Nakazawa Katsuji 5 26 27 6 1975 40 G7 7 1975 2 4 1 1 1 6 6 1975 11 17 1 2 1956 1963 5 1966 4 1967 3 1968 2 No. 651 2016 5 5
1980 1960 60 1989 2 1 1976 7 G7 15 1978 2000 2 No. 651 2016 5 6 1 1960 1963 5 66 4 67 3 68 2 2010 3
2 1975 11 76 6 79 6 86 5 90 7 91 7 93 7 94 7 98 5 2000 5 08 7 11 09 4 9 14 6 15 6 11 16 5 9 1 6 7 G7 G7 G8 G20 2 G20 3 G20 G20 G8 G7 10 G20 26 27 11 G20 2 1979 1980 1980 1980 G7 6 7 G7 1990 G7 19941998 G8 No. 651 2016 5 7
2014 3 G7 G8 G8 G7G8 2 2008 10 G8 4 11 20G20 19901993 APEC 2003 2008 7 8G7 G8 G20 1 2009 G20 G20GDP 9 No. 651 2016 5 8
新興国台頭 揺らぐサミット のは G7 である とりわけ日本の役割はき わめて大きかった 1989年 天安門事件で 中国は西側諸国から厳しい経済制裁を課さ れた 日本は制裁緩和に動く 1990年ヒュ ーストン サミットのワーキングディナー で首相の海部俊樹が 対中円借款の凍結解 除を宣言した 中国を村八分にし 孤立させておくと アジアの平和 世界の安定に役立たない 対中円借款は日本の約束であり 徐々に解 除の方向にもっていくとサミットの各首脳 に率直に伝えた サミット開幕を前に記念撮影をする各国首脳 左から ドロールEC委員長 アンドレオッチ イタリア首相 コ ール西ドイツ首相 ミッテラン フランス大統領 ブッシ ュ米大統領 サッチャー英首相 マルルーニー カナダ首 相 海部首相 1990年7月9日午後 米 ヒューストンの ライス大学 写真提供:共同通信社 海部は現地での記者会見で明言した 日本の動きは他の先進各国の制裁緩和を促すことに なる それは中国の最高指導者の 小平が1992年の 南巡講話 によって 再び 改革 開 放 政策にカジを切るのを大きく後押しした 中国は 再び経済力の底上げに全精力を傾ける 当時の問題は非効率な国有企業だった 当時の首相 朱鎔基が主導する構造改革が一定の範囲で進んだことで 中国経済は立ち上が り始めた 紆余曲折を経て中国は 2001 年 世界貿易機関 WTO にも加盟した その後の 2 桁の高度成長の結果 ついに 2010 年には経済規模で日本を抜いた 日本がアジア代表として存在感を示してきたのが 1975年に始まった主要国首脳会議だっ た その会議は今 中国など新興国の台頭によって存在意義の再定義を迫られている G20 と統合してもよいのでは 米政府の一部からはこんな声まで出てきた 確かに 日本にとってG7は重要だ 政治問題を主要国だけで議論する貴重な場なのだから だからこ そ腰を据えた再定義と 将来をにらむ改革が必要になる 3 減速する中国経済と原油安 世界市場の混乱にどう対処 今秋 中国の浙江省杭州で開かれる G20 首脳会議に先立ち 2 月には上海で G20 財務相 中央銀行総裁会議が開催された 良くも悪くも中国経済が焦点である その行方に世界が注 目する 今やそれほど中国経済の規模は大きい 中国を含む世界経済の議論は 5 月に三重 県志摩市で開くG7 サミットに引き継がれる この G7 では主要国が共通認識を形成する必要 がある 今年に入り 世界の市場は大混乱した 中国経済の減速と 原油価格の急落が引き金を引 いた チャイナとオイルを掛け合わせて チャイル ショック などという造語まで登場し ている 原油急落はロシアばかりではなく ベネズエラなど石油に偏った経済構造をもつ国 の経済を直撃している 中国をめぐっては 著名投資家ジョージ ソロスが 1 月 世界経済フォーラム年次総会が 開かれたスイス ダボスから 中国経済のハードランディングは避けられない われわれが 国際問題 No. 651 2016 年 5 月 9
G7 G7 2015 10 12 GDP2 G7 2017 4 4 2015 AIIBG7 AIIB AIIB EU IMF SDR AIIB G7 No. 651 2016 5 10
2014 G8 G7 5 G7 G8 G7 G20 G9 G7 G7 G9 199318% 3 1 IS 2015 11 12.5 No. 651 2016 5 11
2008 2050 50% 4 5 6 1 G7 6 2011 1 G7 1989 nkz911@ever.ocn.ne.jp No. 651 2016 5 12