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Transcription:

リムーバブル ハードディスク ストレージシステム ユーザーガイド

目 次 1. はじめに 1.1 概 要... 3 1.2 容 量 と 転 送 速 度... 4 1.3 使 用 可 能 な... 4 1.4 動 作 可 能 な OS... 4 1.5 ソフトウエア... 4 1.6 フロントパネルの 機 能... 5 2. クイックスタートインストール 2.1 USB 内 蔵 ドッキングステーションのインストール... 7 2.2 USB 外 付 ドッキングステーションのインストール... 8 2.3 Windows 用 ユーティリティソフトのインストール... 9 3. イメーション リムーバブルハードディスクストレージシステムの 使 用 方 法 3.1 ドッキングステーションの 操 作... 10 3.2 カートリッジの 取 り 扱 い... 10 3.3 カートリッジの 装 着 と 取 り 外 し... 10 4. イメーション リムーバブルディスクユーティリティの 使 用 方 法 4.1 概 要... 12 4.2 リムーバブルディスクユーティリティの 使 用 方 法... 12 5. トラブルシューティング 5.1 電 源 表 示 が OFF のまま... 13 5.2 電 源 表 示 が 橙 色 のまま... 13 5.3 電 源 表 示 が 橙 色 で 点 滅 し カートリッジが 出 てこない... 13 5.4 カートリッジ 表 示 が 橙 色 のまま... 14 5.5 カートリッジが 出 てこない... 14 5.6 ドッキングステーションが Windows デバイスマネジャーに 表 示 されない... 14 5.7 ドッキングステーションのスピードが 遅 い... 15 5.8 書 き 込 みエラー... 15 5.9 Windows Server 2003 でファームウエアのダウンロードに 失 敗... 16 5.10 外 付 けドッキングステーションでシステムブートが 完 了 しない... 16 6. 仕 様 6.1 概 要... 16 6.2 性 能... 16 6.3 寸 法 重 量... 16 6.4 電 源... 17 7. 法 規 制 対 応 7.1 環 境 規 制... 18 7.2 電 磁 輻 射 規 制... 18 8. Linux OS での 使 用 : ストレージシステム 付 属 書 8.1 概 要... 19 8.2 Linux 互 換 性... 19 8.3 ドッキングステーションを Linux で 使 用 する... 19 8.4 トラブルシューティング... 20 Page 2

1.はじめに:イメーション ハードディスクストレージシステム 1.1 概 要 イメーション ストレージはリムーバブルで 堅 牢 なハードディスクドライブシステムです システムは バックアップアプリケーションにコンパチブル 高 速 バックアップが 可 能 な 高 速 データ 転 送 持 ち 運 び 可 能 なカートリッジおよび 高 度 なデータ 信 頼 性 などの 特 長 を 兼 ね 備 えています システムは 内 蔵 USB モデル ( 図 1)あるいは 外 付 け USB モデル( 図 2)が 用 意 されています 図 1. 内 蔵 ドッキングステーション 内 蔵 ドッキングステーション(USB) 図 2. 外 付 けドッキングステーション 外 付 け USB ドッキングステーション Page 3

1.2 容 量 と 転 送 速 度 イメーション ストレージシステムの 容 量 と 転 送 速 度 を 次 の 表 に 示 します( 表 1) 容 量 と 転 送 速 度 は 使 用 する カートリッジのタイプによって 異 なります 図 1. 容 量 および 転 送 速 度 特 性 160 GB 320 GB 500 GB 640 GB 750 GB 1TB 非 圧 縮 容 量 (GB) 160 320 500 640 750 1000 平 均 連 続 転 送 速 度 (MBs/sec) バースト 転 送 速 度 USB 25 MBps USB 480 Mbps 平 均 アクセス 時 間 (msec) 15 機 能 コマンドセット 論 理 ブロックサイズ 対 応 ファイルシステム リムーバブルディスクドライブ パケットコマンド 実 装 セット ATA/ATAPI-7 準 拠 SCSI プライマリコマンド (SPC-2) SCSI ブロックコマンド (SBC-2) 512 バイト ext2, ext3, FAT32 および NTFS* *カートリッジは NTFS に 初 期 設 定 されており Linux で 使 う 場 合 はカートリッジを Linux OS で 使 用 で きるように 再 フォーマットが 必 要 です 付 属 書 " カートリッジのファイルシステムに 関 する 考 慮 "を お 読 みください 1.3 使 用 可 能 な システムはどの カートリッジも 使 用 可 能 です カートリッジは 必 要 な 容 量 にあわせ 各 種 容 量 タイプが 用 意 されております 1.4 動 作 可 能 な OS ストレージシステムは 以 下 の OS 上 で 動 作 可 能 です Windows 7 Windows XP Home and Professional Windows Server 2003 R2 Standard, Professional and Small Business Edition Windows Server 2008 R2 Standard, Professional and Small Business Edition 各 種 Linux のディストリビューション (Linux Kernel 2.6 以 降 ) 1.5 ソフトウエア Retrospect バックアップソフトウエア Page 4

