4) 海 底 鉱 物 資 源 開 発 ア) パプアニューギニア(カナダ) 質 問 状 に 対 する 回 答 より 海 底 鉱 物 資 源 開 発 に 関 する 環 境 影 響 評 価 の 国 としての ガイドラインは 存 在 しない また これまでカナダにおける 海 底 鉱 物 資 源 開 発 事 業 はないため 環 境 影 響 評 価 報 告 書 も 提 供 すべきものはない 一 方 カナダのノーチラス 社 は パプアニューギニアのソルワラ 地 区 の 海 底 の 金 銅 を 採 掘 する 海 底 鉱 物 資 源 開 発 権 をパプアニューギニア 政 府 から 付 与 された パプアニューギニアの 海 底 鉱 物 資 源 鉱 区 ソルワラ1の 位 置 は 図 3.4.12 に 示 すと おりである また ウェブサイトから 得 られた 本 業 務 に 係 る 情 報 については 表 3.4.14 に 示 すとおりである 出 典 :Golder Associates (2008), Mineral Resource Estimate Solwara 1 Project Bismarck Sea Papua New Guinea for Nautilus Minerals Inc, Canadian NI43-101 form F1 http://www.nautilusminerals.com/i/pdf/2008-02-01_solwara1_43-101.pdf 図 3.4.12 海 底 鉱 物 資 源 鉱 区 ソルワラ1の 位 置 267
5) 洋 上 油 田 ガス 開 発 パイプライン( 海 底 ) 事 業 ア) 英 国 ウェブサイトの 調 査 から 英 国 のフリンダー 及 びカウドー 油 田 の 開 発 事 業 主 (MAERSK)は 事 前 に 環 境 影 響 評 価 を 実 施 し 2011 年 6 月 に 環 境 影 響 評 価 報 告 書 (Flyndre and Cawdor Environmental Statement) を 作 成 していた フリンダー 及 びカウドー 油 田 の 位 置 は 図 3.4.13 に 示 すとおりである また ウ ェブサイトから 得 られた 本 業 務 に 係 る 情 報 については 表 3.4.15 に 示 すとおりであ り 環 境 影 響 評 価 において 注 目 された 環 境 要 因 とその 影 響 要 素 は 表 3.4.16 に 示 す とおりである 出 典 :MAERSK (2011), Environmental Statement, Flyndre and Cawdor Development http://www.maerskoil.com/responsibility/documents/publications/policiesandreports/flyndre%2 0and%20Cawdor%20Development%20Environmental%20Statement.pdf 図 3.4.13 フリンダーおよびカウドー 油 田 ( 英 国 北 海 )の 位 置 270
表 3.4.15(2) 英 国 における 洋 上 油 田 ガス 開 発 項 目 内 容 知 見 研 究 事 例 環 境 影 響 作 業 段 階 に 分 けて それぞれ 係 る 環 境 影 響 について 評 価 を 行 う (1) 掘 削 段 階 排 ガス 海 への 排 出 掘 削 リグアンカーの 物 理 的 攪 乱 騒 音 船 舶 及 びアンカーの 物 理 的 プレゼンス (2) 水 中 施 設 設 置 段 階 パイプ 施 設 及 び 支 援 船 舶 からの 排 ガス 船 舶 アンカー 及 び 水 中 インフラ 施 設 の 物 理 的 プレゼンス 及 び 攪 乱 海 への 排 出 騒 音 (3) 製 油 / 製 ガス 段 階 排 ガス 油 汚 濁 水 の 排 出 なお 下 記 の 広 範 にわたる 開 発 懸 念 事 項 に 対 して 環 境 影 響 評 価 を 行 う 事 故 保 護 区 及 び 動 植 物 保 護 種 排 ガス 油 汚 濁 水 水 中 騒 音 の 累 積 影 響 越 境 影 響 候 補 事 業 に 係 る 環 境 影 響 評 *1 価 手 法 調 査 技 術 排 ガス 監 視 項 目 :CO2, NOx, N2O, SO2, CO, CH4, VOC 掘 削 騒 音 : 比 較 的 低 いレベルの 騒 音 (<195db (rms) re1μpa@1m)が 発 生 する 1km 離 れているところでは 周 辺 騒 音 と 区 別 できない 予 測 技 術 杭 打 設 時 発 生 する 騒 音 の 予 測 製 油 / 製 ガス 段 階 においては 2013~2026 年 の 年 間 油 汚 濁 水 排 出 量 を 予 測 できる モデルによると オイル 流 出 が 発 生 した 場 合 近 隣 諸 国 (ノ ルウェー デンマーク ドイツ オランダ)の 海 域 に 厚 さ 4μm の 油 膜 を 発 生 する 確 率 は 1~5%である 評 価 技 術 潜 在 的 影 響 は その 影 響 が 起 きる 可 能 性 と 起 きた 後 の 重 大 性 と 合 わせて 評 価 する 1 可 能 性 活 動 の 継 続 期 間 に 応 じて 1から 5 までの 点 数 をつける 点 数 の 低 いほうは 発 生 可 能 性 が 低 いことを 意 味 する 2 重 大 性 影 響 の 重 大 性 に 応 じて 1 から 5 までの 点 数 をつける 点 数 の 高 いほうは 影 響 の 重 大 性 が 高 いことを 意 味 する 3 総 合 リスク 評 価 可 能 性 と 重 大 性 と 合 わせて マトリックスを 作 成 し 総 合 リスクを 評 価 する 資 料 : *1, Flyndre and Cawdor Environmental Statement, June 2011, MAERSK 272
http://www.nogepa.nl/language/en-gb/home.aspx http://www.nlog.nl/en/home/nlogportal.html
ウ) カナダ 質 問 状 に 対 する 回 答 より 連 邦 または 地 域 の 合 意 の 下 で 管 理 されているので ない 限 り 国 家 エネルギー 委 員 会 が 洋 上 油 田 探 査 およびガス 開 発 を 管 理 してい る カナダとニューファウンドランド ラブラドル 州 の 間 およびカナダとノバ スコシア 州 の 間 の 合 意 の 結 果 それぞれの 州 の 沖 合 における 油 田 探 査 およびガ ス 開 発 事 業 を 規 制 するために カナダ-ニューファウンドランド ラブラドル 洋 上 油 田 委 員 会 およびカナダ-ノバスコシア 洋 上 油 田 委 員 会 という 2 つの 特 別 委 員 会 が 設 立 された これらの 管 理 者 の 環 境 保 護 の 要 求 事 項 に 関 する 追 加 的 な 情 報 および 実 際 の 環 境 影 響 評 価 報 告 書 は 次 のアドレスから 入 手 可 能 である カナダ-ニューファウンドランド ラブラドル 洋 上 油 田 委 員 会 : http://www.cnlopb.nl.ca/ カナダ-ノバスコシア 洋 上 油 田 委 員 会 :: http://www.cnsopb.ns.ca/ 国 家 エネルギー 委 員 会 :http://www.neb-one.gc.ca/clf-nsi/index.html 以 上 の 情 報 から カナダのテラノバ 洋 上 油 田 開 発 について 整 理 した テラノバ 洋 上 油 田 開 発 の 位 置 は 図 3.4.14 に 示 すとおりである また ウェブ サイトから 得 られた 本 業 務 に 係 る 情 報 は 表 3.4.19 に 示 すとおりであり 環 境 へ の 影 響 要 因 と 環 境 要 素 は 表 3.4.20 に 示 すとおりである 出 典 :Petro-Canada (1996), Development Application, Terra Nova Development Environmental Impact Statement: http://www.cnlopb.nl.ca/pdfs/tnenvimpact.pdf 図 3.4.14 テラノバ 洋 上 油 田 開 発 の 位 置 284
エ) 米 国 ウェブサイトの 調 査 より 米 国 の 洋 上 油 田 としてメキシコ 湾 沖 合 の 大 陸 棚 に おける 石 油 及 びガス 開 発 がある 本 項 ではこの 事 業 について 整 理 した メキシコ 湾 沖 合 大 陸 棚 における 石 油 及 びガス 開 発 地 域 は 図 3.4.15 に 示 すと おりである また ウェブサイトから 得 られた 本 業 務 に 係 る 情 報 については 表 3.4.21 に 示 すとおりである 出 典 :Bureau of Ocean Energy Management, Gulf of Mexico OCS Region (2012), Gulf fo Mexico OCS, Oil and Gas Lease Sale: 2012, Central Planning Area Lease Sale 216/222, Final Supplemental Environmental Impact Assessment http://boem.gov/environmental-stewardship/environmental-assessment/nepa/nepaprocess.aspx 図 3.4.15 メキシコ 湾 沖 合 大 陸 棚 における 石 油 及 びガス 開 発 地 域 288