I.平 成12年 遺跡発掘調査 につ い て 加茂市教育委員会社会教育課主事 伊 藤 秀 和 本年 の発掘調査 は下条陣ケ峰線道路建設工事 に伴 い 中沢遺跡が調査 され 加 茂市 では唯 一 の 弥生時代 の集落跡が確認 された 試掘 確認調査 は下条地区で行 われ 3遺 跡 4遺 跡周辺地 を 対象 に行 つた 1口 中沢遺跡 一弥生 平安 一 所 在 地 加 茂市大字下条字芝野地内 調 査 面 積 約 1,050ぱ (発掘調査) 調 査 期 間 平 成 12年5月 17日 7月26日 調 査 原 因 下 条陣 ケ峰線道路建設工 事 調査 の概 要 遺 跡 は上層 と下層 の二 つ の地層面 で確認 されたため 上層 と下層毎 に行 われた 上 層 では平安時代 の集落跡が検 出 された 掘立 柱 建物跡 5棟 土坑 3基 棚列 1基 ピ ッ ト 溝 が多数検 出 された 建物跡 の 中に は 2間 6 中沢 遺 跡 位 置 図 S=]/50,000 間以 上の大型 の もの も含 め 規則 的な配列 が窺 える点 があ り 注 目される 土坑 の 中か らは 完形 の須恵器無台杯や串状木製品が まとまって 出土 してお り 祭祀 に係 わる遺物 と考 え られ る 墨書土器 も数点出土 してお り 吉水 と読 める ものが あ る 上層 の遺構確認面か ら約 lm程 下か らは弥生時代後期 の集落跡 が発見 された 明確 な住居 は発見 されて い ないが 多数 の ピ ッ トが検 出 されてい ることか ら なん らかの建物 跡が存在 した ことが考 え られる 他 に も溝 土 坑 な ども検 出 され 壷 甕 高杯 器台 な ど多 量 の上器が出上 した 土 器類 の他 には装 身具 で ある管玉 の製作途 中の ものが 1点 出上 してい る 石材 は緑色凝灰岩 で ある ン 中沢遺 跡下層 遺 物 出土 状 況 -7-