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03

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Ver 年 10 月 15 日 改訂履歴 版数 改訂 年月日 改訂 頁 改訂内容 年 3 月 19 日 - 初版作成 年 6 月 12 日 4~ 手順の細分化 年 8 月 21 日 9, 13 複数研究対応に関する内容の追加 1

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必要となる教育を行うとともに 実施結果について指定する書面により甲に提出しなければならない 第 10 条乙は 甲がこの特記事項の遵守に必要となる教育を実施するときは これを受けなければならない ( 知り得た情報の保持の義務 ) 第 11 条乙は 本契約の履行に当たり知り得た受託情報を第三者に漏らして

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Transcription:

1 実施医療機関の長等の承諾 2 3 4 電磁的記録として扱う治験関連文書 電磁的記録の交付 受領手段 汎用性のあるファイル形式を利用することの指定有無 電磁的記録として扱う治験関連文書 ( 範囲 ) の承諾 SOP 等 施設の正式文書の記載 実施医療機関の長からの確認 実務担当者からの確認 電磁的記録の交付 受領手段の承諾 SOP 等 施設の正式文書の記載 実施医療機関の長からの確認 実務担当者からの確認 統一書式 書式 01 書式 02 書式 03 書式 04 書式 05 書式 06 書式 08 書式 09 書式 10 書式 11 書式 12 書式 13 書式 14 書式 15 書式 16 書式 17 書式 18 書式 19 書式 20 詳細記載用書式 参考書式 1 参考書式 2 統一書式添付資料 実施計画書 治験薬概要書 症例報告書見本 同意 説明文書 健康被害の補償に関する資料 被験者への支払いに関する資料 治験参加募集手順の資料 安全性等に関する資料 その他 ( その他治験審査委員会が必要と認める資料 ) e- メール クラウド等システム DVD-R 等の記録媒体 PDF Word Excel PowerPoint 主な確認資料及びその版数 / 制定日 1. 治験に係わる標準業務手順書 (2017 年 4 月 1 日改訂 ) 2. 治験に係わる標準業務手順書補遺 : 治験手続きの電磁化における手順書 (2018 年 8 月 27 日改訂 ) 3. カット ドゥ スクエアシステムの概要 (2019 年 5 月 7 日版 ) http://www.jmacct.med.or.jp/cds/apply.html 4. カット ドゥ スクエア利用規約第 2.1 版 (2013 年 4 月 1 日 ) http://www.jmacct.med.or.jp/cds/application.html ( 版 : ) ( 版 : ) 同じ確認資料を複数回利用する場合は本メモ欄に記載し 各項目にはの記載ののみでよい その他は その他の審議資料 を指す 統一書式及び添付資料以外の資料については手順対象外 IRB での対応の詳細は IRB-SOP で確認 参考書式 2 については利用を推奨するものではない ( 確認資料 :1 2 ) ( 版 : ) 資料によりの手段が異なる場合はメモ欄に記載 用いる予定のある交付 受領手段は全てチェックする どの手段を利用してもよいが それぞれで運用方法が異なる点を注意 クラウド等システムを利用する場合はNo.26の調査で確認 ( 版 : ) 治験関連文書 ( 範囲 ) および手段の承諾は いずれの方法でも可 外部 IRB を利用する場合 IRB-SOP 等の記載と契約有無で判断 電磁的記録の範囲 手段の詳細は No.2 No.3 に記録 独自ファイル形式は将来的に見読性に問題が生じる可能性があるためリスクを踏まえた上で採用する必要がある 資料によりファイル形式が異なる場合はメモ欄に記載 汎用性のないファイル形式の利用は企業ポリシーで判断 長期見読性が確保できるか否かを考慮する 1

