自己評価書様式

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平成20年度AO入試基本方針(案)

必修科目については全科目を修得しなければならない 選択科目については所定科目をそれぞれ履修して, 成績の評価を受けなければならない また (3) に示す 生産デザイン工学 プログラムに定める必修科目と選択科目についても同様である 最終的に各専攻で表 1の単位数以上を修得しなければならない 表 1 専

自己点検・評価表

2021 年度入学者選抜 (2020 年度実施 ) について 静岡大学 本学は,2021 年度入学者選抜 (2020 年度実施 ) より [ 註に明記したものは, その前年度より ], 志願者のみなさんの能力をこれまで以上に多面的に評価することを目的として, 課す教科 科目等を以下のとおりに変更いた

東京大学推薦入試FAQ

4 選抜方法 (1) 選抜の方法 本校の 期待する生徒像 に基づき, 学力検査の成績, 調査書, 面接の結果 等を総合的に判定して入学者の選抜を行う ア 学力検査の成績 による順位と 調査書の得点 による順位が, ともに次のパーセント以内にある者は, 入学許可候補者として内定する ( ア ) 受検者

学生による授業評価のCS分析

東北芸術工科大学 2019 年度学生募集要項 [AO 編 ] アドミッション ポリシー / 募集人員アドミッション オフィス入学試験とは芸工大の選べる入学試験 8 アドミッション オフィス入学試験 試験内容 [ 出題内容 受験生持参物等 ] 自己アピールファ

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平成 28 年度 九州歯科大学入学者選抜要項 AO 入試 一般入試 ( 前期日程 )

4 選抜方法 (1) 選抜の方法 本校の 期待する生徒像 に基づき, 学力検査の成績, 調査書, 面接の結果 等を総合的に判定して入学者の選抜を行う ア 下表のとおり合計点を算出する 学力検査 調査書 5 教科の 教科の学習の記録 出欠 行動 特別活動 部活動等 面接 得点合計 の記録 の記録 の記

目 次 平成 29 年度島根県公立高校入試の改善方針について 1 Ⅰ 改善方針の概要 2 1 基本的な考え方 2 改善方針の内容 3 実施の時期 Ⅱ 選抜制度の具体的内容 3 1 選抜の機会 2 検査の時期 3 選抜資料 学力検査 3-2 個人調査報告書 3-3 面接 3-4 その他の資

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Microsoft Word 第2報2020年度以降の大学入学者選抜‐山梨大

推薦試験 ( 公募制 ) 募 集 人 員 296 名 出 願 資 格 高等学校若しくは中等教育学校を平成 31 年 3 月に卒業見込みの者で 次の 1~6の条件のいずれかを満たし かつ 学校長の推薦を受けたもの 1 全体の評定平均値が3.3 以上の者 2 皆勤の者 3 課外活動 ( 文化活動 体育活

別紙様式7

受付番号 宮城県小牛田農林高等学校長殿 平成 年 月 日 志願する課程, 学科, コース 部 : 全日制課程農業技術科農業科学コース 次の 1,2 のうち, 満たしている条件の にチェックをすること 2 の場合 (1)~(3) のいずれか 1 1~3 年生の全教科の評定平均値が4.0 以上の者 2

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ウ実施期日等平成 28 年 3 月 8 日 ( 火 ) 時限教科検査時間 1 国語 9:00~ 9:50 ( 50 分 ) ( 休憩 ) 2 数学 10:10~11:00 ( 50 分 ) ( 休憩 ) 3 英語 11:20~12:10 ( 50 分 ) ( 昼食 ) 4 社会 13:00~13:5

【大綱】①平成29年度山口県公立高等学校入学者選抜実施大綱

平成 30 年度入学者選抜実施方法等 ( 歯学科 ) 学部 学科選抜方法の区分募集人員出願資格出願要件選抜方法出願期間試験日合格発表日 歯学部 AO 入試 17 名 次の各号のいずれかに該当する者 左記出願資格のいずれかに該当し かつ次の要件 ア第 1 次選抜 第 1 次選抜 第 1 次選抜 第 1

4 選抜方法 ( 1 ) 選抜の方法 学力検査の成績 調査書の得点 第 2 日の検査 ( 面接 ) の得点 を全て合計した 総得点 により順位をつけ 各選抜資料の評価等について慎重に審議しながら 予定人員までを入学許可候補者として内定する < 総得点の満点の内訳 > 調査書の得点第 2 日の検査学力

前橋育英高等学校 生徒募集要項 2017

別紙様式7

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3. 一般入試における大学入試センター試験の利用教科 科目及び個別学力検査等の出題教科 科目について 教科 科目名等大学入試センター試験の利用教科 科目名個別学力検査等 ( 前期日程 ) 個別学力検査等 ( 後期日程 ) 学部 学科 課程等教科科目名等 注 教科科目名等教科科目名等国語 国語 人間形

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( 委員以外の者の出席 ) 第 5 条委員長は 必要に応じ当該研究に必要な知見及び専門知識を持つ教員 産業医または看護師等を委員会の同意を得て出席させ 意見を聴くことができる ただし 上記の者の出席が困難な場合は 委員長又は委員長が指名した者が口頭等で意見を聴取し 委員会で報告することができる (

