B2 テスト自動化

T E S T A U T O M A T O R

JaSST 13 Tokyo セッションB2 なれる!Test Automator -テスト 自 動 化 を 成 功 に 導 く3つの 真 実 - 2013/1/30 テスト 自 動 化 TABOK 研 究 会

セッションの 流 れ ホームルーム 1 時 限 目 : テスト 自 動 化 の 現 場 より 2 時 限 目 : 真 実 1. テスト 自 動 化 のスコープ 3 時 限 目 : 真 実 2. テスト 自 動 化 のROI 4 時 限 目 : 前 半 まとめ 5 時 限 目 : 真 実 3.パネルディスカッション ~これから 求 められる Automator テスト 自 動 化 エンジニア 像 とは~ 閉 校

講 師 紹 介 : 1 時 限 目 : テスト 自 動 化 の 現 場 より 本 山 絢 子 (もとやま じゅんこ) Wistron Information Technology & Services (Japan) Inc. (ウィツ 株 式 会 社 ) 2 時 限 目 : 真 実 1. テスト 自 動 化 のスコープ 畠 山 さつき(はたけやま さつき) 株 式 会 社 エスイープランニング 3 時 限 目 : 真 実 2. テスト 自 動 化 のROI 近 江 久 美 子 (おうみ くみこ) SIer 勤 務

講 師 紹 介 : 真 実 3. パネルディスカッション ~これから 求 められる AUTOMATOR テスト 自 動 化 エンジニア 像 とは~ パネリスト : 朱 峰 錦 司 NTT 中 島 良 樹 日 本 畠 山 さつき 本 山 絢 子 近 江 久 美 子 NTTデータ 日 本 オラクル モデレータ: 松 木 晋 祐 ASTER/ACCESS

リファレンス TABOK ATI 米 国 ATI(Automated Testing Institute) 策 定 の 自 動 テストに 関 する 知 識 体 系 (BOK) BOK(Body of Knowledge)は 関 連 する 職 能 団 体 によって 定 義 される 専 門 領 域 を 構 成 する 概 念 用 語 および 活 動 などの 完 全 セットを 表 す 用 語 SWEBOK, PMBOK, SQuBOK, REBOK, BABOK 等 が 有 名

コミュニティ テスト 自 動 化 研 究 会 ASTER/SGST テスト 自 動 化 を 主 たるミッションとしてソフトウェア 開 発 に 貢 献 する テスト 自 動 化 エンジニア にはどのようなスキルが 必 要 なのか? 高 いス キルとはどんな 水 準 なのか?を 研 究 啓 蒙 する 有 志 による 研 究 会 今 年 度 はTABOKを 中 心 に 上 記 を 議 論

Specal Thanks テストツール WG ASTER 日 本 におけるテストツールの 普 及 と 活 用 を 啓 蒙 すべく 集 まった ベンダー ニュートラルのWG 国 内 外 数 十 に 登 るテストツールベンダ リセラー 及 びユーザ 企 業 が 参 画 2012 年 には テストツールまるわかりガイド を 刊 行 ほか セミナー 等 も 活 発 に 行 われている ASTER ASTERのサイトにて 無 料 配 布 中! あなたの 組 織 のツール 導 入 レベルはどれぐらい? 自 己 診 断 チェック 付 き

テスト 自 動 化 研 究 会 とテストツールWG テストをよりクリエイティブなものにしていくた めに 活 動 している 同 志 ベンダーの 技 術 者 が 中 心 になり テストツールを 使 って 開 発 現 場 をより 良 く していくために 活 動 中 テストの 自 動 化 に 取 り 組 む 現 場 の 技 術 者 が 集 まり 自 動 化 をソフ トウェア 開 発 の 要 素 技 術 として 確 立 するために 活 動 中

1 時 限 目 テスト 自 動 化 現 場 より テスト 自 動 化 研 究 会 本 山 絢 子

自 己 紹 介 本 山 絢 子 (もとやまじゅんこ) ( 所 属 ) Wistron Information Technology &Services (Japan) Inc. (ウィツ 株 式 会 社 ) テクニカルコンサルティングサービス(Technical Consulting Services 略 してTCS)を 主 なサービスとする 部 門 に 昨 年 まで 所 属 さまざまな SIer 様 のエンプラ 系 案 件 に 参 画

