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「             」  説明および同意書

Transcription:

症状とその鑑別 結膜に接触することにより感染し 発症する 充血 粘 はじめに 性感染症 液膿性の眼脂 眼瞼腫脹を主徴とした急性濾胞性結膜炎 による症状で眼科を受する患者は の病像を呈する アデノウイルスによって発症する流行 大きく二つの群に分類される ①既に性感染症が確定 性角結膜炎 と鑑別が必要となる 下眼瞼結膜から されたものが を生じて受する場合 および 円蓋部結膜に大きな濾胞が融合して堤防状の形状を示す ②眼科受を契機として性感染症が発見される場合とで のが特徴的である口絵図1) 性器だけでなく上咽頭 ある 前者は 教科書的な眼所見の有無を確認し 眼症 感染を合併していることも少なくない 状を有すれば 局所法の追加を検討すればよく 対処 新生児封入体結膜炎 に苦慮することが少ない これに対して後者は 眼科医 クラミジアに感染中の母親から産道感染によって新生 の技量が その後の患者の予後を大きく左右する場 児に発症する結膜炎である 成人発症例と同様 眼瞼腫 合がある 脹 結膜充血 眼脂を主徴とし ビロード状になる 偽 眼科で性感染症が推定された場合は 眼以外の諸 膜の形成が高 度にみられるが 新生児はリンパ組織が 臓器における病変の有無やに関して 他科と連携し 未発達なため 結膜の濾胞形成はない てこれにあたることが重要である 器感染を併発するとされている に呼吸 代的な検査法を1にまとめた 抗原検出法が最も クラミジア 普及して利用しやすい による 結 膜 炎 の 代 は ト ラ を標 的 と し た 法 は高感度にクラミジアを コーマである トラコーマは 高度の角結膜瘢痕により 検出できる眼科は保険未適用 一方で 古典的方法だ 失明に至ることのある重症の結膜炎であり 開発途上国 が 結膜擦過物の塗抹標本検査も有用な方法である ① では現在も数多くの患者が発生している 一方 先進国 好中球優位の細胞浸潤 ② でみられる性感染症由来のクラミジア結膜炎は 軽症で 存在 ③結膜上皮細胞の細胞質内の封入体 予後がよいことから 封入体結膜炎と呼ばれて区別され 体が観察される 塗抹標本はアデノウイルスとの鑑別 てきた これには成人型と新生児型とがある 最近は単 に役立つ 眼脂中の白血球がリンパ球単核球優位で にクラミジア結膜炎と呼ばれることが多い あれば アデノウイルス結膜炎を疑う 細胞 プラズマ細胞の マクロライド系 テトラサイクリン系 ニューキノロ 成人型封入体結膜炎 性器クラミジア感染者の分泌物が 手指などによって ン系が有効である クラミジアは 病変内で感染性はあ るが増殖力のない基本小体 クラミジア感染症の病因法 抗原検出 蛍光抗体法クラミジア ( ( 法 法 と 増殖力はあるが感染性のない網様体 酵素抗体法 免疫クロマト法クリアビュークラミジア 核酸増幅検査法 封入体検出 ギムザ染色 小 の二つの形態を持つ 抗菌薬はこのうち 効果を発揮できないため 眼局所法は にしか 回 長期投与 が必要とされている タリビッド またはエコリシン 眼 軟膏 日 回 週間が基本処方となる 日中の眼軟膏 は霧視を来すため 水用点眼液としてエコリシン 点眼 液の 時間おき使用でも代用できる 泌尿生殖器や上咽 頭への感染も合併している場合は 当該科と連携し 性 器クラミジアの項に記載されている抗菌薬の経口投与が

