TMSC Vitz Clubman Race Series 2012ハンドブック

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三菱ふそう車をお買い上げいただきありがとうございます 本書は,Truckonnect,Remote Truck 及びデジタルタコグラフを安全に正しく使用していただくため, 正しい取扱い及び万一のときの処置について説明してあります 取扱い及び万一のときの処置を誤りますと思わぬ故障や事故の原因となります

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伝票番号 受注番号 844 見積日付平成 23 年 10 月 07 日頁 2 作業内容 使用部品名区分技術料数量部品金額 インテーク & エキゾーストエア クリーナ フィルタ取替 取替 4,800 または点検エア クリーナ フィルタ清掃 清掃 4,800 または点検メーン マフラ

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Clubman Race Series 2012 hand book tokachi speedway twin ring motegi sportsland sugo sendai hi-land raceway fuji international speedway tsukuba circuit suzuka circuit okayama international circuit autopolis international racing course 主幹 トヨタ モータースポーツ クラブ TMSC 協賛 トヨタ自動車株式会社

ご挨拶 平素よりトヨタ モータースポーツ クラブの活動にご理解ご協力を賜り御礼申し上げます TMSC Vitz Clubman Race Series 2012 の開催にあたり ご挨拶を申し上げます 従前よりトヨタ モータースポーツ クラブでは グラスルーツ的モータースポーツの充実をテーマにさまざまな面でモータースポーツの発展に力を尽くして参りました 本年は更に活動の枠を広げ モータースポーツの原点と言える レース に着目し TMSC Vitz Clubman Race Series 2012 を北海道 東日本 関東 西日本の各シリーズ全 21 戦を開催いたします 昨年度 Netz Cup Vitz Race に参戦されました トヨタ Vitz RS TRD(NCP91) エントラントはもとより 排気量 1000 ccの トヨタ Vitz(SCP10) エントラントにも参戦して頂ける グラスルーツイベント として定着できるものと確信しております また 各地区上位入賞者には 11 月 4 日 ツインリンクもてぎ に於いて開催される TMSC Vitz Clubman Race Series 2012 Grand Final Race in Motegi への出場権が与えら 各地シリーズ戦を戦った優秀ドライバーによる白熱した闘いが期待されます より多くの Vitz ユーザー Vitz ファンの皆様に 存分に楽しんで頂けるよう トヨタ モータースポーツ クラブは全力で TMSC Vitz Clubman Race Series 2012 を運営して参ります 皆様のご参加をこころよりお待ち申し上げます 2012 年 2 月吉日 TMSC Vitz Clubman Race Series 2012 大会組織委員会委員長トヨタ モータースポーツ クラブ会長高橋利昭 1

目次 開催のご挨拶... 1 大会開催日程... 3 賞典... 5 競技規定... 6 車両規定... 16 開催サーキット案内... 23 付則 : Vitz SCP 10 (1000cc) Class 競技規定... 25 付則 : Vitz SCP 10 (1000cc) Class 車両規定... 27 TMSC Vitz Clubman Race Series 便覧... 36 2

大会開催日程 TMSC Vitz Clubman Race 北海道 Series 合計 4 戦 月 / 日 ( 曜日 ) シリーズ名称 レース名称 サーキット 5/20( 日 ) 北海道シリーズ 1 北海道クラブマンカップレース Rd1 十勝 6/24( 日 ) 北海道シリーズ 2 北海道クラブマンカップレース Rd2 十勝 9/2( 日 ) 北海道シリーズ 3 北海道クラブマンカップレース Rd3 十勝 10/21( 日 ) 北海道シリーズ 4 北海道クラブマンカップレース Rd4 十勝 十勝 : 十勝スピードウエイ TMSC Vitz Clubman Race 東日本 Series 合計 6 戦 月 / 日 ( 曜日 ) シリーズ名称 レース名称 サーキット 3/25( 日 ) 東日本シリーズ 1 もてぎチャンピオンカップレース Rd1 もてぎ 4/22( 日 ) 東日本シリーズ 2 SUGO チャンピオンカップレース Rd 1 菅生 5/27( 日 ) 東日本シリーズ 3 もてぎチャンピオンカップレース Rd2 もてぎ 7/8( 日 ) 東日本シリーズ 4 SUGO チャンピオンカップレース Rd 2 菅生 8/26( 日 ) 東日本シリーズ 5 ハイランドゴールデンカップレース第 1 戦 仙台 10/21( 日 ) 東日本シリーズ 6 ハイランドゴールデンカップレース第 2 戦 仙台 もてぎ : ツインリンクもてぎ 菅生 : スポーツランド菅生 仙台 : 仙台ハイランドレースウエイ 3

TMSC Vitz Clubman Race 関東 Series 合計 5 戦 月 / 日 ( 曜日 ) シリーズ名称 レース名称 サーキット 5/20( 日 ) 関東シリーズ 1 富士チャンピオンレース第 2 戦 富士 6/24( 日 ) 関東シリーズ 2 2012 VICIC チャレンジカップレース Rd1 筑波 7/22( 日 ) 関東シリーズ 3 富士チャンピオンレース第 4 戦 富士 8/19( 日 ) 関東シリーズ 4 2012 VICIC チャレンジカップレース Rd2 筑波 10/27( 土 ) 関東シリーズ 5 富士チャンピオンレース第 5 戦 富士 富士 : 富士スピードウエイ 筑波 : 筑波サーキット TMSC Vitz Clubman Race 西日本 Series 合計 6 戦 月 / 日 ( 曜日 ) シリーズ名称 レース名称 サーキット 3/4( 日 ) 西日本シリーズ 1 OKAYAMA チャレンジカップレース Rd1 岡山 4/8( 日 ) 西日本シリーズ 2 2012 鈴鹿クラブマンレースRd 2 鈴鹿 ( 西 ) 5/6( 日 ) 西日本シリーズ 3 2012 ゴールドカップレース Rd2 オートポリス 5/13( 日 ) 西日本シリーズ 4 2012 鈴鹿クラブマンレースRd 3 鈴鹿 ( 東 ) 8/5( 日 ) 西日本シリーズ 5 OKAYAMA チャレンジカップレース Rd3 岡山 10/28( 日 ) 西日本シリーズ 6 OKAYAMA チャレンジカップレース Rd5 岡山 鈴鹿 ( 西 ): 鈴鹿サーキット ( 西コース ) 鈴鹿 ( 東 ): 鈴鹿サーキット ( 東コース ) 岡山 : 岡山国際サーキット オートポリス : オートポリスインターナショナルレーシングコース TMSC Vitz Clubman Race Series Grand Final Race in Motegi 月 / 日 ( 曜日 ) レース名称 サーキット 11/4( 日 ) TMSC VITZ CLUBMAN RACE SERIES Grand Final Race in Motegi もてぎ もてぎ : ツインリンクもてぎ 各シリーズ 6 位までの入賞者にはスターティンググリッドが確保されます 4