これまでの 主 なテスト 自 動 化 経 験 2003 年 ( 30 人 月 ) Ant + Junit + Cactus 始 めての 自 動 化 経 験 (ただし 単 体 テストレベル) 200X 年 ( 約 500 人 月 ) Junit + DBUnit+EMMA データ 投 入 チェック 環 境 クリア などの 自 動 化 20XX 年 ( 約 200 人 月 ) Ant + Junit + DBUnit + FindBugs + CheckStyle + Cobertura 静 的 解 析 カバレッジ レポートまでを 自 動 化

テスト 自 動 化 プロジェクトの 現 状 多 くのプロジェクトで 製 造 単 体 テスト 工 程 における 工 数 増 加 品 質 低 下 が 発 生 炎 上 テスト 自 動 化 は 中 止 に

とある 自 動 化 プロジェクト

総 合 試 験 に 向 けたスケジュール 遅 延 マスタスケジュール 詳 細 設 計 実 装 単 体 テスト 結 合 テスト 総 合 テスト 実 際 ( 参 画 時 ) 基 本 設 計 詳 細 設 計 テスト 自 動 化 により 基 本 設 計 詳 細 設 計 実 装 単 体 結 合 テスト 自 動 化 によりリカバリしたい!!

どのようなテスト 自 動 化 を ったか? 1. 業 務 コンポーネントのテストは 全 て 自 動 化 テスト 対 象 の 難 易 度 重 要 度 に 関 わらず 全 てのコンポーネントにスクリプトを 作 成 2. FW 同 梱 の 画 面 系 テストツール 導 入 の 失 敗 調 査 工 数 を 割 り 当 てできなかった 為 同 梱 され ていた 画 入 自 動 実 のツール 導 入 は 断 念 3. カバレッジツール 静 的 解 析 ツールの 導 入 解 析 ツールの 結 果 が 一 定 基 準 を 超 えるまで 完 了 とできないルールを 設 けることに

自 動 化 の 結 果 1. 業 務 コンポーネントのテストは 全 て 自 動 化 スクリプト 記 述 工 数 が 肥 大 化 してしまった スクリプト 習 得 期 間 積 もり 漏 れによる 遅 延 発 生 2. FW 同 梱 の 画 面 系 テストツール 導 入 の 失 敗 バグ 修 正 のたびに 数 個 もの 項 目 入 を 伴 うテス トを 動 で 実 することになり ミスも 誘 発 3. カバレッジツール 静 的 解 析 ツールの 導 入 カバレッジを 上 げるためだけに 工 数 を 費 やし 品 質 に 関 わらないところで 時 間 がかかっていた

誤 った 自 動 化 適 用 のその 後 マスタスケジュール 詳 細 設 計 実 装 単 体 テスト 結 合 テスト 総 合 テスト 実 績 基 本 設 計 詳 細 設 計 実 装 単 体 テスト 結 合 当 初 予 定 の 約 2 倍!! 自 動 化 スクリプト 製 造 工 数 増 加 スケジュール 遅 延 結 合 テスト 期 間 やむなく 短 縮 品 質 低 下 社 内 ワースト3の 残 念 なプロジェクトに

どうしてこうなった? マスタスケジュール 詳 細 設 計 実 装 単 体 テスト 結 合 テスト 総 合 テスト 期 待 値 基 本 設 計 詳 細 設 計 実 装 単 体 結 合 1.スケジュールを 直 ちに 短 縮 2. 品 質 改 善 を 込 める 問 題 はテスト 自 動 化 に 対 する 過 度 な 期 待

テスト 自 動 化 に 対 する 誤 解 テスト 自 動 化 はプロジェクト に 関 わるあらゆる 問 題 を 解 決 する 万 能 薬 である 大 きな 誤 解 です

