まずはじめに システムを起動して下記の URL にアクセスしてください http://snakamura.org/doshisha.html
プログラミング Ⅰ 第 1 回 2010/04/11 中村聡史 nakamura@dl.kuis.kyoto-u.ac.jp
講義の流れ 自己紹介 プログラミングについて Javaプログラミング 基礎的な話 コマンドプロンプトの使い方 プログラムの作成方法 最後に WebDisk の利用方法 e-class の利用方法
自己紹介 中村聡史 / nakamura@dl.kuis.kyoto-u.ac.jp 京都大学大学院情報学研究科特定准教授 長崎県出身 ( 熊本 下関 大阪 奈良 京都 ) 趣味 : 旅行, 酒, 食べ歩き, ソフトウェア開発 http://snakamura.org/ Twitter: @nakamura
吃驚するデザイン トイレのサイン [Hotel Krasnapolsk, Amsterdam, Netherlands]
操作ミスを誘発するデザイン 間違ったものを選択してしまう 食堂のお茶, お水のセルフサービスマシーン [NICT, 京都府相楽郡, Japan]
研究内容 人を中心とした研究 人の力を有効活用
TA/SA の紹介 白井さん [TA] shirai@ilab.doshisha.ac.jp 浪川さん [SA] bih0144@mail4.doshisha.ac.jp 質問の前には上記アドレスに メールでアポを取ってからにしてください
プログラミングに入る前に 点数配分として課題 (20%), 中間試験 (40%), 期末試験 (40%), プラスアルファ (10%) 出席は評価には加味しませんが, 試験の点数がギリギリ等の時に考慮対象とさせていただきます ( すべて出席しているなど ) プログラムは他人のものをコピーしないこと プログラムが誰かのコピーであるかを判定するプログラムがあるので注意! ( 重要 ) 自宅に JDK をインストールすること インストール方法はスライドの最後に掲載
プログラミングのイメージ 飲み屋で聞いてみた とりあえず凄そう かっこいい 理系 おたく ブラック よくわからない 何か難しそう
プログラミングは何故難しく感じる? コンピュータは人の話す言葉や意図を正確には理解できない 人にとって機械語を理解することはとてつもなく難しく, 直接機械語で指示することはできない プログラムは英数字と記号の羅列 プログラム以外の各種のコンピュータ用語で躓いてしまう 機械語低級言語高級言語自然言語 01001001010010 アセンブリ言語 Java, C, C#, 日本語, 英語,
プログラムはそんなに難しくない! 英語やフランス語の勉強に比べて簡単 例外はなく, ルールに従うだけでよい 人との対話だと緊張し, 恥ずかしくもなるが, コンピュータ相手だと恥ずかしがる必要はない イライラすることはありますが 基本的には書いたとおりにしか動かない
Processing 視覚化に特化したプログラミング言語 Open Processing http://www.openprocessing.org/visuals/editvisualcode.php Run を押して実行! void setup() { size(450, 450); background(255); colormode(hsb); } void draw() { nostroke(); fill(random(255), 100, 255, 50); ellipse(mousex, mousey, 20, 20); }
Processing 円を描いたり, 線を引いたり 300 void setup() { size(300, 300); background(255); } (0,0) (300, 0) void draw() { nofill(); ellipse(150, 150, 200, 200); line( 0, 0, 300, 300 ); fill(0); text(" 円の中央 ", 150, 150 ); } (0,300) 200 (150,150) (300,300) 300
Processing: キャンバスを設定する void setup( ){ } の中で初期設定をする size( 横幅, 縦幅 ); キャンバスのサイズを設定 background( 色 ); 背景色を設定 ( 色は0-255) stroke( 色 ); 線の色を設定 ( 色は0-255)
Processing: 描画する void draw( ){ } の中で描画の設定をする line( 始点 X, 始点 Y, 終点 X, 終点 Y ); 線を描く ellipse( 中心 X, 中心 Y, 横直径, 縦直径 ); 楕円を描く rect( 左上 X, 左上 Y, 横幅, 縦幅 ); 長方形を描く quad( x1, y1, x2, y2, x3, y3, x4, y4 ); 四角形を描く fill( 色 ); 0-255 塗色の指定 fill( 赤色, 緑色, 青色 ); 0-255 塗色の指定 nofill(); 塗り潰さない strokeweight( 線の太さ ); 太さ指定 text( " 出力文字列 ", x, y ); 文字列出力 textsize( 文字のサイズ ); サイズ変更
演習 Processing を利用してロボットの絵を描いて, その中に説明の文章を入れてみましょう
