110 E 指 示 があるまで 開 かないこと 平 成 28 年 月 日 13 時 00 分 15 時 00 分 注 意 事 項 1. 試 験 問 題 の 数 は 69 問 で 解 答 時 間 は 正 味 時 間 である 2. 解 答 方 法 は 次 のとおりである ⑴ 例 例 の 問 題 ではからまでの つの 選 択 肢 があるので そのう ち 質 問 に 適 した 選 択 肢 を 例 では つ 例 では つ 選 び 答 案 用 紙 に 記 入 すること なお 例 の 質 問 には つ 以 上 解 答 した 場 合 は 誤 りとする 例 の 質 問 には つ 又 は つ 以 上 解 答 した 場 合 は 誤 りとする 例 101 応 招 義 務 を 規 定 して いるのはどれか 例 102 医 師 法 で 医 師 の 義 務 とされて いるのはどれか つ 選 べ 刑 法 守 秘 義 務 医 療 法 応 招 義 務 医 師 法 診 療 情 報 の 提 供 健 康 保 険 法 臨 床 研 修 を 受 ける 義 務 地 域 保 健 法 医 療 提 供 時 の 適 切 な 説 明 例 の 正 解 は であるから 答 案 用 紙 の をマークすればよい 答 案 用 紙 1の 場 合 答 案 用 紙 2の 場 合 101 101 101 101 粟 例 の 正 解 は と であるから 答 案 用 紙 の と をマークすれ ばよい 答 案 用 紙 1の 場 合 答 案 用 紙 2の 場 合 102 102 102 粟 102 或 或 DKIX-01-EH-1
⑵ 例 では 質 問 に 適 した 選 択 肢 を つ 選 び 答 案 用 紙 に 記 入 すること なお 例 の 質 問 には つ 以 下 又 は つ 以 上 解 答 した 場 合 は 誤 りとする 例 103 医 師 法 に 規 定 されているのはどれか つ 選 べ 医 師 の 行 政 処 分 広 告 可 能 な 診 療 科 不 正 受 験 者 の 措 置 へき 地 で 勤 務 する 義 務 臨 床 研 修 を 受 ける 義 務 例 の 正 解 は と と であるから 答 案 用 紙 の と と をマークすればよい 答 案 用 紙 1の 場 合 答 案 用 紙 2の 場 合 103 103 103 粟 103 或 DKIX-01-EH-2
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1 腎 移 植 の 急 性 拒 絶 反 応 で 正 しいのはどれか 血 小 板 が 減 少 する 移 植 腎 が 腫 大 する 移 植 腎 の 血 流 が 上 昇 する 移 植 後 時 間 以 内 に 起 きる ドナーの Clss Ⅰ 抗 原 に 対 するレシピエントの 抗 体 が 関 与 する 2 物 品 の 写 真 別 冊 No. 1 1 5 を 別 に 示 す 外 来 で 歳 か 月 の 男 児 に 尿 検 査 を 実 施 するときに 必 要 なのはどれか 1 2 3 4 5 別 冊 No. 1 1 5 3 頸 髄 損 傷 によって 第 頸 髄 レベル 以 下 の 機 能 が 完 全 に 障 害 されている 患 者 のリハ ビリテーションで 正 しいのはどれか 自 己 導 尿 の 方 法 を 指 導 する ズボンの 脱 衣 動 作 法 を 指 導 する 長 下 肢 装 具 を 用 いて 歩 行 訓 練 を 行 う 食 事 動 作 のための 自 助 具 の 使 用 訓 練 を 行 う プッシュアップによる 車 椅 子 移 乗 訓 練 を 行 う 1 DKIX-01-EH-5
4 胃 から 吸 収 されるのはどれか 鉄 葉 酸 脂 肪 酸 エタノール グルコース 5 急 性 腎 不 全 で 血 液 透 析 を 行 うべき 検 査 値 はどれか 血 清 尿 酸 10 mg/l 血 清 尿 素 窒 素 38 mg/l 血 清 カリウム 7.0 meq/l 安 動 脈 血 HCO 3 20 meq/l 血 清 クレアチニン1.8 mg/l 6 頭 部 造 影 MRI 別 冊 No. 2 1 5 を 別 に 示 す 右 側 の 視 神 経 萎 縮 と 嗅 覚 脱 失 左 側 のうっ 血 乳 頭 をきたしている 患 者 の MRI 像 はどれか 1 2 3 4 5 別 冊 No. 2 1 5 2 DKIX-01-EH-6