(3) 面接 [300 点満点 ] 3 名の評価者が, 次の4つのごとに, 各に基づき,a( 優れている ) b( 標準である ) c( 標準をやや下まわる ) d( 標準を下まわる ) e( 問題がある ) の 5 段階で評価する aを25 点,b を20 点,c を15 点,d を5 点,e を

文科省・28年度『選抜実施要項』変更点等|旺文社教育情報センター

生産動物医療推薦入学試験 志望で下記の条件を満たし 出身高等学校長が推薦する者 高等学校を 2017 年 3 月卒業および 2018 年 3 月卒業見込みの者で 全体の評定平均値が 3.5 以上の者 (1 浪まで ) 生産動物臨床獣医師を志望する者 動物病院後継者育成推薦入学試験 志望で下記の条件を

別紙様式7

平成 27 年度入学者選抜実施方法等 ( 歯学科 ) 学部 学科選抜方法の区分募集人員出願資格出願要件選抜方法出願期間試験日合格発表日 歯学部 AO 入試 17 名 次の各号のいずれかに該当する者 左記出願資格のいずれかに該当し かつ次の ア第 1 次選抜 第 1 次選抜 第 1 次選抜 第 1 次

1.(1) 名古屋美容専門学校教育理念 美容に必要な基礎教育と専門的実践教育を行い 豊かな知性と誠実な心を持ち 社会に貢献できる人材を育成する (2) 名古屋美容専門学校学則 第 1 章総 則 ( 目的 ) 第 3 条本校は 教育基本法の精神に則り 学校教育法に従い 美容に必要な基礎教育と専門的実践

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2019 年度札幌国際大学大学院 [ 外国人特別選抜入学 ] 学生募集要項 観光学研究科心理学研究科スポーツ健康指導研究科

TSRマネジメントレポート2014表紙

進路説明会資料(平成29年度分)

問い

00_表紙.eca

I. 設置課程 学科および定員 通信制 単位制課程 普通科 ( 男女共学 ) < 設置コース> 週 5 日コース ( 定員 :90 名 ) 美術専攻 デザイン専攻 クラフト陶芸専攻 音楽専攻 パフォ マンス専攻 週 2 日コース ( 定員 :10 名 ) 週 1 日コース ( 定員 :10 名 )

2. 募集人員 学部学科 課程入学定員 国際教養学部 工学部 園芸学部 薬学部 国際教養学科 90 文学部 人文学科 170 法政経学部 法政経学科 370 教育学部 学校教員養成課程 390 数学 情報数理学科 44 物理学科 39 理学部 化学科 39 生物学科 39 地球科学科 39 計 20

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編入学募集要項18年度(改)

2.3.事前に調べておこう

Microsoft Word (下線あり)新旧対象(大学評価基準)(31年度実施分)

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弦打校区コミュニティ協議会会則 ( 名称及び組織 第 1 条この会は, 弦打校区コミュニティ協議会 ( 以下 協議会 という ) と称し, 協議会の区域内に居住する個人および所在する法人ならびに別表 ( 組織図 ) に掲げる構成団体等で組織する ( 目的 ) 第 2 条協議会は, 住みよい地域社会の

2018年度(平成30年度)兵庫県立大学入学者選抜方法等 一般入試(後期日程)

国際商経学部推薦入試 ( グローバルビジネスコース ) 学科 募集人員国際商経学科 ( グローバルビジネスコース ) 20 名 出願期間平成 30 年 11 月 1 日 ( 木 )~ 平成 30 年 11 月 7 日 ( 水 ) 入学考査日平成 30 年 11 月 25 日 ( 日 ) 合格発表日平

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基本方針1 小・中学校で、子どもたちの学力を最大限に伸ばします

試験の区分国語外国語数学地歴, 公民理科その他合計 書類審査 TOEFL ibt 面接 口頭試問 大学入試センター試験 注 2 1 大学入試センター試験の 外国語 で 英語 を選択した者の 英語 の成績は, 筆記試

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平成 28 年度大分大学入学者選抜における実施教科 科目等について ( 予告 ) 平成 27 年 8 月大分大学 平成 28 年度入学者選抜 ( 一般入試 大学入試センター試験を課す推薦入試及びAO 入試 ) における大学入試センター試験の利用教科 科目及び個別学力検査等の出題教科 科目については,

獨協医科大学病院医療安全対策規程(案)

H31 入学時アンケート 全学科 専攻 平成 31 年度入学時アンケート報告用.xlsx 平成 31 年度入学時アンケート 全学科 専攻 実施日 : 平成 31 年 4 月 3 日 ( 水 )~5 日 ( 金 ) 調査方法 : 集合法 ( 学科 / クラス ) による 自記入式質問紙調査 調査対象

教員採用の在り方等に関する点検結果について(平成20年8月29日現在の状況)各都道府県・政令指定都市教育委員会の報告内容 群馬県

3インターネット出願の利用に関する注意インターネットでの入力及び入学検定料の納入を行うだけでは, 正式な出願手続完了とはなりません 出願書類が本学部で受付されて初めて正式な出願となりますので, 入学検定料を納入後, 出願期間内に出願書類を簡易書留 ( 出願締切日必着 ) にて郵送してください 6 イ

