ISO/TC206 第 19 回 総 会 概 要 日 本 代 表 川 崎 真 司 ( 日 本 ガイシ 株 式 会 社 ) 1. はじめに ISO/TC206 第 19 回 総 会 が 平 成 24 年 9 月 12 日 6 カ 国 ( 中 国 フランス ドイツ 韓 国 マレ ーシア 日 本 )の 参 加 を 得 て 中 国 山 東 省 の Zibo 市 で 開 催 された 今 年 は 欧 州 からの 参 加 が 2 カ 国 に 留 まったが 昨 年 欠 席 したマレーシアが 出 席 しアジアからの 参 加 は 4 カ 国 であった 総 会 前 の 10 日 および 11 日 の 2 日 間 をかけて ワーキンググループ WG35( 粉 末 ) WG37( 光 触 媒 試 験 法 ) WG41(イオン 伝 導 性 セラミックス) WG42( 接 合 ) WG44(セラミックス 基 複 合 材 ) ISO20507( 用 語 ) 化 学 分 析 機 械 的 特 性 WD17171( 水 銀 圧 入 法 孔 径 分 布 ) 会 議 とアドバ イザリーグループ(AG) 会 議 において 規 格 原 案 の 審 議 と 新 業 務 項 目 の 今 後 の 取 り 扱 いおよび WG 構 成 案 などが 議 論 された 総 会 では 韓 国 の Lee 氏 が 昨 年 に 続 いて 議 長 を 務 め 国 際 幹 事 阪 口 氏 が 進 行 を 補 佐 した 総 会 出 席 者 -1 -
2. 総 会 前 (10 日 および 11 日 )の 会 議 概 要 2.1 WG35 会 議 2.1.1 出 席 者 2.1.2 内 容 WG35(Powders)は セラミック 粉 末 の 試 験 法 について 検 討 することを 目 的 とする コンビーナは 韓 国 の Lee 氏 である 進 行 中 の 3 項 目 (DIS14629: 流 動 性 WD17172:コンパクション WD17860: 乾 燥 減 量 )の 状 況 が 説 明 された 今 年 度 の 新 業 務 提 案 項 目 NP1212( 圧 縮 強 度 )の 説 明 があり 専 門 家 が 集 まったため 投 票 に 進 むこととなった 韓 国 から 来 年 度 提 案 予 定 のセラミックスラリーの 粘 度 試 験 法 の 説 明 があった WG 構 成 について 議 論 した 結 果 本 WG の 名 称 を Powders とすることを AG 会 議 で 提 案 することが 日 本 を 除 く 各 国 の 賛 成 により 可 決 された 2.2 WG37 会 議 2.2.1 出 席 者 2.2.2 内 容 WG37(The methods for photocatalytic materials)は 光 触 媒 の 試 験 法 について 検 討 することを 目 的 と する コンビーナは 竹 内 氏 である 今 年 度 の 新 業 務 提 案 6 項 目 (NP1204~NP1209:3.9 参 照 )をコン ビーナと 窪 田 氏 が 説 明 し 専 門 家 の 参 加 を 呼 びかけた 進 行 中 の2 項 目 (WD22197-6:チャンバー 法 / 三 木 氏 担 当 WD18061: 抗 ウィルス/ 窪 田 氏 担 当 )の 状 況 が 説 明 された WD22197-6について は 既 存 項 目 との 差 異 を 明 確 にするため タイトル 変 更 および 新 規 ISOナンバー 取 得 が 提 案 された 進 行 中 のDIS14605( 光 源 )について 進 捗 状 況 が 竹 下 氏 より 報 告 された 日 本 から 来 年 度 以 降 の 新 業 務 提 案 2 項 目 ( 接 触 角 測 定 によるセルフクリーニング 性 能 試 験 法 アセトアルデヒドの 完 全 分 解 試 験 法 )が 紹 介 された 韓 国 からは 量 子 効 率 測 定 に 基 づく 試 験 方 法 の 提 案 を 検 討 していることが 紹 介 さ れた