介護保険 住宅改修費の支給 住宅改修費の支給 とは 在宅の要介護 要支援者の方のお住まいに手すりを取り付けたり 床を滑りにくい材料に変更するといった小規模な改修をしたときに 改修費用の 9 割分 ~7 割分が支給される介護保険の制度です 支給方法 名古屋市では 住宅改修費の支給を以下の 2 つの方法

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高齢者の家庭における生活環境整備することを目的として住宅改修をした場合、助成金を受けることができます

事前申請から支給決定までの流れ ケアマネージャーに相談 2 ケアマネージャー ( 要支援の方は地域包括支援センター ) に相談をして改修内容を決めます 住宅改修が必要な理由書 を書いてもらいます 住宅の所有者が本人でない場合は 所有者の承諾が必要です ( 所有者が家族の場合は不要 ) 3 工事見積依

目次 1. 介護保険制度における住宅改修費支給制度について 2 2. 手続きの流れ 3 3. 支給対象要件 5 4. 支給限度基準額 6 5. 支払方法 7 6. 住宅改修費支給制度の対象となる改修の内容 8 7. 現地確認について 12 1

介護保険の住宅改修とは 介護を必要とする方が 住み慣れた自宅で持てる能力に応じ自立した生活ができるようにする ために 介護保険のサービスとして住宅の小規模改修を支援するものです 住宅改修の要件 対象者 介護保険の要介護認定で 要支援 1 2 要介護 1~5と認定された人です 認定結果待ちの間に改修を

飾区介護保険 住宅改修の手引き 住宅改修事業者向け 飾区介護保険課管理係 平成 30 年 3 月作成

滑りの防止及び移動の円滑化等のための床又は通路面の材料の変更 居室の畳敷からフローリング ビニール系床材等への変更 浴室の床材の滑りにくいものへの変更 通路面の滑りにくい舗装材への変更等の工事 引き戸等への扉の取替え 開き戸を引き戸や折戸 アコーディオンカーテン等に取替えのほか 扉の撤去 ドアノブの

居宅介護(介護予防)住宅改修費支給申請の手引

介護保険住宅改修の概要 介護保険住宅改修費支給制度とは 要介護 ( 支援 ) 状態になった方が 可能な限り 居住する住宅でその能力に応じ自立した生活を営むことができるよう 必要な住宅改修を行った際の費用の一部が支給される介護給付です 利用者が暮らしやすい住環境を整えるためには 利用者の心身の状況 日

飛島村居宅介護 ( 介護予防 ) 住宅改修に係る事業者の登録及び住宅改 修費受領委任払い制度取扱要綱 ( 趣旨 ) 第 1 条 この要綱は 介護保険法 ( 平成 9 年法律第 123 号 以下 法 と いう ) 第 45 条第 1 項に規定する居宅介護住宅改修又は同法第 57 条第 1 項に規定する

老高発 0713 第 1 号 平成 30 年 7 月 13 日 各都道府県介護保険主管部 ( 局 ) 長殿 厚生労働省老健局高齢者支援課長 ( 公印省略 ) 居宅介護住宅改修費及び介護予防住宅改修費の支給について の一部改正について 今般 居宅介護住宅改修費及び介護予防住宅改修費の支給について (

1. 介護保険住宅改修の概要 介護保険住宅改修制度とは 介護保険制度では, 要介護状態区分が要支援 1~2 又は要介護 1~5の認定を受けた方が, 在宅において自立した日常生活を営むためや, 介護者の負担を軽減するために住宅改修費の支給対象となる住宅改修 ( 対象となる工事についてはP6 参照 )

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介護保険住宅改修 ご利用の手引き 刈谷市 平成 30 年 8 月


補助の対象者 ( 申請者 ) 市内に自らが所有し 居住する住宅を改修する方 現在はまだ居住していないけれど 市内に所有している住宅を改修して居住する方 市税の滞納がない方に限ります 補助の対象となる住宅 バリアフリー改修工事の場合 一戸建ての住宅 併用住宅 ( 住宅部分 ) 長屋 共同住宅 ( 専有

