Wonder Japan Forum 2020 年 観光を通じた日本の変革 平成 26 年 5 月 27 日 国土交通省観光庁
2013 年及び 2014 年 4 月までの訪日外国人旅行者数 訪日外国人旅行者の割合 ( 国 地域別 2013 年推計値 ) 万人 訪日外国人旅行者数の推移 1000 万人達成 VJ 開始 4 月 :123.2 万人 (33.4% 増 ) 3 月 :105.1 万人 (22.6% 増 ) 2 月 :88.0 万人 (20.6% 増 ) 1 月 :94.4 万人 (41.2% 増 ) ( ) 内は 訪日外国人旅行者数全体に対するシェア その他には アジア 欧州等各地域の国であっても記載のない国 地域が含まれる 日本政府観光局 (JNTO) 資料 韓国観光公社ホームページ ( 注 ) 2014 年 1~2 月の値は暫定値 2014 年 3~4 月の値は推計値 % は対前年 (2013 年 ) 同月比 -1-
観光立国へは道半ば 2012 年の日本への外国人旅行者受入数は約 836 万人であり 世界で 33 位 アジアで 8 位となっ ている 1 位フランス (France) 83,018 米国 (USA) (U.S.A.) 66,969 中国 (China) 57,725 スペイン (Spain) 57,701 イタリア (Italy) 46,360 5 位トルコ (Turkey) 35,698 ドイツ (Germany) 30,408 英国 (U.K.) 29,282 ロシア (Russia) 25,736 マレーシア (Malaysia) 25,033 10 位オーストリア (Austria) 24,151 香港 (Hong Kong) 23,770 メキシコ (Mexico) 23,113 ウクライナ (Ukraine) 23,013 タイ (Thailand) 22,354 15 位カナダ (Canada) 16,311 ギリシャ (Greece) 15,518 ポーランド (Poland) 14,840 サウジアラビア (Saudi 13,664 マカオ (Macau) 13,577 20 位オランダ (Netherlands) 11,680 エジプト (Egypt) 11,196196 注 1: 本表の数値は 2013 年 6 月時点の暫定値である 韓国 (South Korea) 11,140 注 2: スウェーデン シンガポール アイルランド デンマークは 2012 年の数値が不明であるため 2011 年の数値をスウェーデン (Sweden) (10,784) 採用した シンガポール (Singapore) (10,390) 注 3: アラブ首長国連邦は 連邦を構成するドバイ首長国のみの数値が判明しているため その数値を採用した 25 位クロアチア (Croatia) 10,369 注 4: 本表で採用した数値は 韓国 日本 ベトナムを除き 原則的に1 泊以上した外国人訪問者数である ハンガリー (Hungary) 10,353 注 5: 外国人訪問者数は 数値が追って新たに発表されたり さかのぼって更新されることがあるため 数値のモロッコ (Morocco) 9,375 採用時期によって そのつど順位が変わり得る 南アフリカ共和国 (South 9,188 注 6: 同一国において 外国人訪問者数が異なる統計基準に基づいて算出されている場合があるため 比較するアラブ首長国連邦 (U.A.E.) 8,977 際には注意を要する 30 位チェコ (Czech Republic) 8,908 スイス (Switzerland) 8,566 Source: UNWTO and National Tourism Offices Compilation: Japan National Tourism Organization (JNTO) 日本 (Japan) 8,358 インドネシア (Indonesia) 8,044 ポルトガル (Portugal) 7,696 35 位アイルランド (Ireland) (7,630) 日本は世界で33 位 アジアで8 位 ベルギー (Belgium) 7,505 デンマーク (Denmark) (7,363) 台湾 (Taiwan) 7,311 6,848 40 位ベトナム (Vietnam) 0 10,000 20,000 30,000 40,000 50,000 60,000 70,000 80,000 90,000 ( 千人 ) -2-
