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1) M.J. Chapman: J. Lipid Res., 21, 789 (1980). 3) M. Komatsu & S. Ando: Biochem. Biophys. Res. Commun., 186, 498 (1992). 4) M. Komatsu, S. Ando & S. Teshima: J. Exp. Zool., 266, 257 (1993). 7) B. Duvic & K. Soderhall: J. Biol. Chem., 265, 9327 (1990). 8) P. Kopacek, M. Hall & K. Soderhall: Eur. J. Biochem., 213, 591 (1993). 9) M. Hall, M.C. van Heusden & K. Soderhall: Biochem. Biophys. Res. Commun., 216, 939 (1995).

2) C.P. Kurtzman: Int. J. Syst. Bacteriol., 42, 1 (1992). 3) S.A. James et al.: Yeast, 10, 871 (1994). 4) N. Leblond-Bourget et al.: Int. J. Syst. Bacteriol., 46, 102 (1993). (1996). 5) M.A. Jensen et al.: Appl. Environ. Microbiol., 59, 945 6) G.P. Cartwright et al.: J. Glin. Microbiol., 33,184 (1995). 7) K. Saruta et al.: FEMS Microbiol. Lett., 146, 271 (1997). 8) N.P. Rijpens et al.: Appl. Environ. Microbiol., 62, 1683 (1996). 9) C.D. Smart (1996). et al.: Appl. Environ. Microbiol., 62, 2988 10) P.W. Tooley (1997). et al.: Appl. Environ. Microbiol., 63, 1467 11) Y. Kumeda & T. Asao: Appl. Environ. Microbiol., 62, 2947 (1996). 12) Y. Oda et al.: Yeast, 13, 1243 (1997). 13) S.A. James et al.: Int. J. Syst. Bacteriol., 46, 189 (1996). 14) Y. Oda et al.: Int. J. Syst. Bacteriol., 47, 1102 (1997). 15) J.W.B, van der Giessen et al.: Microbiology, 140, 1103 (1994).