テスト 自 動 化 10の 誤 解 ドラフト # 誤 解 の 内 容 1 テスト 自 動 化 ツールで 壊 れた( 開 発 )プロセスを 修 復 できる 2 自 動 化 テストで 多 数 の 新 たな 欠 陥 が 見 つかる (またはその 逆 ) 3 自 動 化 テストは 手 動 テストを 置 き 換 える 1スコープに 関 する 誤 解 4 レコード&プレイバックは 効 果 的 なテスト 自 動 化 のアプローチである 5 一 つのツールですべてのテストフェーズを 統 合 できる 6 テスト 自 動 化 は 100%の 自 動 化 が テスト 自 動 化 成 功 を 意 味 する ( 100% 自 動 化 すべきである) 7 テスト 自 動 化 ツールは 直 ちにテストスケジュールを 短 縮 できる 自 動 化 のコスト=ツールソフトウエアのコスト+テストスクリプト 開 発 コスト(メンテナンスコスト 等 がぬけている)( 過 大 評 価 と 過 小 評 価 の 8 両 方 を 含 めていますので 注 意!) 9 単 位 時 間 あたりのテスト 実 施 時 間 が 極 端 に 短 くなるわけではない 場 合 によっては 遅 くなる 場 合 もある 10 テストの 自 動 化 は テストスクリプトを 実 装 することだけだと 考 えている (それだけを 工 数 に 含 める) 11 テストの 自 動 化 は テストチームだけできてそれで 上 手 くいくと 思 っている ( 日 本 はロールが 明 確 に 別 れていないがための 項 目 かも) (グレイボックスなしに 効 果 的 な 自 動 化 ができると 思 っている?) 設 計 からいろいろ 仕 込 むべき 12 テスト 自 動 化 ツールは 実 行 だけを 自 動 化 する誤 解 の 多 くが テストの 自 動 実 行 だけではない 13 自 動 化 は 体 系 的 (ビッグバン 的 に) 導 入 しないと 必 ず 失 敗 してしまう 14 アジャイルにおけるテスト=ユニットテスト= 自 動 テストだと 思 っている 2ROIに 関 わる 誤 解 1スコープと2ROIに 帰 着 する

今 回 のプロジェクトを 振 り 返 ると スコープに 関 する 誤 解 業 務 ロジックを 全 て 自 動 化 しようとし スクリプト 製 造 工 数 が 膨 らんでいた 効 果 が 得 やすい 部 分 にも 関 わらず 画 系 テストの 自 動 化 を 断 念 ROI に 関 する 誤 解 スクリプト 記 述 法 習 得 期 間 の 積 もり 漏 れ

テスト 自 動 化 を 成 功 に 導 くには 自 分 達 にとって 自 動 化 するとおいしいところ を 明 確 にしよう そのために 重 要 な2つの 観 点 1.スコープ 2.ROI

2 時 限 目 テスト 自 動 化 のスコープ 自 動 化 研 究 会 畠 山 さつき

テスト 自 動 化 を 成 功 に 導 くには 自 分 達 にとって 自 動 化 するとおいしいところ を 明 確 にしよう そのために 重 要 な2つの 観 点 1.スコープ 2.ROI

教 科 書 テストツールまるわかりガイド( 入 門 編 ) TABOK(Test Automation Body Of Knowledge) JSTQB(Japan Software Testing Qualifications Board) シラバス

TABOKの 示 す 自 動 化 のスコープ 一 般 的 に テスト 自 動 化 は 次 の4つに 分 けられる Unit Integration Functional Performance TABOK 2.1 Test Automation Types

V 字 モデルとテスト 自 動 化 開 発 の 作 業 ユーザ 要 求 開 発 の 成 果 物 要 求 分 析 テスト 分 析 テスト 設 計 テストの 作 業 (プロセス) テスト 実 装 テスト 実 報 告 書 作 成 受 入 テ ス ト システム 要 件 要 求 定 義 書 画 面 仕 様 書 テスト 分 析 テスト 設 計 テスト 実 装 テスト 実 報 告 書 作 成 テ シ ス ス ト テ ム 設 計 基 本 設 計 書 テスト 分 析 テスト 設 計 テスト 実 装 テスト 実 報 告 書 作 成 実 装 詳 細 設 計 書 テスト 分 析 テスト 設 計 テスト 実 装 テスト 実 報 告 書 作 成 テ ユ ス ニ ト ッ ト ソース コード コード 解 析 モニタリングとコントロール ソフトウェア 管 理 インシデント 管 理 テストツールまるわかりガイド 図 3-2 V 字 モデルとテストに 必 要 な 作 業 の 対 比

