2016 年 4 月 吉 日 SBIインド&ベトナム 株 ファンドの 組 入 れマザーファンドである ステイト バンク オブ インディア インド 株 マザーファンド の 運 用 会 社 CIO( 運 用 最 高 責 任 者 )からのレポートをお 届 けします SBIファンズ マネジメント 社 (SBI Funds Management Pvt. Ltd.)CIO Navneet Munot 氏 SBIファンズ マネジメント 社 とは 親 会 社 はインド 最 大 の 国 営 商 業 銀 行 である State Bank of India (インドステイト 銀 行 )です インド 株 投 資 のスペシャリストとして 評 価 機 関 より 数 多 くの 賞 を 受 賞 しています Market Outlook( 市 場 の 見 通 し) 足 元 の 世 界 経 済 状 況 について 石 油 価 格 の 反 転 と 予 想 以 上 にハト 派 となったイエレン 米 連 邦 準 備 制 度 理 事 会 (FRB) 議 長 の 発 言 により 新 興 国 株 式 市 場 に 対 する 投 資 家 の 見 方 は 改 善 方 向 に 動 きました 3 月 中 の 海 外 機 関 投 資 家 によるインド 証 券 ( 株 式 債 券 合 計 )の 購 入 額 は290 億 米 ドル( 約 3.1 兆 円 )と なりました 2008 年 の 金 融 危 機 から 続 く 先 進 国 中 央 銀 行 による 金 融 緩 和 策 はそろそろ 限 界 に 近 づいています 直 近 の 日 銀 や 欧 州 中 央 銀 行 (ECB)による 金 融 量 的 緩 和 拡 大 に 対 する 市 場 のネガティブな 反 応 は 金 融 緩 和 政 策 はもはや 最 終 領 域 に 到 達 していると 言 えるでしょう 財 政 政 策 や 構 造 改 革 に 政 策 の 軸 を 移 すタイミングを 迎 えています 財 政 拡 大 は 雇 用 拡 大 と 個 人 所 得 の 増 加 に 加 え 民 間 設 備 投 資 の 拡 大 に 繋 がり 減 退 している 総 需 要 の 創 出 効 果 をもたらします 財 政 金 融 の 2つを 両 輪 とする 伝 統 的 なケインズ 政 策 への 回 帰 が 必 要 です 政 府 による 財 政 拡 大 余 地 は 限 られ ますが マイナス 金 利 やグローバル 株 式 市 場 の 期 待 リターンの 低 下 で インフラ 関 連 分 野 は 世 界 の 年 金 資 金 にとって 魅 力 的 な 投 資 対 象 となっています 商 品 市 況 の 下 落 や 技 術 力 の 変 化 により インフラプロジェクトの 動 きは 活 性 化 し しばらく 日 の 目 を 見 なかったインフラ 投 資 が 世 界 経 済 改 善 の 処 方 薬 となると 思 われます 1
Market Outlook( 市 場 の 見 通 し) 今 後 のインド 市 況 の 見 通 しについて インド 国 内 では 銀 行 ( 監 督 ) 局 の 設 立 破 産 法 の 整 備 金 融 や 電 力 送 電 会 社 にかかる 再 生 のための 法 案 提 出 などが 行 われました 銀 行 の 構 造 的 なバランスシート 問 題 は 規 制 強 化 や 差 し 迫 った 破 たん 処 理 で 最 終 局 面 です 資 産 売 却 によるバランスシート 縮 小 の 動 きも 加 速 化 しています 株 式 市 場 は 足 元 反 発 しましたが これは2016 年 初 来 の 過 剰 な 悲 観 からの 揺 り 戻 しとみています 中 国 商 品 市 場 英 国 のEU 離 脱 問 題 米 国 金 融 政 策 に 関 連 したリスク 回 避 姿 勢 が 緩 んだこと が 主 な 要 因 です 国 内 では 政 策 発 動 で 短 期 の 市 場 センチメントは 回 復 しました ただ 持 続 的 な 株 価 上 昇 には 企 業 業 績 の 改 善 が 不 可 欠 です 企 業 収 益 は 今 四 半 期 も 悪 化 する 見 込 みです 一 方 今 後 数 四 半 期 は 前 期 の 水 準 自 体 が 低 いことも 一 因 ですが 政 策 の 後 押 しやマクロ 経 済 環 境 を 反 映 し 14-15%の 増 益 が 見 込 まれます 今 後 もマクロ 経 済 の 進 展 に 目 を 配 りますが 企 業 調 査 を 通 じた 個 別 銘 柄 選 択 に 引 き 続 き 注 力 していきます 2016 年 4 月 インド 中 央 銀 行 は0.25% 政 策 金 利 を 引 き 下 げ 同 時 に 市 中 金 融 システムの 流 動 性 不 足 を 積 極 的 に 解 消 することを 表 明 しました 流 動 性 水 準 のスタンスの 変 化 は 政 策 金 利 引 き 下 げよりも 大 きなプラス 効 果 をもたらすと 見 ています インド 中 央 銀 行 は 金 融 システム 全 体 の 負 債 総 額 に 対 して1% 程 の 流 動 性 不 足 であった 状 態 を 過 不 足 なしの 中 立 状 態 とする 目 標 を 定 めました さらに 銀 行 の 保 有 現 金 残 高 規 制 短 期 レポ レートの 誘 導 幅 銀 行 貸 出 金 利 の 標 準 化 等 の 分 野 でも 改 善 策 を 打 ち 出 しています 短 期 流 動 性 勘 定 に 足 の 長 い 資 金 を 投 入 することで 今 後 は 市 中 短 期 金 利 の 低 下 安 定 も 見 込 まれると 考 えています 以 上 2
