連絡先 : メディア リレーションズ : ジーンマリー マクファーデン インベスター リレーションズ : セレステ メレット ブラウン 参考和訳 モルガン スタンレー 2011 年度第 3 四半期決算を発表 純営業収益は 99 億ドル ;

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業績のハイライト 法人 機関投資家向け証券業務部門の純営業収益は 52 億ドルとなった これは セールス & トレーディング業務の堅調な業績と引受業務の業績改善を反映している ウェルス マネジメント業務の純営業収益は 41 億ドル 税引前利益率は 24% だった 2 今四半期の手数料ベースの資産流入

業績のハイライト 法人 機関投資家向け証券業務部門の純営業収益は 引受業務の堅調な実績と M&A アドバイザリー業務およびセールス & トレーディングの堅固な業績を反映して 13% 増加した ウェルス マネジメント業務の税引前利益率は 営業レバレッジの継続を反映して 27.1% となった 7 同業務

今四半期の年率換算した平均普通株主資本利益率は 2.9% 一過性の正味納税引当金の影響を除くと 8.6% だった 5 全社業績の概要 当社に帰属する当期純利益 1 株当たり利益 (EPS) 株主資本利益率 (ROE) (100 万ドル ) 9 公表ベース (a) 調整後 公表ベース (a) 調整後

MORGAN STANLEY DEAN WITTER

( 本資料は ロンドンにて 2017 年 2 月 24 日付で発表された資料の日本語参考訳 ( 抜粋 ) で すべてにおいて英語版が優先します ) 2017 年 2 月 24 日 スタンダードチャータード PLC 2016 年度業績ハイライト ハイライトスタンダードチャータード PLC ( 以下 当

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平成 30 年 4 月 24 日 各 位 会社名楽天株式会社 代表者名代表取締役会長兼社長三木谷浩史 ( コード :4755 東証第一部 ) 連結子会社 ( 楽天証券株式会社 ) の決算について 当社連結子会社の楽天証券株式会社 ( 代表取締役社長 : 楠雄治 本社 : 東京都世田谷区 以下 楽天証


Release フランクフルト アム マイン 2017 年 7 月 27 日 ドイツ銀行 2017 年第 2 四半期に 4 億 6,600 万ユーロの純利益を計上 ドイツ銀行 CEO のジョン クライアンは次のように述べています 2017 年第 2 四半期における業績は 当行の現在の状況を適切に示す

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2017 年度第 1 四半期業績の概要 年 8 月 9 日 日本生命保険相互会社

リリース


リコーグループサステナビリティレポート p

第101期(平成15年度)中間決算の概要

Disclaimer 本資料には 当行および当行の子会社に関連する見通し 将来に関する計画 経営目標などが記載されています これらの将来の見通しに関する記述は 将来の事象や動向に関する現時点での仮定に基づくものであり 当該仮定は不正確であることがあり得ます 様々な要因により 実際の業績が本書の記載と

ゼネラル エレクトリック カンパニー損益計算書 ( 未監査 ) 連結 GE 金融サービス (GE キャピタル ) 12 月 31 日までの 12 ヶ月間 V% V% V% 売上その他の利益商品およびサービス売上 $ 105,809 $ 10

PowerPoint プレゼンテーション

平成21年3月期 決算補足説明資料

Microsoft Word - Press release (43 page) WEB FINAL.docm

2. 基準差調整表 当行は 日本基準に準拠した財務諸表に加えて IFRS 財務諸表を参考情報として開示しております 日本基準と IFRS では重要な会計方針が異なることから 以下のとおり当行の資産 負債及び資本に対する調整表並びに当期利益の調整表を記載しております (1) 資産 負債及び資本に対する

平成 29 年度連結計算書類 計算書類 ( 平成 29 年 4 月 1 日から平成 30 年 3 月 31 日まで ) 連結計算書類 連結財政状態計算書 53 連結損益計算書 54 連結包括利益計算書 ( ご参考 ) 55 連結持分変動計算書 56 計算書類 貸借対照表 57 損益計算書 58 株主

Microsoft Word 決算短信修正( ) - 反映.doc

Microsoft PowerPoint - 決算説明資料2(日).ppt

10年分の主要財務データ

2018 年 8 月 10 日 各 位 上場会社名 エムスリー株式会社 ( コード番号 :2413 東証第一部 ) ( ) 本社所在地 東京都港区赤坂一丁目 11 番 44 号 赤坂インターシティ 代表者 代表取締役 谷村格 問合せ先 取締役 辻高宏

