技術協会STD紹介

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ロードマップにおける位置づけ及び 研究開発の状況について 総務省情報流通行政局 2

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ご入居に間に合わせるためお早目にご相談ください スケジュールはお客様の建築状況やハウスメーカー等の施工会社様によって変わりますのでまずご相談ください

ARIB NEWS No.1133

Transcription:

JCTEA STD-018-1.0 FTTH 型ケーブルテレビシステム 光ネットワークの性能 ( 2007 年 10 月策定 ) 第 1 章 一般事項 1 第 2 章 システムの構成 4 2.1 FTTH 型ケーブルテレビシステムの構成例 4 2.2 FTTH 型ケーブルテレビシステムの構成要素 5 第 3 章 伝送信号の種類 6 第 4 章 電気信号に係る性能規定 7 4.1 ヘッドエンドの入力端子における入力信号 7 4.2 における信号搬送波 11 4.3 有線テレビジョン放送方式の信号の隣接伝送性能規定 23 第 5 章 光信号に係る性能規定 24 5.1 光波長および光レベル 24 5.2 電気信号により性能規定する場合のCN 比 24 5.3 光信号により性能規定する場合のCN 比 27 解説 31 1. 衛星テレビジョンヘッドエンドの 入力端子における信号品質の性能規定 32 2. 性能配分 44 3. システム設計例 59 4. 波長多重 72 1

システム構成と伝送信号の種類 ( 第 2,3 章 ) JCTEA STD-018-1.0 JCTEA STD-018-1.0 FTTH 型ケーブルテレビシステム 光ネットワークの性能 であるが, HFC や同軸伝送路でも活用できる (, 保安装置との規定は同値 ) 光送信機光伝送路光受信機 ( 含む V-ONU) 棟内または宅内 受信機 JCTEA STD-013 性能規定点性能規定点性能規定点 受信増幅器 受信増幅器 入力端子チューナ 入力端子 光受信器 光受信器 入力端子 入力端子周波数変換器 変調器 変調器 変調器 入力端子 入力端子 入力端子 混 合 器 光送信機 システムの構成要素と性能規定点 ( 第 2 章 ) 伝送信号の種類 ( 第 3 章 ) 区別 ( 放送方式 ) 標準テレビジョン放送方式標準衛星テレビジョン放送方式 デジタル有線テレビジョン放送方式 標準デジタルテレビジョン放送方式標準衛星デジタルテレビジョン放送方式広帯域伝送デジタル放送方式 JCTEA STD-007 ARIB STD-B21 変調方式 FM 64QAM 256QAM OFDM TC8PSK QPSK 2

性能配分 ( 戸建 ) ( 解説 2) 性能配分例 ( 戸建内の増幅器 1 段を想定 ) の CN 比 :59dB 以上 光送信機光伝送路光受信機戸建受信機 CN 比 ( 各欄の記載値以上を満足すること ) 標準テレビ デジタル有線 64QAM 標準デジタル デジタル有線 256QAM BS アナログ放送 BS デジタル放送 広帯域 CS デジタル放送 有線 TV 放送法本標準規格 有線 TV 放送法本標準規格 有線 TV 放送法本標準規格 有線 TV 放送法本標準規格 有線 TV 放送法本標準規格有線 TV 放送法本標準規格 有線 TV 放送法 本標準規格 1 10-4 1 10-4 1 10-4 14dB 16dB 1 10-8 16dB 1 10-8 11dB 推定 (db) (db) 戸建伝送路 (db) (db) 42 40 59 40 42 40 59 40 28 26 26 27 26 47 26 26 24 24 25 24 47 24 35 35 53 34 16 15 14 16 15 38 14 15 14 11 15 14 38 11 9 9 8 9 9 38 8 34 3

性能配分 ( 棟内 ) ( 解説 2) 性能配分例 ( 棟内の増幅器 4 段を想定 ) の CN 比 :45dB 以上 光送信機光伝送路光受信機棟内受信機 デジタル有線 64QAM 標準デジタル デジタル有線 256QAM BS アナログ放送 BS デジタル放送 広帯域 CS デジタル放送 CN 比 ( 各欄の記載値以上を満足すること ) 標準テレビ有線 TV 放送法本標準規格 有線 TV 放送法 本標準規格 有線 TV 放送法 本標準規格 有線 TV 放送法 本標準規格 有線 TV 放送法本標準規格 有線 TV 放送法 本標準規格 有線 TV 放送法 本標準規格 1 10-4 1 10-4 1 10-4 推定 (db) (db) 棟内伝送路 (db) (db) 44 42 45 40 44 42 45 40 28 26 45 26 28 27 33 26 26 24 45 24 25 25 33 24 34 37 36 39 34 14dB 16 15 24 14 16dB 16 15 24 14 1 10-8 15 14 24 11 16dB 15 14 24 11 1 10-8 9 9 24 8 11dB 9 9 24 8 4

