Amazon Web Services環境におけるWebOTX Application Server導入ガイド (Linux)



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Amazon Web Services 環 境 における WebOTX Application Server 導 入 ガイド (Linux) 2016 年 4 月 第 4 版 NEC

Copyright NEC Corporation 2016. All rights reserved. 免 責 事 項 本 書 の 内 容 は 予 告 なしに 変 更 されることがあります 日 本 電 気 株 式 会 社 は 本 書 の 技 術 的 もしくは 編 集 上 の 間 違 い 欠 落 について 一 切 責 任 をおいません また お 客 様 が 期 待 される 効 果 を 得 るために 本 書 に 従 った 導 入 使 用 および 使 用 効 果 につきましては お 客 様 の 責 任 とさせ ていただきます 本 書 に 記 載 されている 内 容 の 著 作 権 は 日 本 電 気 株 式 会 社 に 帰 属 します 本 書 の 内 容 の 一 部 または 全 部 を 日 本 電 気 株 式 会 社 の 許 諾 なしに 複 製 改 変 および 翻 訳 することは 禁 止 されています 本 書 で 利 用 するサンプルには Oracle Java Platform, Standard Edition(Java SE)を 含 みます Java SE のご 利 用 に 際 しては Oracle バイナリ コード ライセンス ( )に 同 意 の 上 ご 利 用 ください ( http://www.oracle.com/technetwork/java/javase/terms/license/index.html) 商 標 について WebOTXは 日 本 電 気 株 式 会 社 の 登 録 商 標 です Microsoft Windows Internet Explorer は 米 国 Microsoft Corporation の 米 国 およびその 他 の 国 にお ける 登 録 商 標 または 商 標 です Windows の 正 式 名 称 は Microsoft Windows Operating System です Linuxは Linus Torvaldsの 米 国 およびその 他 の 国 における 商 標 または 登 録 商 標 です JavaおよびすべてのJava 関 連 の 商 標 は Oracle Corporation 及 びその 子 会 社, 関 連 会 社 の 米 国 及 びその 他 の 国 における 登 録 商 標 です Amazon Web ServicesおよびすべてのAmazon Web Services 関 連 の 商 標 ならびにその 他 のAmazon Web Servicesのグラフィック ロゴ ページヘッダー ボタンアイコン サービス 名 は 米 国 およびその 他 の 国 における Amazon Web Servicesの 商 標 登 録 商 標 またはトレードドレスです その 他 記 載 されている 会 社 名 製 品 名 は 各 社 の 登 録 商 標 または 商 標 です 2

目 次 1. 概 要... 4 1.1. 対 象 読 者 と 目 的... 4 1.2. 用 語 一 覧... 4 1.3. 最 新 情 報 の 入 手 先... 5 1.4. お 問 い 合 わせ 方 法... 5 2. 導 入 手 順... 6 2.1. EC2 インスタンスの 作 成... 6 2.2. 動 作 確 認... 10 3