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大田市版Q&A住宅改修.xls

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住宅リフォームの注意点と支援制度

大阪市では 高齢者等の世帯が介護保険制度の住宅改修費の支給を受けて住宅改修を行うとき また 介護保険制度の要介護認定で非該当 ( 自立 ) となった高齢者で 介護予防 生活支援 の観点から住宅改修が必要と認めれる方が住宅改修を行うとき 次のとおり改修工事の費用を助成します 1 対象者世帯 (1) 大

23.04住宅改修Q&A.xls

年度予算の範囲内で受付先着順となります 注意! 住宅耐震改修補助を受けようとする場合は 別途書類が必要です 2 補助金の 交付決定 書類審査後 補助金の交付が決定したら 市から連絡します 都市建築課窓口で 補助金交付決定通知書 をお渡しします 注意! 交付決定があるまで 工事に着手することができませ

スライド 1

まちの新しい介護保険について 1. 制度のしくみについて 東温市 ( 保険者 ) 制度を運営し 介護サービスを整備します 要介護認定を行います 保険料を徴収し 保険証を交付します 東温市地域包括支援センター ( 東温市社会福祉協議会内 ) ~ 高齢者への総合的な支援 ( 包括的支援事業 )~ 介護予

2 社会保障 2.1 社会保障 2.2 医療保険 2.3 年金保険 2.4 介護保険 2.5 労災保険 2.6 雇用保険 介護保険は社会保険を構成する 1 つです 介護保険制度の仕組みや給付について説明していきます 介護保険制度 介護保険制度は 高齢者の介護を社会全体で支えるための制度

平成 30 年度版帯広市 住みなれた住宅で 安心して過ごしたい 介護保険では 住宅の改修 ( 対象箇所 ) にかかった費用の 9 割 ~7 割分 ( 原則 1 人 20 万円の限度額内 ) についての払い戻しが受けられます 1 住宅改修費の支給とは 対象となる方 要支援 要介護の認定を受けた方 入院

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浴室の改修

防犯灯 防犯カメラと併せて設置し 次の1~3すべてに該当する防犯灯が補助対象となります 1 防犯カメラの視認性を向上させる照度 ( 防犯カメラから4メートル先の歩行者の行動などが認識できる明るさがあること 0.24ルクス以上 ) を確保できるもの 2 防犯カメラと同一の支柱に設置 3 光源を防犯カメ

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(150401)

鹿児島市高齢者等住宅改造費助成事業実施要綱 ( 目的等 ) 第 1 条 この要綱は 高齢者等又は高齢者等の属する世帯の生計中心者に対し 予算の範囲 内において住宅改造費助成金を交付することにより 高齢者等の自立促進 ねたきり防止及び介護者の負担軽減を図ることを目的とする 2 助成金の交付の手続につい

目次 1. この手引きについて 変更交付申請について 変更交付申請書の書類の作成 住宅リフォーム補助金変更交付申請書 ( 様式第 4 号 ) 変更する内容の分かる見積書の写し 変更する内容の分かる現場写

福祉用具貸与 介護予防福祉用具貸与 心身機能が低下した高齢者に 日常生活の自立を助ける用具をレンタルします 自 宅 に 住 ん で 自 宅 で 受 け る サ ー ビ ス ( 生活環境を整える ) 貸与品目 福祉用具購入費の支給 住宅改修費の支給 手すり スロープ 歩行器 歩行補助杖 車いす ( 付

( 助成金の額 ) 第 4 条住宅改造費の助成金の額 ( 以下 助成額 とする ) は, 第 3 条に定める助成対象工事に要する費用のうち, 市長が本要綱に照らして適当と認める額の5 分の3の額とする ただし, 助成対象者が生活保護法に基づく生活扶助を受けている世帯に属する場合等においては, 別に定

2. 申請者について Q6. 申請者は誰になりますか 申請者は 住宅の所有者で実際に居住している人になります 見積書 契約者 領収書といった申請書に添付する書類の宛名や補助金の振込口座の名義は申請者と同一になります Q7. 所有者が亡くなり 名義変更の手続きが済んでいない場合 相続予定者を申請者とし