テスト 自 動 化 システムの3 要 素 Drive Judge Report 操 作 判 定 報 告

自 動 化 の 適 用 判 断 のポイント Q.テスト 自 動 化 を 適 用 する 際 に 一 番 に 気 をつけたいポイントは 次 のうちどれ? 1.テストケースを 正 確 に 2.テスト 結 果 を 明 確 に 3.テスト 結 果 を 適 切 に Drive Judge Report できるか できるか できるか

V 字 モデルとテスト 自 動 化 開 発 の 作 業 ユーザ 要 求 システム 要 件 開 発 の 成 果 物 要 求 分 析 要 求 定 義 書 画 面 仕 様 書 テスト 分 析 テスト 分 析 テスト 設 計 テスト 設 計 テストの 作 業 (プロセス) テスト 実 装 テスト 実 装 テスト 実 テスト 実 報 告 書 作 成 報 告 書 作 成 テ シ ス ス ト テ ム Judge 受 入 テ ス ト 難 設 計 基 本 設 計 書 テスト 分 析 テスト 設 計 テスト 実 装 テスト 実 報 告 書 作 成 実 装 詳 細 設 計 書 テスト 分 析 ソース コード テスト 設 計 コード 解 析 テスト 実 装 テスト 実 報 告 書 作 成 モニタリングとコントロール テ ユ ス ニ ト ッ ト 易 ソフトウェア 管 理 インシデント 管 理 テストツールまるわかりガイド 図 3-2 V 字 モデルとテストに 必 要 な 作 業 の 対 比

テストタイプと 自 動 化 機 能 テスト 非 機 能 テスト パフォーマンステスト ロードテスト ストレステスト ユーザビリティテスト 相 互 運 用 テスト 保 守 性 テスト 信 頼 性 テスト 構 造 テスト 部 分 変 更 のテスト 確 認 テスト 回 帰 テスト 移 植 性 テストなど 自 動 化 の 適 用 判 断 のポイント テスト 結 果 を 明 確 に Judge できるか

その 他 のテストの 作 業 と 自 動 化 スモークテスト リリースの 都 度 われる 動 作 確 認 テストデータの 作 成 UIを 使 用 した 膨 大 なテストデータの 準 備 自 動 化 の 適 用 判 断 のポイント テスト 結 果 を 明 確 に Judge できるか

テスト 自 動 化 成 功 への 真 実 1 テスト 自 動 化 のスコープは テストレベル テストプロセス テストタイプ テスト 結 果 を 明 確 に + Judge できるか で 判 断 する!

テストの 結 果 を 明 確 にJudgeできるか Judge Judge 仕 様 が 確 定 していない 難 Judge 仕 様 が 曖 昧

自 動 化 導 入 の 一 歩 を 踏 み 出 すなら 繰 返 し 実 する ROIが 高 い! 回 帰 テスト スモークテスト から を 付 けるのがオススメ!

テスト 自 動 化 を 成 功 に 導 くには 自 分 達 にとって 自 動 化 するとおいしいところ を 明 確 にしよう そのために 重 要 な2つの 観 点 1.スコープ 2.ROI

3 時 限 目 テスト 自 動 化 のROI テスト 自 動 化 研 究 会 近 江 久 美 子

テスト 自 動 化 を 成 功 に 導 くには 自 分 達 にとって 自 動 化 するとおいしいところ を 明 確 にしよう そのために 重 要 な2つの 観 点 1.スコープ 2.ROI

有 効 なはずの 自 動 化 なぜ 失 敗? 自 動 化 できるスコープが 判 ったら すぐに 全 部 を 自 動 化 すべきでしょうか? NO! - 業 務 ロジックを 全 て 自 動 化 しようとし スクリプト 製 造 工 数 が 膨 らんでいた ( テスト 自 動 化 現 場 より より 再 掲 )

ROIについて 考 えてみましょう ROI=Return On Investment 投 資 収 益 率 - 投 資 によってどれだけの 利 益 がうまれたか? 利 益 投 資

ROIの 評 価? ROIの 評 価 で 負 担 を 節 約 利 益 を 出 せるところだけ 自 動 化! 何 をどのように 評 価 しますか?