平成 20 年度 福島県立医科大学大学院医学研究科 修士課程医科学専攻 ( 申請中 ) 入試概要 1 募集人員 ( 予定 ) 専攻入学定員募集人員 医科学専攻 10 人 10 人 2 出願資格 次の各号のいずれかに該当する者とする (1) 大学を卒業した者及び平成 20 年 3 月までに卒業見込みの

( イ ) 法学部 AO 入試 ( 大学入試センター試験を課すもの ) 実施学部 学科名法学部法学科 ( 昼間コース ) 募集人員 20 人 1 平成 31 年度大学入試センター試験の受験を要する教科 科目を受験する者 2 高等学校 ( 中等教育学校の後期課程を含む ) を卒業した者及び 2019

2002年度

1. 学校関係者の実施について平成 26 年度学校関係者は 文部科学省が策定した 専修学校における学校ガイドライン に沿って実施した 学校自己点検報告書 ( 平成 25 年度 ) について 当校に関係の深い 3 名の委員 ( 委員名簿記載 ) にしていただいた 委員には 学校運営状況をまとめた資料を

推薦入試 ( 単願 ) 平成 26 年 01 月 09 日 ( 木 ) 募集コース :α コース β コース (β 7 β 6) 募集人数 :250 名 一般入試 ( 単願 併願 ) 併願型推薦入試 ( 千葉県受験者 ) 平成 26 年 01 月 16 日 ( 木 ) 募集コース :α コース β

学部名教育学部一般入試 学科 課程等名 選抜方法 大学入試センター試験の利用教科 科目名 学校教育課程学校教育課程教科科目 ( 注 2) 国語 国語 小論文 音楽の実技 美術の実技 総合問題 音楽の実技 美術の実技 地 理 歴 史 世界史 B 日本史 B 地理 B 体育の実技から1 教科 200 点

l. 職業以外の幅広い知識 教養を身につけたいから m. 転職したいから n. 国際的な研究をしたかったから o. その他 ( 具体的に : ) 6.( 修士課程の学生への設問 ) 修士課程進学を決めた時期はいつですか a. 大学入学前 b. 学部 1 年 c. 学部 2 年 d. 学部 3 年 e

文学部資格 成績証明書等, 推薦書, 自己推薦書, 諸活動の記録, 課題論文及び面接等の結果を総合して合格者を決定する 2 第 2 次選考第 1 次選考に合格した者に対して, 課題論文を課し, 面接を行う 課題論文 : 読解力, 論理的思考力, 問題発見能力, 表現力等を問う 面接 : 人間や人間の

応用生物科学部・研究科自己点検評価書H29(最終)

獨協医科大学病院医療安全対策規程(案)

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平成33年度大学入学者選抜実施要項の見直しに係る予告

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1 岐阜薬科大学の理念 薬と健康についての高度な研究に支えられた教育により 有為な薬学専門職業人を育成し それらを通じて社会に貢献する 2 アドミッションポリシー ( 入学者受入れ方針 ) (1) 岐阜薬科大学が求める学生像本学は その理念に共感する次のような学生を求めています 1 医療機関 製薬企

選抜方法 1 一般入試 平成 29 年度大学入試センター試験 1 月 14 日 ( 土 ) 15 日 ( 日 ) 受験しておかなければならない科目は 一般入試で受験できる学部 学科 専攻によって様々です 個別学力検査等 前期日程 全学部平成 29 年 2 月 25 日 ( 土 ) 個別学力検査等 後

2007年度 東京純心女子中学校入試結果      平成19年2月14日現在

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2204_2 大谷大学大学院 Ⅲ 大学院生 < 修士課程 > 学部名学科名項目 2014 年度 2015 年度 2016 年度 2017 年度 2018 年度 真宗学専攻 仏教学専攻 哲学専文攻学研究科(社会修学士専課攻程)仏教文化専攻 国際文化専攻 教育専 攻心理学 研究科合計 志願者数 20 3

1-(2) 推薦入試 ⅠB( ) 募集人員 3 名 3 名 2 名 3 名 次の (1)~ (3) のすべてを満たす者で, 学業成績及び人物が優秀で, かつ健康状態が良好であり, 特に学校長が責任を持って推薦できるものとします ただし, 各学校長が推薦できる人数は 1 学科につき 2 名まで (4

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卒業認定 学位授与の方針 ( ディプロマ ポリシー ) と学習評価の観点のマトリクス表 学修評価の観点 : 特に重点を置いている 〇 : 重点を置いている 知識 理解 技能 思考力 判断力 表現力 関心 意欲 態度 主体性 多様性 協働性 卒業認定 学位授与の方針 DP1 建学の理念を実践する力 D

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2021 年度青森県立保健大学入学者選抜に係る変更について ( 予告 ) 2021 年度青森県立保健大学入学者選抜 (2020 年度実施 ) を次のとおり変更する予定ですの で お知らせいたします なお この他の変更内容については 随時 本学ホームページ等で公表する予定です 1 定員 募集人員につい

1. 募集定員と入試の種類 総合科学科 160 名 ( 男女共学 ) 入試の種類 S G 入試 Ⅰ 型 Ⅱ 型 推薦入試 募集定員 40 名 120 名 入学後のクラス S G クラス ( スーパーグローバルクラス ) 学科総合科学科 一般入試 I G クラス ( インテグレィテッドグローバルクラス

