) 第 7 条事業主は 短時間労働者に係る事項について就業規則を作成し 又は変更しようとするときは 当該事業所において雇用する短時間労働者の過半数を代表すると認められるものの意見を聴くように努めるものとする ( 短時間労働者の待遇の原

Microsoft Word - 個人情報保護規程 docx

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山梨県産業廃棄物処理業者等不利益処分要領 ( 目的 ) 第 1 条この要領は 廃棄物の処理及び清掃に関する法律 ( 昭和 45 年法律第 137 号 以下 法 という ) 廃棄物の処理及び清掃に関する法律施行令 ( 昭和 46 年政令第 300 号 ) 及び廃棄物の処理及び清掃に関する法律施行規則

中東呼吸器症候群(MERS)の国内発生時の対応に関するQ&Aについて

平成21年度地域医療再生臨時特例交付金交付要綱

都民の健康と安全を確保する環境に関する条例 ( 平成十二年東京都条例第二百十五号 ) 新旧対照表 ( 抄 ) 改正案現行目次 ( 現行のとおり ) 目次 ( 略 ) 第一条から第百十二条まで ( 現行のとおり ) 第一条から第百十二条まで ( 略 ) ( 土壌汚染対策指針の作成等 ) 第百十三条知事

自治基本条例素案のたたき台大和市自治基本条例をつくる会

管下関係業者に周知いただくとともに 適切な指導を行い その実施に遺漏な きようお願いいたします 記 第 1 体外診断用医薬品の製造販売業又は製造業を行う旨の届出等について 1. 届出対象者旧薬事法に基づき 体外診断用医薬品を取り扱う以下の者 (1) 旧薬事法第 12 条第 1 項の第二種医薬品製造販

youkou

Taro-施行通知

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当該イ又はロに定める者 に改め 同号に次のように加える イ製造業者等であつて その主たる事務所並びに事業所 工場及び店舗が一の都道府県の区域内のみにあるもの(ロに規定する指定都市内製造業者等を除く 以下この条において 都道府県内製造業者等 という )当該都道府県の知事ロ製造業者等であつて その主たる

法律第三十三号(平二一・五・一)

【事務連絡】偽造医薬品省令Q&A

( 別添 ) 薬食発 0513 第 1 号平成 23 年 5 月 13 日 都道府県知事各保健所設置市長特別区長 殿 厚生労働省医薬食品局長 薬事法の一部を改正する法律等の施行等についての一部改正について 薬事法の一部を改正する法律 ( 平成 18 年法律第 69 号 ) については 関係政省令とと

( ウ ) 支出負担行為担当者は 工事監督員から理由書の送付があった場合は 特別の事情に該当するか否かを決定するものとする また 理由書が提出されなかった場合には 当該特別の事情を有しないものとみなして差し支えない イア以外の下請負人が社会保険等未加入建設業者である場合工事監督員は 当該社会保険等未

Microsoft Word - 分権_課長通知(平成30年10月17日付薬生薬審発1017第2号)_修正

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万八千六百円 ) 3 現に機関登録を受けている者が他の機関登録を受けようとする場合における法第十四条第一項の政令で定める額は 前二項の規定にかかわらず 同条第一項の農林水産省令で定める各区分について 当該各区分が次の各号に掲げる区分のいずれに該当するかに応じ当該各号に定める額とする 一法第二条第二項

3 市長は 第 1 項の規定により指定した土地の区域を変更し 又は廃止しようとするときは あらかじめ久喜市都市計画審議会 ( 以下 審議会 という ) の意見を聴くものとする 4 第 1 項及び第 2 項の規定は 第 1 項の規定により指定した土地の区域の変更又は廃止について準用する ( 環境の保全

「肝がん・重度肝硬変治療研究促進事業について」の一部改正について(厚生労働省健康局長:H )

02【通知案】年管管発 第号(周知・機構宛)

Transcription:

