ポイント 上 昇 が 上 昇 し 専 修 校 一 般 課 程 等 入 1.4ポイント 低 下 などが 低 下 しており 上 述 した 傾 向 がより 顕 著 に 表 れている また 同 時 に 一 時 的 な 仕 事 に 就 いた 者 1.1ポイント 低 下 およびその 他 の 者 1.5ポイント

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設 問 一 覧 全 員 にお 聞 きします 103 万 円 の 壁 130 万 円 の 壁 について 知 っていますか?...(SA) あなたの 年 収 を 教 えてください...(SA) 年 収 が 103 万 円 以 下 103 万 円 超 130 万 円 以 下 と 答 えた 人 あなたは 年

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も 上 昇 すると 見 込 まれる (P.8 11 表 3-2) 2030 年 の 就 業 率 は ゼロ 成 長 参 加 現 状 で 53.2%と 2014 年 の 57.3%から 低 下 するが 経 済 再 生 参 加 進 展 では 59.0%に 上 昇 すると 見 込 まれる (P

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[ 参 考 ] 国 の 教 育 ( 教 育 一 般 貸 付 ( 直 接 扱 ))の 概 要 融 資 限 度 額 お 子 さま 1 人 につき 35 万 円 以 内 外 国 の 短 大 大 学 大 学 院 に 1 年 以 上 在 籍 する 資 金 として する 場 合 は 45 万 円 以 内 ご 返

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81 平 均 寿 命 女 単 位 : 年 全 国 長 野 県 島 根 県 沖 縄 県 熊 本 県 新 潟 県 三 重 県 岩 手 県 茨 城 県 和 歌


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(2) 宿 泊 施 設 の 現 状 1 回 答 状 況 及 び 集 計 方 法 今 回 の 調 査 対 象 とした 174( 平 成 23 年 度 新 規 開 業 した 1 施 設 を 含 む) 施 設 のうち 調 査 で 廃 休 業 などが 判 明 した 4 施 設 を 除 く 170 施 設 を

3 節 農 業 経 営 体 と 農 業 就 業 者 の 動 向 農 業 就 業 人 口 の 平 均 年 齢 は 多 くの 地 域 において 65 歳 を 超 えていますが 都 道 府 県 別 にみると その 様 相 は 異 なります 広 島 県 (70.4 歳 ) 山 口 県 (70.3 歳 ) 島

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統 計 表 1 措 置 入 院 患 者 数 医 療 保 護 入 院 届 出 数, 年 次 別 措 置 入 院 患 者 数 ( 人 ) ( 各 年 ( 度 ) 末 現 在 ) 統 計 表 2 措 置 入 院 患 者 数 ( 人 口 10 万 対 ) ( 各 年 ( 度 ) 末 現 在 ) 主 な 生

勢 一 覧 129 勢 編 1 土 地 総 面 積 国 土 交 通 省 国 土 地 理 院 ホームページ 全 国 市 区 町 村 別 面 積 調 2 民 有 地 面 積 総 務 省 ホームページ 固 定 資 産 の 価 格 等 の 概 要 調 書 3 人 口 総 務 省 統 計 局 ホームページ 人

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(1) 人口規模別市区町村数平成 17(2005) 年 ( 市区町村数 ) 人口規模 ( 人 ) 都道府県 5 千未満 5 千 ~ 1 万 1~ 2 万 2~ 3 万 3~ 5 万 5~ 10 万 10~ 20 万 20~ 30 万 30~ 50 万 50~ 100 万 100 万以上 北 海 道

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36 東 京 私 桜 美 林 大 学 大 学 院 心 理 学 研 究 科 37 東 京 私 大 妻 女 子 大 学 大 学 院 人 間 文 化 研 究 科 38 東 京 私 学 習 院 大 学 大 学 院 人 文 科 学 研 究 科 39 東 京 私 国 際 医 療 福 祉 大 学 大 学 院 医

資 料 1 衆 議 院 議 員 小 選 挙 区 選 出 議 員 の 選 挙 区 の 改 定 案 の 概 要 都 道 府 県 別 定 数 の 異 動 (1) 定 数 1 増 埼 玉 県 (14 15) 千 葉 県 (12 13) 神 奈 川 県 (17 18) 滋 賀 県 (3 4) 沖 縄 県 (3

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Transcription:

調 査 レポート 調 査 レポート 原 稿 15 年 1 月 東 日 東 本 日 大 本 震 大 災 後 の の 高 校 卒 業 業 者 者 の の 路 動 路 向 動 向 1. 概 況 文 部 科 省 校 基 本 調 査 における の 14 年 3 月 の 高 校 卒 業 者 数 は 前 年 比 597 人 2.9 減 の19,657 人 となり 2 年 ぶりに 前 年 を 下 回 った 路 別 にみると 大 等 者 は 同 219 人 2.3 減 の9,499 人 専 修 校 専 門 課 程 者 は 同 234 人 6.5 減 の3,365 人 となり 共 に2 年 ぶりに 減 少 した また 専 修 校 一 般 課 程 等 入 者 は 同 175 人 14.9 減 の998 人 となり 3 年 連 続 して 減 少 した 一 方 就 職 者 は 同 11 人 0.2 増 の4,693 人 となり 3 年 連 続 して 前 年 を 上 回 った 他 方 路 別 の 構 成 比 就 職 等 を みると 大 等 が48.3と 最 も 大 きく 次 いで 就 職 が23.9 専 修 校 専 門 課 程 が17.1などとなっている 前 年 と 比 べた 構 成 比 の 変 化 をみると 就 職 0.8ポイント 上 昇 や 大 等 0.3ポイント 上 昇 などが 上 昇 し 専 修 校 の 専 門 課 程 0.7ポイント 低 下 や 一 般 課 程 等 入 0.7ポイント 低 下 な どが 低 下 している このように14 年 の 高 校 卒 業 者 の 路 動 向 をみ ると 少 子 化 の 影 響 等 により 卒 業 者 数 が 減 少 基 調 を 辿 る 中 就 職 者 数 が 概 ね 横 ばいとなった 以 外 は その 他 の 者 を 除 くと 全 ての 路 先 で 減 少 してい る もっとも 構 成 比 の 変 化 に 着 目 すると 専 修 校 の 入 が 低 下 した 一 方 就 職 お よび 大 等 が 上 昇 しており 高 校 卒 業 者 が 専 修 校 から 就 職 や 大 等 への にシフトして いる 状 況 がうかがわれる 就 職 の 上 昇 要 因 につ いては 東 日 本 大 震 災 以 下 震 災 という の 復 興 需 要 に 伴 う 内 企 業 からの 求 人 が 旺 盛 なこ とが 主 因 と 考 えられる また 大 等 の 上 昇 については 後 にみるように 現 役 での 入 志 向 現 役 志 向 の 高 まりや 大 等 の 収 容 能 力 の 上 昇 傾 向 が 続 いていることに 加 え 内 の 各 大 に おいて 被 災 生 に 対 する 受 験 料 授 業 料 の 減 免 や 奨 金 の 支 給 通 バスの 運 行 などの 支 援 措 置 が 講 じられたことなどが 影 響 しているものと 考 え られる 一 方 震 災 前 の 年 の 路 動 向 と 比 べると 就 職 者 が514 人 12.3 増 加 している 以 外 は 全 ての 路 で 減 少 している 構 成 比 の 変 化 をみると 就 職 4.1ポイント 上 昇 と 大 等 0.6 図 表 1 の 高 校 卒 業 者 の 路 動 向 人 年 13 年 14 年 増 減 1 構 成 比 2 構 成 比 3 構 成 比 3 2 3 1 卒 業 者 総 数 21,094 0.0,254 0.0 19,657 0.0 2.9 6.8 大 等 者,069 47.7 9,718 48.0 9,499 48.3 2.3 5.7 専 修 校 専 門 課 程 者 3,592 17.0 3,599 17.8 3,365 17.1 6.5 6.3 専 修 校 一 般 課 程 等 入 者 1,379 6.5 1,173 5.8 998 5.1 14.9 27.6 公 共 職 業 能 力 開 発 施 設 等 入 者 382 1.8 255 1.3 243 1.2 4.7 36.4 就 職 者 4,179 19.8 4,682 23.1 4,693 23.9 0.2 12.3 一 時 的 な 仕 事 に 就 い た 者 516 2.4 254 1.3 248 1.3 2.4 51.9 そ の 他 の 者 977 4.6 573 2.8 611 3.1 6.6 37.5 注 1 数 値 は 当 該 年 の3 月 に 卒 業 した 者 の 同 年 5 月 1 日 時 点 における 状 況 以 下 の 図 表 も 同 じ 2 構 成 比 は 四 捨 五 入 の 関 係 で 内 訳 の 合 計 が 一 致 しないものがある 3 大 等 者 とは 大 部 短 大 本 科 大 短 大 の 通 信 教 育 部 別 科 放 送 大 全 科 履 修 生 高 等 校 特 別 支 援 高 等 校 高 等 部 の 専 攻 科 へ した 者 専 修 校 一 般 課 程 等 入 者 とは 専 修 校 一 般 課 程 各 種 校 予 備 校 等 へ 入 した 者 公 共 職 業 能 力 開 発 施 設 とは 職 業 能 力 開 発 促 法 に 基 づく 職 業 訓 練 施 設 職 業 訓 練 校 高 等 職 業 訓 練 校 等 一 時 的 な 仕 事 に 就 いた 者 とは アルバイト パートなど 臨 時 的 な 収 入 を 目 的 とする 仕 事 に 就 いた 者 その 他 の 者 とは 家 事 手 伝 いをしている 者 路 が 未 定 の 者 不 詳 死 亡 の 者 など 資 料 文 部 科 省 校 基 本 調 査 以 下 の 図 表 も 同 じ 24 七 十 七 銀 行 調 査 月 報 15 年 2 月 号 -1-

