技 術 文 書 のための Word の 使 い 方 Usage of Word for Technical Writing 電 子 情 報 工 学 科 藤 田 悠 1. はじめに TeX を 使 うと, 非 常 に 質 の 高 い 文 書 を 作 成 することができる. 他 方, 手 軽 に 文 書 を 作 成 するソフトウェアとして Word がある.これらは 互 いに 使 い 方 が 異 なり,それぞれ 得 意 な 面 と 不 得 意 な 面 がある. しかし,TeX が 利 用 できる 環 境 になかったり,テンプレートが Word にて 指 定 されてい たり,Word ファイルにてやり 取 りする 必 要 があったり,Word の 有 効 な 機 能 を 使 いたい 場 合 などが 存 在 する. 例 えば, 企 業 における 活 動 の 中 では,TeX を 使 って 文 章 を 書 くための 環 境 がない 場 合 や,Word による 文 書 作 成 が 必 須 となっている 場 合 もある.インターンなど で, 必 要 に 迫 られたとの 声 も 聴 く.そのような 必 要 に 迫 られたときに 困 らないために, 基 本 的 な Word の 使 い 方 を 学 習 する. そこで,TeX で 作 成 する 文 書 に 近 づけるために Word の 設 定 し,TeX に 劣 らない 文 書 に 近 づける 方 法 をまとめる. 注 意 として,この 授 業 は TeX よりも Word を 使 うことを 勧 める ために 行 うのではな い.TeX は 優 れた 組 版 処 理 環 境 であるため,TeX で 完 結 できる 場 合 には TeX を 使 うことを 勧 める. なお, 卒 業 論 文 予 稿 のためのテンプレートは, 現 時 点 で TeX のスタイルファイルとして 配 布 されている.したがって, 卒 業 論 文 予 稿 の 作 成 は,TeX を 用 いるほうが 適 切 である. 2. やってはいけないこと Word を 使 うときに, 以 下 のような 方 法 を 使 っていたらそれは, 適 切 な 方 法 ではないの で,やってはいけない.その 代 わりに, 適 した 手 段 をとることで, 修 正 や 再 利 用 などにお ける 手 間 がなくなるはずである. (1) 章 番 号 や 箇 条 書 きの 番 号, 参 照 番 号 などを 自 分 で 打 ち 込 むこと (2) 間 隔 は 空 白 の 調 整 にスペースを 使 うこと これらは,どうしようもない 最 後 の 手 段 として 使 うことはあるが, 通 常 は 使 うべ きではない.このような 手 段 を 多 用 すると, 周 りに 迷 惑 であるので,やめていただきたい. これらが やってはいけないこと であることは,TeX でも 同 様 である.TeX で 章 番 号 や, 図 や 表, 数 式 などの 参 照 番 号 を 手 入 力 で 行 っているのであれば, 見 直 すことが 必 要 である. - 1 -
3. 目 標 以 下 の 事 ができることを 今 回 の 目 標 とする. (1) スタイル を 設 定 する. (2) 図 表 の 番 号 と 見 出 しをつける (3) 参 考 文 献 を 設 け, 本 文 から 参 照 する. (4) 改 行 を 設 定 する. (5) ページ 番 号 を 表 示 する. - 2 -
4. 準 備 Word の 設 定 Word の 標 準 状 態 では, 画 面 の 設 定 や 状 態 表 示 など, 編 集 に 必 要 な 設 定 が 表 示 されない ようになっている.そこで, 自 分 で 適 切 に 設 定 し,それを 把 握 するために, 設 定 の 状 態 を 表 示 させるようにする 必 要 がある. 以 下 に, 設 定 する 主 要 な 項 目 の 表 示 方 法 を 示 す. (1) ルーラーを 表 示 する ルーラー とは, 文 書 の 上 部 と 左 部 に 表 示 されている ものさし のような 部 分 であ る( 図 1). 図 1 ルーラーを 表 示 させた 様 子 このルーラーを 確 認 することで,どのようなインデント 設 定 になっているのか, 把 握 す ることができる.また, 種 々のインデントを 設 定 するときに,ルーラーを 操 作 するために 表 示 させる 必 要 がある. ルーラーを 表 示 させる 方 法 は 以 下 の 手 順 による. ( 手 順 1) 表 示 タブを 開 く. ( 手 順 2) 表 示 欄 の ルーラー チェックボックスにチェックを 入 れる. 上 部 のルーラーでは 文 書 の 幅 や, 段 落 やインデントなどを 設 定 する. 左 側 のルーラー では, 文 書 の 高 さを 設 定 する. (2) 編 集 記 号 を 表 示 する 編 集 記 号 とは, タブ や スペース など, 文 字 情 報 以 外 に 文 章 の 体 裁 などを 整 えるために 用 いられる 部 品 を 表 す 記 号 である. 文 章 を 編 集 するために 用 いられるため 編 集 記 号 と 呼 ぶ.これらを 表 示 させることで, 自 分 が 作 っている 文 書 の 状 態 を 正 確 に 把 握 して, 思 い 通 りに 操 作 できるようにする. 編 集 記 号 を 表 示 する 方 法 を 以 下 に 示 す. ( 手 順 1) ファイル タブを 開 く. ( 手 順 2) オプション をクリックして Word オプションウィンドウをひらく( 図 2). ( 手 順 3) 表 示 メニューの 常 に 画 面 に 表 示 する 編 集 記 号 にある すべての 編 集 - 3 -