健発 0 4 0 1 第 3 号 平成 2 8 年 4 月 1 日 都道府県知事 各保健所設置市長殿 特別区長 厚生労働省健康局長 ( 公印省略 ) 感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律における健康診断 就業制限及び入院の取扱いについて の一部改正について 感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律 ( 平成 10 年法律 114 号 ) に基づく健康診断 就業制限及び入院の取扱いについては 感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律における健康診断 就業制限及び入院の取扱いについて ( 平成 11 年 3 月 19 日付け健医発第 454 号厚生省保健医療局長通知 ) によることとされているところであるが 今般 感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律等の一部を改正する法律 ( 平成 26 年法律第 115 号 ) の施行等に伴い 当該通知について 検体の採取の項を設ける等 別添のとおり改正し 平成 28 年 4 月 1 日から適用することとしたので通知する なお 本通知は 感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律第 18 条第 5 項及び第 6 項 第 19 条第 2 項及び第 7 項並びに第 20 条第 6 項及び第 8 項 ( 第 26 条においてこれらの規定を準用する場合を含む ) 第 24 条 第 36 条並びに第 46 条第 5 項及び第 7 項に規定する事務については 地方自治法第 245 条の4 第 1 項の規定に基づく技術的助言とする

感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律における検体採取 健康診断 就業制限及び入院の取扱いについて ( 平成 11 年 3 月 19 日 ) ( 健医発第 454 号 ) ( 各都道府県知事 各政令市市長 各特別区区長あて厚生省保健医療局長通知 ) 感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律 ( 平成 10 年法律第 114 号 ) の施行については 平成 10 年 10 月 20 日厚生省発健医第 346 号 10 畜 A 第 2,227 号により厚生事務次官及び農林水産事務次官から通知されているところであるが この法律の施行に伴い 感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律における健康診断 就業制限及び入院の取扱いについて下記のとおり定めたので 十分御了知の上 その取扱いに遺憾のないようにされたい 記 第 1 一般的事項第 2から第 6までの規定により都道府県知事 保健所設置市長又は特別区長 ( 以下 都道府県知事等 という ) が行う勧告 命令 措置等については 感染症を公衆にまん延させるおそれ 感染症にかかった場合の病状の程度その他の事情に照らして 感染症の発生を予防し 又はそのまん延を防止するため必要な最小限度のものでなければならないこと 第 2 検体採取に関する事項 1 基本的な考え方積極的疫学調査において検体又は感染症の病原体 ( 以下 検体等 という ) の採取 ( 提出を受けることを含む 以下同じ ) を行う必要がある場合は 感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律 ( 平成 10 年法律第 114 号 以下 法 という ) 第 15 条第 3 項に基づく検体等採取の求めにより実施する その求めに対象者が応じない場合には 一類感染症 二類感染症 新型インフルエンザ等感染症及び新感染症については 法第 15 条第 3 項第 1 号及び第 3 号に掲げる者については 法第 16 条の3 及び第 44 条の7に基づき勧告を前置した上で措置を実施でき また法第 15 条第 3 項第 4 号 第 6 号 第 7 号 第 9 号 第 10 号及び第 12 号に掲げる者については 法第 26 条の3 及び第 26 条の4( 法第 50 条第 1 項で準用する場合を含む ) に基づき命令を前置した上で措置を実施できることとしており 強制的に検体等を採取することができるものであること 患者等からの強制的な検体採取については 法第 16 条の3 第 1 項ただし書きにもあるとおり 当該検体等の所持者がいる場合には 所持者に検体等の提出を命令し 所