賞典 TMSC Vitz Clubman Race Series 2012 賞典 TMSC Vitz Clubman Race Series 2012 Grand Final Race in Motegi において以下の賞典が授与されます 賞金 J A F 賞 副賞 スポンサー賞 1 位 150,000 円 メダル ( ゴールド ) トロフィー 賞品多数 2 位 100,000 円 メダル ( シルバー ) トロフィー 賞品多数 3 位 80,000 円 メダル ( ブロンズ ) トロフィー 賞品多数 4 位 50,000 円 トロフィー 賞品多数 5 位 50,000 円 トロフィー 賞品多数 6 位 50,000 円 トロフィー 賞品多数 GAZOO 賞 上位 3 位までの者ブリヂストン賞 ブリヂストンタイヤ装着車で最上位の者ダンロップ賞 ダンロップタイヤ装着車で最上位の者グッドイヤー賞 グッドイヤータイヤ装着車で最上位の者ヨコハマゴム賞 ヨコハマタイヤ装着車で最上位の者以上に各タイヤメーカーより1セットが贈られます この他 成績を考慮して特別賞が授与されます 5

TMSC Vitz Clubman Race Series 2012 競技規定 第 1 条大会 第 2 条組織 TMSC Vitz Clubman Race Series 2012 は国際自動車連盟 (FIA)2012 年国際モータースボーツ競技規則に準拠した 2012 年 JAF 国内競技規則 2012 年国内競技車両規則 本 TMSC Vitz Clubman Race Series 2012 規定 および各大会特別規則書 並びに各サーキット規定に従って開催される 本シリーズはトヨタ モータースポーツ クラブ ( 以下 TMSC) の主管により運営する 各大会オ - ガナイザーは社団法人日本自動車連盟 (JAF) の公認のもとに TMSC Vitz Clubman Race Series の名称を付したレースを組織 開催する 大会組織委員会 競技会審査委員会 競技役員は各大会の特別規則書にて公示される 第 3 条規則の熟知と遵守 エントラントはレースの諸規則ならびに当該大会別に定められた諸規則を熟知し これを遵守すると共に 各大会オーガナイザー及び競技役員の指示に従う義務を負うものとする 第 4 条参加資格 JAF 国内競技参加者許可証の所有者であること ドライバーは JAF 国内競技運転者許可証 A 以上の所有者であること 第 5 条参加車両 ゼッケン番号 ドライバーの装備品 1. 車両は別掲の車両規定に合致した物でなければならない 2. ゼッケン番号は TMSC が決定する 3. ドライバーは JAF 国内競技車両規則第 4 条 レース競技に参加するドライバーの装備品に関する付則 に従い装備品を整えること 但し 競技用ヘルメットについては当該年度に有効な四輪用のフルフェイスタイプ 耐火炎アンダーウェア 耐火炎ソックスについては FIA 基準 8856-2000 に合致した FIA 認定品の着用を義務付ける 4. 頭部及び頚部の保護装置の装着を推奨する 尚 装着する場合は FIA 国際モータースポーツ競技規則付則 L 項第 3 章 ドライバーの装備品 に合致すること 6

第 6 条保険 1. 各大会の大会特別規則書の規定に従うこと 2. 各大会の大会特別規則書に規定が無い場合 ドライバーは 900 万円以上 チームクルーは 400 万円以上の有効な生命保険に加入していなければならない 第 7 条ドライバー及びチームクルーの遵守事項 第 8 条罰則 参加者 ドライバー及びチームクルーは秩序ある行動をとること そして相互に また競技役員を含む全ての関係者に対して攻撃的または侮辱的な言動をとる事は厳に慎まなければならない この条項に違反した場合は訓戒から失格までの罰則が与えられる 1. サーキットにおけるドライブ行為の規律ドライバーは FIA 国際競技規則付則 L 項第 4 章 サーキットにおけるドライブ行為の規律 及び当該大会に有効な安全規定及びそれに準ずる規定を遵守しなくてはならない この条項に違反し 危険行為と判断されたドライバーは当該競技の罰則とは別に TMSC からも下記の通り厳しく罰せられる 1) 各大会において当該大会競技役員から危険行為と判断され 当該大会審査委員会よりペナルティー ( 訓戒を含む ) を科せられたドライバーは TMSC により公示される 2) 参戦した全てのシリーズでのペナルティーを加算する また シリーズポイントの減算 ( 剥奪 ) は全てのシリーズに適用する 3) 上記ペナルティーが 2 件に達したドライバーは その年度内に獲得したシリーズボイントのうち 20 ポイントが減算される 4) 上記ペナルティーが 3 件に達したドライバーは その年度内に獲得したシリーズポイントが全て剥奪される 5) 上記ペナルティーはペナルティーを科せられた日から 1 年間累積され 1 年後の翌日から個別に解除される 2. 車両規則違反ドライバーは本車両規定 該当する JAF 国内競技車両規定および当該サーキットの車両規定を遵守しなければならない この条項に違反し失格となった場合は 当該競技会審査委貝会の審議結果を考慮し その年度内に獲得したシリーズポイントの全てを剥奪する場合がある 7

第 9 条 TMSC Vitz Clubman Race Series Grand Final in MOTEGI 北海道 東日本 関東 西日本 各 TMSC Vitz Clubman Race Series 最終戦終了後 ツインリンクもてぎにおいて TMSC Vitz Clubman Race Series Grand Final Race を開催する 1. 開催日 :2012 年 11 月 4 日 ( 日曜日 ) 2. 開催場所 : ツインリンクもてぎロードコース 3. 決勝出走台数 :45 台 4. 参加資格 : 今年度 本シリーズに参戦した経験を有する者に参加資格を付与する 5. 優先参加者 : 北海道 東日本 関東 西日本 各シリーズ戦上位 6 位までの入賞者は優先的に参加が認められ 決勝戦におけるスターティンググリッドが確保される 第 10 条広告スペース 参加者は TMSC 及び協賛各社 当該オーガナイサーの為に広告専有スペースを提供しなければならない 第 11 条ゼッケン番号 1. ゼッケン及びゼッケンベースは TMSC 指定の物を使用し 下図の通りの位置及び角度で貼り付けなくてはならず その他の場所には貼り付けないこと 2. エントラントに配布するゼッケン及びゼツケンぺースは原則として 1 セットまでとし 1 台分 (4 枚 )2,200 円とする それ以上の枚数が必要となった埋合 TMSC にその旨申し出を行い 必要と認められた場合に限り配布される <1 桁及び 2 桁のゼッケンの場合 > <3 桁のゼッケンの場合 > 8

3. ゼッケン番号 1 はシリーズ戦以外の TMSC の指定した特別戦の優勝者が翌年度使用する権利を有し その優勝者が権利を行使した埋合 本年度使用していたゼッケン番号の使用権利は翌年度も保持される 4. ゼッケン番号は 新規に登録するものとし TMSC が定める期間内に登録を行うこととする 原則 各自が希望するゼッケンを認めるが 同一番号を希望するものが重複した場合は TMSC がこれを決定する 5. ゼッケン番号の登録は TMSC が定めた書式に則り 定められた期日までに申請するものとする 6.VIEWTEC のロゴの入ったゼッケンベースは車両の左右に HANGERS のロゴの入ったゼッケンベースは大をボンネット 小を車両後部に貼付する 7. 補修用ゼッケンベースが入用となった場合は TMSC にその旨を申告し 新たに購入するものとする その費用は各サイズとも 1 枚 1,500 円とし 送料は別途とする ボンネット 車両左右 車両後部 9