CC2: 連結貸借対照表の科目と自己資本の構成に関する開示項目の対応関係 株式会社三井住友フィナンシャルグループ ( 連結 ) 項目 資産の部 イロハ 公表連結貸借対照表 (2019 年 3 月末 ) 現金預け金 57,411,276 コールローン及び買入手形 2,465,744 買現先勘定 6,4

Microsoft PowerPoint - ★決算説明資料_0110

1. 30 第 2 運用環境 各市場の動き ( 7 月 ~ 9 月 ) 国内債券 :10 年国債利回りは上昇しました 7 月末の日銀金融政策決定会合のなかで 長期金利の変動幅を経済 物価情勢などに応じて上下にある程度変動するものとしたことが 金利の上昇要因となりました 一方で 当分の間 極めて低い長

連結財政状態計算書分析 資産 3,832 億円増 6 兆 2,638 億円 その他 +23 6,264 有形固定資産が減少したものの ビッグローブな どの連結子会社化に伴う資産の増加 au WALLET クレジットカード事業の拡大やau 携帯電話端末の 営業債権及びその他の債権 +16 割賦販売によ

その他 Tier1 資本に係る基礎項目 31a その他 Tier1 資本調達手段に係る株主資本の及びその内訳 30 31b その他 Tier1 資本調達手段に係る新株予約権の 32 その他 Tier1 資本調達手段に係る負債の 特別目的会社等の発行するその他 Tier1 資本調達手段の

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注記事項 (1) 当中間期における重要な子会社の異動 ( 連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動 ) : 無新規 社 ( 社名 ) 除外 社 ( 社名 ) (2) 会計方針の変更 会計上の見積りの変更 修正再表示 1 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無 2 1 以外の会計方針の変更 : 無

補足説明資料 1 平成 30 年度期末連結決算概要 平成 31 年 4 月 25 日東海旅客鉄道株式会社 当社の運輸収入は ビジネス 観光ともにご利用が順調に推移したため増収 さらに グループ会社についても増収となり 連結営業収益全体でも増収 営業費は グループ会社における売上原価の増等により増加し

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ずほ証券連結財務諸業績と財務の状況 みずほ証券連結財務諸表み表繰延税金資産 15,653 14,554 当社は 平成 28 年度及び平成 29 年度の連結貸借対照表 連結損益計算書及び連結株主資本等変動計算書について会社法第 444 条第 4 項の規 定に基づき 新日本有限責任監査法人の監査証明を受

注記事項 (1) 期中における重要な子会社の異動 ( 連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動 ) : 無 新規 社 ( 社名 ) 除外 社 ( 社名 ) (2) 会計方針の変更 会計上の見積りの変更 修正再表示 1 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無 2 1 以外の会計方針の変更 : 無 3

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平成 29 年 12 月期第 3 四半期決算短信 日本基準 ( 非連結 ) 平成 29 年 11 月 7 日 上場会社名 株式会社太陽工機 上場取引所 東 コード番号 6164 URLhttp:// 代表者 ( 役職名 ) 代表取締役社長 ( 氏名 ) 渡辺 登 問

(訂正・数値データ訂正)「平成25年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)」の一部訂正について

Microsoft PowerPoint - 3rdQuarterPresentations2013_J03.ppt

( 億円 ) ( 億円 ) 営業利益 経常利益 当期純利益 2, 15, 1. 金 16, 額 12, 12, 9, 営業利益率 経常利益率 当期純利益率 , 6, 4. 4, 3, 2.. 2IFRS 適用企業 1 社 ( 単位 : 億円 ) 215 年度 216 年度前年度差前年度

People s Bank 決算概要 The Bank of Okinawa,Ltd 11

目次 1 グループ概況 2 国内生命保険事業 3 業績見通し 参考 グループ各社の概況 1

注記事項 (1) 期中における重要な子会社の異動 ( 連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動 ) : 無 新規 社 ( 社名 ) 除外 社 ( 社名 ) (2) 会計方針の変更 会計上の見積りの変更 修正再表示 1 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 有 2 1 以外の会計方針の変更 : 無 3

2018 年度第 3 四半期業績の概要 年 2 月 1 4 日 日本生命保険相互会社 Nippon Life Insurance Company

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1. 国際財務報告基準に準拠した財務諸表 ( 抜粋 翻訳 ) 国際財務報告基準に準拠した財務諸表の作成方法について当行の国際財務報告基準に準拠した財務諸表 ( 以下 IFRS 財務諸表 という ) は 平成 27 年 3 月末時点で国際会計基準審議会 (IAS B) が公表している基準及び解釈指針に

