発 行 : 社 会 保 険 労 務 士 法 人 エール 222-0032 横 浜 市 港 北 区 大 豆 戸 町 1018 TEL 045-549-1071 FAX 045-549-1072 Email : info@sr-yell.com 代 表 より 業 務 中 通 勤 途 中 のケガの 取 り 扱 い 人 間 ドックのご 紹 介 9 月 (10 月 ) 給 与 計 算 注 意 事 項 のご 案 内 企 業 PRコーナー スタッフコラム FaceBook FaceBook FaceBook ツイッターの 超 プロが 教 える Facebook 仕 事 術 ( FBはツールであって 情 報 発 信 をし 人 と 交 流 する その 交 流 から 信 頼 がうまれ あとから ビジネス がついてく るということがよくわかります Facebook 成 功 法 ( 中 野 博 1
~ 労 災 保 険 と 健 康 保 険 ~ 仕 事 や 通 勤 途 中 の 災 害 等 の 原 因 によるケガ 病 気 については 労 災 保 険 の 給 付 の 対 象 となり 健 康 保 険 証 で 病 院 にかかることはできません ( 会 社 や 労 働 者 が 労 災 保 険 健 康 保 険 のどちらで 受 診 することを 選 択 する 余 地 はありません ) とは 言 え このケガは 労 災 なのか? 交 通 事 故 の 場 合 は? 通 勤 災 害 として 認 められるの? と 判 断 に 迷 うケースが 多 くありますので 事 例 でご 紹 介 します 労 災 保 険 とは? 業 務 上 災 害 労 働 災 害 ( 労 災 ) 通 勤 災 害 次 の2 点 を 満 たす 必 要 あり 通 勤 とは 就 業 に 関 し 住 居 と 業 務 起 因 性 (ケガまたは 病 気 が 就 業 の 場 所 との 間 の 往 復 等 の 移 動 業 務 に 起 因 して 生 じたこと) を 合 理 的 な 経 路 及 び 方 法 により 行 業 務 遂 行 性 ( 労 働 契 約 に 基 づく うこと 通 勤 災 害 はこの 間 に 生 じた 災 業 務 遂 行 中 に 災 害 が 生 じたこと) 害 のことをいう 健 康 保 険 ( 私 傷 病 ) 仕 事 中 ( 業 務 上 )や 通 勤 途 中 でのケガ 病 気 以 外 に 対 して 保 険 給 付 を 行 う Q1 勤 務 時 間 中 に 郵 便 物 の 封 をカッターで 開 けようとしたところ 手 がすべり 指 を 切 った なかなか 血 が 止 まら なかったため 1 回 だけ 病 院 に 健 康 保 険 でかかった 医 療 費 は1,000 円 しかかからなかった A1 業 務 中 のケガのため ケガの 大 小 医 療 費 の 高 い 安 いに 関 わらず 業 務 上 災 害 となります 1 回 だけでも 健 康 保 険 で 受 診 することはできません Q2 従 業 員 が 自 転 車 で 出 勤 途 中 に 転 倒 し けがをした 本 人 は 自 分 の 不 注 意 なので 会 社 に 迷 惑 をかけたく ない 労 災 ではなく 健 康 保 険 で 受 診 する と 言 っている A2 通 勤 災 害 も 労 災 保 険 から 給 付 を 受 けることができますが 業 務 上 災 害 とは 異 なり そのケガ 等 の 責 任 を 会 社 は 負 いません 通 勤 災 害 で 労 災 保 険 を 使 用 しても 会 社 の 労 災 保 険 料 率 が 高 くなることもないので 労 災 の 手 続 きを 行 って 下 さい 健 康 保 険 で 診 療 を 受 けた 場 合 後 日 ケガの 原 因 等 について 協 会 けんぽ(または 健 保 組 合 )から 問 い 合 わせがくることがあります 労 災 保 険 で 受 診 すべきケガと 判 断 された 場 合 は 遡 って 医 療 費 を 返 還 することとなります Q3 保 育 園 に 子 供 を 預 けて 会 社 に 向 かう 途 中 で 駅 の 階 段 で 転 んでけがをした A3 自 宅 会 社 の 通 勤 経 路 からは 外 れていますが 共 働 きの 夫 婦 が 保 育 園 に 子 供 を 預 ける 必 要 があるため 多 少 回 り 道 をすることになったとしても 合 理 的 な 経 路 であると 考 えられ 通 勤 災 害 と 認 められます 2