持者が当該命令に応じない場合には 当該検体等を収去することにより当該検体等を入手するものであること 当該検体等の所持者から入手することができないと認められる場合に 採取の対象者に検体採取の勧告を行い 当該勧告に従わない場合に当該措置を行うこと 2 対象者への通知都道府県知事等が検体等の採取の勧告 命令又は措置を行うに際しては 都道府県 保健所設置市又は特別区 ( 以下 都道府県等 という ) の職員から対象者に対して 勧告 命令又は措置を行う理由 その期限 日時等感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律施行規則 ( 平成 10 年厚生省令第 99 号 以下 規則 という ) 第 10 条又は第 19 条に規定する事項を通知するほか 命令及び措置に当たっては行政不服審査法 ( 平成 26 年法律第 68 号 ) 第 82 条に基づく教示を行い 十分な説明を行うことが重要であること 3 検体採取の対象者検体採取の勧告又は措置の対象者は 一類感染症 二類感染症若しくは新型インフルエンザ等感染症の患者 疑似症患者若しくは無症状病原体保有者若しくは当該感染症にかかっていると疑うに足りる正当な理由のある者又は新感染症の所見がある者若しくは新感染症にかかっていると疑うに足りる正当な理由のある者とすべきであること なお 感染症にかかっていると疑うに足りる正当な理由のある者 とは 感染症の患者と接触した者などのことであること 4 検体採取の勧告等を行う者検体等採取の求め 勧告 命令又は措置を行う者は 対象者がいる場所を管轄する都道府県知事等であって 対象者の住所がいずれの都道府県等の管轄区域に属するかを問わないこと 積極的疫学調査において 管轄区域をまたぐ場合等にも それぞれの都道府県知事等と連携の下 確実に実施すること 5 対象者への事後の通知感染症の症状が著しくあらわれている者について緊急に検体採取を行う必要がある場合等差し迫った必要がある場合には 検体等採取の勧告 命令又は措置を行う理由等規則第 10 条又は第 19 条に規定する事項を記載した書面を交付しないことは差し支えないこと この場合においても 勧告 命令又は措置を行う際に 対象者に当該通知事項について口頭により説明するよう努めるとともに 勧告 命令又は措置の後相当の期間内に 当該通知事項を記載した書面を交付しなければならないこと 第 3 健康診断に関する事項 1 基本的な考え方都道府県知事等が健康診断 ( 法第 17 条の規定による健康診断をいう 以下同じ ) の勧告又は措置を行うに際しては 都道府県等の職員から対象者に対して 勧告又は

措置を行う理由 その期限 日時等規則第 10 条に規定する事項を通知するほか 措置に当たっては行政不服審査法第 82 条に基づく教示を行い 十分な説明を行うことが重要であること 2 健康診断の対象者健康診断の勧告又は措置の対象者は 病原体の感染経路その他の事情を十分に考慮した上で 感染症の患者に濃厚に接触した者等科学的に当該感染症にかかっていると疑うに足りる理由のある者とすべきであること また 法第 15 条の規定による積極的疫学調査を行った場合には その結果に基づき 当該感染症にかかっていると疑うに足りる理由のある者に対して必要があると認められるときには 健康診断の勧告又は措置を行うこと なお 法第 17 条に基づく健康診断は 感染症にかかっているかどうかを把握するために行うものであって 感染症の患者等が退院した後の排菌の状況を管理するために行うものではないこと 3 健康診断の勧告等を行う者健康診断の勧告又は措置を行う者は 対象者がいる場所を管轄する都道府県知事等であって 対象者の住所がいずれの都道府県等の管轄区域に属するかを問わないこと 4 対象者への事後の通知感染症の症状が著しくあらわれている者について緊急に健康診断を行う必要がある場合等差し迫った必要がある場合には 健康診断の勧告又は措置を行う理由等規則第 10 条に規定する事項を記載した書面を交付しないことは差し支えないこと この場合においても 勧告又は措置を行う際に 対象者に当該通知事項について口頭により説明するよう努めるとともに 勧告又は措置の後相当の期間内に 当該通知事項を記載した書面を交付しなければならないこと 5 健康診断後の対応健康診断の結果 法に基づく入院の対象となる者が発見された場合には 速やかに第 5に定める手続に移行すること 6 法第 15 条の3に基づく検体採取と法第 17 条に基づく健康診断にかかる検体採取積極的疫学調査及び健康診断にかかる検体採取は いずれも感染症のまん延防止を目的としたものであること ただし 積極的疫学調査にかかる検体採取は 近年 病原体の遺伝子解析技術等が飛躍的に進歩した中で 特に 一類感染症 二類感染症 新型インフルエンザ等感染症 指定感染症及び新感染症といった国民の健康に重大な影響を及ぼす感染症について 検体等を確保し 精度の高い検査を実施することにより 感染症の発生状況を正確に把握 確認するとともに 感染症の特徴に応じた対策を迅速に講ずることを目的としており 法的に位置付けているものであること 一方 健康診断にかかる検体採取は 病原体保有者を把握し 入院措置や就業制限