Microsoft Word - 123 26 第2章 単位と卒業要件 docx

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選択評価事項C 水準判定のガイドライン(案)

選考上必要とするもの 2 前項第 1 号の規定にかかわらず 検定料受付証明書又は検定料収納証明書は 学群学則第 7 2 条第 1 項ただし書又は大学院学則第 79 条第 1 項ただし書に該当するときは 添付を要しない 3 第 1 項第 2 号の規定にかかわらず 最終学校成績証明書は 前年度から引き続

3-1. 新学習指導要領実施後の変化 新学習指導要領の実施により で言語活動が増加 新学習指導要領の実施によるでの教育活動の変化についてたずねた 新学習指導要領で提唱されている活動の中でも 増えた ( かなり増えた + 少し増えた ) との回答が最も多かったのは 言語活動 の 64.8% であった

第8回外国語学部教授会議事録要旨(平成30年12月10日)

科型公募推薦入学試21 公募推薦入試2 教験ョン工学科の受験者は 試験当日 必ず 化学 または 生物 入試方式 入試型 方式は 出願時に選択します ( 印が実施 ) 理工学部 入試型 方式 数理情報学科 電子情報学科 機械システム工学科 物質化学科 情報メディア学科環境ソリューション工学科 理工型ス

宮城県道路公社建設工事総合評価落札方式(簡易型及び標準型)実施要領

中学生徒募集要項2008

政策評価書3-3(4)

目次 推薦入試募集要項 2 一般入試募集要項 3 二次募集募集要項 3 出願上の注意 4 出願手続 4 1. 出願書類等 2. 出願方法 入学試験当日 4 1. 持ち物 2. 入学試験 3. 昼食 入学手続 5 1. 手続期間 2. 手続場所 3. 入学納入金 入学後の初年度納入金 5 特別奨学生

平成22年度熊本大学入学者選抜における学力検査実施教科・科目等について

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メディアデザイン学科ディプロマ ポリシー メディアデザイン学科は 科学的市民 の育成という教育理念のもとに以下の資質や能力を身につけ 所定の授業 科目を履修して卒業に必要な単位を修得した学生に 学士 ( 工学 ) の学位を授与します 1. コミュニケーション力論理的な思考力 記述力 発表と議論の能力

Transcription:

基準 4 学生の受入 (1) 観点ごとの分析観点 4-1-1: 教育の目的に沿って, 求める学生像や入学者選抜 ( 例えば, 準学士課程入学者選抜, 編入学生選抜, 留学生選抜, 専攻科入学者選抜等が考えられる ) の基本方針などが記載されたアドミッション ポリシーが明確に定められ, 学校の教職員に周知されているか また, 将来の学生を含め社会に公表されているか ( 観点に係る状況 ) (1) 準学士課程 1 学科への受入学生募集及び入学者選抜の方法については,AO 委員会が中心となって立案し, 入試委員会 ( 委員長 : 校長 ) が最終決定している 中学校やその生徒 保護者などへの募集活動はAO 委員会が行うが, 入学選抜の試験業務は教務委員会, 合否判定は入試委員会が行っている 準学士課程の入学者選抜に係るアドミッション ポリシーは, 平成 17 年 6 月に制定し, ホームページで公表している ( 資料 4-1-1-1) それまでの学生募集要項には, アドミッション ポリシー という文言は使用していないが, 教育目標と求める学生像 ( 前掲資料 1-2-1-3) として掲載してきた 教職員に対しては, 学生募集要項を配付し, 周知に努めている また, 中学生や中学教諭に対しては, 入試説明会等 ( 前掲資料 1-2-2-2 B) の機会に, 入学者選抜に関連した事項として説明している 推薦選抜志願者には, 募集要項に記載されている 教育目標と求める学生像 を踏まえて志望動機や抱負を願書の裏面に記入させるようにしている 選抜は推薦選抜と学力選抜の二つの方法で行っている 2 編入学生の受入学生募集及び入学者選抜の担当部署は準学士課程入学者と同じである 選抜は推薦選抜と学力選抜の二つの方法で行っている 募集要項は, ホームページへ掲載すると共に県内全高校と近隣県の工業高校へ郵送している (2) 専攻科課程専攻科課程の入学者選抜に係るアドミッション ポリシーは, 平成 17 年 11 月に制定した ( 資料 4-1-1-2) それまでの学生募集要項には, 教育理念と求める学生像 ( 前掲資料 1-2-1-10) として掲載してきた 教職員に対しては, 専攻科学生募集要項を配付し, 周知に努めている また, 学生に対しては, 専攻科説明会の機会に, 入学者選抜に関連した事項として説明している 社会人学生については, ホームページによる公表や各学科の教員が対象の学生に説明している - 85 -

