このたびはJRAの 馬 主 登 録 申 請 についてお 問 い 合 わせいただき 誠 にありが とうございます JRAでは 2009 年 より 日 本 国 外 に 居 住 する 方 の 馬 主 登 録 申 請 の 受 付 を 行 っております JRAの 施 行 する 競 馬 には 特 有 のルールがあり 現 在 ご 自 身 が 馬 主 として 活 躍 されている 競 馬 と 異 なる 部 分 が 多 くあるものと 思 いますので 申 請 にあたって は 本 ガイドブックおよび 中 央 競 馬 Q&A をよくお 読 みください なお 申 請 に 必 要 な 書 類 は 多 岐 にわたっており 大 変 お 手 数 をおかけすること となりますが 厳 正 な 審 査 を 行 うために 必 要 ですので 何 卒 ご 理 解 いただきま すようお 願 いいたします 日 本 中 央 競 馬 会 2
JRA 馬 主 登 録 申 請 ガイド もくじ 馬 主 登 録 申 請 から 登 録 までの 審 査 の 流 れ 4 日 本 における 馬 主 登 録 制 度 について 5 馬 主 登 録 の 要 件 について 7 馬 主 登 録 申 請 に 必 要 な 書 類 8 連 絡 責 任 者 に 関 する 事 項 9 その 他 10 馬 主 登 録 申 請 に 関 するQ&A 11 3
馬 主 登 録 申 請 から 登 録 までの 流 れ 馬 主 登 録 申 請 関 係 書 類 の 請 求 ( 連 絡 責 任 者 候 補 者 によるのが 望 ましい) 連 絡 責 任 者 の 承 認 申 請 JRAによる 面 談 JRAによる 連 絡 責 任 者 の 承 認 馬 主 登 録 申 請 連 絡 責 任 者 の 承 認 申 請 と 同 時 提 出 でも 可 すべての 書 類 が 揃 った 時 点 で 受 理 する 申 請 書 類 の 精 査 各 種 調 査 照 会 ( 連 絡 責 任 者 を 通 じて) 馬 主 への 問 い 合 わせ 馬 主 登 録 審 査 (4 月 7 月 11 月 ) など 申 請 か ら 馬 主 登 録 審 査 ま で 約 5 ~ 6 ヵ 月 審 査 結 果 通 知 登 録 必 要 書 類 提 出 馬 主 登 録 料 (1 万 円 ) 納 付 馬 主 登 録 日 本 国 内 に 銀 行 口 座 の 開 設 が 必 要 登 録 免 許 税 (9 万 円 ) 納 付 服 色 登 録 所 有 馬 の 預 託 契 約 など 馬 主 活 動 を 開 始 4
日 本 における 馬 主 登 録 制 度 について 競 馬 を 産 業 として 健 全 に 発 展 させていくために 不 正 の 入 り 込 む 余 地 のな い 施 行 が 求 められるのは 世 界 的 な 共 通 認 識 であると 思 います 日 本 では 基 本 的 な 法 律 ( 刑 法 )で 賭 事 全 体 が 禁 止 されている 中 19 世 紀 以 降 競 馬 を 社 会 の 中 で 定 着 発 展 させていく 過 程 において 競 馬 施 行 と 馬 券 発 売 については 社 会 貢 献 を 目 的 として 特 別 法 を 定 めることで 許 可 されてきまし た こうした 基 本 的 考 え 方 から 日 本 の 競 馬 は 現 在 でもその 公 正 性 を 高 いレベ ルで 維 持 することが 法 律 的 にも 社 会 的 にも 求 められているのです われわれJRAが 行 う 競 馬 も 専 用 の 法 律 に 基 づき 日 本 政 府 の 厳 しい 監 督 のもとで 実 施 され 公 正 性 の 確 保 を 最 重 要 課 題 とすることで 発 展 してきたも のであり 競 馬 において 極 めて 重 要 な 役 割 を 担 う 馬 主 についても 登 録 時 にその 適 格 性 を 厳 しく 審 査 することが 求 められているため 法 律 や 規 定 に より 欠 格 要 件 が 詳 細 に 定 められています このように 日 本 の 競 馬 における 馬 主 制 度 は そのなりたちから 極 めて 厳 格 な 運 用 がなされていることをまずはご 理 解 ください 勿 論 この 審 査 はこれまで 日 本 国 内 に 居 住 する 馬 主 登 録 申 請 者 に 対 しても 等 しく 実 施 されているものであり 