株式会社 2019 年 5 月 13 日山陰合同銀行 自己資本の構成に関する開示事項 (2019 年 3 月期自己資本比率 ) 1. 自己資本の構成 連結 ( 単位 : 百万円 %) 項目 当四半期末 経過措置による不算入額 前四半期末 経過措置による不算入額 コア資本に係る基礎項目 (1) 普通株

サマリー

平成 29 年 11 月期第 3 四半期決算短信 日本基準 ( 非連結 ) 平成 29 年 10 月 11 日 上場会社名 株式会社アメイズ 上場取引所 福 コード番号 6076 URLhttp:// 代表者 ( 役職名 ) 代表取締役社長 ( 氏名 ) 穴見

計算書類等


2019年年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)

22 特定項目に係る十五パーセント基準超過額 うち その他金融機関等に係る対象資本調達手段のうち普通株式に該当するものに関連するものの額 うち 無形固定資産 ( モーゲージ サービシング ライツに係るものに限る ) に関連するものの額 うち 繰延税金資産 ( 一時差異に係るものに限


2019 年 1 月 29 日 各 位 会社名楽天株式会社代表者名代表取締役会長兼社長三木谷浩史 ( コード :4755 東証第一部 ) 本開示文書についての問合せ先役職副社長執行役員最高財務責任者氏名廣瀬研二電話 連結子会社 ( 楽天証券株式会社 ) の決算について 当

2. キャッシュ フローの状況 (1) 営業活動によるキャッシュ イン 6,095 億円 ( 前期比 +290 億円 ) ビジネス 観光ともにご利用が順調に推移し 当社の運輸収入が増加したことに加え 法人税等の支払額が減少したことなどにより 営業活動の結果得られた資金収入は増加 (2) 投資活動によ

1. 30 第 1 運用環境 各市場の動き ( 4 月 ~ 6 月 ) 国内債券 :10 年国債利回りは狭いレンジでの取引が続きました 海外金利の上昇により 国内金利が若干上昇する場面もありましたが 日銀による緩和的な金融政策の継続により 上昇幅は限定的となりました : 東証株価指数 (TOPIX)

負債の時価評価により生じた時価評価差額であって自己資本に算入される額 退職給付に係る資産の額 5,815 3,877 自己保有普通株式等 ( 純資産の部に計上されるものを除く ) の額 9 6 意図的に保有している他の金融機関等の対象資本調達手段の額 少数出資金融機関等の対象普通株式等の額 特定に係

連結貸借対照表の科目が 自己資本の構成に関する開示項目 のいずれに相当するかについての説明 ( 付表 ) 1. 株主資本 資本金 33,076 1a 資本剰余金 24,536 1b 利益剰余金 204,730 1c 自己株式 3,450 1d 株主資本合計 258,893 普通株式等 Tier1 資

(2) サマリー情報 1 ページ 1. 平成 29 年 3 月期の連結業績 ( 平成 28 年 4 月 1 日 ~ 平成 29 年 3 月 31 日 ) (2) 連結財政状態 訂正前 総資産 純資産 自己資本比率 1 株当たり純資産 百万円 百万円 % 円銭 29 年 3 月期 2,699 1,23

平成30年公認会計士試験

平成 29 年 6 月 26 日株式会社八十二銀行 連結貸借対照表の科目が 自己資本の構成に関する開示項目 のいずれに相当するかについての説明 ( 29 年 3 月期自己資本比率 ) 科 ( 単位 : 百万円 ) 公表連結貸借対照表金額 ( 資 産 の 部 ) 現 金 預 け 金 885,456 コ


決算概要

平成 30 年 3 月末 負債の時価評価により生じた時価評価差額であって自己資本に算入される額 退職給付に係る資産の額 15,162 3,790 5,815 3,877 自己保有普通株式等 ( 純資産の部に計上されるものを除く ) の額 意図的に保有している他の金融機関等の対象資本

平成 29 年 3 月期 決算説明資料 平成 29 年 4 月 28 日株式会社岡三証券グループ 本資料は 平成 29 年 3 期の業績等に関する情報の提供を 的としたものであり 当社が発 する有価証券の投資勧誘を 的としたものではありません 本資料は平成 29 年 3 末 現在のデータに基づいて作

平成 29 年 6 月末 負債の時価評価により生じた時価評価差額であって自己資本に算入される額 退職給付に係る資産の額 6,274 4,182 5,815 3,877 自己保有普通株式等 ( 純資産の部に計上されるものを除く ) の額 意図的に保有している他の金融機関等の対象資本調達

