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Transcription:

7-1- 基 RDB に関する基礎知識 1

7-1.RDB に関する知識 OSS のデータストアとしてのデータベースの機能と役割に関して 実際の開発 運用の際に必要な管理知識 手法の種類と特徴 内容を Ⅰ. 概要理解し SQL やトランザクションなどデータベースを設計 活用するために必要なノウハウを学ぶ Ⅱ. 対象専門分野職種共通本カリキュラムの基本的なデータベース コンピュータシステム基礎 Ⅲ. 受講対象者 (ITSS レベル1 程度 ) を習得 経験しているレベルの知識を有するこ受講前提と データベースシステムをオープンソース基盤に適用する際に必要となる基本的な知識を習得し 効果的なデータベース構築を行うことができる Ⅳ. 学習目標 RDBMS の特徴 機能とそのメリットを理解する RDBMS のデータ構造の設計手順を理解する SQL の仕様とそのプログラミング方法を理解する (1) MySQL 徹底入門第 2 版 Ⅴ. 使用教科書 日本 MySQL ユーザー会著 翔泳社刊教材等 Ⅵ. 習得スキルの評価方法 Ⅶ. カリキュラムの構成 カリキュラム中で使用されるキーワードの意味を問う試験問題 20 問に解答し 80% の正答率をもって合格とする レベル 1 第 1 回 ~ 第 10 回レベル 2 第 1 回 ~ 第 8 回 2

講座内容 第 1 回データベースの基礎理論 ( 講義 90 分 ) RDBMS の基本手順 データベースアクセスの方法論やデータベース適用方法 設計上の特性を学ぶ (1) データベースとは 1 データベースを使用した場合のメリット 2 アプリケーションの保守上のメリット 3 データ一元管理 複数プログラムからの同時処理 整合性の確保 4 データの機密保持 (2) 情報システムにおける関係データベースの役割とメリット 1 DBMS とは何か 2 データベースアクセスの方法 (SQL の仕様 ) 3 データベース設計の基本手順 (3) データベースの仕組みと構造 1 物理構造 2 ディスク上の配置 3

第 2 回 RDBMS の基本知識 ( 講義 + ワークショップ 120 分 ) RDBMS の機能と特徴 その使用方法を理解する アプリケーションと OS RDBMS の関係を理解する (1) RDBMS とは 1 データベース管理システムが果たすべき機能 2 データベースシステムの構成 3 データモデル 4 データベース言語 5 ファイル構成 データファイル データ辞書 (Data Dictionary) ログファイル (2) RDBMS の機能 1 データの独立性 2 障害回復 3 データベース言語機能 データベース定義言語 (Data Definition Language:DDL) データベース操作言語 (Data Manipulation Language:DML) 4

第 3 回 SQL によるデータベースアクセス ( 講義 90 分 ) 関係データベースアクセス技術である SQL の構造 原理 動作仕様 種類と特徴を理解する オープン ソースデータベースの MySQL を用いて SQL を使用して演習を行う (1) リレーショナルデータベースと SQL 1 表の構造とアクセスパターン 2 SQL の標準化 (2) 表の作成 1 表の作成 2 列のデータ型 3 NULL の扱い 4 主キーと外部キーの指定 PRIMARY KEY( 列名, 列名, ) FOREIGN KEY ( 列名 ) REFERENCES 参照先表名 ({ 参照先列名 }) (3) 問合せ処理 1 検索 照会 2 SELECT 句に書けるもの 3 データの処理 式 数値操作関数 (ABS COS TAN EXP SQRT など ) 文字列操作関数 (LOWER UPPER SUBSTR LTRIM など ) 日付操作関数 4 WHERE 句 演算の種類 ORDER BY 句 GROUP BY 句と集合関数 集合関数 (4) 複雑な検索 照会 (5) 表の結合 ( ジョイン ) 1 アウタージョイン ( 外部結合 ) LEFT OUTER JOIN RIGHT OUTER JOIN FULL OUTER JOIN 2 セルフジョイン ( 自己結合 ) 3 サブクエリ ( 副問合せ ) (6) テーブルの更新 5