記 号 を 表 示 する にチェックを 入 れる( 図 3). 図 2 ファイル から オプション を 選 ぶ 図 3 Word のオプションウィンドウにて 編 集 記 号 の 表 示 を 設 定 する (3) ナビゲーションを 表 示 する ナビゲーション は 文 章 全 体 の 構 成 を 表 示 する. 正 しくスタイルが 設 定 されている - 4 -
と, 見 出 しが 表 示 されて, 文 章 の 章 節 などの 構 成 を 把 握 することができる.そのため, 本 文 表 示 では 分 かりにくい 全 体 の 構 成 を 把 握 することができるので, 文 書 のバランスなど を 見 ることができる.さらに, 章 や 節 のまとまりで 移 動 させることができるので, 構 成 を 編 集 するときに 便 利 である. 次 の 手 順 で 表 示 させる. ( 手 順 1) 表 示 タブを 開 く. ( 手 順 2) 表 示 欄 の ナビゲーション ウィンドウ チェックボックスにチェック を 入 れる. フォント (1) 本 文 と 見 出 し 文 書 の 読 みやすさを 高 めるために, 適 切 なフォントを 選 ぶ 必 要 がある. 標 準 として 採 用 されているスタイルとして, 見 出 しにゴシック 体, 本 文 に 明 朝 体 を 用 いる. ゴシック 体 明 朝 体 ゴシック 体 の 例 図 4 ゴシック 体 と 明 朝 体 明 朝 体 の 例 ゴシック 体 は, 文 字 の 太 さが 一 定 であり, 黒 色 が 目 立 つため, 文 章 から 見 出 しだけを たどるためのフォントとして 適 している. 一 方, 明 朝 体 は, 適 度 な 白 黒 のバランスから, 本 文 の 文 章 を 構 成 する 文 字 として 適 している. (2) アルファベットと 数 字 アルファベットと 数 字 については,Time New Roman もしくは Century を 使 う.おすす めとしては,Times New Roman である.その 理 由 は,Windows に 搭 載 されているフォント セットでは, 斜 体 にした 時,Century では 機 械 的 に 斜 体 に 変 形 させるが,Times New Roman では,イタリック 体 のフォントに 切 り 替 わるからである. 図 5 の 例 をみると f の 斜 体 表 現 に 大 きな 違 いが 表 れていることがわかる. 標 準 yutaka fujita yutaka fujita 斜 体 yutaka fujita yutaka fujita フォント 名 Times New Roman Century 図 5 アルファベットフォント (3) 等 幅 フォントとプロポーショナルフォント 等 幅 フォントは, 全 ての 文 字 の 幅 がすべての 文 字 で 同 じであるが,プロポーショナル フォントでは, 文 字 によって 幅 が 異 なる. - 5 -
プロポーション は,よく, 体 の 体 型,スタイルなどを 説 明 するときなどに 用 いら れるのではないだろうか.それと 同 じで,フォントの 形 状 に 応 じて 幅,1 文 字 が 占 有 する 幅 を 調 整 されたフォントにつけられる. 日 本 語 において 通 常 は, 等 幅 フォントを 用 いる. MS 明 朝 と MS P 明 朝 とある ときには, 前 者 が 等 幅 フォントで 後 者 がプロポーショナルフォントである. 図 6 で 見 比 べると,アルファベット i の 幅 に, 等 幅 フォントでは 他 の 文 字 と 同 じだけの 幅 が 与 えら れているのに 対 して,プロポーショナルフォントでは, 他 の 文 字 よりも 狭 く, 文 字 分 の 幅 しか 与 えられていないことが 分 かる. アルファベット 専 用 のフォントでは, 通 常 プロポーショナルフォントであり, 特 に 等 幅 フォントかプロポーショナルフォントかを 考 える 必 要 はない. 表 示 例 MS Gothic MS P Gothic 種 類 等 幅 フォント プロポーショナルフォント フォント 名 MS ゴシック MS P ゴシック 図 6 プロポーショナルフォントの 表 示 - 6 -