ストレージシステムはリムーバブルディスクをサポートしている 業 界 標 準 のバックアップソフトで 使 用 可 能 です データバックアップにはバックアップソフトのマニュアルをお 読 みください Windows ソフトウエア ユーザーガイドおよびユーティリティ CD には システムを 使 用 するための Windows 用 ユーテ ィリティソフトが 含 まれています Windows 用 ソフトは 以 下 の 機 能 をインストールします 基 本 診 断 ソフトとファームウエア 更 新 を 可 能 にするリムーバブルディスクユーティリティ Windows 環 境 下 でディスク 取 り 出 しボタンを 正 しく 動 作 させるためのアプリケーション 更 新 Windows 環 境 下 でユーザーモードでの 右 クリックによるカートリッジ 取 り 出 しを 可 能 にするアプリケ ーション これらのアプリケーションに 関 する 詳 細 は 2.3 "Windows 用 ユーティリティソフトのインストールおよ び 4.リムーバブルディスクユーティリティの 使 い 方 " の 項 をお 読 みください Linux ソフトウエア Linux をお 使 いの 場 合 は 特 別 なソフトウエアは 不 要 です を Linux でお 使 いになる 場 合 の 詳 細 は 8. Linux OS を 使 う 場 合 の 項 をお 読 みください 1.6 フロントパネルの 機 能 ドッキングステーションのフロントパネルには 以 下 の 機 能 と 表 示 があります カートリッジ 表 示 (カートリッジ 上 ) 1 緊 急 取 り 出 し 用 の 穴 2 取 り 出 しボタン/ 電 源 表 示 3 図 3. フロントパネルの 機 能 Page 5

表 2. 電 源 表 示 取 り 出 しボタンは 電 源 表 示 で 点 灯 します 表 2.は 表 示 の 動 作 を 示 します 表 示 の 状 態 意 味 説 明 消 灯 電 源 オフ ドッキングステーションに 電 源 が 供 給 されていません 緑 点 灯 待 機 電 源 供 給 され ドッキングステーションは 正 常 動 作 中 です 緑 点 滅 取 り 出 し カートリッジを 取 り 出 し 中 です 橙 点 灯 不 具 合 ドッキングステーションに 何 らかの 不 具 合 が 発 生 していることを 示 します 詳 細 は 4. リムーバブルディスクユーティリティの 使 い 方 の 項 を 参 考 に 診 断 アプリケーションを 動 作 させてください 橙 点 灯 アクセス 禁 止 ホストコンピュータのアクセス 中 に 取 り 出 しボタンが 押 されて います 橙 点 灯 は 数 秒 間 続 きその 後 緑 点 灯 に 変 わります アクセ ス 終 了 後 にカートリッジが 取 り 出 されます 表 3. カートリッジ 表 示 カートリッジ 表 示 はカートリッジの 状 態 を 示 します 表 3.は 表 示 の 状 態 を 説 明 します 表 示 の 状 態 意 味 説 明 消 灯 使 用 不 可 カートリッジが 正 しく 挿 入 されていないか ドッキングステーションに 電 源 が 供 給 されていません 緑 点 灯 待 機 カートリッジは 使 用 可 能 緑 点 滅 使 用 中 カートリッジは 読 み 出 し 書 き 込 み またはデータ 検 索 中 橙 点 灯 不 具 合 ドッキングステーションはカートリッジの 不 具 合 を 検 出 していま す 詳 細 は 4. リムーバブルディスクユーティリティの 使 い 方 項 を 参 考 に 診 断 プログラムを 実 行 してください Page 6

