特記仕様書 [ 1 ] 幅員 切土 盛土 残土処理 土羽打の各工種については 林道工事定規図 ( 平成 1 3 年 3 月 2 6 日付け 1 2 四森第 9 号決議 ) による [ 2 ] 幅員 側溝 幅員側溝の有無及び形状定規図適用番号備考 3.6 m 無 1 1 0 2 拡幅有 [ 横断面図に示す ] [ 3 ] 切土掘削作業による飛散 逸散率は下表以下としなければならない 飛散等率全工事区間 1 0 % 定規図適用番号 1 2 0 0 [ 4 ] 盛土 仕上り厚さ締固め標準機械締固め回数摘要 施工幅員 4. 0 m 以上の場合 仕上り厚さは 締固めた 一層あたり フ ルト ーサ ー (15t 11t 級 ) 状態の厚さをいう 3 0 cm 以下 タイヤローラー (8t~ 20t) 5 回以上 締固め回数は同一地点を ( 標記機械と同程度の重量をも 主荷重輪が通過した回数 つ建設機械も可とする ) をいう 狭隘箇所については タンパ 振動ローラー等の小型締固め機械により締固めなければならない 施工幅員 4. 0 m 未満の場合 仕上り厚さは 締固めた 振動ローラー (3t~ 4t) 状態の厚さをいう 敷均し機械 狭隘箇所については タ フ ルト ーサ ー (3t 級 ) ンパ等の小型締固め機械 により締固めなければな らない [ 5 ] 埋戻し 仕上り厚さ埋戻し方法摘要 一層あたり 3 0 cm 以下 林道工事標準仕様書第 3 0 9 条に準じる
[ 6 ] 残土処理残土は 運搬残土処理とする 区分区間等備考 運搬残土処理 B P ~ E P 使用残土場 = 1 号 [ 7 ] コンクリ - ト擁壁 工種定規図適用番号備考 コンクリ - ト擁壁 1 6 0 0 1 6 0 2 GW-L-I-R コンクリ - ト擁壁 1 6 0 0 1 6 0 2 GW-L-I-S 敷礫施工 ( 1 ) 水抜パイプは 呼径 75mm 厚さ 2.7mm の硬質塩化ビニ - ルパイプを 4 m2当たり 1 本使用する ( 2 ) 水平打継目は 定規図番号 1 6 0 5 を適用する [ 8 ] その他の工種 工種規格定規図適用番号備考 かご枠 ( 詰石 ) K 0 8 3 6 0 1 かご枠 ( 詰土 ) K 0 8 3 6 0 1 [ 9 ] コンクリ - ト ( 1 ) 生コンクリ - ト 区 分 粗骨材の スランプ 呼び ( 曲げ ) セメントの 水セメント比 最大寸法 (mm) (cm) 強度 種類 % ( 以下 ) (N / mm2) 無筋用 4 0 8 1 8 高炉セメント (BB) 6 0 [ 10] 材料採取 種類入手区分規格備考 基礎敷礫購入 5 ~ 1 5 c m 重力式擁壁用 ( 栗石 ) 基礎栗石購入 5 ~ 1 5 c m かご枠基礎用 ( 栗石 ) かご枠詰石購入 1 5 ~ 2 0 c m
[ 11] 安全 訓練等 1 工事中の安全の確保は標準仕様書第 1 2 2 条によるものとするが 実施日については月当たり半日以上の時間 ( 月 2 回に分割も可 ) とする [ 12] 公共事業労務費調査に対する協力 1 本工事が発注者の実施する公共事業労務費調査の対象工事となった場合 受注者は 調査票等に必要事項を正確に記入し発注者に提出する等 必要な協力を行わなければならない また 本工事の工期経過後においても 同様とする 2 調査票等を提出した事業所を発注者が事後に訪問して行う調査 指導の対象に受注者がなった場合 受注者は その実施に協力しなければならない また 本工事の工期経過後においても 同様とする 3 公共事業労務費調査の対象工事となった場合に正確な調査票等の提出が行えるよう 受注者は 労働基準法等に従って就業規則を作成するとともに 賃金台帳を調整 保存する等 日頃より使用している現場労働者の賃金時間管理を適切に行っておかなければならない 4 受注者が本工事の一部について下請契約を締結する場合には 受注者は 当該下請工事の受注者 ( 