ROI 評 価 で 考 えるべき 要 素 の 例 スクリプト 作 成 の ツールの 導 入 に 必 要 なスキル 負 荷 購 入 コスト のトレーニング 自 動 化 ツールのレ コスト ポートの 分 析 のた スクリプトメンテ めの 時 間 自 動 化 により 可 能 になった ナンスの 負 荷 テストのテスト 設 計 の 負 荷 サポートやライセンスな 自 動 テスト 可 能 なつくりに ツールの 動 作 に ど 保 守 契 約 に 要 する するためのコスト 必 要 な 環 境 の コスト 構 築 コスト スクリプトの ツール 起 因 の 新 技 術 の 導 入 等 による メンテナンスのための トラブルへの 利 用 技 術 の 変 化 に 対 応 する 技 術 伝 承 のコスト 対 応 負 荷 間 欠 陥 修 正 後 の 確 認 テ ツールのバージョン ツールの ストにかかる 時 間 アップへの 対 応 負 荷 動 作 環 境 の メンテナンスのコスト

ROI 評 価 で 考 えるべき 要 素 を 洗 い 出 す 軸 と 例 ツール/テストプロセス/ 人 /プロダクトについて 時 間 軸 で 考 える 時 間 導 入 後 ソフトウェアライフ 導 入 前 導 入 プロジェクト サイクル 全 体 ツール テスト プロセス 人 プロダクト ツールの 購 入 コスト スクリプト 作 成 の 負 荷 導 入 に 必 要 なスキルの トレーニングコスト 自 動 テスト 可 能 なつくりにする ためのコスト サポートやライセンスなど 保 守 契 約 に 要 するコスト 欠 陥 修 正 後 の 確 認 テスト 実 にかかる 時 間 スクリプトのメンテナンスのた めの 技 術 伝 承 のコスト 新 技 術 の 導 入 等 による 利 用 技 術 の 変 化 に 対 応 するコスト

ROI 評 価 で 考 えるべき 要 素 を 洗 い 出 す 軸 と 例 ツール/テストプロセス/ 人 /プロダクトについて 時 間 軸 で 考 える 時 間 導 入 後 ソフトウェアライフ 導 入 前 導 入 プロジェクト サイクル 全 体 ツール テスト プロセス 人 プロダクト ツールの 購 入 コスト スクリプト 作 成 の 負 荷 導 入 に 必 要 なスキルの トレーニングコスト 自 動 テスト 可 能 なつくりにする ためのコスト サポートやライセンスなど 保 守 契 約 に 要 するコスト 欠 陥 修 正 後 の 確 認 テスト 実 にかかる 時 間 スクリプトのメンテナンスのた めの 技 術 伝 承 のコスト 新 技 術 の 導 入 等 による 利 用 技 術 の 変 化 に 対 応 するコスト

ROI 評 価 で 考 えるべき 要 素 を 洗 い 出 す 軸 と 例 ツール/テストプロセス/ 人 /プロダクトについて 時 間 軸 で 考 える 時 間 導 入 後 ソフトウェアライフ 導 入 前 導 入 プロジェクト サイクル 全 体 ツール テスト プロセス 人 プロダクト ツールの 購 入 コスト スクリプト 作 成 の 負 荷 導 入 に 必 要 なスキルの トレーニングコスト 自 動 テスト 可 能 なつくりにする ためのコスト サポートやライセンスなど 保 守 契 約 に 要 するコスト 欠 陥 修 正 後 の 確 認 テスト 実 にかかる 時 間 スクリプトのメンテナンスのた めの 技 術 伝 承 のコスト 新 技 術 の 導 入 等 による 利 用 技 術 の 変 化 に 対 応 するコスト