2.クイックスタートインストール:イメーション リムーバブル ハードディスク ストレージシステム 2.1 USB 内 蔵 ドッキングステーション( 組 み 込 みモデル) この 項 では 内 蔵 モデルのお 客 様 によるインストール 方 法 を 説 明 します 作 業 開 始 前 に ドッキングステーションは 5.25 インチハーフハイトドライブベイに 実 装 可 能 な 状 態 で 出 荷 されます お 使 いのコンピュータにより コンピュータのカバーを 開 けてドライブを 組 み 込 むためにマイナスまたはプ ラスドライバーを 用 意 してください 静 電 気 障 害 防 止 のための 重 要 なお 知 らせ コンピュータとドッキングステーションの 静 電 気 障 害 防 止 のため 次 のガイドラインを 守 ってください: 注 : お 使 いのコンピュータはアース 付 きの 電 源 ケーブルなどを 使 用 して 正 しく 接 地 してください コンピュータのカバーを 開 けたり ドッキングステーションを 除 電 バッグから 取 り 出 す 前 にコンピュータ の 金 属 シャーシなどの 接 地 部 分 に 触 れてご 自 身 の 除 電 をしてください 望 ましくはアースストラップを つけて 作 業 をしてください ドッキングステーションやコンピュータのプリント 基 板 もしくは 電 子 部 品 に 触 れないでください コンピュータと 周 辺 機 器 の 電 源 はドッキングステーションをインストールする 前 に 切 ってください インストール 手 順 1 注 意 を 払 いながらドッキングステーションと 付 属 品 の 開 梱 をしてください 2 コンピュータの 電 源 を 切 ってください 3 必 要 に 応 じドライバーを 使 用 してコンピュータのカバーを 開 けてください 4 ドッキングステーションを 装 着 します ドッキングステーションをドライブベイに 滑 り 込 ませ ベ ゼル 面 とコンピュータ 表 面 を 合 わせてください ドッキングステーションを 固 定 ねじで 固 定 しますが ねじの 締 めすぎにご 注 意 ください ( 図 1 参 照 ) 5 電 源 ケーブルを 電 源 コネクタに 接 続 してください ( 図 1 参 照 ) 6 USBデータケーブルをUSB データコネクタに 接 続 してください ( 図 1 参 照 )ドライブと 反 対 側 のケー ブル 端 をマザーボードのUSB コネクタに 接 続 してください 7 コンピュータ 内 部 のすべてのケーブルを 確 認 してください コンピュータのカバーを 戻 す 前 に すべ てのケーブル 引 き 回 しが 正 しくまた 噛 みこみや 折 れ 曲 がりがないこと そしてインストールの 作 業 中 にケーブルはずれがないことを 確 認 してください 8 コンピュータのカバーを 戻 してください 9 コンピュータの 電 源 を 入 れてください 10 Windows をお 使 いでしたら ソフトウエアをインストールしてください ( 詳 細 は 2.3 Windows 用 ユーティリティソフトのインストール 参 照 ) 11 Linux をお 使 いでしたら Linux OS を 使 う 場 合 をご 覧 ください 注 : ドッキングステーションを 接 続 したコンピュータに 新 たに OS をインストールする 場 合 カート リッジを 取 り 外 してください Page 7

図 1. 内 蔵 コネクタ 内 蔵 USB ドッキングステーション 1 取 り 付 けねじ 2 電 源 アダプタケーブル 3 固 定 ねじ 穴 4 USB ケーブル 2.2 USB 外 付 けリムーバブルディスクドッキングステーション 1 注 意 を 払 いながら ドッキングステーションと 付 属 品 を 開 梱 してください 2 USB ケーブルを ドッキングステーション 裏 側 の USB ポートに 差 込 み コンピュータの 空 き USB2.0 ポートに 接 続 してください ( 図 2 参 照 ) 3 電 源 ケーブルを 電 源 コネクタ( 図 2 参 照 )に 接 続 し 電 源 コンセントに 差 し 込 んでください 4 外 付 けドライブを 平 らで 安 定 した 場 所 でコンピュータの 近 くにセットしてください ドライブは 水 平 または 垂 直 のどちらにも 置 けます 5 Windows をお 使 いの 場 合 は ソフトウエアをインストールしてください ( 2.3 Windows 用 ユーティリティソフトのインストール 参 照 ) 6 Linux をお 使 いの 場 合 は 付 属 書 8.Linux OS での 使 用 をご 覧 ください 図 2. 外 付 け USB コネクタ 1 AC 電 源 アダプタ 2 USB ケーブル Page 8

2.3 Windows 用 ユーティリティソフトのインストール 注 :Windows 上 での 正 しい 動 作 のためには ユーティリティソフトのインストールが 必 要 です イメーション ユーザーガイドおよびユーティリティ CD には システムを 使 用 するための Windows 用 ユーティリティソフトが 含 まれています Windows 用 ソフトは 以 下 の 機 能 をインストー ルします: 基 本 診 断 ソフトとファームウエア 更 新 を 可 能 にするリムーバブルディスクユーティリティソフト Windows 環 境 下 でディスク 取 り 出 しボタンを 正 しく 動 作 させるためのアプリケーション 更 新 Windows 環 境 下 でユーザーモードでの 右 クリックによるカートリッジ 取 り 出 しを 可 能 にするアプリ この CD に 含 まれているソフトウエアは CD をコンピュータにセットすれば 自 動 的 にスタートします また このソフトウエアはお 使 いのコンピュータの 他 のアプリケーションに 影 響 を 与 えることは 通 常 ありません 注 : ソフトウエアがインストールされないと 取 り 出 しボタンや 右 クリック 操 作 でのカートリッジ 取 出 しが 動 作 しない 場 合 があります ソフトのインストール(Microsoft Windows 7/Vista/XP/Server 2003 R2/ Server2008 R2): 注 : あらかじめアドミニストレータまたは 同 等 の 権 限 でログインしてください 1 ユーザーガイドおよびユーティリティ CD をコンピュータの 光 学 ドライブに 挿 入 してください 2 CD は 自 動 的 に 起 動 してインストールを 実 行 します 3 コンピュータを 再 起 動 してください 注 : もし CD が 自 動 的 に 動 作 しない 場 合 は 以 下 のステップに 従 ってください 1 Windows エクスプローラ 上 で 光 学 ドライブ(D ドライブなど)をブラウズしてください 2 Install.exe ファイルをダブルクリックしてインストールを 開 始 してください インストーラは ファイルを C:/Program Files/ にコピーします 3 コンピュータを 再 起 動 してください の 使 用 開 始 準 備 ができました データバックアップには お 使 いのバックアップソフトのマニュアル をご 覧 ください Page 9

