QX-S2110P-I インスタレーションマニュアル



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Transcription:

D10-0000026870 1.1 版 インスタレーションマニュアル

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4 章 起 動 と 設 定 この 章 では スイッチの 電 源 投 入 時 の 立 ち 上 げおよびシステムの 初 期 化 を 含 めて の 立 ち 上 げ 手 順 を 紹 介 します 5 章 装 置 のネットワーク 接 続 この 章 では のネットワーク 接 続 に 際 して 使 用 す る ツイストペアケーブルや SFP 用 光 ケーブルの 仕 様 や 取 扱 注 意 事 項 接 続 方 法 等 について 紹 介 します 6 章 接 点 アラーム この 章 では の 接 点 アラームのインタフェース 仕 様 アラームの 種 類 アラームの 入 出 力 動 作 について 紹 介 します 7 章 ソフトウェアのアップグレード この 章 では のソフトウェアのアップグレード 方 法 をいくつか 紹 介 します 8 章 トラブルシューティング この 章 では の 設 置 や 立 ち 上 げ 時 に 起 こる 可 能 性 のある 問 題 およびそれぞれの 解 決 方 法 を 紹 介 します 表 記 規 則 本 マニュアルでは 以 下 の 表 記 規 則 を 使 用 しています I. コマンドの 表 記 規 則 表 記 規 則 説 明 太 字 体 イタリック 体 [ ] { x y... } [ x y... ] { x y... } * [ x y... ] * コマンドラインのキーワードには 太 字 体 を 使 用 します コマンドの 引 数 にはイタリック 体 を 使 用 します 大 カッコに 囲 まれた 項 目 (キーワードまたは 引 数 ) はオプションで す 選 択 する 項 目 は 中 カッコに 入 れて 縦 線 で 区 切 ってあります 1 つ を 選 択 します オプションの 選 択 項 目 は 大 カッコに 入 れて 縦 線 で 区 切 ってありま す 1 つまたは 複 数 を 選 択 します 選 択 する 項 目 は 中 カッコに 入 れて 縦 線 で 区 切 ってあります 少 な くとも 1 つ 多 い 場 合 はすべてを 選 択 できます オプションの 選 択 項 目 は 大 カッコに 入 れて 縦 線 で 区 切 ってありま す 複 数 選 択 することも 何 も 選 択 しないこともできます # #で 始 まる 行 はコメントです

II. GUI の 表 記 規 則 表 記 規 則 説 明 < > [ ] / ボタン 名 は 三 角 カッコに 入 っています たとえば <OK>ボタンを クリックします ウィンドウ 名 メニュー 項 目 データ 表 およびフィールド 名 は 大 カッコに 入 っています たとえば [New User]ウィンドウが 表 示 さ れます 複 数 レベルのメニューはスラッシュで 区 切 ってあります たとえ ば [File/Create/Folder]となります III. キーボード 操 作 書 式 説 明 <キー> <キー1+キー2> <キー1 キー2> [メニューオプション] [メニュー1/メニュー2/ メニュー3] 三 角 カッコ 内 の 名 前 のキーを 押 します たとえば <Enter> <Tab> <Backspace> <A>となります 複 数 のキーを 同 時 に 押 します たとえば <Ctrl+Alt+A>は 3 つのキー を 同 時 に 押 すことを 表 します 複 数 のキーを 順 番 に 押 します たとえば <Alt A>は 2 つのキーを 順 に 押 すことを 表 します 大 括 弧 内 の 項 目 は たとえばメインメニューの[System]オプション のように メニューオプションを 示 します 三 角 カッコ 内 の 項 目 は たとえばあるインタフェース 上 の<OK>ボタンのように 機 能 ボタ ンのオプションを 示 します 複 数 レベルのメニューオプションは たとえばメインメニューの [System/Option/Color setup]の 場 合 [System]メニューオプション 上 にあ る[Option]メニューオプション 上 の[Color Setup]を 示 します IV. マウス 操 作 動 作 説 明 クリック ダブルクリック ドラッグ 左 ボタンまたは 右 ボタンを 素 早 く 押 します ( 特 に 記 述 がない 場 合 は 左 ボタン) 左 ボタンを 素 早 く 2 回 続 けて 押 します 左 ボタンを 押 したまま 別 の 位 置 まで 移 動 します

V. 記 号 マニュアルでは 目 立 つ 記 号 も 使 用 して 操 作 中 に 特 に 注 意 すべき 点 を 強 調 してありま す 意 味 は 次 のとおりです 注 意 警 告 危 険 : 操 作 中 に 特 に 注 意 すべきことを 表 しています メモ コメント ヒント ノウハウ アイディア: 補 助 的 な 説 明 を 表 します

目 次 目 次 1 章 概 要... 1-1 1.1 装 置 の 概 略... 1-1 1.1.1 外 観... 1-1 1.1.2 フロントパネル... 1-2 1.1.3 リアパネル... 1-3 1.1.4 10/100/1000BASE-T インタフェース... 1-4 1.1.5 1000BASE-X インタフェース... 1-4 1.1.6 コンソールポート... 1-6 1.1.7 ECO MODE の 設 定... 1-6 1.1.8 接 点 アラームポート... 1-7 1.1.9 温 度 監 視 機 能... 1-8 1.2 装 置 の 仕 様... 1-8 2 章 設 置 前 の 準 備... 2-1 2.1 注 意 事 項... 2-1 2.2 環 境 要 件... 2-1 2.2.1 温 度 / 湿 度 の 要 件... 2-2 2.2.2 汚 れに 対 する 要 件... 2-2 2.2.3 静 電 気 防 止 の 要 件... 2-3 2.2.4 静 電 気 放 電 (ESD)による 損 傷 の 防 止... 2-3 2.2.5 干 渉 防 止 のための 要 件... 2-5 2.2.6 接 地 要 件... 2-5 2.2.7 レーザ 放 射 防 止... 2-5 2.3 付 属 品 一 覧... 2-6 2.4 取 り 付 け 工 具... 2-6 3 章 設 置... 3-1 3.1 装 置 の 設 置... 3-1 3.1.1 19 インチラックへのスイッチ 設 置... 3-1 3.1.2 卓 上 へのスイッチ 設 置... 3-2 3.1.3 壁 面 へのスイッチ 設 置... 3-3 3.2 電 源 コードおよび 接 地 線 の 接 続... 3-3 3.2.1 AC 電 源 および 電 源 コード... 3-3 3.2.2 電 源 コード 固 定 バンドの 取 り 付 け 方... 3-6 3.3 コンソールケーブルの 接 続... 3-6 3.3.1 コンソールケーブル... 3-6 3.3.2 コンソールケーブルの 接 続... 3-7 3.4 設 置 後 の 確 認... 3-8 4 章 起 動 と 設 定... 4-1 4.1 設 定 環 境 のセットアップ... 4-1 4.2 端 末 のパラメータの 設 定... 4-1 i

目 次 4.3 スイッチの 起 動... 4-4 4.3.1 スイッチの 電 源 投 入 前 の 確 認... 4-4 4.3.2 スイッチの 電 源 投 入... 4-5 5 章 装 置 のネットワーク 接 続... 5-1 5.1 ツイストペアケーブルでのネットワーク 接 続... 5-1 5.1.1 ツイストペアケーブル... 5-1 5.1.2 ツイストペアケーブルでの 接 続... 5-5 5.2 光 ファイバケーブルでのネットワーク 接 続... 5-6 5.2.1 SFP モジュールの 設 置... 5-6 5.2.2 光 ファイバコネクタを SFP モジュールと 接 続... 5-7 6 章 接 点 アラーム... 6-1 6.1 コネクタピンのアサイン... 6-1 6.2 接 点 アラーム 仕 様... 6-2 6.2.1 アラーム 出 力 機 能... 6-2 6.2.2 アラーム 入 力 機 能... 6-3 6.2.3 リセット 入 力 機 能... 6-4 6.3 アラーム 出 力 制 御 機 能... 6-4 6.3.1 アラーム 出 力 機 能 部 の 停 止... 6-4 6.3.2 マイナーアラーム 出 力 の 制 御... 6-4 6.3.3 TRAP/LOG へのアラーム 出 力... 6-5 7 章 ソフトウェアのアップグレード... 7-1 7.1 アップグレード 方 法... 7-1 7.2 ローカルでのソフトウェアアップグレード... 7-1 7.2.1 BOOT メニュー... 7-1 7.2.2 Xmodem によるコンソールポートからのソフトウェアアップグレード... 7-3 7.2.3 Ethernet ポートからの TFTP によるソフトウェアのアップグレード... 7-7 7.3 リモートでのソフトウェアアップグレード... 7-9 8 章 トラブルシューティング... 8-1 8.1 ソフトウェアアップグレード 時 の 障 害 の 対 処... 8-1 8.2 電 源 系 統 の 障 害... 8-1 8.3 設 定 システムの 障 害... 8-1 8.4 リンク 系 の 障 害... 8-2 ii

1 章 概 要 1 章 概 要 1.1 装 置 の 概 略 QX-S2110P-I Ethernet ス イ ッ チ は 10BASE-T/100BASE-TX ポ ー ト を 8 個 SFP(1000BASE-X)ポートを 2 個 備 えた インテリジェント 型 イーサーネットLayer2スイッチ ングハブです 装 置 のソフトウェアは VLAN 制 御 QoS リンクアグリゲーション ポートミラーリ ング DHCP クライアント ネットワーク 疎 通 監 視 ループバック 検 出 ログ 情 報 保 存 等 の 機 能 をサポートしています また Telnet Web コンソールによりリモート 制 御 監 視 シリアルコンソールによるローカル 制 御 監 視 が 可 能 です TFTP により データファイルをアップロード ダウンロードすることや ソフトウェア 自 体 をダウ ンロードすることも 可 能 です 1.1.1 外 観 図 1-1 1-1

1 章 概 要 1.1.2 フロントパネル I. フロントパネル 構 成 のフロントパネルは 以 下 で 構 成 されています ECO MODE ON/OFF 用 の 押 しボタンスイッチ ECO MODE 時 の LED 点 灯 確 認 用 LED VIEW 押 しボタンスイッチ コンソール 端 末 接 続 用 RJ-45 コネクタ 10BASE-T/100BASE-TX ポート 用 RJ-45 コネクタ(8 個 ) SFP(1000BASE-X)ポート 用 LC コネクタ(2 個 ) 接 点 アラーム 用 D-sub コネクタ(1 個 ) ネットワーク 疎 通 監 視 状 態 表 示 LED (MON) 温 度 監 視 状 態 表 示 LED(TEMP ERR) 電 源 (PWR) 状 態 表 示 LED 10BASE-T/100BASE-TX 状 態 LED (LINK/ACT) (8 個 ) SFP 状 態 LED(LINK/ACT)( 2 個 ) SFP クラス1レーザ 使 用 の 注 意 ラベル 図 1-2 のフロントパネル 1-2

1 章 概 要 II. フロントパネルの 状 態 表 示 LED フロントパネルの 状 態 表 示 LED は スイッチ 本 体 および 各 ポートのステータスを 示 し ます 表 1-1 の 状 態 表 示 LED 表 示 項 目 フロントパネル 上 の 表 示 ステータス 説 明 電 源 温 度 異 常 監 視 ネットワーク 疎 通 監 視 10/100Mポート SFPポート PWR TEMP ERR MON LINK/ACT LINK/ACT 緑 点 灯 橙 点 灯 電 源 ON(ECO MODE ON) 電 源 ON( ECO MODE OFF) 橙 点 滅 電 源 ON( イニシャル 中 ) 消 灯 消 灯 赤 点 灯 消 灯 緑 点 灯 赤 点 灯 緑 点 灯 電 源 OFF 温 度 正 常 装 置 内 温 度 が 設 定 した 閾 値 を 超 えた 状 態 ネットワーク 疎 通 監 視 機 能 が 無 効 状 態 ネットワーク 疎 通 正 常 状 態 ネットワーク 疎 通 異 常 状 態 リンク 確 立 中 緑 点 滅 リンク 確 立 中 (データ 送 受 信 中 ) 消 灯 消 灯 緑 点 灯 緑 点 滅 リンク 未 確 立 又 はECO MODE ON 状 態 リンク 未 確 立 又 はECO Mode ON 状 態 リンク 確 立 中 リンク 確 立 中 (データ 送 受 信 中 ) 但 し 1000BASE-TタイプSFPの 場 合 適 用 外 1.1.3 リアパネル リアパネルには AC 電 源 ソケットが 実 装 されていま す AC 電 源 ソケットに 添 付 の 電 源 コードのメス 側 プラグを 接 続 します また 電 源 コ ード 固 定 バンド 取 り 付 け 穴 があります 図 1-3 のリアパネル 1-3

