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ワーキンググループ 場 所庄内庁舎 2 階中会議室 コーディネーター九州大学持続可能な社会のための決断科学センター 准教授高尾忠志氏 参 加 者秦野一成 佐藤洋造 佐藤圭次 畠中勇 事務局 地域科学研究所 1. リーダーあいさつ 2. 本日の検討内容の説明 コーディネーター会議の結果 本 WG の重点戦略プランは 10 水環境 ( 調査研究 + 環境学習 +モデル地区 ) となっている 以前 案として挙げた防災関係は地域自治 WG 担当となり また 水源の話は水道ビジョンの計画の中に 水源確保 との記述があったので 重点戦略プランには含まないこととする また 移住 定住に関する重点戦略プランの内容は 地域表現 WG が担当となった 本日は 前回から先生が練り直した重点戦略プランの案をチェックする 修正箇所等については以下のとおりとする 二重取り消し線は削除赤文字修正 追加文言 3. 重点戦略プランのチェック 資料を元に 高尾先生より重点戦略プランの説明があった タイトルは 豊かな水環境創出ゆふいん会議 で民官学という表現になっているので それに合わせている 基本方針については 林先生より以下 2 点のアドバイスをいただいている 1 生態系についての調査研究を挙げた 2 推進体制の図についてのご指摘は 以下のとおり 市民 と 事業者 を分ける もっと言えば 市民 も 関心の高い NPO と 関心の低い層に分けた方がよい 学校 も環境学習プロジェクトに関わる団体である 行政はそれぞれ立場の違いから 国 県 市 に分ける 市民 も主体的に参加してもらうほうがよいので 参加 協力 だけでは足りない ( 質疑 ) (1) 課題 目標 基本方針について 水源地の確保の問題は 水道課としてはあまりクローズアップしたくないとの意向がある 水道ビジョンに従うということとし それ以上に総合計画で具体的に書く予定はなく 現行の記載のままとする 基本構想の段階で 水源の確保 合併浄化槽の普及 促進については記載している 1

基本方針の 由布市の生態系 という括りは大きいが どうか 水環境に関連する生態系 という括りにしたいが 直接水環境に関わっていなくても調査が必要かもしれないため あえて水環境と限定しなくても生態系は幅を利かせていた方が便利と考える 基本方針 1の c) と d) は入れ替える プロジェクトの目標は 恩恵を市民が享受すること がむしろ必要では 説明文を 以下のように修正する より多くの市民が 由布市の水環境に対してより正確な情報と知識 高い関心を持ち 現場での実践活動に参加することで 由布市の水環境の保全と再生が実現していく進み その恩恵を市民が享受できる (2) 成果指標について 指標を現状から付け加えるとすれば 調査研究に携わった市民数 環境学習に関する参加者数 モデル事業に関わった市民数にする 水質がどれくらいよくなったかについては 環境基本計画について 化学的な指標だけでいうと大分川はきれいなので 市民満足度という方法でしか測れないかと思う 現状では 水辺に対する市民の関わり ( 水辺のイベントや環境学習 ) がいかに増えたかということが大事になる つまり 何となく汚いと思っていた川が 実はきれいだった 意外と楽しいということが 参加することで変わると思う モデル事業の件 川を守る会といった市民団体がないということは市内のレベルが低いと言えるのでは 大分川の規模ならあってもおかしくない 市民団体でなくても 豊かな水環境創出ゆふいん会議 はモデル事業に近いかもしれない 市民が関わる場や団体が増える事を目標にしてもいいかもしれない ゆふいん会議絡みで県の人を呼んで講演的なものをしても 年代が高い方は 行政は何をしているのかといった行政に対する要望などといった意見が多く 自分たちが主体的に活動をしようという意識があまりなく感じる 環境調査研究の数 環境学習会の開催数 モデル事業の数を目標に策定し 上記に参加する市民の数を成果指標にする 川の掃除をする人たちはいるが どこに入るのか? 厳密に分けるのは難しい 行政が主催で実施している行事に対する参加者とする ( 延べ人数 ) 向こう 5 年間は 市民に川に関心を持ってもらうということで良いと思うので その結果実感が湧けば良いと思う 市民満足度 を 上記 3 つの取り組みへの市民の参加者数 に変更 2