日 本 以 外 の 居 住 者 にも 多 岐 にわたる 書 類 の 提 出 を 求 め その 人 物 面 経 済 面 をはじめとした 適 格 性 を 厳 格 にチェック されています したがって 海 外 において 馬 主 として 活 動 されている 方 であっても 日 本 国 内 に 居 住 する 者 と 同 様 に 厳 格 にチェックされますので 審 査 の 結 果 登 録 を お 断 りする 場 合 があることをご 承 知 おきください なお 具 体 的 な 馬 主 欠 格 事 由 につきましては 日 本 中 央 競 馬 会 競 馬 施 行 規 程 馬 主 登 録 審 査 基 準 のほか 本 ガイドブックにも 概 略 を 記 載 しております ま た この 他 にもJRAの 競 馬 には 特 有 のルールがあり 現 在 ご 自 身 が 馬 主 と して 参 加 されている 競 馬 と 異 なる 部 分 が 多 くあるものと 思 います こうした ことについては 別 冊 の 中 央 競 馬 Q&A にまとめておりますので ぜひと も 熟 読 していただき JRAの 競 馬 に 関 してよく 理 解 したうえで 申 請 をご 検 討 ください なお 馬 主 登 録 の 申 請 をされる 際 には 必 ず 日 本 国 内 の 連 絡 責 任 者 が 申 請 書 類 を 取 りまとめていただき JRA 本 部 にお 持 ちいただくこととなります また 申 請 に 関 する 本 会 からの 連 絡 は 基 本 的 に 連 絡 責 任 者 に 対 して 行 います のでご 承 知 おきください 5
その 他 申 請 に 際 してご 不 明 な 点 がありましたら 下 記 までお 問 い 合 わせ くださいますようお 願 い 申 し 上 げます (お 問 い 合 わせ 先 ) 日 本 中 央 競 馬 会 本 部 ( 馬 主 登 録 課 ) TEL 03-3591-5251( 代 表 日 本 語 のみ) 03-5785-7373~4( 英 語 対 応 可 ) 住 所 106-8401 東 京 都 港 区 六 本 木 6-11-1 ホームヘ ーシ アト レス ( 日 本 語 版 ) http://jra.jp ( 英 語 版 ) http://japanracing.jp/ 日 本 中 央 競 馬 会 ロンドン 駐 在 員 事 務 所 TEL 44-20-7437-5053 住 所 4th Floor,11 Argyll Street, London W1F 7TH UK 日 本 中 央 競 馬 会 ニューヨーク 駐 在 員 事 務 所 TEL 1-203-973-0661 住 所 300 Main Street, Suite 401, Stamford, CT 06901, USA 日 本 中 央 競 馬 会 香 港 駐 在 員 事 務 所 TEL 852-2840-1566 住 所 1705, Prosperity Millennia Plaza, 663 King's Road, North Point, HONG KONG 6
馬 主 登 録 の 要 件 について 本 会 の 馬 主 登 録 ( 国 際 交 流 競 走 に 関 する 特 例 による 登 録 を 除 く)を 申 請 す る 方 は 以 下 に 挙 げる 登 録 要 件 を 満 たす 必 要 があります 前 提 条 件 登 録 形 態 は 個 人 馬 主 に 限 る 海 外 の 競 馬 統 括 機 関 において 馬 主 登 録 または 免 許 を 受 けてから 主 体 的 に1 年 以 上 活 動 し 競 走 馬 を 所 有 出 走 させていること 馬 主 登 録 の 申 請 前 あるいは 申 請 時 に 日 本 国 内 に 居 住 する 連 絡 責 任 者 の 申 請 を 行 い その 者 がJRAの 承 認 を 受 けること 人 物 面 成 年 被 後 見 人 および 被 保 佐 人 でないこと 禁 錮 以 上 の 刑 に 処 せられた 者 又 は 禁 錮 以 上 の 刑 の 執 行 を 終 えてから 10 年 経 過 していない 者 でないこと 満 20 歳 以 上 であること 破 産 者 で 復 権 を 得 ない 者 又 はこれに 準 ずる 者 でないこと 本 邦 外 において 上 記 に 相 当 する 