1. 概 要 1.1. 対 象 読 者 と 目 的 Amazon Web Services( 以 下 AWS)の EC2 インスタンス 上 で WebOTX Application Server Express V9.2 を 標 準 構 成 で 起 動 し 特 定 のサンプルアプリケーション(HelloSample)を 動 作 させることを 目 的 とします 対 象 読 者 としては EC2 インスタンス( ) の 前 提 知 識 を 有 しており かつ 所 持 している AWS アカウントが 以 下 に 合 致 する AWS ユーザを 対 象 とします AWS Management Console( )にログインする 権 限 が 与 えられている EC2 インスタンスへの 接 続 方 法 に 則 したポートへのアクセスが 許 可 されたセキュリティグループ( )を 作 成 済 みである EC2 インスタンスを 生 成 する 権 限 が 与 えられている ( ) 1.2.1 AWS の 用 語 一 覧 参 照 1.2. 用 語 一 覧 1.2.1. AWS の 用 語 一 覧 詳 細 は AWS の Web サイト (http://aws.amazon.com/jp/documentation/) を 参 照 してください 用 語 AWS Management Console Amazon EC2 EC2 インスタンス AMI キーペア セキュリティグループ 説 明 ウェブベースのユーザーインターフェイスで AWS にアクセスして 管 理 するコンソールです AWS 内 で 規 模 の 変 更 が 可 能 なコンピュータ 処 理 能 力 を 提 供 するサービスです AWS 上 の 仮 想 サーバです Amazon Machine Image の 略 で ソフトウェア 構 成 (OS アプリケーションサーバ アプリケ ーションなど)を 記 録 したテンプレートです AMI から AMI のコピーである EC2 インスタンスを 起 動 します Amazon EC2 はパブリックキー 暗 号 を 使 用 して ログイン 情 報 の 暗 号 化 と 復 号 化 を 行 いま す パブリックキー 暗 号 は パブリックキーを 使 用 してパスワードなどのデータを 暗 号 化 し 受 信 者 はプライベートキーを 使 用 してデータを 復 号 化 します パブリックキーとプライベートキー は キーペアと 呼 ばれます EC2 インスタンスにログインするには キーペアを 作 成 し EC2 インスタンスを 起 動 するときに キーペアの 名 前 を 指 定 して EC2 インスタンスに 接 続 するときにプライベートキーを 指 定 する 必 要 があります AWS 上 の EC2 インスタンスのトラフィックを 制 御 するファイアウォールです 1.2.2. WebOTX Application Server の 用 語 一 覧 用 語 説 明 WebOTX Application Server の 基 本 的 な 構 成 単 位 をドメインと 呼 びます ドメインは WebOTX Application Server で 管 理 するリソースやサービス 群 を 論 理 的 にグルーピン ドメイン グしています ドメインは 独 立 して 運 用 され コンフィグレーション 情 報 など 構 成 情 報 はドメイ ン 単 位 で 独 立 したディレクトリに 管 理 されます その 他 の WebOTX Application Server の 用 語 については WebOTX マニュアル (http://jpn.nec.com/webotx/download/manual/92/index.html)の 用 語 集 (http://jpn.nec.com/webotx/download/manual/92/glossary/index.html)を 参 照 してください 4

1.3. 最 新 情 報 の 入 手 先 最 新 の 製 品 情 報 については 以 下 の Web サイトを 参 照 ください http://jpn.nec.com/webotx/ 1.4. お 問 い 合 わせ 方 法 本 ガイド 記 載 事 項 における 各 種 問 い 合 わせにつきましては 以 下 のメールアドレスへ 電 子 メールでお 問 い 合 わせください info-webotx@isd.jp.nec.com 5

2. 導 入 手 順 本 章 では 以 下 の AMI を 使 った WebOTX Application Server の 導 入 手 順 を 説 明 します AMI 情 報 Region AMI Name AMI ID Tokyo WebOTX-AS-Express-RHEL6.5_x64-20160322 ami-5576633b OS Red Hat Enterprise Linux 6.5 Java Java7u80 (Linux x64) WebOTX Application Server 補 足 WebOTX Application Server V9.2 Express (ライセンス 期 限 2017/03/22 まで) Web サーバとして WebOTX Web Server 2.2(Apache HTTP Server 2.2 ベース) を 使 用 し ています WebOTXAdmin ドメインと domain1 ドメインが 作 成 されており domain1 に HelloSample と いうサンプルアプリケーションが 配 備 された 状 態 です また /home/ec2-user に 以 下 を 格 納 して います HelloSample.war 作 業 は AWS Management Console 上 で 行 います リージョンを 以 下 のように AWS Management Console 上 部 のナビゲー ションバーで Asia Pacific (Tokyo)に 変 更 した 上 で 実 施 してください 2.1. EC2 インスタンスの 作 成 2.1.1. EC2 インスタンス 作 成 前 の 作 業 下 記 の 手 順 は AWS Management Console で EC2 サービスのメニューから 実 施 してください 1. キーペア( )の 作 成 1) EC2 サービスメニュー 左 側 のナビゲーションペインで [Key Pairs] をクリックします 2) [Create Key Pair] をクリックします 3) [Create Key Pair] ダイアログボックスの [Key pair name] フィールドに 新 しいキーペアの 名 前 を 例 として WebOTX-Key と 入 力 し [Create] をクリックします 4) プライベートキーファイル(WebOTX-Key.pem)のダウンロードが 始 まります このファイルはインスタンスのログイン 認 証 の 際 に 必 要 なファイルです 外 部 に 漏 洩 することの 無 い 安 全 な 場 所 に 保 存 してください ( ) 1.2.1 AWS の 用 語 一 覧 参 照 6