WD22197-6はタイトルを 変 更 し 新 規 ISOナンバーを 取 得 する ( 決 議 18) 2.3 WG41 会 議 2.3.1 出 席 者 2.3.2 内 容 WG41(Ion-conductive ceramics)は イオン 伝 導 性 セラミックスの 試 験 法 について 検 討 することを 目 的 とする コンビーナは 山 口 氏 である DIS11894-1( 伝 導 性 - 酸 化 物 イオン)は 最 終 提 案 に 手 間 取 ったがまもなくFDIS 投 票 に 進 むこと NP0612( 伝 導 性 -Naイオン) NP0701( 電 流 遮 断 法 )は 改 正 が 終 了 次 第 再 投 票 に 進 むことが 報 告 された WG 再 構 成 を 先 取 りしてNP1013( 圧 電 歪 )につい て 進 捗 状 況 が 柴 田 氏 より 報 告 された コンビーナより 新 WG 構 成 では 対 象 範 囲 が 広 がるため エネ ルギー 材 料 などの 新 業 務 項 目 の 提 案 に 期 待 する 旨 が 表 明 された 2.4 WG42 会 議 2.4.1 出 席 者 -2 -
2.4.2 内 容 WG42(Ceramic Joining)は セラミックス 接 合 体 の 試 験 法 について 検 討 することを 目 的 とする コ ンビーナは 中 国 の Bao 氏 である CD17095( 高 温 界 面 接 合 強 度 )について 試 験 用 冶 倶 の 形 状 や 材 質 について 議 論 した 専 門 家 との 議 論 を 深 めて 修 正 案 を 作 成 し 投 票 に 進 みたい 旨 が 表 明 された 2.5 WG44 会 議 2.5.1 出 席 者 2.5.2 内 容 WG44(Ceramic-matrix composites)は セラミックス 基 複 合 材 料 の 試 験 法 について 検 討 することを 目 的 とする コンビーナはフランスの Lamon 氏 である 進 行 中 の WD17138~40( 曲 げ 強 度 熱 膨 張 室 温 疲 労 ) WD17142( 高 温 疲 労 ) WD17161( 軸 ずれ)の 進 捗 状 況 が 報 告 された 今 年 度 の 新 業 務 提 案 項 目 (NP1202 1203 1210 1211:3.9 参 照 )が 説 明 され 専 門 家 の 参 加 が 呼 びかけられた なお 来 年 度 新 業 務 提 案 項 目 として 日 本 から1 項 目 (クリープ) フランスから2 項 目 ( 熱 拡 散 率 単 繊 維 引 張 強 度 )が 紹 介 された 2.6 ISO20507( 用 語 ) 会 議 2.6.1 出 席 者 2.6.2 内 容 取 り 扱 うWGが 未 定 のため プロジェクトリーダーの 多 々 見 氏 が 進 行 した ISO20507の 進 捗 状 況 が 説 明 された 規 格 案 に 出 された 専 門 家 コメントについて 議 論 し インドネシアからコメントのあ った2 用 語 (ソリッドキャスティング リラクサー)を 追 加 し 修 正 案 を 作 成 することとなった 2.7 化 学 分 析 会 議 2.7.1 出 席 者 2.7.2 内 容 取 り 扱 うWGが 未 定 のため プロジェクトリーダーの 日 置 氏 が 進 行 した WD17947( 窒 化 ケイ 素 粉 末 : 日 本 提 案 )およびWD17942( 窒 化 ホウ 素 粉 末 : 日 韓 共 同 提 案 )について 進 捗 状 況 が 報 告 され た WD17947については 専 門 家 からコメントが 寄 せられておりその 内 容 が 説 明 された ラウンドロ ビンテストが 議 論 となったが 日 本 における 実 施 の 有 無 を 確 認 することとなった 2.8 機 械 的 特 性 会 議 2.8.1 出 席 者 2.8.2 内 容 取 り 扱 うWGが 未 定 のため 国 際 幹 事 の 阪 口 氏 が 進 行 した 専 門 家 が 集 まっていない2 項 目 (NP1007: 圧 縮 強 度 NP1008:リングオンリング)の 説 明 があり 専 門 家 の 参 加 が 呼 びかけられ -3 -