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申請日以降に暫定ケアプランを作成した場合には 暫定ケアプランの作成日までしか遡ることはできません 2 要支援認定の場合ア ) 給付管理業務を行う事業者介護予防支援事業者が 介護予防サービス計画 を作成し 給付管理業務を行うので 暫定ケアプランを作成した居宅介護支援事業者は 利用者を介護予防支援事業者

居宅介護支援事業所重要事項説明書 [ 平成 29 年 6 月 1 日現在 ] 1. 当事業所が提供するサービスについての相談窓口電話 ( ) ( 月 ~ 土曜日 08:30~17:30) 担当介護支援専門員 / 管理責任者秋吉典子ご不明な点は 何でもおたずねください 2. 居宅

1 補助の対象 耐震診断の補助を受けるには 次のいずれにも該当しなければなりません (1) 木造の戸建住宅 ( 併用住宅で床面積の1/2 以上が居住用のものを含む ) で昭和 56 年 5 月 31 日以前に着工した地上 2 階建てまでのものであること (2) 所有者自らが居住していること (3)

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平成 28 年 2 月以降に認定更新等により要支援認定を受けた方が介護予防訪問介護 介護予防通所介護を利用される場合 これまでの予防給付サービスから総合事業のサービスに変わります 要支援者の認定有効期間は現在最長 12か月ですので 大川市は平成 28 年 2 月から1 年かけて移行します 更新の場合

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Taro-町耐震改修助成要綱 j

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   田辺市老人福祉法第28条の規定に基づく負担金徴収規則

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木造住宅耐震診断費の補助 申込み期限 1 月 3 1 日 1 補助の対象 耐震診断の補助を受けるには 次のいずれにも該当しなければなりません (1) 木造の戸建住宅 ( 併用住宅で床面積の1/2 以上が居住用のものを含む ) で昭和 56 年 5 月 31 日以前に着工した地上 2 階建てまでのもの

Q7 賃貸マンションの中にあるオーナー所有部分は 対象になりますか? 申請者 ( オーナー ) が居住の用に供している部分を住宅として区分して登記してい A7 る場合は 対象となります 別途 平面図等確認できるものを 提出してもらいます 対象工事等について Q8 どのようなトイレ改修が対象ですか?

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中古住宅を購入して改修する場合は 補助 対象になります 改修した購入住宅に居住する ( 実績報告時 点で購入住宅に住民登録を移している ) 場 合は 補助対象になります 借家 の場合 入居者のために貸主が改 修する工事は補助対象になります 補助対象になりません 個人の申請者が 自らが居住するための市

出産育児一時金及び家族出産育児一時金受取代理についてのお知らせ

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いずれも 日常の何気ない場面で転倒事故が起きています 家電の位置を変えたり カーペットがめくれないように固定したり 床に物を置かないなど 自分の動線を整理 工夫することで 転倒のリスクを減らすことができます 暮らしの点検高齢者の転倒予防というとすぐに住宅改修を検討しがちですが 住宅改修をする前に 暮

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高齢者サービスのしおり

障害児福祉手当福祉手当 ( 経過措置 ) 外国人障害者給付金身体障害者手帳愛護手帳自立支援医療受給者証 ( 更生医療 ) 介護保険被保険者証 敬老手帳 すみやかに手続きをしてください 実施日以後 新しい住所に書き換えますので 手帳と印鑑をお持ちいただき すみやかに手続きをしてください 実施日以後 新

2 補助対象住宅について 16 中古住宅の定義は 申請日において新築から 2 年を超えている住宅又は既に人が住んだことがある住宅であり 居住の用に供することを目的として建築した住宅をいいます 17 マンションの定義は 二以上の区分所有者が存する建物で 人の居住の用に供する専有部分のあるものであって

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ウ環境負荷低減型フォーム工事公共下水道 農業集落排水施設及び合併浄化槽に 生活排水設備を接続する工事です なお 合併浄化槽の設置については市の補助制度があります 詳しくは上下水道課へご相談ください Q 8 住宅リフォーム工事とはどのような工事ですか? A 8 住宅の機能の維持 回復又は向上のために行