資料 4-1-1-1 ( 出典松江工業高等専門学校 HP) - 86 -

資料 4-1-1-2 専攻科アドミッション ポリシー H17.11.30 運営委員会資料 科学技術の高度化が進む中, 産業界における技術革新と国際化に対応するために, 松江高専専攻科では 創造性と実践的技術力を兼ね備えた国際的エンジニア を教育理念として定め, 研究開発能力, 専門知識, 職業倫理, 国際性を身につけることを目指しています また, 松江高専では, 本科 4,5 年と専攻科で編成される JABEE システム技術 教育プログラムを定め, 学んで創れるエンジニア を学習 教育目標としています ま : 教養, 技術の基礎, 対話力を身に付け, 自己を向上させようとする姿勢つ : さまざまな視点から対象を観察し, 新たな形を創りあげようとする意欲え : 世界市民として, 社会に貢献し環境を考え, 技術の進化に挑戦する意志よって, 専攻科では 基礎学習能力があり, 専門的技術開発に意欲がある人 を受け入れます そのために, 推薦選抜, 学力選抜, 社会人特別選抜を実施します ( 出典運営委員会資料 ) ( 分析結果とその根拠理由 ) (1) 準学士課程本校の教育目標は中学教諭を対象とした入試説明会, 中学生や保護者を対象とした学校説明会 オープンキャンパスなどで詳しく説明を行っている 学校説明会やオープンキャンパスへ参加した中学生の多くが実際に本校を受験していることから, アドミッション ポリシーが理解され, 入学へ繋がっていると考える また, 編入志願者は近年増えてきている また, 受験資格を工業系学科のみならず全科へ広げてから, 普通高校出身者が過去二名入学してきた 専門科目の補習などの学習指導をすることで一名は本科卒業後就職, 一名は専攻科へ進学した なお, 教職員アンケート ( 前掲資料 1-2-1-8) からみると, 教職員及び学生に対してアドミッション ポリシーが周知されていると回答した教職員状況は,46% とやや低い結果となっている これは平成 17 年 6 月制定して間がない時点でアンケートを実施したことが一つの原因と考えられる (2) 専攻科課程専攻科課程の入学者選抜に係わるアドミッション ポリシーについては, 求める学生像 が定められている そして, 専攻科学生募集要項やホームページに掲載し, 教職員, 学生等に公表 周知を図っている - 87 -

観点 4-2-1: アドミッション ポリシーに沿って適切な学生の受入方法が採用されており, 実際の入学者選抜が適切に実施されているか ( 観点に係る状況 ) (1) 準学士課程 1 学科への受入準学士課程入学者選抜は, 推薦による選抜及び学力検査による選抜の二つの方法を用いて, その方法を学生募集要項 ( 資料 4-2-1-1) に明記し公表のうえ実施している 推薦選抜において具体的にどのように生徒を選抜するかについてアドミッション ポリシーと関連付けながら検討を重ね,ⅰ) 技術を学ぶ上での必要な基礎学力は 内申点,ⅱ) 対人的な能力は 面接点,ⅲ) 技術を身につけるための能力については 小論文点 で判断し, 志願者を多面的に評価することとした 面接では 積極性 意欲 コミュニケーション能力 の観点で学科長を含めた3 名の面接者が判断する 推薦入学志願者には, 願書の裏面に 本校の教育目標をふまえ, 本校を志願した動機や抱負 と 自己アピール を各 200 文字以内で記述させている 記載された内容は面接時の参考資料とする 一方, 面接者には調査書の評点の欄は公開せず, 志願者の人物評価に当たって予断を排除するようにしている ( 資料 4-2-1-2) 小論文は 数理的分野 からAO 委員会が記述式の問題を作り, 理解力 論理的思考力 説明能力 の観点で4 名の採点者が評価する ( 資料 4-2-1-3) 面接及び小論文の観点は募集要項にも明記している 学力試験の問題は全国共通で, 地元県立高校の入学試験問題に比較して難しいとされている 一方, 中学校での 絶対評価 導入時には, 評価に地域差 学校差があることが懸念された 本校へは地元島根県を中心に, 近隣の広島県や鳥取県など約 80 の中学校から受験がある そこで, 合否判定で用いる総合点に占める内申点と試験点の割合を再検討し, 同時に内申点の算出方法についても見直した 2 編入学生の受入準学士課程への編入学者選抜は, 推薦による選抜及び学力検査による選抜の二つの方法を用いて, その方法を編入学学生募集要項 ( 資料 4-2-1-4) に明記し公表のうえ実施している 推薦選抜及び学力選抜共に面接者は当該学科の学科長を含めた3 名が担当する 学力選抜の試験問題は, 英語 数学 物理は各学科共通試験で一般科目教員が作成する 工業系からの受験生を想定したAコースの問題と, 工業系以外からの受験生を想定したBコースの問題は異なっている 専門科目は当該学科の教員が作成する 推薦選抜 学力選抜ともに,4 年生以降の本校の学習に適応できるか否かを中心に判断する (2) 専攻科課程専攻科課程への入学者選抜は, 推薦選抜, 学力選抜及び社会人特別選抜の三つの方法を用いて, その方法を専攻科学生募集要項 ( 資料 4-2-1-5) に明記し公表のうえ実施している 推薦選抜は, 基礎学習能力を出願資格として準学士課程の学習状況に関する推薦基準を設け, 面接結果と併せて選考している 面接は, 専門的技術開発への意欲 を判定する内容で行っている 学力選抜は, 基礎学習能力を判定するために, 数学, 英語, 専門科目の試験を行っている また, 社会人特別選抜については, 面接のみである 選考は, 専攻科学生募集要項に記載された選抜方法に基づき, 専攻科入試委員会で行っている - 88 -