5 6 7 8 9 10 11 電磁的手続きの責任者又は実務担当者の規定有無 の際のファイル名 フォルダ構造の手順有無 電磁的記録の受領確認記録の対応有無 中の定期的なバックアップ 中の電磁的記録の条件 電磁的記録のプリンタ等による書面での出力 電磁的記録を含む秘密保持義務の有無 SOP 等 施設の正式文書に規定あり 作成 [ 責任者 / 実務担当者 / 規定なし ] [ 責任者 / 実務担当者 / 規定なし ] [ 責任者 / 実務担当者 / 規定なし ] 破棄 [ 責任者 / 実務担当者 / 規定なし ] ハ ックアッフ [ 責任者 / 実務担当者 / 規定なし ] リストア [ 責任者 / 実務担当者 / 規定なし ] 審査管理課事務連と同一 施設ルール ( 詳細はメモ欄 ) 受領返信メール 受領簿の作成 ( 受領者 受領日付 受領内容 ) DVD-R 等に添付された鑑に受領印を押し 頻度 (1 日 /1 回 ) 障害 災害対策 ( 遠隔地保管 / 多重化等 ) 移行前後での内容の同一性確認に関する手順あり 適切な環境でする旨の記載 ( 湿度 温度 照度 ) 責任者の記載 ( 責任者又は実務担当者 ) 出力可能 出力不可能 ( 協議結果はメモ欄 ) ( 版 : ) からリストアまでは カット ドゥ スクエアのシステムが担保し 利用契約が存続する間はその状態が保持されます ( 版 : ) ( 版 : 第 1.4 版 (2019 年 5 月 7 日 ) ( 版 : ) ( 版 : 第 1.4 版 (2019 年 5 月 7 日 ) ( 版 : ) ( 版 : ) ( 確認資料 :1 ) ( 版 : ) 規定が無い場合 合意した運用をメモ欄に記録 作成 ~ リストアについて 責任者又は実務担当者が必要 同一担当者 ( 職名 ) でも可 実施者の規定と必要な教育 教育に基づいた運用が重要 独自ルールについてはメモ欄に記載 ex) 治験実施中のは責任者 治験終了後は実務担当者 治験関連文書を受領した治験協力者等から実施医療機関の長や治験責任医師等に交付されていることが検証できるような記録をする必要がある 実施医療機関外組織が提供するクラウド等システムを利用するためハ ックアッフ リストアの規定がない場合については No.25 も参照 手順なしを含め 事務連の運用を推奨し標準化を図る 複数の対応方法がある場合は それを全て選択 どの方法を利用してもよいが それぞれで運用方法が異なる点を注意 クラウド等システムによるログ記録を利用する場合については No.26の調査で確認 手順がある場合 手順に従った記録状況の確認も重要 受領の確認は 宛先間違いや未受領( 未開封 休暇等 ) への対応 方法 頻度の適切性は個別に企業ポリシーで判断 手順がある場合 手順に従ったバックアップ状況の確認も重要 ( 参考 : 電子文書の長期と見読性に関するガイドライン ) 1. 耐用年数 CD/DVD-R(RAWなし ) : 約 10 年磁気ディスク ( サーバー ): 約 5 年 2. 見読性維持の留意点正副 2 重化以上の多重化 ( 複数コピー ) 災害対策に別地での保管 クラウド等システムにより定期的なバックアップを実施する場合についてはNo.26の調査で確認 埃と温度変化の少ない冷暗所を 場所としていれば可 DVD-R 等はカートリッジ ( ケース ) を推奨 適切性は記録媒体毎に手順の妥当性を企業ポリシーで判断 の際の一時保管の場合は適応外 必要な際に 実際に印刷できることを示せれば可 IRB 資料等 治験契約前の電磁的記録の取り扱いも重要 秘密保持契約を締結するか否かは企業ポリシー 2