5. 文 書 作 成 スタイル の 設 定 今 回 の 設 定 するスタイルとして, 以 下 のようなアウトラインになるように 設 定 する. 1. 章 の 見 出 し 1.1 節 の 見 出 し (1) 項 の 見 出 し (a) 条 の 見 出 し 本 文 はこのような 文 章 からなっているものと 仮 定 します. 段 落 の 場 合 には, 字 下 げ をします. スタイルの 設 定 を 利 用 することで, 章 や 節 の 番 号 が 自 動 的 に 振 られる.これによって, 途 中 に 章 や 節 を 挿 入 した 際 も, 自 動 的 に 振 りなおしてくれる. (1) アウトライン から 基 準 にするリストを 選 ぶ 既 にあるリストを 修 正 して 所 望 のリストを 作 るために, 所 望 のリストに 似 ているリス トを 選 ぶと 楽 に 設 定 できる( 図 7). 図 7 リストライブラリから 選 ぶ (2) 新 しいアウトラインの 定 義 を 選 ぶ 選 んだリストを 変 更 するために, 新 しいアウトラインの 定 義 を 選 ぶ. - 7 -
図 8 新 しいアウトラインの 定 義 (3) 定 義 したいアウトラインを 構 成 する 新 しいアウトラインの 定 義 ウィンドウが 表 示 されるので, 左 下 の オプション を 開 く( 図 9). 図 9 新 しいアウトラインの 定 義 の 画 面 章 のスタイルを 設 定 する 章 の 番 号 および 見 出 しのスタイルを 設 定 するために,レベルとして, 1 を 選 択 する. - 8 -
図 10 レベル 1 の 設 定 番 号 書 式 を 所 望 の 書 式 に 変 更 する. このレベルに 使 用 する 番 号 の 種 類 から, 番 号 の 種 類 を 選 ぶ. 今 回 は, 数 字 を 使 うので,このままの 書 式 でよい. さらに, レベルと 対 応 付 ける 見 出 しスタイル の 設 定 として 選 択 リストから 見 出 し 1 を 選 択 する( 図 11).これによって,レベル1( 章 )の 見 出 しにするときには,スタ イルのリストをクリックすることで, 設 定 することができる. 図 11 スタイルへの 反 映 節 見 出 しのスタイルを 設 定 する. 節 の 番 号 および 見 出 しのスタイルを 設 定 するために,レベルとして, 2 を 選 択 する. 番 号 書 式 の 部 分 が 所 望 の 形 式 になるように 設 定 する( 図 12). 番 号 書 式 のグレー 色 の 背 景 がついている 数 字 は, 自 動 で 付 番 される 部 分 である.どのレベルの 番 号 を 使 うか, 次 のレベルの 番 号 を 含 める から, 上 位 のレベルにある 番 号 を 選 択 することができる. - 9 -
図 12 節 のスタイル 設 定 項 見 出 しのスタイルを 設 定 する レベル 3 は 標 準 状 態 では, 図 13 のように 設 定 されているので, 番 号 書 式 を 変 更 す る.3 件 の 数 字 が 並 んでいるが,1 番 目 がレベル 1 の 章 番 号 を 表 し,2 番 目 がレベル 2 の 節 番 号 を 表 し,3 番 目 がレベル 3 の 番 号 を 表 している. レベル 3 の 数 字 をカッコ 書 きにして 表 したいので,3 番 目 の 数 字 のみを 残 して 削 除 する. または,すべて 消 して, このレベルに 使 用 する 番 号 の 種 類 にて 表 示 したい 数 字 を 選 ぶ ことで, 用 いる 数 字 が 表 示 される. さらに,カッコ 書 きにするために, 数 字 の 前 後 をカッコで 囲 む.その 結 果, 図 14 のよ うに 変 更 する.そのほかの 項 目 も,レベル 1,レベル 2 の 時 と 同 様 に 変 更 する. - 10 -
図 13 レベル 3 の 設 定 標 準 状 態 図 14 レベル 3 の 設 定 条 のスタイルを 設 定 する レベル 4 を 選 択 し, 番 号 書 式 に 表 示 されている 上 位 レベルの 番 号 を 削 除 する. こ のレベルに 使 用 する 番 号 の 種 類 から, 小 文 字 のアルファベットを 選 択 する. 番 号 書 式 に 表 示 されたアルファベットをカッコで 囲 む. - 11 -
図 15 条 の 設 定 本 文 のスタイルを 設 定 する 本 文 の 文 章 では, 段 落 ごとに 1 文 字 分 字 下 げするスタイルに 設 定 する.そのような 設 定 になるように, 編 集 画 面 にてルーラーを 設 定 する. まずは, 本 文 に 文 章 を 書 きいれる. 次 に, 段 落 を 構 成 したい 行 にカーソルを 移 動 させ る.その 状 態 で,ルーラーを 設 定 する. 下 側 にある 上 にとがったマークは 2 行 目 以 降 の 行 頭 の 位 置 を 設 定 する. 上 側 にある 下 にとがったマークは 1 行 目 の 行 頭 の 位 置 を 設 定 する( 図 16). (2) 上 側 を 字 下 げの 位 置 に 移 動 I (1)カーソルを 置 く 図 16 段 落 のルーラー 設 定 さらに, 段 落 形 式 による 本 文 のスタイルをクイックスタイルに 設 定 する.ルーラーを 設 定 した 段 落 に 含 まれる 行 にカーソルを 合 わせて, スタイル の その 他 のボタンを 選 ぶ( 図 17). - 12 -