第 12 条参加申込場所 シリーズ戦の各大会への参加申し込みは 当該大会オーガナイザー宛に行わなくてはならない 参加受付期間はオーガナイザーにより異なるが 大会開催日の 2 ヶ月前を目安に下記連絡先まで大会特別規則書及び申し込み書類を請求するものとする 特別戦については別途公示する 1. 参加申込方法及び受付期間 : 各大会特別規則書に準ずる 2. 参加料 : 各大会特別規則書に明示された金額とする 3. 参加申込時に提出する書類 1 参加申込書 2 公認レース車両申告書 3 車検証のコピー 4. 参加申込書に記載する車名には必ず ヴィッツ 又は Vitz の文字が含まれていなければならない ( 最大 15 文字 ) 5. 参加申込書 / 大会特別規則書の請求先 北海道シリーズ 十勝スピードウエイ 089-1573 北海道河西郡更別村字弘和 477 番地十勝スピードウエイ TEL 0155-52-3910 東日本シリーズ 仙台ハイランド 989-3434 宮城県仙台市青葉区新川早坂 12 仙台ハイランドレースウェイ TEL:022-395-2120 菅生 989-1394 宮城県柴田郡村田町菅生 6-1 スポーツランド SUGO 菅生スポーツクラブ TEL:0224-83-3127 もてぎ 321-3597 栃木県芳賀郡茂木町桧山 120-1 ツインリンクもてぎ TRMC-S 事務局 TEL:0285-64-0200 関東シリーズ 富士 410-1307 静岡県駿東郡小山町中日向 694 富士スピードウェイレース事務局 TEL:0550-78-2340 つくば 231-0023 神奈川県横浜市中区山下町 1 番シルクセンター 919 号室 VICIC 事務所 TEL:045-651-9119 西日本シリーズ 鈴鹿 4/8 西コース 669-1321 兵庫県三田市けやき台 5-1-3 淀レーシングクラブ事務局 TEL:079-565-7808 5/13 東コース 497-0033 愛知県海部郡蟹江町蟹江本町セの割 1-46 神谷方オートスポーツクラブアツタ TEL:0567-96-0677 岡山 701-2612 岡山県美作市滝宮 1210 岡山国際サーキットレース事務局 TEL:0868-74-3311 オートポリス 877-0312 大分県日田市上津江町上野田 1112-8 オートポリス TEL:0973-55-1111 10

第 13 条各大会のレース距離及び決勝出走台数 北海道シリーズ 大会 開催場所 距離 周回数 レース距離 決勝出走台数 全戦 十勝スピードウエイ 3.405 10 34.05km 36 台 東日本シリーズ 大会 開催場所 距離 周回数 レース距離 決勝出走台数 第 1 3 戦 もてぎ 4.801 8 38.41km 45 台 第 2 4 戦 菅生 3.704 10 37.04km 45 台 第 5 6 戦 仙台ハイランドレースウェイ 4.076 10 40.76km 36 台 関東シリーズ 大会 開催場所 距離 周回数 レース距離 決勝出走台数 第 1 3 5 戦 富士 4.563 8 36.50km 45 台 第 2 4 戦 つくば 2.045 15 30.68km 30 台 西日本シリーズ 大会 開催場所 距離 周回数 レース距離 決勝出走台数 第 1 5 戦 岡山 3.703 10 37.03km 42 台 第 2 戦 鈴鹿西コース 3.475 12 41.70km 30 台 第 3 戦 オートポリス 4.674 第 4 戦 鈴鹿東コース 2.243 17 38.13km 30 台 第 6 戦 岡山 3.703 1 時間耐久 42 台 TMSC Vitz Clubman Race Series Grand Final Race in Motegi 大会開催場所距離周回数レース距離決勝出走台数 Final もてぎ 4.801 10 48.10km 45 台 ピットロード制限速度各大会特別規則書もしくは各サーキット共通規則書の規定に従うものとする 記載がない埋合は 60km/h 以下とする 完走周回数各大会特別規則書もしくは各サーキット共通規則書の規定に従うものとする 記載がない場合は レース距離の 70% 以上とする 11

第 14 条車両の交換 参加受付後の車両交換は いかなる場合も認められない 第 15 条大会期間中のエンジン交換 当該大会期間中のエンジン交換は いかなる場合も認められない 第 16 条大会期間中のトランスアクスル交換及び作業 当該大会期間中のトランスアクスル交換及びトランスアクスルの脱着及び本体の分解を伴う作業は 認められない 第 17 条ボディーの修復 ボディーの修復に関しては 原形への復帰に限り認められる この際は技術委員長に申告の上 指示に従って作業を行うものとする 第 18 条タイヤ 第 19 条燃料 一般市販ラジアルタイヤを使用する 競技車両が大会参加時に使用する燃料は JAF 国内競技車両規則第 3 編第 1 章第 9 条 燃料 の項に従い 通常のガソリンスタンドのポンプから販売されている ( 潤滑油以外のいかなる添加物も含まない ) 自動車用無鉛燃料 ( ガソリン ) を使用すること 第 20 条エアバッグコンピューター 公式車両検査開始前までには エアパッグコンピューターのコネクターを取り外しておくこと また 競技中も常にその状態を維持していなければならない なお 競技終了後公道走行チェック時には該当コネクターを接続しておくこと 第 21 条公式車両検査 公式車両検査に合格した車両は いかなる改造 ( 加工 交換 追加 変更 ) も認められない また 使用や事故による摩耗や損傷した部品の交換 ( 修復 ) は当該大会技術委員長の許可を受けた上で行う事とする その際 当該車両は再車両検査により承認を得なければならない 12

第 22 条レーススタート方式 レーススタート方式はグリッドスタートとし レースは各レース特別規則書に基づいて行われる スターティンググリッドは予選タイムの早い順に決定される 各レースにおいて 最後方から 7 台分のスターティンググリッドを SCP10 型で参加するエントラントのために用意する 出走台数の変動等は別途公式通知によって示される ( 耐久レースはローリングスタートも有る ) 第 23 条車両保管 ( 車両の場外持ち出しの禁止 ) 1. 競技車両は 予選 決勝終了後に当該大会役員により車両保管される場合がある その際には 競技参加者は車両保管解除後に車両整備が認められる 2. 競技車両は 公式車検を受けて以降 レース終了後の公道走行チェックを受けるまで 当該サーキットの場外へ持ち出すことは認められない 3. 当該大会期間中にリタイヤした場合 リタイヤ届けの受理後に特別に公道走行チェックを受けなければ車両の持ち出しは認められない 第 24 条車両整備 大会期間中に認められる車両整備は以下のとおりとする 但し 技術委員長の許可がある場合はこの限りではない 1 エンジンオイル トランスミッションオイルの点検補充 交換 2 ブレーキ クラッチフルードの点検補充 交換エアー抜き作業 3 冷却水の点検 クーラント又は水の補充 4 バッテリー液量点検 蒸留水の補充 5 タイヤ ホイールの清掃 6 タイヤエアー圧点検 調整 7 ホイール取り付け状態の点検 締め付け確認 8 調整ダイヤルによるショックアブソーパ減衰力調整 9 ウォッシャー液量点検 ウォッシャー液又は水の補充 10 ガソリン給油 11 各種ステッカーの交換 12 シリンダヘッドカバーを脱着してのローラーロッカー及びステムキャップシムの点検 修復 13 上記項目以外で車両より部品の取外しを伴わない各部の清掃 第 25 条公道走行チェック 1. 全ての参加車両に対して レース終了 車両保管解除後に 一般公道における安全な運行が可能であることを確認する為の公道走行チェックが義務付けられる 13