7 地 域 の 保 健 医 療 福 祉 介 護 について 正 しいのはどれか 主 治 医 の 意 見 は 要 介 護 認 定 に 影 響 しない 地 域 包 括 支 援 センターは 在 宅 医 療 を 提 供 する 介 護 老 人 保 健 施 設 は 居 宅 サービスの 一 つである 調 剤 薬 局 の 薬 剤 師 は 訪 問 指 導 をしてはいけない 訪 問 看 護 ステーションへの 指 示 書 は 医 師 が 作 成 する 8 微 小 粒 子 状 物 質 のうちPM 2.5について 正 しいのはどれか 肺 胞 まで 到 達 する 炎 症 を 起 こさない 2.5 ng 以 下 の 物 質 をいう たばこの 煙 には 含 まれない 大 気 中 濃 度 の 季 節 変 動 は 小 さい 9 司 法 解 剖 について 誤 っているのはどれか 根 拠 法 は 死 体 解 剖 保 存 法 である 捜 査 上 の 鑑 定 のために 行 われる 死 因 が 明 らかであっても 行 われる 犯 罪 の 可 能 性 がある 場 合 に 行 われる 裁 判 所 の 許 可 鑑 定 処 分 許 可 状 の 下 に 行 われる 3 DKIX-01-EH-7
10 厚 生 労 働 省 の 患 者 調 査 平 成 23 年 における 年 齢 階 級 別 にみた 入 院 重 症 度 等 の 状 況 別 推 計 入 院 患 者 の 構 成 割 合 の 図 を 示 す 受 け 入 れ 条 件 が 整 えば 退 院 可 能 な 患 者 を 示 すのはどれか ただし 受 け 入 れ 条 件 が 整 えば 退 院 可 能 とは 退 院 は 決 まっていないが 退 院 可 能 な 状 態 にあることをいう 1 2 3 4 5 4 DKIX-01-EH-8
11 悪 性 腫 瘍 に 対 する 放 射 線 治 療 について 誤 っているのはどれか 粒 子 線 は 深 部 でブラッグピークを 形 成 する ガンマナイフで 治 療 できる 脳 転 移 の 数 には 上 限 がある 治 療 後 の 二 次 発 がんのリスクは 小 児 より 高 齢 者 で 高 い 外 科 手 術 の 適 応 がある 肺 癌 に 対 しても 根 治 的 治 療 が 行 われる 頭 頸 部 癌 の 強 度 変 調 放 射 線 治 療 IMRT は 耳 下 腺 の 防 護 に 有 効 である 12 か 月 前 に 転 倒 し 左 肩 を 打 撲 後 左 肩 運 動 時 痛 と 夜 間 痛 が 持 続 している 72 歳 の 男 性 この 男 性 の 左 肩 関 節 MRIのT2 強 調 冠 状 断 像 別 冊 No. 3 を 別 に 示 す 診 断 として 最 も 疑 われるのはどれか 腱 板 断 裂 Bnkrt 損 傷 上 腕 骨 骨 囊 腫 肩 関 節 後 方 脱 臼 肩 関 節 ガングリオン 別 冊 No. 3 13 疾 患 と 尿 所 見 の 組 合 せで 正 しいのはどれか Alport 症 候 群 尿 潜 血 反 応 陰 性 微 小 変 化 群 尿 潜 血 反 応 陽 性 糖 尿 病 腎 症 肉 眼 的 血 尿 IgA 腎 症 尿 中 変 形 赤 血 球 膀 胱 炎 赤 血 球 円 柱 5 DKIX-01-EH-9
14 産 業 医 の 職 務 として 法 令 に 規 定 されていないのはどれか 衛 生 教 育 作 業 の 管 理 労 働 者 の 健 康 管 理 作 業 環 境 の 維 持 管 理 採 用 を 判 断 するための 健 康 診 断 15 発 汗 について 正 しいのはどれか エクリン 汗 管 は 毛 囊 に 開 口 する アポクリン 腺 は 掌 蹠 に 分 布 する アポクリン 腺 は 断 頭 分 泌 により 発 汗 する エクリン 腺 発 汗 量 は 性 ホルモンにより 調 節 される エクリン 腺 による 発 汗 はアドレナリン 作 動 性 である 16 規 定 されている 内 容 とその 根 拠 法 の 組 合 せで 正 しいのはどれか 介 護 福 祉 士 の 資 格 介 護 保 険 法 施 設 内 の 分 煙 の 推 進 地 域 保 健 法 母 子 健 康 手 帳 の 交 付 母 体 保 護 法 特 別 養 護 老 人 ホームの 設 置 高 齢 者 医 療 確 保 法 医 療 安 全 支 援 センターの 役 割 医 療 法 6 DKIX-01-EH-10
17 平 成 24 年 2012 年 の 年 齢 階 級 別 の 主 な 死 因 の 構 成 割 合 別 冊 No. 4 を 別 に 示 す 1で 示 すのはどれか 自 殺 心 疾 患 悪 性 新 生 物 脳 血 管 疾 患 不 慮 の 事 故 別 冊 No. 4 18 摂 食 量 の 低 下 が 持 続 した 際 に 血 液 中 の 濃 度 が 上 昇 するのはどれか 尿 素 窒 素 ケトン 体 インスリン アルブミン トリグリセリド 19 手 段 的 日 常 生 活 動 作 IADL に 含 まれるのはどれか 更 衣 排 泄 移 動 服 薬 管 理 認 知 機 能 7 DKIX-01-EH-11
