1,a) 2,b) 3,c) 3,d) 3 (1) 10 (2) (3) AkariMap: Evacuation Support System for Everyday Use in Offline Environment Akari Hamamura 1,a) Taku Fukushima 2,b) Takashi Yoshino 3,c) Nobuyuki Egusa 3,d) 1. 2011 [1], [2] [3] [4] 1 Graduate School of Systems Engineering, Wakayama University, Wakayama 640 8510, Japan 2 Graduate School of Engineering, Shizuoka University, Hamamatsu 432 8561, Japan 3 Faculty of Systems Engineering, Wakayama University, Wakayama 640 8510, Japan a) s155037@center.wakayama-u.ac.jp b) fukushima@sys.eng.shizuoka.ac.jp c) yoshino@sys.wakayama-u.ac.jp d) egusa@sys.wakayama-u.ac.jp 79.6% [5] 2011 4.5% [5] 2011 6.5% [5] [5] [6], [7], [8] NHK 40
[9] 2 3 4 5 6 7 2. 2.1 [10] PC [11] PC GIS [12] QR NFC Web 2.2 [6] SNS 1 1 ID [13] SNS AR [14] AR
常時に利用することのみを想定しているが 本システムで (1)平常時 ネットワークあり は平常時および災害時も利用することを想定している 利用者 3. あかりマップ Android 端末 端末内 ストレージ 位置情報 地図データ 避難支援情報 3.1 概要 避難支援情報 地図データ 本システムは 災害発生前のオンライン時と 災害発生 直後のオフライン時の支援をそれぞれ行うことを想定し GoogleMaps サーバ た Android 端末を用いた常時利用型災害時避難支援シス 避難支援情報 サーバ OpenStreetMap サーバ (2)災害時 ネットワークなし テムである オンライン時の支援は地図画面とウィジェッ ト機能を用いて行う また 通知機能を用いて利用者の移 動タイミングを考慮し 平常時から継続してシステムの利 利用者 用支援を行う 平常時から災害時対応機能を体験するため Android 端末 に 災害モードで操作に慣れてもらう支援を行う オフラ イン時は 災害発生前の平常時に取得した避難支援情報を 図 1 端末に保存し それをもとに支援を行う 端末内 ストレージ システム構成 Fig. 1 System configuration. 3.2 設計方針 本システムの設計方針を以下に示す 通知アイコン (1) 災害発生前のオンライン時 利用者がもつ Android 端末の GPS 機能を利用して位 通知バー (1) 通知バーの表示例 置情報を取得 保存し 避難支援情報の表示や オフ ライン時に利用するデータの取得を行う 利用者は周 辺の避難支援情報を登録 編集することが可能である 登録 編集された情報はシステム管理者が不適切な情 報でないと確認した後に データベースへ反映される (2) 災害発生後のオフライン時 Android端末 通知コメント 通知内容 (2) 通知領域の表示例 オンライン時に取得したデータをもとに避難支援を 行う 図 2 通知画面例 Fig. 2 Screenshot of a notification function. また 図 1 に あかりマップ のシステム構成を示す 本シ ステムは 避難支援情報を提供するサーバ GoogleMaps*1 と OpenStreetMap*2 の地図サーバ 各利用者が所持する An- には通知アイコンと文章を表示することができる 通知ア droid 端末とその内部ストレージから構成される イコンは通知領域から通知内容を消さない限り残ってい 4. あかりマップの機能 4.1 通知機能 本節では オンライン時に利用する 通知機能について 述べる る また 通知内容をタップすることで アプリケーショ ンの起動が可能である なお 通知を行う際にバイブレー ションは使用していない 本機能は 初めて訪れた場所や めったに訪れない場所 では必ず通知し 利用者に避難支援情報の把握を促す ま 本機能では 利用者の移動距離に応じて通知を行うよう た よく行く場所では頻繁には通知が行われないようにす 設計した これは 出先であっても利用者がシステムを継 るが 中 3 日をあけて通知することで 利用者によく行く 続的に利用し 避難支援情報を把握するための支援を目 場所周辺の避難支援情報を覚えてもらうことを目的として 