資料 4-2-1-1 ( 出典平成 18 年度学生募集要項 ) - 89 -

資料 4-2-1-2 ( 出典平成 18 年度推薦選抜面接実施要領 ) - 90 -

資料 4-2-1-3 ( 出典平成 18 年度推薦選抜小論文問題 ) - 91 -

資料 4-2-1-4 ( 出典平成 18 年度編入学生募集要項 ) - 92 -

資料 4-2-1-5 ( 出典平成 18 年度専攻科学生募集要項 ) - 93 -

( 分析結果とその根拠理由 ) (1) 準学士課程 1 学科への受入推薦選抜におけるこの試験方法導入の狙いは,ⅰ) 受験生 保護者および中学校教諭に対して本校がどのような学生を受け入れたいのかを明確に示すこと, さらにⅱ) 仮に合否判定について問われたとき明確に説明できるようにすること, にある 中学教員からは小論文問題に対して肯定的な反応が比較的多い 島根県下の高校入試においては作文による試験はあっても, このような小論文試験は皆無であることから注目されている ただ, 推薦選抜で不合格となった受験生のほとんどは, 学力選抜試験によって合格している現状にある そのため, 小論文試験や面接試験が入学者選抜において有効に働いているかは疑問であるが, 制度導入の狙いは達成できていると考えられる 学力選抜ついては, 試験問題が全国共通であるため, アドミッション ポリシーに沿った選抜になっているか検証できない ただ, 求める学生像 に記載している人物像は調査書の記載内容からある程度は推測できると考えられ, 今後とも調査書の内容を数値化していく努力を続けていく必要がある 2 編入学生受入推薦選抜 学力選抜ともに近年受験生は増える傾向にある 合格者に対しては, 秋に 高専での勉強 に対するガイダンス,3 月には二泊三日で数学を中心とした学習指導を行ない, 本校での学習へスムーズに入っていけるよう事前指導している 学力の状況は個人差や学校差が大きく, より有効な受入方法を検討しつづけていく必要がある (2) 専攻科課程アドミッション ポリシーを考慮して, 推薦選抜, 学力選抜, 社会人特別選抜が実施され, 専攻科入試委員会において適正に選考されている 準学士課程の基礎学習能力だけでなく, 多面的な観点からの推薦基準やその選考方法について検討する必要がある 観点 4-2-2: アドミッション ポリシーに沿った学生の受入が実際に行われているかどうかを検証しており, その結果を入学者選抜の改善に役立てているか ( 観点に係る状況 ) (1) 準学士課程 1 学科への受入平成 14 年度に従来の 入試検討ワーキンググループ を企画総務室の下に常設のAO 委員会を設置し, 入学者選抜の改善に取り組んできた 平成 18 年度からは教務委員会の下に配置し, AO 委員会規則 ( 資料 4-2-2-1) も整備して業務にあたっている 学生募集活動の検証は 学生募集活動のまとめ ( 資料 4-2-2-2) として行っている AO 委員会では, 入学試験結果と入学後の成績との関係を調査するなど入学者選抜の方法について継続して検討している また, 推薦が内定した段階及び学力での入学が決定した段階で, 学習課題を入学予定者へ送り, 入学直後に課題テストを実施して, 新入生の学力をチェックしている 平成 15 年度入学選抜以降, 調査書から得られる内申点の算出方法を変更した また, 合否判 - 94 -

定における内申点と試験成績との割合を, 推薦選抜においては内申点 : 試験点 =6:4, 学力選抜においては内申点 : 試験点 =4:6と変更した 志願の動機, 広報活動の有様及び入学後の学生指導に繋げるため, 毎年新入生に対してオリエンテーション時にアンケートを実施している ( 資料 4-2-2-3) 本アンケートは, アドミッション ポリシーに記載された求める学生像の入学後の検証について, 役立っている 2 編入学生の受入出身学科は多くの場合工業系の学科であるが, カリキュラムや学習内容が学校により大きく違う 観点 4-2-1で既述したように 4 年生以降の本校の学習に適応できるか否か が基本的な判断基準であるが, 同じ高校あるいは同じ学科からの受験生は非常に少なく, 一般的な傾向について確認できない状況である そのため, 編入学してきた学生の状況を編入学選抜の改善へ有効に役立てているとはいえない (2) 専攻科課程本校では, 現在までに, 前述の選抜方法により5 回の入学者選抜を実施している ( 資料 4-2 -2-4) 入学者選抜や学生の学習 研究活動の状況等については, 専攻科委員会, 専攻科入試委員会で検討を行っている その結果, 学力選抜については, 各専攻で定員以上の入学者が見込めることから, 平成 18 年度の選抜において, 前期 後期の2 回の選抜を1 回の選抜とした また, 社会人特別選抜に関しても, 企業を退社しての入学希望があり, 門戸を広げるために出願資格の一部を改正している 資料 4-2-2-4 専攻科年度別入学者 ( 名 ) 生産 建設システム工学専攻電子情報システム工学専攻合計男女計男女計男女計平成 14 年度 6 1(1) 7(1) 14 0 14 20 1(1) 21(1) 平成 15 年度 9(1) 1 10(1) 18 1 19 27(1) 2 29(1) 平成 16 年度 5 2 7 13(1) 3 16(1) 18(1) 5 23(1) 平成 17 年度 11 1 12 19(1) 3 22(1) 30(1) 4 34(1) 平成 18 年度 8 0 8 25 2 27 33 2 35 注 1:( ) は社会人入学者で内数である 注 2: 平成 16 年度, 平成 17 年度の社会人は, 出願区分は一般選抜で出願 ( 出典学生課作成資料 ) - 95 -