当該下請工事の一部に係る二次以降の下請負人を含む ) が前 3 項と同様の義務を負う旨を定めなければならない [13] 排出ガス対策型建設機械の使用 1 本工事において以下に示す建設機械を使用する場合は 森林整備事業建設機械経費積算要領の制定について ( 平成 1 1 年 4 月 1 日付け林野計第 1 3 4 号林野庁長官通知 ) に示す排出ガス対策型建設機械の使用に努めるものとする ただし 別表 1 に記載している諸元 機関 出力を有する建設機械については 排出ガス対策型建設機械を使用すること 排出ガス対策型建設機械を使用できない場合で 技術証明等によりその効果が明らかな排出ガス浄化装置を装着した建設機械については 排出ガス対策型建設機械と同等とみなす この場合 監督職員と協議するものとする 2 排出ガス対策型建設機械を使用した場合 現場代理人は施工現場において使用する建設機械の写真撮影を行い 監督職員に提出するものとする 3 対象機種一覧 一般工事用機械備考 バックホウディーゼルエンジン ローラーローダー ( エンジン出力 7. 5 k w ブルドーザ以上 2 6 0 k w 以下 ) を搭 発動発電機 ( 可搬式 ) 載した建設機械に限る 空気圧縮機 ( 可搬式 ) 油圧ユニット ( 以下に示す基礎工事用機械のうち ベースマシンとは別に 独立したディーゼルエンジン駆動のユニットを搭載しているもの : 油圧ハンマー バイブロハンマー 油圧式鋼管圧入引抜機 アースオーガー オールケーシング掘削機 リバースサーキュレーションドリル アースドリル 全回転オールケーシング掘削機 ) ロードローラ タイヤローラ 振動ローラー ラフテレーンクレーン
備考道路運送車両の保安基準に排出ガス基準を定めらている自動車の種別で 有効な自動車車検証の交付を受けているものを除く 別表 1 排出ガス対策型該当建設機械 名称諸元機関 出力備考 バックホウ 山積 0.28m3 平積 0.20m3 テ ィ-セ ルエンシ ン 41.0 kw [ クローラ型 ] 山積 0.45m3 平積 0.35m3 60.0 山積 0.50m3 平積 0.40m3 64.0 山積 0.60m3 平積 0.50m3 74.0 山積 0.80m3 平積 0.60m3 104.0 山積 0.45m3 平積 0.35m3 60.0 クレーン仕様 山積 0.80m3 平積 0.60m3 104.0 クレーン仕様 空気圧縮機 1.7m3/min 可搬式 スクリュ型 13.0 kw 2.0m3/min エンシ ン掛 15.0 2.5m3/ min 19. 0 3.5~ 3.7m3/ min 26. 0 5.0m3/ min 39. 0 7.5m3/ min 59. 0 10.5~ 11.0m3/min 78.0 14. 2m3/min 107. 0 17. 0m3/min 135. 0 18.0~ 19.0m3/min 140.0 20.0~ 21.0m3/min 152.0 発動発電機 10kvA 可搬式 テ ィ-セ ル 13.0 kw 13/15kvA エンシ ン駆動 17.0 17/ 20kvA 19. 0 20/ 25kvA 23. 0 35kvA 33. 0 37/ 45kvA 42. 0 50/ 60kvA 57. 0 65/ 75kvA 69. 0 100kvA 92. 0 100/ 125kvA 117. 0 125/ 150kvA 134. 0 ブルドーザ 3~ 4t テ ィ-セ ルエンシ ン 29.0 kw 6~ 8t 53.0 9t 67. 0 10~ 12t 78. 0 13~ 16t 100. 0 ホイールロータ ( トラクター 普通 0.34~ 0.35m3 テ ィ-セ ルエンシ ン 21.0 kw ショヘ ル ) 普通 0.6m3 28.0