3.イメーション リムーバブルハードディスクストレージ システムの 使 用 方 法 3.1 システムの 操 作 ここでは システムの 操 作 や 保 守 に 関 する 代 表 的 な 項 目 を 説 明 します バックアップソフトウエア の 操 作 に 関 してはソフトウエアに 付 属 のマニュアルをご 覧 ください 3.2 カートリッジの 取 り 扱 い カートリッジは 堅 牢 に 設 計 されていますが 取 り 扱 い 中 に 落 下 させないよう 常 に 注 意 を 払 って 下 さい データの 正 確 性 と 保 存 性 を 確 保 するために このことは 重 要 です 以 下 の 諸 注 意 事 項 をご 覧 ください: カートリッジは 使 用 しないとき 保 護 ケースに 入 れて 保 管 してください カートリッジを 積 み 重 ねないでください 塵 埃 や 湿 気 の 多 い 環 境 から 遠 ざけてください 直 射 日 光 高 温 あるいは 極 端 な 温 度 や 温 度 変 化 を 避 けてください カートリッジを 無 理 にドッキングステーションに 入 れないでください 挿 入 が 困 難 な 場 合 はカートリッジ の 向 きが 正 しい 方 向 か 切 り 欠 きを 参 考 に 確 認 してください 3.3 カートリッジの 挿 入 と 取 り 出 し ドッキングステーションの 前 面 には カートリッジ 挿 入 用 の 開 口 部 があります 開 口 部 には 保 護 用 ドアがあり その 右 下 に 電 源 表 示 をかねたカートリッジ 取 り 出 しボタンがあります カートリッジの 挿 入 カートリッジの 切 り 欠 きが 上 左 になるようにまた 書 込 み 禁 止 スイッチが 後 右 になるように 正 しい 方 向 でド ッキングステーションに 挿 入 してください ( 図 1. 参 照 ) カートリッジはこの 方 向 でのみ 挿 入 可 能 です カートリッジをそっと 押 し 込 み クリック 音 がしてロックされるまで 押 し 込 んでください 図 1. カートリッジの 挿 入 1 切 り 欠 き 部 2 書 込 み 禁 止 スイッチ Page 10

カートリッジの 取 り 出 し 右 クリックでカートリッジを 取 り 出 す 方 法 : (Windows のみ) 1 エクスプローラを 開 けて 該 当 するデバイスのドライブレターを 選 択 してください 2 デバイスを 右 クリックし 取 り 出 しを 選 択 してください 3 ドッキングステーションがカートリッジを 排 出 したら カートリッジを 真 直 ぐに 引 き 出 してください 取 り 出 しボタンでカートリッジを 取 り 出 す 方 法 : 1 取 り 出 しボタンを 押 してください 2 ドッキングステーションがカートリッジを 排 出 したら カートリッジを 真 直 ぐに 引 き 出 してください 注 : ソフトがインストールされていないと 取 り 出 しボタンや 右 クリック 操 作 が 正 しく 動 かないこと があります (2.3 Windows 用 ユーティリティソフトのインストール 参 照 ) 注 : 正 常 動 作 の 下 では ディスク 取 り 出 し 中 に 音 がします もしカートリッジが 取 り 出 せないときは 5. トラブルシューティング の 項 をみて 詳 細 説 明 を 読 んでください 図 2. カートリッジの 取 り 出 し 1 カートリッジ 表 示 (カートリッジにあります) 2 緊 急 取 り 出 し 用 の 穴 3 取 り 出 しボタン/ 電 源 表 示 カートリッジの 緊 急 取 り 出 し 注 : カートリッジの 表 示 が 点 滅 中 は 絶 対 に 緊 急 取 り 出 しをしないでください もしカートリッジが 取 り 出 せないときは まず 取 り 出 しボタンまたは 右 クリック 操 作 を 試 みてください それ から 次 に 述 べる 緊 急 取 り 出 し 方 法 を 用 いてカートリッジを 回 収 してください: 1 内 蔵 ドッキングステーションの 場 合 はコンピュータの 電 源 を 切 ってください 外 付 けドッキ ングステーションの 場 合 は 電 源 ケーブルをコンセントから 外 してください 2 大 き 目 の 文 具 クリップを 真 直 ぐに 伸 ばして 緊 急 取 り 出 し 用 の 穴 に 差 し 込 んでください ( 図 2)この 時 クリップは 斜 めに 差 し 込 まないように 真 直 ぐに 押 し 込 み 少 し 力 を 加 えてカートリッジを 取 り 出 します 3 カートリッジがドッキングステーションから 出 てきたら 手 で 真 直 ぐに 引 き 出 してください ( 図 2) 4 コンピュータを 再 起 動 し ドッキングステーションをリセットしてください 外 付 けドッキング ステーションの 場 合 は 電 源 ケーブルを 再 接 続 してからコンピュータを 再 起 動 してください Page 11