資料 4-2-2-1 松江工業高等専門学校 AO 委員会規則 ( 平成 18 年 4 月 1 日制定 ) ( 目的 ) 第 1 条松江工業高等専門学校の入試方法改善及び入試広報に関する事項を審議し, 実行するため, AO 委員会 ( 以下 委員会 という ) を置く ( 所掌事項 ) 第 2 条委員会は, 次の各号に掲げる事項を所掌する 一本科の入試方法の改善に関すること 二学生募集の広報に関すること 三オープンキャンパスに関すること 四学校説明に関すること 五その他必要な事項に関すること ( 組織 ) 第 3 条委員会は, 次の各号に掲げる委員をもって組織する 一教務主事二校長が指名した教員若干名三学生課長 2 前項第二号に規定する委員 ( 以下 第二号委員 という ) は, 校長が任命する 3 委員会に委員長及び副委員長を置き, 校長が任命する ( 運営 ) 第 4 条委員長は, 委員会を招集し, その議長となる 2 委員長に事故あるときは, 副委員長がその職務を代行する 3 委員長が必要と認めたときは, 委員以外の者を会議に出席させ, その意見を求めることができる ( 任期 ) 第 5 条第二号委員の任期は,1 年とし, 再任を妨げない 2 第二号委員に欠員を生じた場合の後任の委員の任期は, 前任者の残任期間とする ( 付議 ) 第 6 条委員長は, 委員会で審議された事項を総括調整し, 必要がある場合において本科入試委員会に上程するものとする ( 事務 ) 第 7 条委員会に関する事務は, 学生課において処理する ( 雑則 ) 第 8 条この規則に定めるもののほか, 委員会に必要な事項は別に定める 附則この規則は, 平成 18 年 4 月 1 日から施行する ( 出典松江工業高等専門学校規則集 ) - 96 -

資料 4-2-2-2 A ( 出典 AO 委員会資料 ) - 97 -

資料 4-2-2-2 B ( 出典 AO 委員会資料 ) - 98 -

資料 4-2-2-3 A ( 出典 AO 委員会資料教員会議配付 ) - 99 -

資料 4-2-2-3 B ( 出典 AO 委員会資料教員会議配付 ) - 100 -

資料 4-2-2-3 C ( 出典 AO 委員会資料教員会議配付 ) - 101 -

資料 4-2-2-3 D ( 出典 AO 委員会資料教員会議配付 ) - 102 -

資料 4-2-2-3 E ( 出典 AO 委員会資料教員会議配付 ) - 103 -

資料 4-2-2-3 F ( 出典 AO 委員会資料教員会議配付 ) - 104 -

( 分析結果とその根拠理由 ) (1) 準学士課程学科については,AO 委員会がアドミッション ポリシーに沿った入学者選抜が実施されているか検証し, その結果を選抜方法の改善に繋げることによりよく対応できていると判断されるが, 編入学生の受入については, 改善の余地があると判断される (2) 専攻科課程本校では, 現在までに5 回の入学者選抜を実施しているが, 学生の単位取得や修了の状況, 研究活動の状況から判断して, 大きく問題となる点は見受けられない しかし, より多くの入学生を確保するという観点から, 推薦選抜の出願資格については検討する必要があると思われる また, 社会人特別選抜に関しても, 企業を退社しての入学希望があり出願資格の一部を改正している 現在も2 名の学生が在籍しているが, 社会人のリフレッシュ教育を推進するためにも, 入学後の学習環境を含め, 門戸を広げる方向で検討する必要があると思われる 観点 4-3-1: 実入学者数が, 入学定員を大幅に超える, 又は大幅に下回る状況になっていないか また, その場合には, これを改善するための取組が行われるなど, 入学定員と実入学者数との関係の適正化が図られているか ( 観点に係る状況 ) (1) 準学士課程 1 学科への受入入学者の状況 ( 入学定員, 志願者数, 受験者数, 合格者数, 入学者数, 入学者内訳 ) は, 表のとおりである ( 資料 4-3-1-1) 準学士課程は, 各学科とも 40 名の定員である ここ数年, 推薦 学力選抜を合わせて 50 名前後の合格者を発表している これは, 本校を第二志望校としている合格者のほとんどは第一志望の県立高校に合格し, 入学を辞退するためであり, 最終的な入学者は 42 名前後でスタートしている なお, 高専の合格発表は県立高校の入学試験より時期的に早いため, 本校を第二志望校としていながら合格によって志望が変わり, 本校へ入学してくる受験生も極わずかある そのため, 過去には 45 名でスタートした学科もある 2 編入学生の受入編入学は定員化されていないため, クラスの人数によっては 40 名を超える可能性もある 編入学試験を 7 8 月に実施しており, 次年度の第 4 学年の人数は不確定の状態であるため, 優秀な受験生は合格としている 編入学生を合格させたことで増えた人数が教育的な問題を発生させているとは考えていない 編入学生は, 平成 14 年度 10 名, 平成 15 年度 7 名, 平成 16 年度 10 名, 平成 17 年度 11 名となっている (2) 専攻科課程入学者の状況 ( 入学定員, 志願者数, 受験者数, 合格者数, 入学者数, 入学者内訳 ) は, 表のとおりである ( 資料 4-3-1-2) 年度別の入学者数から明らかなように, 各専攻ともに定員が満たされている 特に, 電子情報システム工学専攻は, 入学者が増える傾向にあり, 定員を大きく上回っている また, 本校の卒業生であるが, 例年, 企業経験を経た社会人学生も入学している - 105 -

