SUPER GT Rd.4 Fuji 300km 2015/8/8~8/9 TEAM RELEASE Arnage Racing
スタート 直 後 のアクシデントに 巻 き 込 まれて 無 念 のリタイア 富 士 の 借 りは 次 戦 地 元 鈴 鹿 で 返 す! 5 月 以 来 3 か 月 ぶりとなる 国 内 戦 は SUPER GT 第 4 戦 富 士 ラウンド 熱 い 戦 いが 南 国 のタイから 再 び 富 士 スピードウェイに 戻 ってきた 前 戦 のタイラウンド では 手 痛 いミスが 引 き 金 となって 惜 しくもポイントを 逃 したものの 厳 しい 気 候 の 中 のレースを 14 位 で 完 走 し 続 くシーズン 中 盤 戦 以 降 に 期 待 をつないだ 7 月 の 中 旬 にタイからの 船 旅 を 終 えた 車 両 と 機 材 を 引 き 取 ったチームは タイラウンドでダメージを 受 けたリアバンパーを 丁 寧 に 直 し 再 び 国 内 戦 仕 様 のカラーリ ングに 戻 した また 再 び 迎 える 高 速 サーキットでのレースに 備 え ギアや 足 回 りなどのチェックも 入 念 に 行 った August 8 th Qualifying 天 候 : 曇 り 路 面 状 況 :ドライ 気 温 :27 25 / 路 面 温 度 :34 31 入 場 者 ; 20,400 人 人 7 月 後 半 から 猛 暑 の 続 く 日 本 列 島 は レースウィークも 各 地 で 最 高 気 温 が 35 度 を 超 える 日 が 続 き ホットなレースが 期 待 され 人 る 週 末 となったが 予 想 に 反 して 予 選 日 となる 土 曜 日 は 朝 から 雲 が 多 く 高 原 らしいさわやかな 風 の 吹 く 過 ごしやすい 気 候 と なった 夏 の 富 士 ラウンドで SKT EXE SLS を 操 るのは 前 戦 のタイラウンドに 続 き 加 納 選 手 と Nanin Indra-Payoong 選 手 また 今 大 会 も 安 岡 選 手 が 加 納 Nanin 両 選 手 のアドバイザーとして 同 行 していた レースを 前 に 3 選 手 は エンジニア 腐 心 のセットア ップを 入 れた 仕 様 のシミュレーターで 練 習 を 積 み ミーティングを 重 ねてサーキット 入 りした 8 時 50 分 から 行 われた 公 式 練 習 では Nanin 選 手 加 納 選 手 Nanin 選 手 という 順 番 で 走 行 時 間 をいっぱいに 使 って 走 行 レ ースに 向 けてのセットアップの 確 認 をするなど スムーズにメニューをこなしていった 特 に 前 戦 からのインターバルの 間 に シミュレーターを 使 って 検 討 を 重 ねてきた 高 荷 重 サーキット 向 けのセットアップは 功 を 奏 しており タイラウンドの 後 さらに 進 化 したセットのおかげで ステップアッ プしたマシンの 状 態 を 確 かめることができた 午 後 になるとどんよりとした 空 はますます 広 がったが 雨 の 心 配 はなさそうだ 15 時 から 予 選 Q1 がスタート 今 大 会 から 参 加 台 数 がさらに 増 えた GT300 クラスは 28 台 が Q2 進 出 をかけてアタックを 開 始 した Arnage Racing は Nanin 選 手 に Mercedes-Benz SLS を 委 ね コースにマシンを 送 り 出 した Nanin 選 手 は 5Lap 目 に 自 らの 目 標 1 分 39 秒 台 前 半 となる 1 39.206 をマーク 目 標 はクリアとばかりに 早 々にピットに 戻 ってきた 予 選 の 時 間 は 2 分 以 上 残 されていたが 予 選 で 使 用 したタイヤ を 決 勝 で 使 用 することが 定 められているため タイヤ 温 存 作 戦 を 得 意 とする Arnage Racing にとってこれ 以 上 のアタックは 無 駄 であることを 理 解 した Nanin 選 手 の 判 断 であった 決 勝 のグリッドは 17 番 しかし 前 回 の 富 士 ラウンドに 比 べるとタイム は 格 段 に 向 上 して 前 方 の 集 団 との 差 が 開 いていく 感 じはなくなり マシンの 状 態 がチームの 目 指 す 方 向 に 向 かっていることが 窺 える 大 きな 期 待 を 胸 に メカニックはレース 前 夜 のチェックに 汗 を 流 した