SBIファンズ マネジメント 社 のご 紹 介 State Bank of India(インドステイト 銀 行 )グループの 運 用 会 社 であり 弊 社 (SBIアセットマネジメント)が 属 するSBI グループの 運 用 会 社 ではありません 1 インド 最 大 の 国 営 商 業 銀 行 インドステイト 銀 行 と 欧 州 の 大 手 運 用 会 社 アムンディ の 合 弁 会 社 2 インド 国 内 の 大 手 運 用 会 社 運 用 資 産 残 高 は194 億 4000 万 ドル(2 兆 3425 億 円 @120 円 50 銭 ) 2015 年 12 月 末 時 点 従 業 員 数 は500 名 超 (うち ファンド マネジャー アナリスト 等 の 投 資 プロフェッショナルは34 名 ) 3 充 実 した 調 査 分 析 運 用 体 制 親 会 社 インドステイト 銀 行 のリサーチ プラットフォームも 活 用 するインド 国 内 有 数 のリサーチ チーム 約 2,000 社 のユニバースから300 社 前 後 を 抽 出 アクティブにカバレッジ (BSE500の90% 程 度 をカバー) 毎 年 約 1,000 社 の 企 業 訪 問 個 別 企 業 の 説 明 会 電 話 会 議 セミナー 等 に 参 加 当 ファンドの 運 用 体 制 ポートフォリオ マネジャー : ロヒット シンピ 氏 ( Mr. Rohit Shimpi ) ファンド マネージャー : アパーナ シャンカー 氏 ( Ms. Aparna Shankar ) ディーラー : スチータ シャー 氏 ( Ms. Suchita Shah ) 3
基 準 価 額 の 変 動 要 因 は 上 記 に 限 定 されるものではありません 4
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税 金 税 金 は 以 下 の 表 に 記 載 の 時 期 に 適 用 されます 以 下 の 表 は 個 人 投 資 者 の 源 泉 徴 収 時 の 税 率 であり 課 税 方 法 などにより 異 なる 場 合 があります 時 期 項 目 税 金 分 配 時 換 金 ( 解 約 ) 時 及 び 償 還 時 所 得 税 及 び 地 方 税 所 得 税 及 び 地 方 税 配 当 所 得 として 課 税 普 通 分 配 金 に 対 して20.315% 譲 渡 所 得 として 課 税 換 金 ( 解 約 ) 時 及 び 償 還 時 の 差 益 ( 譲 渡 益 ) に 対 して20.315% 復 興 特 別 所 得 税 を 含 みます 上 記 は 平 成 27 年 11 月 末 現 在 のものです 税 法 が 改 正 された 場 合 等 には 税 率 等 が 変 更 される 場 合 があります 少 額 投 資 非 課 税 制 度 愛 称 :NISA(ニーサ) をご 利 用 の 場 合 NISAをご 利 用 の 場 合 毎 年 一 定 額 の 範 囲 で 新 たに 購 入 した 公 募 株 式 投 資 信 託 などから 生 じる 配 当 所 得 及 び 譲 渡 所 得 が5 年 間 非 課 税 となります ご 利 用 になれるのは 販 売 会 社 で 非 課 税 口 座 を 開 設 するなど 一 定 の 条 件 に 該 当 する 方 が 対 象 となります 詳 しくは 販 売 会 社 に お 問 い 合 わせください 法 人 の 場 合 は 上 記 とは 異 なります 税 金 の 取 扱 いの 詳 細 については 税 務 専 門 家 にご 確 認 されることをお 勧 めします < 委 託 会 社 その 他 関 係 法 人 > 委 託 会 社 SBIアセットマネジメント 株 式 会 社 ( 信 託 財 産 の 運 用 指 図 及 び 運 用 報 告 書 の 作 成 等 を 行 います ) 金 融 商 品 取 引 業 者 関 東 財 務 局 長 ( 金 商 ) 第 311 号 加 入 協 会 / 一 般 社 団 法 人 投 資 信 託 協 会 一 般 社 団 法 人 日 本 投 資 顧 問 業 協 会 受 託 会 社 三 井 住 友 信 託 銀 行 株 式 会 社 (ファンド 財 産 の 保 管 管 理 等 を 行 います ) 本 資 料 のお 取 扱 いについてのご 注 意 本 資 料 は SBIアセットマネジメント 株 式 会 社 が 信 頼 できると 判 断 したデータに 基 づき 作 成 されておりますが その 正 確 性 完 全 性 について 保 証 するものではありません また 将 来 予 告 なく 変 更 されることがあります 本 資 料 中 のグラフ 数 値 等 は 過 去 のものであり 将 来 の 傾 向 数 値 等 を 予 測 するものではありません 投 資 信 託 は 値 動 きのある 証 券 に 投 資 しますので 基 準 価 額 は 変 動 します したがって 元 本 保 証 はありません 投 資 信 託 の 運 用 による 損 益 はすべて 受 益 者 の 皆 様 に 帰 属 します お 申 込 みの 際 には 必 ず 投 資 信 託 説 明 書 ( 交 付 目 論 見 書 )の 内 容 をご 確 認 の 上 お 客 様 自 身 でご 判 断 ください 7