た 会 議 後 に 韓 国 が 参 加 の 意 思 を 表 明 したためNP1007は 審 議 開 始 の 見 通 しとなった 見 直 し 進 行 中 の3 項 目 (ISO14704 14705 17562:3.5 参 照 )の 説 明 がされ 前 者 2 項 目 については 改 定 原 案 を 作 成 し 国 際 幹 事 が 回 付 して 承 認 を 得 ることし 後 者 1 項 目 については 新 規 提 案 並 みの 改 定 を 進 めること となった 2.9 WD17171( 水 銀 圧 入 法 孔 径 分 布 ) 会 議 2.9.1 出 席 者 2.9.2 内 容 取 り 扱 うWGが 未 定 のため プロジェクトリーダーのKim 氏 ( 韓 国 )が 進 行 した WD17171につ いて 進 捗 状 況 が 説 明 された 試 料 の 前 処 理 条 件 水 銀 圧 入 速 度 種 々の 特 性 をもつ 試 料 の 追 加 検 討 の 必 要 性 などが 議 論 され これらの 議 論 内 容 を 踏 まえて 修 正 案 を 作 成 することとなった 2.10 AG 会 議 2.10.1 出 席 者 2.10.2 内 容 コンビーナはイギリスのMorrell 氏 であるが 欠 席 のため 国 際 幹 事 の 阪 口 氏 が 進 行 した 定 期 見 直 し 状 況 過 去 に 提 案 されたが 新 業 務 項 目 投 票 に 進 んでいない 項 目 への 対 応 今 年 度 提 案 の 新 業 務 項 目 の 対 応 およびWG 構 成 案 などを 議 論 するとともに 来 年 度 に 向 けた 新 業 務 提 案 の 予 告 がなされた (3. 第 19 回 ISO/TC206 総 会 を 参 照 ) 3. 第 19 回 ISO/TC206 総 会 3.1 出 席 者 3.2 開 会 宣 言 出 席 国 確 認 議 題 確 認 書 記 選 任 冒 頭 議 長 のLee 氏 ( 韓 国 )が 開 会 を 宣 言 し 続 いて 出 席 国 の 確 認 を 行 った 事 前 に 配 布 され ていた 議 題 が 確 認 され 書 記 にHormazabal 氏 が 選 任 された 出 席 国 は Pメンバーから 中 国 フラ ンス ドイツ 韓 国 マレーシア 日 本 の6カ 国 であった 3.3 1 年 間 の 活 動 状 況 報 告 国 際 幹 事 の 阪 口 氏 より 昨 年 の 総 会 以 降 の 状 況 報 告 があった メンバーに 関 しては 動 きがなく 現 在 のPメンバー 数 は18カ 国 Oメンバー 数 は13カ 国 以 下 6 件 のISO 規 格 が 発 行 され 発 行 件 数 は54 件 となった また 30 件 が 審 議 中 である ISO 23145-2 (セラミック 粉 末 の 密 度 試 験 法 -アンタップ 密 度 ) ISO 14627 (IF 法 による 窒 化 珪 素 ベアリングボールの 室 温 破 壊 抵 抗 試 験 法 ) ISO 14628 (ボールオンフラット 法 による 窒 化 珪 素 の 室 温 転 がり 接 触 疲 労 試 験 法 ) ISO 14610 ( 多 孔 質 セラミックスの 室 温 曲 げ 強 度 試 験 法 ) ISO 13383-1 ( 微 構 造 評 価 - 粒 子 径 および 粒 子 径 分 布 測 定 法 ) -4 -