図 17 スタイル の その 他 を 選 ぶ 選 択 範 囲 をクイックスタイルとして 保 存 を 選 ぶことで, 字 下 げの 段 落 設 定 を 保 存 することができる( 図 18). 図 18 クイックスタイルに 追 加 する 今 回 の 段 落 の 設 定 を 章 本 文 と 名 前 を 付 けることにするために, 名 前 の 欄 に 章 本 文 と 入 力 する( 図 19). 図 19 スタイルに 名 前 を 付 ける 図 表 の 番 号 と 見 出 し 図 表 には 図 2 アンケート 結 果 の 比 較 などのように.ラベルと 番 号, 見 出 しをつけ る.ラベルごとの 番 号 は 順 番 に 自 動 で 付 番 されるように, 設 定 して 用 いる.これによって, 後 から 図 を 挿 入 したときにも, 自 動 的 に 番 号 を 振 りなおしてくれる. - 13 -
(1) 図 を 挿 入 する 図 を 挿 入 する 仕 方 は, 画 像 ファイルであるか,Word 上 の 図 形 であるかによって, 方 法 が 複 数 あるが,ここでは,Excel で 作 成 したグラフを 表 示 するための 図 の 挿 入 のしかたを 説 明 する.この 方 法 では, 画 像 ファイルを 置 くときにも 使 える. テキストボックスを 挿 入 する 挿 入 から テキスト:テキストボックス シンプル-テキストボックス をクリッ クする( 図 20). 図 20 シンプルテキストボックスを 選 ぶ (2) 図 の 表 示 方 法 を 設 定 する あらわれたテキストボックスをクリックして 選 択 して, 書 式 > 配 置 : 位 置 > 行 内 を 選 ぶ. 図 21 行 内 に 配 置 する 一 行 分 として,テキストボックスが 配 置 されるので,そのボックスを 文 書 の 幅 に 合 わ せて 調 整 する. - 14 -
図 22 テキストボックスを 広 げる (3) グラフを 張 り 付 ける グラフは,Excel で 作 成 したものを 張 り 付 けることが 多 いので, 通 常 は Excel から 張 り 付 けるが, 今 回 はグラフを 作 成 する 手 間 を 省 くため,Word で 作 成 するサンプル 図 を 張 り 付 けてみることにする. 挿 入 タブ > 図 :グラフ > 好 きなグラフを 選 ぶ. 図 23 グラフ から 好 きなグラフを 選 ぶ Excel の 画 面 が 出 てきたら, 閉 じてもよい. 簡 単 なグラフを 埋 め 込 むときには,この Excel 上 の 数 値 を 変 えて,グラフを 作 ることもできる. 実 際 のレポートには,レポートに 必 要 なグラフを 張 り 付 けてほしい. - 15 -
図 24 グラフが 表 示 された 様 子 (4) 図 表 番 号 を 挿 入 する 図 や 表 は, 本 文 中 から 参 照 されていなければならない.そのため, 図 や 表 にはユニー クな 番 号 をつけなければならない. テキストボックス 内 の, 図 をクリックし, 図 全 体 を 選 択 状 態 にして, 右 クリックする. メニューの 中 から 図 表 番 号 の 挿 入 を 選 択 する. 図 25 図 表 番 号 の 挿 入 を 選 ぶ (5) ラベルを 設 定 する 図 であるときには, ラベル 項 目 の 右 側 の を 押 して, 図 を 選 ぶ. 表 の 場 合 には, 表 を 選 ぶ( 図 27). また,この 中 に 無 いラベルをつけたいときには, ラベル 名 ボタンを 押 すと, 追 加 で きる. 例 えば,プログラムコードに 付 けるラベルとして リスト を 追 加 したいときには, のように 追 加 することで, 選 択 リストに リスト が 追 加 される( 図 26). - 16 -
図 26 新 しいラベルの 作 成 (6) 見 出 しをつける 図 表 番 号 の 図 * 後 ろに, 図 表 の 見 出 しをつける.さらに, 位 置 を 決 める. 図 の 場 合 には, 選 択 した 項 目 の 下 を 選 び, 表 の 場 合 には 選 択 した 項 目 の 上 を 選 ぶ. 図 27 図 ラベルを 選 ぶ 図 28 見 出 しを 入 力 する (7) 見 出 しのフォントを 調 整 する ここでは, 図 の 見 出 しをセンタリングにし,ゴシック 体 にする. 見 出 し 1 行 全 体 を 選 択 状 態 にし, 太 字 を 解 除 し( 図 29), MS ゴシック を 選 択 する( 図 30). (2) (1) 図 29 見 出 しのスタイルを 設 定 する( 太 字 解 除 ) - 17 -
図 30 見 出 しのフォントを 選 ぶ 図 31 見 出 しをセンタリングする テキストボックスの 枠 線 を 選 択 し, 書 式 タブ > 図 形 のスタイル > 図 形 の 枠 線 にて 線 なし を 選 ぶ( 図 32). 図 32 図 形 の 枠 線 を 線 なし にする (8) 図 表 を 本 文 から 参 照 する 図 表 を 掲 載 する 場 合 には, 集 計 結 果 の 傾 向 を 図 3 に 示 す. などのように, 本 文 中 で, 図 を 参 照 しなければならない. 本 文 中 に 挿 入 する 図 3 などの 部 分 は, 相 互 参 照 を 用 いて, 自 動 で 参 照 するようにする. - 18 -