等へつなげることによる適切な医療の提供を目的として行われるものであること 第 4 就業制限に関する事項 1 基本的な考え方就業制限は 感染症の病原体を保有している者が特定の職業への就業を通じて当該感染症を他人にまん延させるおそれがあるため 当該者に対して就業をしないよう通知するものであり 都道府県等は 感染症の診査に関する協議会 ( 以下 協議会 という ) の意見を聴いて 特定の職業への就業を通じたまん延のおそれの有無に照らして 通知を行う対象者を客観的に判断することが重要であること また 就業制限については その対象者の自覚に基づく自発的な休暇 就業制限の対象以外の業務に一時的に従事すること等により対応することが基本であり 都道府県等は 対象者その他の関係者に対し このことの周知等を行うことが重要であること 2 対象者への周知法第 12 条第 1 項の届出を受けた都道府県知事等は 協議会の意見を聴いて 速やかに一類感染症の患者 二類感染症又は三類感染症の患者又は無症状病原体保有者に対して就業制限の通知をすること 緊急を要する場合で あらかじめ 協議会の意見を聴くいとまがないときは その通知をした内容について事後に報告しなければならないこと 対象者がその管轄する区域外に居住する者である場合には その者の居住地 ( 住民票の住所地に限られない 以下同じ ) を管轄する都道府県知事等に照会する等 対象者の居所を的確に把握し 就業制限の通知が確実に行われるようにすること 通知を行うべき対象者が 感染症指定医療機関に入院する等の理由により 事実上業務に従事することが困難な場合や 3の就業制限対象職種に現に従事していない場合であっても 必ず通知を行うこと 3 就業制限対象職種就業制限の対象となる職種は 以下のとおりとすること (1) エボラ出血熱 クリミア コンゴ出血熱 南米出血熱 マールブルグ病及びラッサ熱について 飲食物の製造 販売 調製又は取扱いの際に飲食物に直接接触する業務及び他者の身体に直接接触する業務 (2) 結核について 接客業その他の多数の者に相対して接触する業務 (3) ジフテリア 重症急性呼吸器症候群 ( 病原体がベータコロナウイルス属 SARS コロナウイルスであるものに限る 以下単に 重症急性呼吸器症候群 という ) 新型インフルエンザ等感染症 中東呼吸器症候群 ( 病原体がベータコロナウイルス属 MERS コロナウイルスであるものに限る 以下単に 中東呼吸器症候群 という ) 痘そ

う 特定鳥インフルエンザ ( 法第 6 条第 3 項第 6 号に掲げるものをいう 以下同じ ) 及びペストについて 飲食物の製造 販売 調製又は取扱いの際に飲食物に直接接触する業務及び接客業その他の多数の者に相対して接触する業務 (4) その他の感染症について 飲食物の製造 販売 調製又は取扱いの際に飲食物に直接接触する業務 4 就業制限の期間就業制限の期間は 以下のとおりとし 当該期間を経過しているかどうかの確認のため 法第 18 条第 3 項の規定による確認請求ができることの周知を図ること (1) 結核 重症急性呼吸器症候群 中東呼吸器症候群及び特定鳥インフルエンザについて その病原体を保有しなくなるまでの期間又はその症状が消失するまでの期間 (2) その他の感染症について その病原体を保有しなくなるまでの期間 5 就業制限の通知時の協議会への諮問 (1) 都道府県知事等が法第 18 条第 1 項の規定による就業制限の通知について意見を聴く協議会は 診査の対象となる者の居住地を管轄する保健所に置かれたものであること 都道府県知事等は 意見を聴く際には 法第 12 条第 1 項の規定による届出の内容に関して記録した書類を含めて必要な書類を協議会に提出すること (2) 協議会は 通知の要否を診査し その結果を法第 12 条第 1 項の届出を受けた都道府県知事等に連絡すること (3) 連絡を受けた都道府県知事等は 通知が必要な者について 速やかに法第 18 条第 1 項の規定による就業制限の通知を行うこと なお 対象者がその管轄する区域外に居住する者である場合には 居住地を管轄する保健所に置かれた協議会への諮問の手続について事前に都道府県等間で協定を締結する等 法第 18 条第 1 項の規定による就業制限の通知に支障を来すことのないようにすること 6 就業制限の通知時の協議会への報告都道府県知事等が法第 18 条第 6 項の規定により報告する際には 次に掲げるものを含めて必要な書類を5の協議会に提出すること ア報告の対象となる者に対する就業制限を行う旨の通知の写しイ法第 12 条第 1 項の規定による届出の内容に関して記録した書類 7 就業制限の終了の確認対象者又はその保護者が法第 18 条第 3 項の規定による確認請求を行った場合には 都道府県知事等は当該対象者が病原体を保有しているかどうかの確認を速やかに行うこと 第 5 法第 19 条の規定による入院に関する事項 1 基本的な考え方