資料 4-3-1-1 ( 出典庶務課作成資料 ) - 106 -

資料 4-3-1-2 ( 出典庶務課作成資料 ) - 107 -

( 分析結果とその根拠理由 ) (1) 準学士課程年度別の入学者数から明らかなように, 各学科ともに定員を満たしている 平成 18 年度の入学志願者は, 定員 200 名に対し405 名となり,5 学科体制となった平成 4 年度以降初めて, 志願倍率が2.0 倍を超えた 島根県内の中学校卒業者が毎年減少するなかで, 校長のリーダーシップによる教育活動の日頃の点検 検証及び改善が行われていること, 民間企業への就職率がほぼ100% であること, 各中学校に高専の特殊性等をきめ細かく説明し続けたこと, 等が志願者増に繋がったものと思料される ( 資料 4-3-1-3) このことから入学定員 200 名は妥当であると判断される (2) 専攻科課程年度別の入学者数から明らかなように, 各専攻ともに定員を満たしている 特に, 電子情報システム工学専攻は, 定員を大きく上回っている しかし, 専攻科は少人数教育であり, 授業や研究活動に関して, 大きな支障は生じていない また, 施設等の学習 研究環境についても, 同様である 資料 4-3-1-3 ( 出典中国新聞 ) - 108 -

(2) 優れた点及び改善を要する点 ( 優れた点 ) 準学士課程においては, 中学生や保護者を対象としてオープンキャンパス, 学校説明会, 入試問題説明会あるいは松江市内中学生の学校参観を通して松江高専の特長を説明すると共に, 教育目標やアドミッション ポリシーの周知を図ってきている また, 中学の先生を対象としても中学 高専連絡会, 入試説明会あるいは中学校訪問を通して, 積極的に学生募集を行ってきている 最近では県下の中学生が減少する中, 松江高専への志願者は微増するという成果となって現れている 専攻科においても入学志願者が増加傾向にあり, 実入学者数は定員を超過している しかし, 教育には支障のない指導教員 講義室 実験室 施設があり, 研究成果などのプラス要因が多く, 定員を超過していることによる教育上の直接的マイナスの影響は全く無い ( 改善を要する点 ) 今後のさらなる発展のためには, 常勤教員数を増加させることが最も望ましい また, 一方では競争的資金 外部資金による有期教員の雇用, 県や民間企業人材の教育への活用といった方策を考えることが期待される (3) 基準 4の自己評価の概要準学士課程の入学者選抜に係るアドミッション ポリシーは平成 17 年 6 月に制定し, ホームページや学生募集要項に記載, あるいは各種説明会で中学生 保護者 中学教諭を中心に周知を図り, アドミッション ポリシーに適う, 優秀な中学生の確保に積極的に取り組んでいる 準学士課程及び編入生は本科入試委員会で, 専攻科課程は専攻科入試委員会で, それぞれのアドミッション ポリシーに沿った適切な入学者選抜を実施している 準学士課程の推薦選抜においては, 基礎学力は中学校からの調査書, 対人能力については面接試験, 技術者としての可能性は小論文で評価するなど, 志願者を多面的な観点から総合判定する方式にしており, アドミッション ポリシーに沿った選抜が適正になされている また,AO 委員会は毎年入試状況の報告会を行ない, 本校の教員が新入生の指導上で留意すべき点など学内の情報共有化を図っている さらに入学者の入学後の成績の追跡調査も継続的に行い, 入試改善へ活かすべくデータの分析を行っている 準学士課程の実入学者は入学辞退者を見込んで合格者を決定しているため, 結果的に定員を5% 程度上回っているが, 教育には支障のない範囲で, 適切である 編入学の入学者は設備など教育には支障のない範囲内に定めており適切である 専攻科課程の実入学者数については, 大幅に定員を超過している専攻が存在する しかし, それに応じうる指導教員 講義室 実験室 施設があり教育上の直接的支障は現れていない 逆に多数の学生が相互に切磋琢磨するため学力 技能の向上にプラスの効果がみられる また, 単独で扱うのが難しい大きな課題に分担 協力して取り組むことが出来るため研究成果の面でもプラスの効果が認められる ただし, 以上の効果をあげるため教員が多大な努力をしているので, さらなる発展を目指す上では, 教員側のパワーを量的に増加させることが望まれる - 109 -

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