4.イメーション ユーティリティの 使 用 方 法 4.1 概 要 ユーティリティは Windows 用 のアプリケーションで ドッキングステーションに 関 する 問 題 解 析 が 行 えます このユーティリティでは 以 下 のことができます: ドッキングステーションのコンピュータ 上 での 認 識 デバイスおよびカートリッジ 情 報 の 取 り 出 し ドッキングステーションとカートリッジのテスト ドッキングステーションのファームウエアアップデート 4.2 リムーバブルディスクユーティリティの 使 用 Windows 用 ユーティリティの 起 動 方 法 : この 順 にクリックしてください スタート すべてのプログラム ユーティリティ 使 用 上 の 詳 細 説 明 は Help をクリックしてご 覧 ください もしコンピュータにソフトウエアがインストールされていない 時 は 2.3 Windows 用 ユーティリティソフト ウエアのインストール の 項 をお 読 みの 上 インストールしてください

5.トラブルシューティング 5.1 電 源 表 示 が OFF のまま 内 蔵 ドッキングステーション 電 源 表 示 が off のままの 場 合 は 内 蔵 ドッキングステーションに 電 源 が 供 給 されていないことが 考 えられます 次 のステップを 実 行 してドッキングステーション 背 面 のケーブル 接 続 を 確 認 してください: 1 コンピュータの 電 源 を 切 ってください 2 ドッキングステーション 背 面 の 電 源 およびデータケーブル 接 続 を 確 認 してください 3 コンピュータの 電 源 を 入 れてください 外 付 けドッキングステーション 電 源 表 示 が off のままの 時 は 外 付 けドッキングステーションに 電 源 が 供 給 されていないことが 考 えられます 次 のステップを 実 行 してドッキングステーション 背 面 のケーブル 接 続 を 確 認 してください: 1 ドッキングステーション 背 面 の 電 源 ケーブル 接 続 を 確 認 してください 2 電 源 アダプタがコンセントにしっかりと 差 し 込 まれていることを 確 認 してください 3 スイッチ 付 きの 電 源 コンセントをお 使 いの 場 合 はスイッチが on になっていることを 確 認 してください 5.2 電 源 表 示 が 橙 色 に 点 灯 のまま 電 源 表 示 が 橙 色 に 点 灯 のままの 場 合 は ドッキングステーションが 正 常 に 動 作 していない 可 能 性 があります 不 具 合 の 原 因 には 次 のいくつかが 考 えられます: 何 らかの 障 害 でドッキングステーションがカートリッジを 排 出 できない 内 部 電 子 回 路 が 故 障 または 動 作 不 良 次 の 手 順 に 従 ってカートリッジを 取 り 出 してください: 1 内 蔵 ドッキングステーションの 場 合 はコンピュータの 電 源 を 切 ってください 外 付 けドッキン グステーションの 場 合 は 電 源 ケーブルをコンセントから 外 してください 2 大 き 目 の 文 具 クリップを 真 直 ぐに 伸 ばして 緊 急 取 り 出 し 用 の 穴 に 差 し 込 んで 下 さい (3.3 カートリ ッジの 挿 入 と 取 り 出 し の 図 2 参 照 ) このときクリップを 斜 めに 差 し 込 まないでください クリップを 真 直 ぐに 押 し 込 み 少 し 力 を 加 えてカートリッジを 取 り 出 します 3 カートリッジがドッキングステーションから 出 てきたら 手 で 掴 んで 真 直 ぐに 引 き 出 してください 4 コンピュータを 再 起 動 して ドッキングステーションをリセットして 下 さい 外 付 けドッキングス テーションをお 使 いの 場 合 は 電 源 ケーブルを 再 接 続 してからコンピュータを 再 起 動 してください 5.3 電 源 表 示 が 橙 点 滅 し カートリッジが 出 てこない 電 源 表 示 が 取 り 出 しボタンを 押 した 後 に 橙 色 に 点 滅 している 場 合 は コンピュータがにアクセスし ています ドッキングステーションはコンピュータからのアクセスが 完 了 すると 自 動 的 にカートリッジ を 排 出 します コンピュータのアクセス 完 了 後 もカートリッジが 排 出 されない 場 合 は ユーティリティソフトウエアを 正 しく 起 動 していない 可 能 性 があります 2.3 Windows 用 ユーティリティソフトウエアのインストール の 項 をご 覧 の 上 ソフトウエアをインストールしてください Page 13