ポイント 上 昇 が 上 昇 し 専 修 校 一 般 課 程 等 入 1.4ポイント 低 下 などが 低 下 しており 上 述 した 傾 向 がより 顕 著 に 表 れている また 同 時 に 一 時 的 な 仕 事 に 就 いた 者 1.1ポイント 低 下 およびその 他 の 者 1.5ポイント 低 下 の 割 合 が 低 下 しているが これは 主 に 震 災 復 興 需 要 に 伴 う 就 職 環 境 の 改 善 により これまでいわゆるフ リーターやニートとなっていた 者 が 就 職 者 に 移 行 したことなどが 影 響 しているものと 思 われる 以 上 のように 震 災 後 の 内 の 高 校 卒 業 者 の 路 動 向 をみると 大 等 と 就 職 の 上 昇 が 同 時 に 行 している 状 況 となっている これらの 上 昇 を 経 済 的 にみると 大 等 の 上 昇 は 地 域 の 人 的 資 本 の 蓄 積 に 結 び 付 き 労 働 生 産 性 を 高 める 作 用 が 期 待 され また 就 職 の 上 昇 は 震 災 復 興 需 要 で 逼 迫 する 労 働 需 要 を 補 うことが 期 待 さ れる ただし 就 職 については 長 期 的 には 大 等 とトレードオフの 関 係 にあるほか 震 災 復 興 需 要 が 終 了 した 場 合 特 需 的 な 求 人 の 剥 落 に 伴 い 低 下 することが 懸 念 されることから そ れらを 見 越 した 早 めの 対 応 が 求 められよう 一 方 本 の 大 等 は 近 年 相 対 的 な 伸 びを 高 めており 今 後 の 更 なる 伸 びが 期 待 され る 以 下 では 本 の 大 等 に 着 目 し そ の 長 期 的 な 動 向 と 変 化 要 因 を 検 討 するとともに 今 後 の 展 望 について 述 べてみたい 2. 大 等 の 推 移 と 変 化 要 因 1 路 別 卒 業 者 数 の 推 移 初 めに 本 の 高 校 生 の 路 別 卒 業 者 数 の 長 期 的 な 推 移 について 概 観 する 図 表 2 本 の 高 校 卒 業 者 の 路 をみると 19 年 代 までは 就 職 が 主 な 路 であったが 団 塊 の 世 代 が 高 校 卒 業 を 迎 えた 年 代 後 半 から 年 代 中 盤 にかけては 就 職 者 が 減 少 し 大 等 者 が 増 加 した その 後 80 年 代 後 半 までは 就 職 者 および 大 等 者 が 概 ね 横 ばいで 推 移 する 中 専 修 校 等 への 者 入 者 が 増 加 した 90 年 代 以 降 は 団 塊 ジュニア 世 代 の 高 校 卒 業 期 にあたる93 年 に 高 校 卒 業 者 数,6 人 が ピークアウトする 中 就 職 者 は 逓 減 傾 向 で 推 移 した 一 方 大 等 者 は90 年 代 に 増 勢 を 強 め 00 年 代 に 入 るとペースは 鈍 化 したものの 緩 やかな 増 加 基 調 で 推 移 している 専 修 校 等 については 専 門 課 程 者 は05 年 頃 までは 増 加 基 調 を 続 けたが その 後 は 幾 分 減 少 してい る 一 方 一 般 課 程 等 入 者 は90 年 代 前 半 をピ ークに 逓 減 している これらの 動 きを 踏 まえ 以 下 では 大 等 以 下 単 に という の 規 定 要 因 に 関 する 若 干 の 分 析 を 通 して 本 の の 相 対 的 な 変 化 要 因 について 検 討 する 図 表 2 千 人 35 の 高 校 生 の 路 別 卒 業 者 数 の 推 移 25 その 他 15 就 職 者 専 修 校 一 般 課 程 等 入 者 専 修 校 専 門 課 程 者 5 大 等 者 0 1955 65 75 80 85 90 95 00 05 注 1 専 修 校 は1976 年 の 校 教 育 法 の 改 正 に 伴 い 新 たな 校 制 度 として 創 設 2 専 修 校 一 般 課 程 等 入 者 には 専 修 校 一 般 課 程 各 種 校 公 共 職 業 能 力 開 発 施 設 等 への 入 者 を 含 む その 他 には 一 時 的 な 仕 事 に 就 いた 者 家 事 手 伝 いをしている 者 路 が 未 定 の 者 不 詳 死 亡 の 者 等 を 含 む 1975 年 以 前 は 各 種 校 等 への 入 者 を 含 む -2- 七 十 七 銀 行 調 査 月 報 15 年 2 月 号 25