参 照 する 図 表 番 号 を 追 加 したいところにカーソルを 置 く 相 互 参 照 を 選 ぶ 挿 入 > リンク > 相 互 参 照 を 選 ぶ 相 互 参 照 の 設 定 をする 参 照 する 項 目 にて 図 や 表 など, 設 定 したラベルから 選 ぶ( 図 33). 相 互 参 照 の 文 字 列 から,どの 記 述 を 本 文 中 に 表 示 するかを 選 ぶ( 図 34).おおくの 場 合 は, 図 1 などのように 番 号 とラベルのみ を 選 ぶ. - 19 -
表 1 相 互 参 照 の 文 字 列 での 選 択 肢 の 種 類 相 互 参 照 の 文 字 列 例 図 表 番 号 全 体 図 1 毎 月 の 科 目 別 学 習 時 間 番 号 とラベルのみ 図 1 説 明 文 のみ 毎 月 の 科 目 別 学 習 時 間 ページ 番 号 1 図 33 参 照 する 項 目 の 選 択 図 34 相 互 参 照 の 文 字 列 の 選 択 参 考 文 献 参 考 文 献 の 書 き 方 には, 複 数 の 方 法 があるが, 参 考 文 献 を 箇 条 書 きにするシンプルな 方 法 を 紹 介 する. (1) 参 考 文 献 の 見 出 しを 立 てる 参 考 文 献 のリストを 記 述 するための 項 目 の 見 出 しでは, 章 と 同 じレベルの 見 出 しを 用 いることが 多 いが, 章 番 号 は 表 示 しない.そのための 設 定 をする. 参 考 文 献 の 章 を 作 る 図 35 参 考 文 献 の 章 を 作 る - 20 -
章 番 号 を 削 除 する 図 36 章 番 号 を 削 除 する 章 番 号 の 空 白 分 ルーラーをずらす 図 37 ルーラーを 調 整 する (2) 参 考 文 献 を 追 加 する 番 号 ライブラリから[1]のスタイルを 選 ぶ 図 38 番 号 ライブラリから 選 ぶ - 21 -
図 39 番 号 が 表 示 された 様 子 文 献 情 報 を 書 き 込 む 番 号 に 続 いて, 文 献 情 報 を 書 き 込 む. 文 献 情 報 のスタイルは, 文 書 によって 異 なるが ここでは, 著 者 タイトル 出 版 社 発 行 年 の 順 に, 全 角 カンマを 区 切 りとして 使 う. 例 として, 表 2 の 書 籍 を 参 考 文 献 で 設 定 する. 表 2 参 考 文 献 の 例 著 者 名 書 籍 名 出 版 社 発 行 年 木 下 是 雄 理 科 系 の 作 文 技 術 中 央 公 論 新 社 1981 阿 部 圭 一 明 文 術 伝 わる 日 本 語 の 書 きかた NTT 出 版 2006 入 力 すると, 図 40 のように 表 示 されていることを 確 認 する. 図 40 文 献 情 報 を 書 き 込 む (3) 参 考 文 献 を 本 文 から 参 照 する 通 常, 本 文 から 参 考 文 献 を 参 照 するときには, 参 照 元 の 文 章 の 後 ろもしくは, 肩 に 番 号 を 付 ける.そのマナーは 書 籍 や, 論 文 によって 異 なるが, 今 回 は, 肩 に 乗 せる 方 法 を 紹 介 する. 相 互 参 照 を 選 ぶ 肩 に 乗 せたい 箇 所 にカーソルを 合 わせてから,タブ 参 考 資 料 > 図 表 : 相 互 参 照 をクリックする. - 22 -
図 41 相 互 参 照 を 選 ぶ 参 照 先 と 番 号 の 表 示 方 法 を 選 ぶ 図 42 相 互 参 照 の 文 字 列 を 指 定 する 表 示 された 番 号 を 選 択 する 図 42 の 参 照 先 にある[1]の 項 目 を 選 んで, 挿 入 ボタンを 押 す.すると, 図 43 のように 参 照 が 文 章 に 現 われる. 図 43 番 号 を 選 ぶ 上 付 き を 選 ぶ 上 付 きにしたい 文 字 を 選 んだ 状 態 で, ホーム タブ> フォント: 上 付 き を 選 ぶ( 図 - 23 -
44). 図 44 上 付 きを 指 定 する 図 45 上 付 きに 表 示 された 様 子 改 行 を 設 定 する 前 の 行 から 間 を 開 けたいときに, 空 行 にて 操 作 する 方 法 をとることは 適 切 とは 言 えな い.また, 行 間 を 設 定 したいときがあるので, 行 間 を 設 定 する 方 法 を 示 す. (1) 見 出 し 前 の 間 隔 をとる 見 出 し1で 設 定 されている 第 2 章 の 見 出 し が 始 まる 前 に, 第 1 章 との 境 目 がわか りやすくなるように, 間 隔 をあけたい( 図 46). 図 46 間 隔 を 空 けたい 場 所 そこで, ホーム タブ> 段 落 : 行 と 段 落 の 間 隔 > 段 落 前 に 間 隔 を 追 加 を 選 - 24 -
ぶ( 図 47). 第 2 章 の 見 出 しの 前 に, 間 隔 が 設 けられた 様 子 がわかる. 図 47 間 隔 を 空 ける (2) 行 間 を 設 定 する 文 章 の 行 間 隔 を 設 定 するには, 設 定 する 段 落 を 選 択 状 態 にして, 間 隔 を 設 定 する. ホーム タブ> 段 落 : 行 と 段 落 の 間 隔 > 行 間 のオプション を 開 くと, 図 48 のようなウィンドウが 現 われるので, 行 間 を 倍 数, 間 隔 を 1.25 にすると, 図 49 のように, 元 の 設 定 よりも 間 隔 があく. - 25 -