カートリッジが さらに 取 り 出 せないときは Windows エクスプローラで 取 り 出 して 下 さい エクスプローラ では ドッキングステーションのドライブレター(たとえば F:)を 右 クリックして 取 り 出 しを 選 択 します 5.4 カートリッジ 表 示 が 橙 色 のまま カートリッジ 表 示 はカートリッジ 前 面 にあります 表 示 が 橙 色 のときはカートリッジ 動 作 に 問 題 があります 不 具 合 の 原 因 には 次 のいくつかが 考 えられます: カートリッジが ドッキングステーションに 適 合 しない カートリッジが 致 命 的 に 損 傷 されている カートリッジが 十 分 に 挿 入 されていない リムーバブルディスクユーティリティソフトにより 不 具 合 に 関 する 詳 細 な 情 報 が 入 手 できます 4. リム ーバブルディスクユーティリティの 使 用 方 法 項 をご 覧 ください 5.5 カートリッジが 出 てこない カートリッジが 出 てこないときは ユーティリティソフトがインストールしてあることを 確 認 してください 必 要 なときは 2.3 Windows 用 ユーティリティソフトウエアのインストール 項 をお 読 みください 取 り 出 せないカートリッジを 排 出 するには 次 の 手 順 に 従 って 下 さい: 1 内 蔵 ドッキングステーションの 場 合 はコンピュータの 電 源 を 切 ってください 外 付 けドッキン グステーションの 場 合 は 電 源 ケーブルをコンセントから 外 してください 2 大 き 目 の 文 具 クリップを 真 直 ぐに 伸 ばして 緊 急 取 り 出 し 用 の 穴 に 差 し 込 んで 下 さい (3.3 カートリ ッジの 挿 入 と 取 り 出 し の 図 2 参 照 ) このときクリップを 斜 めに 差 し 込 まないでください クリップを 真 直 ぐに 押 し 込 み 少 し 力 を 加 えてカートリッジを 取 り 出 します 3 カートリッジがドッキングステーションから 出 てきたら 手 で 掴 んで 真 直 ぐに 引 き 出 してください 4 コンピュータを 再 起 動 して ドッキングステーションをリセットして 下 さい 外 付 けドッキングス テーションをお 使 いの 場 合 は 電 源 ケーブルを 再 接 続 してからコンピュータを 再 起 動 してください 注 : 緊 急 取 り 出 しを 行 うと OS が の 認 識 を 失 う 場 合 があります その 場 合 以 下 の 方 法 での 再 認 識 が 可 能 となります 1 コンピュータの 再 起 動 ( 推 奨 ) 2 再 起 動 を 望 まない 場 合 は 4. ドッキングステーションが Windows デバイスマネジャーから 見 えな い 項 のステップ 1-4 に 従 って 下 さい 5.6 ドッキングステーションが Windows デバイスマネジャーから 見 えない ドッキングステーションが Windows デバイスマネジャーに 表 示 されず 電 源 表 示 が 緑 色 の 場 合 は 次 の ステップに 従 ってハードウエアの 再 スキャンを 実 行 してください: 1 デバイスマネジャーを 起 動 します: a マイコンピュータを 右 クリックします b 管 理 を 選 択 します c デバイスマネジャーを 選 択 します 2 一 番 上 のフォルダ( 通 常 ご 自 身 のコンピュータ 名 )を 右 クリックします 3 ハードウエア 変 更 のスキャンを 選 択 します 4 ディスクドライブに デバイスが 見 えるはずです 見 えない 時 はコンピュータを 再 起 動 してください Page 14