1 の 推 移 図 表 3より 1980 年 以 降 の 本 の をみ ると 90 年 代 前 半 までは 台 前 半 で 推 移 した が その 後 は 上 昇 に 転 じ 97 年 には 台 06 年 には 台 に 達 した 11 年 は 震 災 の 影 響 などにより 低 下 したが その 後 は 持 ち 直 し 14 年 には48.3と 過 去 最 高 となっている これを 全 国 との 比 較 でみると 全 体 の 趨 勢 は 概 ね 同 様 の 動 きとなっているが の 水 準 は 一 貫 して 全 国 を 下 回 って 推 移 している もっ とも 全 国 との 乖 離 幅 は 最 も 乖 離 が 大 きかっ た90 年 代 後 半 から00 年 代 初 頭 までのポイン ト 程 度 から 徐 々に 縮 小 し 14 年 には5ポイン 図 表 3 の と 全 国 順 位 の 推 移 全 国 の 全 国 順 位 45 43 46 0 1980 85 90 95 00 05 28 27 5 15 25 35 45 47 宮 城 の の 全 国 順 位 位 ト 台 となっている この 結 果 本 の の 全 国 順 位 は 低 落 期 の90 年 代 半 ばの 位 台 後 半 から 段 階 的 に 改 善 し 13 年 には 位 台 とな り ここ 約 年 間 で 概 ね 位 程 度 順 位 が 上 昇 している 2 の 規 定 要 因 都 道 府 間 の の 差 異 に 影 響 を 及 ぼす 要 因 としては 費 負 担 能 力 等 に 着 目 した 家 計 の 所 得 要 因 高 校 卒 業 者 数 と 大 等 の 定 員 数 の 需 給 バランスに 着 目 した 大 等 の 収 容 力 要 因 高 校 の 力 水 準 に 着 目 した 力 要 因 よりは 就 職 といった 地 域 の 風 土 要 因 など 様 々な 要 因 が 考 えられ 多 くの 先 行 研 究 がなされている ここではこれらを 参 考 に の 規 定 要 因 と して 家 計 の 所 得 要 因 と 大 等 の 収 容 力 要 因 を 採 用 するとともに 大 等 への 志 望 者 の 現 役 志 向 の 高 まりに 着 目 した 現 役 志 向 要 因 を 採 り 上 げる 現 役 志 向 要 因 を 採 用 した 事 由 は 以 下 の とおりである 本 の の 全 国 順 位 が 最 下 位 クラスにあった1995 年 45 位 と 位 台 まで 上 昇 した13 年 27 位 における 各 都 道 府 の 高 校 卒 業 者 の 路 別 構 成 比 の 変 化 図 表 4をみると 全 ての 都 道 府 で 大 等 者 の 割 合 が 上 昇 し ており その 裏 として 就 職 者 の 割 合 が 低 下 し ているが 同 時 に 大 等 者 の 上 昇 幅 が 大 き いほど 各 種 校 あるいは 専 修 校 一 般 課 程 入 者 の 割 合 が 低 下 している 状 況 がみられる 図 表 4 高 校 卒 業 者 の 路 別 構 成 比 の 変 化 1995 年 対 13 年 の 構 成 比 増 減 ポイント 路 別 構 成 比 の 増 減 ポ イ ン ト 0 - - - 大 等 者 専 修 校 専 門 課 程 者 専 修 校 一 般 課 程 等 入 者 各 種 校 入 者 就 職 者 その 他 の 者 - 埼 神 東 千 宮 京 大 新 茨 山 福 全 青 栃 沖 秋 群 山 長 岐 広 高 福 奈 滋 兵 岩 熊 北 静 愛 和 三 宮 島 岡 鳥 香 大 石 富 福 長 佐 徳 鹿 愛 山 玉 奈 京 葉 城 都 阪 潟 城 梨 島 森 木 縄 田 馬 形 野 阜 島 知 岡 良 賀 庫 手 本 海 岡 知 歌 重 崎 根 山 取 川 分 川 山 井 崎 賀 島 児 媛 口 川 都 府 府 国 道 山 島 注 専 修 校 一 般 課 程 等 入 者 は 専 修 校 一 般 課 程 公 共 職 業 能 力 開 発 施 設 等 への 入 者 26 七 十 七 銀 行 調 査 月 報 15 年 2 月 号 -3-