20 Ⅲ 型 アレルギーによる 疾 患 はどれか 蕁 麻 疹 水 疱 性 類 天 疱 瘡 アトピー 性 皮 膚 炎 アレルギー 性 接 触 皮 膚 炎 Shönlin-Hnoh 紫 斑 病 21 平 成 元 年 1989 年 と 比 較 した 平 成 25 年 2013 年 の 我 が 国 の 人 口 動 態 で 正 しいの はどれか 婚 姻 数 は 増 加 している 出 生 率 は 上 昇 している 粗 死 亡 率 は 低 下 している 乳 児 死 亡 率 は 上 昇 している 年 齢 調 整 死 亡 率 は 低 下 している 22 肝 移 植 の 適 応 でないのはどれか 肝 硬 変 劇 症 肝 炎 肝 内 胆 管 癌 胆 道 閉 鎖 症 原 発 性 硬 化 性 胆 管 炎 8 DKIX-01-EH-12
23 地 域 保 健 について 正 しいのはどれか 婦 人 相 談 所 は 家 庭 内 暴 力 を 契 機 に 設 置 された 保 健 所 には 必 ず 医 師 を 置 かなければならない 地 方 衛 生 研 究 所 は 地 域 保 健 法 に 基 づき 設 置 されている 市 町 村 保 健 センターは 伝 染 病 の 予 防 のために 設 置 されている 町 村 は 地 域 保 健 対 策 を 円 滑 に 実 施 するための 人 材 の 確 保 又 は 資 質 の 向 上 の 支 援 に 関 する 計 画 を 定 める 24 社 会 福 祉 に 関 する 法 律 とその 内 容 の 組 合 せで 誤 っているのはどれか 児 童 福 祉 法 児 童 手 当 の 支 給 障 害 者 福 祉 法 身 体 障 害 者 手 帳 の 交 付 生 活 保 護 法 葬 祭 に 必 要 な 費 用 の 支 給 母 子 保 健 法 小 児 慢 性 特 定 疾 病 の 医 療 費 助 成 老 人 福 祉 法 在 宅 福 祉 サービスの 提 供 25 痛 風 で 制 限 すべきなのはどれか 胡 椒 食 塩 レバー コーヒー マーガリン 9 DKIX-01-EH-13
26 肺 腺 癌 において 上 皮 成 長 因 子 受 容 体 EGFR の 遺 伝 子 変 異 と 強 く 関 連 する 因 子 は どれか 男 性 日 本 人 喫 煙 者 飲 酒 歴 家 族 歴 27 昨 年 母 が 乳 癌 で 亡 くなり か 月 前 に 姉 25 歳 も 乳 癌 と 診 断 され 心 配 で 受 診 した 22 歳 の 女 性 視 触 診 と 乳 房 超 音 波 検 査 で 異 常 を 認 めなかったが 不 安 を 訴 えている 対 応 として 推 奨 されるのはどれか 乳 房 造 影 CT 全 身 FDG-PET 予 防 的 乳 房 切 除 術 遺 伝 カウンセリング 67 Gシンチグラフィ 28 帝 王 切 開 の 絶 対 的 適 応 となるのはどれか 骨 盤 位 微 弱 陣 痛 不 正 軸 進 入 軟 産 道 強 靱 児 頭 骨 盤 不 均 衡 10 DKIX-01-EH-14
29 胎 児 発 育 について 正 しいのはどれか 妊 娠 20 週 以 前 には 四 肢 の 運 動 を 認 めない 妊 娠 32 週 以 前 には 呼 吸 様 運 動 を 認 めない 妊 娠 36 週 以 前 には 一 過 性 頻 脈 を 認 めない 妊 娠 32 週 に 比 べ 正 期 産 期 には 胎 脂 の 量 が 減 少 する 妊 娠 32 週 に 比 べ 正 期 産 期 には 身 体 全 体 に 占 める 頭 部 の 比 率 が 増 加 する 30 心 音 のⅡ 音 について 正 しいのはどれか 高 血 圧 症 では 亢 進 する 心 囊 液 貯 留 では 亢 進 する 完 全 左 脚 ブロックでは 生 理 的 分 裂 を 認 める 肺 動 弁 狭 窄 症 PS では 奇 異 性 分 裂 を 認 める 心 房 中 隔 欠 損 症 ASD では 病 的 分 裂 を 認 める 31 感 染 症 法 に 基 づく 入 院 勧 告 の 対 象 はどれか 麻 疹 コレラ ポリオ デング 熱 日 本 脳 炎 11 DKIX-01-EH-15
32 基 礎 疾 患 を 有 さない 成 人 の 生 化 学 データを 示 す 採 血 時 の 溶 血 を 示 唆 するのはどれか AST IU/L ALT IU/L LD IU/L γ-gtp IU/L 袷 N meq/l 袷 K meq/l 基 準 176 353 基 準 50 30 56 200 36 152 4.0 30 56 200 62 137 4.0 30 56 200 62 137 6.0 48 16 420 36 137 6.0 48 16 420 62 137 4.0 33 被 保 険 者 とその 医 療 保 険 制 度 の 組 合 せで 正 しいのはどれか 30 歳 民 間 企 業 従 業 員 共 済 組 合 40 歳 自 営 業 国 民 健 康 保 険 50 歳 公 務 員 協 会 けんぽ 60 歳 大 学 教 員 組 合 管 掌 健 康 保 険 70 歳 年 金 受 給 者 後 期 高 齢 者 医 療 制 度 34 QT 延 長 に 注 意 すべき 抗 菌 薬 はどれか つ 選 べ セフェム 系 ペニシリン 系 マクロライド 系 ニューキノロン 系 アミノグリコシド 系 12 DKIX-01-EH-16