14 2. 決勝レース終了 車両保管解除後に当該大会役員立会のもとで TMSC が指定した検査員が当該大会オーガナイサーによって定められた場所にて実施する 全ての参加車両は検査開始から 60 分以内にチェック準備を整え 待機エリアに車両を移動しなければならない 3. 決勝レースに不出場またはリタイヤした場合も 当該大会競技役員の指示に従い公道走行チェックを受けなくてはならない 4. 検査項目 : 検査箇所は以下のとおりとする 1 車体外板 2 かじ取り装置 3 制動装置 4 走行装置 5 緩衝装置 6 動力伝達装置 7 電気装置 8 原動機 9 排気系 10 灯火装置 方向指示器 11 警音器 窓拭器 洗浄液噴射装置 12 競技走行において異常が認められた箇所検査内容は JAF 指定の 自動車登録番号標車両によるレース終了後の車両検査票 に従う 更に下記検査内容を追加する エアパッグコンビューターのコネクター接続 最低地上高 (9cm 以上 ) 牽引用穴あきフックの取り外し 5. 検査の合否と処置公道走行チェックにおいて一般公道における運行に不適と判断された車両は TMSC が管理し TMSC の指示に従い規定の場所までキャリアカーで移動しなければならない ( キャリアカーの手配及び費用は当該参加者負担 ) 規定の場所とは車両所有者または使用者の保管場所 もしくは自動車整備工場とする なお 検査において不具合箇所が指摘された車両は 当該箇所の整備作業が完了していることが分かる書面 資料 写真等が提示されないと それ以降の本レースへの参加は受理されない 6. 検査を受けなかった場合参加車両が本検査を受けなかった場合 その競技成績は抹消され 且つその参加者 ドライバー及び車両のそれ以降の本レースへの参加は認められない 入賞した車両の競技成績が本項によって抹消された場合その車両の 後順位の車両の順位は繰り上げられない

第 26 条シリーズポイント 1. 各大会ポイント優勝 10ポイント 6 位 3ポイント 2 位 8ポイント 7 位 2ポイント 3 位 6ポイント 8 位 1ポイント 4 位 5ポイント 5 位 4ポイント 上記ポイントは 当該レース完走者にのみ与えられる 2. 最終シリーズランキングを決定する際 ボイントの集計は獲得した全得点を合計するものとする 同ポイントの場合の順位は上位得点の回数の多い順に決定される なお 上位得点の回数が同一である場合は最終戦時のポイントで決定され それでも決まらない場合はカウントバック方式により最終戦の前戦時 前々戦時 のポイントによって決定する 第 27 条賞及びシリーズポイントの制限 1. 賞金 賞典は決勝出走台数により次のように制限される 出走台数 賞 典 3 台 1 位のみ 4 台 2 位まで 5 台 3 位まで 6~7 台 4 位まで 8 台以上 6 位まで 2. シリーズポイントは決勝出走台数が 3 台に満たない場合は与えられない 3 台以上決勝出走した場合はフルポイントが与えられる 3. 不可抗力によるレース中止の場合の取扱い 1) 先頭車両が 2 周回を完了する前にレースが中止された場合レースは成立せず シリーズポイントと賞典は与えられない 2) 車両が 2 周回以上を完了し かつ当初のレース距離未満でレースが中止された場合レースは成立し シリーズポイントと賞典は全て与えられる 第 28 条本規定に記載されていない項目 本規定に記載されていない全ての項目は 各大会の特別規則書及び公式通知により示される なお 本規定の変更や解釈は TMSC ブルテンとして TMS C より公示される 15

TMSC Vitz Clubman Race Series 2012 車両規定 車両 定義 参加車両はトヨタ Vitz RS TRD Racing( 車両型式 :NCP91-VPMKMV) とし 本規定で定められていない項目については 2012 年 JAF 国内競技車両規則第 3 編第 5 章 スピード SA 車両規定 に従っていなくてはならない また 道路運送車両法保安基準に適合した有効な自動車検査証を有し 競技中においても保安基準に合致する状態でなくてはならない 尚 乗車定員の変更は認められない 1. 認定部品 :TMSC より使用が認められた部品 認定部品以外に純正部品の使用も認められる TMSC が認めた ( 車両規定及びブルテンに記載されている ) 場合を除き 認定部品に対する加工 変更等の改造は認められない 第 1 条安全規定 改造及び付加物の取り付けなどにより当該大会技術委員長が安全でない車両と判断した場合 その指示に従わなければならない 1-1) 安全ベルト 1 フルハーネスタイプかつ 4 点式以上の FIA 公認安全ベルトの使用を義務付ける 2 ラベルに表示の使用期限を過ぎた物やストラップ 構成部品等に異常があるものの使用は厳禁する 3 取り付けに関しては 2012 年国内競技車両規則第 4 編 ラリー競技及びスピード行事競技における安全ベルトに関する指導要綱 の条件を満たす事 44 点式以上の安全ベルトは競技中のみ装着する事が許される したがって それ以外の通常走行時は既設の安全ベルトを装着すること 1-2) 消火器全ての車両に消火器の装着が推奨される 但し取り付ける場合は 2012 年 JAF 国内競技車両規則第 3 編第 5 章第 1 条 1.3) 消火器の項に従う事 1-3) ロールケージ TMSC 認定のロールケージを使用することが義務付けられる なお 乗員保護の為に頭部等に接触する恐れのあるロールケージの部位は緩衝材で覆われていなくてはならない 品番 :66510-NP900( ロールケージセット ) 1.-4.) サーキットブレーカー取り付けは認められない 16