Q4 腰 痛 で 休 んでいる 従 業 員 から 仕 事 の 影 響 で 腰 痛 になったので 労 災 保 険 の 手 続 きをして 欲 しい と 申 し 出 が あった A4 業 務 上 災 害 にあたるか どうかを 判 断 するのは 労 働 基 準 監 督 署 です 従 業 員 からの 申 し 出 があった 場 合 は 労 災 の 手 続 きを 行 って 下 さい ただし 腰 痛 については 判 断 が 難 しく 労 災 と 認 められないケースもあります Q5 自 動 車 通 勤 をしている 従 業 員 が 通 勤 途 中 に 交 通 事 故 で 負 傷 した 事 故 の 相 手 方 は 保 険 にもきちんと 加 入 しており 連 絡 先 もわかっている A5 労 災 保 険 の 給 付 と 自 動 車 保 険 の 給 付 を 二 重 に 受 けることはできません 交 通 事 故 で 相 手 方 の 保 険 会 社 等 が はっきりしている 場 合 には 自 動 車 保 険 で 手 続 きを 進 めて 下 さい 相 手 が 保 険 に 加 入 していない 相 手 がわからない 等 の 場 合 は 労 災 保 険 で 給 付 を 受 ける 手 続 きを 行 います Q6 独 身 の 従 業 員 が 帰 宅 途 中 の 飲 食 店 で 食 事 をした 後 自 宅 前 で 事 故 に 遭 った A6 通 勤 が 中 断 したり 通 常 の 通 勤 経 路 から 逸 脱 した 場 合 は 中 断 逸 脱 の 後 は 原 則 として 通 勤 災 害 とは 認 められ ません ただし 中 断 逸 脱 が 日 常 生 活 に 必 要 な 最 小 限 度 のものである 場 合 には 再 び 通 常 の 通 勤 経 路 に 戻 った 後 であれば 通 勤 災 害 と 認 められる 可 能 性 があります ( 中 断 逸 脱 している 間 は 通 勤 災 害 とはなりませ ん ) この 判 断 については 従 業 員 の 個 人 の 事 情 や 中 断 逸 脱 の 程 度 によるため 労 災 保 険 の 手 続 きを 行 い 労 働 基 準 監 督 署 の 判 断 に 委 ねることとなります Q7 単 身 赴 任 中 の 社 員 が 週 明 けに 家 族 の 住 む 自 宅 から 出 勤 する 途 中 でケガをした A7 通 勤 災 害 は 自 宅 と 会 社 との 往 復 を 言 います 単 身 赴 任 の 場 合 日 常 的 に 生 活 をしている 自 宅 は 家 族 の 住 む 自 宅 とは 別 になりますが おおむね 月 1 回 以 上 家 族 の 住 む 自 宅 との 往 復 等 があり 反 復 継 続 性 が 認 めら れる 場 合 は 通 勤 災 害 として 認 められます 私 用 で 友 人 宅 に 宿 泊 し そこからの 出 勤 途 中 に 負 傷 したとしても 通 勤 災 害 とは 認 められません Q8 出 張 中 の 従 業 員 が 宿 泊 先 のホテルでケガをした A8 出 張 については 出 張 自 体 が 会 社 の 業 務 命 令 によるものであるため 出 発 から 帰 宅 までに 起 こった 事 故 は 原 則 として 業 務 上 災 害 となります 業 務 終 了 後 宿 泊 先 に 戻 った 後 についても 業 務 上 として 扱 われます 仕 事 中 通 勤 途 中 に 事 故 が 起 こったら 1. できるだけ 労 災 指 定 病 院 指 定 薬 局 で 診 療 を 受 ける ( 病 院 窓 口 での 医 療 費 の 負 担 が 必 要 ありません ) 2. 