35 外 毒 素 がショックの 原 因 となるのはどれか つ 選 べ 腸 球 菌 緑 色 連 鎖 球 菌 表 皮 ブドウ 球 菌 黄 色 ブドウ 球 菌 A 群 β 溶 血 性 連 鎖 球 菌 36 上 部 消 化 管 の 内 視 鏡 像 別 冊 No. 5 1 5 を 別 に 示 す 経 口 による 内 視 鏡 治 療 の 適 応 となるのはどれか つ 選 べ 1 2 3 4 5 別 冊 No. 5 1 5 37 ヒト 免 疫 グロブリンとその 特 徴 の 組 合 せで 正 しいのはどれか つ 選 べ IgA 胎 盤 通 過 性 を 有 する IgD 量 体 を 形 成 する IgE Ⅲ 型 アレルギーに 関 与 する IgG つのサブクラスがある IgM 感 染 早 期 に 産 生 される 13 DKIX-01-EH-17
38 生 後 か 月 の 健 常 乳 児 の 所 見 で 正 しいのはどれか つ 選 べ 引 き 起 こしで 頭 部 の 立 ち 直 りを 認 める 覚 醒 時 の 自 発 運 動 が 乏 しい 四 肢 の 関 節 は 伸 展 している 手 を 固 く 握 りしめている Moro 反 射 が 出 現 する 39 胎 児 期 から 出 生 直 後 にかけての 循 環 生 理 で 正 しいのはどれか つ 選 べ 臍 帯 静 脈 血 は 臍 帯 動 脈 血 より 酸 素 分 圧 が 低 い 胎 児 期 の 静 脈 管 の 血 流 は 左 心 房 に 流 入 する 胎 児 期 の 卵 円 孔 の 血 流 は 右 心 房 から 左 心 房 に 流 入 する 出 生 後 に 肺 血 管 抵 抗 は 急 速 に 上 昇 する 出 生 後 に 動 脈 管 の 収 縮 は 血 中 酸 素 分 圧 の 上 昇 に 反 応 して 起 こる 40 低 血 糖 時 に 血 中 濃 度 が 上 昇 するホルモンはどれか つ 選 べ グルカゴン アドレナリン コルチゾール バソプレシン 副 甲 状 腺 ホルモン 14 DKIX-01-EH-18
41 台 風 の 影 響 で 大 雨 特 別 警 報 が 発 表 された これまでに 経 験 したことのないような 大 雨 となっており 土 砂 崩 れや 浸 水 による 重 大 な 危 険 が 差 し 迫 った 異 常 事 態 であ る 市 町 村 は 河 川 の 水 位 の 上 昇 に 伴 い 避 難 指 示 を 発 表 した 地 域 の 住 民 約 50 人 は 指 定 避 難 所 に 避 難 し 台 風 が 通 過 し 雨 がやみ 河 川 の 水 位 が 低 下 するまで 避 難 生 活 をすることになった 避 難 所 で 住 民 の 健 康 を 維 持 するために 最 も 優 先 すべきなのはどれか 手 指 衛 生 予 防 接 種 嗜 好 品 確 保 毎 日 の 血 圧 測 定 公 衆 無 線 LAN 環 境 の 整 備 15 DKIX-01-EH-19
42 41 歳 の 女 性 尿 路 感 染 症 の 治 療 のため 入 院 中 である 日 前 に38.3 の 発 熱 で 外 来 を 受 診 した 左 の 肋 骨 脊 柱 角 に 叩 打 痛 があり 尿 検 査 で 白 血 球 が 増 加 し Grm 陰 性 桿 菌 を 認 めた 即 日 入 院 となり セフェム 系 抗 菌 薬 の 静 脈 内 投 与 を 開 始 した 入 院 日 目 に 一 旦 解 熱 したが 入 院 日 目 から 再 び38.5 の 発 熱 が 出 現 した こ のときは 肋 骨 脊 柱 角 に 叩 打 痛 を 認 めなかった 尿 沈 渣 に 白 血 球 を 認 めず 血 液 検 査 にも 異 常 を 認 めなかった 入 院 日 目 に38.2 入 院 日 目 の 本 日 も 38.6 の 発 熱 を 認 めている 体 温 は 一 旦 37 前 後 に 下 がるが 抗 菌 薬 投 与 後 に 38 以 上 に 上 昇 することを 繰 り 返 している 比 較 的 元 気 な 様 子 で 食 欲 も 良 好 である 意 識 は 清 明 体 温 38.5 脈 拍 72/ 分 整 血 圧 122/76 mmhg 呼 吸 数 16/ 分 SpO 2 98 % room ir 皮 疹 を 認 めない 眼 瞼 結 膜 と 眼 球 結 膜 とに 異 常 を 認 めない 咽 頭 に 発 赤 や 滲 出 液 を 認 めない 項 部 硬 直 を 認 めない 心 音 と 呼 吸 音 とに 異 常 を 認 めない 腹 部 は 平 坦 軟 で 圧 痛 を 認 めない 左 右 の 肋 骨 脊 柱 角 に 叩 打 痛 を 認 めない 血 液 所 見 : 赤 血 球 460 万 H 13.8 g/l Ht 39 % 白 血 球 8,600 桿 状 核 好 中 球 21 % 分 葉 核 好 中 球 45 % 好 酸 球 12 % 好 塩 基 球 % 単 球 % リンパ 球 16 % 血 小 板 20 万 血 液 培 養 は 陰 性 胸 部 エックス 線 写 真 で 異 常 を 認 めない 腹 部 超 音 波 検 査 で 肝 膿 瘍 などの 異 常 を 認 めない 現 時 点 の 対 応 として 最 も 適 切 なのはどれか 抗 菌 薬 を 中 止 する 抗 真 菌 薬 を 追 加 する 副 腎 皮 質 ステロイドを 追 加 する 抗 菌 薬 をカルバペネム 系 に 変 更 する 非 ステロイド 性 抗 炎 症 薬 NSAIDs を 追 加 する 16 DKIX-01-EH-20