1-5) イグニッションスイッチイグニッションスイッチはその位置が確認できるよう 黄色 で明示しなければならない 1-6) 牽引用穴あきブラケットフロント側 リヤ側共に TMSC 認定の牽引用穴あきブラケットの使用が義務付けられる 但し フロント側牽引用穴あきブラケットについては一般公道では使用しないこと 品番 :51960-NP900( フロント牽引フック ) 品番 :51967-NP900( リヤ牽引フック ) 第 2 条改造規定 参加車両は当規定の 安全規定 と第 3 条以降の各項に従ったものでなければならない また 当規定に定められていない項目は 変更 ( 取り外し 追加 使用方法等 ) 及び加工等の改造は認められない 更に 当規定に定められていない性能の向上を目的としていると判断される部品の装着はその効果の有無を問わず一切許されない 但し国内で販売される同一車両型式車種用の純正部品を使用することは許される ( 輸出仕様車専用部品の使用は許されない ) また 同一型式車種にレス仕様がある場合 加工を行わない方法で同一の仕様にする事は許される 但しダイアグシステム ( 故障診断システム ) において異常と判断される状態であってはならない 第 3 条エンジン エンジン補機類 3-1) エンジン本体エンジン本体は純正仕様のまま搭載されていなくてはならない 純正仕様と異なる一切の加工 変更 改造は認めない 3-2) エンジンマウント TMSC 認定部品への変更が認められる 品番 :12305-NP900( エンジンマウント RH) 品番 :12372-NP900( エンジンマウント LH) 品番 :12363-NP900( エンジンマウント RR) 3-3) フライホイール加工 変更等の改造は認められない 3-4) オイルポンプ加工 変更等の改造は認められない 3-5) オイルフィルター変更は自由 但し 取り付け位置の著しい変更は認められない また 油温 油圧の計測を目的としたセンサー取り付けの為 認定部品のアタッチメントを使用することは認められる 3-6) オイルフィラーキャッブ変更は自由 17

第 4 条電気系統 電気的に 諸装置を作動 調整する事ができる装置 (ECU 等全てのコンピューター類のコントローラーを含む ) は当初から装着されている物及び当規定で認められた物を除き装着は許されない 4-1) バッテリー本体の変更は認められるが 本体外寸は当初の物と同等でなくてはならない また 取り付けステーにて確実に固定されていなくてはならず 搭載位置の変更は認められない なお ポディーアース線の追加 加工 変更等の改造は認められない 4-2) オルタネーター加工. 変更等の改造は認められない 4-3) セルモーター加工 変更等の改造は認められない 4-4)ECU 追加及び加工 変更等の改造は認められない 4-5) 配線当規定で認められている部品を取り付ける為の最小限の加工のみ認められる 第 5 条吸排気系 5-1) エアクリーナーエレメントに限り変更が認めれる それ以外の改造は認められない 5-2) 吸気 排気マニホールド加工 変更等の改造は認められない 5-3) マフラー及び排気管 TMSC 認定部品への変更が認められる 5-4) マフラーサポート TMSC 認定部品への変更が認められる 5-5) 排出ガス完全暖機運転後アイドリング状態にて CO:1% HC:300ppm を超えないこと 18

第 6 条冷却系統 6-1) ラジエターラジエター本体の追加及び加工 変更等の改造は認められない また 導風板やダクトの取り付けも認められない 但し ラジエターキャップは変更が認められる 6-2) サーモスタット変更及び取り外しは認められる 6-3) ラジエターファン及びファンスイッチラジエターファンの加工 変更等の改造は認められない ラジエターファンを強制的に駆動させる ON OFF が手動で可能なスイッチの取り付けは認められる 6-4) ラジエター配管リザーバータンクの加工 変更等の改造は認められない また ホース類の変更と 水温の計測を目的とした温度センサーの取り付けで認定部品のアタッチメントを使用した加工は認められる 6-5) オイルクーラーオイルクーラーの取り付けは認められない 第 7 条シャシー 第 8 条駆動系 7-1) 最低地上高最低地上高 9cm 以上を確保すること 7-2) 全長及び全幅変更は認められない 7-3) 最低重量最低重量は 1010kg とし これを下回ってはならない スペアタイヤをバラストとして使用する場合は標準の取り付け方法により確実に取り付けること また その他のバラストの使用は認められない 8-1) クラッチ TMSC 認定部品の使用を推奨する また クラッチホースについては ボルトオンにて装着可能なものに限り変更が認められる 8-2) トランスアクスル加工 変更等の改造は認められない 8-3) 変速レパーボルトオンで装着できる物に限り変更が認められる 8-4) シフトノブ変更は自由 19

8-5) デイファレンシャル TMSC 認定のデイファレンシャルの使用を推奨する オーバーホールやイニシャル調整については TMSC 認定部品の使用を推奨するが 性能向上を目的とした加工 変更等を含み改造は認められない 8-6) 最終減速比ファイナルギヤの加工 変更等の改造は認められない 第 9 条制動装置 一切の加工 改造を伴わず 通常に装着可能な ローター ブレーキパット ブレーキホース に限り変更が許される 第 10 条サスペンション サスペンション及びその取り付け部位の補強は認められない 10-1) スプリング道路運送車両法の保安基準に抵触しない範囲で変更は自由とする 10-2) ショックアブソーバー道路運送車両法の保安基準に抵触しない範囲で変更は自由とする 10-3) スタピライサー純正仕様の取り付け位置を変更しない限り スタビライザーの変更は自由とする 第 11 条タイヤ及びホイール 1 使用するタイヤは一般に市販されるラジアルタイヤとする. 2 使用できるタイヤサイズは 195/55R15 のみとし 全て同銘柄 ( 左右非対称バターンを含む同一トレッドバターン ) とする 3 タイヤ及びホイールはいかなる場合も他の部分と接触してはならない 4 タイヤ及びホイールは車軸中心より前方 30 度 後方 50 度の範囲内でフェングーから突出してはならない 5 タイヤ中心より両側 50mm の範囲内は常にタイヤ溝深さを 1.6mm 以上有すること また 轍にタイヤのスリップサインは出ていてはならない 6 タイヤの加工または当該大会技術委員長により加工していると判断されるものは使用を認められない 7 ウオームアップ クールダウン 溶剤塗布等は認められない 8 使用するホイールは 15 インチとする 9 ホイールはスチール製 または JWL VIA マークの刻印された軽合金製とする 10 ホイールナットの材質及び形状の変更は認められる 但しホイールディスク面より突出しないことを条件とする 11 ホイールスペーサーの使用は認められない 20

第 12 条車体 12-1) 自動車登録番号標加工 変更等の改造は認められない 12-2) 空力装置 TMSC 認定部品の使用が認められる 12-3) ボンネット及びトランク加工 変更等の改造は認められない 12-4) リヤゲートダンパー取り外し あるいはオイル ガスを抜き作動しないようにしなくてはならない 12-5) バンパー加工等の改造は認められない マイナーチェンジ後 (2008/9~) のバンパーとそれ以前 (~2008/9) のバンパーを交換する車は認める 但し バンパーを交換する場合 前後バンパー 両フェンダー ヘッドライト ドアミラーの仕様もそれに合わせ変更すること 上記の交換作業に付随する最小限の配線の加工は認める 12-6) フロントガラス純正品以外でも道路運送車両法の保安基準に合致した物の使用を認める 12-7) サイド及びリヤガラス道路運送車両法の保安基準に合致した無色のサイドガラス及びリヤガラスを使用すること また塗装及び色付フィルムの貼り付けや ステッカーの貼り付けは T MSC が認めたもの以外は許されない 12-8) ボディー補強空洞への充填材注入 ( 当初より充填されている部位を除く ) も含み 一切の補強は認められない 12-9) タワーバー ブレース追加及び加工 変更等の改造は認められない 但し タワーバー本体の交換は認める 12-10) 水 / 泥はねよけ追加及び加工 変更等の改造は認められない 12-11) エンジンアンダーカバー追加及び加工 変更等の改造は認められない 12-12) アンダーガード取り付けは認められない 12-13) フォグランブ取り外しのみ認められる 但し 取り外した場合には簡易的ではない方法で蓋をすること また 蓋はバンパー内側から取り付ける事とし 蓋の取り付けによって空力的性能の向上があってはならない なお 取り外しを行わない場合はガラス飛散防止策を行うこと 21