ROI 評 価 で 考 えるべき 要 素 を 洗 い 出 す 軸 と 例 ツール/テストプロセス/ 人 /プロダクトについて 時 間 軸 で 考 える 時 間 導 入 後 ソフトウェアライフ 導 入 前 導 入 プロジェクト サイクル 全 体 ツール テスト プロセス 人 プロダクト ツールの 購 入 コスト スクリプト 作 成 の 負 荷 導 入 に 必 要 なスキルの トレーニングコスト 自 動 テスト 可 能 なつくりにする ためのコスト サポートやライセンスなど 保 守 契 約 に 要 するコスト 欠 陥 修 正 後 の 確 認 テスト 実 にかかる 時 間 スクリプトのメンテナンスのた めの 技 術 伝 承 のコスト 新 技 術 の 導 入 等 による 利 用 技 術 の 変 化 に 対 応 するコスト

ROI 評 価 の 着 目 点 人 やプロダクトそのもの ソフトウェアライフ サイクルプロセス 全 体 も 関 係 する 求 められる 情 報 やスキルも 多 い 要 素 は 洗 い 出 せても それぞれの 要 素 についての 投 資 と 収 益 を どこに 着 目 して 評 価 する? 費 用 だけ 気 にすればよい?

ROI 評 価 の 着 目 点 TABOKより 費 用 に 着 目 - 投 資 と 利 益 の 費 用 つまり 費 用 の から 評 価 - 自 動 化 前 後 を 比 較 時 間 に 着 目 - 時 間 の 投 資 と 利 益 から 評 価 つまり 効 率 向 上 の から 評 価 - 自 動 化 前 後 を 比 較 リスクに 着 目 - 自 動 化 しないことのリスクとリスクが 損 失 に 変 わった 場 合 のコストから 評 価 TABOK 1.3 Automation Return-on-Investment (ROI)より

ROI 評 価 の 着 目 点 どれを 採 用? どれも 完 璧 ではない- 選 択 の 必 要 がある 費 用 に 着 目 - 費 用 以 外 の 利 点 が えない 例 :カバレッジ 向 上 時 間 ( 効 率 性 )に 着 目 - 手 動 テストでできず 自 動 化 されたことでできる ようになったテストは? TABOK 1.3 Automation Return-on-Investment (ROI)より

ROI 評 価 の 着 目 点 どれを 採 用? どれも 完 璧 ではない- 選 択 の 必 要 がある リスクに 着 目 - 自 動 化 前 と 比 較 しなくてよく 他 の2つの 法 の 問 題 をカバーする - ただし 精 緻 なリスク 分 析 とリスク 顕 在 化 時 の 損 失 の 計 算 が 必 要 TABOK 1.3 Automation Return-on-Investment (ROI)より

テスト 自 動 化 成 功 への 真 実 2 ROIの 評 価 では 何 に 着 目 するか 評 価 対 象 の 明 確 化 が 必 要 コスト 時 間 リスク

ROI 評 価 が 失 敗 したら? 必 要 な 要 素 の 漏 れ 着 目 点 の 選 択 誤 り 適 切 にROI 評 価 できずおいしい 自 動 化 は 困 難 に テスト 自 動 化 による 効 果 を 落 とす 例 自 動 化 しないと 実 現 できないテストがあり リリース 延 期 テスト 自 動 化 による 問 題 を 落 とす 例 ツールの 導 入 による 想 定 外 のプロセス 変 更 を 余 儀 なくされ 予 算 超 過

ROI 評 価 まとめ 自 動 化 で 何 を 改 善 するか 踏 まえ 必 要 な 要 素 と 着 目 点 を 導 き 適 切 なROI 評 価 を う 全 部 最 優 先? では 全 部 評 価 しましょう ROIの 評 価 自 体 の 負 荷 も 考 慮 が 必 要