1 章 概 要 警 告 : 電 源 コードは 必 ず 添 付 品 の 接 地 付 き 三 端 子 電 源 コードを 使 用 してください またコ ンセントは 接 地 極 が 正 しく 接 地 されたコンセントを 使 用 してください 接 地 が 正 し く 行 われていない 状 態 で 運 転 した 場 合 作 業 者 が 感 電 する 恐 れがあります また 機 器 の 故 障 の 原 因 となります 1.1.4 10/100/1000BASE-T インタフェース の 10BASE-T / 100BASE-TX / 1000BASE-T インタフ ェース 仕 様 について 以 下 に 示 します 表 1-2 10/100/1000BASE-T Ethernet ポート 仕 様 項 目 コネクタの 種 類 ポート 数 伝 送 レート 準 拠 規 格 ケーブルと 最 大 伝 送 距 離 説 明 RJ-45 8 2 (1000BASE-T-SFPを 使 用 ) 10 Mbps 半 / 全 二 重 100 Mbps 半 / 全 二 重 1000Mbps 全 二 重 (SFPポート ) MDI/MDI-X 自 動 検 出 IEEE 802.1P IEEE 802.1Q IEEE 802.1D/1w IEEE 802.3 IEEE 802.3u IEEE 802.3x IEEE802.1x 最 大 伝 送 距 離 は100m 10BASE-Tでの 接 続 時 にはCategory-3 以 上 ツイストヘ アケーフ ル 100BASE-TXでの 接 続 時 にはCategory-5 以 上 ツイストヘ アケーフ ル 1000BASE-Tでの 接 続 時 にはCategory-5E 以 上 ツイストヘ アケーフ ル 1.1.5 1000BASE-X インタフェース の 1000BASE-X インタフェース 仕 様 について 以 下 に 示 します 表 1-3 1000BASE-X ポート 仕 様 項 目 コネクタの 種 類 LCコネクタ ポート 数 2 説 明 1-4

1 章 概 要 伝 送 レート 準 拠 規 格 使 用 可 能 SFPモジュール 10 Mbps 半 / 全 二 重 100 Mbps 半 / 全 二 重 1000Mbps 全 二 重 IEEE 802.1P IEEE 802.1Q IEEE 802.1D/1w IEEE 802.3 IEEE 802.3u IEEE 802.3ab IEEE 802.3x IEEE802.1x 1000BASE-T SFP (RJ-45) 1000BASE-SX SFP (MM,LC) 1000BASE-LX SFP (SM,LC) 1000BASE-ZX40 SFP (SM,LC) 1000BASE-ZX70 SFP (SM,LC) 1000BASE-BX10-D SFP (SM,LC) 1000BASE-BX10-U SFP (SM,LC) 1000BASE-BX40-D SFP (SM,LC) 1000BASE-BX40-U SFP (SM,LC) 上 記 に 記 載 されている SFP 以 外 でも 規 格 に 適 合 する SFP は 使 用 可 能 です 表 1-4 1000BASE-X ポートのインタフェースケーブル SFP モジュール の 種 類 中 心 波 長 コネク タの 種 類 インタフェースファイバの 仕 様 ファイバの 最 長 伝 送 距 離 1000BASE-SX-SFP (MM, SC) 1000BASE-LX-SFP (SM, SC) 850nm 1310nm 50/125µm マルチモード 光 ファイバ 62.5/125µm マルチモード 光 ファイ バ 50/125µm マルチモード 光 ファイバ 62.5/125µm マルチモード 光 ファイ バ 550m 275m 550m 10km 1000BASE-ZX40-S FP (SM,LC) 1000BASE-ZX70-S FP (SM,LC) 1000BASE-BX10-D- SFP (SM,LC) 1000BASE-BX10-U- SFP (SM,LC) 1000BASE-BX40-D- SFP (SM,LC) 1000BASE-BX40-U- SFP (SM,LC) 1000BASE-T-SFP (RJ-45) 1550nm 1310nm 1490nm 1310nm 1490nm LC - RJ45 9/125µmシングルモード 光 ファイ バ 10BASE-Tでの 接 続 時 には Category-3 以 上 ツイストヘ アケーフ ル 100BASE-TXでの 接 続 時 には Category-5 以 上 ツイストヘ アケーフ ル 1000BASE-Tでの 接 続 時 には Category-5E 以 上 ツイストヘ アケーフ ル 40km 70km 10km 40km 100m 1-5

1 章 概 要 1.1.6 コンソールポート コンソールポートは EIA/TIA-232 に 準 拠 した 非 同 期 シリアルポートです このポー トと PC を 接 続 して コンフィグの 設 定 や 装 置 の 状 態 確 認 監 視 を 行 う 事 ができます 表 1-5 コンソールポートの 仕 様 項 目 コネクタの 種 類 準 拠 規 格 ボーレート サポートする サービス RJ-45 非 同 期 EIA/TIA-232 9600 bps(デフォルト) 説 明 ローカルまたはリモートPCのシリアルポートに 接 続 してPC 上 で 端 末 エ ミュレータを 実 行 する(リモート 接 続 にはモデムが2 個 必 要 ) コンソールケーブルは 8 芯 のシールドケーブルです ケーブルの 一 端 は スイッチの コンソールポートに 接 続 する RJ-45 コネクタとなっています もう 一 方 の 端 には 設 定 端 末 (DTE 仕 様 ) 接 続 用 に DB-9 ピンコネクタが 用 意 されています コンソールケー ブルを 下 図 に 示 します 図 1-4 コンソールケーブル 外 観 1.1.7 ECO MODE の 設 定 I. ECO MODE ON/OFF ボタンスイッチ 装 置 の 消 費 電 力 削 減 を 目 的 とした ECO MODE 動 作 設 定 ができます 工 場 出 荷 時 のモードは 通 常 モード( 非 ECO)ですが ECO MODE の ON/OFF ボタンス イッチを 5 秒 以 上 長 押 して ECO モードに 変 換 します 通 常 モードに 戻 す 場 合 は 再 度 5 秒 以 上 長 押 しすることで 可 能 です ECO モード 切 り 替 え 後 は ECO モード 状 態 の 保 存 処 理 が 行 われていますので ECO モードスイッチを 5 秒 間 長 押 しして PWR LED の 色 が 変 化 した 時 点 から 1 秒 間 は 電 源 を 落 とさないでください 1-6

1 章 概 要 ECO MODE の ON/OFF 状 態 確 認 は 電 源 LED で 判 別 でき ECO MODE ON 時 に 電 源 LED が 緑 点 灯 ECO MODE OFF 時 に 電 源 LED が 橙 点 灯 します ECO モード 時 は リンクアップしていないポートがシャットダウンとなり また 全 ポ ートのステータス LED は 常 に 消 灯 状 態 になります II. LED VIEW ボタンスイッチ ECO MODE ON 時 は 本 ボタンスイッチを 押 下 することでポート 状 態 を 確 認 すること ができます 可 動 スイッチ 設 定 状 態 ECO MODE ON/OFFボタン LED VIEW ボタン LED 表 示 状 態 PWR LINK/ACT 10/100M MON TEMP ERR OFF OFF 橙 色 表 示 状 態 表 示 状 態 表 示 状 態 表 示 状 態 表 示 ON OFF 緑 色 表 示 消 灯 消 灯 状 態 表 示 状 態 表 示 ON ON ( 押 下 中 ) 緑 色 表 示 状 態 表 示 状 態 表 示 状 態 表 示 状 態 表 示 メモ: 電 源 OFF/ON または Reboot 時 ECO MODE 設 定 状 態 は 引 き 継 がれます 例 えば ECO MODE ON 状 態 で Reboot を 実 行 した 場 合 立 上 げ 後 も ECO MODE は ON になっています ECO MODE によりシャットダウンされているポートに 対 して CLI コマンドにより shutdown/ undo shutdown コマンドを 実 行 しても 無 効 となります 同 様 にケーブルを 挿 入 してもリンクアップしません ECO MODE によるシャットダウンが 優 先 されます ので リンクアップさせたい 場 合 には 一 旦 ECO MODE を OFF にしてください 1.1.8 接 点 アラームポート 本 ポートは D-sub15 ピン(メス)コネクタのアラームポートです 本 ポートと 外 部 セ ンサ 等 と 接 続 することで アラームポートもしくは Ethernet ポートから 本 装 置 の 状 態 や 外 部 からの 入 力 情 報 を 外 部 デバイスに 送 信 します アラーム 出 力 : 本 装 置 で 検 出 した 異 常 を 外 部 に 通 知 する 機 能 で メジャーアラー ム(MJ-ALM)とマイナーアラーム(MN-ALM)の 2 種 類 をリレー 接 点 にて 通 知 します アラーム 入 力 : 外 部 センサ 等 から 入 力 した 障 害 情 報 を 本 装 置 を 介 して TRAP,LOG アラーム 出 力 により 外 部 に 通 知 する 外 部 アラーム 0(EXTALM0) 外 部 アラーム 1(EXTALM1)の 2 種 類 がフォトカプラを 介 して CPU に 通 知 される 外 部 リセット 入 力 : 外 部 からのリセット 要 求 (EXTRST)により 自 装 置 をリセット する 機 能 フォトカプラを 介 してハードウェアに 通 知 され ソフトウェアを 介 さず にリセットします 1-7

1 章 概 要 1.1.9 温 度 監 視 機 能 装 置 内 の 温 度 センサーにより 装 置 内 温 度 を 監 視 し 設 定 された 温 度 閾 値 ( 上 限 下 限 ) 範 囲 を 超 えた 場 合 に アラームとして 通 知 する 機 能 です 測 定 可 能 な 温 度 範 囲 は -25 ~100 です アラームは 装 置 フロント LED(TEMP ERR) 接 点 アラーム TRAP で 警 告 通 知 します メモ: 装 置 の 動 作 保 証 温 度 範 囲 は-10 ~60 です 温 度 閾 値 の 下 限 設 定 範 囲 は-10 ~45 で 上 限 設 定 範 囲 は 50 ~70 です 1.2 装 置 の 仕 様 表 1-6 の 仕 様 Ethernetポート 項 目 スイッチング 方 式 スイッチングレイヤ スイッチング 容 量 最 大 スループット (ポートあたり) 転 送 パケットサイズ バッファ 容 量 MACアドレステーブル MAC 学 習 方 式 MACアドレスエージング 時 間 VLAN フロー 制 御 QoS QX-S2110P-I 10BASE-T/100BASE-TX 自 動 ネゴシエーションポート 8 SFPポート 2 ストア & フォワード レイヤ2 5.6Gbps 14,880 pps/port (10Mbps,64byte,unicast 時 ) 148,810 pps/port (100Mbps,64byte,unicast 時 ) 1,488,100 pps/port (1000Mbps,64byte, unicast 時 ) (100%ワイヤスピード) 64~1632 bytes 128 Kbytes 最 大 8K IVL 方 式 300 秒 (5 分 :デフォルト) 設 定 範 囲 :15~3600 秒 (15 秒 単 位 で 設 定 可 能 ) IEEE 802.1Q 準 拠 のVLANを128までサポート ポートベースのVLANをサポート IEEE 802.3x 準 拠 のフロー 制 御 ( 全 二 重 ) バックプレッシャによるフロー 制 御 ( 半 二 重 ) ポートベース QoS IEEE 802.1p QoS (IEEE802.1p Priority TAGの 優 先 制 御 ) DSCP QoS (DSCP フィールドのIP HEADの 優 先 制 御 ) Queue レベル:4つ 1-8