43 20 歳 の 女 性 声 が 出 なくなったことを 主 訴 に 友 人 とともに 来 院 した 今 朝 い つもどおりに 大 学 に 行 ったが 限 目 の 講 義 が 終 了 したころから 声 がかすれるよう になり 時 間 後 には 全 く 声 が 出 なくなった 友 人 とともに 保 健 管 理 室 で 相 談 した ところ 医 療 機 関 へ 行 くことを 勧 められたため 受 診 した 年 前 から 部 活 動 での 人 間 関 係 のトラブルを 契 機 として 不 安 感 や 情 動 の 不 安 定 性 が 出 現 し 治 療 を 受 けてい た 受 診 時 筆 談 は 可 能 で 理 解 力 は 保 たれ 意 識 は 清 明 と 考 えられた 発 声 できな いこと 以 外 に 神 経 学 的 所 見 に 異 常 を 認 めない 血 液 生 化 学 所 見 脳 波 および 頭 部 CT で 異 常 を 認 めない この 患 者 にみられるのはどれか 解 離 転 換 離 人 症 被 影 響 体 験 させられ 作 為 体 験 17 DKIX-01-EH-21
44 68 歳 の 男 性 食 べ 物 が 飲 み 込 みにくいことを 主 訴 に 来 院 した か 月 前 から 食 事 の 際 にむせやすくなり 最 近 重 い 物 が 持 ちにくくなったため 受 診 した 65 歳 ころから 自 宅 近 くの 診 療 所 で 高 血 圧 症 の 治 療 を 受 けている 意 識 は 清 明 身 長 172 m 体 重 68 kg 体 温 36.4 脈 拍 88/ 分 整 血 圧 146/82 mmhg 眼 球 運 動 に 異 常 を 認 めない 舌 に 軽 度 の 萎 縮 と 線 維 束 性 収 縮 とを 認 める 徒 手 筋 力 テスト で 頸 部 前 屈 筋 群 三 角 筋 である 以 外 は 正 常 で 握 力 は 右 28 kg 左 24 kg であ る 腱 反 射 は 上 下 肢 ともに 軽 度 に 亢 進 している 血 液 生 化 学 所 見 に 異 常 を 認 めな い 上 腕 二 頭 筋 で 施 行 した 安 静 時 の 針 筋 電 図 別 冊 No. 6 を 別 に 示 す 針 筋 電 図 で 認 められるのはどれか 時 間 的 分 散 多 相 性 電 位 脱 神 経 電 位 伝 導 ブロック ミオトニー 放 電 別 冊 No. 6 18 DKIX-01-EH-22
45 30 歳 の 初 妊 婦 妊 娠 35 週 胎 動 減 少 を 主 訴 に 来 院 した 妊 娠 33 週 までの 妊 婦 健 康 診 査 では 特 に 異 常 を 認 めなかった 10 日 前 から 持 病 の 腰 痛 のため 毎 日 非 ステ ロイド 性 抗 炎 症 薬 を 含 有 した 市 販 薬 貼 付 薬 と 内 服 薬 を 使 用 していた 昨 日 から 胎 動 が 少 ないという 胎 児 心 拍 数 陣 痛 図 では 胎 児 心 拍 数 基 線 は 140/ 分 で 正 常 な 基 線 細 変 動 を 認 めるが 一 過 性 頻 脈 は 認 めない 腹 部 超 音 波 検 査 を 開 始 したが 胎 盤 や 羊 水 量 に 異 常 を 認 めない 超 音 波 検 査 で 注 意 して 観 察 すべき 胎 児 の 部 位 はどれか 脳 肺 肝 臓 動 脈 管 消 化 管 19 DKIX-01-EH-23
46 46 歳 の 男 性 全 身 のしびれと 悪 心 とを 主 訴 に 来 院 した 初 夏 のある 朝 朝 食 に アサリの 味 噌 汁 焼 魚 および 山 菜 を 食 べた アサリと 魚 は 汽 水 域 で 採 ったもの 山 菜 は 近 くの 山 野 で 採 取 したものである 食 べて10 分 後 に 口 唇 がしびれるのを 感 じ 20 分 後 にはしびれが 全 身 に 広 がり 悪 心 も 生 じたため 朝 食 後 40 分 して 受 診 し た 一 緒 に 食 事 をした 妻 も 口 唇 のしびれを 訴 えている 来 院 時 意 識 は 清 明 体 温 36.0 脈 拍 84/ 分 不 整 血 圧 116/70 mmhg 呼 吸 数 16/ 分 SpO 2 98 % room ir 顔 面 と 四 肢 とに 知 覚 異 常 がある 瞳 孔 径 は 両 側 mm で 対 光 反 射 は 正 常 呼 吸 音 に 異 常 を 認 めない 腹 部 は 平 坦 軟 で 肝 脾 を 触 知 しない 腸 雑 音 はやや 亢 進 している 胸 部 エックス 線 写 真 で 異 常 を 認 めない 心 電 図 モニターで 心 室 性 期 外 収 縮 が 観 察 されている 優 先 すべき 処 置 はどれか 胃 洗 浄 酸 素 吸 入 抗 菌 薬 投 与 全 身 の 除 染 アドレナリン 投 与 20 DKIX-01-EH-24