テスト 自 動 化 を 成 功 に 導 くには 自 分 達 にとって 自 動 化 するとおいしいところ を 明 確 にしよう そのために 重 要 な2つの 観 点 1.スコープ 2.ROI

4 時 限 目 前 半 まとめ テスト 自 動 化 研 究 会 近 江 久 美 子

スコープとROIを 正 しく 極 めたら? スコープに 関 する 誤 解 業 務 ロジックを 全 て 自 動 化 しようとし スクリプト 製 造 工 数 が 膨 らんでいた 効 果 が 得 やすい 部 分 にも 関 わらず 画 系 テストの 自 動 化 を 断 念 ROI に 関 する 誤 解 スクリプト 記 述 法 習 得 期 間 の 積 もり 漏 れ 1 時 限 目 テスト 自 動 化 現 場 より より

テスト 自 動 化 にあたり なうこと スコープの 問 題 には テスト 結 果 のJudgeが 明 確 に できるテストを 選 定 自 動 化 の 目 的 を 達 成 するだけで なく 自 動 化 を 実 現 しやす いテストから 着 手 する ROIの 問 題 には 必 要 な 要 素 と 着 目 点 からROI を 評 価 し 最 大 化 できる 進 め 優 先 順 で 自 動 化 する 例 えば 繰 り 返 し なうテ ストを 最 優 先 とする スコープ ROIともに 継 続 的 に 自 動 化 のスコープを 直 し ROIが 最 大 化 される 状 態 を 保 つ

スコープとROIを 正 しく 極 めたら スコープを 正 しく 極 めたら 業 務 ロジックから 実 現 容 易 な 部 分 を 予 定 工 数 内 で 自 動 化 バグ 検 出 の 一 部 前 倒 しに 成 功 調 査 工 数 を 設 けて 画 面 系 テストの 自 動 化 を 真 っ 先 に 実 現 テスト 実 時 間 を 短 縮 ROI を 正 しく 極 めたら 多 大 な 習 得 期 間 が 必 要 なテストの 自 動 化 は 後 回 し 代 わりに 繰 り 返 し なう 回 帰 テストの 自 動 化 に 注 し オペミスなく 再 現 性 の いテストで 効 率 アップ 負 荷 は 無 理 ない 程 度 自 動 化 部 分 は 効 果 享 受!

テスト 自 動 化 を 成 功 に 導 くには 重 要 な2つの 観 点 そして 真 実 1.スコープ 2.ROI 3つ 目 の 真 実 ー テスト 自 動 化 を 導 入 維 持 成 功 させる 3.テスト 自 動 化 エンジニアとは? 考 えてみましょう 4 時 限 目 までの 参 考 文 献 TEST AUTOMATION BODY OF KNOWLEDGE (TABOK) Automated Testing Institute, 2011 年 テストツールまるわかりガイド( 入 門 編 ) ASTERテストツールWG, 2012 年 テスト 技 術 者 資 格 制 度 Foundation Level シラバス 日 本 語 版 International Software Testing Qualifications Board(Japan Software Testing Qualifications Board 翻 訳 ), 2011 年

5 時 限 目 パネルディスカッション これから 求 められる AUTOMATOR テスト 自 動 化 エンジニア 像 とは テスト 自 動 化 研 究 会 ツールWG

講 師 紹 介 : パネリスト : 朱 峰 錦 司 NTT 中 島 良 樹 日 本 畠 山 さつき 本 山 絢 子 近 江 久 美 子 NTTデータ 日 本 オラクル モデレータ: 松 木 晋 祐 ASTER/ACCESS

お 題 その1 テスト 自 動 化 エンジニアに 求 められる 技 術 どちらかひとつ どちらかひとつと 言 われれば A.プログラミング 技 術? B.テスト 設 計 技 術?

お 題 その2 これから 生 まれる テスト 自 動 化 エンジニア に 最 初 に 伝 えたい ひとつのこと

お 題 その3( 予 備 ) テスト 自 動 化 が 常 識 な 世 界 での テストマネジメントとは

T E S T A U T O M A T O R ご 清 聴 ありがとうございました!