スライド 1

2017 年度決算概要 Ⅰ 年度連結業績概要 Ⅱ 年度連結業績予想 Ⅲ. 補足資料 シャープ株式会社 2018 年 4 月 26 日 見通しに関する注意事項 本資料に記載されている内容には シャープ株式会社及び連結子会社 ( 以下 総称して シャープ という ) の計画 戦略

( 本資料は 2018 年 2 月 27 日付で発表された資料の日本語参考訳 ( 抜粋 ) で すべてにおいて英語版が優先します ) スタンダードチャータード PLC 2017 年度業績ハイライト スタンダードチャータード PLC ( 以下 当行グループ といいます ) は 2 月 27 日付で 2

2017年度 決算説明会資料

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IFRSへの移行に関する開示

ご説明用資料 2018 年度決算概要 2019 年度業績予想 2019 年 5 月 15 日 Copyright (C) 2019 Toyo Business Engineering Corporation. All rights Reserved. 事業セグメント ソリューション事業 SAPを始め

2018 年度第 3 四半期運用状況 ( 速報 ) 年金積立金は長期的な運用を行うものであり その運用状況も長期的に判断することが必要ですが 国民の皆様に対して適時適切な情報提供を行う観点から 作成 公表が義務付けられている事業年度ごとの業務概況書のほか 四半期ごとに運用状況の速報として公表を行うも

連結財政状態計算書分析 資産 1,85 億円増 5 兆 8,72 億円 ジュピターショップチャンネルの新規連結化な 営業債権及び現金及びその他の債権現金同等物 その他の流動資産 +22 5,87 どに伴う資産の増加に加え au WALLET クレジッ トカード事業の拡大 au 携帯電

平成31年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)

【T&Dホールディングス】平成26年3月期第3四半期決算のお知らせ

決算補足説明資料 2011年3月期(10/4~11/3)

連結貸借対照表のが 自己資本自己資本の構成構成に関するする開示項開示項 のいずれにのいずれに相当相当するかについてのするかについての説明 ( 付表 ) (2018 年 9 月期自己資本比率 ) ( 注記事項 ) の については 経過措置勘案前の数値を記載しているため 自己資本に算入されているに加え

決算概要

(訂正・数値データ修正)「平成29年5月期 決算短信〔日本基準〕(連結)」の一部訂正について

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イオン銀行 2020 年 3 月期第 1 四半期財務諸表の概況 ( 連結 ) 2020 年 3 月期第 1 四半期財務諸表の概況 ( 連結 ) 2019 年 8 月 9 日 会社名株式会社イオン銀行 URL 代表者代表取締役社長新井直弘問合せ先責

2019年3月期第2四半期決算説明資料

1

コア資本に係る調整項目 無形固定資産 ( モーゲージ サービシング ライツに係るものを除く ) の額の合計額 うち のれんに係るもの ( のれん相当差額を含む ) の額 うち のれん及びモーゲージ サービシング ライツに係るもの以外の額 繰延税金資産 ( 一時差異に係るものを除く ) の額 適格引当

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2019年3月期 中間期決算短信〔日本基準〕(連結):東京スター銀行

平成16年度中間決算の概要

営業活動によるキャッシュ フロー 投資活動によるキャッシュ フロー 財務活動によるキャッシュ フロー 現金及び現金同等物期末残高 百万円 百万円 百万円 百万円 28 年 3 月期 12,634 11,407 4,547 34, 年 3 月期 14, ,391 38,41

スライド 1

第 3 期決算公告 (2018 年 6 月 29 日開示 ) 東京都江東区木場一丁目 5 番 65 号 りそなアセットマネジメント株式会社 代表取締役西岡明彦 貸借対照表 (2018 年 3 月 31 日現在 ) 科目金額科目金額 ( 単位 : 円 ) 資産の部 流動資産 負債の部 流動負債 預金

( )

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連絡先 : メディア リレーションズ : ジーンマリー マクファーデン 1-212-761-2433 インベスター リレーションズ : セレステ メレット ブラウン 1-212-761-3896 参考和訳 モルガン スタンレー 2011 年度第 3 四半期決算を発表 純営業収益は 99 億ドル ; 継続事業による希薄化調整後の 1 株当たり利益は 1.14 ドルモルガン スタンレー債関連のクレジット スプレッド拡大による 34 億ドルの増収要因と 1.12 ドルの希薄化調整後の 1 株当たり利益の増額要因を含む株式のセールス & トレーディング業務 金利およびコモディティ業務で堅調な業績 ; 世界の完了ベースの M&A 取扱高で第 1 位 ; グローバル ウェルス マネジメントの正味新規資産は 155 億ドル [ ニューヨーク 2011 年 10 月 19 日 ] モルガン スタンレー (NYSE: MS 以下 同社 ) は本日 2011 年度第 3 四半期 (2011 年 7 月 1 日 - 2011 年 9 月 30 日 ) の同社に帰属する継続事業による利益が 22 億ドル 希薄化調整後の 1 株当たり利益が 1.14 ドル 1 になったと発表した これに対し 2010 年度第 3 四半期の継続事業による利益は 3 億 1,400 万ドル 希薄化調整後の 1 株当たり利益は 0.05 ドルだった 第 3 四半期の純営業収益は 前年同期の 68 億ドルに対し 99 億ドルとなった 今四半期の業績は モルガン スタンレー債関連のクレジット スプレッドの変動とその他クレジット要因 ( 債務評価調整額 :DVA) による 34 億ドル 希薄化調整後 1 株当たり 1.12 ドルの増収要因を含んでいるが 前年同期では 7 億 3,100 万ドルの減収要因となっていた 2, 3 同社の今四半期の人件費は 37 億ドル 純営業収益に対する人件費の比率は 37% だった この比率は 今四半期の純営業収益を押し上げた DVA の影響を受けている 人件費以外の費用は 25 億ドルとなったが これは事業活動の活発化と英国の銀行税に関連する費用を反映している 今四半期の同社に帰属する非継続事業を含む損益は 希薄化調整後 1 株当たり 1.15 ドルの純利益であり これに対し 2010 年度第 3 四半期は希薄化調整後 1 株当たり 0.07 ドルの純損失だった 業績のハイライト 投資銀行業務の営業収益は 8 億 6,400 万ドルとなった 同社は世界の完了ベースの M&A 取扱高で第 1 位 世界の公表ベースの M&A 取扱高 世界の IPO 引受高 および世界の株式引受高でそれぞれ第 2 位となった 5 セールス & トレーディング業務の純営業収益は 54 億ドルであったが これは DVA に関連する 34 億ドルの増収要因を含んでいる 3 株式のセールス & トレーディング業務の純営業収益は 堅調なデリバティブ業務を反映している 債券 コモディティのセールス & トレーディング業務の純営業収益は 金利商品とコモディティの堅固な業績を含んでいる 1

グローバル ウェルス マネジメントの純営業収益は 33 億ドル 今四半期の正味新規資産は 155 億ドルとモルガン スタンレー スミス バーニー (MSSB) 発足以来の最高を記録し 手数料ベース口座への正味資金流入は 101 億ドルとなった 今四半期の税引き前利益率は前年同期の 9% から 11% に改善した 6 資産運用業務の純営業収益は 2 億 1,500 万ドル 顧客預り 管理資産は 2,680 億ドルとなった 資産運用業務は引き続き堅固な投資パフォーマンスを達成し 長期戦略の 76% 以上が 3 年 5 年 10 年ベースの各ベンチマークをアウトパフォームした (2011 年 8 月時点 ) 同社は株式会社三菱 UFJ フィナンシャル グループ (MUFG) とのパートナーシップを活用して 465 億円 ( 約 6 億ドル ) の売出債の発行を成功裏に完了した モルガン スタンレー社長兼最高経営責任者 (CEO) であるジェームス P. ゴーマンは次のように述べている モルガン スタンレーは 法人 機関投資家向けのビジネスにおいてはマーケットシェアの拡大を推し進め グローバル ウェルス マネジメント ビジネスにおいても MSSB 発足以来で最高の新規資産流入が示すように確かな底堅さを見せるなど 不安定な市場環境下において効果的な舵取りを行った 当社は 株式デリバティブおよび金利商品において顧客浸透率を高めたほか MSSB の統合においては新たなテクノロジー プラットフォームを導入し画期的な成果を上げるなど 多くの主要な事業戦略において進展を示した モルガン スタンレーは 堅固な流動性と多様な資金調達手段 また強固な資本基盤および MUFG との固有の戦略的パートナーシップを有しており 顧客に長期的な利益をもたらす態勢を整えている セグメント別の業績概要 ( 単位は 100 万ドル ) 法人 機関投資家向け証券業務 グローバル ウェルス マネジメント グループ 資産運用業務 (1) 純営業収益 税引前損益 純営業収益 税引前損益 純営業収益 税引前損益 2011 年度第 3 四半期 $6,448 $3,433 $3,260 $362 $215 -$117 2011 年度第 2 四半期 $5,189 $1,457 $3,476 $322 $645 $165 2010 年度第 3 四半期 $2,895 $241 $3,104 $281 $802 $279 (1) 純営業収益のそれぞれの期における DVA による増収 減収額は次のとおりである : 2011 年度第 3 四半期 : 34 億ドルの 増収 2011 年度第 2 四半期 : 2 億 4,400 万ドルの増収 2010 年度第 3 四半期 : 7 億 3,100 万ドルの減収 法人 機関投資家向け証券業務 法人 機関投資家向け証券業務部門の継続事業による税引前利益は 前年同期の 2 億 4,100 万ドルに対し 34 億ドルとなった 今四半期の純営業収益は前年同期の 29 億ドルに対し 64 億ドルだった DVA は今四半期に 34 億ドルの増収要因となったが 前年同期は 7 億 3,100 万ドルの減収要因だった 3 今四半期の税引前利益率は 53% だった 6 今四半期と前年同期の業績は DVA の影響を受けているため 以下のセールス & トレーディングに関する議論は今四半期の業績に焦点を当てる アドバイザリー業務の収益は前年同期比 11% 増の 4 億 1,300 万ドルとなったが これは完了 2