図 表 5 の 高 校 卒 業 者 の 路 別 構 成 比 の 変 化 ポイント 位 路 別 構 成 比 全 国 順 位 1995 年 13 年 増 減 1995 年 13 年 大 等 者 27.1 48.0.9 45 27 専 修 校 専 門 課 程 者 17.6 17.8 0.2 18 22 専 修 校 一 般 課 程 等 入 者 2.5 4.5 2.0 31 各 種 校 入 者 13.4 2.5.9 5 28 就 職 者 31.9 23.1 8.8 15 16 そ の 他 の 者 7.6 4.1 3.5 12 29 合 計 0.0 0.0 - - - 注 四 捨 五 入 の 関 係 で 内 訳 の 合 計 が 一 致 しないものがある 因 みに この 間 の 本 の の 上 昇 幅 は.9ポイントと 全 国 で5 番 目 に 高 く その 一 方 で 各 種 校 入 者 1995 年 13.4 13 年 2.5.9ポイントや 就 職 者 31.9 23.1 8.8ポイントの 割 合 などが 低 下 したが 相 対 的 にみると 就 職 者 の 全 国 順 位 が 概 ね 横 ばい15 位 16 位 なのに 対 して 各 種 校 入 者 5 位 28 位 は 大 幅 に 低 下 している 図 表 5 ここから 本 の の 相 対 的 な 上 昇 には 主 に 各 種 校 入 者 の 減 少 が 作 用 したものと 思 われるが そ の 多 くは 予 備 校 入 者 いわゆる 浪 人 生 の 減 少 によるものと 考 えられる このような 浪 人 生 の 減 少 の 背 景 には 者 の 現 役 志 向 が 働 いている ものと 思 われることから ここでは 現 役 志 向 要 因 を の 規 定 要 因 の 一 つとして 採 り 上 げた 3 分 析 結 果 まず の 三 つの 規 定 要 因 について 家 計 の 所 得 要 因 は 一 人 当 たり 民 所 得 要 素 費 用 ベース 大 等 の 収 容 力 要 因 は 都 道 府 の 所 在 地 別 大 等 入 者 数 を 都 道 府 別 高 校 卒 業 者 数 で 除 した 大 等 収 容 力 現 役 志 向 要 因 は 都 道 府 別 の 大 等 者 数 現 役 生 を 大 等 入 者 数 現 役 生 + 浪 人 生 で 除 した 現 役 入 者 比 をそれぞれの 代 理 変 数 とし て 各 々の 関 係 を 確 認 する 図 表 6および 図 表 7をみると と 一 人 当 たり 民 所 得 および 大 等 収 容 力 には 有 意 な 正 の 相 関 関 係 がみられる つまり 一 人 当 たり 民 所 得 大 等 収 容 力 が 大 きくなればなるほ ど が 高 い 傾 向 があることから これら が に 影 響 を 与 える 要 因 になると 考 えられ る 一 方 図 表 8から と 現 役 入 者 比 の 関 係 をみると 1995 年 では 関 係 の 度 合 いは 弱 いものの 有 意 な 正 の 相 関 関 係 がみられたが 14 年 では 無 相 関 となっている これはこの 間 全 国 的 に 現 役 入 者 比 が 上 昇 する 中 当 該 比 が 低 かった 都 道 府 の 上 昇 幅 が 相 対 的 に 大 き く 都 道 府 格 差 が 縮 小 したことによるもので ある ここから 現 役 入 者 比 は 足 元 において 図 表 6 都 道 府 別 の と 一 人 当 たり 民 所 得 Y = 0.0139X + 14.1982 6.8 2.6 R2=0.93 2,000 2,0 3,000 3,0 4,000 4,0 一 人 当 たり 民 所 得 千 円 年 度 注 1 民 所 得 は 要 素 費 用 ベース 2 数 値 はt 値 以 下 の 図 も 同 じ 資 料 内 閣 府 民 経 済 計 算 年 京 都 府 図 表 7 都 道 府 別 の と 大 等 収 容 力 14 年 東 京 都 0.0 0.2 0.4 0.6 0.8 1.0 1.2 1.4 1.6 大 等 収 容 力 倍 14 年 東 京 都 京 都 府 Y = 17.95X + 42.01 7.3 31.7 R2=0.5435-4- 七 十 七 銀 行 調 査 月 報 15 年 2 月 号 27