信号 ( 抜粋 ) ( 第 4 章 4.1) 90~770MHz 帯域 受信空中線レベル ビット誤り率 デジタル放送の標準方式の再送信 衛星経由のデジタル信号の再送信 上記以外 ( 標準テレビ ) 300MHz 以下 : 50dBμV 以上 300MHz 超え : 54dBμV 以上 - - 現行有線テレビジョン放送法施行規則からの抜粋 OFDM ( 標準デジタル ) - - 64/256QAM ( デジタル有線 ) - 1 10-4 以下 RS(204,188) 誤り訂正前 最悪月において 99% の確率で 1 10-8 以下 RS(204,188) 誤り訂正前 (1)RS(204,188) 符号を使用する場合 : 1 10-4 以下 ( 誤り訂正前 ) (2) (1) 以外の誤り訂正方式を使用する場合 : 1 10-11 以下 ( 誤り訂正後 ) 光送信機光伝送路光受信機棟内受信機 5

信号 ( 抜粋 ) ( 第 4 章 4.1) BS/CS-IF 帯域 有線テレビジョン放送法施行規則と STD-018 からの抜粋 BSアナログ放送 BSデジタル放送 CSデジタル放送 CN 比 ( 最悪月において 99% の確率で ) ビット誤り率 1 10-8 以下 (RS(204,188) 誤り訂正前 ) 1 2 10-4 以下 (RS(204,188) 誤り訂正前 ) 2 14dB 以上 1 16dB 以上 2 信号 CN 比から最悪月時間率 99% 降雨減衰時の CN 比劣化量を差し引いた値 : 16dB 以上 2 3 信号 CN 比から最悪月時間率 99% 降雨減衰時の CN 比劣化量を差し引いた値 : 11dB 以上 2 3 - 最悪月において 99% の確率で 1 10-8 以下 1 3 - 信号 CN 比から 5dB および最悪月時間率 99 パーセント降雨減衰時の CN 比劣化量を差し引いた値となるように雑音を加えた状態で : 信号 CN 比から 3dB および最悪月時間率 99 パーセント降雨減衰時の CN 比劣化量を差し引いた値となるように雑音を加えた状態で : 2 10-4 以下 2 3 2 10-4 以下 2 3 1) 有線テレビジョン放送法施行規則 2) 標準規格 JCTEA STD-018 での規定である 3) 1 あるいは 2 のいずれかを満足することとする 光送信機光伝送路光受信機棟内受信機 6

における信号搬送波 ( 抜粋 ) ( 第 4 章 4.2) 90~770MHz 帯域 搬送波の周波数 ( 標準テレビ ) 91.25,97.25 753.25,759.25, 765.25MHz 現行有線テレビジョン放送法施行規則からの抜粋 OFDM ( 標準デジタル ) 93,99,105 761,767MHz +1/7MHz 64QAM ( デジタル有線 ) 256QAM ( デジタル有線 ) 93,99,105,111,117 749,755,761,767MHz 搬送波の周波数の許容偏差 ±20kHz 以内 ±20kHz 以内 ±20kHz 以内 ±20kHz 以内 搬送波レベル ( 最大値 ) *1 60~85dBμV - (53~85dBμV) - 搬送波レベル ( 平均値 ) *1-47~81dBμV 49~81dBμV 57~81dBμV CN 比 (NTSC 換算 ) *3 38dB 以上 - (31dB 以上 ) - CN 比 ( 平均値換算 ) - 24dB 以上 *5 26dB 以上 *4 34dB 以上 ケーブル反射 1.5μs 以上で -30dB 以下 1.5μs 以上で -30dB 以下 1.5μs 以上で -30dB 以下 1.5μs 以上で -35dB 以下 CTB( 信号を平均値で定義 )*6 - -45dB 以下 -39dB 以下 -45dB 以下 単一波 ( 信号を最大値で定義 ) -50dB 以下 - (-30dB 以下 ) - 単一波 ( 信号を平均値で定義 ) - -35dB 以下 -26dB 以下 -34dB 以下 ハム変調 -50dB 以下 -30dB 以下 -30dB 以下 -30dB 以下 注 :*1) 各種信号のレベル基準 : 最大値は最大搬送波レベル, 平均値は搬送波の平均値レベルで規定, *2)BER 基準 :1 10-4, *3)Cは最大搬送波レベル/Nの帯域幅 4MHz, *4)Cは平均値/Nの帯域幅 5.274MHz, *5)Cは平均値/Nの帯域幅 5.6MHz, *6)CTB : Composite Triple Beat ヘッドエンド 光受信機 光受信機 受信者 入力 入力 出力 端子 光送信機 光伝送路 光受信機 棟内 受信機 7

隣接伝送の規定 ( 第 4 章 4.3) 有線テレビジョン放送法施行規則から ( 最大値表示 ) [db] 64QAM ( 平均値表示 ) [db] 256QAM ( 平均値表示 ) [db] OFDM ( 平均値表示 ) [db] -3~+3 上側 :-22~-8 上側 :-16~-8 上側 :-21~-15 信号に隣接伝送時 下側 :-24~-10 下側 :-18~-10 下側 :-24~-6 64QAM 信号に隣接伝送時 上側 :+10~+24 下側 :+ 8~+22-10~+10-10~+10 上側 :-20~+18 下側 :-19~+14 256QAM 信号に隣接伝送時 上側 :+10~+18 下側 :+ 8~+16-10~+10-10~+10 上側 :-8~+19 下側 :-12~+20 上側 :+ 6~+24 上側 :-14~+19 上側 :-20~+12-10~+10 OFDM 信号に隣接伝送時 下側 :+15~+21 下側 :-18~+20 下側 :-19~+8 8