した案件が増加したことを反映している 引受業務の収益は市場活動の低下を受け 前年同期比 29% 減の 4 億 5,100 万ドルとなった 株式引受業務の収益は同 8% 減の 2 億 3,900 万ドルとなった 債券引受業務の収益は 2 億 1,200 万ドルと前年同期比 44% 減少したが これは主にハイイールド債と投資適格債の発行高が減少したことによる 債券 コモディティのセールス & トレーディング業務の純営業収益は 39 億ドルとなったが これは DVA に関連する 28 億ドルの増収要因を含んでいる 3 今四半期の純営業収益は クレジット環境の逼迫によるクレジット商品の損失で一部相殺されたものの 市場変動に加え 金利 為替商品 およびコモディティ業務における高水準の顧客活動を反映している 株式のセールス & トレーディング業務の純営業収益は 20 億ドルとなったが これは DVA に関連する 6 億 2,000 万ドルの増収要因を含んでいる 3 現物業務およびデリバティブ業務の業績は高水準の顧客活動と市場の取引高を反映している その他のセールス & トレーディング業務は 4 億 4,300 万ドルの純損失となったが これは企業への貸出業務に伴う評価損計上を主に反映している 今四半期の人件費は 16 億ドル 純営業収益に対する人件費の比率は 24% だった この比率は今四半期の純営業収益を押し上げた DVA の影響を受けている 人件費以外の費用は 15 億ドルと 前年同期の 12 億ドルから増加したが これは事業活動の活発化と英国の銀行税に関連する費用を反映している 95% の信頼区間で測った同社のトレーディングの平均 VaR( バリュー アット リスク ) は前年同期の 1 億 4,200 万ドル 2011 年度第 2 四半期の 1 億 4,500 万ドルに対し 1 億 3,000 万ドルとなった グローバル ウェルス マネジメント グループ グローバル ウェルス マネジメント グループの継続事業による税引前利益は 前年同期の 2 億 8,100 万ドルに対し 3 億 6,200 万ドルとなった 今四半期の税引前利益率は 11% だった 6 同部門の利益は シティグループへの非支配持分配分後および税引前で 3 億 1,000 万ドルとなった 7 純営業収益は前年同期の 31 億ドルに対し 33 億ドルに増加した これは主に 同社の繰延報酬制度および共同投資制度に関連する投資の純損失で一部相殺されたものの 資産運用収入および手数料収入の増大を反映している 今四半期における人件費は 20 億ドル 純営業収益に対する人件費の比率は 61% となった 人件費以外の費用は前年同期の 9 億 1,300 万ドルに対し 8 億 9,600 万ドルとなった 総顧客預り資産は 今四半期末時点で 1 兆 6,000 億ドルとなった 手数料ベース口座の顧客預り資産は 4,650 億ドル 総顧客預り資産に占める比率は 30% だった 今四半期の正味新規資産は 155 億ドル 手数料ベース口座の正味新規資金流入は 101 億ドルだった 第 3 四半期末時点で 1 万 7,291 人在籍するファイナンシャル アドバイザー ( グローバル ベース ) の 1 人当たり年換算収入と総顧客預り資産の平均はそれぞれ 74 万 7,000 ドルおよび 9,000 万ドルだった 資産運用業務 資産運用業務の継続事業による税引前損益は 前年同期の 2 億 7,900 万ドルの利益に対し 1 億 1,700 万ドルの損失となった 8 3