図 表 8 都 道 府 別 の と 現 役 入 者 比 1995 年 14 年 80 90 0 1995 年 14 年 現 役 入 者 比 1995 年 Y = 0.3682X + 7.9685 2.6 0.7 Y = -0.0151X + 51.6627-0.1 2.3 R2=7.56E-0.5 80 90 0 現 役 入 者 比 14 年 R2=0.1297 は の 規 定 要 因 とはいえないこととなる なお これら 三 つの 要 因 を 独 立 変 数 とした 回 帰 分 析 を 行 った 結 果 図 表 9のとおりとなった ここからも 一 人 当 たり 民 所 得 および 大 等 収 容 力 は 有 意 だが 現 役 入 者 比 は 有 意 ではな い 結 果 となっている 一 方 で の 上 昇 要 因 を 探 るため これ ら 三 つの 要 因 の 増 減 ポイントを 独 立 変 数 として 回 帰 分 析 を 行 った 結 果 が 図 表 である 図 表 9 の 格 差 要 因 に 関 する 回 帰 分 析 結 果 係 数 t 値 P 値 切 片.99 0.7425 0.4618 一 人 当 たり 民 所 得 0.0080 3.9221 0.0003 大 等 収 容 力 11.3989 4.3311 0.0001 現 役 入 者 比 0.1451 0.95 0.3522 決 定 係 数 R2 0.6659 F 値 2.5E- 注 大 等 収 容 力 現 役 入 者 比 は14 年 一 人 当 たり 民 所 得 は 年 度 の 計 数 を 使 用 図 表 の 上 昇 要 因 に 関 する 回 帰 分 析 結 果 係 数 t 値 P 値 切 片 6.6935 7.4778 2.6E-09 一 人 当 たり 民 所 得 増 減 -0.1117-1.3764 0.1758 大 等 収 容 力 増 減.6803 2.16 0.0363 現 役 入 者 比 増 減 0.6755 7.5421 2.1E-09 決 定 係 数 R2 0.65 F 値 1.9E- 注 大 等 収 容 力 現 役 入 者 比 は1995 年 対 14 年 の 増 減 ポイント 一 人 当 たり 民 所 得 都 道 府 平 均 を0として 指 数 化 したもの は1995 年 度 対 年 度 の 増 減 ポイントを 使 用 これによると 一 人 当 たり 民 所 得 の 増 減 は 有 意 ではなく 大 等 収 容 力 および 現 役 入 者 比 の 増 減 は 有 意 であることが 分 かる つまり 大 等 収 容 力 現 役 入 者 比 の 増 加 幅 が 大 き ければ 大 きいほど の 上 昇 幅 も 大 きいこ ととなる 因 みに 本 の 大 等 収 容 力 は1995 年 の0.447 全 国 順 位 15 位 から14 年 の0.636 位 に 上 昇 し 上 昇 幅 0.189は 全 国 5 位 となっている また 現 役 入 者 比 は1995 年 の71.141 位 から14 年 の86.532 位 に 上 昇 し 上 昇 幅 15.4ポイントは 全 国 5 位 となっている ここから 本 の の 相 対 的 な 上 昇 の 背 景 には 大 等 収 容 力 と 現 役 入 者 比 の 上 昇 が 作 用 していることがうかがわれる なお 一 般 に 所 得 が 伸 びれば も 上 昇 すると 考 えられるが これが 有 意 でない 要 因 と しては 自 宅 通 や 地 元 大 等 への の 動 向 と 所 得 動 向 との 関 連 性 や 所 得 水 準 が 低 い 家 計 における 相 対 的 な の 動 向 民 所 得 の 時 点 間 比 較 を 行 う 際 の 価 格 調 整 系 列 接 続 デフ レータ 等 の 問 題 などが 考 えられるが この 点 については 今 後 の 研 究 課 題 としたい おわりに 以 上 のように 震 災 後 の の 高 校 卒 業 者 の 路 動 向 をみると 震 災 復 興 需 要 等 を 背 景 に 就 職 が 持 ち 直 し も 上 昇 した これらは 復 興 の 担 い 手 の 確 保 や 育 成 の 面 で 前 向 きな 動 きと 捉 え られるが 今 後 は 復 興 特 需 の 剥 落 に 備 えた 就 職 支 援 の 対 応 が 必 要 になると 考 えられる 他 方 本 の は 近 年 相 対 的 に 高 めの 上 昇 テンポで 推 移 し の 全 国 順 位 は 低 迷 が 続 いた1990 年 代 半 ばに 比 べ 大 きく 上 昇 した そ の 要 因 としては 大 等 収 容 力 や 現 役 入 者 比 が 高 い 伸 びとなったことが 挙 げられる 28 七 十 七 銀 行 調 査 月 報 15 年 2 月 号 -5-