今日 図1 ボ ン ビ キ シ ン遺 伝 子 群 の 地 図 (A) と ボ ン ビ キ シ ン遺 伝 子 プ ロ モ ー タ ー GFPレ の話題 ポ ー タ ー遺 伝 子 の カ イ コ脳 で の発 現 (B) Aに 示 した四 角 は ボ ン ビキ シ ン遺 伝 子 の位 置 を, 矢 印 は転 写 の 向 き を, 英 数字 は遺 伝 子名 を示 して い る. 2つ の セ グ メ ン ト間 の位 置 関係, Eフ ァ ミリー遺 伝 子 の ゲ ノ ム上 で の位 置 は現 在不 明. Bで は脳 中央 部 の4個 キ シ ンB3ま た はB12遺 伝 子 プ ロモ ー ター GFPレ 規 定 す る転 写 エ レメ ン トの特 定 が 行 な わ れ つ つ あ る. 最 近, daf-2と (片半 球 の み を示 す) の ボ ン ビキ シ ン産 生 細 胞 の みが, ボ ンビ ポー ター遺 伝 子 を発 現 して い る. (1992); い う線 虫 の 寿 命 を 規 定 して い る遺 伝 子 が, イ ンス リン様 受 容 体 を コー ドして い る こ とが 示 され た(4). daf-2の 軽 度 の 変 異 は個 体 に長 寿 を もた ら し, 重 度 の変 異 は発 生 の 一 時 停 止 を も た らす よ う で あ る. ボ ン ビ キ シ ン発 見 の エ ピ ソ ー ドを思 い浮 か べ る と, ボ ン ビキ シ ン が 発 生 の一 時 停 止 した エ リサ ンに 発 生 の再 開 を もた ら す とい う点 で, 無 脊 椎 動 物 イ ン ス リ ン族 の機 能 の一 つ を 暗 示 して い る よ うに 思 わ れ る. イ ン ス リ ンや ボ ン ビキ シ ン を は じめ とす る イ ンス リン族 分 子 は, 脊 椎 動 物, 無 脊 椎 動 物 を 問 わ ず 広 く存 在 し, 糖 代 謝 や 細 胞 増 殖 は も ち ろ ん の こ と, 個 体 の寿 命 の 決 定 に まで 関 わ って い る こ とが 示 され つ つ あ る よ う に, 従 来 の インス リン の世 界 に は と ど ま ら な い広 が りを見 せ て い る. 1) 片 岡宏誌, 鈴 木 昭 憲, 石 崎 宏 矩: 蛋 白質 核 酸 酵 素, 37, 石 崎 宏 矩: 生 物 科 学 ニ ュ ー ス, 化 学 と生 物, 303, 13 31, 698 (1993): 岩 見 雅 史: (1997). 2) M. Iwami, A. Kawakami, H. Ishizaki, S.Y. Takahashi, T. Adachi, Y. Suzuki, H. Nagasawa & A. Suzuki: Dev. Growth Differ., 31, 31 (1989); A. Kawakami, M. Iwami, H. Nagasawa, A. Suzuki & H. Ishizaki: Proc. Natl. Acad. Sci. USA, 86, 6843 (1989); H. Kondo, M. Ino, A. Suzuki, H. Ishizaki & M. Iwami: J. Mol. Biol., 259, 926 (1996); S. Tsuzuki, T. Masuta, M. Furuno, S. Sakurai & M. Iwami: Comp. Biochem. Physiol., 117B, 409 (1997); I. Yoshida, S. Tsuzuki, S.E. Abdel Salam, M. Ino, A.M. Korayem, S. Sakurai & M. Iwami: Zool. Sci., 14, 615 (1997). 3) M. Iwami, A. Tanaka, N. Hano & S. Sakurai: Experientia, 52, 882 (1996). 4) K.D. Kimura, H.A. Tissenbaum, Y. Liu & G. Ruvkun: Science, 277, 942 (1997). (岩見雅史, 本 賢一, 金沢大学理 学部生物 学科/金沢大 学大 学院 自然科学研 究科) 719 細菌胞子が発芽 する とき 胞子 コルテ ックス分解の分子 メカニズム Bacillus 属 や Clostridium 属 の細 菌 は, 栄 養 状 況 や 乾 変 敗 や 食 中毒 な どの 問題 をひ き起 こす. した が って, 食 燥 な どの 外 部 環 境 の 悪 化 に 伴 っ て耐 久 型 細 胞 で あ る胞 子 品 や 医 薬 品 の製 造 工 程 に お け る バイ オ コ ン トロ ール へ と分 化 す るた め, 食 品 や 医 薬 品 に 混 入 した 場 合 に通 常 に とっ て, 発 芽 過 程 の分 子 論 的 理 解 は 重 要 で あ る. また, の熱 殺 菌 で は 完 全 に死 滅 させ る こ と は難 しい. 生 き残 っ 胞 子 の 発 芽 は タ ンパ ク 質 間 の情 報 伝 達 に よ る胞 子 の 自 己 た 胞 子 は環 境 が 好 転 す る と発 芽 して 栄 養 増 殖 し, 食 品 の 分 解 過 程 で あ る と考 え られ, 基 礎 的 研 究 に と って も興 味 10 化 学 と 生 物 Vol. 36, No. 1, 1998

1) S.J. Foster & K. Johnstone: Mol. Microbiol., 4, 137 (1990). 2) S. Makino, N. Ito, T. Inoue, S. Miyata & R. Moriyama: Microbiology, 140, 1403 (1994). 3) S. Miyata, R. Moriyama, K. Sugimoto & S. Makino: Biosci. Biotech. Biochem., 59, 514 (1995). 4) S. Miyata, R. Moriyama, N. Miyahara & S. Makino: Microbiology, 141, 2643 (1995). 5) R. Moriyama, S. Kudoh, S. Miyata, S. Nonobe, A. Hattori & S. Makino: J. Bacteriol.,178, 5330 (1996). 6) R. Moriyama, A. Hattori, S. Miyata, S. Kudoh & S. Makino: J. Bacteriol.,178, 6059 (1996). 7) Y. Chen, S. Miyata, S. Makino & R. Moriyama: J. Bacteriol., 179, 3181 (1997). 8) S.L. Foster & A. Atrith: 9th Intern. Conf. Bacilli, University of Lausanne, Lausanne (1997). 9) S. Miyata, S. Kozuka, Y. Yasuda, Y. Chen, R. Moriyama, K. Tochikubo & S. Makino: FEMS Microbiol. Lett.,152, 243 (1997). 10) S. Ishikawa, Y. Hara, K. Yamane & J. Sekiguchi: 9th Intern. Conf. Bacilli, University of Lausanne, Lausanne (1997).

2) M. Saito, T. Durance, J. Dou & S. Nakai: IFT Annual Meeting Book of Abstracts, p. 132 (1996). 3) J. Dou, S. Toma & S. Nakai: Food Res. Int., 26, 27 (1993).