Java プログラミング class Hello { Tab public static void main(string[] args){ Tab Tab System.out.println (" 初めてのJavaプログラム "); Tab Tab System.out.println(" 画面に出力しています "); Tab } } System.out.println で文字の表示 文字列を表示する場吅は "( ダブルクォーテーション ) で囲む 他はおまじない
プログラムの作成について プログラムはテキストファイルで作成 テキストエディタ ( ノートパッドや秀丸, さくらエディタなど ) を利用してファイルを作成 テキストファイルとは, 人が読むことが可能な文字列からなる文書のこと [ 演習 ] p.6, List1-1 を Hello.java という名前で作成 class Hello { public static void main(string[] args){ System.out.println( 初めての Java プログラム ); System.out.println( 画面に出力しています ); } }
プログラムを読みやすくするために インデントの活用 ( 要注意!!) class Hello { public static void main(string[] args){ System.out.println( 初めての Java プログラム ); System.out.println( 画面に出力しています ); } } class Hello { Tab public static void main(string[] args){ Tab Tab System.out.println( 初めてのJavaプログラム ); Tab Tab System.out.println( 画面に出力しています ); Tab } }
フォルダ作成とファイルの保存 マイコンピュータの E ドライブに program というフォルダを作りましょう program というフォルダの中に Hello.java という名前で保存してください 保存する際はファイルの種類を Java に修正
コマンドプロンプト
コマンドプロンプトの利用方法 スタートメニューの プログラム アクセサリ の中にある コマンドプロンプト を起動 フォルダの移動 ( フォルダとは入れ物 ) cd folder_name (folder_name へ移動 ) cd.. ( 上のフォルダへ移動 ) 入力中に Tab を入力することで補完 フォルダ中のファイル, フォルダを一覧表示 dir
コマンドプロンプト C: Document and Settings sk00000> C Document and Settings sk00000 D E E: cd program cd.. program
演習 コマンドプロンプトを起動 フォルダ (= ディレクトリ ) の移動 cd コマンドを利用して色々なフォルダに移動してみてください Hello.java を保存したフォルダに移動してください
コンパイルと実行 コンパイルとは機械が処理しやすいような言葉に翻訳すること 実行とは翻訳されたプログラムを動作させること コンパイル方法 javac Hello.java 実行方法 java Hello [ 演習 ] 作成した Hello.java をコンパイル & 実行して動作を確認してください
WebDisk の利用方法 ( ファイルの保存 ) 次のアドレスを入力 https://webdisk.doshisha.ac.jp
保存したいファイル名を選択
保存したいファイルがアップロードされているか確認
演習 作成した Hello.java プログラムを WebDisk にアップロードしてください
e-class の利用方法 次のアドレスを入力 http://eclass.doshisha.ac.jp/
e-class について講義資料のダウンロードや課題 ( レポート ) の提出などは e-class を通じて行う. 使用方法
履修科目の中から プログラミング Ⅰ を選択
テスト / レポート / アンケート欄から対象のレポート課題を選択
参照から各自作成したファイル名を選択
資料欄から対象資料名をクリック
演習 自己紹介のプログラム (Intro.java) を作り, WebDisk にアップロードしましょう ( 次週提出してもらいます )
Java のインストール方法
JDK のインストール方法 宿題を家でやる必要があるので, 自宅の PC に必ずインストールするようにしてください インストール方法はこのスライドの最後に わからなければ TA/SA の人に聞くこと! ダウンロードおよびインストール http://www.bohyoh.com/java/jdk/download.html http://www.bohyoh.com/java/jdk/install.html パスの設定 http://www.bohyoh.com/java/jdk/path.html パスの部分は下記に変更 ;C: Program Files Java jdk1.6.0_24 bin
自宅の PC に応じて変更してください普通の Windows の人は Windows で
ファイルをダウンロード ( 保存 ) しましょう
ダウンロードしたファイルを実行しましょう!
スタートメニューからコンピュータを開き, マイコンピュータでプロパティの設定を行います
コンピュータの上で右クリックしてプロパティを開く
システムの詳細設定を選択
詳細設定で環境変数を選択
いろいろ出てきますが, ここで変数の Path という部分を選択して編集しましょう
下記のように Path にフォルダを入力し,OK を押して Path を編集完了したら再起動! 再起動後, コマンドプロンプトで javac と入力してみてエラーがでなければ成功