ISO 13383-2 ( 微 構 造 評 価 - 組 織 観 察 による 相 体 積 割 合 測 定 法 ) 3.4 WG 構 成 について 国 際 幹 事 より 個 別 の 議 論 に 先 立 ち WG 構 成 について 議 論 することが 提 案 された 昨 年 の 総 会 以 降 の 状 況 およびAG 案 が 提 示 された 各 WG 会 議 およびAG 会 議 での 議 論 内 容 が 説 明 され 以 下 の 12WG 構 成 とすることが 決 議 された WG2の 名 称 WG3は 取 扱 項 目 が 少 ないので 新 設 する 必 要 があ るか WG11は 対 象 範 囲 が 広 すぎないか などが 議 論 の 対 象 となった WGナンバーを 新 たに 付 け 直 すため 旧 WG 組 織 を 解 体 する ( 決 議 1) WG1( 用 語 )を 新 WGとして 設 立 コンビーナは 多 々 見 氏 とする ( 決 議 2) WG2( 粉 体 )を 旧 WG35を 引 継 ぎ 設 立 コンビーナはLee 氏 が 継 続 ( 決 議 3) WG3( 化 学 分 析 )を 新 WGとして 設 立 コンビーナは 日 置 氏 とする ( 決 議 4) WG4( 複 合 材 )を 旧 WG44を 引 継 ぎ 設 立 コンビーナはLamon 氏 が 継 続 ( 決 議 5) WG5( 多 孔 材 )を 旧 WG40を 引 継 ぎ 設 立 コンビーナは 田 中 氏 が 継 続 ( 決 議 6) WG6(モノリシックセラミックスの 機 械 的 特 性 )を 新 WGとして 設 立 コンビーナはRehmer 氏 とする ( 決 議 7) WG7(モノリシックセラミックスの 物 理 / 熱 的 特 性 )を 旧 WG43を 引 継 ぎ 設 立 コンビーナは Morrell 氏 が 継 続 ( 決 議 8) WG8( 接 合 )を 旧 WG42を 引 継 ぎ 設 立 コンビーナはBao 氏 が 継 続 ( 決 議 9) WG9( 光 触 媒 )を 旧 WG37を 引 継 ぎ 設 立 コンビーナは 竹 内 氏 が 継 続 ( 決 議 10) WG10(コーティング)を 旧 WG38を 引 継 ぎ 設 立 コンビーナはHatto 氏 が 継 続 ( 決 議 11) WG11( 電 気 / 光 学 的 応 用 )を 旧 WG41を 引 継 ぎ 設 立 コンビーナは 山 口 氏 が 継 続 ( 決 議 12) WG12( 機 械 工 学 的 応 用 )を 旧 WG36を 引 継 ぎ 設 立 コンビーナは 米 屋 氏 が 継 続 ( 決 議 13) 3.5 定 期 見 直 し(システマティックレビュー)に 関 する 報 告 国 際 幹 事 より 現 在 進 行 中 の 12 項 目 について 状 況 報 告 があり 今 後 の 進 め 方 が 議 論 された そのうち 改 定 提 案 のある4 項 目 については 以 下 のとおり 新 WG で 取 り 扱 うこととなった ISO 14704(モノリシックセラミックスの 室 温 曲 げ 強 度 試 験 法 ):WG6 ( 決 議 14) ISO 14705(モノリシックセラミックスの 室 温 硬 度 試 験 法 ):WG6 ( 決 議 15) ISO 17562(モノリシックセラミックスの 線 膨 張 試 験 法 ):WG6 ( 決 議 16) ISO 22197-1( 光 触 媒 の 大 気 浄 化 性 能 試 験 法 - 窒 素 酸 化 物 の 除 去 ):WG9 ( 決 議 17) 3.6 過 去 に 提 案 された 新 業 務 項 目 に 関 する 報 告 国 際 幹 事 より 各 新 業 務 項 目 の 状 況 報 告 があり 今 後 の 進 め 方 が 議 論 された 昨 年 総 会 で 審 議 開 始 が 決 議 された 項 目 CD17095(NP1001 セラミックスの 高 温 界 面 接 合 強 度 試 験 法 ):CD 投 票 中 WD17138~40 WD17142 WD17161(NP1002~1006 複 合 材 料 関 連 ):WDを 議 論 中 昨 年 総 会 で 新 業 務 項 目 投 票 が 決 議 された 項 目 NP1011(セラミック 基 板 の 熱 疲 労 試 験 法 ): 専 門 家 が 集 まったため 新 業 務 項 目 投 票 結 果 を 修 正 し 審 議 に 進 む ( 決 議 20) NP1013( 高 電 界 における 圧 電 歪 試 験 法 ):WD17859として 取 り 扱 いはWG11 ( 決 議 30) -5 -