P1 #55 ARTA CR-Z GT 高 木 真 一 / 小 林 崇 志 (1'37.975) P2 #65 LEON SLS 黒 澤 治 樹 / 蒲 生 尚 弥 (1'38.020) P3 #31 TOYOTA PRIUS apr GT 嵯 峨 宏 紀 / 中 山 雄 一 (1'38.092) P17#50 SKT EXE SLS 加 納 政 樹 / N.インドラ パユーング (1'39.206) August 9 th Race Day 天 候 : 晴 れ 路 面 状 況 :ドライ 気 温 :32 27 / 路 面 温 度 :48 36 入 場 者 :36,400 人 決 勝 日 ようやくぎらぎらと 太 陽 が 照 りつけるまぶしい 夏 空 が 戻 ってきた 朝 から 晴 れ 上 がった 空 に 夏 富 士 の 黒 々とした 姿 が 浮 かび 上 がっている 9 時 35 分 から 行 われた 朝 のフリー 走 行 では レースのシミュレーションを 兼 ねて Nanin 選 手 からスタート 加 納 選 手 が 続 いて それぞれレース 前 の 車 両 のチェックをおこなった 昨 日 同 様 車 両 の 感 触 は 非 常 によく タイヤをロングランで 使 用 するためのチ ェックも 含 めて 順 調 に 確 認 項 目 をクリアした 30 分 間 の 走 行 の 中 で さらなるセットアップの 進 化 の 可 能 性 を 見 出 したエンジ ニアは 決 勝 に 向 けて 一 歩 進 んだセッティングを 投 入 メカニックたちのテンションが 高 まる 中 SKT EXE SLS はスタートの 時 を 待 った 15 時 恒 例 の 県 警 白 バイ 隊 先 導 のパレードラップのあと 富 士 ラウンド 夏 の 陣 の 幕 が 切 って 落 とされる Arnage Racing は Nanin 選 手 が 17 番 グリッドから 300km 先 のチェッカーを 目 指 してスタートを 切 った しかし 直 後 悪 夢 が Nanin 選 手 に 襲 いかかる スタートからわずか 2Lap 目 ダンロップコーナーの 入 り 口 で 後 方 からコントロールを 失 って 突 っ 込 んできた 86 号 車 が SKT EXE SLS の 前 方 を 走 っていた 高 星 選 手 ドライブの 3 号 車 に 激 突 はずみ でコース 上 横 向 きになった 3 号 車 は Nanin 選 手 の 壁 となって 立 ちはだかった タカホシが タカホシが という Nanin 選 手 の 無 線 に 異 常 事 態 を 察 した 監 督 の 目 前 ストレートを SKT EXE SLS がフロントスポイラーをバタつかせた 無 残 な 姿 で 走 り 過 ぎていく チームはすぐさま Nanin 選 手 をピットに 呼 び 戻 したが 3 号 車 とぶつかった 衝 撃 でフロントスポイラーは 取 付 け 部 が 欠 損 して 落 下 し このまま 走 行 を 再 開 することはできない メカニックの 必 死 の 作 業 が 始 まった フロントスポイラーを 吊 る 当 て 板 を 作 製 してフロントスポイラーを 取 りつけ ライトとボンネットを 固 定 し 20 分 余 りの 作 業 でチームは 一 旦 マシンをコ ースに 送 り 出 した しかし 修 復 が 不 完 全 だったため マシンは 再 度 ピットに 戻 され 更 に 30 分 以 上 かけて 修 復 と 補 強 が 施 さ れた ようやくオフィシャルのゴーサインが 出 たとき 既 にレースは 開 始 から 1 時 間 以 上 が 経 過 し Arnage Racing はレースの