図 48 行 間 のオプションの 設 定 図 49 行 間 を 倍 数 の 1.25 にした 時 の 様 子 - 26 -
(3) 表 の 間 隔 を 詰 める 標 準 の 状 態 では, 表 を 作 成 すると, 表 3 のように 表 示 される. 項 目 が 多 くなったり, 数 値 の 列 挙 の 場 合 に 1 セルの 上 下 行 の 間 隔 が 不 要 になったりする 場 合 がある.その 時 には, 間 隔 を 狭 める. 項 目 OS ワードプロセッサ 表 3 行 間 調 整 前 の 表 の 状 態 詳 細 Windows7 Professional Microsoft Office Home and Business 2010 Word 表 4 行 間 調 整 後 の 表 の 状 態 項 目 詳 細 OS Windows7 Professional ワードプロセッサ Microsoft Office Home and Business 2010 Word ( 手 順 1) 表 を 選 択 状 態 にする ( 手 順 2) ホーム タブ> 段 落 : 行 と 段 落 の 間 隔 > 行 間 のオプション ( 手 順 3) 1 ページの 行 数 を 指 定 時 に 文 字 を 行 グリッド 線 に 合 わせる のチェックを 外 す( 図 50). - 27 -
図 50 行 グリッド 線 への 設 定 を 解 除 する ページ 番 号 を 表 示 する 挿 入 タブから ヘッダーとフッター で ページ 番 号 をクリックする. 図 51 ページ 番 号 をクリック - 28 -
図 52 ページ 番 号 のスタイルを 選 ぶ 印 刷 状 態 を 確 認 する Word の 編 集 画 面 では,フォントがどのように 反 映 されるか,どのように 印 刷 されるか, 最 終 的 な 出 力 イメージを 確 認 することが 困 難 である.そのため, 必 ず 印 刷 結 果 を 確 認 する. ただし,その 都 度 印 刷 すると, 紙 が 必 要 以 上 に 無 駄 になることがあるため,PDF で 出 力 して,PDF にて 出 力 状 態 を 確 認 することをお 勧 めする. - 29 -
6. ソースコードの 掲 載 プログラムリストを 含 めたいときには,ソースコードをエディタや 統 合 開 発 環 境 で 編 集 していたソースコードを 掲 載 することがある.この 時 に,ソースコードを 適 切 に 掲 載 す る 方 法 を 紹 介 する. ソースコードを 掲 載 するときに, 工 夫 する 点 は, 以 下 である. 行 番 号 をつける ソースコードに 適 したフォントにする ソースコードを 参 照 する ソースコード 全 体 を 囲 う これらが 適 用 される 方 法 を 紹 介 する. ソースコードを 張 り 付 ける ソースコードを 行 番 号 付 きで,ソースコード 全 体 が 囲 まれた 状 態 で 掲 載 するために, Excel を 使 って 表 を 作 って,その 表 を Word の 表 形 式 で 張 り 付 ける 方 法 を 取 る. (1) ソースコードの 準 備 ソースコードを 準 備 する( 図 53). 図 53 ソースコード (2) タブをスペースに 変 換 する タブは,セルの 区 切 りとして 認 識 してしまうので,スペースに 変 換 する( 図 54). - 30 -
図 54 エディタでタブから 空 白 に 変 換 (3) エクセルにコードをペーストする Excel の B 列 にソースコードを 張 り 付 ける. 見 やすいように,B 列 の 幅 を 広 げる( 図 55). 図 55 ソースコードを 張 り 付 ける (4) 行 番 号 を 振 る A 列 に 行 番 号 を 振 る.1 から 順 に 番 号 を 自 動 的 に 振 るために,1 と 2 を 入 れた 後,1 と 2 を 選 択 した 状 態 で,オートフィルを 使 うことで, 自 動 的 に 行 番 号 を 振 ってくれる( 図 56). - 31 -
図 56 行 番 号 をオートフィルで 入 力 (5) Word に 張 り 付 ける. Excel の 行 番 号 とソースコードが 入 力 されている 範 囲 を 選 択 し,Word 上 に 張 り 付 ける ( 図 57). 図 57 Word へのペースト (6) 行 間 をつめる 表 全 体 を 選 択 した 状 態 で, 段 落 の 行 間 のオプション を 選 択 する( 図 58). 図 58 行 間 のオプションを 設 定 する 段 落 の インデントと 行 間 隔 で, 1 ページの 行 数 を 指 定 時 に 文 字 を 行 グリッド 線 に 合 わせる のチェックを 外 す( 図 59). - 32 -