における信号搬送波 ( 抜粋 ) ( 第 4 章 4.2) BS/CS-IF 帯域 搬送波の周波数 1126.20,1164.56, 1241.28 MHz 搬送波の周波数の許容偏差 現行有線テレビジョン放送法施行規則からの抜粋 BS アナログ放送 BS デジタル放送広帯域 CS デジタル放送 1049.48,1087.84, 1202.92,1279.64, 1318.00 MHz ±1.5MHz 搬送波レベル 57dBμV 以上 47~81dBμV 1613,1653,1693,1733, 1773,1813,1853,1893, 1933,1973,2013,2053 MHz CN 比 14dB 以上 11dB 以上 8dB 以上 他の搬送波とのレベル差 6dB 以内隣々接チャンネル間は 3dB 以内 ケーブル反射 0.15μs 以上で -25dB 以下 0.1μs 以上で -15dB 以下 妨害波レベル -31dB 以下単一周波数による妨害は -13dB 以下 1 3 5 7 9 11 13 15 17 19 21 23 ND 2 4 6 8 10 12 14 16 18 20 22 24 BS デジタル放送 BS アナログ放送 CS 右旋円偏波 :SCC CS 右旋円偏波 :JCSAT 38.36MHz 東経 110 度 CS デジタル放送 40MHz 光送信機光伝送路光受信機棟内受信機 BS 追加チャンネル 9

光波長および光レベル ( 第 5 章 5.1) 現行有線テレビジョン放送法施行規則からの抜粋 光波長 1530nm~1625nm 1 光レベル 光送信レベル 光受信機光受信レベル 2 波長以上使用時の波長間隔 2 特に規定しない ITU-T G.694.1 で規定されている 100GHz 間隔の波長又は ITU-T G.694.2 の規定に適合する波長から選択することが望ましい 前記規定に適合しない光波長の間隔を採用する場合 いかなる場合においても 0.3nm 以上確保し 映像 音声その他の音響又はデータに障害を与えてはならない 2 1) 有線テレビジョン放送法施行規則 2) 標準規格 JCTEA STD-018 での規定である 光送信機光伝送路光受信機棟内受信機 10

光受信機 (V-ONU)( 保安装置含む ) 出力 ( 第 5 章 5.2) 90~770MHz 帯域 現行有線テレビジョン放送法施行規則と STD-018 からの抜粋 ( 標準テレビ ) OFDM 64QAM 256QAM ( 標準デジタル ) ( デジタル有線 )( デジタル有線 ) 搬送波レベルの変動 1 分間に 4dB 以内 1 1 分間に 3dB 以内 1 CN 比 宅内 棟内配線の CN 比が 59dB 以上 宅内 棟内配線の CN 比が 45dB 以上 59dB 未満 宅内 棟内配線の CN 比が 39dB 以上 2 宅内 棟内配線の CN 比が 33dB 以上 45dB 未満 2 BS/CS-IF 帯域 40dB 以上 1 42dB 以上 1 24dB 以上 1 26dB 以上 1 - - - - 36dB 以上 2-25dB 以上 2 27dB 以上 2 - 現行有線テレビジョン放送法施行規則からの抜粋 BS アナログ放送 BS デジタル放送 CS デジタル放送 CN 比 宅内 棟内配線の CN 比が 24dB 以上 15dB 以上 1 14dB 以上 1 9dB 以上 1 1) 有線テレビジョン放送法施行規則 2) 標準規格 JCTEA STD-018 での規定である 光送信機 光伝送路光受信機棟内受信機 11

光受信機 (V-ONU) 入力 ( 第 5 章 5.3) CN 比 90~770MHz 帯域 宅内 棟内配線の CN 比が 59dB 以上 宅内 棟内配線の CN 比が 45dB 以上 59dB 未満 宅内 棟内配線の CN 比が 39dB 以上 2 宅内 棟内配線の CN 比が 33dB 以上 45dB 未満 2 BS/CS-IF 帯域 現行有線テレビジョン放送法施行規則と STD-018 からの抜粋 ( 標準テレビ ) 42dB 以上 1 44dB 以上 1 OFDM 64QAM 256QAM ( 標準デジタル ) ( デジタル有線 )( デジタル有線 ) 推定 CN 比 26dB 以上 1 28dB 以上 1 - - - - 37dB 以上 2-25dB 以上 2 28dB 以上 2 - 現行有線テレビジョン放送法施行規則からの抜粋 BS アナログ放送 BS デジタル放送 CS デジタル放送 推定 CN 比 宅内 棟内配線の CN 比が 24dB 以上 16dB 以上 1 15dB 以上 1 9dB 以上 1 1) 有線テレビジョン放送法施行規則 2) 標準規格 JCTEA STD-018 での規定である 光送信機光伝送路光受信機棟内受信機 12