者 となっていないこと 競 馬 の 公 正 を 害 するおそれのある 者 でないこと 上 記 を 含 め 競 馬 施 行 規 程 第 7 条 第 1 号 ~ 第 10 号, 第 13 号 および 第 14 条 の5 各 号 に 定 める 事 項 のいずれにも 該 当 しないこと 経 済 面 所 得 が 過 去 2ヵ 年 それぞれ 1,700 万 円 以 上 あること なお 算 入 さ れるのは 給 与 事 業 不 動 産 など 将 来 にわたって 継 続 的 に 得 られる 見 込 みのあるものに 限 ります 申 請 者 個 人 名 義 の 資 産 ( 預 貯 金 国 債 株 式 投 資 信 託 など)が 7,500 万 円 以 上 あること なお 日 本 国 外 に 所 有 する 不 動 産 については 算 入 できません また 負 債 がある 場 合 には 資 産 額 から 差 し 引 いて 評 価 します 所 得 資 産 の 額 は 審 査 直 近 の 評 価 額 為 替 レートで 換 算 します 所 得 とは 収 入 から 必 要 経 費 等 を 差 し 引 いた 額 のことです なお 給 与 所 得 については 本 会 所 定 の 計 算 方 法 により 所 得 額 を 決 定 します その 他 馬 主 登 録 に 関 する 詳 細 につきましては 日 本 中 央 競 馬 会 競 馬 施 行 規 程 および 馬 主 登 録 審 査 基 準 を 参 照 してください 7
馬 主 登 録 申 請 に 必 要 な 書 類 (1) 馬 主 登 録 申 請 書 本 会 様 式 (2) 証 明 用 写 真 3 枚 (4.5 3.5cm) (3) 氏 名 生 年 月 日 出 生 地 家 族 構 成 などが 記 載 された 公 的 書 類 (4)パスポートの 写 し (5) 現 住 所 を 証 明 する 書 類 (6) 経 歴 の 概 要 を 記 載 した 書 類 本 会 様 式 (7) 外 国 の 権 限 のある 競 馬 機 関 の 発 行 する 馬 主 資 格 証 明 書 (8) 成 年 被 後 見 人 被 保 佐 人 又 は 外 国 の 法 令 上 これらと 同 様 に 扱 わ れている 者 でないことを 証 明 する 書 類 (9) 破 産 者 で 復 権 を 得 ない 者 又 は 外 国 の 法 令 上 これらと 同 様 に 扱 わ れている 者 でないことを 証 明 する 書 類 (10) 禁 錮 以 上 の 刑 に 処 せられていないことを 証 明 する 書 類 (11) 宣 誓 書 本 会 様 式 (12) 連 絡 責 任 者 に 関 する 書 類 次 項 をご 参 照 ください (13) 申 請 直 近 2ヵ 年 の 税 務 申 告 書 類 の 写 し( 添 付 書 類 も 含 む) (14) 納 税 額 又 は 所 得 額 を 示 す 公 的 書 類 ( 申 請 直 近 2ヵ 年 ) (15) 所 有 資 産 を 証 明 する 書 類 (16) 負 債 の 額 を 証 明 する 書 類 (17) 財 産 及 び 債 務 の 申 告 書 本 会 様 式 (18) 自 己 が 経 営 又 は 勤 務 する 法 人 の 登 記 簿 謄 本 (19) 自 己 が 経 営 又 は 勤 務 する 法 人 の 決 算 書 ( 損 益 計 算 書 及 び 貸 借 対 照 表 を 含 むもの 審 査 直 近 2 期 分 ) (20) 日 本 国 内 に 銀 行 口 座 を 所 有 している 旨 を 証 する 書 類 ( 審 査 終 了 後 の 提 出 でも 結 構 です) 提 出 書 類 が 英 語 表 記 でない 場 合 には 英 語 または 日 本 語 の 訳 文 を 添 付 してください ご 提 出 いただいた 書 類 に 加 え 本 会 から 書 類 を 追 加 請 求 させていた だくことがございますのでご 承 知 おきください 馬 主 登 録 申 請 書 類 は 連 絡 責 任 者 がJRA 本 部 にお 持 ちください な お 馬 主 登 録 申 請 書 類 に 関 するJRAからの 質 問 等 はすべて 連 絡 責 任 者 を 通 して 行 うこととなりますのでご 承 知 おきください 馬 主 登 録 申 請 書 類 は 原 則 として 返 却 いたしません なお 書 類 の 取 り 扱 いには 十 分 に 留 意 し 個 人 情 報 については 馬 主 登 録 に 関 する 目 的 以 外 には 利 用 いたしません 公 的 機 関 または 金 融 機 関 発 行 の 証 明 書 類 については 申 請 前 3ヵ 月 以 内 のものをご 提 出 ください 馬 主 登 録 に 際 して 馬 主 登 録 料 1 万 円 馬 主 登 録 後 に 登 録 免 許 税 9 万 円 をお 支 払 いいただくこととなりますのでご 承 知 おきください 8