半 分 以 上 を 失 っていた しかし Nanin 選 手 は 11Lap を 何 とか 走 行 さらに 残 り 10Lap というところで 加 納 選 手 と 交 代 した 加 納 選 手 は 1 分 43 秒 台 後 半 で 最 後 まで 走 行 タイムは 不 本 意 ではあったが ダメージを 受 けてダウンフォースを 失 い 極 度 のアンダーステア 状 態 の 車 両 がどれだけのパフォーマンスを 出 せるかを 確 認 し 今 後 の ためのシミュレーションを 行 えたことは 意 義 があったといえる Arnage Racing は 避 けようのないアクシデントに 巻 き 込 まれて 300km のレースの 大 半 をピット 作 業 に 費 やし 結 局 61Lap のうちの 29Lap しか 走 行 することができなか った チームはまたしてもシーズン 全 戦 完 走 の 夢 を 断 たれたが 大 きなダメージを 受 けたマシンをメカニックの 頑 張 りで 修 復 して 再 びコースに 送 り 出 せたことは 次 戦 へ の 大 きな 糧 となった P1 #55 ARTA CR-Z GT 高 木 真 一 / 小 林 崇 志 P2 #65 LEON SLS 黒 澤 治 樹 / 蒲 生 尚 弥 P3#11 GAINER TANAX SLS 平 中 克 幸 / ビヨン ビルドハイム P26#50 P.MU SLS 加 納 政 樹 / N.インドラ パユーング <チーム 代 表 伊 藤 宗 治 > スタート 直 後 の 大 きなクラッシュで 修 復 に 時 間 を 要 し レースアクシデントとはいえ 規 定 周 回 数 に 足 りず 不 甲 斐 ない 結 果 に 終 わってしまったことは 暑 い 中 応 援 してく ださったスポンサーの 皆 様 やファンの 皆 様 に 大 変 申 し 訳 なかったと 思 っています あの 場 面 で 車 両 を 修 復 してコースに 戻 すことは エンジニア 的 なセオリーから 言 えば 車 両 のライフを 消 耗 するだけなので あり 得 ないことなのですが レース 人 としてあそこでレースを 捨 てるわけにいかなかった そして ドライバー 含 めチーム 全 員 がそ の 点 を 理 解 して うちらしい 頑 張 りで 車 両 をコースに 戻 したことは 良 かったと 思 います そういう 意 味 では ナニンが 少 し 精 神 的 に 成 長 してくれて タイヤを 労 わるうち らしいレースのやり 方 を 覚 えてきたことは 今 回 うれしかったことの 一 つですね 次 戦 も 応 援 よろしくお 願 いします <ドライバー 加 納 政 樹 > お 疲 れ 様 でした あの 予 選 順 位 から 考 えていくと まず 完 走 と ポイントと っていうのをいろいろ 作 戦 考 えてたんですけど 始 まってすぐにほぼ 貰 い 事 故 みたいな 感 じになってしまいました それもレースだし いいレースもあれば そういう 風 に 貰 い 事 故 で 終 わってしまうレースもあるんですけど メカニックさんたちが 奮 闘 して そのままでは 終 わらなかった 車 の 手 応 えと しては ( 事 故 後 )フロントのチンスポが 落 ち カナードがとれ っていう ほんとにフロントダウンフォースがない 中 43 秒 台 くらいで 走 れたっていうことは 万 全 な 状 況 であれば 41 秒 台 とか 42 秒 台 くらいは 十 分 に 走 れたセットやったような 気 がしま す 普 通 であれば 出 ていけない 状 況 でチームがあきらめずに 頑 張 って なんとかコースに 復 帰 したのは アルナージュらしさ