第 13 条車体内部 13-1) 内装当規定で定められている部品の取り付けに伴う最小限の内装切除は認められる それ以外の 当規定で定められていない車室内の全ての部品は切除及び加工 取り外しすることは認められない 13-2) 防音材加工 変更等の改造は認められない 13-3) ステアリングホイール加工 変更等の改造は認められない 13-4) ベダルカバー及びヒールプレート装着する事が認められる 但し確実に取り付けること 13-5) フットレスト ニーレスト装着する事が認められる 但し確実に取り付けること 13-6) 座席運転席側シート及び助手席側シートに限り変更が認められる 変更する場合は JAF 国内競技車両規則第 3 編 5 章 9 条 9.4.5 の規定と推奨条件を満たすこと また 後部座席ヘッドレストについては競技中のみ取り外すことが認められる 13-7) 障害者用操作装置障害者用操作装置を装着する事が出来る 但し健常者の使用は認められない 13-8) ヒーター エアコンヒーター及びエアコンの取り外しは認められない また正常に機能していなくてはならない 13-9) データロガー取り付け 搭載は認められない 13-10) インナーミラーインナーミラーの加工 変更等の改造は認められない 第 14 条アクセサリー部品 JAF 国内車両規則第 4 編付則に定められた アクセサリー等の自動車部品 であっても 下記及び当該車両規定に定めるもの以外は 取り付け 取外し 変更は認められない 取り付け 変更が可能な部品コーナーセンサー コーナープロテクター ドアエッジプロテクター ナンバーフレーム サイドバイザー スカッフプレート 警音器 空気洗浄機 ナビゲーションシステム 音響 / 映像機器 盗難警報システム ETC 車載器 取外しが可能な部品アンテナ 22

第 15 条統一解釈 本規定は道路運送車両法の保安基準に適合し 出来る限り加工 変更等の改造の範囲を最小限に留めた車両で 平等な条件の下に一人でも多くの人が TMSC Vitz Clubman Race Series 2012 に参加出来ることを目的として作成されたものであり 本規定の解釈に万一疑義が生じた場合は当該大会技術委員長の解釈をもって最終とする 第 16 条本規定に記載されていない項目 本規定に記載されていない全ての項目は 各大会の特別規則書及び公式通知により示される なお 本規定の変更や解釈は TMSC ブルテンとして TMSC より公示される 開催サーキット 北海道シリーズ 十勝スピードウェイ北海道河西郡更別村字弘和 477 TEL: 0155-52-3910 東日本シリーズ 仙台ハイランドレースウェイ宮城県仙台市青葉区新川早坂 12 TEL: 022-395-2120 < コース > フルコース : 1 周 3.405km コース幅 < コース > フルコース : 1 周 4.076km コース幅 東日本シリーズ スポーツランド SUGO 宮城県柴田郡村田町菅生 6-1 TEL: 0224-83-3127 東日本シリーズ ツインリンクもてぎ栃木県芳賀郡茂木町桧山 120-1 TEL: 0285-64-0200 < コース > フルコース : 1 周 3.704km コース幅 10~12.5m < コース > フルコース : 1 周 4.801km コース幅 12~15m 23

開催サーキット 関東シリーズ 富士スピードウェイ静岡県駿東郡小山町中日向 694 TEL: 0550-78-2340 関東シリーズ 筑波サーキット茨城県下妻市村岡乙 159 TEL: 0296-44-3146 < コース > フルコース : 1 周 4.563km ショートレイアウト : 1 周 4.526km コース幅 15~25m < コース > フルコース : コース幅 西日本シリーズ 鈴鹿サーキット三重県鈴鹿市稲生町 7992 TEL: 059-378-340 西日本シリーズ 岡山国際サーキット岡山県美作市滝宮 1210 TEL: 0868-74-3311 < コース > フルコース : 1 周 5.8071km 西コース : 1 周 3.475km コース幅 9.2~15m < コース > フルコース : 1 周 3.703km コース幅 15~25m 西日本シリーズ オートポリスインターナショナルレーシングコース大分県日田市上津江町上野田 1112-8 TEL: 0973-55-1111 < コース > フルコース : 1 周 4.674km コース幅 15~25m 24

TMSC Vitz Clubman Race Series 2012 付則 : Vitz SCP 10 (1000cc) Class 競技規定 第 1 条総則 第 2 条賞典 大会名称 TMSC Vitz Clubman Race Series 2012 大会開催日 TMSC Vitz Clubman Race Series 2012 と同日開催 ( 混走レースとなります ハンドブック 3 頁 ~4 頁をご参照ください ) SCP10(1000 cc ) クラスは単独レース大会とする シリーズ戦ではありません 各大会賞典 1 位 JAFメダル トロフィー スポンサー賞 2 位 JAFメダル トロフィー スポンサー賞 3 位 JAFメダル トロフィー スポンサー賞 第 3 条参加資格 TMSC Vitz Clubman Race Series 2012 ハンドブック 7 頁第 7 条と同じとする 第 4 条参加申込 TMSC Vitz Clubman Race Series 2012 ハンドブック 9 頁 ~10 頁第 12 条と同じとする 第 5 条車両の交換 参加受付後の車両の交換は いかなる場合も認められない 第 6 条大会期間中のエンジン交換 当該大会期間中のエンジン交換は いかなる場合も認められない 第 7 条大会期間中のトランスアクスル交換及び作業 当該大会期間中のトランスアクスル交換及びトランスアクスルの脱着及び本体の分解を伴う作業は 認められない 第 8 条ボディーの修復 ボディーの修復に関しては 原形への復帰に限り認められる この際は技術委員長に申告の上 指示に従って作業を行うものとする 25

第 9 条タイヤ 第 10 条燃料 一般市販ラジアルタイヤを使用する ( 本付則 車両規定 を参照のこと ) 競技車両が大会参加時に使用する燃料は一般市販ガソリンを使用する ( 基本 HAND BOOK12 頁第 19 条と同じとする ) 第 11 条エアバックコンピューター 公式車検開始前までに エアバックコンピューターのコネクターを切り離しておくこと また 競技中も常にその状態を維持していなければならない なお 競技終了後公道走行チェック時には当該コネクターを接続しておくこと 第 12 条公式車両検査 公式車両検査に合格した車両は いかなる改造 ( 加工 交換 追加 変更 ) も認められない また 使用や事故による磨耗や損傷した部品の交換 ( 修復 ) は当該大会技術委員長の許可を受けた上で行う事とする その際 当該車両は再車両検査により承認を得なければならない 第 13 条レーススタート方式 レーススタート方式はグリッドスタートとする 予選タイムの早い順にスターティンググリッドが決定される グリッド位置は NCP91(1500cc) の後位置とし 各レースとも 7 台分のスターティンググリッドを優先的に SCP10 参加車に確保する ( 各サーキットで決める場合も有る ) 第 14 条車両保管 ( 車両の場外持ち出 ( 基本 HAND BOOK12 頁第 23 条と同じくする ) 第 15 条車両整備 ( 基本 HAND BOOK12 頁第 24 条と同じくする ) 第 16 条公道走行チェック ( 基本 HAND BOOK12~13 頁第 25 条と同じくする ) 第 17 条本規定に記載されていない項目 本規定に記載されていない全ての項目は 各大会の特別規則書及び公式通知により示される なお 本規定の変更や解釈は TMSC ブルテンとして TMSC より公示される 26