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常務理事事務長係係 70 歳以上 ソニー健康保険組合理事長殿 1 被保険者証の記号 番号 健康保険限度額適用認定申請書 [ 兼食事療養標準負担額減額申請書 ( 被保険者が非課税の場合に限る )] 被保険者の氏名 押 被保険者本人が氏名を記入した場合は押不要 平成年月日 認 日中連絡の取れる電話番号

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横浜市家具転倒防止対策助成事業実施要綱 制定平成 25 年 6 月 4 日総危管第 233 号 ( 局長決裁 ) ( 趣旨 ) 第 1 条この要綱は 震災時における被害の減少と自助 共助による市民 地域の防災力向上を図るため 家具の転倒防止対策を進め 特に自ら転倒防止対策を行うことが困難である高齢者


暫定ケアプランの取扱いについて 平成 30 年 11 月 29 日事務連絡隠岐広域連合介護保険課長通知 暫定ケアプランの取扱いについては 介護制度改革 INFORMATION vol.80 平成 18 年 4 月改定関係 Q&A(vol.2) について ( 平成 18 年 3 月 27 日厚生労働省

藤沢市木造住宅簡易耐震改修工事補助金交付要綱 ( 趣旨 ) 第 1 条この要綱は, 木造住宅の耐震改修工事を促進することにより, 災害に強い安全なまちづくりを推進するため, 藤沢市耐震改修促進計画に基づき, 簡易耐震改修工事のための補強設計及び簡易耐震改修工事並びに工事監理に要する費用に対する補助金

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1. 補助 交付までの流れ ご注意ください 必ず交付決定通知が届いてから工事に着手してください 補助 交付申請 申請内容の審査 申請書に必要な書類を添付して建築住宅課 ( 市役所第二分館 1 階 ) へ提出してください 受付期間 平成 30 年 4 月 18 日 ( 水 )~11 月 30 日 (

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1

別表 有料老人ホームの類型及び表示事項 類型介護付有料老人ホーム ( 一般型特定施設入居者生活介護 ) 介護付有料老人ホーム ( 外部サービス利用型特定施設入居者生活介護 ) 住宅型有料老人ホーム ( 注 ) 健康型有料老人ホーム ( 注 ) 類型の説明介護等のサービスが付いた高齢者向けの居住施設で

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目次 手続き ページ 印鑑登録関係 印鑑登録証の返還 3 介護保険関係 介護保険被保険者証等の返還 3 国民年金関係 (1) 加入していた方 死亡一時金 遺族基礎年金 寡婦年金の受給申請 3 (2) 受給していた方 年金受給者死亡届 未支給年金の請求 4 国民健康保険 後期 高齢者医療制度関係 被保

間にその者の居住の用に供したときに 一定の要件の下で そのバリアフリー改修工事等にあてるために借り入れた住宅借入金等の年末残高 (1,000 万円を限度 ) の一定割合を5 年間所得税の額から控除できます なお 53ページの増改築に係る住宅ローン控除制度との選択適用になります 1 控除期間 5 年間

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障害者福祉ハンドブック

Transcription:

介護保険 住宅改修費の支給 住宅改修費の支給 とは 在宅の要介護 要支援者の方のお住まいに手すりを取り付けたり 床を滑りにくい材料に変更するといった小規模な改修をしたときに 改修費用の 9 割分 ~7 割分が支給される介護保険の制度です 支給方法 名古屋市では 住宅改修費の支給を以下の 2 つの方法で行っています 1 償還払い方式 償還払い方式 とは 改修工事を行った方が いったん費用の全額 (10 割 ) を施工事業所に支払い その後に区役所または支所に申請して自己負担分の 1 割 ~3 割を除く保険給付分の 9 割 ~ 7 割の支給を受けていただく方法です 2 受領委任払い方式 受領委任払い方式 とは 改修工事を行った方が費用の 1 割 ~3 割のみを施工事業所に支払い 保険給付の 9 割分 ~7 割分は 名古屋市が利用者の方から受領に関する委任を受けた施工事業所に直接支払うことにより 利用者の方の一時的な費用負担を回避する方法です 受領委任払い方式を利用する場合には 受領委任払い取扱事業者 として登録された事業所による住宅改修であることが必要となります 受領委任払い取扱事業者 の一覧は NAGOYA かいごネット (http://www.kaigo-wel.city.nagoya.jp) で確認できます 支給要件 住宅改修費の支給を受けるには 1 償還払い方式 2 受領委任払い方式ともに以下の要件を満たしている必要があります 心身の状況や住宅の状況などからみて必要な改修であること 要介護 要支援者の方が居住する ( 住民票のある ) お住まいの改修であること 改修内容が介護保険支給対象の工事であること 住宅改修に着工する前に 改修工事を行うことについて区役所または支所に申請をしていること 利用限度額 要介護 要支援状態区分に関係なく 居住する住宅に対し 要介護 要支援者の方一人あたり 20 万円までです 原則として改修費用の 9 割 ~7 割が住宅改修費として支給され 1 割 ~3 割は自己負担となりますので 最大 18 万円 ~14 万円まで支給されます 利用限度額 (20 万円 ) を超えた額については 全額自己負担になります 1