都道府県知事等が入院の勧告を行うに際しては 都道府県等の職員から対象者に対して 入院の理由 法第 22 条第 3 項の規定による退院請求 審査請求に関すること等規則第 13 条に規定する事項を通知するほか 措置に当たっては行政不服審査法第 82 条に基づく教示を行う等 十分な説明を行い 対象者の理解を得るよう努めることが重要であること また 入院の勧告又は措置を行った都道府県知事等は その旨を遅滞なく協議会に報告することにより 入院の勧告又は措置の適正な実施を確保することが重要であること 2 法第 19 条の規定による入院の勧告等を行う者 (1) 結核患者以外の患者に係る入院入院の勧告又は措置を行う者は 勧告又は措置を行う際に入院の対象者が現にいる場所を管轄する都道府県知事等であること 都道府県知事等は 対象者の自宅 職場等に連絡する等早期に対象者の居所を把握し 対象者が所轄区域外にいるときは 対象者がいる場所を管轄する都道府県知事等に対して 対象者へ入院の勧告又は措置を行うべき旨を通報すること (2) 結核患者に係る入院結核患者に係る入院の勧告又は措置を行う者は 対象者の居住地を管轄する都道府県知事等であること 3 法第 19 条第 5 項に規定する緊急その他やむを得ない理由があるときの対応感染症指定医療機関への入院を必要とする感染症が大量に発生した場合や重篤な合併症を有する患者であること等の理由により感染症指定医療機関に入院させることが適当でない場合は 感染症指定医療機関以外の病院又は診療所であって 都道府県知事等が適当と認めるものへの入院の勧告又は措置を行っても差し支えないこと 4 入院の期間の始期入院の期間は 法第 19 条第 1 項又は第 3 項の規定により対象者が入院をした時点から起算するものであって その時点が夜間又は休日等であることにより扱いが異なるものではないこと 5 法第 19 条の規定による入院の勧告等の際の協議会への報告 (1) 結核患者以外の患者に係る入院都道府県知事等が法第 19 条第 1 項又は第 3 項の規定による入院の勧告又は措置の実施について報告する協議会は 報告の対象となる者が入院している病院又は診療所の所在地を管轄する保健所に置かれたものであること 都道府県知事等は 報告する際には 報告の対象となる者に対する入院の勧告又は措置を行う旨の通知の写しを含めて必要な書類を協議会に提出すること なお 報告する協議会の置かれている保健所が 入院の勧告又は措置を行う都道府県等の所轄区域外にある場合には 前記の手続について事前に都道府県等間で協