1 章 概 要 項 目 ポートミラーリング リンクアグリゲーション QX-S2110P-I Scheduling : HQ-WRR WRR(4つのキューの 割 合 を 任 意 設 定 ) の2 種 類 任 意 ホ ートを 使 用 して 実 現 (1~10ポート) N:1ミラーリング 対 応 送 信 のみ 受 信 のみ 又 は 送 受 信 両 方 のパケットキャプチャ 可 能 但 し ポートの 帯 域 を 超 えたミラーリングは 出 来 ない 任 意 ポートを 使 用 して 実 現 (1~10ポート) 最 大 2グループ 構 成 1グループでは 最 大 4ポート 構 成 ブロードキャスト 抑 制 機 能 帯 域 制 御 機 能 EAPOLフレーム 透 過 BPDUフレーム 透 過 STP プロトコル セキュリティ 機 能 IGMP Snooping DHCP Snooping DHCPクライアント Loop-detection 機 能 自 動 コンフィグダウンロード 機 能 ネットワーク 疎 通 監 視 機 能 接 点 アラーム 機 能 温 度 監 視 機 能 Ingress Egress による 帯 域 制 御 機 能 帯 域 制 御 レート: 64Kbps ~960Kbps :64Kbps 単 位 で 帯 域 設 定 可 能 1Mbps ~100Mbps :1Mbps 単 位 で 帯 域 設 定 可 能 IEEE802.1x 認 証 のためのEAPOLフレームを 透 過 する 機 能 IEEE802.1D/IEEE802.1QのBPDUフレームを 透 過 する 機 能 IEEE802.1D/1W 規 格 に 準 拠 したSTP/RSTPをサポート 802.1x 認 証 をサポート 認 証 方 法 :ポートベース 認 証 またはMACベース 認 証 D-VLANをサポート マルチキャスト 制 御 するためのIGMP スヌーピング 機 能 をサポート DHCP ACK/Requestパケットを 監 視 するDHCPスヌーピング 機 能 をサポート DHCPサーバからIPアドレスを 自 動 的 に 取 得 する 事 が 可 能 トラフィックのループを 検 出 し 回 避 する 機 能 シングルポートとマルチポートに 対 応 回 避 方 法 :ポートブロック ポートシャットダウン ダウンロードポートとして 設 定 されたポートからコンフィグ 情 報 をTFTPダウンロードし 起 動 する 機 能 指 定 のIPアドレスからのPing 応 答 を 監 視 する 状 態 の 表 示 はMON LEDで 行 う 装 置 内 で 検 出 した 障 害 を 外 部 に 通 知 する 機 能 と 外 部 からの 障 害 情 報 を 装 置 を 介 してTRAP, Log 等 で 保 守 者 に 通 知 する 機 能 ま た 外 部 からのリセット 要 求 により 自 装 置 をハードウェアにて リセットする 機 能 を 有 する 装 置 内 温 度 の 閾 値 ( 上 限 下 限 )を 設 定 することで 装 置 がそ の 閾 値 範 囲 を 超 えた 場 合 に アラームとして 通 知 する 機 能 測 定 可 能 温 度 範 囲 :-25 ~100 ( 測 定 精 度 :±2 分 解 能 :0.5 ) 温 度 閾 値 ( 下 限 設 定 範 囲 ):-10~45 温 度 閾 値 ( 上 限 設 定 範 囲 ):50~70 1-9

1 章 概 要 項 目 QX-S2110P-I IEEE 802.3x (Flow Control) IEEE 802.3 (10BASE-T) IEEE 802.3u (100BASE-TX) IEEE 802.3ab (1000BASE-T) 準 拠 規 格 IEEE 802.3x (Flow Control) IEEE 802.1x ( 認 証 ) IEEE 802.1p (CoS) IEEE 802.1Q (Tag Vlan) IEEE 802.1D (STP) IEEE 802.1w (RSTP) 外 形 寸 法 (W D H) 297 (W) mm 210 (D) mm 44.2 (H) mm (ゴム 足 の 高 さを 含 む) 質 量 入 力 電 圧 (AC 電 源 内 蔵 ) 消 費 電 力 動 作 保 証 温 度 1.75kg AC 入 力 電 圧 : AC100V (±10%) AC 電 源 周 波 数 : 50/60 Hz 共 用 (±1%) 最 大 8W -10 ~60 (ファンレス) 動 作 保 証 湿 度 10%~90%( 非 結 露 ) 適 用 法 規 EMC VCCI Class A 適 合 PL 法 環 境 物 質 欧 州 RoHS 指 令 に 適 用 その 他 電 気 用 品 安 全 法 ( 電 源 コード) 省 エネ 法 メモ: のサービス 機 能 および 実 装 については QX-S2110P-I Ethernet スイッチオペレーションマニュアル を 参 照 してください 1-10

2 章 設 置 前 の 準 備 2 章 設 置 前 の 準 備 2.1 注 意 事 項 不 適 切 な 使 用 方 法 による 装 置 の 損 傷 または 人 体 の 負 傷 を 避 けるため 以 下 の 注 意 事 項 に 従 ってください スイッチを 清 掃 する 前 に まずスイッチのコネクタをはずしてください 湿 らせた 布 または 液 体 でスイッチを 清 掃 しないでください 水 または 湿 った 場 所 の 近 くにスイッチを 設 置 しないでください 水 がスイッチのシャ ーシに 入 るのを 防 いでください 不 安 定 な 台 や 机 の 上 にスイッチを 設 置 しないでください 落 下 した 場 合 に 装 置 が 大 き な 損 傷 を 受 ける 可 能 性 があります 部 屋 の 換 気 をよくして スイッチの 通 風 口 をふさがないようにしてください スイッチは 正 しい 電 圧 入 力 で 正 常 に 動 作 します 入 力 電 圧 がスイッチの 表 示 と 合 って いるかを 確 認 してください オペレータおよびスイッチの 安 全 のため シャーシを 開 けないでください 2.2 環 境 要 件 は 屋 内 で 使 用 してください スイッチを 19 インチの 標 準 ラックに 設 置 する 場 合 も また 作 業 台 に 直 接 設 置 する 場 合 も 以 下 の 要 件 を 満 た す 必 要 があります スイッチシャーシの 放 熱 のため スイッチ 側 面 裏 面 の 通 風 孔 に 対 し 十 分 なスペース を 取 ってください ラックおよび 作 業 台 の 換 気 と 放 熱 が 行 われるようにしてください ラックと 作 業 台 がスイッチおよび 付 属 品 の 重 量 に 耐 えるのに 十 分 な 安 定 性 があるこ とを 確 認 してください ラックおよび 作 業 台 がきちんと 接 地 されていることを 確 認 してください 本 装 置 をラックに 搭 載 する 場 合 耐 震 性 を 考 慮 し ラックに 合 ったガイドレールを 使 用 してください ( 通 常 ガイドレールはラックごとに 異 なります) 2-1

2 章 設 置 前 の 準 備 動 作 を 確 実 にし スイッチの 耐 用 年 数 を 延 ばすため 設 置 場 所 に 関 する 以 下 の 要 件 を 満 たす 必 要 があります 2.2.1 温 度 / 湿 度 の 要 件 スイッチの 動 作 を 確 実 にし 長 くご 使 用 いただくために ユーザは 機 器 室 の 温 度 と 湿 度 を 動 作 保 証 範 囲 に 維 持 する 必 要 があります 機 器 室 の 湿 度 が 長 時 間 高 すぎた 場 合 装 置 の 絶 縁 の 悪 化 または 漏 電 につながります また 機 構 的 性 能 の 悪 化 部 材 の 変 質 金 属 部 分 のさびや 腐 食 などが 起 こる 場 合 もあります 一 方 乾 燥 した 環 境 では 静 電 気 が 発 生 しやすくなり 故 障 発 生 の 危 険 性 が 高 まります 高 温 環 境 下 では 装 置 で 使 用 している 部 品 の 信 頼 性 および 性 能 に 対 する 影 響 が 大 きく なり 故 障 発 生 率 耐 用 年 数 に 大 きな 影 響 を 与 えます 2.2.2 汚 れに 対 する 要 件 埃 は 装 置 の 安 全 な 動 作 を 妨 げます 埃 が 装 置 の 上 に 落 ちると 静 電 気 を 吸 収 し 金 属 製 コネクタや 接 続 点 の 接 続 不 良 を 起 こす 場 合 があります この 現 象 は 室 内 の 相 対 湿 度 が 低 いときにより 起 こりやすく スイッチの 耐 用 年 数 を 縮 めるだけでなく 通 信 障 害 をも 引 き 起 こします 機 器 室 内 の 埃 の 含 有 量 および 粒 子 の 直 径 に 関 する 要 件 を 表 2-1に 示 します 表 2-1 機 器 室 内 の 埃 の 含 有 量 に 関 する 仕 様 最 大 直 径 (µm) 0.5 1 3 5 最 大 密 度 ( 単 位 立 方 メートルあたり の 粒 子 数 )) 1.4 x 10 7 7 x 10 5 2.4 x 10 5 1.3 x 10 5 埃 の 要 件 のほかに 機 器 室 内 の 塩 酸 および 硫 化 物 の 空 気 中 の 含 有 量 に 関 しても 厳 し い 要 件 が 設 定 されています こうした 有 毒 なガス 類 は 部 品 の 金 属 腐 食 や 老 朽 化 を 早 めます 機 器 室 は SO 2 H 2 S NO 2 NH 3 および Cl 2 などの 有 毒 ガスから 保 護 する 必 要 があります それぞれの 限 界 値 を 表 2-2に 示 します 表 2-2 機 器 室 中 の 有 毒 ガス 含 有 量 の 限 界 値 ガス 平 均 値 (mg/m 3 ) 最 高 値 (mg/m 3 ) SO2 0.2 1.5 H2S 0 0.03 NO2 0.04 0.15 NH3 0.05 0.15 Cl2 0.01 0.3 2-2

2 章 設 置 前 の 準 備 2.2.3 静 電 気 防 止 の 要 件 静 電 気 について 多 くの 対 策 を 施 してありますが 静 電 気 放 電 が 一 定 の 限 界 を 超 えると 回 路 を 損 傷 し ときには 機 器 全 体 に 重 大 な 損 傷 を 与 える 可 能 性 があります スイッチが 接 続 されている 通 信 ネットワークでは 静 電 誘 導 の 発 生 源 は 主 として 高 圧 電 装 ケーブルや 落 雷 などの 外 部 的 要 因 と 室 内 環 境 床 の 素 材 機 器 の 全 体 的 な 構 成 などの 内 部 的 な 要 因 とに 分 けられます 静 電 気 による 損 傷 を 防 止 するために 次 の ような 点 に 注 意 が 必 要 です 設 備 および 床 を 確 実 に 接 地 する 室 内 に 防 塵 装 置 を 取 り 付 ける 適 切 な 温 度 と 湿 度 を 維 持 する 回 路 に 体 の 一 部 が 触 れる 可 能 性 のあるときには 必 ず 静 電 気 防 止 リストストラップと 静 電 気 防 止 ウェアを 着 用 する 2.2.4 静 電 気 放 電 (ESD)による 損 傷 の 防 止 静 電 気 については 多 くの 注 意 が 払 われ 様 々な 措 置 が 取 られていますが それでも 静 電 気 放 電 によって 回 路 を 損 傷 し ときには 機 器 全 体 に 重 大 な 損 傷 を 与 える 場 合 があ ります 電 気 系 統 の 部 品 を 静 電 気 放 電 (ESD)による 損 傷 から 保 護 するためには 装 置 の 設 置 やケーブルの 接 続 をする 場 所 で 静 電 気 防 止 措 置 をとり 次 の 点 に 注 意 してください 装 置 を 確 実 に 接 地 する 室 内 に 防 塵 装 置 の 取 り 付 けをする 適 切 な 温 度 と 湿 度 を 維 持 する 回 路 に 体 の 一 部 が 触 れる 可 能 性 のあるときには 必 ず 静 電 気 防 止 リストストラッ プと 静 電 気 防 止 ウェアを 着 用 する 作 業 前 に 導 電 性 の 物 に 触 れ 人 体 に 帯 電 した 静 電 気 を 放 出 する 装 置 に 片 端 を 接 続 したケーブルのコネクタ( 金 属 端 子 部 )には 触 れない I. 静 電 気 防 止 リストストラップ 着 用 手 順 1) リストストラップに 手 を 通 します 2) ストラップを 締 めて 皮 膚 によく 接 触 させます 3) リストストラップを 接 地 ねじにとめてください 4) リストストラップが 正 しく 接 地 されているか 確 認 してください 2-3