5.7 ドッキングステーションのスピードが 遅 い 外 付 けドッキングステーション 外 付 けデバイスは 接 続 される USB ポートのタイプにより 低 速 となる 場 合 があります お 使 いのドッ キングステーションが USB2.0 ポートに 接 続 してあることを 確 認 してください 最 高 の 性 能 を 発 揮 させる ためには 外 付 けハブ 経 由 ではなくコンピュータの USB2.0 ルートハブに 直 接 接 続 してください USB バスはすべての USB デバイス 間 でバンド 幅 を 共 有 しますので 外 付 けドッキングステーショ ンも 他 の 機 器 の 影 響 を 受 けます USB バス 経 由 のカメラ フラッシュメモリなどはデバイスの 性 能 を 低 下 させる 可 能 性 があります 不 要 なデバイスは 取 り 外 してください Linux をお 使 いの 方 Linux では FAT32 に 設 定 された カートリッジでバックアップをすると 性 能 低 下 を 意 識 するかもしれ ません 最 高 の 性 能 を 発 揮 させるために カートリッジは ext2 か ext3 でファイルシステムを 構 築 してください 付 随 書 8. ファイルシステム 構 築 をお 読 みください 5.8 書 き 込 みエラー バックアップアプリケーションが 書 き 込 みエラー 報 告 をした 場 合 は 以 下 の 手 順 に 従 ってください: 1 書 込 み 禁 止 スイッチが 許 可 側 にセットされていることを 確 認 してください 2 カートリッジ 全 面 表 示 ランプを 見 てください 表 示 が 橙 色 のときは カートリッジは 正 しい 動 作 をしていま せん この 場 合 はカートリッジに 致 命 的 な 損 傷 が 加 えられている 可 能 性 がありますので ユーティ リティソフトを 走 らせて 不 具 合 の 詳 細 情 報 を 入 手 してください 3 エラーが 同 一 カートリッジで 再 現 する 場 合 は 新 しいカートリッジと 交 換 してください 5.9 Windows Server 2003 でファームエアダウンロードに 失 敗 Windows Server 2003 をお 使 いで error invalid parameter 表 示 が 出 てファームウエ アのダウンロードに 失 敗 した 時 は SP1 以 上 のサービスパックが 入 っていることをご 確 認 下 さい 5.10 外 付 けドッキングステーションでシステムブートが 完 了 しない BIOS のバージョンによっては 大 容 量 USB リムーバブルを 取 り 扱 えないことがあります 外 付 けデバイスが 接 続 された 状 態 でシステムブートが 完 了 しない 場 合 は 次 のステップに 従 って 下 さい: 1 最 新 の BIOS を 使 用 してることを 確 認 してください 2 BIOS の USB ブートを 無 効 にしてください 3 カートリッジの 取 り 出 しを 実 行 して システムブートを 再 試 行 するか デバイスを 外 した 状 態 でシス テムブートをしてください 4 FAT32 フォーマットのカートリッジをお 使 いの 場 合 は 他 のフォーマットで 再 フォーマットすると 解 決 で きる 場 合 があります Page 15

6.イメーション リムーバブル HDD ストレージシステム 仕 様 6.1 概 要 製 造 元 モデル 名 インターフェイス Imation Corp -USB- 内 蔵 及 び -USB 外 付 け 内 部 USB 又 は 外 部 USB 6.2 性 能 特 性 160 GB 320 GB 500 GB 640 GB 750 GB 1TB 非 圧 縮 容 量 (GB) 160 320 500 640 750 1000 平 均 連 続 転 送 速 度 (MBs/sec) バースト 転 送 速 度 USB 25 MBps USB 480 Mbps 平 均 アクセス 時 間 (msec) 15 機 能 コマンドセット 論 理 ブロックサイズ 対 応 ファイルシステム リムーバブルディスクドライブ パケットコマンド 実 装 セット ATA/ATAPI-7 準 拠 SCSI プライマリコマンド (SPC-2) SCSI ブロックコマンド (SBC-2) 512 バイト ext2, ext3, FAT32 および NTFS* 容 量 と 転 送 速 度 はご 使 用 のカートリッジタイプにより 異 なります * カートリッジは NTFS に 初 期 設 定 されております 6.3 寸 法 重 量 フォーム ファクタ 内 蔵 ドッキングステーション 5.25 インチハーフハイト 内 蔵 外 付 け 外 付 けドッキング ステーション リムーバブル カートリッジ 高 さ 41.4 mm 51.8 mm 23.68 mm 幅 146.0 mm 109.8 mm 86.6 mm 奥 行 き 171.9 mm (ベゼル 込 み) 177.5 mm (ベゼル 込 み) 119.18 mm 重 量 635 g 540 g 173 g Page 16

6.4 電 源 電 源 電 圧 範 囲 内 蔵 ドッキングステーショ ン +5VDC±5%(USB) +12VDC ±10% (USB) 外 付 け ドッキングステーシ ョン +12VDC ±10% 消 費 電 力 ( 平 均 / 最 大 ) 6.6W/20W (USB) 6.6W/13W AC アダプタ N/A 汎 用 電 源 アダプタ 100-240 VAC 50-60Hz 入 力 Page 17

7. 法 規 制 対 応 7.1 環 境 規 制 WEEE: 製 品 は 一 般 廃 棄 物 に 適 さない 旨 の 登 録 および 表 示 がされております RoHS: すべての 材 料 および 工 程 は 指 令 に 準 拠 します 7.2 電 磁 輻 射 規 制 ( 米 ) FCC 47CFR 15B clb 47 Part 15 Subpart B の 不 要 輻 射 規 制 に 合 致 ( 欧 ) EMC 89/336/EEC, CISPR22 & CISPR24/ 指 令 に 規 定 された CE 規 制 に 合 致 (ANZ) C-Tick に 準 拠 ( 日 ) VCCI に 準 拠 ( 台 ) BSMI に 準 拠 Page 18