NP1101( 加 湿 下 でのセラミック 薄 膜 の 光 透 過 率 試 験 法 ):WD17861として 取 り 扱 いはWG10 ( 決 議 31) NP1103( 窒 化 ホウ 素 粉 末 の 化 学 分 析 法 ):WD17942として 取 り 扱 いはWG3 ( 決 議 28) NP1104( 窒 化 ケイ 素 粉 末 の 化 学 分 析 法 ):WD17947として 取 り 扱 いはWG3 ( 決 議 29) NP1105(セラミック 顆 粒 の 乾 燥 減 量 試 験 法 ):WD17860として 取 り 扱 いはWG2 昨 年 総 会 で 積 み 残 された 項 目 NP1007(モノリシックセラミックスの 室 温 圧 縮 強 度 試 験 法 ): 専 門 家 が 集 まったため 新 業 務 項 目 投 票 結 果 を 修 正 し 審 議 に 進 む ( 決 議 19) NP1008(リングオンリング 法 によるモノリシックセラミックスの 室 温 曲 げ 強 度 試 験 法 ):WG6 で 3.7 WG 進 捗 状 況 報 告 各 WG(WG35 WG37 WG41 WG42 WG44 ISO20507( 用 語 ) 化 学 分 析 機 械 的 特 性 WD17171) より 前 前 々 日 のWG 会 議 の 内 容 を 含 めたWG 進 捗 状 況 が 報 告 された (2. 総 会 前 の 会 議 概 要 を 参 照 ) 3.8 AG 会 議 報 告 前 日 のAG 会 議 の 内 容 が 阪 口 氏 より 報 告 されるとともに 専 門 家 の 参 加 が 呼 びかけられた (3.4 WG 構 成 3.5 定 期 見 直 し 3.6 過 去 の 新 業 務 項 目 3.9 今 年 度 の 新 業 務 項 目 3.10 来 年 度 の 新 業 務 項 目 を 参 照 ) NP1102( 粗 大 不 均 質 構 造 の 評 価 法 ): 専 門 家 が 集 まったため 新 業 務 項 目 投 票 に 進 む ( 決 議 21) 3.9 今 年 度 提 案 の 新 業 務 提 案 項 目 の 対 応 今 年 度 提 案 された12 項 目 について 内 容 説 明 とともに 専 門 家 の 参 加 が 呼 びかけられ 以 下 のとおり 対 応 することとなった NP1201(セラミックテープの 直 線 収 縮 率 測 定 法 ): NP1202(セラミック 管 およびリングの 弾 性 率 と 曲 げ 強 度 測 定 法 ): 専 門 家 が 集 まったため 新 業 務 項 目 投 票 に 進 む 取 り 扱 いはWG6 ( 決 議 22) NP1203(FTIRを 用 いた 分 離 黒 体 法 による 垂 直 分 光 放 射 率 測 定 法 ): NP1204( 光 触 媒 の 屋 内 照 明 下 での 浄 化 性 能 試 験 法 - 窒 素 酸 化 物 の 除 去 ): NP1205( 光 触 媒 の 屋 内 照 明 下 での 浄 化 性 能 試 験 法 -アセトアルデヒドの 除 去 ): NP1206( 光 触 媒 の 屋 内 照 明 下 での 浄 化 性 能 試 験 法 -トルエンの 除 去 ): NP1207( 光 触 媒 の 屋 内 照 明 下 での 浄 化 性 能 試 験 法 -ホルムアルデヒドの 除 去 ): NP1208( 光 触 媒 の 屋 内 照 明 下 での 浄 化 性 能 試 験 法 -メチルメルカプタンの 除 去 ): NP1209( 光 触 媒 の 屋 内 照 明 下 での 抗 菌 性 能 試 験 法 -bacteriophage Q-betaによる 試 験 法 ): -6 -