症状とその鑑別 必要となる 全身投与は 結膜炎の 期待できる を早める効果も には局所ならびに全身投与が必要となる 近年の 年代に入って海外ではアジスロマイシ ンジスロマック の 淋菌の抗菌薬耐性化は顕著であり 多剤耐性化が進んで 回投与によりクラミジア結膜炎 のが可能という報告もあり いる 全身投与の際に有効とされている薬剤は セフト 今後新しい法の 選択肢となる可能性もある まだ保険適応はないが 新 リアキソン セフォジジムとスペクチノマイシンの 剤 しいニューキノロン薬であるトスフロキサシン点眼薬は のみとなっており これらの中から選んで点滴静注また クラミジアに対する抗菌力が強く クラミジア結膜炎に は筋注する2 結膜炎の場合 局所投与の併用が有 対する有用性を示した報告がある 用と えられる 既存の点眼薬で最も効果を期待できる のはセフェム系点眼薬セフメノキシムベストロン 淋 であり 菌 は 時間ごと点眼とする ニューキノロン系点眼薬 以上が耐性株であるため 用いるべきではない 薬剤感受性検査の結果にて他の抗菌点眼薬の併用を検討 成人型 する 激烈な炎症症状を示し 多量の膿性眼脂 眼瞼腫脹 著明な結膜充血を来たす 口絵図2 時に眼窩蜂窩織 梅 炎と誤ることもある 淋菌感染者の分泌物を介して結膜 に直接感染する が適切でないと角膜上皮に点状の は 通常 第 びらんを生じ 実質に細胞浸潤が始まり急速に壊死を来 毒 期以降の全身症状に併発するこ とが多い 先天梅毒の際に認める実質性角膜炎は たし その結果角膜穿孔を起こす の歯 内耳難聴と併せて 新生児膿漏眼 の三徴候 といわれる 産道通過時の垂直感染による新生児結膜炎の原因とし てクラミジアとともに重要である 生後 日後で発 梅毒によるは多彩であり 後天梅毒に伴う眼症 症し 多量の膿性眼脂がみられるため膿漏眼と呼ばれる 状には 結膜炎 角膜炎 強膜炎 虹彩毛様体炎 網膜 急性感染症になる 結膜充血 浮腫 眼瞼腫脹が強く 炎 さらに視神経炎などがある 偽膜形成もみられる 口絵図3 成人型同様 が 虹彩毛様体炎 遅れると角膜穿孔に至り 失明する 虹彩在血管の怒張による虹彩バラ疹 虹彩面の の黄赤色の丘疹性虹彩炎 結節性虹彩炎の形 結膜擦過検体による塗抹検査 細菌分離培養が有用で をとり 通常は両眼性に発症する 強度の線維素性虹彩 ある 通常 淋菌は結膜に常在していないので 検出さ 炎の所見を呈することもある ステロイド薬点眼に反応 れれば原因菌として扱う 眼脂のグラム染色による塗抹 が乏しい 標本の鏡検検査にてグラム陰性双球菌を確認できれば 網脈絡膜炎 確定とする プローブ法 法も有用な 硝子体炎を伴い 網脈絡膜に黄色の大小滲出斑が出現 法である 薬剤感受性も調べる目的で分離培養検査をす する口絵図4 進行期または回復期には 瘢痕化と る際は 淋菌は輸送 保管中に死滅しやすいため 細菌 網膜色素沈着を来し 典型例ではごま塩状眼底を呈する 培養室とのすばやい連携が必要となる ようになる 網膜血管炎 網膜静脈閉塞症などもしばし 淋菌性結膜炎における全身投与薬 セフトリアキソン セフォジジム スペクチノマイシン ロセフィン 静注 ケニセフ ノイセフ 静注 トロビシン 上記いずれかを 症例に応じて期間を 筋注 慮して投与する

症状とその鑑別 サイトメガロウイルス網膜炎の法 薬剤 投与量回 バラガンシクロビルバリキサ 内服 ガンシクロビルデノシン 点滴静注 硝子体内注射 フォスカルネットフォスカビル 点滴静注 硝子体内注射 μ μ 回日 回日 週 回日 回日 週 回日 週 回日 活動期 回週 以降 回週 報告が相次いだ 我が国でも中川らが眼瞼結膜炎の報 にて確定が得られる 投与回数 期間 告 をして以降 結膜炎や角膜炎の症例が報告されてい 子で摘み取るか 冷凍凝固などを行えば い で しやす る 臨床所見は 型と差異はないが 型によるものは 経過が長く重篤化しやすいという意見がある 急性網膜 したという報告もある 壊死 その他 眼科領域における 関連疾患には 眼部帯 は 痘 帯状疱疹ウイルス 状ヘルペス 眼トキソプラズマ症 クリプトコッカス網 よる汎ぶどう膜炎であるが 最近 脈絡膜炎 ニューモシスチス カリニ脈絡膜症 眼瞼お の中で 女性例の多くには よび球結膜に生じるカポジ肉腫などがある 報告されおり または水 に による 型の 症例 の検出が 今後の更なる解明が期待される ケジラミ症 その他の性感染症 ケジラミは眼科領域では睫毛や ときに眉毛に寄生し HTLV1関連ぶどう膜炎 かゆみなどの自覚症状を起こす 性行為により陰部に寄 生しているケジラミが手や指などを介して睫毛や眉毛に 炎症は軽度から中等度である 硝子体混濁が特徴的で 感染を起こす 小児にも睫毛ケジラミ症を認めることが あり 全体に微塵状の混濁中にベール状 膜状 索状を あり その多くはケジラミ症を持つ親から手指や寝具を 呈する さらに軽度の網膜血管炎を伴う例もあり 網膜 介して感染すると 静脈に沿って粒状の硝子体混濁が付着することがある フェノトリンは眼部に対しての安全性が確立されてない ので 虫体および虫卵を物理的に除去する 血清の抗 抗体の陽性所見が確定の根拠 となる えられている ケジラミ症に有効な おわりに ステロイド薬を用いた眼局所に反応する 上述したように と眼科疾患は眼面ばかりでな く眼内における諸病変や合併症と密接に関連しており 単純ヘルペスウイルス2型 中には失明や視機能の障害と直結する病変も認められ による眼感染症 る したがって の患者がを訴えた時は言う は 型による角膜ヘルペス 結膜炎が主で 型による までもなく 訴えない場合でも眼科的検査を依頼して 眼疾患は産道感染による新生児ヘルペスに限られると 早期に眼病変や合併症を見つけだし 適切な対応をする えられていた ことが極めて大切である 年に らが初めて 型による眼 瞼結膜炎と角結膜炎を報告し その後も同様の症例の

日性感染症会誌 文 箕田 献 木全奈都子ほか成人型封入体結膜炎と上咽頭クラミジア 感染臨眼 宏ほか 患者に合併したサイトメガロウイル ス網膜炎患者に対するガンシクロビル硝子体注入法の有 用性眼紀 中川 尚眼科のリスクマネージメント い眼科 あたらし 中川 膜炎の 尚ほか単純ヘルペスウイルス 例臨眼 型による眼瞼結 北野周作ほかフルオロキノロン系抗菌点眼薬トシル酸ト スフロキサシン点眼薬のクラミジア結膜炎に対する非対照 非遮 多施設共同試験あたらしい眼科