支給対象となる住宅改修の内容 区分内容 手すりの取付け 廊下 便所 浴室 玄関 玄関から道路までの通路などに転倒予防もしくは移動または移乗動作を円滑にすることを目的として設置する改修 手すりの形状は 二段式 縦付け 横付けなど適切なもの 段差の解消 居室 廊下 便所 浴室 玄関などの各室間の床の段差および玄関から道路までの通路などの段差または傾斜を解消するための改修 滑り防止および移動の円滑化などのための床または通路面の材料の変更 居室について板製床材 ビニル系床材 畳敷きなどへの変更 浴室の滑りにくい床材への変更 通路面の滑りにくい舗装材への変更などの改修 引き戸などへの扉の取替え 開き戸を引き戸 折戸 アコーディオンカーテンなどに取り替える扉全体の取替えのほか 扉の撤去 ドアノブの変更 戸車の設置などの改修 引き戸などの新設により 扉位置の変更などに比べ費用が低廉に抑えられる場合は 引き戸などの新設も対象となります 洋式便器などへの便器の取替え その他上記の改修に付帯して必要となる改修 和式便器から洋式便器への取替え 既存の便器の位置や向きの変更など 和式便器から 暖房便座 洗浄機能などが付加されている洋式便器への取替えは含まれるが 既存の洋式便器についてこれらの機能を付加する改修は 本人の自立に真に資すると認められる場合を除き含まれない 手すりの取付け手すり取付けのための壁の下地補強など 段差の解消浴室の床のかさ上げなどに伴う給排水設備工事 スロープの設置に伴う転落や脱輪防止を目的とする柵や立ち上がりの設置など 床または通路面の材料の変更床材などの変更のための下地の補修や根太の補強または通路面の材料の変更のための路盤の整備など 扉の取替え扉の取替えに伴う壁または柱の改修など 便器の取替え便器の取替えに伴う給排水設備工事 ( 水洗化または簡易水洗化に関するものを除く ) 便器の取替えに伴う床材の変更など 住宅改修費の支給は工事を伴うものが対象となりますので 用具を置くだけの場合は 対象とはなりません ただし 重さや形状などから持ち運びが容易ではないと判断される場合には対象となることがあります ( 事前に区役所福祉課または支所区民福祉課にご相談ください ) 2