連 絡 責 任 者 に 関 する 事 項 日 本 国 内 に 居 住 していない 馬 主 (および 馬 主 登 録 を 申 請 する 者 )にはJR Aおよび 競 馬 サークル 関 係 者 との 連 絡 が 迅 速 かつ 円 滑 に 行 われるよう 日 本 国 内 に 連 絡 責 任 者 を 置 くことを 規 定 により 義 務 付 けています 連 絡 責 任 者 は 日 本 語 に 加 え 申 請 者 と 綿 密 なコミュニケーションを 取 ることのできる 言 語 に 堪 能 であることを 要 します なお 連 絡 責 任 者 が 行 う 業 務 および 欠 格 者 は 以 下 のとおりです 連 絡 責 任 者 が 行 う 業 務 馬 主 登 録 申 請 に 係 るすべての 事 務 手 続 きを 行 うこと 必 要 に 応 じて 申 請 者 と 連 絡 を 取 り JRAからの 質 問 や 依 頼 事 項 に 対 応 すること 申 請 者 が 馬 主 となった 後 にはJRAから 馬 主 への 連 絡 事 項 を 確 実 に 伝 えること 馬 主 に 関 する 事 務 全 般 ( 変 更 事 項 の 届 出 など)を 代 行 すること 賞 金 明 細 をはじめとした 各 種 書 類 や 勝 馬 賞 品 等 を 受 け 取 ること 欠 格 者 成 年 被 後 見 人 被 保 佐 人 及 び 破 産 者 で 復 権 を 得 ない 者 禁 錮 以 上 の 刑 に 処 せられた 者 競 馬 法 等 公 営 競 技 関 係 法 の 規 定 に 違 反 して 罰 金 の 刑 に 処 せられた 者 競 馬 関 与 禁 停 止 者 上 記 を 含 め 平 成 20 年 日 本 中 央 競 馬 会 理 事 長 達 第 45 号 第 4 条 に 該 当 する 者 連 絡 責 任 者 に 関 する 書 類 (1) 連 絡 責 任 者 申 請 書 ( 本 会 様 式 ) (2) 写 真 2 枚 (4 3cm) (3) 戸 籍 謄 本 (4) 住 民 票 の 写 し (5) 経 歴 の 概 要 を 記 載 した 書 類 ( 本 会 様 式 ) (6) 成 年 被 後 見 人 及 び 被 保 佐 人 として 登 記 されていないことの 証 明 書 (7) 本 籍 地 の 市 区 町 村 長 の 発 行 する 身 分 証 明 書 (8) 馬 主 登 録 申 請 者 と 連 絡 責 任 者 との 間 で 締 結 した 契 約 書 等 の 写 し ( 日 本 語 または 英 語 によるものでない 場 合 には 日 本 語 訳 を 添 付 して ください) 連 絡 責 任 者 が 例 外 的 に 複 数 の 馬 主 に 関 する 連 絡 業 務 を 行 う 場 合 は 基 準 を 設 けておりますので 馬 主 登 録 審 査 基 準 の 連 絡 責 任 者 に 関 する 事 項 (2)その 他 をご 参 照 下 さい 連 絡 責 任 者 には 原 則 としてJRA 本 部 にお 越 しいただき 事 務 局 と 面 談 をしていただくこととなります 9
その 他 JRAの 馬 主 登 録 申 請 にあたっては 以 下 の 点 をよくご 理 解 いただきます ようお 願 いいたします 本 邦 外 居 住 馬 主 については 所 有 馬 の 競 走 馬 登 録 にあたり1 人 の 馬 主 が 100%の 所 有 権 を 有 している 必 要 があります なお 海 外 で 一 般 的 とな っているリースやシンジケートによる 所 有 は 認 められませんのでご 承 知 おきください 所 有 馬 がJRAの 競 走 馬 登 録 を 受 けるためには 外 国 調 教 馬 を 国 際 交 流 競 走 に 出 走 させる 場 合 を 除 き JRAの 免 許 を 有 する 調 教 師 に 預 託 する 必 要 があります なお 外 国 で 出 走 経 験 のある 外 国 産 馬 をJRAの 調 教 師 に 預 託 することはできません 本 会 施 設 への 入 厩 頭 数 の 制 限 は 国 内 居 住 馬 主 と 同 じく90 頭 です その 他 日 本 中 央 競 馬 会 競 馬 施 行 規 程 を 熟 読 していただき JRAのル ールを 十 分 にご 理 解 のうえ ご 申 請 いただくことをお 願 いいたします 10