的としているためである 図 2(1) に通知バーの表示例 いる 図 2(2) に通知内容の表示例を示す Android 端末には 通 知バーと通知領域と呼ばれる 端末の状態や通知内容を表 4.2 地図機能 示する場所がある 本機能では 通知バーと通知領域を利 4.2.1 避難支援情報閲覧機能 用して システムから利用者へ通知を行う 位置情報の取 本機能は サーバに登録された避難支援情報を地図画面 得は ウィジェットの更新と同時に行っている 通知バー 上で閲覧する機能である 図 3 に 地図画面例を示す 本 *1 *2 https://developers.google.com/maps/documentation/android/ http://www.openstreetmap.org/ 機能では 利用者の現在地情報をサーバへ送り その周 辺の避難支援情報をサーバから取得し 地図上にアイコ
避難支援 情報の画像 (d)電池残量 (災害モード時) 最後に更新 した時間 避難支援 情報の説明 情報登録 ボタン 情報の更新 ボタン (b)詳細情報 (c)浸水域 (a)アイコン Android端末 図 3 地図画面例 アプリ起動 ボタン Fig. 3 Screenshot of a map function. 図 4 ウィジェット画面例 Fig. 4 Screenshot of a widget function. ン (図 3(a)) で表示する 避難支援情報はカテゴリに分か れており カテゴリは現在 避難所 AED(自動体外式除 細動器) 自動販売機 コンビニエンスストア その他の 図 4 にウィジェットの詳細画面と表示内容を示す An- 5 種である 地図上に避難支援情報をアイコンで表示する droid 端末は ホーム画面にウィジェットと呼ばれる簡単 際 カテゴリごとに異なるアイコンを用意している 地図 な機能を持ったアプリを表示できる 本機能は 平常時か 画面に表示されているアイコンをタップすることで タッ ら避難支援情報を提示することを目的としている 30 分ご プした避難支援情報の詳細を閲覧することが可能である とに GPS を利用して Android 端末の位置情報を取得し に地図上に浸水域*3 を表示した例を示 周辺の避難支援情報をウィジェット内に表示する ウィ す 浸水域の表示は 5 章の実験ではシステムに実装して ジェットには取得した位置情報周辺にある避難支援情報を いない 近い順に 3 つ表示している よって アプリを開かなくて 4.2.2 避難支援情報登録機能 も ウィジェットを利用することで 平常時から現在地周 (図 3(b)) 図 3(c) 本システムで利用する避難支援情報は 災害発生前のオ 辺の避難支援情報の把握が可能である ウィジェットの避 ンライン時に情報登録者が Android 端末を用いて登録す 難支援情報は自動的に更新されるので 利用者が普段行く る 登録画面では タイトル コメント カテゴリ 必要 場所や 普段行かない場所であっても避難支援情報を手軽 があれば画像データを入力する 登録された情報は 本シ に閲覧することができる また ウィジェット画面に設置 ステムの利用者間で共有される されているボタンから避難支援情報の登録を可能とした また 市や自治体が所持している避難所や AED などの 避難支援情報は 直接データベースに登録している 5. 通知機能の実験 本章では 4.1 節で述べた通知機能を用いた実験につい 4.3 災害モード て述べる 災害時対応機能を 災害時にいきなり利用することは困 難である そこで 災害時に容易に災害時対応機能の利用 を可能とするため 平常時に利用する 災害モード を用 意する 災害モードではデータの保存機能および電池残量 を意識させる機能を 災害発生前の平常時に体験すること ができる 災害モードは 5 章の実験ではシステムに実装 していない 4.4 ウィジェット 本節では オンライン時に利用する ウィジェット機能 について述べる *3 平成 17 年に和歌山県が制作した南海 東南海 南海 3 連動地震 における津波浸水予測データを利用している 5.1 検証項目 本実験では 以下の項目について検証を行う (1) 通知機能が あかりマップ を利用するきっかけと なったか (2) 通知機能が 避難支援情報を意識するきっかけとなっ たか 5.2 検証概要 本実験時に利用できた機能は通知機能 地図機能 浸水 域の表示を除く ウィジェット機能である 本実験は 2013 年 4 月 28 日から 5 月 27 日まで 30 日間行った 実 験協力者は 和歌山大学のデザイン情報学科の学生男性 6