47 42 歳 の 女 性 臭 いがわかりにくいことを 主 訴 に 来 院 した 半 年 前 から 臭 いがわ かりにくくなり また 両 側 の 鼻 閉 も 出 現 してきたため 受 診 した 左 鼻 腔 内 視 鏡 写 真 別 冊 No. 7A と 副 鼻 腔 CT 別 冊 No. 7B とを 別 に 示 す この 患 者 で 注 意 すべき 合 併 症 はどれか 肺 気 腫 肺 化 膿 症 気 管 支 喘 息 特 発 性 肺 線 維 症 アレルギー 性 気 管 支 肺 アスペルギルス 症 別 冊 No. 7 A B 48 25 歳 の 男 性 水 様 性 鼻 汁 と 眼 の 痒 みとを 主 訴 に 来 院 した 月 中 旬 から 水 様 性 鼻 汁 くしゃみ 及 び 眼 の 痒 みが 出 現 するようになり 月 上 旬 から 症 状 が 増 悪 した ため 受 診 した 年 前 から 同 様 の 症 状 を 月 中 旬 から 月 にかけて 認 めていた 症 状 は 外 出 時 に 増 悪 する 体 温 36.5 眼 球 結 膜 の 充 血 を 認 める 咽 頭 に 発 赤 を 認 めない 心 音 と 呼 吸 音 とに 異 常 を 認 めない この 患 者 の 病 態 として 正 しいのはどれか 補 体 の 低 下 を 認 める Ⅳ 型 アレルギーである IgM 抗 体 が 関 与 している 鼻 汁 中 に 好 酸 球 が 増 加 する マクロファージが 関 与 している 21 DKIX-01-EH-25
49 61 歳 の 女 性 尿 失 禁 を 主 訴 に 来 院 した 年 前 から 遺 伝 性 脊 髄 小 脳 変 性 症 で 治 療 を 受 けている か 月 前 から 突 然 の 尿 意 を 伴 わない 尿 失 禁 が 出 現 したため 受 診 し た くしゃみでは 尿 は 漏 れない 意 識 は 清 明 構 音 障 害 協 調 運 動 障 害 および 失 調 性 歩 行 がある 腹 部 は 平 坦 軟 で 圧 痛 を 認 めない 尿 所 見 : 蛋 白 安 糖 安 沈 渣 に 赤 血 球 個 / 視 野 白 血 球 個 / 視 野 腹 部 超 音 波 検 査 で 残 尿 を 認 めない 考 えられる 尿 失 禁 の 種 類 はどれか 流 性 機 能 性 切 迫 性 反 射 性 腹 圧 性 50 45 歳 の 男 性 夜 盲 を 主 訴 に 来 院 した 10 年 前 から 両 眼 の 夜 盲 を 自 覚 していたが 徐 々に 進 行 してきたため 受 診 した 両 眼 の 眼 底 写 真 別 冊 No. 8A と 網 膜 電 図 別 冊 No. 8B とを 別 に 示 す 右 眼 の 視 野 検 査 の 結 果 別 冊 No. 8C1 5 のうち この 患 者 の 視 野 はどれか 1 2 3 4 5 別 冊 No. 8 A B C1 5 22 DKIX-01-EH-26
51 38 歳 の 男 性 人 間 ドックで 血 糖 値 と 肝 機 能 検 査 値 の 異 常 を 指 摘 されたため 来 院 した 自 覚 症 状 はない 職 業 はデスクワーク 中 心 の 会 社 員 で 通 勤 は 自 家 用 車 を 使 用 している 年 前 の 健 康 診 断 から 高 血 糖 を 指 摘 されていたがそのままにしていた 既 往 歴 と 家 族 歴 とに 特 記 すべきことはない 飲 酒 歴 と 喫 煙 歴 はない 身 長 170 m 体 重 82 kg 脈 拍 72/ 分 整 血 圧 168/94 mmhg 尿 所 見 : 蛋 白 安 糖 安 血 液 生 化 学 所 見 :AST 42 IU/L ALT 68 IU/L クレアチニン0.6 mg/l 血 糖 138 mg/l HA1 6.9 % 基 準 4.6 6.2 総 コレステロール 250 mg/l トリグリ セリド 140 mg/l HDL-コレステロール 40 mg/l この 患 者 に 対 する 食 事 療 法 の 方 針 で 適 切 なのはどれか 塩 分 の 摂 取 量 は10g/ 日 未 満 とする 総 エネルギー 量 は2,200 kl/ 日 とする 食 物 繊 維 の 摂 取 量 は20g/ 日 以 上 とする コレステロールの 摂 取 は g/ 日 未 満 とする 蛋 白 質 の 割 合 は 総 エネルギー 