図 59 間 隔 を 設 定 する (7) 行 番 号 を 右 に 寄 せる 行 番 号 の 桁 の 位 置 をそろえるために, 右 寄 せにする( 図 60). 図 60 行 番 号 を 右 にそろえる (8) コード 部 分 を 枠 で 囲 う コード 部 分 を 選 択 し, 段 落 の 罫 線 設 定 にて, 外 枠 を 選 ぶ( 図 61). 図 61 コードの 周 りに 枠 をつける - 33 -
(9) ソースコードを 詰 める ソースコードを 左 側 に 合 わせる( 図 62). 図 62 コードをの 左 側 をそろえて 詰 める ソースコードのフォントを 設 定 する (1) 行 番 号 のフォントを 指 定 する 行 番 号 の 列 を 選 んで, 行 番 号 のフォントを Times New Roman にする( 図 63). 図 63 行 番 号 のフォントを 指 定 する (2) ソースコードのフォントを 指 定 する ソースコードを 選 択 して, Source Code Pro を 選 択 する( 図 64).Source Code Pro は 標 準 ではコンピュータ 上 にインストールされていないので,あらかじめインストールす る 必 要 がある. 図 64 コードのフォントを 指 定 する - 34 -
(3) フォントサイズを 指 定 する コード, 行 番 号 を 選 択 して,9 ポイントに 設 定 する( 図 65). 図 65 行 番 号,コードのフォントサイズを 指 定 する (4) コードの 設 定 をスタイルに 登 録 する フォントなどの 設 定 が 済 んだ,ソースコードを 選 択 する.その 状 態 で, スタイル の 選 択 範 囲 を 新 しいクイックスタイルとして 保 存 を 選 択 する( 図 66). 図 66 クイックスタイルへの 追 加 新 しいスタイルの 名 前 を 入 力 する( 図 67). 図 67 スタイル 名 の 設 定 スタイルとして 追 加 されている 様 子 が 確 認 できる. - 35 -
図 68 スタイルに 追 加 されている 様 子 ソースコードを 参 照 する (1) 表 を 選 択 する リスト ラベルをつけたい 表 を 選 択 して, 右 クリックする. 図 表 番 号 の 挿 入 を 選 択 する( 図 69). 図 69 見 出 し 追 加 対 象 を 選 択 (2) 見 出 しをつける ラベルとして, リスト を 選 択 し, 見 出 しを 入 力 する( 図 70). 図 70 ラベルの 選 択 と 見 出 しの 入 力 見 出 しがついた 様 子 を 図 71 に 示 す. - 36 -
図 71 見 出 しが 挿 入 された 様 子 (3) 本 文 から 参 照 する 参 照 するには, 参 照 したい 箇 所 にカーソルを 置 き,ファイルメニュータブから, 図 表 の 相 互 参 照 を 選 択 する( 図 72). 図 72 相 互 参 照 を 選 ぶ 参 照 する 項 目 から リスト を 選 ぶ( 図 73). 図 73 リストのラベルが 追 加 一 覧 を 表 示 図 表 番 号 の 参 照 先 から 参 照 したい 項 目 を 選 ぶ( 図 74). - 37 -
図 74 参 照 先 を 選 択 相 互 参 照 の 文 字 列 にて 番 号 とラベルのみ を 選 ぶ( 図 75). 図 75 参 照 に 表 示 される 文 字 列 を 選 ぶ 本 文 に, 挿 入 されている 様 子 が 確 認 できる. 参 照 されている 文 字 列 部 分 では,カーソ ルを 重 ねると,グレーの 背 景 で 表 示 される( 図 76). 図 76 本 文 に 挿 入 された 参 照 箇 所 - 38 -
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7. 便 利 な 使 い 方 テンプレートとして 使 う 文 書 を 作 成 する 度 に, 見 出 しの 設 定 などを 行 うことは 手 間 であるので, 見 出 しなどの 設 定 が 済 んだ 状 態 から 書 き 出 すための テンプレート として 保 存 しておくとよい. 図 77 テンプレートとして 保 存 する テンプレートとして 保 存 しておくと,そのテンプレートファイルを 立 ち 上 げると,そ のテンプレートを 作 成 するときの 設 定 が 適 用 されている. 立 ち 上 がった 文 書 は, 新 しい 文 書 として 立 ち 上 がっているので, 所 望 の 場 所 に 保 存 す る. 文 書 の 分 割 TeX では,input や include コマンドを 使 って,ほかのファイルを 取 り 込 んで,1 件 の 文 書 にまとめ 上 げることができる. Word でも, 同 様 のことができる.それは グループ 文 書 という 機 能 である. 詳 しく は,また 次 回 をご 期 待 いただきたい. アウトライン Word の 便 利 な 使 い 方 として,アウトライン 表 示 がある. 表 示 タブ> 文 書 の 表 示 :アウトライン を 選 択 すると( 図 78), 図 79 のような 表 示 になる. - 40 -
図 78 アウトライン 表 示 を 選 択 図 79 アウトライン 表 示 - 41 -