人口減少 少子高齢化の進展 今後 人口減少が進み 2047 年には 1 億人程度となる見通し 少子高齢化が急速に進行しており 2060 年には総人口の約 40% が 65 歳以上になる見通し それにより 生産年齢人口は現在の 2060 年には現在の半分近くまで減少 ( 人口 : 千人 ) 140,000 120,000 100,000 15 歳未満人口 15 歳以上 64 歳以下人口 ( 生産年齢人口 ) 65 歳以上人口 総人口約 1.28 億人 65 歳以上割合約 23% 総人口 (2047 年 ) 約 1 億人 総人口約 8700 万人 80,000 60,000 000 生産年齢人口約 8200 万人 65 歳以上割合約 40% 40,000 20,000 生産年齢人口約 4400 万人 0 2010 2011 2012 2013 2014 2015 2016 2017 2018 2019 2020 2021 2022 2023 2024 2025 2026 2027 2028 2029 2030 2031 2032 2033 2034 2035 2036 2037 2038 2039 2040 2041 2042 2043 2044 2045 2046 2047 2048 2049 2050 2051 2052 2053 2054 2055 2056 2057 2058 2059 2060 ( 国立社会保障 人口問題研究所 日本の将来推計人口 ( 中位推計 )) ( 年 ) 2010 2060-3-
2000 万人は 高み <1 需要面 > 2600 2400 2200 2000 訪日外国人旅行者数 2020 年 1800 約 1500 万人 1600 1400 1200 1000 800 600 400 200 0 521 835 835 861 836 614 673 733 679 622 1036 5.7% の伸び率 4.2% の伸び率 2027 年約 2000 万人 平成 15 年平成 16 年平成 17 年平成 18 年平成 19 年平成 20 年平成 21 年平成 22 年平成 23 年平成 24 年平成 25 年平成 26 年平成 27 年平成 28 年平成 29 年平成 30 年平成 31 年平成 32 年平成 33 年平成 34 年平成 35 年平成 36 年平成 37 年平成 38 年平成 39 年平成 40 年平成 41 年平成 42 年 (2003 年 ) (2004 年 ) (2005 年 ) (2006 年 ) (2007 年 ) (2008 年 ) (2009 年 )(2010 年 ) (2011 年 ) (2012 年 ) (2013 年 ) (2014 年 ) (2015 年 )(2016 年 )(2017 年 ) (2018 年 ) (2019 年 ) (2020 年 ) (2021 年 ) (2022 年 )(2023 年 ) (2024 年 ) (2025 年 ) (2026 年 ) (2027 年 ) (2028 年 ) (2029 年 )(2030 年 ) 国連世界観光機関 (UNWTO) 予測による 北東アジアの国際観光客到着数の年平均伸び率 2010 年 -2020 年 5.7% 2020 年 -2030 年 4.2% -4-
2000 万人は 高み <2 空 の問題点 > 訪日外国人の出入国 ( 空路 ) の約 54.7% が首都圏空港 ( 成田 羽田 ) に集中している 外国人の空港利用状況 (2012 年 ) 首都圏空港 ( 羽田 成田 ) の年間発着枠の増加について 新千歳 4.5% 那覇 2.7% その他 5.3% 中部 5.4% 福岡 6.6% 成田 710 万人 (41.6%) 関西 356 万人 (20.9%) 羽田 223 万人 (13.1%) 法務省出入国管理統計港別出入国者 (2012 年 ) -5-