病 院 で 労 災 のケガである ことを 伝 える 3. 病 院 薬 局 で 医 療 費 を 支 払 った 際 の 領 収 書 預 り 証 などは 原 本 を 保 管 して おく ( 後 で 労 災 の 申 請 をする 際 に 必 要 となります ) 4. 事 故 が 起 こったときの 状 況 を 把 握 しておく 5. 相 手 がいる 場 合 の 事 故 は (どちらに 非 があるとしても) 相 手 の 連 絡 先 等 を 聞 いておく 6. エールに 労 災 が 起 こったことをご 連 絡 下 さい 3
注 目! この 度 弊 社 ではコンフォート 病 院 と 提 携 し 顧 問 先 企 業 様 にさらに 人 間 ドックを 特 別 料 金 でご 紹 介 でき ることとなりました (エールでもこの 仕 組 みを 活 用 して 人 間 ドックを 受 けています!) 協 会 けんぽの 生 活 習 慣 病 予 防 検 診 と 上 手 く 組 み 合 わせることにより 人 間 ドックの 検 査 項 目 の 一 部 に 費 用 補 助 を 充 てることで 充 実 の 内 容 の 人 間 ドックを 安 く 受 診 することが 可 能 です 法 定 の 健 康 診 断 は 受 診 されていると 思 いますが より 詳 細 に 健 康 状 態 を 企 業 も 従 業 員 自 身 も 知 るため に 人 間 ドックを 受 診 してはいかがでしょうか? 上 記 のエールご 紹 介 価 格 は 協 会 けんぽの 費 用 補 助 を 利 用 した 場 合 の 価 格 です 組 合 管 掌 健 保 組 合 にご 加 入 の 企 業 様 35 歳 未 満 の 方 については 費 用 補 助 を 受 けることが できないため 価 格 が 異 なります 人 間 ドックのみの 場 合 は 通 常 半 日 で 検 査 は 終 了 します ( 結 果 は 午 後 です ) 人 間 ドックは 土 曜 日 日 曜 日 も 受 診 可 能 です http://www.transradial.org お 問 い 合 わせ お 申 込 みは エール(045-549-1071)まで 4
7 月 に 提 出 した 算 定 基 礎 届 によって 9 月 ~ 来 年 8 月 までの 社 会 保 険 料 計 算 の 基 礎 となる 標 準 報 酬 月 額 が 見 直 されました 9 月 分 ( 保 険 料 を 翌 月 控 除 している 場 合 は 10 月 支 給 給 与 )の 社 会 保 険 料 から 新 しい 標 準 報 酬 月 額 が 適 用 されますので 標 準 報 酬 月 額 の 入 れ 替 えを 必 ず 行 って 下 さい 厚 生 年 金 保 険 の 保 険 料 は 平 成 23 年 9 月 分 より 下 記 のとおり 変 更 となります 変 更 前 変 更 後 被 保 険 者 負 担 分 8.029% 8.206% 会 社 負 担 分 8.029% 8.206% 合 計 16.058% 16.412% 社 会 保 険 料 を 当 月 控 除 している 会 社 は9 月 支 給 分 の 給 与 計 算 時 から 翌 月 控 除 の 会 社 は10 月 支 給 分 の 給 与 計 算 時 から 標 準 報 酬 月 額 の 入 れ 替 え 厚 生 年 金 保 険 料 率 の 変 更 を 行 って 下 さい 当 月 控 除 例 )4/1 入 社 の 人 の 社 会 保 険 料 を4 月 支 給 分 の 給 与 から 控 除 している 翌 月 控 除 例 )4/1 入 社 の 人 の 社 会 保 険 料 を5 月 支 給 分 の 給 与 から 控 