2 章 設 置 前 の 準 備 メモ: 静 電 気 防 止 リストストラップは に 添 付 しておりませ ん II. ケーブル 取 り 扱 い 時 の 注 意 10/100/1000BASE-Tポートに 接 続 するツイストペアケーブルのRJ45コネクタは 構 造 上 金 属 部 が 剥 きだし 状 態 になっています ツイストペアケーブルの 片 側 を10/100/1000BASE-Tポートに 接 続 した 状 態 は ケーブ ルによりポートの 金 属 部 分 を 延 長 し 剥 きだしにている 状 態 と 同 じです この 状 態 でコ ネクタの 金 属 部 に 静 電 帯 電 した 物 質 や 人 体 が 接 触 した 場 合 10/100/1000BASE-T ポートに 過 電 圧 がかかり ポートを 制 御 している 回 路 を 破 壊 して 正 常 に 装 置 が 稼 動 できなくなる 可 能 性 があります コンソールケーブルについても 同 様 に 取 り 扱 い 時 には 注 意 してください 2-4

2 章 設 置 前 の 準 備 2.2.5 干 渉 防 止 のための 要 件 スイッチは 容 量 結 合 誘 導 結 合 によるクロストークの 影 響 および 共 通 インピーダ ンス 電 磁 干 渉 (EMI)といったシステム 外 部 のノイズ 源 からの 影 響 を 受 けます 機 器 またはシステムの 内 外 から 発 生 する 電 磁 干 渉 は 主 として 放 射 ノイズと 伝 導 ノイ ズの 2 つの 形 で 機 器 に 悪 影 響 を 与 えます 放 射 ノイズは 空 中 を 伝 わる 電 磁 波 ノイズで あり 伝 導 ノイズは 電 源 線 を 伝 わる 電 磁 波 ノイズです 次 の 点 に 注 意 が 必 要 です 電 源 系 統 がスイッチに 及 ぼす 干 渉 を 軽 減 するための 有 効 な 対 策 を 取 る スイッチの 接 地 位 置 を 電 源 装 置 の 接 地 装 置 や 落 雷 保 護 装 置 からできるだけ 遠 くに 離 してください スイッチを 無 線 発 生 器 レーダー 発 生 器 および 高 電 流 で 動 作 している 高 周 波 装 置 から 離 してください 必 要 に 応 じて 電 磁 シールド フィルタなどを 使 用 して 接 地 抵 抗 を 小 さくしてくだ さい インタフェースケーブルは 室 内 に 設 置 してください 過 電 圧 または 過 電 流 により 装 置 が 損 傷 するため 屋 外 でのケーブル 設 置 は 禁 止 する 2.2.6 接 地 要 件 正 しい 接 地 を 行 うことが スイッチの 安 定 した 正 常 動 作 と 信 頼 性 の 基 礎 となり さら に 落 雷 保 護 と 干 渉 防 止 静 電 障 害 防 止 に 重 要 な 役 割 を 果 たします ユーザは 正 しい 接 地 を 行 ってください その 際 次 の 点 に 注 意 してください 接 地 は 添 付 のアースコネクタ 付 き 単 層 3 線 AC 電 源 コードのアース 端 子 から 取 りま す 相 手 側 電 源 ソケットのアースが 確 実 に 接 地 されていることを 確 認 してください 接 地 端 子 の 接 触 抵 抗 は 0.1 オーム 以 下 であること(12V/25A のテストをクリアするこ と) 接 地 抵 抗 は A 種 接 地 (10 オーム) 又 は D 種 接 地 (100 オーム)を 満 たすこと 2.2.7 レーザ 放 射 防 止 SFP モジュール 搭 載 ポートでは Class1 のレーザ 光 を 使 用 する SFP モジュールを 搭 載 可 能 です 人 間 の 目 には 見 えませんが 光 のビームが 人 間 の 目 に 入 ると 網 膜 を 火 傷 す る 可 能 性 があります 動 作 中 にこの 開 口 部 を 覗 き 込 むことは 非 常 に 危 険 ですので 絶 対 にしないでください 2-5

2 章 設 置 前 の 準 備 警 告 レーザ 照 射 により 目 に 損 傷 を 受 ける 可 能 性 があります CLASS1 LASER PRODUCT 2.3 付 属 品 一 覧 表 2-3 本 装 置 の 付 属 品 一 覧 項 目 数 量 AC 電 源 コード AC 電 源 コード 固 定 バンド コンソールケーブル 取 扱 説 明 書 製 品 マニュアル(CD-ROM) 1 本 1 個 1 本 1 部 1 枚 表 2-4 本 装 置 のオプション 品 一 覧 ラックマウント 用 フランジ(2 個 ) マグネット(OPT-SW08:4 個 ) 1 式 1 式 2.4 取 り 付 け 工 具 取 り 付 け 工 具 は に 装 備 されていません 必 要 な 取 り 付 け 工 具 を 前 もって 確 認 し 準 備 してください プラスドライバ 静 電 気 防 止 リストストラップ 2-6

3 章 設 置 3 章 設 置 3.1 装 置 の 設 置 3.1.1 19 インチラックへのスイッチ 設 置 設 置 手 順 を 以 降 で 説 明 します メモ: ラックマウント 用 のフランジは EIA 規 格 準 拠 の 19 インチラックに 対 応 しています (マウント 用 フランジは 別 売 オプション 品 です) 設 置 手 順 1) 静 電 気 防 止 用 リストストラップを 着 用 し 接 地 してください 2) ラックの 接 地 と 安 定 性 を 確 認 してください 3) 装 置 フロント 側 面 の 上 蓋 固 定 ネジを 取 り 外 してください 4) フランジ 用 として 同 梱 されたネジを 使 用 して 図 3 1 に 示 すようにフランジを 装 置 フロントパネル 側 に 取 り 付 けてください フランジ 取 付 ネジ フランジ 図 3 1 フランジの 取 り 付 け 3-1

3 章 設 置 5) 装 置 をラック 内 の 棚 の 上 においてください 状 況 に 応 じて 装 置 をラック 前 側 の 柱 に 沿 って 適 当 な 位 置 までスライドさせてください 装 置 とガイドの 間 に 適 当 なスペースがあるようにしてください 6) ラックの 両 側 でフランジをラック 前 側 の 柱 にネジを 使 って 固 定 してください 各 スロット 上 の 棚 およびフランジにより 装 置 がラック 内 でしっかり 固 定 されて いることを 確 認 してください 図 3-2 の 設 置 (ラック 搭 載 時 ) 3.1.2 卓 上 へのスイッチ 設 置 卓 上 にスイッチを 設 置 する 場 合 には 以 下 の 点 に 注 意 してください 作 業 台 ( 卓 上 )に 安 定 性 があり しっかり 接 地 されていることを 確 認 ください 放 熱 のためスイッチの 周 囲 に 10 センチほどのスペースをとってください スイッチの 上 に 重 いものを 置 かないでください 卓 上 設 置 の 際 には 製 品 底 面 にゴム 足 (4 個 )が 取 り 付 けられていることを 確 認 ください 3-2

3 章 設 置 3.1.3 壁 面 へのスイッチ 設 置 I. 金 属 壁 面 へのスイッチ 設 置 金 属 壁 面 への 設 置 の 際 には 別 売 オプション 品 のマグネットを 製 品 底 面 各 印 に 取 付 け てください その 際 卓 上 設 置 と 同 様 に スイッチ 周 辺 には 放 熱 の 為 のスペースを 確 保 してください 製 品 の 取 り 付 け 図 に 従 ってマグネットをスイッチ 底 面 に 取 り 付 けます 製 品 底 面 四 角 印 のあるネジ 部 にマグネットをネジで 締 めます (4 ヶ 所 ) マグネット 上 にマグネットフットを 貼 り 付 けます(4 ケ 所 ) マグネットフットは 剥 離 紙 を 剥 がしてから 貼 り 付 けます 図 3-1 の 設 置 (マグネット 取 り 付 け) 3.2 電 源 コードおよび 接 地 線 の 接 続 3.2.1 AC 電 源 および 電 源 コード I. AC 電 源 定 格 電 圧 :100V AC ; 50/60Hz ( 最 大 許 容 差 :90~110V AC ; 50/60Hz(±1%)) 3-3

3 章 設 置 INPUT AC100V : 0.3A 図 3-2 スイッチ 電 源 ソケット 部 II. AC 電 源 ソケット アースコネクタつきの 単 層 3 線 電 源 ソケット またはコンピュータ 用 多 機 能 電 源 ソケ ットをご 使 用 ください その 際 建 物 内 の 電 源 のアースは 確 実 に 設 置 されていなけれ ばなりません 電 源 のアースの 無 い 環 境 でも 装 置 は 動 作 することはできますが 静 電 気 サージ 等 に よる 故 障 の 発 生 を 抑 制 する 事 ができません 図 3-3 電 源 ソケット III. AC 電 源 コードの 接 続 ステップ 1:スイッチと 同 梱 の 電 源 コードの 一 方 をスイッチシャーシのリアパネルの 電 源 ソケットに 接 続 し もう 一 方 を AC 電 源 ソケットに 接 続 してください ステップ 2:スイッチのフロントパネルの 電 源 LED が 点 灯 しているかどうか 確 認 して ください 点 灯 している 場 合 電 源 コードが 正 しく 接 続 されていることを 示 します 3-4

3 章 設 置 メモ: AC 電 源 コードを 装 置 に 接 続 するときは ケーブル 挿 入 後 軽 い 抵 抗 を 感 じたら 更 に 一 押 しして 奥 まで 挿 入 してください オプションの AC 電 源 コード 固 定 バンドを 取 り 付 けて ケーブルの 脱 落 防 止 を 実 施 してください 注 意 : 電 源 コードは 必 ず 添 付 品 の 接 地 付 き 三 端 子 電 源 コードを 使 用 してください またコ ンセントは 接 地 極 が 正 しく 接 地 されたコンセントを 使 用 してください 接 地 が 正 し く 行 われていない 状 態 で 運 転 した 場 合 作 業 者 が 感 電 する 恐 れがあります また 機 器 の 故 障 の 原 因 となります 3-5

3 章 設 置 3.2.2 電 源 コード 固 定 バンドの 取 り 付 け 方 1 電 源 コード 固 定 バンドをソケット 下 部 の 穴 に 差 し 込 んでください ( 電 源 コード 固 定 バンドの 輪 部 が 上 になるように 差 し 込 みます) 2 電 源 コードをソケットに 押 し 込 んでくだ さい 3 電 源 コード 固 定 バンドの 輪 部 のロックを 外 して 輪 を 緩 めます その 輪 を 電 源 コードの 根 元 までスライドし 輪 を 縮 めてロックを 掛 けます 4 電 源 コード 固 定 バンドから 電 源 コードを 外 す 時 は ストッパーを 解 除 しながら 輪 部 を スライドさせます ストッパー 固 定 バンドロック 図 3-4 電 源 コード 固 定 バンドの 取 り 付 け 方 3.3 コンソールケーブルの 接 続 3.3.1 コンソールケーブル 本 製 品 を VT-100 互 換 ターミナルあるいは 通 常 のターミナルエミュレータプログラム ( 例 :Windows オペレーティングシステム 付 属 のターミナルプログラム)を 実 行 してい る PC にコンソールケーブルを 用 いて 接 続 することで ローカルコンソールを 使 用 す ることができます 3-6