2000 万人は 高み <3 海 の問題点 > アジア地域で急速に高まるクルーズ需要に対応しズ需要に対応し 韓国などの近隣諸国は 国家戦略としてクル国家戦略としてクルーズの振興に取り組んでいる 大型クルーズ船の寄港による経済波及効果は一寄港あたり数億円とも試算される中で クルーズの振興を通じて 観光立国の実現 雇用と所得の創出に資するため 外航クルーズ船の寄港増や大型化に対応するソフト ハード面での環境を整えていく 万人 2,500 2,000 1,500 1,000 500 0 北米 南米 欧州 豪州 アジア 463 世界のクルーズ人口の推移 10 年前の約 2 倍 1,030 1,554 2,116 欧州 北米 1990 2000 2005 2010 出典 :2013 年海事レポート ( 国土交通省 ) より港湾局作成 300 アジア 250 200 150 100 全国レベルでの クルーズ振興 誘致 や 共通課題の解決 のための機能の強化 50 0 隻数 5 万トン以上 30% 全国の港湾管理者等 99 団体 (H26.1.1 現在 ) が参加する 全国クルーズ活性化会議 (H24.11.7 設立 ) の活動を支援 クルーズの振興を図るため 関係者の間で連携を図り 港湾局に設置した外国クルーズ船社に対応する ワンストップ窓口 (H25.6.3 設置 ) の周知を図る クルーズ船社に対するプロモーション活動の支援 国内外のクルーズ船の寄港地からアクセスできる国内観光情報を提国供するウェブサイト CRUISE PORT GUIDE OF JAPAN (H26.3 開設 ) の周知を図る 外航クルーズ船の我が国への寄港促進にむけたプロモーション活動を推進する 年 131 107 140 134 103 93 80 52 6 21 39 55 2000 2005 2010 2013 出典 : ロイズデータを元に国土技術政策総合研究所作成 大型化が進むクルーズ船 1 万 ~5 万トン 5 万 ~10 万トン 10 万トン ~ 飛鳥 Ⅱ 乗客定員 :872 人 Sun Princess 5 万トン以上乗客定員 :1,990 人 60% Voyager of the Seas 岸壁水深 10m 程度年乗客定員 :3,114 人 ( 例 ) 岸壁水深 9m 程度 岸壁水深 9m 程度 マスト高 45m <50,142 トン > 全長 241m マスト高 50m <77,441トン> 全長 261m マスト高 63m <137,276トン> 全長 311m 出典 : クルーズシップコレクション2010 2011( 海事プレス社 ) 船社代理店への聞き取り調査を基に国土交通省港湾局作成 クルーズ船による訪日外国人旅行者の受入環境の改善 外航クルーズ船の寄港増や大型化に対応するため 既存の港湾施設の利活用を図りつつ 必要な旅客船ターミナルの整備等 ハード面の機能を強化する クルーズ船による訪日外国人旅行者の利便性向上のため 港湾における多言語対応等の改善を推進する 撮影 : 平成 24 年 7 月 16 日 臨港道路若狭 1 号線 : 整備済み : 整備中 岸壁 (-9m) 港湾施設用地 那覇港の整備事例 臨港道路若狭 2 号線 -6-
2000 万人は 高み <4 需要の一極集中 > 延べ宿泊者数に占める日本人と外国人の割合 道府県別延べ宿泊者数 ( 平成 25 年暫定値 ) ( 億人泊 ) (%) 4.0 100.0 3.5 3.0 2.5 2.0 1.5 1.0 0.5 0.0 全国外国人 7.3 7.2 6.1 7.5 5.0 6.6 H19 H20 H21 H22 H23 H24 90.00 80.0 70.0 60.00 50.0 40.0 30.0 20.0 10.0 0.0 東京都 5,148 2,063 2,409 3,039 大阪府静岡県 2,030 1,979 沖縄県 1,876 1,695 1,852 神奈川県 1,462 福岡県 1,077 1,308 1,456 宮城県 1,017 三重県 982 965 栃木県広島県 775 847946 726 熊本県 717 703 山梨県 691 695 大分県 604 602 岩手県 570 537 岡山県 519 510 青森県 473 平成 25 年 ( 暫定値 ) 合計 4 億 5,605 万人泊 447 山口県 406 405 埼玉県 403 372 宮崎県 353 351 愛媛県 349 349 福井県 319 316 香川県 301 272 佐賀県 253 236 徳島県 200 0 1,000 2,000 3,000 4,000 5,000 6,000 都道府県別外国人延べ宿泊者数 ( 平成 25 年暫定値 ) 参考 平成 24 年の延べ宿泊者数に占める外国人の割合が多い 3 都府の状況 