都 道 府 別 の 労 働 生 産 性 と の 関 係 をみる と これらは 有 意 な 正 の 相 関 関 係 にあり が 高 ければ 高 いほど 労 働 生 産 性 が 高 いという 関 係 がみられることから の 上 昇 が 地 域 の 人 的 資 本 の 蓄 積 に 作 用 すると 推 測 される 今 後 は 人 口 減 少 と 高 齢 化 が 本 格 化 するが そうした 中 で 地 域 が 持 続 的 な 経 済 成 長 を 遂 げるためには 生 産 性 の 向 上 を 図 ることが 不 可 欠 となる このような 観 点 からも 人 的 資 本 の 蓄 積 に 結 び 付 く の 向 上 は 生 産 性 を 高 める 有 効 な 手 段 になると 思 われる 本 の の 上 昇 余 地 はなお 十 分 にあると 思 わ れることから 今 後 も が 上 昇 傾 向 を 続 け それが 本 の 生 産 性 の 向 上 に 寄 与 していくことを 期 待 したい 大 川 口 信 一 図 表 11 都 道 府 別 の と 労 働 生 産 性 労 働 生 産 性 千 円 / 人 労 働 時 間 年 度 80 Y=0.7880X+13.0514 7.5 2.4 R2=0.5588 80 年 東 京 都 京 都 府 資 料 内 閣 府 民 経 済 計 算 厚 生 労 働 省 毎 月 勤 労 統 計 調 査 参 考 都 道 府 別 大 等 収 容 力 現 役 入 者 比 大 等 収 容 力 現 役 入 者 比 順 位 1995 年 14 年 増 減 順 位 1995 年 14 年 増 減 1 京 都 1.179 京 都 1.588 京 都 0.9 1 愛 媛 87.5 大 分 94.4 神 奈 川 21.4 2 東 京 1.151 東 京 1.553 滋 賀 0.9 2 徳 島 87.4 岩 手 93.6 埼 玉.5 3 大 阪 0.688 神 奈 川 0.811 東 京 0.2 3 鹿 児 島 87.3 山 形 92.8 千 葉.2 4 神 奈 川 0.674 大 阪 0.775 群 馬 0.191 4 福 井 87.1 宮 崎 92.7 沖 縄 17.0 5 福 岡 0.636 愛 知 0.737 宮 城 0.189 5 大 分 87.0 岐 阜 91.2 宮 城 15.4 6 愛 知 0.615 滋 賀 0.7 鳥 取 0.167 6 岐 阜 86.3 静 岡 90.8 大 阪 14.2 7 兵 庫 0.572 福 岡 0.7 高 知 0.159 7 石 川 85.9 徳 島 90.8 京 都 14.1 8 埼 玉 0.545 兵 庫 0.659 広 島 0.137 8 富 山 85.6 長 崎 90.6 新 潟 14.0 9 奈 良 0.543 石 川 0.659 神 奈 川 0.137 9 宮 崎 84.7 青 森 90.6 東 京 13.3 石 川 0.536 宮 城 0.636 島 根 0.1 山 形 84.6 岡 山 90.4 福 島 11.8 11 千 葉 0.494 埼 玉 0.6 新 潟 0.125 11 栃 木 84.5 福 井 90.2 群 馬.8 12 岡 山 0.487 広 島 0.611 石 川 0.123 12 鳥 取 83.8 京 都 90.0 岩 手.5 13 広 島 0.473 岡 山 0.9 岡 山 0.123 13 岡 山 83.3 秋 田 89.6 和 歌 山.3 14 山 梨 0.459 千 葉 0.577 愛 知 0.122 14 岩 手 83.1 福 島 89.5 高 知.3 15 宮 城 0.447 山 梨 0.546 大 分 0.119 15 山 梨 82.9 石 川 89.1 福 岡.2 16 徳 島 0.428 北 海 道 0.489 愛 媛 0.2 16 青 森 82.7 富 山 89.0 熊 本.0 17 北 海 道 0.392 奈 良 0.467 山 形 0.0 17 静 岡 82.2 滋 賀 89.0 滋 賀 9.9 18 山 口 0.381 徳 島 0.464 秋 田 0.097 18 島 根 82.2 愛 知 88.7 長 崎 9.2 19 岐 阜 0.372 群 馬 0.447 北 海 道 0.097 19 三 重 