3 章 設 置 コンソールケーブルは 8 芯 のシールドケーブルで ケーブルの 一 端 は スイッチのコ ンソールポートに 接 続 する RJ-45 コネクタとなっています もう 一 方 には 設 定 端 末 (DTE 仕 様 ) 接 続 用 に DB-9 ピンコネクタが 用 意 されています コンソールケーブルを 下 図 に 示 します 図 3-5 コンソールケーブル 表 3-1 コンソールケーブルのピン 配 列 RJ-45 方 向 DB-9 信 号 1 8 CTS (CS) 2 6 DSR (DR) 3 2 RXD (RD) 4-5 GND (SG) 5-5 GND (SG) 6 3 TXD (SD) 7 4 DTR (ER) 8 7 RTS (RS) 3.3.2 コンソールケーブルの 接 続 設 定 端 末 でスイッチを 設 定 する 際 には コンソールケーブルを 以 下 のように 接 続 して ください ステップ 1: コンソールケーブルの DB-9 コネクタを スイッチを 設 定 する PC または 端 末 のシリアルポートに 接 続 してください ステップ 2: コンソールケーブルの RJ-45 コネクタをスイッチのコンソールポートに 接 続 してください 取 り 外 しは 上 記 の 逆 で RJ-45 コネクタをスイッチより 外 し 次 に DB-9 コネクタを 端 末 より 取 り 外 してください 3-7

3 章 設 置 注 意 : コンソールケーブルは 必 ず 添 付 のケーブルをお 使 いください また 10/100/1000BASE-T ポートとコンソールポートのコネクタは 同 一 の RJ-45 コネクタを 使 用 します 誤 って コンソールケーブル 用 コネクタを 10/100/1000BASE-T ポートに 挿 入 することのないよう に 十 分 ご 注 意 ください 3.4 設 置 後 の 確 認 設 置 が 完 了 した 後 以 下 のことを 確 認 してください 使 用 する 電 源 が スイッチのラベル 表 示 と 一 致 している コンソールケーブルおよび 電 源 入 力 コードが 正 しく 接 続 されている 3-8

4 章 起 動 と 設 定 4 章 起 動 と 設 定 4.1 設 定 環 境 のセットアップ のコンソールポートに コンソールケーブルを 使 っ て 端 末 (この 場 合 PC)を 接 続 してください 図 4-1 ローカル 端 末 の 設 定 環 境 のセットアップ 4.2 端 末 のパラメータの 設 定 ステップ 1: PC を 起 動 し Windows2000/XP の Hyper Terminal などの 端 末 エミュレーションプ ログラムを 実 行 してください ステップ 2: (Windows XP の Hyper Terminal パラメータ 設 定 を 例 として) 端 末 のパラメータを 設 定 してください パラメータの 要 件 : ボーレート:9600 データビット 長 :8 パリティ: 無 し ストップビット:1 フロ ー 制 御 : 無 し そして 端 末 エミュレーションは VT100 に 設 定 してください 手 順 は 以 下 の 通 りです 4-1

4 章 起 動 と 設 定 1) [Start/Program/Accessories/Communications/Hyper Terminal] をクリックし Hyper Terminal ウィンドウを 開 き そこで 新 しい 接 続 を 行 うため アイコ ンをクリックしてください 下 図 に 示 す[ 接 続 の 設 定 ]ウィンドウが 表 示 されます 図 4-2 HyperTerminal の[ 接 続 の 設 定 ]ウィンドウ 2) [ 接 続 の 設 定 ] ウィンドウの [ 名 前 (N)] に 新 しい 接 続 の 名 前 を 入 力 し <OK>をクリ ックしてください 下 図 に 示 す[ 接 続 の 設 定 ]ウィンドウが 表 示 されます [ 接 続 方 法 (N)] から 使 用 するシリアルポートを 選 択 してください 図 4-3 HyperTerminal 接 続 で 使 用 されるシリアルポートの 設 定 4-2

4 章 起 動 と 設 定 3) シリアルポートを 選 択 した 後 <OK>をクリックしてください 下 図 に 示 すよう に 2)で 選 択 したウィンドウが 表 示 されます [ビット/ 秒 (B)] (ボーレート)を 9600 に [データビット(D)] を 8 に [パリティ(P)] (パリティチェック)なし に [ストップビット(S)] を 1 に [フロー 制 御 (F)] をなしに 設 定 してください 図 4-4 シリアルインタフェースのパラメータ 設 定 4) シリアルポートのパラメータを 設 定 したら <OK>をクリックしてください 下 図 に 示 す[HyperTerminal] ウィンドウが 表 示 されます 図 4-5 [HyperTerminal] ウィンドウ 4-3

4 章 起 動 と 設 定 5) [HyperTerminal] ウィンドウで [プロパティ] を 選 択 し 下 図 に 示 す [プロパティ] ウ ィンドウを 開 いてください [ 設 定 ] タブをクリックし エミュレーション 端 末 と して [エミュレーション (E)] で VT100 を 選 択 してください 設 定 が 終 了 したら <OK>をクリックしてください 図 4-6 [プロパティ]ウィンドウ 4.3 スイッチの 起 動 4.3.1 スイッチの 電 源 投 入 前 の 確 認 スイッチの 電 源 投 入 前 に 以 下 のことを 確 認 してください 電 源 コードおよび 接 地 線 が 正 しく 接 続 されている 電 圧 がスイッチの 要 求 する 電 圧 と 合 っている コンソールケーブルが 正 しく 接 続 されている また 設 定 用 のPCあるいは 端 末 が 起 動 されており パラメータの 設 定 が 完 了 している 4-4

4 章 起 動 と 設 定 4.3.2 スイッチの 電 源 投 入 I. 起 動 インタフェース スイッチの 電 源 投 入 後 まず 自 己 診 断 プログラムが 実 行 されます その 際 に 表 示 され るメッセージ 例 を 以 下 に 示 します Starting... ******************************************************** * * * NEC QX-S2110P-I BOOTROM. Version 1.1.1 * * * ******************************************************** Hardware Revision: RB0 Serial Number : 11B00123 Creation Date : Dec 7 2011, 09:25:54 CPU Type : PowerPC CPU Clock Speed : 333MHz Memory Size : 128MB FlashROM Size : 32MB SDRAM selftest...ok! (1) FLASH selftest...ok! (2) Switch chip selftest...ok! (3) PoE chip selftest...ok! (4) RTC and Temp chip selftest...ok! (5) Please check leds...finished! (6) The switch Mac is: 00c0-1000-1234 Press Ctrl-B to enter Boot Menu... 5 (7) (1)から(6) までの 行 は システムの 自 己 診 断 の 結 果 です (7) 行 は BOOT メニューに 遷 移 するかどうかの 確 認 です 5 秒 以 内 に<Ctrl+B>を 押 下 すると プログラムは BOOT メニューに 入 ります これに ついての 説 明 は 5.2 項 を 参 照 してください 5 秒 間 何 も 操 作 をしなかった 場 合 または<Ctrl+B> 以 外 のキーを 押 下 した 場 合 応 答 待 ちのタイムプロンプトが 0 になると システムは 自 動 起 動 状 態 に 遷 移 します 4-5

4 章 起 動 と 設 定 システムの 自 動 起 動 後 以 下 のようなメッセージが 出 力 されます Auto starting... ************************************************************ * Copyright (c) 2011 NEC Corporation. All rights reserved. * * Without the owner's prior written consent, * * no decompiling or reverse-engineering shall be allowed. * ************************************************************ User interface Aux0/0 is available Please press ENTER. <Enter> を 押 下 してください 以 下 のプロンプト 情 報 が 表 示 されます <QX-S2110P-I> これでスイッチの 設 定 が 可 能 になります メモ: QX-S2110P-I の 設 定 通 信 が 可 能 になるまでには デフォルトコンフィグ 設 定 の 状 態 で 電 源 投 入 後 約 90 秒 です ( 自 己 診 断 30 秒 +ブート 起 動 時 間 60 秒 ) 設 定 コマンドおよびコマンドラインインタフェースに 関 する 説 明 は QX-S2110P-I Ethernet スイッチオペレーションマニュアル を 参 照 してください 4-6

5 章 装 置 のネットワーク 接 続 5 章 装 置 のネットワーク 接 続 メモ: ネットワーク 接 続 の 前 に 装 置 への 基 本 的 な 設 定 をしておくことを 推 奨 します 装 置 のネットワーク 接 続 後 装 置 とネットワークの 相 互 運 用 性 を 確 かめるために ping コマンドなどが 使 用 できます 詳 細 については オペレーションマニュアル およ び コマンドマニュアル を 参 照 してください 5.1 ツイストペアケーブルでのネットワーク 接 続 5.1.1 ツイストペアケーブル ツイストペアのケーブルはよられた4 組 の 絶 縁 された 電 線 から 成 ります それは 主 に アナログ 信 号 を 送 り データをより 短 い 距 離 の 上 に 送 信 することにおいて 有 利 です 最 大 の 伝 送 距 離 は100mです I. RJ45コネクタについて ツイストペアケーブルは 両 端 のRJ-45コネクタを 通 してネットワーク 機 器 を 接 続 しま す 図 5-1ではRJ-45コネクタを 示 します 図 5-1 RJ-45コネクタ 5-1

5 章 装 置 のネットワーク 接 続 II. ケーブルのピン 配 置 ケーブルのピン 配 置 は EIA / TIAのケーブル 仕 様 で568Aと 568B の2つの 規 格 が 定 義 されています 568A 規 格 ピン1: 白 色 と 緑 色 ピン2: 緑 色 ピン3: 白 色 と 橙 色 ピン4: 青 色 ピン5: 白 色 と 青 色 ピン6: 橙 色 ピン7: 白 色 と 茶 色 ピン8: 茶 色 568B 規 格 ピン1: 白 色 と 橙 色 ピン2: 橙 色 ピン3: 白 色 と 緑 色 ピン4: 青 色 ピン5: 白 色 と 青 色 ピン6: 緑 色 ピン7: 白 色 と 茶 色 ピン8: 茶 色 III. ケーブルタイプ 1) 性 能 イーサネットケーブルは 性 能 によって カテゴリー3 4 5 5e 6 7 と 分 類 されま す LANの 中 で カテゴリー5 カテゴリー5e およびカテゴリー6が 一 般 的 に 使 われま す 表 5.1 一 般 的 に 使 用 されるイーサネットケーブルの 説 明 ケーブルタイプ カテゴリー5 カテゴリー5e カテゴリー6 説 明 100MHzの 帯 域 幅 を 持 ち 100Mbpsの 最 高 速 度 でデータ 通 信 に 適 当 です 100MHzの 帯 域 幅 を 持 ち 1000Mbpsの 最 高 速 度 でデータ 通 信 に 適 当 です 250MHzの 帯 域 幅 を 持 ち 1Gbpsより 高 いスピードでデータ 通 信 に 適 当 です 2) ピン 配 置 ツイストペアのケーブルはピン 配 置 図 によって ストレートケーブル クロスケーブ ル(568B-A) クロスケーブル(IEEE802.3ab)に 分 類 することができます 注 意 : 1000BASE-T でリンクさせる 場 合 は ストレートケーブル またはクロスケーブル (IEEE802.3ab)をご 使 用 ください 1000BASE-T でクロスケーブル(568B-A)を 使 用 し た 場 合 は リンクアップしない 場 合 があります 5-2

5 章 装 置 のネットワーク 接 続 ストレートケーブル: 図 5-2で 示 すように 両 端 のピン 配 置 は 568B 規 格 に 従 いま す 図 5-2 ストレートケーブル クロスケーブル(568B-A): 図 5-3で 示 すように 一 方 の 端 のピン 配 置 は568B 規 格 に 従 い もう 一 方 の 端 のピン 配 置 は568A 規 格 に 従 います 図 5-3 クロスケーブル(568B-A) 5-3