馬 主 登 録 申 請 に 関 するQ&A 馬 主 登 録 および 服 色 登 録 に 関 すること Q 1. 海 外 居 住 者 がJRAにおいて 馬 主 登 録 されるための 条 件 は Q 2. 問 い 合 わせや 申 請 はどこで 行 えばよいのか Q 3. 馬 主 登 録 申 請 から 登 録 までにはどのくらい 時 間 がかかるのか Q 4.どのような 資 格 審 査 が 行 われるのか Q 5. 申 請 にあたっての 必 要 書 類 が 多 すぎる 省 略 できないか Q 6. 以 前 に 国 際 交 流 競 走 に 所 有 馬 を 出 走 させたことがあるが その 馬 主 登 録 はどうなるのか? Q 7.もし 日 本 に 居 住 することとなった 場 合 には 何 か 手 続 きが 必 要 となるのか Q 8. 国 内 に 居 住 していない 者 に 特 有 の 条 件 はあるのか Q 9. 海 外 における 馬 主 登 録 が 無 効 となった 場 合 は Q10. 競 走 馬 を 所 有 していなくても 馬 主 登 録 はなくならないのか Q11. 馬 主 登 録 に 際 して 費 用 はかからないのか Q12. 服 色 登 録 の 仕 組 みはどのようになっているのか Q13. 国 際 交 流 競 走 に 外 国 調 教 馬 を 出 走 させる 場 合 にも 海 外 で 使 用 している 服 色 を 使 用 できないのか 連 絡 責 任 者 に 関 すること Q14. 連 絡 責 任 者 はどのような 役 割 を 務 めるのか Q15. 連 絡 責 任 者 は 日 本 に 居 住 していれば 外 国 籍 の 者 でもよいのか Q16. 連 絡 責 任 者 になることができない 者 は? Q17. 他 の 馬 主 の 連 絡 責 任 者 として 承 認 されている 者 に 自 分 の 連 絡 業 務 も 行 わせたいのだが Q18. 日 本 語 によるコミュニケーションに 全 く 問 題 がないので 連 絡 責 任 者 を 置 かなくても 活 動 できるが Q19. 連 絡 責 任 者 を 変 更 する 場 合 にはどうすればよいのか Q20. 事 故 等 により 連 絡 責 任 者 が 不 在 となってしまった 場 合 にはどうすればよ いのか Q21. 日 本 に 居 住 する 知 人 がいないので 連 絡 責 任 者 を 斡 旋 してもらえないか 11
Q 1. 海 外 居 住 者 がJRAにおいて 馬 主 登 録 されるための 条 件 は A. 日 本 中 央 競 馬 会 競 馬 施 行 規 程 第 7 条 および 第 14 条 の5に 定 める 欠 格 要 件 に 該 当 しないことに 加 え 海 外 の 競 馬 統 括 機 関 において 個 人 馬 主 または 法 人 馬 主 代 表 者 として 登 録 または 免 許 を 受 けてから 主 体 的 に1 年 以 上 活 動 し 競 走 馬 を 所 有 出 走 させていること 日 本 国 内 にJRAから 承 認 を 受 けた 連 絡 責 任 者 を 置 くこと が 必 要 となります Q 2. 問 い 合 わせや 申 請 はどこで 行 えばよいのか A. 下 記 にお 問 い 合 わせください なお 申 請 の 際 には 連 絡 責 任 者 がJRA 本 部 にお 持 ちください 日 本 中 央 競 馬 会 本 部 ( 担 当 : 競 走 部 馬 主 登 録 課 ) TEL 03-5785-7392~7 住 所 東 京 都 港 区 六 本 木 6-11-1 日 本 中 央 競 馬 会 ロンドン 駐 在 員 事 務 所 TEL 44-20-7437-5053 住 所 4th Floor,11 Argyll Street, LONDON W1F 7TH UK 日 本 中 央 競 馬 会 ニューヨーク 駐 在 員 事 務 所 TEL 1-203-973-0661 住 所 300 Main Street, Suite 401, Stamford, CT 06901, USA 日 本 中 央 競 馬 会 香 港 駐 在 員 事 務 所 TEL 852-2840-1566 住 所 1705, Prosperity Millennia Plaza, 663 King's Road, North Point, HONG KONG 12