除 している 顧 問 先 企 業 様 へ 手 続 きをご 依 頼 頂 いている 顧 問 先 企 業 様 には 新 しい 標 準 報 酬 月 額 と 改 正 後 の 厚 生 年 金 保 険 料 率 に 基 づく 個 人 別 の 社 会 保 険 料 一 覧 表 を9 月 中 に 別 途 ご 案 内 させていただきます 厚 厚 生 年 金 保 険 料 率 は 今 後 も 平 成 29 年 9 月 まで 毎 年 0.354%ずつ アップすることが 決 定 しており 平 成 29 年 9 月 以 降 は 18.300%で 固 定 される 予 定 です 今 後 のスケジュール 平 成 24 年 9 月 16.766% 平 成 27 年 9 月 17.828% 平 成 25 年 9 月 17.120% 平 成 28 年 9 月 18.182% 平 成 26 年 9 月 17.474% 平 成 29 年 9 月 18.300% 生 年 金 5
企 業 PR コーナー 貴 社 の 製 品 サービスなど 企 業 PRを 掲 載 します ご 希 望 がございましたら 弊 社 までご 連 絡 下 さい 選 挙 カー 福 祉 介 護 リフト 代 車 宣 伝 カー 特 殊 車 両 電 源 車 照 明 車 コマーシャルカー アドボックスカー 等 佐 藤 です 先 日 3 歳 の 誕 生 日 を 事 務 所 でお 祝 いしてもらいました こっそり 用 意 してくれたケーキとマル チサイズブックカバー( 文 庫 本 から 新 書 まで 対 応 可 能!)のプレゼントに また1 歳 歳 をとる というちょっと 淋 しい 気 分 が 吹 き 飛 びました よく 本 を 読 んでいるので( 最 近 はもっぱら 仕 事 関 係 の 本 ですが )ブックカバーを みんなが 選 んでくれたのだと 思 うのですが 私 の 文 (あや) という 名 前 には 本 の 好 きな 子 になるように とい う 親 の 願 いが 込 められているので 誕 生 日 プレゼントにはぴったりの 品 物 で うれしさも 倍 増 です 画 数 の 多 い 名 前 は 書 くのが 面 倒 だから というところが 親 の 本 音 だったようにも 思 えますが 一 応 作 家 幸 田 露 伴 の 娘 の 幸 田 文 から 名 前 をつけたと 聞 かされつつ 大 きな 声 では 言 えませんが 今 日 現 在 幸 田 露 伴 の 作 品 も 幸 田 文 の 作 品 も 未 だ 未 読 です 何 度 か 書 店 で 手 にはとってみたのですが 読 みにくそうで パラパラ めくって は 書 棚 に 戻 し 好 きな 歴 史 小 説 か 推 理 小 説 を 買 って 帰 ってきていましたが このブックカバーを 機 会 に1 冊 は 読 んでみようかなと 思 っています さて そんな 私 が 最 近 気 になった 本 をご 紹 介 します 人 を 信 じても 仕 事 は 信 じるな! 小 山 昇 著 ( 大 和 書 房 ) 本 のタイトルを 裏 切 らず 内 容 もかなり 独 特 です 著 者 はダスキンの 事 業 などを 手 がける 企 業 の 社 長 で 中 小 企 業 向 けのセミナーも 多 く 開 催 しています 最 初 は 内 容 にも 違 和 感 を 感 じたのですが 読 み 進 めていくうちにその 独 特 な 社 内 改 善 方 法 に こういう 方 法 もありかも と 思 い 始 めます 人 材 育 成 についての 本 のほとんどは 心 の 教 育 が 基 本 となっていますが 浸 透 す るまでに 時 間 がかかりがちです この 本 では まずは 行 動 変 容 を 促 すことを 重 視 し ているので いろいろと 試 してみたけれどもなかなか 上 手 くいかないとお 悩 みの 社 長 様 異 なる 視 点 からの 人 材 育 成 も 少 し 考 えてはいかがでしょうか? 6