2.1.2. AMI からの EC2 インスタンス 作 成 1. AMI の 選 択 (Step 1: Choose an Amazon Machine Image (AMI)) 1) EC2 サービスメニュー 左 側 のナビゲーションペインで [AMIs] を 選 択 し AMI の 一 覧 を 表 示 させます 2) Filter の Owned by me を Public images に 変 更 します Public images に 変 更 すると すべての AWS アカウントに 公 開 されている AMI が 表 示 されます 3) 2. 導 入 手 順 の 冒 頭 の 情 報 を 参 照 し 検 索 ボックスに AMI Name あるいは AMI ID を 入 力 して 検 索 を 行 います 表 示 される AMI を 選 択 して Launch ボタンを 押 下 します なお 利 用 環 境 によっては AMI の 検 索 に 時 間 がかかること があります 2. インスタンスタイプの 選 択 (Step 2: Choose an Instance Type) EC2 インスタンスのインスタンスタイプを 選 択 します 無 料 利 用 枠 として 利 用 可 能 な t2.micro を 選 択 して Next: Configure Instance Details ボタンを 押 下 します Note EC2 インスタンスの 起 動 には インスタンスのタイプ 起 動 時 間 データ 転 送 量 EBS の 容 量 等 に 応 じて 利 用 料 金 が 発 生 します AMI から EC2 インスタンスを 作 成 する 際 には AWS の Web サイトの 料 金 表 を 確 認 してください 3. EC2 インスタンスの 詳 細 設 定 (Step 3:Configure Instance Details) EC2 インスタンスの 詳 細 設 定 については 既 定 値 を 変 更 せずに Next: Add Storage ボタンを 押 下 して 次 に 進 みます 4. ストレージの 追 加 (Step 4: Add Storage) 既 存 のストレージの 設 定 変 更 ストレージの 追 加 は 行 わず Next: Tag Instance ボタンを 押 下 して 次 の 設 定 に 進 みま す 5. タグの 設 定 (Step 5: Tag Instance) EC2 インスタンスのタグとして Key と Value の 組 み 合 わせで 設 定 を 行 うことができます ここでは Key 名 Name に 対 応 する Value の 値 を 例 として WebOTX-Instance と 設 定 します これにより 作 成 され 7

る EC2 インスタンスの Instance Name(EC2 インスタンスの EC2 インスタンス 名 )が WebOTX-Instance になります 設 定 が 終 わったら Next: Configure Security Group ボタンを 押 下 して 次 の 設 定 に 進 みます 6. セキュリティグループの 設 定 (Step 6: Configure Security Group) WebOTX が 提 供 する AMI から 作 成 される EC2 インスタンスは 利 便 性 を 高 めるために OS のファイアウォールの 設 定 が 解 除 されています したがって 適 切 なセキュリティグループの 設 定 を 行 う 必 要 があります あらかじめ 作 成 済 の 22 番 ポートと 80 番 ポートへのアクセスを 許 可 するセキュリティグループを 選 択 し Review and Launch ボタンを 押 下 して 次 の 設 定 に 進 みます 7. 起 動 する EC2 インスタンスの 設 定 確 認 (Step 7: Review Instance Launch) 作 成 する EC2 インスタンスの 設 定 値 が 表 示 されます Launch ボタンを 押 下 します 8. Key pair の 設 定 キーペアの 選 択 を 行 います あらかじめ 作 成 しておいたキーペアである WebOTX-Key を Select a key pair で 選 択 します EC2 インスタンスへのログインはここで 指 定 したキーペアを 使 用 して SSH によって 行 います Launch Instances ボタンを 押 下 すると EC2 インスタンスの 作 成 が 開 始 されます EC2 インスタンスの 作 成 にはしばら く 時 間 がかかります 手 順 5 タグの 設 定 で 前 述 した 通 り 作 成 される EC2 インスタンスの 名 前 は WebOTX-Instance です 2.1.3. 作 成 した EC2 インスタンスへの 接 続 1. ナビゲーションペインから Instances を 選 択 し EC2 インスタンスの 一 覧 を 表 示 させます 2. 検 索 ボックスに WebOTX-Instance と 入 力 して 検 索 を 行 い 接 続 する EC2 インスタンスを 表 示 します 3. 接 続 する EC2 インスタンスが Instance State が running となっていることを 確 認 します Instance State が stopped の 場 合 は 接 続 する EC2 インスタンスを 選 択 し Actions Start を 押 下 し Instance State が running となるまで 待 ちます 8