82.1 栃 木 88.7 秋 田 9.0 熊 本 0.367 熊 本 0.7 岩 手 0.095 長 崎 81.4 広 島 88.5 静 岡 8.6 21 香 川 0.3 山 口 0.0 兵 庫 0.087 21 愛 知 81.4 三 重 88.0 長 野 8.5 22 滋 賀 0.298 愛 媛 0.377 山 梨 0.087 22 佐 賀 81.2 和 歌 山 88.0 兵 庫 8.3 23 鹿 児 島 0.285 鳥 取 0.367 大 阪 0.087 23 広 島 80.7 島 根 88.0 山 形 8.2 24 福 井 0.284 高 知 0.366 千 葉 0.083 24 秋 田 80.6 熊 本 87.5 宮 崎 8.0 25 沖 縄 0.276 福 井 0.364 青 森 0.081 25 滋 賀 79.1 福 岡 87.4 広 島 7.9 26 愛 媛 0.275 大 分 0.363 福 井 0.081 26 兵 庫 78.4 山 梨 87.3 青 森 7.8 27 長 崎 0.268 岐 阜 0.355 栃 木 0.077 27 和 歌 山 77.7 群 馬 87.2 大 分 7.4 28 群 馬 0.256 新 潟 0.331 埼 玉 0.075 28 香 川 77.7 埼 玉 87.1 愛 知 7.4 29 大 分 0.244 長 崎 0.325 福 岡 0.071 29 福 島 77.7 佐 賀 87.0 山 口 7.3 富 山 0.244 沖 縄 0.319 茨 城 0.0 熊 本 77.5 高 知 87.0 岡 山 7.1 31 栃 木 0.2 栃 木 0.317 富 山 0.069 31 福 岡 77.2 兵 庫 86.7 香 川 6.2 32 佐 賀 0.239 青 森 0.315 静 岡 0.069 32 高 知 76.7 宮 城 86.5 三 重 6.0 33 青 森 0.234 富 山 0.313 和 歌 山 0.068 33 群 馬 76.4 新 潟 86.3 島 根 5.8 34 茨 城 0.233 山 形 0.313 宮 崎 0.061 34 北 海 道 76.1 神 奈 川 86.0 佐 賀 5.8 35 静 岡 0.222 茨 城 0.3 長 崎 0.057 35 京 都 75.9 鹿 児 島 85.5 岐 阜 4.9 36 福 島 0.218 香 川 0.2 長 野 0.048 36 山 口 75.3 千 葉 84.5 奈 良 4.9 37 山 形 0.213 鹿 児 島 0.2 沖 縄 0.043 37 茨 城 74.5 大 阪 84.1 山 梨 4.4 38 高 知 0.7 静 岡 0.291 三 重 0.041 38 奈 良 73.5 香 川 83.9 栃 木 4.2 39 三 重 0.7 島 根 0.287 熊 本 0.041 39 長 野 72.5 愛 媛 83.8 茨 城 3.7 新 潟 0.5 秋 田 0.271 徳 島 0.035 新 潟 72.3 東 京 82.9 富 山 3.4 41 長 野 0.5 佐 賀 0.268 佐 賀 0.029 41 宮 城 71.1 山 口 82.6 徳 島 3.4 42 鳥 取 0.0 岩 手 0.262 山 口 0.0 42 大 阪 69.9 沖 縄 81.6 石 川 3.3 43 宮 崎 0.198 宮 崎 0.258 鹿 児 島 0.017 43 東 京 69.6 長 野 80.9 福 井 3.1 44 秋 田 0.174 長 野 0.253 福 島 0.009 44 埼 玉 66.6 鳥 取 80.8 北 海 道 2.6 45 岩 手 0.167 三 重 0.248 岐 阜 0.017 45 神 奈 川 64.7 北 海 道 78.6 鹿 児 島 1.8 46 島 根 0.157 福 島 0.228 香 川 0.017 46 沖 縄 64.6 奈 良 78.4 鳥 取 3.0 47 和 歌 山 0.135 和 歌 山 0.3 奈 良 0.076 47 千 葉 64.3 茨 城 78.2 愛 媛 3.7 - 全 国 0.4 全 国 0.6 全 国 0.136 - 全 国 75.6 全 国 86.1 全 国.5-6- 七 十 七 銀 行 調 査 月 報 15 年 2 月 号 29