12 13 交付時における機密性確保のための対応 時における機密性確保のための対応 暗号化通信の利用 責任者による DVD-R 等での管理 ( 版 : ) ( 版 : ) パスワードはフォルダ毎で可 電磁的記録の暗号化 パスワードは情報受領後の漏洩を防止 クラウド等システムは 情報への権限者以外のアクセスを防止 クラウド等システムの権限設定管理を実施する場合については No.26 の調査で権限設定管理がバリデーションされていることを確認する DVD-R 等を責任者が管理する場合は管理記録が必要 クラウド等システムの権限設定管理を実施する場合については No.26 の調査で権限設定管理がバリデーションされていることを確認する 14 15 IRB 審査時に電磁的記録を利用する場合の機密性確保のための対応 電磁的記録を再現不可能な方法で破棄する対応有無 SOP 等 施設の正式文書に手順あり 暗号化通信の利用 電磁的記録の閲覧デバイス外へのDL 制限 閲覧デバイスのパスワード管理 IRB 委員とIRBとの守秘義務契約 該当せず ( 利用しない ) SOP 等 施設の正式文書に手順あり DVD-R 等用のシュレッダー等での物理破壊 電磁消去 ( 完全フォーマット等 ) 専門業者にて処理 その他 ( カット ドゥ スクエア利用規約による ) ( 版 : ) ( 確認資料 :4 ) ( 版 : ) 機密性確保は企業ポリシーで判断するが 過剰な要求はしない 手順あり は 内容や数ではなく実施しているか否かが重要 クラウド等システムによる権限設定管理を実施する場合は No.26 の調査で機密性確保がバリデーションされていることを確認する 16 17 電磁的記録の取り扱いに関する教育手順の有無 電磁的記録の取扱いに関し 取扱者への教育記録の有無 記録あり 記録なし ( 協議結果はメモ欄 ) ( 版 : ) ( 確認資料 : ) ( 版 : ) 実務前の教育受講が文書化されていれば可 教育内容については SOP の内容で可 信頼性確保に電磁的記録利用システムを用いる場合は 当該システムの利用者教育が必要 実施日付 教育内容 対象者が入った教育記録が必要 3

18 を行う際 改変を防止もしくは検知できる策を講じる手順の有無 電子的にファイルの同一性を確認できる手法 書き込み制限パスワード 資料間を目視で確認できるよう 前後の記録の ( 版 : ) 同一性に関してはカット ドゥ スクエア CSV 計画書他に則り実施しています カット ドゥ スクエアの電子原本管理機能では改竄不可かつ改竄検知が可能 目視で確認する際は記録の作成又は変更前後の資料が必要 その他の方法 ( 例示 ) ハッシュ値 ( 改変の検知 ) 画像 PDF ( 改変の防止 ) デジタル署名 ( 改変の検知 ) クラウド等システムのログ記録を利用する場合については No.26 の調査で改変防止もしくは検知できることがバリデーションされていることを確認する 19 20 21 中の電磁的記録を改変 消去した際の事実検証に関する手順の有無 中の電磁的記録をバックアップする際 データ移行前後で内容に違いがないことを証明する手順の有無 中の電磁的記録を適切に復元 ( リストア ) するための手順の有無 発生毎に記録の作成 改変前後を目視で確認できるよう 前後の記録の 電子的に同一性を確認できる手法 バックアップ前後を目視で確認した記録 1. 復元 ( リストア ) の手順あり バックアップからの復元方法 2. 復元前後での内容の同一性に関する手順あり 電子的に同一性を確認できる手法 復元前後を目視で確認 ( 版 : ) カット ドゥ スクエアの機能により改変不可 修正が発生した場合は版管理を行う機能にて対応 ( 版 : ) 移行前後の同一性に関しては移行が無いため該当しない なおデータの真正性はカット ドゥ スクエアCSV 計画書他に則り実施 ( 版 : ) 移行前後の同一性に関してはカット ドゥ スクエア CSV 計画書他に則り実施 発生毎の記録の際は 実施日付 実施内容 実施者の記録が必要 目視で確認する際は記録の作成又は変更前後の資料が必要 クラウド等システムのログ記録を利用する場合については No.26 の調査で電磁的記録の改変 消去した際の事実検証が可能なことがバリデーションされていることを確認する 目視で確認する際は記録の作成又は変更前後の資料が必要 電子的に同一性を確認する場合は No.26 の調査で当該システムの CSV が必要 目視で確認する際は記録の作成又は変更前後の資料が必要 災害等によりバックアップからの復元が不可な場合は 交付者からの再交付と記録の作成でも可とする 電子的に同一性を確認する場合は No.26 の調査で当該システムの CSV が必要 22 モニタリング 監査並びに治験審査委員会及び規制当局の調査時に電磁的記録を直接閲覧させる手順の有無 ゲストアカウントの付与 アカウント所有者による操作 DVD-R 等へしたデータの閲覧 ( 確認資料 :1 2 3 ) ( 版 : ) ( 確認資料 : カット ドゥ スクエアマニュアル管理者 サブ管理者編 ( 版 : 第 8.0.2 版 (2019 年 5 月 7 日 ) DVD-R 等が閲覧用のコピーの場合は バックアップ手順に準じ された資料と同一であると確認できることが必要 23 原データを含む文書 ( 書式 8,12-1,12-2) について 作成責任者の見解を確認できる手順の有無 該当せず ( 紙原本で ) 作成責任者の指示等を記録 作成責任者をe-メールの宛先に加える クラウド等システムのログより作成責任者の見解を確認 その他 ( ) ( 版 : ) ( 版 : 第 1.4 版 (2019 年 5 月 7 日 ) 医療機関内で複数の方法があれば 全て選択 クラウド等のシステムログより作成責任者の見解を確認する場合は No.26 の調査で当該システムの CSV が必要 4