普通 0.8m3 42.0 普通 0.9~ 1.0m3 55.0 普通 1.2m3 62.0 普通 1.3~ 1.4m3 63.0 普通 1.5~ 1.7m3 81.0 ロート ローラ [ マカタ ム ] 10~ 12t テ ィ - セ ルエンシ ン 56. 0 kw 振動ローラ搭乗式コンハ イント型 3~ 4t テ ィ - セ ルエンシ ン 20.0 kw [14] 工事に伴い生じる根株 伐採木及び末木枝条の取り扱いについて 1 工事現場内における林地への自然還元を図るに当たっては 根株等が雨水等により下流へ流失する恐れがないように安定した状態となるように利用するものとする 2 根株等が含まれたままの剥ぎ取り表土は原則として盛土材料としてはならない [15] 建設工事に係る資材の再資源化に関すること当工事は 建設工事に係る資材の再資源化に関する法律 ( 平成 1 2 年法律第 1 0 4 号 ) に基づく分別解体等及び特定建設廃棄物の再資源化等の実施が義務づけられた工事であるため 再資源利用計画書及び再資源利用推進計画書を作成し 工事着工前に発注者に提出すること また 当該工事に係る特定建設廃棄物の再資源化等が完了したときは 再資源化等報告書を発注者に提出すること [16] 高度技術 創意工夫 社会性等に関する実施状況の提出について高度技術 創意工夫 社会性等に関する実施状況について 所定の様式により提出することができる [ 17] 産業廃棄物工事施工中に生じる産業廃棄物は 廃棄物の処理及び清掃に関する法律 ( 平成 1 4 法律第 8 2 号 ) 及び 建設副産物適正処理推進要領 ( 平成 5 建設省経建発第 3 号 ) に基づき 中間処理場への運搬処理等を行うこと [18] 指定事項 1 現場事務所は設置しなければならない 2 工事の起点付近に林道施設名板 ( B ) を設置すること [19] 持続可能な森林経営から生産された合法材の利用促進 1 木材 1 ) 間伐材又は合法性 持続可能性が証明された木材を使用すること 2 ) 前記 1 ) の木材のうち 合法性 持続可能性が証明された木材である場合は 証明書を監督職員に提出し 確認を受けること 3 ) 現場で発生した支障木等を利用する場合は 監督職員の指示に従うとともに 必要な手続きを行うこと 2 工事看板等 1 ) 工事看板又は工事を周知する掲示物は 地元住民や通行者から認知される場所に設置し 工事の実施に関し周知させること 2 ) 工事看板又は工事を周知する掲示物は 間伐材 合法材利用促進工事 である旨を表記すること
[20] 労働災害防止対策に関する事項受注事業体 ( 治山 林道事業 ) が実施すべき労働災害防止対策を遵守すること [21] 保険の付保及び事故の補償 1 受注者は 雇用保険法 労働者災害補償保険法 健康保険法及び中小企業退職金共済法の規定により 雇用者等の雇用形態に応じ 雇用者等を被保険者とするこれらの保険に加入しなければならない 2 受注者は 雇用者等の業務に関して生じた負傷 疾病 死亡及びその他の事故に対して責任をもって適正な補償をしなければならない 3 受注者は 建設業退職金共済制度又は林業退職金共済制度に加入し その発注者用掛金収納書を工事請負契約締結後原則 1 箇月以内に 発注者に提出しなければならない [22] 部分払について本工事の部分払は 短い間隔で出来高に応じた部分払や設計変更協議を実施し 円滑かつ速やかな工事代金の流通を確保することによって より双務性及び質の高い施工体制の確保を目指す なお 詳細は 出来高部分払方式実施要領 に基づき行うものとする [23] 遠隔地からの建設資材調達に係る設計変更について本工事については 建設資材の需給状況のひっ迫が生じ 通常の調達地域外から資材を調達せざるを得ない場合 事前に監督職員と協議するものとする また 購入費用及び輸送費等に要した費用については 証明書類 ( 実際の取引伝票等 ) を監督職員に提出するものとし その費用について適切と判断した場合は設計変更の対象とする [24] 余裕期間を見込んだ工事について受注者は 余裕期間内に施工体制等の確保が図られた場合は 監督職員との協議により工事に着手できるものとする