令和元年度 ~ 令和 4 年度和歌山県工業技術センター警備業務委託仕様書 この業務は 和歌山県工業技術センター庁舎内の施設を保全するため 警備業務を実施するものであるなお 本仕様書で甲とは和歌山県をいい 乙とは受託業者をいう 業務場所庁舎名所在地和歌山県工業技術センター和歌山市小倉 60 番地 1 警備方法 (1) 警備方法は 機械警備システムによるものとする 警備対象区域は 和歌山県工業技術センター庁舎内とする ( 別紙配置図面参照 ) (2) 機械警備に係る留意事項は以下のとおりとする ( ア ) 機械警備システムとは 異常感知装置 自動通報装置及び警備員による対応を組合わせた警備活動とする ( イ ) 警備用装置類は 発生した異常事態を乙が設ける管制本部 ( 以下 管制本部 という ) に自動的通報する機能を有するものとする ( ウ ) 警備装置機器の設置及び撤去に係る費用は乙の負担とする ( エ ) 警備装置機器の通信に係る回線は乙所有のものとし この通信に係る経費は乙の負担とする ( オ ) 上記回線が断線した場合でも 乙が 管制本部 において検知できる仕様を付加し これに係る経費は乙の負担とする (3) 警備員は 制服 制帽を着用し 身分証明書を常時携帯する (4) 乙は 契約後速やかにセンター庁舎内の警備実施マニュアル及び警備装置機器の配置図面を作成し 甲に提出しなければならない また 委託業務開始後であっても 甲乙協議により警備装置機器の配置が不十分であると認めたときは 乙は新たに警備装置機器を付加する等の装置を講じなければならない この場合 生じた費用は乙の負担とする (5) 警備実施については 下請業者による業務は認めない 2 業務内容業務内容については 次のとおりとする (1) 警備任務 ( ア ) 不審者 不法行為者の早期発見と措置 ( イ ) 警備対象物件の異常発見 通報及び緊急措置 ( ウ ) 火災の早期発見と初期消火の対処 ( エ ) 盗難の早期発見と阻止 ( オ ) 警備対象物件からのガス異常時のガス供給会社への通報及び出勤要請 ( カ ) 警報機器類の正常動作確認 監視及び異常発報時の装置 ( キ ) 機械警備システム用に警備対象物件に設置された異常感知装置及び自動通報装置の点検操作 ( ク ) その他不測事態の防止と阻止 3 警備仕様 (1) 警報機器の設置については 1 警備方法 2 業務内容を的確に行える機器を乙の負担にて設置するものとする 防犯については 10 警備区域に分割して管理できる計画とする
本館 1 階 1 箇所及び本館 2 階 1 箇所の計 2 箇所については甲で設置済みの電気錠を制御するものとし 研究交流棟については 1 階 2 箇所に電気錠を設置し制御するものとする また オープンラボ棟 1 階 2 箇所に電気錠を乙にて設置し 制御するものとする なお 10 箇所の警備区域は以下のとおり 1 本館 1 階 2 階 3 階 2 研究交流棟 1 階外部 3 研究交流棟 1 階電子顕微鏡室 物理測定室 精密測定室 4 研究交流棟 2 階 5 研究交流棟 3 階 6 研究交流棟 4 階 7 研究交流棟 5 階 8 研究交流棟 6 階 9 本館及び研究交流棟共有部分 (1 から 8 以外 ) 10 オープンラボ棟 1 階 2 階 (2) 機械警備の操作に使用するカードもしくは鍵等は 3(1) 記載の警備区域毎に以下の枚数を乙の費用にて甲に貸与するものとする また 本館及び研究交流棟には各警備区域の甲の鍵を保管し カードもしくは鍵等にて個別管理可能な鍵収納ボックスを乙にて設置するものとする (1)1~8 の警備区域までの 8 箇所の区域毎に 3 枚以上のカードもしくは鍵等を発行すること また 9 警備区域については 100 枚以上のカードもしくは鍵等を発行するとともに 機械警備の区域解除が可能なものとすること なお 10 警備区域については 