24 書面をスキャンして電磁的記録としてする場合 スキャニングに関する手順の有無 SOP 等 施設の正式文書に手順あり 判読可能 ( 階調 解像度 ) である事を確認する旨の記載 同一性の確認方法 記録の作成 スキャン資料の取り扱い 該当せず ( 紙原本で ) ( 確認資料 : 各施設の手順書等の名称 ) ( 版 : 上記版 ) 階調 解像度は判読可能であれば可 ex)r.g.b256 階調 200dpi 程度 同一性はスキャン漏れ 見読性等を確認 作成する記録は スキャニングの実施日付 実施内容 作業者 スキャニング後の資料は 一定期間する もしくはシュレッダー処理等 機密性を確保したうえで処分 25 実施医療機関外の組織が提供するクラウド等システムを利用しする場合 1.GCP 第 39 条 2 項に基づく契約 締結済み 未締結 2. バックアップ 責任者の指名 頻度 ( ) 障害 災害対策 ( 遠隔地保管 / 多重化等 ) 移行前後での内容の同一性確認に関する手順あり 手順なし 3. 復元 ( リストア ) 責任者の指名 移行前後での内容の同一性確認に関する手順あり 手順なし 4. 緊急対応 ( 委託先変更時の方策 ) 標準的なファイル形式等 対応無し 又は詳細不明 該当せず ( 利用しない ) 1. 治験促進センターとのカット ドゥ スクエア利用契約に含める ( 確認資料 : カット ドゥ スクエアシステムの利用契約書 ) ( 版 :2016 年 6 月 29 日締結 ) ( 版 : ) 移行前後の同一性に関してはカット ドゥ スクエア CSV 計画書他に則り実施 チェックリスト作成時に契約未締結でも速やかに締結可能であれば可 委託先の管理体制は 実施医療機関側を通じた確認事項 バックアップについて No.8 No.20 を参考に判断 リストアは No.21 を参考に判断 緊急対応は委託先が変わった際の見読性維持で判断 クラウド等システムを利用しているので No.26 の調査で当該システムの CSV が必要 26 実施医療機関にて広く普及している電磁的記録利用システム以外の電磁的記録利用システムを構築して電磁的記録の を実施する場合 当該システムに対するシステム部門の調査結果 調査結果 適合 不適合 該当せず ( 利用しない ) ( システム名 : ) 電磁的記録利用システムで担保する要件に応じ 専門担当者が判断する 5