Table 1 1 (5 ) Result of questionnaire about a notification function(5-point likert scale). 1 2 3 4 5 (1) 10 0 1 3 5 0 4 4 0 0 5 4 0 3 3 (2) 10 0 2 5 2 0 3 3 0 2 3 2 2 3 3 (1: 2: 3: 4:5: ) 3 9 Android AED 10 5.3 5.3.1 1 5 (5 ) 5 1 2 34 5 ( 1(1)) 10 5 4 4 5 3 3 10 2 5 10 3 10 10 2 2 G 3 10 10 10. 10 10 10 10 1(1) 5.3.2 ( ) ( 1(2)) 10 5 3 3 5 2
2 Table 2 Change of the number of questionnaire results about consciousness of evacuation support information. A 1 4 B 3 4 C 2 4 D 3 4 E 2 4 F 3 4 G 3 3 H 1 3 I 3 4 ( :: ) 3 Table 3 Number of the increase of evacuation support information grasping. 10 10 A 8 2 B 14 0 C 2 1 D 5 1 E 6 1 F 6 1 G 3 1 H 5 4 I 4 0 10 10 2 6. 4.3 6.1 () 5 5 1 6.2 () 5 7 12 9 3 12 6 2 Android 30 1 1 3 (1) (2) (3) 6.3 1 4 5 4 5 *4 3 (1) 1 (2) 2 (1) (2) 1 (3) (4) (5) 1 1 (3) (4) (5) *4 http://www.pref.wakayama.lg.jp/prefg/011400/info/index5.html
Table 4 Fig. 5 4 Shelter locations around the test site in detail. (1) 1.9m 200m 1 (2) 3.4m 230m 1 (3) 12.2m 430m 3 (4) 13.9m 470m 3 (5) 32.9m 910m 3 5 * 5 Positions of the shelters around the test location. 3 (1) (2) (1) (2) 6.4 ( 1 ) ( ) () ( 2 ) () ( 3 ) 15 *5 6.5 6.5.1 5 5 5 6 7 6 ( 5(1)) 7 I K (1) 2 ( 5(1)) A E (2) (2) (2) A E (2) A E H H 7
Table 5 5 (5 ) Result of questionnaire about a disaster mode function(5-point likert scale). 1 2 3 4 5 (1) 0 0 1 1 4 5 5 1 1 0 1 3 4.5 5 (2) 0 0 0 4 2 4 4 0 0 0 6 0 4 4 (1: 2: 3: 4: 5: ) 6 Table 6 Shelters selected by the flooded area displayed group, the time required to make the selection, and the reason for the selection. A (2) 1 B (3) 2 C (4) 1 D (3) 1 E (2) 1 F (4) 2 7 Table 7 Shelters selected by the flooded area undisplayed group, the time required to make the selection, and the reason for the selection. G (5) 2 H (4) 2 I (1) 1 J (4) 2, K (1) 1 L (2) 1 7. 3 (1) (2) 10 (3) JSPS (A) (25242037) 24-25 [1] 24 (2012 9 21 ) [2] Google 72 (2013) [3] -Project 311- https://sites.google.com/site/prj311/ ( 2013 9 27 ) [4] ()http://www.jaipa.or.jp/igf- J/2011/110721 soumu.pdf ( 2013 9 6 ) [5] NTT (2013) [6] 74 1E-3 1 pp.45 47(2012) [7] No.9 pp.46-59(2011) [8]
No.9 pp200-220(2009) [9] (2013) [10] (MBL) 2012-MBL-62(2) pp.1 4(2012) [11] PC (DICOMO2013) pp.1938 1944(2013) [12] 15 pp.182 185(2013) [13] (GN) 2014-GN90-(24) pp.1 7(2014) [14] AR 15 pp.70 73(2013)