図 80 アウトラインのレベルを 指 定 した 様 子 - 42 -
8. さいごに Word は, 適 した 設 定 にすることによりはじめて 使 えるようになる.TeX の 場 合 には, 初 期 の 状 態 が 既 に 十 分 活 用 できる 範 囲 にあり,スタイルファイルなどを 活 用 することで, 設 定 を 気 にすることなく 文 書 作 成 に 集 中 することができる. Word を 使 う 場 合 は, 自 分 ですべてを 設 定 しなければならないことを 踏 まえて 使 わなけ ればならない.そのような 設 定 を 自 分 で 行 うつもりがなければ Word を 使 わず,TeX を 使 うべきである. TeX で 作 成 した 文 章 は, 中 身 がしっかりしていなくても,そこそこしっかり 書 いてい るように 見 え,Word を 使 った 文 書 よりも 2 割 増 し( 数 値 に 根 拠 なし)に 見 えるが, 初 期 設 定 の Word で 作 成 した 文 章 は,3 割 から 5 割 程 度 低 く( 数 値 に 根 拠 なし) 見 える. このような,それぞれの 特 性 を 理 解 したうえで,それぞれの 場 面 に 適 した 文 書 作 成 環 境 を 選 択 してほしい. 9. 準 備 本 章 では,システムに 標 準 では 入 っていないフォントや 機 能 を 追 加 する 方 法 など, 文 書 作 成 を 進 めるうえで,あらかじめ 準 備 しておくべきことを 紹 介 する. フォントのインストール プログラムを 表 示 するフォントとして, Source Code Pro を 利 用 することにする. このフォントは, 日 本 語 を 含 んでいないため, 日 本 語 については, 他 の 代 替 フォントが 適 用 される 点 が 残 念 であるが,プログラムを 表 示 するフォントとして, 適 している.なお, 日 本 語 フォントを 含 まない 点 について, 解 決 方 法 を 紹 介 しているサイトも 参 考 にしてほし い. (1) フォントダウンロード 以 下 のサイトにアクセスする. https://github.com/adobe-fonts/source-code-pro - 43 -
下 の 方 にスクロールすると, 以 下 のような 記 載 があるあので, Latest release をク リックする. Downloads のリンクがあるので. Source code(zip) をダウンロードする. - 44 -
(2) フォントインストール ダウンロードしたファイルを 展 開 して, OTF というフォルダがあるので,その 中 身 を 選 択 して, 右 クリックする. すると,フォントのインストールが 始 まる. - 45 -
インストールが 完 了 すると,フォントを 使 えることができるようになる. 10. 課 題 今 日 の 授 業 で 行 った Word での 文 書 の 書 き 方 が 反 映 された 形 式 のレポートを 提 出 する. 記 述 する 内 容 (1) 文 書 タイトル, 日 付, 名 前, 参 考 文 献 (2) 第 1 章 はじめに 今 日 の 授 業 で 学 んだことの 概 要 を 述 べる. (3) 第 2 章 Word の 使 い 方 図 の 作 成 図 を 挿 入 し, 図 番 号 を 付 ける.また. 本 文 から 図 への 参 照 として, 図 番 号 を 参 照 する. 表 の 作 成 表 を 挿 入 し, 表 番 号 を 付 ける.また. 本 文 から 表 への 参 照 として, 表 番 号 を 参 照 する. (4) 第 3 章 まとめ 今 日 の 授 業 で 学 んだことをまとめて 述 べる. 今 回 の 授 業 で 新 たに 得 られたことを 述 べ る.もし,すでに 知 っていたことがあれば,どのようなことが 既 知 であったか, 述 べてみ よう. 提 出 メールにて 提 出 する 宛 先 :fujita @nagano-nct.ac.jp 題 名 : 電 子 情 報 工 学 基 礎 (Word) 添 付 ファイル:Word ファイル ファイル 名 :3 ケタの 組 番 号 _ 名 前.docx( 例 :431_ 藤 田 悠.docx) 参 考 文 献 [1] 木 下 是 雄, 理 科 系 の 作 文 技 術, 中 央 公 論 新 社.1981. [2] 中 島 利 勝, 塚 本 真 也, 知 的 な 科 学 技 術 文 章 の 書 き 方 実 験 リポート 作 成 から 学 術 論 文 構 築 まで,コロナ 社,1996. [3] アメリカ 心 理 学 会,APA 論 文 作 成 マニュアル 第 2 版, 医 学 書 院,2011. バージョン (1) 2014.5.21 第 1 版 作 成 - 46 -
(2) 2014.8.19 修 正 (3) 2014.11.12 ソースコードの 掲 載 のしかたを 追 加 (4) 2015.2.14 フォントインストールの 方 法 を 掲 載 (5) 2015.5.18 フォントの 説 明 を 追 加, 誤 字 を 修 正 (6) 2015.5.24 誤 字 の 修 正. (7) 2016.6.16 誤 字 の 修 正 - 47 -