Q 3. 馬 主 登 録 申 請 から 登 録 までにはどのくらい 時 間 がかかるのか A.JRAの 馬 主 登 録 は 審 査 機 関 が 極 めて 厳 格 な 資 格 審 査 を 行 うため 国 内 居 住 者 の 場 合 でも 申 請 受 付 から 登 録 までに 約 4~5ヵ 月 かかります 申 請 書 類 の 提 出 状 況 等 にもよりますが 国 内 に 居 住 していない 方 について は 国 内 居 住 者 よりもさらに 時 間 を 要 することが 想 定 されますのでご 承 知 お きください 申 請 は 常 時 受 け 付 け 事 務 局 による 所 定 の 調 査 が 終 了 したものから 年 に3 回 行 われる 諮 問 機 関 による 審 査 (4 月 7 月 11 月 )に 上 程 します なお 馬 主 登 録 の 申 請 に 先 立 ち 連 絡 責 任 者 の 承 認 が 必 要 となりますのでご 注 意 く ださい Q 4.どのような 資 格 審 査 が 行 われるのか A. 人 物 面 と 経 済 面 の 審 査 が 主 となります 人 物 面 については 競 馬 の 公 正 確 保 上 問 題 がないかという 点 を 確 認 します 経 済 面 については 調 教 師 に 継 続 的 に 競 走 馬 を 預 託 できる 所 得 資 産 があるか を 確 認 します 具 体 的 には 今 後 も 継 続 的 に 得 られる 見 込 みの 所 得 が 過 去 2ヵ 年 ともに 1,700 万 円 以 上 所 有 資 産 が 7,500 万 円 以 上 必 要 です ( 日 本 国 外 に 所 有 する 不 動 産 は 審 査 上 の 資 産 として 計 上 されません) 2つの 諮 問 機 関 における 審 査 結 果 を 踏 まえてJRAが 最 終 的 に 登 録 の 可 否 を 決 定 します Q 5. 申 請 にあたっての 必 要 書 類 が 多 すぎる 省 略 できないか A.JRAでは 人 物 面 はもちろんのこと 馬 主 として 自 己 の 所 有 馬 を 調 教 師 に 預 託 することのできる 経 済 力 があるかについても 詳 細 に 調 査 します 所 得 の 継 続 性 については 特 に 厳 正 な 審 査 を 行 うため 確 定 申 告 に 関 する 書 類 や 経 営 勤 務 する 会 社 の 決 算 に 関 する 書 類 等 の 提 出 が 必 要 となりますのでご 理 解 をお 願 いいたします なお こうした 取 り 扱 いは 本 邦 外 居 住 者 だけでなく 日 本 国 内 に 居 住 して いる 方 からも 多 岐 にわたる 書 類 の 提 出 を 求 めています Q 6. 以 前 に 国 際 交 流 競 走 に 所 有 馬 を 出 走 させたことがあるが その 馬 主 登 録 はどうなるのか? A. 国 際 交 流 競 走 に 関 する 特 例 の 馬 主 登 録 と JRAで 免 許 を 受 けた 調 教 師 に 恒 常 的 に 馬 を 預 託 することのできる 馬 主 登 録 とでは 性 質 が 異 なるため まっ たく 新 しい 馬 主 登 録 を 申 請 するものとお 考 えください したがって 馬 主 登 録 料 (1 万 円 )や 登 録 免 許 税 (9 万 円 )についても あらためて 納 付 していた だく 必 要 があります なお JRAでは1 人 の 者 が2つ 以 上 の 馬 主 登 録 を 受 けることができませ んので 通 常 の 馬 主 登 録 後 は 国 際 交 流 競 走 に 関 する 特 例 登 録 は 抹 消 となりま す 13