量 の50% とする 52 20 歳 の 女 性 昨 日 第 子 を 分 娩 し 入 院 中 である 搾 乳 した 母 乳 が 白 色 ではな く 淡 黄 色 であることを 心 配 している 妊 娠 40 週 日 2,800 g の 女 児 を 正 常 経 腟 分 娩 した 家 族 歴 と 既 往 歴 とに 特 記 すべきことはない 発 熱 はない 乳 房 に 発 赤 や 圧 痛 はない 明 らかな 腫 瘤 を 触 知 しない 説 明 として 適 切 なのはどれか 乳 癌 の 検 査 が 必 要 です 人 工 乳 で 育 てた 方 が 良 いです 細 菌 培 養 検 査 で 乳 腺 炎 の 確 認 をします 出 産 後 数 日 の 母 乳 は 淡 黄 色 なのが 普 通 です うつ 乳 の 可 能 性 があるので 乳 房 マッサージが 必 要 です 23 DKIX-01-EH-27
53 歳 か 月 の 男 児 定 期 健 康 診 査 で 来 院 した 在 胎 40 週 身 長 50m 体 重 3,100 g 正 常 分 娩 で 出 生 した 歩 行 は 可 能 だが 三 輪 車 には 乗 れない 積 み 木 を 個 積 める スプーンを 使 った 一 人 での 食 事 はできない 排 尿 したことを 伝 えな い 人 見 知 りをして 親 から 離 れて 遊 ぶことができない 単 語 を 数 語 話 すが 二 語 文 や 自 分 の 年 齢 は 言 えない 声 かけにすぐ 反 応 するが 簡 単 な 命 令 に 対 する 行 動 は なく 聞 かれた 絵 を 指 で 示 せない 発 達 として 遅 れているのはどれか 粗 大 運 動 微 細 運 動 協 調 運 動 対 人 関 係 言 語 発 達 54 78 歳 の 男 性 悪 心 と 腹 痛 とを 主 訴 に 来 院 した 腹 痛 は 朝 から 生 じ 徐 々に 右 下 腹 部 に 移 動 し 増 強 してきたため 受 診 した 身 長 160 m 体 重 54 kg 体 温 37.8 脈 拍 92/ 分 整 血 圧 148/84 mmhg 呼 吸 数 20/ 分 腹 部 は 平 坦 で 右 下 腹 部 に 圧 痛 と 反 跳 痛 とを 認 める 血 液 所 見 : 赤 血 球 365 万 H 13.2 g/l Ht 35 % 白 血 球 12,100 桿 状 核 好 中 球 10 % 分 葉 核 好 中 球 72 % 好 酸 球 % 単 球 % リンパ 球 14 % 血 小 板 19 万 血 液 生 化 学 所 見 : 尿 素 窒 素 18 mg/l クレアチニ ン0.9 mg/l CRP 1.2 mg/l 腹 部 エックス 線 写 真 で 異 常 を 認 めない 腹 部 超 音 波 検 査 では 腸 管 ガスのため 所 見 は 不 明 瞭 であった 次 に 行 うべき 検 査 はどれか PET/CT 腹 部 造 影 CT 腹 部 血 管 造 影 検 査 カプセル 内 視 鏡 検 査 下 部 消 化 管 内 視 鏡 検 査 24 DKIX-01-EH-28
55 50 歳 の 男 性 献 血 を 希 望 して 献 血 センターを 訪 れた アフリカの 森 林 で か 月 間 鳥 類 の 生 態 の 研 究 を 行 ってきたが その 間 に 体 調 を 崩 すことはなかった 帰 国 後 も 健 康 上 の 問 題 はなく 帰 国 して か 月 たってから 献 血 センターを 訪 れた アフ リカ 以 外 の 国 に 滞 在 経 験 はない 担 当 医 は 感 染 症 の 可 能 性 があるために 献 血 はでき ないと 説 明 した 想 定 される 感 染 症 はどれか デング 熱 マラリア Chgs 病 エボラ 出 血 熱 変 異 型 Crutzflt-Jko 病 25 DKIX-01-EH-29
56 47 歳 の 男 性 定 期 健 康 診 断 で 高 血 圧 症 を 指 摘 され 産 業 医 面 談 に 訪 れた 話 をよ く 聞 くと 週 前 に 右 片 麻 痺 と 言 語 障 害 が 出 現 したが 時 間 後 にはすべての 症 状 が 消 失 した その 後 は 症 状 がないためそのままにしていたという このことは 家 族 会 社 には 話 していない 路 線 バスの 運 転 手 で 時 々 長 距 離 ツアーバスの 運 転 を している 残 業 は 月 10 時 間 程 度 である 定 期 健 康 診 断 の 結 果 は 以 下 のとおりであ る 身 長 170 m 体 重 71 kg 血 圧 182/96 mmhg 血 液 所 見 : 赤 血 球 490 万 H 14.8 g/l 血 液 生 化 学 所 見 :AST 15 IU/L ALT 22 IU/L γ-gtp 32 IU/L 基 準 50 空 腹 時 血 糖 132 mg/l 総 コレステロール 211 mg/l トリグリセリド 144 mg/l HDLコレステロール 40 mg/l 心 電 図 と 胸 部 エックス 線 写 真 で 異 常 を 認 めない 最 も 適 切 な 指 示 はどれか 今 すぐ 専 門 医 に 連 れて 行 ってもらってください 時 間 があるときに 医 療 機 関 を 受 診 してください 出 勤 して 良 いですが 運 転 はしないでください 今 までどおり 勤 務 を 続 けて 大 丈 夫 です 自 宅 で 休 んでください 26 DKIX-01-EH-30