定を締結する等 報告に支障を来すことのないようにすること (2) 結核患者に係る入院都道府県知事等が法第 19 条第 1 項又は第 3 項の規定による結核患者に係る入院の勧告又は措置の実施について報告する協議会は 報告の対象となる者の居住地を管轄する保健所に置かれたものであること 協議会への書類の提出については (1) と同様であること 6 退院都道府県知事等は 入院の期間が満了した対象者に対して 第 20 条の規定による入院の勧告がなされない場合には 速やかに当該対象者を退院させること また 都道府県知事等は 入院の期間中においても 対象者が一類感染症若しくは新型インフルエンザ等感染症の病原体を保有していないこと又は二類感染症の病原体を保有していないこと若しくは当該感染症の症状が消失したことの確認がなされたときは 速やかに対象者を退院させること 入院の対象者又はその保護者が法第 22 条第 3 項の規定による退院請求を行った場合には 都道府県知事等は 前記の確認を速やかに行うこと 第 6 法第 20 条の規定による入院に関する事項 1 基本的な考え方都道府県知事等が入院の勧告を行うに際しては 都道府県等の職員から対象者に対して 入院の理由 法第 22 条第 3 項の規定による退院請求 審査請求に関すること等規則第 13 条に規定する事項を通知するほか 措置に当たっては行政不服審査法第 82 条に基づく教示を行う等 十分な説明を行い 対象者の理解を得るよう努めることが重要であること また 入院の勧告を行うに際しては 都道府県等の職員から対象者に対して意見を述べる機会を与えることにより 入院の勧告の適正な実施を確保することが重要であること 2 法第 20 条の規定による入院の勧告等を行う者入院の勧告又は措置を行う者は 第 19 条の規定による入院の勧告又は措置を行った都道府県知事等であること この場合 対象者の入院している医療機関がいずれの都道府県等の管轄区域にあるかを問わないこと 3 入院勧告時の協議会への諮問 (1) 結核患者以外の患者に係る入院ア都道府県知事等が法第 20 条の規定による入院の要否について意見を聴く協議会は 診査の対象となる者が入院している医療機関の所在地を管轄する保健所に置かれたものであること 都道府県知事等は 意見を聴く際には 次に掲げるものを含めて必要な書類を協議会に提出すること

1 診査の対象となる者に対する入院の勧告又は措置を行う旨の通知の写し 2 診査の対象となる者の病原体の保有又は症状の有無に関して記録した書類 3 法第 20 条第 6 項の規定による患者又はその保護者からの意見の聴取の結果に関して記録した書類イ協議会は 入院の要否を診査し その結果を2の都道府県知事等に連絡すること ウ連絡を受けた都道府県知事等は その内容を踏まえて 法第 19 条の入院の期間の満了後速やかに勧告を行い又は退院させること なお 診査を行う協議会の置かれている保健所が 入院の勧告又は措置を行う都道府県等の所轄区域外にある場合は 前記のアからウまでの手続について事前に都道府県等間で協定を締結する等 法第 20 条第 1 項の規定による入院の勧告又は措置に支障を来すことのないようにすること (2) 結核患者に係る入院都道府県知事等が法第 20 条の規定による結核患者に係る入院の要否について意見を聴く協議会は 診査の対象となる者の居住地を管轄する保健所に置かれたものであること 協議会への書類の提出については (1) と同様であること 4 入院の期間の始期入院の期間は 法第 19 条の入院の期間が満了した時点から起算するものであって その時点が夜間又は休日等であることにより扱いが異なるものではないこと 5 入院延長時の協議会への諮問 (1) 結核患者以外の患者に係る入院ア都道府県知事等が法第 20 条第 4 項の規定による入院延長の要否について意見を聴く協議会は 診査の対象となる者が入院している医療機関の所在地を管轄する保健所に置かれたものであること 都道府県知事等は 意見を聴く際には 3(1) アに準じて必要な書類を協議会に提出すること イ協議会は 入院延長の要否を診査し その結果を2の都道府県知事等に連絡すること ウ連絡を受けた都道府県知事等は その内容を踏まえて 法第 20 条第 4 項の規定による入院延長を必要とする患者又はその保護者及び当該者が入院する医療機関に対して その旨連絡すること また 延長を必要としない者については 入院の期間の満了後速やかに退院させること なお 診査を行う協議会の置かれている保健所が 入院延長を行う都道府県等の所轄区域外にある場合は 前記のアからウまでの手続について事前に都道府県等間で協定を締結する等 法第 20 条第 4 項の規定による入院延長に支障を来すことのないようにすること (2) 結核患者に係る入院

都道府県知事等が法第 20 条 4 項の規定による結核患者に係る入院延長の要否について意見を聴く協議会は 診査の対象となる者の居住地を管轄する保健所に置かれたものであること 協議会への書類の提出については (1) と同様であること 6 その他第 20 条の規定による入院に関する緊急時の対応 退院については 第 5に準ずるものとすること 第 7 その他第 2から第 6までの規定により都道府県知事等が行う勧告 命令 措置等の事務については 当該事務の処理の迅速化を図る観点から 保健所長に権限を委任し又は代決させることは差し支えないこと