1 データの追加 2 データの更新 3 データの削除 6

第 4 回 SQL 実践ワークショップ (1)( ワークショップ 90 分 ) 関係データベースアクセス技術である SQL を実践するため オープンソースデータベースを用いて SQL の演習を行う 第 3 回で学んだ SQL 文を実際のアプリケーションテーブルを用いた実践的なワークショップで習得する (1) DDL 系 1 テーブルの作成 2 主キーと外部キーの設定 3 データの挿入 4 COMMIT と ROLLBACK 5 インデックスの作成 (2) DML 系 1 検索の基本 射影 選択 表の結合 2 検索の基本 文字列部分検索 NULL の扱い JOIN の応用 3 副問合せ (3) 整合性の実装 1 主キー制約 2 チェック制約 3 参照整合性制約 ( 外部キー制約 ) (4) セキュリティ 1 ロールの実装 2 ビューの作成と検索 更新 7

第 5 回集合演算の概念 ( 講義 90 分 ) SQL を使う上で必要となる集合演算の概念について理解する (1) SQL と関係代数 (2) リレーショナルデータモデルの演算 1 通常の集合演算 和 (Union) 積 (Intersection) 差 (Difference) 直積 (Cartesian product) 2 関係代数独自の演算 射影 (Projection) 結合 (Join) 選択 (Selection) または制限 (Restriction) 商 (Division) 8

第 6 回トランザクションの基本概念 ( 講義 90 分 ) データベースの特性およびデータベース設計に不可欠なトランザクションの概念と特徴について理解す る (3) トランザクションとは 1 トランザクションが持っていなければならない性質 2 ACID 属性 原子性 一貫性 独立性 耐久性 3 同時実行制御 4 障害回復 5 複数トランザクションが存在するときに起こり得る問題 : 二重更新 (4) 排他制御とロック 1 ロックの種類と特徴 共有ロック (Shared) 排他ロック (Exclusive) デッドロック 2 相ロック方式 2 隔離性のレベル 隔離性のレベルにより起こる可能性のある現象 ダーティリード ノンリピータブルリード ファントムリード READ UNCOMMITTED READ COMMITTED REPEATABLE READ SERIALIZABLE 9

第 7 回データベースの構成要素 ( 講義 90 分 ) 関係データベースの構成要素である表 行 カラムなどの意味を理解し それらの間の整合性を保持する 方法や条件などを理解する (1) データベースの構成要素 1 リレーション 2 複数の属性 (attribute) 3 タプル (tuple) 4 リレーションスキーマ 候補キーと主キー 主キーの条件 複数の属性からなる主キー 外部キー (2) 参照整合性 1 参照制約の種類と特徴 RESTRICTION(NO ACTION) SET NULL SET DEFAULT CASCADE 10

第 8 回 DOA の内容概要 ( 講義 90 分 ) データ中心分析の意義 目的 内容を理解する 従来のプロセス中心アプローチとの違い メリットを理解 する (1) DOA(Data Oriented Approach) 1 従来の開発手法 : プロセス中心 2 プロセス中心の問題点 3 データ中心アプローチ データの不変性 安定性 企業の持っているデータ資源 ( 情報資源 ) の洗い出しと配置 業務データの洗い出し (2) データモデル 1 データモデルのレベル 概念データモデル 論理データモデル 物理データモデル 2 3 層スキーマ 概念スキーマ (conceptual schema) 外部スキーマ (external schema) 内部スキーマ (internal schema) 11

第 9 回データベース設計の基本理論 ( 講義 + ワークショップ 90 分 ) 企業ビジネスデータを RDB で管理する場合の設計方法とその手順を理解する その手法として特に正規化について その方法やメリット / デメリットを理解する (1) データベースの設計手順 1 業務分析 2 概念設計 3 論理設計 4 非機能要件の分析 性能要件 リカバリ要件 動作環境 5 物理設計 (2) 分析の進め方 1 トップダウンアプローチ (top-down) 2 ボトムアップアプローチ (bottom-up) 3 それぞれのアプローチの特徴 12

第 10 回データベース設計の基本演習 ( 講義 90 分 ) 第 9 回で作成した情報を基に 実際のデータベースを設定することで データベース設計の理解を深め る (1) テーブルの作成 1 主キー 外部キー 2 結合 3 インデックス (2) テストデータの入力 1 SQL による入力 2 GUI による入力 (3) データに対するクエリ 1 集合演算を利用したクエリ 2 ODBC/JDBC 経由のクエリ 3 OR マッパー経由のクエリ 以上 13