NP1210(セラミック 基 複 合 材 料 - 切 り 欠 き 敏 感 試 験 によるき 裂 進 展 抵 抗 試 験 法 ): 専 門 家 が 集 まったため 新 業 務 項 目 投 票 に 進 む 取 り 扱 いはWG4 ( 決 議 23) NP1211(セラミック 基 複 合 材 料 - 超 音 波 法 による 弾 性 特 性 試 験 法 ): 専 門 家 が 集 まったため 新 業 務 項 目 投 票 に 進 む 取 り 扱 いはWG4 ( 決 議 24) NP1212(セラミック 粉 体 顆 粒 の 圧 縮 強 度 試 験 法 ): 専 門 家 が 集 まったため 新 業 務 項 目 投 票 に 進 む 取 り 扱 いはWG2 ( 決 議 25) なお NP1203~NP1209は 日 本 提 案 であるが いずれも 専 門 家 が 集 まっていない 状 況 である 3.10 来 年 度 に 向 けた 新 業 務 提 案 の 予 告 日 本 から 以 下 の 3 項 目 について 今 後 提 案 する 意 向 が 示 された 圧 電 定 数 試 験 法 について 永 田 氏 より 蛍 光 体 の 光 学 特 性 試 験 法 について 伊 吹 山 氏 より セラミッ ク 複 合 材 のクリープ 挙 動 試 験 法 について 藤 貫 氏 より 標 準 化 の 意 義 概 要 などが 説 明 された 3.11 その 他 WD17171( 水 銀 圧 入 孔 径 分 布 ): 取 り 扱 いはWG5 ( 決 議 26) WD20507( 用 語 ): 取 り 扱 いはWG1 ( 決 議 27) 次 回 総 会 ( 第 20 回 )は 2012 年 10 月 に 日 本 ( 浜 松 町 :メルパルク 東 京 )で 開 催 されることを 川 崎 が 説 明 し 積 極 的 な 参 加 を 呼 びかけた 次 々 回 総 会 ( 第 21 回 ) 開 催 地 への 正 式 な 立 候 補 はないものの 2014 年 にチェコで 開 催 されること となった ( 決 議 32) ホスト 国 として 会 場 準 備 等 に 多 大 なご 尽 力 を 頂 いたSAC Zibo 市 等 に 感 謝 する 決 議 を 行 った ( 決 議 33) 3.12 決 議 案 採 決 閉 会 宣 言 上 記 の 決 議 案 の 提 示 と 採 決 が 行 われ 出 席 国 全 員 が 賛 成 し 議 決 された 会 議 の 最 後 に 議 長 から 主 催 者 に 対 する 謝 辞 と 閉 会 宣 言 がなされた 4. 終 わりに 今 年 の 総 会 は 懸 案 であったWG 構 成 で 各 国 の 合 意 が 得 られたことや 2 案 件 の 新 業 務 項 目 を 審 議 開 始 登 録 へ 5 案 件 の 新 業 務 項 目 を 投 票 へ 進 めるなどの 成 果 をもって 終 了 することができました 関 係 各 位 のご 尽 力 に 深 く 感 謝 申 し 上 げます 新 しいWG 構 成 は 日 本 の 要 望 通 りの12WGからなり そのうち 半 分 の6WGで 日 本 がコンビーナを 獲 得 することができました WG 構 成 については 各 国 の 思 惑 が 絡 み 今 回 の 総 会 でも 色 々と 議 論 が 出 ましたが 結 局 は 日 本 が 押 し 切 った 形 となりました 各 国 からの 信 頼 感 を 損 なわないように 今 後 もしっかりと 対 応 していくことが 求 められます 特 に 今 回 コンビーナを 獲 得 したWGでは 日 本 か らの 新 業 務 項 目 の 積 極 的 な 提 案 を 各 国 に 一 定 の 配 慮 しながら 継 続 的 に 出 していくことが 必 要 であ ると 感 じております 次 回 の 総 会 は 記 念 すべき20 回 目 で 日 本 での 開 催 となります 今 後 とも 日 本 が 幹 事 国 として 主 導 的 立 場 で 運 営 できるよう 皆 さま 方 の 益 々のご 協 力 をお 願 い 申 し 上 げます -7 -
ISO/TC206 総 会 -8 -