(3) プロジェクトの推進体制について 林先生の意見をどうするか アプローチの姿が三角形の関係だけではないような気がする ゆふいん会議のような形ではないか 由布市があって そこに市民有志を混ぜ 専門家がいて協働でプロジェクトチームを組む 国と県も応援 支援をする 色々やった事を市民発信する 事業者の位置づけはどうするか ゆふいん会議だと市民と事業者が同じ あえて分ける必要が無い 林先生は別の意味で考えているかもしれない 以前 事業者が与えている環境負荷が特に多いと指摘していた 推測だが 市民より責任が大きい という意味で分けた方が良いと言ったかもしれない このイメージだと 次の 5~10 年間でないと市民と事業者が分かれていく事はないか? 現段階では 民官学協働でプロジェクトチームを作ります としか言えない 市民の役割は 参加 また 由布市で関連する課は環境課 建設課 水道課 農政課 教育委員会の 5 つを挙げる 県は事業主体となるので 体制の中に組み込むこととし ダイヤの形にする それを国が支援する形態 なお 文書とポンチ絵は以下のとおり 市民 事業者 : 調査研究や環境学習に関する取り組みやモデル事業における実践的取り組みへの参加行政 : 調査研究 環境学習 モデル事業の実施 各推進主体間の調整専門家 : 調査研究や 環境学習 モデル事業の実施において科学的知見の提供 コーディネート 3

(4) 目標実現に向けた主な取り組みについて 調査研究事業について 2の 水源地 は何の水源を指すのか? 水道課長より 水源地 の 地 は取った方がよいと連絡があったので 基本構想についても削除する 水源地 のイメージは 山も含めてのイメージだったが 水源涵養 ( すいげんかんよう ) という表現を使うのはどうか 課題や基本方針 1a) も 水源 を同文言に変更 プロジェクトが対象とする課題 1は以下のとおりとする 1 由布市の水環境に関わる現況と課題 その発生メカニズムと対応策が十分に把握されていない 特に水源 市民生活 河川環境まで流域全体の水循環システムを一体的に捉えながら 水源涵養や水質汚染 生物多様性に関する実態を客観的な調査研究に基づいて把握することが重要である 事業内容の説明は以下のとおりとする 市民が参加し 専門家の知見を活かした調査研究を行う 1 地下水の水源涵養等の観点から 森林の水循環をに関する調査し 森林の管理 ( 間伐 広葉樹の植樹等 ) を推進研究を行う 2 水源地 河川の調査を行い 問題点を探し 保全策を実行する水環境に関する水質及び生態系の調査研究を行う 3 在来種 外来種の生息調査水環境創出に関わる先進的な事例や制度等に関する調査研究を行う 環境学習事業について 市民を対象とした環境学習や環境活動に関するイベント 取組を実施する といった内容へ変更 ( 例 ) をつけ リバーウォークや環境学習会を記述する 事業内容の説明は以下のとおりとする より多くの市民が水環境に興味を持ってもらうべく を対象とした環境学習会 環境活動やリバーウォークなどのイベントを開催取り組みを実施する ( 例 ) 環境学習会 リバーウォーク モデル事業について 前段の説明は不要 ( 例 ) として河川の自然再生事業を入れる 事業内容の説明は以下のとおりとする 市民ニーズや調査で得られた知見をもとに 豊かな水環境を再生 創出するためのモデル事業を実施する ( 例 ) 親水場の整備 ミニビオトープ河川の自然再生事業 4

その他 取組内の担当課と関係課は区切れないので 担当課 関係課 にする また 事業ごとに区切らず ぶち抜きで全て記入する事にする (5) 目標実現に向けたステップと 5 カ年のスケジュールについて 川西橋あたりから河川整備をしているが下流側からしか 順番を踏まないと整備できない (6) タイトルについて 水環境創出だけでなく 環境学習的なものも入れたかったがどうか 学習 は手段なのでなくてもよいかと思う 4. 今後の予定 今回の修正案を市民委員に提出し 意見をいただく 内容について致命的な改善を求められない限りは 本日が最後のWGとして良いと思う 本格的に内容が決定したら 環境基本計画と合わせて県に説明しに行きたい ゆふいん会議みたいなものを他の地域も含めて展開したいと説明する 5