4. 接 続 する EC2 インスタンスの Public DNS を 確 認 します 接 続 する EC2 インスタンスを 選 択 し 下 ペインの Public DNS の 値 を 確 認 します Note Public DNS の 値 は EC2 インスタンスを 停 止 するたびに 変 更 されます 設 定 により EC2 インスタンスに 静 的 な DNS を 割 り 当 てて 停 止 しても Public DNS を 変 更 しないようにすることも 可 能 です 詳 細 は 下 記 をご 参 照 ください http://docs.aws.amazon.com/ja_jp/awsec2/latest/userguide/elastic-ip-addresses-eip.html 5. ssh 接 続 で EC2 インスタンスへ 接 続 します 以 下 のコマンドを 実 行 して EC2 インスタンスの ec2-user ユーザにログイン します chmod 400 <WebOTX-Key.pem> ssh <WebOTX-Key.pem> < 手 順 4 で 調 べた Public DNS> 9

2.2. 動 作 確 認 以 下 の 動 作 確 認 は 接 続 した EC2 インスタンス 上 で 実 施 してください 2.2.1. WebOTX Application Server の 起 動 確 認 以 下 のコマンドを 実 行 して WebOTX Application Server が 起 動 していることを 確 認 します /opt/webotx/bin/otxadmin list-domains 以 下 のように 出 力 されれば 正 常 に WebOTX Application Server が 起 動 しています WebOTXAdmin running domain1 running domain1 が 起 動 していない 場 合 は 以 下 のコマンドを 実 行 します sudo /opt/webotx/bin/otxadmin start-domain domain1 ドメイン 起 動 コマンドを 実 行 したら 上 記 の list-domains でドメインが 動 作 していることを 確 認 してください 2.2.2. サンプルアプリケーションの 動 作 確 認 提 供 する AMI から 作 成 する EC2 インスタンスには あらかじめサンプルアプリケーション HelloSample が 配 備 されており 以 下 のコマンド 実 行 で 動 作 することを 確 認 できます ( 同 一 EC2 インスタンスからのアクセス) curl -L http://localhost/hellosample/hello.html ( 外 部 からのアクセス) curl -L http://<public DNS>/HelloSample/hello.html 正 常 に 動 作 すれば 以 下 のように 出 力 されます <!DOCTYPE html PUBLIC "-//W3C//DTD HTML 4.01 Transitional//EN" "http://www.w3.org/tr/html4/loose.dtd"> <html> <head> <meta http-equiv="content-type" content="text/html; charset=windows-31j"> <title>hello</title> </head> <body> <form method="post" action="helloservlet"> Input your name: <input type="text" name="name" size="20"><input type="submit" value="hello"> </form> </body> </html> また 外 部 からのアクセスの 場 合 はブラウザで 以 下 にアクセスすることで アプリケーションが 動 作 していることを 確 認 できます ( 外 部 からのアクセス) http://<public DNS>/HelloSample/hello.html 正 常 に 動 作 すれば 次 のような 画 面 が 表 示 されます 10

以 上 で 動 作 確 認 は 終 了 です 他 のアプリケーションやデータベースを 使 用 するには WebOTX マニュアル (http://jpn.nec.com/webotx/download/manual/92/index.html)のスタートアップガイド (http://jpn.nec.com/webotx/download/manual/92/startup/1_exp.html)を 参 照 してください 11