純営業収益は 2 億 1,500 万ドルと 前年同期の 8 億 200 万ドルから減少した 伝統的資産運用業務の堅調な業績が マーチャント バンキングと不動産投資業務におけるプリンシパル投資の損失 ( 前年同期は利益 ) によって大幅に相殺された 9 今四半期の人件費は 1 億 3,300 万ドル 純営業収益に対する人件費の比率は 62% だった 人件費以外の費用は前年同期の 2 億 3,800 万ドルから 1 億 9,900 万ドルに減少した 2011 年 9 月 30 日時点の顧客預り 管理資産は 前年同期の 2,660 億ドルから 2,680 億ドルに増加した これは市場の水準低下によって一部相殺されたものの 同社の流動性ファンドへの顧客資金の純流入を主に反映している 今四半期の同業務は 前年同期の 29 億ドルの純流入に対し 58 億ドルの純流出となった 資本について 同社の 2011 年 9 月 30 日時点の Basel I に基づく Tier1 自己資本比率は約 15.1% 普通株ベースの Tier1 自己資本比率は約 13.1% である 6,10 第 3 四半期の継続事業による年率換算した平均株主資本利益率 ( 普通株式 ) は 14.5% となった 2011 年 9 月 30 日時点で 同社の BaselⅠ に基づく自己資本比率の算出 ( 即ち 総資本 Tier1 自己資本 普通株ベースの Tier1 自己資本 ) に用いられるリスク資産 (RWA) は 2011 年 6 月 30 日に発表した 3,050 億ドルから正味で約 440 億ドル増加すると予想される 従来 モルガン スタンレーは 連邦準備制度理事会による規制報告ガイダンスに基づいた OTC デリバティブの担保に対する資本の扱いを適用していたため 同社全体の RWA が減少していた 2011 年 10 月に 同社は連邦準備制度理事会から 既存の規制方針の適用に関する更なる見直しに基づき OTC デリバティブの担保に対する資本の扱いを調整するよう助言された いかなる場合でも 同社の計算は連邦準備制度理事会のガイダンスに準拠して行われてきた 当初の資本の扱いも その修正も Basel Ⅲ まで継続するものではなく 従って 同社が以前に発表した Basel Ⅲ に基づく普通株ベースの Tier1 自己資本比率の推定値は 現在及び 2012 年末まで影響を受けない 2011 年 9 月 30 日時点で 発行済み株式数 19 億株に基づく普通株式 1 株当たり簿価と有形資産の簿価は それぞれ 31.29 ドル 27.79 ドルである 11 その他の事項 今四半期の継続事業による実効税率は 前年同期の 19.1% に対し 38.3% だった 12 これは主に利益の地理的構成の変化を反映している 同社取締役会は四半期ベースの配当を普通株 1 株当たり 0.05 ドルに決定した 配当は 2011 年 10 月 31 日時点の普通株主に対し 2011 年 11 月 15 日付けで支払われる モルガン スタンレーは 投資銀行 証券 資産運用 ウェルス マネジメント事業において多岐にわたるサービスを提供する世界有数の総合金融サービス企業である 世界 42 カ国にある 1,300 以上のオフィスを通じて 法人 政府 機関投資家 個人に質の高い金融商品およびサービスを提供している 同社に関する詳細については www.morganstanley.com を参照されたい 4

決算概要は添付資料を参照 財務 統計 事業関連の追加情報 事業およびセグメント動向は財務の補足説明書 (Financial Supplement) に掲載されている 決算リリースと財務の補足説明書は同社ウェブ サイト (www.morganstanley.com) の Investor Relations のセクションでも公開している # # # The information above contains forward-looking statements. Readers are cautioned not to place undue reliance on forward-looking statements, which speak only as of the date on which they are made and which reflect management's current estimates, projections, expectations or beliefs and which are subject to risks and uncertainties that may cause actual results to differ materially. For a discussion of additional risks and uncertainties that may affect the future results of the Company, please see "Forward-Looking Statements" immediately preceding Part I, Item 1, "Competition" and "Supervision and Regulation" in Part I, Item 1, "Risk Factors" in Part I, Item 1A, "Legal Proceedings" in Part I, Item 3, "Management s Discussion and Analysis of Financial Condition and Results of Operations" in Part II, Item 7 and "Quantitative and Qualitative Disclosures about Market Risk" in Part II, Item 7A of the Company's Annual Report on Form 10-K for the year ended December 31, 2010 and other items throughout the Form 10-K, the Company s Quarterly Reports on Form 10-Q, including Risk Factors in Part II, Item 1A therein, and the Company s Current Reports on Form 8-K, including any amendments thereto. 5