5 章 装 置 のネットワーク 接 続 クロスケーブル(IEEE802.3ab):1000BASE-T 用 で 図 5-4で 示 すようにピン 配 置 は 568B 規 格 に 対 して4 組 すべてがクロスオーバー 結 線 となります 図 5-4 クロスケーブル(IEEE802.3ab) IV. ピン 配 列 RJ-45イーサネットインタフェースはMDI(ルータとPC 用 )またはMDIX( 装 置 用 )のどち らかです RJ-45イーサネットインタフェースのピン 配 列 については 表 5.2と 表 5.3 を 参 照 してください ピン 表 5.2 RJ-45 MDI インタフェースのピン 配 列 10BASE-T/100BASE-TX 1000BASE-T 信 号 機 能 信 号 機 能 1 TX+ データ 送 信 BIDA+ 双 方 向 データ 線 A+ 2 TX- データ 送 信 BIDA- 双 方 向 データ 線 A- 3 RX+ データ 受 信 BIDB+ 双 方 向 データ 線 B+ 4 予 備 - BIDC+ 双 方 向 データ 線 C+ 5 予 備 - BIDC- 双 方 向 データ 線 C- 6 RX- データ 受 信 BIDB- 双 方 向 データ 線 B- 7 予 備 - BIDD+ 双 方 向 データ 線 D+ 8 予 備 - BIDD- 双 方 向 データ 線 D- 5-4

5 章 装 置 のネットワーク 接 続 ピン 表 5.3 RJ-45 MDI-X インタフェースのピン 配 列 10BASE-T/100BASE-TX 1000BASE-T 信 号 機 能 信 号 機 能 1 RX+ データ 受 信 BIDB+ 双 方 向 データ 線 B+ 2 RX- データ 受 信 BIDB- 双 方 向 データ 線 B- 3 TX+ データ 送 信 BIDA+ 双 方 向 データ 線 A+ 4 予 備 - BIDD+ 双 方 向 データ 線 D+ 5 予 備 - BIDD- 双 方 向 データ 線 D- 6 TX- データ 送 信 BIDA- 双 方 向 データ 線 A- 7 予 備 - BIDC+ 双 方 向 データ 線 C+ 8 予 備 - BIDC- 双 方 向 データ 線 C- 正 常 な 通 信 を 確 立 するために データを 送 信 するポートのピンは 対 向 ポートでデー タを 受 信 するためにピンと 一 致 する 必 要 があります 双 方 の 機 器 上 のポートが 両 方 と もMDIもしくはMDI-Xである 場 合 クロスケーブルが 必 要 です クロスケーブルは MDI/MDI-Xタイプが 同 じ 機 器 を 接 続 します 一 方 のポートがMDI 他 方 がMDI-Xであ る 場 合 ストレートケーブルが 必 要 です ストレートケーブルはMDI/MDI-Xタイプが 異 なる 機 器 を 接 続 します もし オートMDI/MDIX 機 能 がRJ-45イーサネットインタフェースで 有 効 な 場 合 自 動 的 にピンの 役 割 を 合 わせます メモ: QX-S2110P-I の RJ-45 イーサネットインタフェースは オート MDI/MDI-X をサポートして おります デフォルトで オート MDI/MDI-X 機 能 はポートで 有 効 です 5.1.2 ツイストペアケーブルでの 接 続 QX-S2110P-Iの10/100/1000BASE-T Ethernet ポートは RJ-45コネクタを 使 用 し オ ートMDI/MDI-Xをサポートします 装 置 のネットワーク 接 続 にはCategory-5 以 上 のツ イストペアケーブルを 使 用 してください 5-5

5 章 装 置 のネットワーク 接 続 I. ツイストペアケーブルでの 装 置 のネットワーク 接 続 手 順 1) 必 要 に 応 じて ストレートまたはクロスのイーサネットケーブルを 準 備 してくだ さい 2) ツイストペアケーブルの 1 端 を 接 続 する 装 置 の Ethernet RJ-45 ポートに 接 続 します 3) ツイストペアケーブルの 他 方 の 端 を 接 続 機 器 の Ethernet RJ-45 ポートに 接 続 してください 4) Ethernet RJ-45 ポートの LED がリンクアップ 状 態 であるかどうかを 確 認 してくだ さい 5.2 光 ファイバケーブルでのネットワーク 接 続 光 ファイバケーブルでのネットワーク 接 続 手 順 1) 装 置 と 対 向 機 器 に SFP モジュールを 設 置 してください 2) 光 ファイバコネクタを SFP モジュール と 接 続 してください 3) SFP ポートを 有 効 にしてください 5.2.1 SFP モジュールの 設 置 メモ: このセクションは SFP モジュールの 設 置 と 操 作 のガイドラインを 記 述 します サポー トする SFP の 詳 細 は 表 1-3 1000BASE-X ポート 仕 様 を 参 照 してください I. SFP モジュールの 設 置 手 順 1) 静 電 気 防 止 用 リストストラップを 着 用 し 接 地 してください 2) SFP モジュールのベゼルをラッチが 固 定 されるまでモジュール 上 部 へ 持 ち 上 げて ください 3) SFP モジュールの 両 側 を 持 ち スロット 内 にモジュールを 挿 し 込 んでください 4) SFP モジュールが 固 定 されるまで 親 指 で 押 し 込 んでください 5) SFP モジュールがラッチで 固 定 されていることを 確 認 してください 5-6

5 章 装 置 のネットワーク 接 続 警 告 : SFP モジュールの 防 塵 カバーを 各 モジュール 設 置 前 に 取 り 除 かないでください SFP モジュール 設 置 する 際 に SFP モジュールに 光 ファイバケーブルが 接 続 されて いる 場 合 光 ファイバケーブルを 抜 いてから SFP モジュールを 設 置 してください SFP モジュールの 接 続 端 子 に 触 れないでください 5.2.2 光 ファイバコネクタを SFP モジュールと 接 続 I. 光 ファイバコネクタについて 光 ファイバを 接 続 する 際 は コネクタとファイバの 種 類 が 光 インタフェースのタイプ と 一 致 していることを 確 認 してください QX-S2110P-Iの 光 インタフェースでは 図 5-5で 示 すような LCファイバコネクタを 使 用 します 図 5-5 LCファイバコネクタ II. ファイバの 接 続 1) 光 ファイバコネクタから 防 塵 キャップを 外 して ファイバの 先 端 表 面 をきれいに してください 2) SFP モジュールの 防 塵 カバーを 外 し 図 5-6で 示 すように ファイバコネクタの 一 端 のプラグを 装 置 に 設 置 された SFP モジュールの 光 ポートに 接 続 し コネクタ のもう 一 方 の 端 を 対 向 装 置 のモジュールに 接 続 してください 3) 光 インタフェースの LED が 正 常 であることを 確 認 してください 5-7

5 章 装 置 のネットワーク 接 続 図 5-6 LC 光 ファイバコネクタとSFPモジュールの 接 続 警 告 : コネクタが 接 続 されていない 場 合 光 インタフェースのカバーを 閉 じてください 光 インタフェースにファイバコネクタが 接 続 されていない 場 合 あるいは 防 塵 カバ ーが 開 いている 場 合 は 光 インタフェースを 直 接 のぞかないでください レーザに 関 する 注 意 事 項 として2.2.7 レーザ 放 射 防 止 を 参 照 してください SFP モジュールには データの 送 受 信 方 向 が 記 されています モジュールによって は 送 信 側 が TX 受 信 側 が RX で 記 されているものや 送 受 信 方 向 が 記 号 ( 例 : など)で 記 されている 場 合 があります これらを 確 認 の 上 ファイバコネク タを 適 切 に 接 続 してください 5-8

6 章 接 点 アラーム 6 章 接 点 アラーム 6.1 コネクタピンのアサイン 接 点 アラームのコネクタは D-sub 15pin メスコネクタを 使 用 します ピンの 配 置 を 図 6-1 に 各 ピンの 信 号 割 り 当 てを 表 6-1 に 示 します 5 10 15 1 6 11 図 6-1 D-sub 15pin コネクタ 表 6-1 接 点 アラーム D-sub ピン 信 号 割 り 当 て ピン 信 号 名 説 明 方 向 仕 様 1 FG 接 地 端 子 - - 11 MJ-COM メジャーアラーム 共 通 ピン - 6 MJ-MK メジャーアラームメイクピン OUT アラーム 状 態 :OFF 7 MJ-BK メジャーアラームブレークピン アラーム 状 態 :ON 8 MN-COM マイナーアラーム 共 通 ピン - 12 MN-MK マイナーアラームメイクピン OUT アラーム 状 態 :OFF 13 MN-BK マイナーアラームブレークピン アラーム 状 態 :ON 2 NC 無 接 続 - - 3 NC 無 接 続 - - 4 EXTALM0(A) (A) と (B)のショートでアラー 外 部 アラーム 信 号 0 入 力 ピン IN 5 EXTALM0(B) ム 発 生 9 EXTALM1(A) (A) と (B)のショートでアラー 外 部 アラーム 信 号 1 入 力 ピン IN 10 EXTALM1(B) ム 発 生 14 EXTRST(A) (A) と (B)のショートでリセッ 外 部 リセットピン 入 力 IN 15 EXTRST(B) ト OUTPUT ポート: 装 置 内 のリレーにて 共 通 ピン と メイクピン 又 は ブ レークピン がショートする 事 で 装 置 の 障 害 状 態 を 外 部 に 出 力 します INPUT ポート: 各 入 力 ポートの(A)と(B)をショートする 事 で 装 置 内 のフォ トカプラを 経 由 して 外 部 のアラーム 情 報 を 入 力 します INPUT(Reset)ポート: 外 部 リセットポートの(A)と(B)をショートする 事 で 装 置 内 のフォトカプラを 経 由 して 装 置 をリセットします 6-1

6 章 接 点 アラーム 6.2 接 点 アラーム 仕 様 6.2.1 アラーム 出 力 機 能 QX-S2110P-I の 検 出 した 障 害 を 外 部 に 通 知 する 機 能 メジャーアラーム(MJ-ALM)と マイナーアラーム(MN-ALM)2 種 類 のアラームを リレーによるループ 形 成 により 外 部 に 出 力 します アラーム 状 態 とリレーのループ 状 態 の 関 係 は 以 下 の 通 りです 表 6-2 アラーム 状 態 とループ 状 態 の 関 係 アラーム 状 態 リレーのループ 状 態 電 気 的 仕 様 障 害 時 COMとBKがショート 最 大 電 流 :0.5A 正 常 時 COMとMKがショート 最 大 電 圧 :12V I. メジャーアラーム(MJ-ALM) 装 置 の 重 大 障 害 を 通 知 する 機 能 です 障 害 の 内 容 と 障 害 通 知 の 関 係 は 以 下 の 通 りです No. 装 置 の 状 態 処 理 表 6-2-1 MJ 障 害 内 容 と 通 知 の 関 係 アラーム 出 力 機 能 アラーム 状 態 ( 注 1) TRAP LOG 出 力 可 否 1 電 源 OFF H/W - 障 害 否 2 電 源 異 常 ( 注 2) H/W - 障 害 否 3 CPUウォッチト ックタイムアウト (CPU 異 常 時 ) ( 注 2) H/W - 障 害 否 通 常 時 ; 電 源 起 動 後 マスクしない 正 常 否 4 (リセット 解 除 後 ) H/W ( 注 3) マスクする 障 害 否 出 力 内 容 アラーム 出 力 機 能 は アラーム 状 態 (リレー)の 制 御 のみを 行 うものです TRAP お よび Log の 出 力 には 影 響 しません 注 1:アラームポート 出 力 (リレー)の 状 態 で 障 害 時 は MJ-COM と MJ-BK 正 常 時 は MJ-COM と MJ-MK がショートします 注 2: 電 源 の 監 視 ウォッチドックタイム 監 視 はリセット IC で 行 っているため 電 源 異 常 ウォッチドックタイムアウトは 即 装 置 リセットとなります 従 って 電 源 異 常 ウォッチドックタイムアウト 時 のアラーム 機 能 のマスク TRAP Log 出 力 等 の 制 御 は 出 来 ません 注 3:リセット 解 除 直 後 は CPU が 起 動 中 のため TRAP Log 出 力 等 の 制 御 は 出 来 ませ ん 6-2