75 枚のカードもしくは鍵等を発行するものとする (3) カードもしくは鍵等は容易に複製出来ないものとし 万一紛失等があった場合は カードもしくは鍵等毎に操作を不能とできる機能を有するものとする また 操作年月日 時間 カード ( 鍵等 ) 番号が履歴として確認できる機能を有するものとし その履歴については甲の要請に応じて随時提出できるものとする (4) 自動通報装置は 停電時においてもバックアップ機能を有するものとする (5) 研究交流棟 1 階の外部からの出入口 2 箇所については 乙において電気錠を設置し 出入口の屋外に設置の機器によりキー操作等で開錠できるものとする そのうち 甲が指定する出入口 1 箇所については 施設の最終扉として管理し 登退庁管理を行うものとする (6) 研究交流棟と本館間の扉は甲により設置済の電気錠 ( 扉内 ) に結線し 扉横に機器を設置し キー操作等により開錠できるものとする (7) 火災監視については 本館 1 階の甲のガス警報盤から移報するものとし 監視は終日とする 4 業務期間令和元年 9 月 1 日から令和 4 年 3 月 31 日までとする ただし 令和 2 年度以降において甲の歳入歳出予算の金額について 減額又は削減があった場合は 甲はこの契約を解除することができる 5 業務実施時間等 24 時間機械警備とする ただし 庁舎の運営上の都合により甲が必要と認める場合は 甲乙協議のうえ 機械警備を解除するときがある
( なお 警備区域の防犯監視については 甲からの警報装置作動開始の信号を受けた時に始まり 甲からの警報装置作動解除の信号を受けたときに終わる間の時間とする ) 6 異常発生時の装置 (1) 管制本部において 警備対象物権に異常事態が発生したことを受信したときは 警備員が発生から 25 分以内に現場に急行させ 異常事態を確認するとともに 事態の拡大防止にあたることとする (2) 管制本部では 異常事態の確認の結果必要であると認めたときは あらかじめ届出を受けた甲の責任者へ電話にて緊急連絡するとともに 必要に応じて所轄消防署並びに警察署等関係機関に通報することとする (3) 警備対象物件に到着した乙の警備員は 管制本部の指示に基づき異常事態に的確に対処し 警備目的を達成することとする (4) 警備対象物件に到着した乙の警備員は 異常事態確認後 その拡大防止装置をとり 乙の管制本部にその状況を報告することとする (5) 乙は警備対象物件の異常対処の内容について速やかに甲に報告書を提出することとする 7 報告乙は 機械警備報告書の警備内容を記録し 当該月分の 機械警備報告書 を翌月 10 日までに和歌山県工業技術センター所長へ提出する 8 損害賠償等乙は警報装置が正常に作動しなかった場合等 乙の責めに帰すべき事由により甲に損害が生じた場合は 次の限度額により甲に損害の賠償を行うものとする (1) 対人賠償 1 事故につき 10 億円 (2) 対物賠償 1 事故につき 10 億円 (3) 対人対物合算の限度額 1 事故につき 10 億円 9 待機所和歌山県公安委員会に届け出をしている警備員の待機所の所在を明示する 10 その他この警備仕様書に定めのない実施上の事項については その都度甲乙協議して取り決めをするものとする
和歌山県工業技術センター配置図 警備エリア 機械室棟 排水処理棟 合併処理槽 本館 研究交流棟 オープンラボ棟 車庫 本館 研究交流棟 オープンラボ棟 構造 鉄骨鉄筋コンクリート 構造 鉄骨鉄筋コンクリート 構造 鉄骨 階数 3 階建て 階数 7 階建て 階数 2 階建て 延床面積 ( m2 ) 2,348.89 延床面積 ( m2 ) 4,609.02 延床面積 ( m2 ) 2,518.02
質問内容 現行の業者名及び税抜き月額をご教示願います 回答 業者名 : セコム株式会社 税抜き月額 :76,191 円