8.Linux OS での 使 用 : ストレージシステム 付 属 書 8.1 概 要 本 章 では Linux 上 での リムーバブルディスクドッキングステーションの 使 用 方 法 について 説 明 し ます ドッキングステーションには 内 蔵 USB バージョンと 外 付 け USB バージョンの 2 タイプがあ ります どちらも Linux 上 で 使 用 可 能 です 8.2 Linux 互 換 性 多 くの Linux ディストリビューションが ドッキングステーションのサポートを 表 明 しています 各 種 Linux のディストリビューション (Linux Kernel 2.6 以 降 )で 互 換 性 が 確 認 されております 8.3 システムを Linux で 使 用 する カートリッジファイルシステムに 関 する 考 慮 カートリッジは 出 荷 時 に NTFS でフォーマットされています NTFS フォーマットでは Linux で 書 き 込 みができません お 使 いのカートリッジは Linux でサポートされている FAT32, ext2, ext3 など に 再 フォーマットする 必 要 があります Linux 説 明 書 の fdisk や mkfs のページで Linux でのパ ーティション 操 作 とファイルシステム 作 成 に 関 する 詳 細 説 明 をご 覧 ください 複 数 パーティションを 作 成 する 場 合 は Eject 以 下 の 項 をご 覧 ください ファイルシステムの 選 択 はバックアップの 性 能 に 大 きく 影 響 します Ext3 は 通 常 の 場 合 最 高 の 性 能 を 発 揮 します FAT32 ファイルシステムは 最 大 4GB までのファイルサイズ 制 限 があり tar コマンドでのアーカイ ブサイズを 制 限 します 一 部 のシステム BIOS は FAT32 フォーマットディスクを 取 り 扱 えないため ブート 時 にハングアップ を 起 こします これは BIOS で USB ブートを 可 能 なセッティングにした 場 合 に 起 こります トラブル シューティング の 項 5.12 外 付 けドッキングステーションでシステムブートが 完 了 しない で 詳 細 をご 覧 ください 注 : mkfs でパーティションを 切 る 前 にフォーマットは 可 能 ですが fdisk で 事 前 にパーティションを きっておくことをお 奨 めします これは 未 パーティションが 2.4 カーネルや umount コマンド で 問 題 があるためです Page 19

自 動 マウント バックアップアプリケーションからのアクセスを 可 能 とするためカートリッジはマウントしておく 必 要 があり ます 一 部 の Linux はリムーバブルディスクの 自 動 マウント 構 成 を 採 用 していますが ユーザーによる 再 構 成 を 必 要 とする 場 合 もあります 自 動 マウントに 関 する 詳 細 は Linux の 説 明 書 をお 読 みください 取 り 出 し カートリッジがマウントされていると ドライブの 取 り 出 しボタンは 正 しく 動 作 しません アンマウント 及 びカートリッジ 取 り 出 しを 行 うには eject コマンドを 使 ってください 注 : 複 数 パーティションがリムーバブルディスクにある 場 合 eject コマンドはアンマウント 処 理 を 正 しく 実 行 できません それぞれのマウントされたパーティションごとに 手 動 でアンマウントをして eject コマンドを 実 行 してください tar コマンドでのバックアップ tar コマンドは ドッキングステーションのカートリッジにファイルのアーカイブを 書 き 込 みます tar M オプションを 使 うことで ドッキングステーションの 複 数 のカートリッジにアーカイブを 作 成 可 能 となり ます マルチボリュームバックアップを 作 成 するときは tar -M サイズオプション(カートリッジサイズ はキロバイトで 表 示 )を 使 って リムーバブルディスクカートリッジのスパニングをしてください 詳 細 は tar コマンドに 関 する 説 明 をご 覧 ください 8.4 トラブルシューティング SCSI デバイスステータス ドライブがシステムで 認 識 されているか 確 認 するには 次 のコマンドを 使 ってください: cat /proc/scsi/scsi この 操 作 ですべての SCSI デバイスリストが 表 示 されます リストの 中 に ドライブが 含 まれている はずです ドッキングステーションがリストに 含 まれていない 場 合 は ケーブル 接 続 電 源 周 りを 再 確 認 してください e2fsck File System Check Fails e2fsck プログラムによる ext2/ext3 カートリッジのファイルチェックが 成 功 しない 場 合 は e2fsprogs の 最 新 バージョンがインストールされているか 確 認 してください ある 種 の 環 境 では e2fsck の 1.35 以 前 のバージョンではファイルシステムチェックを 完 了 できないことがあります 製 品 の 登 録 とサポート 情 報 http://www.imation.co.jp/rdx/support/ https://www.imation.co.jp/support/form/ 著 作 権 保 護 カートリッジにデータを 書 き 込 むときは データの 著 作 権 を 侵 害 しないことをご 確 認 ください ソフトウ エアのバックアップを 取 得 するときは 当 該 製 品 の 著 作 権 を 侵 害 しないことをご 確 認 ください Imation Imation ロゴ は Imation 社 の 商 標 です <>< ロゴ>は タンベルグデータ 社 の 登 録 商 標 です その 他 記 載 されている 会 社 名 製 品 名 等 は 各 社 の 登 録 商 標 または 商 標 です イメーション 株 式 会 社 150-0001 東 京 都 渋 谷 区 神 宮 前 5-52-2 青 山 オーバルビル 11F http://www.imation.co.jp Page 20