Q 7.もし 日 本 に 居 住 することとなった 場 合 には 何 か 手 続 きが 必 要 となるの か A. 国 内 居 住 者 となった 場 合 にはあらためて 必 要 書 類 を 提 出 していただく 必 要 があります 馬 主 として 活 動 される 上 での 条 件 も 変 わりますのでお 早 めに 馬 主 登 録 課 あてご 連 絡 ください Q 8. 国 内 に 居 住 していない 者 に 特 有 の 条 件 はあるのか A. 登 録 にあたり 連 絡 責 任 者 を 設 置 する 義 務 のあることや 海 外 の 競 馬 統 括 機 関 において 馬 主 の 登 録 または 免 許 を 受 けていることが 条 件 となります また 100% 自 己 所 有 の 馬 でなければJRAの 競 走 馬 登 録 を 受 けることが できません なお 本 会 施 設 への 入 厩 頭 数 の 制 限 は 国 内 居 住 馬 主 と 同 じく9 0 頭 です Q 9. 海 外 における 馬 主 登 録 が 無 効 となった 場 合 は A. 日 本 国 内 に 居 住 していない 方 については 海 外 の 馬 主 登 録 (または 免 許 )を 有 していることが 条 件 ですので JRAの 馬 主 登 録 も 取 り 消 しとなってしま います Q10. 競 走 馬 を 所 有 していなくても 馬 主 登 録 はなくならないのか A. JRAの 競 走 馬 登 録 馬 ( 所 有 していない 状 態 が1 年 間 継 続 し た 場 合 は 直 ちに 競 走 馬 登 録 馬 を 所 有 するか 馬 主 登 録 取 消 猶 予 願 い ( 馬 主 登 録 の 取 消 を2 年 間 猶 予 提 出 から2 年 以 内 にJRAの 競 走 馬 登 録 馬 を 所 有 しなければならない )を 提 出 しなければ 馬 主 登 録 は 取 り 消 されます Q11. 馬 主 登 録 に 際 して 費 用 はかからないのか A. 馬 主 登 録 申 請 に 際 してJRAに 支 払 う 費 用 はありませんが 審 査 が 終 了 し 馬 主 として 登 録 することとなったときには 馬 主 登 録 料 として1 万 円 をJR Aに 納 めていただきます また 馬 主 登 録 完 了 後 は 日 本 国 への 税 金 である 登 録 免 許 税 9 万 円 の 納 付 義 務 があります Q12. 服 色 登 録 の 仕 組 みはどのようになっているのか A. 中 央 競 馬 では 馬 主 は 自 分 の 服 色 を 使 用 して 競 走 に 馬 を 出 走 させることが できますが そのためには 服 色 登 録 をする 必 要 があります 預 託 先 の 調 教 師 を 経 由 して 美 浦 もしくは 栗 東 トレーニング センターに 登 録 料 3,000 円 を 添 えて 申 請 書 を 提 出 して 行 います 服 色 に 使 用 できる 色 や 模 様 には 制 限 があり また 既 に 登 録 のある 服 色 と 同 じものや 類 似 しているものを 登 録 することはできないため ご 自 身 が 海 外 で 使 用 している 服 色 をJRAの 競 走 でそのまま 使 用 することができない 場 合 がほとんどであることをご 了 承 ください また 馬 主 一 人 につき1 種 類 の 14
服 色 しか 登 録 することができず 帽 色 を 登 録 する 制 度 はありません なお 競 走 においてやむを 得 ない 事 由 により 登 録 を 受 けている 服 色 を 使 用 することができない 場 合 や 服 色 の 登 録 を 受 けていない 馬 主 はJRAが 定 め た 服 色 を 使 用 することとなります Q13. 国 際 交 流 競 走 に 外 国 調 教 馬 を 出 走 させる 場 合 にも 海 外 で 使 用 している 服 色 を 使 用 できないのか A. 