東京都大阪府京都府 (792 万人泊 ) 17.9 82.1 % (3,635 万人泊 ) (289 万人泊 ) 14 86% (1,776 万人泊 ) (165 万人泊 ) 11.4 88.6% (1,287 万人泊 ) 出典 : 観光庁宿泊旅行統計調査 ( 従業者数が 10 人以上の宿泊施設が対象 ) 日本人延べ宿泊者外国人延べ宿泊者 割合 東京都北海道千葉県愛知県福岡県長野県山梨県岐阜県広島県石川県和歌山県奈良県富山県三重県宮城県埼玉県茨城県岩手県青森県鳥取県福島県山形県福井県島根県 115 136 199 92106 49 53 54 35 37 40 41 43 48 10 11 12 13 13 13 17 18 18 2031 8 9910 6 88 5 566 3 445 2 233 266 305 431 平成 25 年 ( 暫定値 ) 合計 998 3,324 万人泊 0 200 400 600 800 1,000 1,200-7-
02年東パラ効果のオリラ大決定2020 年オリンピック パラリンピック東京大会等に向けた観光戦略 2013 年 2019 年 2020 年 2021 魅力ある観光地域づくりを促進し オリパラ等開催効果を地方に波及関年2京パ会0 オリパラ等開催国 日本 という国際的注目度を活かした訪日プロモシンラ オリパラ等開催国 日本 という国際的注目度を活かした訪日プロモーション 文化プログラムや聖火リレーの実施 事前合宿の日本各地への誘致 各種国際競技大会の日本各地への誘致2 オリパラ等開催決定を契機としたMICE 誘致のプロモーション強化 外国人受入環境の整備2多言語対応 無料 Wi-Fi 買い物環境( 免税店 クレジットカード ) 宿泊施設の充実 1多様化 情報提供 CIQの充実 ファーストレーンの設置 案内所 案内ガイドの充実等 2016 年 ワーグビーワールドカップ東京オリパラ大会開催マスーズゲムズ20019西ルドターオリ等持続2014 年 2015 年 2017 年 2018 年 テストイベント -8-
世界に通用する魅力ある観光地域づくり ゴールデンルート集中 オリパラ効果を日本全国津々浦々へ 観光資源の発掘 磨き上げ + 地域間の枠を超えた観光地の連携 + 二次交通整備 多様な観光ルート形成現状の主要なルート 首都圏空港から入国 ゴールデンルート中心の周遊 LCCをはじめとした 地方への国際路線の誘致 多様な魅力ある観光地域の形成 情報発信 地方 首都圏空港イン アウト + 周遊 首都圏空港から入国 地方の観光地域を周遊 首都圏空港から出国 首都圏空港イン + 地方アウト 首都圏空港から入国 地方の観光地域を周遊 地方空港から出国 東京 成田国際空港東京国際空港 地方イン + 地方アウト 地方空港から入国 地方の観光地域を周遊 地方空港から出国 関西国際空港 入国出国周遊 -9-
受入環境の改善 受入環境の整備に向けた取組 ( 例 ) - 外国人旅行者に安心して快適に日本を楽しんで頂くために- 1 多言語表示を統一的な視点で進めて行く 多言語ガイドラインの策定 普及 取組の外国人目線での点検 評価 2 ICT 技術を活用して移動 観光のためのスムーズな情報収集等を実現する 無料公衆無線 LAN 環境の整備の促進 観光アプリ等の開発 普及 機能向上 3 ICT 技術を活用して読む 書く 聞く 話すをサポートする 多言語翻訳 通訳アプリの開発 普及 機能向上 4 円滑な決済環境を整備する 海外発行クレジットカード対応の ATM の設置促進 海外情報発信 観光地等におけるクレジットカード等の決済インフラの普及 5 公共交通機関の利便性を向上する 交通系 IC カードの外国人旅行者への普及促進 タクシー レンタカー等の利用環境改善等 6 ムスリム旅行者の受入環境を整備する 食事や礼拝環境についての的確な情報発信の促進と海外への積極的な情報発信 -10-