6 章 接 点 アラーム II. マイナーアラーム(MN-ALM) 装 置 の 障 害 を 通 知 する 機 能 です 障 害 の 内 容 と 障 害 通 知 の 関 係 は 以 下 の 通 りです No. 装 置 の 状 態 処 理 表 6-2-2 MN 障 害 内 容 と 通 知 の 関 係 アラーム 出 力 機 能 アラーム 出 力 の 停 止 アラーム 出 力 条 件 アラーム 状 態 ( 注 1) TRAP LOG 出 力 出 力 可 否 内 容 1 電 源 OFF H/W - - 障 害 否 2 電 源 異 常 H/W - - 障 害 否 3 ブートアップ マスクしない 出 力 中 S/W ( 初 期 値 ) ( 初 期 値 ) ( 装 置 起 動 中 ) 障 害 否 4 出 力 正 常 可 正 常 正 常 動 作 中 ( 起 動 完 了 後 ) S/W マスクしない 強 制 停 止 正 常 可 正 常 マスクする Don t care 障 害 可 正 常 条 件 にする 障 害 可 障 害 出 力 条 件 にしな マスクしない 5 温 度 アラーム S/W い 正 常 可 障 害 強 制 停 止 Don t care 正 常 可 障 害 マスクする Don t care Don t care 障 害 可 障 害 6 疎 通 アラーム S/W 同 上 7 EXTALM0 S/W 同 上 8 EXTALM1 S/W 同 上 アラーム 出 力 機 能 は アラーム 状 態 (リレー)の 制 御 のみを 行 うものです TRAP お よび Log の 出 力 には 影 響 しません 注 1:アラームポート 出 力 (リレー)の 状 態 で 障 害 時 は MN-COM と MN-BK 正 常 時 は MN-COM と MN-MK がショートしています 6.2.2 アラーム 入 力 機 能 外 部 からの 障 害 情 報 を QX-S2110P-I を 介 して TRAP LOG アラーム 出 力 により 保 守 者 に 通 知 する 機 能 外 部 アラーム 信 号 0(EXTALM0)と 外 部 アラーム 信 号 1(EXTALM1) 2 種 類 のアラームが フォトカプラを 介 してCPUに 通 知 されます 入 力 アラーム 検 出 の 保 護 方 法 は 以 下 の 通 りです 検 出 :100ms 周 期 でサンプリングし 連 続 10 回 ショートを 検 出 したとき 解 除 :100ms 周 期 でサンプリングし 連 続 10 回 オープンを 検 出 したとき 6-3

6 章 接 点 アラーム 6.2.3 リセット 入 力 機 能 外 部 からのリセット 要 求 により QX-S2110P-I をリセットする 機 能 リセット 要 求 (EXTRST)は フォトカプラを 介 してハードウェアに 通 知 され 装 置 リセットします CPU 異 常 時 も 装 置 リセットを 可 能 とするためハードウェアにて 制 御 しています 入 力 検 出 の 保 護 方 法 は 以 下 の 通 りです 検 出 :100ms 周 期 でサンプリングし 連 続 10 回 ショートを 検 出 したとき (オープンからショートの 変 化 点 を 検 出 したときを 最 初 の1 回 目 のショート としてカウントします 6.3 アラーム 出 力 制 御 機 能 6.3.1 アラーム 出 力 機 能 部 の 停 止 装 置 が 検 出 した メジャーアラーム(MJ-ALM)とマイナーアラーム(MN-ALM)の 出 力 を 停 止 (マスク)する 機 能 です 出 力 を 停 止 することで リレーはCOMとBKがショ ート 状 態 となり 消 費 電 力 の 削 減 が 可 能 となります 注 意 : アラーム 出 力 機 能 部 を 停 止 (マスク) 設 定 した 場 合 アラームは 障 害 状 態 にな ります 装 置 初 期 状 態 では アラーム 出 力 機 能 は 有 効 となっています 6.3.2 マイナーアラーム 出 力 の 制 御 I. マイナーアラーム 出 力 の 停 止 マイナーアラーム(MN-ALM)の 出 力 を 停 止 する 機 能 で アラーム 状 態 を 強 制 的 に 正 常 状 態 とします 初 期 値 は アラームを 通 知 する ( 停 止 しない)です メジャーアラーム(MJ-ALM)には このような 機 能 はありません 6-4

6 章 接 点 アラーム II. マイナーアラーム 出 力 条 件 の 選 択 個 々のマイナーアラーム(MN-ALM)について 障 害 をアラーム 出 力 の 条 件 とするか しないかを 選 択 設 定 することができます 初 期 値 は 全 て アラーム 出 力 とする で す 6.3.3 TRAP/LOG へのアラーム 出 力 入 力 アラーム 出 力 アラームの 各 アラームついて 発 生 復 旧 およびその 要 因 が TRAP, LOG 情 報 にて 通 知 されます 6-5

7 章 ソフトウェアのアップグレード 7 章 ソフトウェアのアップグレード 7.1 アップグレード 方 法 この 章 では QX-S2110P-IEthernet スイッチのソフトウェアアップグレードの 方 法 を 説 明 します 7.2 ローカルでのソフトウェアアップグレード 端 末 (PC)がスイッチに 直 接 接 続 されている 場 合 ソフトウェアをローカルでアップ グレードできます 7.2.1 BOOT メニュー スイッチの 電 源 投 入 後 まず 自 己 診 断 プログラムが 実 行 されます その 際 に 表 示 され るメッセージのサンプルを 以 下 に 示 します Starting... ******************************************************** * * * NEC QX-S2110P-I BOOTROM. Version 1.1.1 * * * ******************************************************** Hardware Revision: RB0 Creation Date : Nov 7 2012, 19:25:54 CPU Type : PowerPC CPU Clock Speed : 333MHz Memory Size : 128MB FlashROM Size : 32MB SDRAM selftest...ok! FLASH selftest...ok! Switch chip selftest...ok! RTC and Temp chip selftest...ok! Please check leds...finished! The switch Mac is: 00c0-1003-1234 7-1

7 章 ソフトウェアのアップグレード Press Ctrl-B to enter Boot Menu... 5 5 秒 以 内 に <Ctrl+B> を 押 下 してください 以 下 のプロンプトが 表 示 されます Password : メモ: 5 秒 以 内 に <Ctrl+B> を 押 下 しなければ プログラムが 起 動 開 始 されます プログラム 起 動 後 に BOOT メニューにアクセスする 場 合 には スイッチをリブートす る 必 要 があります ブート ROM パスワードを 入 力 してください 正 しいパスワードを 入 力 後 (デフォル トではスイッチにはパスワードが 設 定 されていません) システムは BOOT メニュー に 入 ります 注 意 : スイッチを 使 用 中 変 更 したブート ROM パスワードを 忘 れないようにしてください BOOT MENU 1. Download application file to flash 2. Select Application file to Boot 3. Display all files in flash 4. Delete file from flash 5. Modify bootrom password 0. Reboot Enter your Choice[0-5]: メモ: BOOT メニュー 内 ではカレント 設 定 値 に * マークが 付 与 します 7-2

7 章 ソフトウェアのアップグレード 7.2.2 Xmodem によるコンソールポートからのソフトウェアアップグレード ステップ 1:BOOT メニューで<3>を 選 択 し アップグレード 前 の FLASH メモリ 内 に あるファイルを 確 認 します BOOT MENU 1. Download application file to flash 2. Select Application file to Boot 3. Display all files in flash 4. Delete file from flash 5. Modify bootrom password 0. Reboot Enter your Choice[0-5]: 3 No Time FileName File Size(bytes) =============================================================================== 1 * Thu Nov 01 00:00:00 2012 qxs21xx_app_v1_1_1.bin 6391676 2 Sat Nov 03 12:55:37 2012 qxcfg.txt 2760 Free Space : 9306112 bytes The current application file is qxs21xx_app_v1_1_1.bin.bin ステップ 2:BOOT メニューで<4>を 選 択 し アップグレード 前 の FLASH メモリ 内 に あるファイル 既 存 ソフトウェアを 削 除 します BOOT MENU 1. Download application file to flash 2. Select Application file to Boot 3. Display all files in flash 4. Delete file from flash 5. Modify bootrom password 0. Reboot Enter your Choice[0-5]: 4 No Time FileName File Size(bytes) =============================================================================== 1 * Thu Nov 08 00:00:00 2012 qxs21xx_app_v1_1_1.bin 7598986 2 Sat Nov 03 12:55:37 2012 qxcfg.txt 2760 Free Space : 16777216 bytes The current application file is qxs21xx_app_v1_1_1.bin 7-3

7 章 ソフトウェアのアップグレード Please input the file number to delete: 1 ステップ 3:BOOT メニューで<1>を 選 択 してください <Enter>を 押 下 してください ダウンロードプログラムメニューが 表 示 されます BOOT MENU 1. Download application file to flash 2. Select Application file to Boot 3. Display all files in flash 4. Delete file from flash 5. Modify bootrom password 0. Reboot Enter your Choice[0-5]: 1 Please set application file download protocol parameter 1. Set TFTP protocol parameter 2. Set XMODEM protocol parameter 3. TFTP_Download to RAM and RUN (DEBUG) 0. Return to boot menu Enter your Choice[0-3]:2 ステップ 4:ダウンロードプログラムメニューで<2>を 選 択 してください Xmodem プ ロトコルを 選 択 してください <Enter>を 押 下 してください 以 下 のようなメニュー が 表 示 されます Load File Name : qxs21xx_app_v1_1_1.bin Please select your download baudrate: 1. 9600 2. 19200 3. 38400 4. 57600 5. 115200 0. Return Enter your choice(0-5):5 ステップ 5: 実 際 の 要 件 に 基 づいて 適 切 なダウンロード 速 度 を 選 択 してください 例 えば ダウンロード 速 度 として 115200bps を 選 択 する 場 合 <5>を 入 力 します 次 に <Enter>を 押 下 してください 端 末 に 以 下 の 情 報 が 表 示 されます Are you sure to download file to flash? Yes or No(Y/N) 7-4

7 章 ソフトウェアのアップグレード ステップ 6:ファイルのダウンロードを 開 始 する 場 合 は<Y>を ダウンロードメニュー に 戻 る 場 合 は<N>を 入 力 してください 例 えば <Y>を 入 力 すると 端 末 に 以 下 の 情 報 が 表 示 されます Download baudrate is 115200 bps. Please change the terminal's baudrate to 115200 bps, and select XMODEM protocol. Switch baudrate to 115200 bps and press ENTER... ステップ 7: 上 記 のプロンプトに 従 って ボーレートがソフトウェアのダウンロード 速 度 と 同 じになるように 設 定 端 末 のボーレート 設 定 を 変 更 してください 設 定 端 末 で のボーレート 設 定 が 完 了 したら 端 末 を 切 断 し 再 び 接 続 します <Enter>を 押 下 し ダウンロードを 開 始 してください 端 末 に 以 下 の 情 報 が 表 示 されます Now please start transfer file use XMODEM protocol. If you want to exit, Press <Ctrl+X>. Loading.CCC メモ: 端 末 のボーレートを 変 更 後 新 しい 設 定 を 有 効 にするためには 端 末 エミュレーショ ンプログラムを 一 度 切 断 し 再 接 続 する 必 要 があります ステップ 8: 端 末 ウィンドウから[Transfer\Send File]を 選 択 してください [ファイルの 送 信 ]ダイアログボックスが 表 示 されます ダイアログボックス 内 の< 参 照 (B)...>をク リックし[ファイル 名 (F)]にダウンロードするソフトウェアを 選 択 してください 次 に ダウンロード 用 のプロトコル 名 を[プロトコル(P)]で 1K Xmodem に 変 更 してください 図 7-1 ファイルの 送 信 ダイアログボックス 7-5