申請手続 1 償還払い方式の場合 1 改修を行う事業所と相談するとともに 住宅改修をする前に介護支援専門員 ( ケアマネジャー ) 等に相談し 住宅改修が必要な理由書 ( 介護保険住宅改修状況等確認書 ) の記載を依頼してください 2 住宅改修を行うことについて 着工される前にお住まいの区の区役所福祉課または支所区民福祉課へ事前申請してください 1 介護保険居宅介護 / 介護予防住宅改修費支給申請書 2 住宅改修が必要な理由書 ( 介護保険住宅改修状況等確認書 ) 介護支援専門員 ( ケアマネジャー ) 等に記入してもらってください 3 工事見積書および図面 ( 原本または写し ) 工事を行う箇所 内容 規模や材料費 施工費 諸経費が区分して記載されたもの 4 改修前の状況がわかる写真 ( 撮影日の入ったもの ) 5 住宅所有者の承諾書改修する住宅の所有者が被保険者の方以外の場合に必要です 6 介護保険被保険者証 介護保険負担割合証 の用紙は区役所福祉課または支所区民福祉課にあります 3 区役所または支所より 事前確認書 と 住宅改修が必要な理由書 の写しが届いたら 事業所に依頼し 改修を行います 事業所に改修費用の全額を支払い 領収証と工事内訳書を受け取ります 4 区役所福祉課または支所区民福祉課へ改修工事が完了したことについて報告を行います なお申請には以下の書類などが必要です 1 介護保険居宅介護 / 介護予防事前確認書 2 住宅改修が必要な理由書 ( 介護保険住宅改修状況等確認書 ) の写し 3 領収証 ( 原本 ) ただし 領収証の宛名は被保険者ご本人のもの 4 工事内訳書および図面 ( 原本または写し ) 工事を行った箇所 内容 規模や材料費 施工費 諸経費が区分して記載されたもの 5 改修後の状況がわかる写真 ( 撮影日の入ったもの ) 6 介護保険被保険者証 介護保険負担割合証 7 被保険者ご本人の印かん ( スタンプ印不可 ) と預金通帳など口座の確認ができるもの のものは事前に申請をした後に 区役所または支所より送付されるものです 5 給付費支給決定通知書が届いた後 ご指定の口座に住宅改修費が振り込まれます 3

2 受領委任払い方式の場合 1 改修を行う事業所と相談するとともに 住宅改修をする前に介護支援専門員 ( ケアマネジャー ) 等に相談し 住宅改修が必要な理由書 ( 介護保険住宅改修状況等確認書 ) の記載を依頼してください 2 住宅改修を行うことについて 着工される前にお住まいの区の区役所福祉課または支所区民福祉課へ事前申請してください 1 介護保険居宅介護 / 介護予防住宅改修費事前承認申請書 ( 受領委任払い用 ) 2 住宅改修が必要な理由書 ( 介護保険住宅改修状況等確認書 ) 介護支援専門員 ( ケアマネジャー ) 等に記入してもらってください 3 工事見積書および図面 ( 原本または写し ) 工事を行う箇所 内容 規模や材料費 施工費 諸経費が区分して記載されたもの 4 改修前の状況がわかる写真 ( 撮影日の入ったもの ) 5 住宅所有者の承諾書改修する住宅の所有者が被保険者の方以外の場合に必要です 6 介護保険被保険者証 介護保険負担割合証 の用紙は区役所福祉課または支所区民福祉課にあります 3 区役所または支所区民福祉課より 承認通知書 と 住宅改修が必要な理由書 の写しが届いたら 事業所に依頼し 改修を行います 事業所に改修費用の 1 割 ~3 割を支払い 領収証と工事内訳書を受け取ります 4 区役所福祉課または支所区民福祉課へ住宅改修費の支給申請を行います なお 申請には以下の書類などが必要です 1 介護保険居宅介護 / 介護予防住宅改修費支給申請書 ( 受領委任払い用 ) 2 介護保険住宅改修費事前申請承認通知書 ( 受領委任払い用 ) 3 住宅改修が必要な理由書 ( 介護保険住宅改修状況等確認書 ) の写し 4 領収証 ( 原本 ) ただし 領収証の宛名は被保険者ご本人のもの 5 工事内訳書および図面 ( 原本または写し ) 工事を行った箇所 内容 規模や材料費 施工費 諸経費が区分して記載されたもの 6 改修後の状況がわかる写真 ( 撮影日の入ったもの ) 7 介護保険被保険者証 介護保険負担割合証 8 被保険者ご本人の印かん ( スタンプ印不可 ) のものは事前に申請をした後に 区役所または支所から送付されるものです 5 給付費支給決定通知書が届いた後 事業所の口座に住宅改修費が振り込まれます 4