国 際 交 流 競 走 に 外 国 で 調 教 している 所 有 馬 を 出 走 させる 場 合 に 限 り その 馬 の 調 教 国 で 登 録 されている 服 色 を 使 用 することが 可 能 です この 場 合 服 色 登 録 料 3,000 円 を 添 えて 登 録 申 請 することが 必 要 となります 但 し 国 内 調 教 馬 についてはいかなる 場 合 でも 本 会 登 録 服 色 の 使 用 を 義 務 付 けるため 同 一 競 走 に 同 一 馬 主 が 海 外 調 教 馬 と 国 内 調 教 馬 を 出 走 させる 場 合 にはそれぞれの 服 色 が 異 なることがあります ( 海 外 調 教 馬 が 本 会 登 録 服 色 を 使 用 することは 問 題 ありません) Q14. 連 絡 責 任 者 はどのような 役 割 を 務 めるのか A. 連 絡 責 任 者 は 海 外 に 居 住 する 者 の 意 思 を 代 弁 する 存 在 であり JRAへの 馬 主 登 録 申 請 に 係 る 一 切 の 事 務 を 行 うとともに 馬 主 となった 後 にはJRA や 預 託 調 教 師 との 連 絡 調 整 を 迅 速 かつ 円 滑 に 行 う 役 割 を 担 う 存 在 です 当 然 のことながら 日 本 国 内 に 居 住 していることが 必 要 となります Q15. 連 絡 責 任 者 は 日 本 に 居 住 していれば 外 国 籍 の 者 でもよいのか A. 日 本 において 住 民 基 本 台 帳 に 記 録 されている 方 でも 可 能 です その 場 合 は 日 本 人 の 場 合 と 申 請 に 必 要 な 書 類 が 異 なります また 読 み 書 きを 含 めた 日 本 語 の 能 力 が 必 要 なことに 加 え 連 絡 責 任 者 の 業 務 を 行 うことが 出 入 国 管 理 法 等 に 抵 触 しない 者 であることを 要 します Q16. 連 絡 責 任 者 になることができない 者 は? A. 成 年 被 後 見 人 破 産 者 で 復 権 を 得 ない 者 禁 錮 以 上 の 刑 に 処 せられた 者 競 馬 関 与 禁 停 止 者 などはもちろんですが JRAの 登 録 馬 主 調 教 師 など の 厩 舎 関 係 者 ( 地 方 競 馬 の 厩 舎 関 係 者 も 不 可 ) 日 本 語 及 び 本 邦 外 居 住 馬 主 (または 申 請 者 )とコミュニケーションをとれる 言 語 に 堪 能 でない 者 等 に ついても 連 絡 責 任 者 になることができません Q17. 他 の 馬 主 の 連 絡 責 任 者 として 承 認 されている 者 に 自 分 の 連 絡 業 務 も 行 わせたいのだが A. 連 絡 責 任 者 が 例 外 的 に 複 数 の 馬 主 の 連 絡 責 任 者 を 務 める 場 合 は 基 準 を 設 けております 詳 しくは 馬 主 登 録 審 査 基 準 の 連 絡 責 任 者 に 関 す る 事 項 (2)その 他 をご 参 照 下 さい 15
Q18. 日 本 語 によるコミュニケーションに 全 く 問 題 がないので 連 絡 責 任 者 を 置 かなくても 活 動 できるが A. 各 種 事 務 手 続 きや 賞 品 の 受 け 取 りなど 国 内 居 住 の 方 に 行 っていただきた い 業 務 があるので 日 本 語 を 話 せる 方 や 日 本 国 籍 を 有 する 方 であっても 連 絡 責 任 者 を 置 いていただきます Q19. 連 絡 責 任 者 を 変 更 する 場 合 にはどうすればよいのか A. 連 絡 責 任 者 に 関 する 必 要 書 類 を 提 出 し 本 会 の 承 認 を 受 ける 必 要 がありま す 変 更 を 予 定 されている 場 合 は 前 任 者 との 間 が 開 かないよう できるだけ 早 めの 申 請 をお 願 いいたします Q20. 事 故 等 により 連 絡 責 任 者 が 不 在 となってしまった 場 合 にはどうすればよ いのか A.できるだけ 早 く 新 たな 連 絡 責 任 者 を 設 置 してください なお JRAが 適 格 性 の 審 査 を 行 った 結 果 連 絡 責 任 者 として 承 認 しない 場 合 もあります ( 長 期 にわたって 不 在 状 態 が 継 続 した 場 合 は 馬 主 登 録 を 取 り 消 すこととなり ます) Q21. 日 本 に 居 住 する 知 人 がいないので 連 絡 責 任 者 を 斡 旋 してもらえないか A.JRAではそのようなことをいたしません 16