7 章 ソフトウェアのアップグレード ステップ 9:< 送 信 (S)>をクリックしてください 以 下 に 示 すような[1K Xmodem ファ イル 送 信 ]ウィンドウが 表 示 されます 図 7-2 [1K Xmodem ファイル 送 信 ]ウィンドウ ステップ 10: プログラムのダウンロード 完 了 後 以 下 のメッセージが 表 示 されます Loading...CCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCC done! Please change the terminal's baudrate back to 9600 bps. Switch baudrate to 9600 bps and press ENTER... ステップ 11: 上 記 の 指 示 に 従 って 設 定 端 末 でセットされたボーレートを 9600bps に 変 更 してください 設 定 端 末 でのボーレート 設 定 が 完 了 したら 端 末 を 切 断 し 再 び 接 続 します <Enter>を 押 下 してフラッシュメモリへの 書 き 込 みを 開 始 してください この 操 作 が 完 了 すると 以 下 のメッセージが 表 示 されます filesize=6391676 (16515072) Writing to flash...done! Free Flash Space : 16384000 bytes ステップ 12: 再 び BOOT メニューが 表 示 されるので FLASH メモリにソフトウェアが 正 しくダウンロードされたかを 確 認 します 次 回 起 動 時 に 使 用 するソフトウェアには アスタリスクマーク * が 表 示 されます ダウンロードしたソフトウェアファイル 名 の 左 側 に * が 表 示 されている 事 を 確 認 して 下 さい BOOT MENU 7-6

7 章 ソフトウェアのアップグレード 1. Download application file to flash 2. Select Application file to Boot 3. Display all files in flash 4. Delete file from flash 5. Modify bootrom password 0. Reboot Enter your Choice[0-5]: 3 No Time FileName File Size(bytes) =============================================================================== 1 * Thu Nov 01 00:00:00 2012 qxs21xx_app_v1_1_1.bin 7598986 2 Sat Nov 03 12:55:37 2012 qxcfg.txt 2760 Free Space : 16777216 bytes The current application file is qxs21xx_app_v1_1_1.bin メモ: アスタリスクマーク * が 表 示 されていない 場 合 は BOOT メニューで<2>を 選 択 し 次 回 起 動 時 に 使 用 するファイル 名 ( 今 回 ダウンロードしたファイル 名 )を 指 定 します ステップ 13: 再 びメニューが 表 示 されますので 0 を 入 力 してスイッチを 再 起 動 して ください 7.2.3 Ethernet ポートからの TFTP によるソフトウェアのアップグレード ステップ 1:ダウンロード 用 に の Ethernet インタフェ ースを 選 択 してください インタフェースを 介 してダウンロードすべきファイルが 置 かれている PC に を 接 続 してください(PC の IP アド レスは 既 知 とします) ス テ ッ プ 2 : ダ ウ ン ロ ー ド の た め Ethernet イ ン タ フ ェ ー ス を 介 し て QX-S2110P-IEthernet スイッチに 接 続 された PC 上 で TFTP サーバープログラムを 実 行 し アップグレードプログラムのファイルパスを 指 定 します 7-7

7 章 ソフトウェアのアップグレード メモ: 本 装 置 は TFTP サーバ 機 能 をサポートしていません ステップ 3:BOOT メニューで <1>を 選 択 してください <Enter>を 押 下 すると 以 下 のようなダウンロードプログラムメニューが 表 示 されます Please set application file download protocol parameter 1. Set TFTP protocol parameter 2. Set XMODEM protocol parameter 3. TFTP_Download to RAM and RUN (DEBUG) 0. Return to boot menu Enter your Choice[0-3]:1 ステップ 4:ダウンロードプログラムメニューで <1>TFTP によるソフトウェアのダ ウンロードを 選 択 し <Enter>を 押 下 してください 以 下 の TFTP パラメータの 設 定 を 促 すメッセージが 表 示 されます Load File Name : Switch IP Address : Server IP Address : ステップ 5: 実 際 の 要 件 に 基 づいて 関 連 情 報 の 入 力 を 行 い <Enter>を 押 下 してくださ い 以 下 のメッセージが 表 示 されます Are you sure to download file to flash?(y/n)y ステップ 6:<Y>を 入 力 してください システムがファイルのダウンロードを 開 始 し ます <N>を 入 力 すると システムは BOOT メニューに 戻 ります ここでは<Y>を 入 力 した 場 合 を 例 として 説 明 します <Y>を 入 力 し <Enter>を 押 下 し てください プログラムのダウンロードが 開 始 されます この 動 作 が 終 了 すると 端 末 ディスプレイにダウンロードが 完 了 したことを 示 す 以 下 の 情 報 が 表 示 されます Downloading...done ステップ 7:BOOT メニューで <2>を 選 択 してください <Enter>を 押 下 すると ス イッチのフラッシュメモリに 書 き 込 まれているファイルの 一 覧 が 表 示 されます 次 回 起 動 時 から 使 用 するソフトウェアを 指 定 してください カレント 設 定 ファイルには * マークが 付 与 されています 7-8

7 章 ソフトウェアのアップグレード BOOT MENU 1. Download application file to flash 2. Select Application file to Boot 3. Display all files in flash 4. Delete file from flash 5. Modify bootrom password 0. Reboot Enter your Choice[0-5]: 2 No Time FileName File Size(bytes) ========================================================================== 1 Mon Nov 05 18:46:21 2012 qxcfg.txt 1114 2 Thu Nov 08 00:00:01 2012 qxs21xx_app_v1_1_1.bin 6434976 Free Space : 10341126 bytes The current application file is qxs21xx_app_v1_1_1.bin Please input the file number to boot: ステップ 8:ダウンロードしたソフトウェアファイルの 項 番 を 入 力 してください こ の 指 定 により ソフトウェア 起 動 時 に 使 用 するファイルとして 登 録 されます 何 も 入 力 しないで<Enter>を 入 力 すると システムは BOOT メニューに 戻 ります ここでは<2>を 入 力 した 場 合 を 例 として 説 明 します <2>のファイルをソフトウェア 起 動 時 に 使 用 するファイルとして 登 録 され 起 動 をす るかのメニューがでますので y(yes)で 応 答 します Do you want to run qxs21xx_app_v1_1_1.bin now? Yes or No (Y/N)y ステップ 9:この 動 作 が 終 了 するとソフトアップグレードが 完 了 し 新 しいソフトウ ェアが 自 動 起 動 されます 7.3 リモートでのソフトウェアアップグレード ファイルディレクトリが 正 しく 設 定 されているファイルサーバ 上 で TFTP サーバ 機 能 を 有 効 にしてください ファイルサーバの IP アドレスは 10.10.10.1. とします Telnet 経 由 でスイッチにログオンし TFTP を 使 用 してソフトウェアをファイルサーバより スイッチにダウンロードします アップグレードするソフトウェアファイルが 2110P.bin であると 仮 定 します 7-9

7 章 ソフトウェアのアップグレード TFTP サーバに 修 正 ファイルのダウンロード 先 ディレクトリが 設 定 されているか 確 認 します Telnet またはコンソールポートでスイッチにログインし ソフトウェアフ ァイルを TFTP でスイッチに 転 送 します Telnet またはコンソールでスイッチにログオンした 後 は 次 の 手 順 に 従 います ステップ 1:TFTP でソフトウェアファイルをスイッチにダウンロードします [QX-S2110P-I]tftp get //10.10.10.1/2110P.bin Downloading...done ステップ 2: 次 回 起 動 時 に 使 用 するソフトウェアを 指 定 します <QX-S2110P-I>boot boot-loader 2110P.bin Are you sure? [Y/N] y Please wait...done ステップ 3:ステップ 2 での 指 定 が 正 しく 反 映 されている 事 を 確 認 します <QX-S2110P-I>display boot-loader The app to boot at the next time is: flash:/2110p.bin ステップ 4:システムをリブートします < QX-S2110P-I>reboot (リブートの 前 に 他 の 設 定 が 保 存 されていることを 確 認 してください ) これでソフトウェアのダウンロードと 新 ソフトウェアでの 起 動 が 完 了 しました メモ: ソフトウェアのアップグレードを 完 了 させるためには スイッチをリブートする 必 要 があります フラッシュメモリの 空 きスペースが 十 分 でない 場 合 ブートプログラムやソフトウェ アのダウンロード コンフィグの 保 存 が 正 常 に 行 えない 可 能 性 があります 不 要 な ソフトウェアファイル 等 は 削 除 するようにしてください 7-10

7 章 ソフトウェアのアップグレード 注 意 : ソフトウェアファイルのダウンロード 中 や フラッシュメモリへのアクセスが 行 われ ている 期 間 は 電 源 を 落 とさないように 注 意 してください ソフトウェアの 再 ダウン ロードやコンフィグの 再 作 成 が 必 要 となる 可 能 性 があります 7-11

8 章 トラブルシューティング 8 章 トラブルシューティング 8.1 ソフトウェアアップグレード 時 の 障 害 の 対 処 アップグレード 時 に 障 害 が 発 生 した 場 合 には 旧 ソフトウェアでの 起 動 ができる 場 合 と Boot メニューからのローカルアップデートが 必 要 となる 場 合 があります 以 下 を 確 認 して 再 度 ソフトウェアファイルのダウンロードから 実 施 してください 物 理 ポートが 正 しく 接 続 されている サーバおよびスイッチ IP アドレスが 正 しい ダウンロードするソフトウェアの 名 前 が 正 しい ダウンロードするソフトウェアファイルが 正 しい フラッシュメモリの 領 域 にダウンロードするソフトウェアの 容 量 以 上 の 空 きがあ る 8.2 電 源 系 統 の 障 害 フロントパネル 上 の 電 源 LED を 調 べることにより の 電 源 系 統 が 障 害 を 起 こしたかどうかを 確 認 することができます 電 源 LED はシステ ムが 正 常 な 間 は 常 に 点 灯 しています LED が 消 灯 した 場 合 以 下 のことを 確 認 してく ださい スイッチの 電 源 コードが 正 しく 接 続 されているかどうか スイッチの 電 源 入 力 がスイッチのラベルに 表 示 された 要 件 に 合 っているかどうか 8.3 設 定 システムの 障 害 スイッチの 電 源 投 入 後 システムが 正 常 な 場 合 設 定 端 末 に 起 動 情 報 が 表 示 されます 設 定 システムに 障 害 があると 設 定 端 末 の 画 面 表 示 がない あるいは 表 示 された 文 字 が 判 読 不 能 になります I. 端 末 表 示 がない 場 合 のトラブルシューティング 設 定 端 末 の 電 源 投 入 後 何 も 情 報 が 出 力 されない 場 合 には 以 下 のことを 確 認 してくだ さい 電 源 供 給 が 正 常 かどうか コンソールケーブルが 正 しく 接 続 されているかどうか 上 記 の 項 目 を 確 認 しても 何 も 問 題 が 発 見 できない 場 合 は 原 因 はコンソールケーブル かまたは 端 末 (HyperTerminal など)のパラメータの 設 定 にある 可 能 性 があります 8-1

8 章 トラブルシューティング コンソールケーブル または 端 末 (HyperTerminal など)のパラメータ 設 定 を 確 認 し てください II. 端 末 表 示 が 判 読 不 能 な 場 合 のトラブルシューティング 設 定 端 末 の 表 示 が 判 読 不 能 な 場 合 原 因 は 端 末 (HyperTerminal など)のパラメータ 設 定 エラーにある 可 能 性 があります 端 末 (HyperTerminal など)のパラメータ 設 定 を 確 認 してください ボーレートを 9600 に データビットを 8 に パリティチェックはなしに ストップビットは 1 に そし てフロー 制 御 はなしに 設 定 してください 端 末 エミュレーションとして VT100 を 選 択 する 必 要 があります 8.4 リンク 系 の 障 害 スイッチの 電 源 投 入 後 システムが 正 常 に 立 ち 上 がれば 通 信 ポート 用 の LINK/ACT LED も 点 灯 します リンクケーブルが 接 続 されているにも 拘 らず 点 灯 していない 場 合 には 以 下 の 点 を 確 認 してください ケーブルタイプ ケーブル 長 に 問 題 が 無 いこと および 異 常 がないこと コネクタの 接 続 に 異 常 がないこと( 半 差 しなどないこと) 接 続 相 手 のインタフェース 種 別 通 信 モードが 一 致 していること メモ: 通 信 ポート 用 の LINK/ACT LED が 点 灯 しない 場 合 でも すぐに 装 置 障 害 とは 判 断 できま せん 装 置 ECO MODE ON 設 定 の 場 合 は LINK/ACT LED が 点 灯 しませんので 装 置 ECO MODE の 設 定 状 態 にも 注 意 ください ( 装 置 ECO MODE ON 設 定 の 場 合 は PWR LED が 緑 色 になっています) 8-2