TMSC Vitz Clubman Race Series 2012 付則 : Vitz SCP 10 (1000cc) Class 車両規定 第 1 条車両 参加車両はトヨタ自動車株式会社の製造するトヨタ Vitz SCP10(10 00cc) 型とし 本規定で定められていない項目については 2012 年 J AF 国内競技車両規則第 3 編第 5 章 スピード SA 車両規定 に従っていなくてはならない また 道路運送車両法の保安基準に適合した有効な自動車検査証を有し 競技中においても保安基準に合致する状態でなくてはならない 第 2 条安全規定 1) ロールケージ JAF 国内競技車両規則第 3 編第 5 章 1.4) ロールバー に従うこと ロールバーの取り付けにより後部乗車のための室内高の確保及び乗降口等の確保ができない場合には 乗車定員の変更のための構造変更手続きを行うこと また 乗員保護のため頭部等に接触の恐れがある部位については 緩衝材で覆わなければならない 2) 安全ベルト ワンタッチフルハーネスタイプで 4 点式以上の安全ベルトの装着が義務付けられる JAF 国内競技車両規則第 3 編第 5 章 1.2) 安全ベルト に従うこと 乗車定員分の純正シートベルトは取り外してはならない 3) けん引用穴あきブラケット 車両の前後に下記要件を満たすけん引用穴あきブラケットを備えなければならない 1 材質はスチール製 2 最小内径 50mm で内径角部には R をつけること 3 板製の場合の最小断面積は 1cm2 4 丸棒の場合の最小直径は 10mm 5 黄色 オレンジ色 赤色のいずれかに塗装されていること 6 車両全長より突出しないこと レース終了後の公道走行チェック時にフロント側牽引用穴あきブラケットは取り外しておかなければならない 27

4) 消火装置の装着を推奨する 装着する場合は JAF 国内競技車両規則第 3 編第 5 章第 1 条 1.3 に従うこと 5) サーキットブレーカー / イグニッションスイッチ サーキットブレーカーの装着は自由とする 装着する場合は JAF 国内競技車両規則第 3 編第 5 章第 1 条 1.5 に従うこと イグニッションスイッチは その位置が容易に確認できるように黄色で明示しなければならない 6) 床 フロアカーペットは取り外しておくことを推奨する 7) オイルキャッチタンク 第 3 条改造規定 オイルキャッチタンクの装着を推奨する 装着する場合は JAF 国内競技車両規則第 1 編第 4 章第 19 条に従うこと 但し ブローバイガス還元装置は当初の機能を有すること ( 大気開放は許されない ) JAF 国内競技車両規則第 3 編第 1 章の一般規定 第 5 章の安全規定及び一般改造規定に定められていない項目は全て当初のままで 変更 改造 装着は一切許されない 国内で販売されていた同一車両型式車種用の純正部品を使用することは許される また同一型式車種にレス仕様がある場合 加工をしない方法で同一の仕様にすることは許される 但し ダイアグシステム ( 故障診断システム ) において異常と診断される状態であってはならない 道路運送車両法に基いてハンドドライブ仕様に改造された部位 ( クラッチ シフトレバー アクセル ブレーキぺタル ステアリング 等 ) は JAF 国内競技車両規則第 4 編アクセサリー等の自動車部品に従い 車両の性能向上が目的とされないことを条件に認められる 1) エンジン及び補機 1 エンジン本体 エンジン本体は純正仕様のまま搭載されていなくてはならない 純正仕様と異なる一切の加工 変更 改造は認めない 補修を目的とした修正は許される 当該自動車製造者が当該エンジンの補修用としている部品の使用は認められる 28

2 3 4 5 6 7 8 9 フライホィール 加工は認められるが 他のものに交換することは許されない ピストン 当該自動車製造者が当該エンジンの補修用として設定しているピストンの使用は認められるが 気筒容積別クラスを超えてはならない エンジンマウントおよびミッションマウント エンジンマウントブッシュおよびミッションマウントブッシュは ブラケットの形状 取り付け位置を変更しないことを条件に 変更 加工は許される 但し カーボン材の使用は禁止される ラジェター ラジェターファン リザーブタンクを含め 変更および取り外しは許されない ラジェターキャップ圧力の変更 ヒートインシュレターの取り外し ホース類の変更 水温計測用温度センサー取り付けのための加工 ラジエターファンを強制的に駆動させるための ON.OFF スイッチの装着は許される 冷却を目的とした 導風板 ダクトの変更や取り付けは認められるが いかなる場合も車体から突出してはならない サーモスタット 変更および取り外しは自由 但し 取り付け部の加工は許されない オイルポンプ 変更および改造は許されない 当初より装着されていない車両へのオイルクーラー装着は許されない オイルフィルター 変更は自由 但し 取り付け位置の著しい変更は許さない オイルパン オイルの偏り防止を目的としたセパレーターの取り付け 油温計測用温度センサー取り付けのための追加は許される 29

10 11 12 13 14 15 16 17 バッテリー 搭載位置の変更は認められない 容量 取り付けブラケットの変更のみ許される なお + 端子は短絡を避けるため確実に絶縁処理を行い 取り付けはバッテリーを堅固に固定するものであること オルタネーター 一切の変更及び改造は許されない E.C.U 当該車両に販売当初より装着されている ECU をのぞき 一切の変更及び改造は許されない 点火系統 ハイテンションコード及び点火プラグの変更に限り許される セルモーター 一切の変更及び改造は許されない 吸気 排気マニホールド 一切の変更及び改造は許されない エアクリーナー エレメントの交換 取り外しは許される エアクリーナーケース 配管の変更及び改造は許されない マフラー及び排気管 マフラー及び排気管の変更は認められる 但し 暖気運転後アイドリング状態において CO:1% HC: 300ppm を超えないこと 2) シャシー 1 2 クラッチ 作動方式 数量の変更が無ければ クラッチカバー及びクラッチディスクの変更は認められる 但し カーボン製の使用は認められない トランスミッション 変速比の変更はボルトオンを条件に認められる 30