1 2011 年度第 3 四半期は 1 株当たり利益の計算に関連して約 4,600 万ドルの優先配当とその他調整額を含み 2010 年度第 3 四半期は 2 億 2,200 万ドルを含む 1 株当たり利益の算出方法に関しては 本リリースに付随するモルガン スタンレーの財務の補足説明書 3 ページを参照されたい 2 クレジット スプレッドの変動とその他クレジット要因に起因するモルガン スタンレーの長期債と短期債の一部のフェアバリューの変化を示す ( 一般的に債務評価調整額 (DVA) と呼ばれる ) 3 2011 年度第 3 四半期のセールス & トレーディング業務の純営業収益は DVA による 34 億ドルの増収要因を含んでいるが ( 債券 :28 億ドル 株式 :6 億ドル ) 前年同期は 7 億 3,100 万ドルの減収要因であった ( 債券 :4 億 6,400 万ドル 株式 :1 億 9,600 万ドル その他 :7,100 万ドル ) 4 今四半期の非継続事業は 主にリテール資産運用事業の Invesco Ltd. への売却に伴う追加の税制優遇を反映している 5 出典 : トムソン ロイター (2011 年 10 月 3 日時点 ) 2011 年 1 月 1 日 -2011 年 9 月 30 日 6 税引前利益率と普通株ベースの Tier 1 自己資本比率は非 GAAP 財務指標であり モルガン スタンレーは 同社と投資家が業績と自己資本比率を評価する際に用いる有効な指標であると考えている 税引前利益率は税引前の継続事業による損益を純営業収益で除したものである 普通株ベースの Tier 1 自己資本比率は Tier1 資本 ( 注 10 参照 ) から適格永久優先株や 適格信託優先証券および適格非支配持ち分などの適格制限コア資本項目を控除し MSSB の非支配持分に関連するのれん代および非サービシング無形資産の部分を調整して リスク資産で除したものである 7 同社は連結対象である MSSB の 51% 持分を保有している シティグループ インクが保有する 49% 持分に関する決算は 本リリースに添付する同社の財務の補足説明書 9 ページの非支配持分に適用される純利益 / 損失に掲載されている 8 2011 年度第 3 四半期決算および 2010 年度第 3 四半期決算は 連結決算に計上される一部の不動産ファンドによるプリンシパル投資に関連して それぞれ 税引前損失 1,700 万ドル 税引前利益 1 億 9,500 万ドルを含む これらのファンドのリミテッドパートナーシップ持分は 本リリースに添付する同社の財務の補足説明書 11 ページの非支配持分に適用される純利益 / 損失に掲載されている 9 今四半期の業績は 連結決算に計上される一部の不動産ファンドによるプリンシパル投資に関連する 1,300 万ドルの損失 ( 前年同期比は 2 億 300 万ドルの利益 ) を含む 10 同社は連邦準備理事会が採用している銀行持株会社の自己資本比率規制に従って TierⅠ 自己資本比率とリスク資産を算出している この規制は BaselⅠ とも言われる 1988 年 7 月付け 自己資本の測定と基準に関する国際的統一化 ( その後の改定を反映 ) に記載された枠組みに基づいている バーゼル銀行監督委員会が当初提示したように 非支配持分に関する最終案に基づき自己資本規制が実施される可能性があることから 今後 普通株ベースの Tier1 自己資本の定義は変更される可能性がある この算出は 2011 年 10 月 19 日 ( 本リリース発表日 ) 時点の概算値であり 2011 年 9 月 30 日を期末とする同社四半期報告書 Form10-Q で修正される可能性がある 11 有形普通株式自己資本と普通株式 1 株当たり有形資産の簿価は 自己資本比率の有効な指標と同社が判断している非 GAAP 財務指標である 有形普通株式自己資本は 普通株式からのれん代を控除し MSSB ののれん代及び無形資産に関する同社持分のみを含む無形資産 ( 許容されるモーゲージ サービシング権は含まず ) を控除したものに等しい 普通株式 1 株当たり有形資産の簿価は有形普通株式自己資本を期末の発行済み普通株式数で除したものである 12 2010 年度第 3 四半期は 当初の予想を下回るコストでの米国以外の利益の本国送金に関連する 1 億 7,600 万ドルの税効果を含む この一過性の税効果を除くと 同四半期の実効税率は 19.1% だった 6