住宅改修をする場合は 以下の点にご注意ください 住宅改修費の支給を受けることができるのは 要介護認定もしくは要支援認定を受けている在宅の方だけです 要介護認定等を受ける前に住宅を改修した場合は 住宅改修費の支給を受けることができません 病院に入院中または施設に入所中の方でも 住宅改修を行うことはできますが 退院 退所後自宅に戻ることができなかった場合など 住宅改修費の支給が受けられないこともありますので 区役所福祉課または支所区民福祉課にご相談ください 支給対象となる住宅改修については 2 ページの 支給対象となる住宅改修の内容 を参照してください すべての住宅改修に対して住宅改修費が支給されるわけではありませんのでご注意ください 住宅改修費の利用限度額は 20 万円までです これを使い切った場合 それ以降の改修について支給を受けることができません ただし 転居した場合や要介護度が最初の改修の時より 3 段階以上高くなった場合 ( 要支援 2 と要介護 1 は同じ段階となります ) は 再度最大 18 万円 ~14 万円まで住宅改修費の支給が受けられます 住宅の新築や新たに居室を設ける場合などの増築は対象になりません 〇単なる住宅の老朽化を理由とする改修は対象になりません 着工後において 事前申請した内容と異なる改修が必要になった場合には すみやかに区役 所または支所に連絡してください 住宅改修完了後支給申請までの間に被保険者の方が死亡し 相続人の代表者の方が申請をする場合は戸籍謄本等相続人であることがわかるものが必要です ただし 被保険者の方が死亡した時点で 被保険者の方と相続人の代表者の方が名古屋市住民基本台帳上同一世帯に属している場合は必要ありません お住まいの区や支所の職員が改修を行った ( あるいは行う予定の ) 住宅を実地調査させてい ただくことがありますので その際はご協力をお願いいたします 提出していただく書類は必ずボールペンや万年筆などで記入し えんぴつや文字が消せる ペンなどでは記入しないでください 住宅改修に関係したトラブルが増えています 住宅改修には専門知識が必要ですので どのような改修が必要なのか介護支援専門員 ( ケアマネジャー ) 施工事業所等と十分にご相談いただき ご自身の身体状況にあった住宅改修を行うことはもちろん 複数の見積りをとるなどして 改修に係る契約などにも十分注意しましょう 5

お問い合わせ ご相談は お住まいの区の区役所福祉課または支所区民福祉課へおたずねください 千種 区 役 所 TEL 753-1834 FAX 751-3120 東区 役 所 TEL 934-1193 FAX 936-4303 北区 役 所 TEL 917-6532 FAX 914-2100 北区役所楠支所 TEL 901-2269 FAX 902-1843 西区 役 所 TEL 523-4597 FAX 521-0067 西区役所山田支所 TEL 501-4975 FAX 504-7409 中村 区 役 所 TEL 453-5366 FAX 453-8232 中区 役 所 TEL 265-2323 FAX 241-6986 昭和 区 役 所 TEL 735-3913 FAX 731-8900 瑞穂 区 役 所 TEL 852-9394 FAX 851-1350 熱田 区 役 所 TEL 683-9405 FAX 682-0346 中川 区 役 所 TEL 363-4419 FAX 352-7824 中川区役所富田支所 TEL 301-8376 FAX 301-8661 港区 役 所 TEL 654-9692 FAX 651-1190 港区役所南陽支所 TEL 301-8345 FAX 301-8411 南区 役 所 TEL 823-9411 FAX 811-6366 守山 区 役 所 TEL 796-4605 FAX 793-1451 守山区役所志段味支所 TEL 736-2192 FAX 736-4670 緑区 役 所 TEL 625-3957 FAX 621-6841 緑区役所徳重支所 TEL 875-2207 FAX 875-2215 名東 区 役 所 TEL 778-3045 FAX 774-2781 天白 区 役 所 TEL 807-3887 FAX 802-9726 身体障害者手帳をお持ちの方へ 肢体または視覚のそれぞれの障害により 1 級から 3 級の身体障害者手帳をお持ちの方など 名古屋市障害者住宅改造補助事業による補助も受けることができる場合があります ただし 所得税額などの要件がありますので くわしくは区役所福祉課または支所区民福祉課までお問い合わせください このリーフレットは 古紙パルプを含む再生紙を使用しています H30.4 版 6