3 4 5 6 7 8 9 ディファレンシャル ファイナルギヤの変更はボルトオンを条件に認められる LSD のボルトオンでの取り付けは認められる 制動装置 ブレーキパット ブレーキシュー及びブレーキホースの変更は認められる それ以外の部品の変更 取り付け 取り外しは認められない 操作性を向上させる目的で 操作装置 ( ペダル レバー等 ) に必要最小限の曲げ加工を行うこと また ぺダルパットの変更及び装着は認められる ブッシュ類 サスペンションブッシュ類は形状と取り付け位置の変更が無いことを条件に 硬度の変更は認められる サスペンションスプリング 取り付け位置 数 の変更をしない限り スプリングシートも含めて交換は自由とする 但し ジャッキアップ状態でスプリングの上下方向に遊びがあってはならない ショックアブソバー 取り付け位置 数 作動原理の変更が無ければ交換は自由 遠隔操作による減衰力調整機能 別タンク式への変更は認められない フロントバンブラバー 自由とする スタビライザー 変更及び取り付け 取り外しは認められるが 取り付けはボルトオンによるものに限定される 10 アーム ( ロアアーム テンションロッド ) 11 交換 加工は認められない アッパータワーバー フロントについてのみ サスペンションストラットアッパーサポート取り付けナット使用して取り付けることを条件に認められる 31

12 ロワーブレース 変更及び取り付けが認められる リヤに装置する場合は 左右のアクスルビーム取り付け部及びフロアサイドメンバーの既存の穴を使用して ボルトオンで取り付けることを条件とする 13 タイヤ及びホイール A. 当該車両製造者発行による量産車カタログの同一車両形式に記載されているタイヤサイズを基準とし 幅を最大 ±10m m ホイール径を最大 ±1 インチまで変更することができる B. タイヤは一般市販タイヤとし 競技専用タイヤの使用は認めない また フロント及びリヤは同サイズ 同銘柄のタイヤを使用すること C. ホイールのオフセットは自由 但し タイヤ ホイールはいかなる場合も他の部分と接触してはならない D. タイヤ ホイールは車軸中心より前方 30 後方 50 の範囲でフェンダーから突出しないこと ホイールはスチール製 または JWL/ VIA マークのある軽合金製とする E. ホイールナットは材質及び形状の変更は許される 但し ホイールディスク面より突出しないこと F. 常にタイヤのいかなる部分のスリップサインも出てはならない また タイヤ中心より両側 50mm の範囲内は 常にタイヤの溝深さを 1.6mm 以上有していなければならない G. タイヤのの加工は許されない H. タイヤのウォームアップ クールダウン 溶剤の塗布等は許されない I. ホイールスペーサーの使用は認められない 3) 車体 1 2 3 全長及び全幅 変更は許されない 全高 いかなる場合も最低地上高 9cm 以上を確保していなければならない 自動車登録番号標 取り外し及び移設は許されない 32

4 アクセサリー部品 JAF 国内競技車両規則第 4 編スピード車両規定付則 アクセサリー等の自動車部品 に定められた部品で 当規則で許されている部品に限り装着及び変更が許される 但し レースに不必要と判断され 容易に取り外しができるものはレース時には取り外さなければならない 5 空力装置 ( エアロパーツ ) 6 7 8 9 10 11 12 13 純正オプション部品の取り付け取り外し 及び道路運送法車両法の保安基準に適合した部品の取り付けが許される バンパー 変更及び加工は許されない フロントグリル 純正部品及び純正オプション部品に限り使用が許される ボンネット及びトランク 変更及び加工は許されない 但し ボンネットファスナー取り付けのための最小の加工は許される リヤーゲートダンバー レース時には取り外すか オイル及びガスを抜くことにより作動しないようにしなければならない エンジンアンダーカバー 取り外しは許される サイド及びリヤガラス 塗装及び色付きフイルムの貼り付け 視界の妨げとなるステッカーの貼り付けは許さない ミラー 室内及び室外ミラーの変更は許さない ヒーター エアコン 取り外しは許されない また正常に機能しなくてはならない 33

14 ラジオ類 取り外しは許される なお レース時はアンテナ類は取り外さなければならない ラジオを取り外した場合 簡易的でない方法で蓋をすること 15 補助メーター ( 計測器 ) 電気式メーターに限り追加装着することが許される 但し 標準装備されているメーター類は当初の機能を保持しなくてはならない 取り付けについては 乗員の保護を充分に考慮した取り付け位置 取り付け方法であること 16 17 ステアリングホィール 交換する場合は JAF 国内競技車両規則第 3 編第 5 章 9.4.2) ステアリングホィールに従うこと 但し 当初よりエアバックが装着されている車両については 変更は認められず レース時はエアバックコンピューターのコネクターを外し 作動をキャンセルさせること ( レース後は復元すること ) 純正装置以外を使用した位置調整は許されない フットレスト ニーレスト 装着は許される 18 19 ペダルカバー及びヒールプレート 変更及び装着は許される 但し 確実に取り付けること 座席 変更する場合は JAF 国内競技車両規則第 3 編第 5 章第 9 条 9.4.4) に従うこと 20 防音材 室内及びエンジンルーム内の防音材の取り外しは 車体に改造を行わない方法でのみ許される 21 内装 下記を除き取り外しは許さない 1. フロアカーペット 2. ロールバー装着に伴う最小限の内装切除 34

22 変速レバー ボルトオンで装着できるものに限り変更が許される 23 車体補強 あて板など 材料を用いた補強は禁止される 第 4 条最低重量 750Kg 以上スペアタイヤ等を利用した車両重量の調整は認められるが 確実な方法で固定されなければならない 第 5 条統一解釈 本規定の解釈に疑義を生じた場合は 当該大会技術委員長の解釈を最終とする 35

TMSC Vitz Clubman Race Series 便覧 TMSC Vitz Clubman Race Series 全体に関することについてのお問い合わせ トヨタ モータースポーツ クラブ (TMSC) <TMSC 事務局 > 102-0074 東京都千代田区九段南 2-3-18 トヨタ九段ビル B1. 電話 :03-3221-9950 FAX:03-3221-9924. http://toyota-motorsports-club.jp モータースポーツ情報ホームベージアドレス TMSC Vitz Clubman Race Series http://toyota-motorsports-club.jp/vitz/ トヨタ自動車モータースポーツ http://ms.toyota.co.jp JAF( 日本自動車連盟 ) http://www.jaf.or.jp JAF ライセンス JAF 規定などについてのお問い合わせ JAF モータースポーツ局 TEL: 03-3578-4936. JAF 北海道本部モータースポーツ TEL: 011-857-7155 JAF 東北本部モータースポーツ TEL: 022-783-2800 JAF 関東本部モータースポーツ TEL: 03-6833-9140 JAF 中部本部モータースポーツ TEL: 052-872-3685. JAF 関西本部モータースポーツ TEL: 072-645-1300 JAF 中国本部モータースポーツ TEL: 082-272-9967 JAF 四国本部モータースポーツ TEL: 087-867-8411 JAF 九州本部モータースポーツ TEL: 092-841-7672 TMSC Vitz Clubman Race Series 2012 ハンドブック トヨタ モータースポーツ クラブ (TMSC) 事務局 102-0074 東京都千代田区九段南 2-3-18 トヨタ九段ビル B1 電話 :03-3221-9950 FAX:03-3221-9924 http://toyota-motorsports-club.jp 2012 年 2 月発行 (Rev.07) 36