ビザ要件の緩和 近隣諸国を中心に順次ビザ要件の緩和を実現ビザ要件緩和の効果 旅行者の国籍 地域 ビザの緩和内容 平成 25 年 7 月 タイ ビザ免除 平成 25 年 7 月 マレーシア ビザ免除 ( 人 ) 30 万 25 万 20 万 タイからの訪日旅行者数 対前年同期比 96% 増 ( 平成 25 年 7 月 ~12 月 ) 15 万約 13 万人 10 万 約 25 万人 平成 25 年 7 月インドネシア 数次ビザの滞在期間延長 (15 日 30 日 ) 平成 25 年 7 月 フィリピン 数次ビザ発給開始 平成 25 年 7 月 ベトナム 数次ビザ発給開始 平成 25 年 11 月カンボジア 数次ビザ発給開始 平成 25 年 11 月 ラオス 数次ビザ発給開始 5 万 0 ( 人 ) 12 万 10 万 8 万 6 万 平成 24 年 (7 月 ~12 月 ) マレーシアからの訪日旅行者数 対前年同期比 53% 増 ( 平成 25 年 7 月 ~12 月 ) 約 7 万人 平成 25 年 (7 月 ~12 月 ) 約 11 万人 平成 26 年 1 月ミャンマー数次ビザ発給開始 4 万 時期未定インド数次ビザ発給開始予定 2 万 0 平成 24 年 (7 月 ~12 月 ) 平成 25 年 (7 月 ~12 月 ) -11-
免税制度の拡充 免税店の拡大 平成 26 年度税制改正で実現 < 本年 10 月 1 日より運用を開始予定 > 免税対象品目の拡大 家電 バッグ 衣料品に加え 食品類 飲料類 たばこ 薬品類及び化粧品類等も免税対象に 日本ショッピングツーリズム協会 ( 昨年 9 月設立 ) と連携して昨年 12 月から2 月まで JAPAN SHOPPING FESTIVAL を開催し 外国人観光客の国内での買い物を促進 300.0% 0% 全ての品目が消費税免税の対象となり 250.0% 地酒など地方の名産品にも対象が拡大 200.0% 172.6% 免税店の普及拡大 < 本年 1 月より運用を開始 > 免税店のブランド化 認知度 150.0% 100.0% 50.0% 0.0% 百貨店における外国人観光客の売上高動向 ( 対前年比率 ) 昨年 10 月には 前年同月比で売り上げ約 2.5 倍に その後も売上増 222.7% 205.9%194.5% 213.7% 187.2% 153.3% 売上増 250.9% 222.7% 218.2% 217.1% 180.3% 169.8% 3 月 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12 月 1 月 2 月 3 月 ( 日本百貨店協会 : 2014 年 3 月の外国人観光客売上 来店動向 ) 向上のため シンボルマークを導入 シンボルマーク 免税店数の推移 店頭にシンボルマークを掲示し 外国人旅行者の利便性を向上 5000 4000 1 年間で約 450 店舗増 4173 4622 伊勢丹 ( 新宿 ) 小田急百貨店 ( 新宿 ) 3000-12- 平成 24 年度 平成 25 年度 ( 単位 : 店 )
オリンピック パラリンピックに向けたイノベーション <2012 年ロンドンオリンピック パラリンピックにおける取組事例 > ヒースロー空港における暫定ターミナル設置 ヒースロー空港では 最も混雑が予想されたオリンピック終了後は オリンピックファミリー ( 選手 役員 IOC 関係者 ) のため特別な暫定ターミナルを設置 プリバリッドカード 大会を挟んだ 2012 年 3 月 30 日から 11 月 8 日の間は 参加選手 指導者 役員 登録メディアが自国での事前手続でカードを作れば 入国がスムーズとなる仕組 ( ビザ免除扱い ) 自転車レーンの整備 ロンドン市のボリス ジョンソン市長は 自転車革命 (Cycling Revolution) を公約に掲げ ブルーのレンタサイクル6000 台を市内に導入し 乗り捨てスポットを 400 カ所設置 2012 年オリンピックまでに ロンドン市内にブルーの自転車レーンを整備 なお ロンドンにおいては 自転車は歩道を走ることを禁止されている 公共の場での全面禁煙 禁煙法により 2007 年 7 月から英国全土において パブ レストラン 店舗 オフィスなど屋内の公共空間が全面禁煙となった ( 結果的にオリンピックに間に合った ) バリアフリー対応 宿泊施設 公共交通機関 ( 鉄道 バス ) 駅から大会施設までの移動 大会施設においてそれぞれバリアーフリー対応が進められ さらにバリアフリー対応について情報発信していた 例 : ホテルのバリアフリー対応状況を調査し 情報発信 地下鉄の66 駅においてフリーステップ化 地上の鉄道についても同様の取組を推進 車両でしか移動できない障害者のために 特別駐車場をオリンピック パラリンピック会場付近に設置 ( ロンドン交通局情報 ) -13-