を 見 せたレースやったと 思 います それを 思 うと どうしても 全 戦 完 走 を 求 めてることもあるし 1/3 くらい 終 わった 段 階 で うぅーんって やっぱり 残 念 な 思 いはあり ました ただ そういう 意 味 ではまたもう 一 回 ちょっと 気 を 引 き 締 めて 貰 い 事 故 やから ではなく ( 難 しいことですが)それが 無 いようにもしたいし 最 善 の 注 意 を 払 って チーム 一 丸 となって なんとかまずポイントゲットをできるようにしたいですね 次 のレースの 鈴 鹿 もやっぱり 暑 いレースだろうし その 暑 い 状 況 の 中 で いか にタイヤを 労 わりつつコンスタントラップを 刻 めるかやっぱり 大 事 なポイントになってくる ここから また 仕 切 りなおして 鈴 鹿 はアルナージュとしても 地 元 やし 僕 も 関 西 圏 なんで 地 元 やし やっぱり 自 分 たちの アルナージュらしいレースができれば 結 果 もついてくると 思 うし それができるように 次 戦 も 頑 張 ります ありがとうご ざいました <Nanin Indra-Payoong 選 手 > 今 回 のレースは 17 番 からスタートで ペースは 掴 めてたのでとっても 楽 しみにしていましたが 1 周 目 でアクシデントがあって 残 念 でした スタートは 普 通 よりローリ ングが 遅 かったのですが 1 コーナーで 1 台 くらい 上 げました でも 1 コーナーで 3 号 車 と 86 号 車 がぶつかってて 僕 は 行 く 場 所 がなくなって 3 号 車 とぶつかってし まいました 今 回 のレースもチームのみなさんがとても 頑 張 って 最 後 まで 走 れてとてもうれしかったです 今 度 の 鈴 鹿 もまた がんばります <アドバイザー 安 岡 秀 徒 > お 疲 れ 様 でした レースの 再 放 送 を 見 て ほんとに 荒 れたレースだったんだなあっていうのを 改 めて 感 じてます まあその 口 火 を 切 ったというか 一 周 目 のアクシデントに 巻 き 込 まれて (3 号 車 には 申 し 訳 ないですけど)あのタイミングでうちが 3 号 車 のポジションにいなくてよかったなって 思 うくらい 衝 撃 的 なクラッシュでした あれはもう こちらとしては 運 がなかったとし か 言 いようがなかったと 思 います ただ その 運 がないというのが 問 題 で その 流 れを 呼 び 込 めるような 雰 囲 気 というか 流 れ を 呼 び 込 める 流 れになってないんですよ それはほんとに 一 人 の 努 力 じゃなくて やっぱりみんなの 努 力 が 必 要 で 個 人 的 には そのまとまりが 去 年 のようにはいってないんじゃないかっていう 風 に 感 じています 次 は 地 元 で また 僕 も 戻 りますし 2 レ ース 離 れたあと 戻 ることで そういう 雰 囲 気 を 変 えられたらなあと ドライバーとしてだけじゃなくて チームの 一 員 として その 必 要 があるなと 感 じてます また 完 走 ではないレースができてしまって いつになったら 全 戦 完 走 できるんだ!っていう 思 いはありますし シーズンももう 半 分 に 来 て 残 りのレースもだんだん 減 っていくわけですけど また 初 心 に 戻 ってあくまでも 完 走 を 目 指 してっていう 気 持 ちで またみんなでやっていけたらいいなと 思 ってます 鈴 鹿 でも 応 援 よろしくお 願 いします
応 援 してくださった 皆 様 方 には 深 く 感 謝 しますとともに 8 月 29 日 ~8 月 30 日 に 鈴 鹿 サーキットで 開 催 される 次 戦 鈴 鹿 ラウンドにおきましても 応 援 のほど 宜 しくお 願 いいたします 510-0064 三 重 県 四 日 市 市 新 正 4 丁 目 15-18 Tel:059-351-6264 Fax:059-351-6054 総 括 松 本 和 美 kazumi.m@dream.ocn.ne.jp Official website: http://www.arnageracing.com/ チーム blog:http://ameblo.jp/arnage-racing/ Facebook ファンページ http://www.facebook.com/arnage.racing