57 24 歳 の 初 妊 婦 妊 娠 34 週 これまで 自 宅 近 くの 診 療 所 で 妊 婦 健 康 診 査 を 受 けて いた 交 通 外 傷 のため 救 急 車 で 搬 入 された 出 血 性 ショックがあり 血 液 型 判 定 結 果 を 待 たずに 緊 急 輸 血 を 行 うことになった 携 帯 していた 母 子 健 康 手 帳 によると 血 液 型 は A 型 RhD 袷 不 規 則 抗 体 安 である 輸 血 開 始 時 の 赤 血 球 液 LR と 新 鮮 凍 結 血 漿 LR の 組 合 せで 適 切 なのはどれか 赤 血 球 液 LR 新 鮮 凍 結 血 漿 LR A 型 A 型 A 型 O 型 AB 型 O 型 O 型 A 型 O 型 AB 型 58 23 歳 の 男 性 バイクを 運 転 中 に 転 倒 して 頭 部 を 受 傷 したため 救 急 車 で 搬 入 され た 意 識 は 清 明 体 温 36.6 脈 拍 100/ 分 整 血 圧 130/80 mmhg 呼 吸 数 24/ 分 SpO 2 99 % room ir 胸 部 と 腹 部 とに 異 常 を 認 めない 右 側 頭 部 を 強 打 し ており 右 外 耳 からの 出 血 がある 血 液 検 査 と 尿 検 査 とに 異 常 を 認 めない 頭 部 CT で 内 耳 道 に 達 する 側 頭 骨 骨 折 と 気 脳 症 とを 認 める 出 現 が 予 想 される 症 状 はどれか つ 選 べ 嗄 声 複 視 難 聴 髄 液 漏 顔 面 の 知 覚 低 下 27 DKIX-01-EH-31
59 生 後 か 月 の 乳 児 心 肺 停 止 状 態 で 救 急 車 で 搬 入 された 時 間 前 の 授 乳 時 は 元 気 で 特 に 気 になる 様 子 はなかったという 授 乳 後 すぐ 眠 ったので 母 親 は 家 事 をし ていたが 気 が 付 くと 全 身 がチアノーゼを 呈 して 反 応 がないため 救 急 車 を 要 請 し た 週 前 の 乳 児 健 康 診 査 では 特 に 問 題 を 指 摘 されていない 来 院 時 は 体 温 34.4 で 視 診 では 栄 養 状 態 は 良 好 で 外 傷 を 認 めなかった 心 肺 蘇 生 に 全 く 反 応 せず 死 亡 を 確 認 した 解 剖 では 頭 蓋 内 出 血 を 含 め 死 因 を 特 定 できるような 異 常 所 見 は 認 めなかった 想 定 される 疾 患 のリスクファクターはどれか つ 選 べ 母 乳 栄 養 仰 向 け 寝 母 親 の 喫 煙 柔 らかい 寝 具 厚 着 による 高 温 環 境 28 DKIX-01-EH-32
60 23 歳 の 女 性 月 経 予 定 日 を 日 過 ぎて 月 経 が 発 来 しないので 来 院 した 月 経 周 期 は28 日 型 整 尿 妊 娠 反 応 は 陰 性 であった この 妊 娠 判 定 試 薬 は 排 卵 後 14 日 以 降 の 自 然 妊 娠 に 対 して 100 % が 陽 性 を 示 すように 作 られている この 時 点 で 考 えられるのはどれか つ 選 べ 進 行 流 産 排 卵 日 の 遅 延 卵 管 妊 娠 の 破 裂 着 床 後 早 期 の 妊 娠 最 終 月 経 の 記 憶 違 い 29 DKIX-01-EH-33
次 の 文 を 読 み 61 63 の 問 いに 答 えよ 72 歳 の 男 性 発 熱 と 全 身 の 怠 感 を 主 訴 に 来 院 した 現 病 歴 : か 月 前 に37 台 の 発 熱 があり かかりつけ 医 から 抗 菌 薬 を 処 方 され た 日 後 に 解 熱 したが 怠 感 と 食 欲 低 下 は 持 続 していた 10 日 前 から38 台 の 発 熱 があり 再 度 かかりつけ 医 を 受 診 した 抗 菌 薬 と 解 熱 薬 とを 処 方 されたが 発 熱 と 怠 感 が 持 続 するため 受 診 した 既 往 歴 : 高 血 圧 症 と 糖 尿 病 で 内 服 治 療 中 生 活 歴 : 一 人 暮 らし 無 職 喫 煙 は20 本 / 日 を 50 年 間 飲 酒 はビール1,000 1,500 ml/ 日 を 50 年 間 家 族 歴 : 父 親 が 胃 癌 で 死 亡 母 親 が 大 腸 癌 で 死 亡 現 症 : 意 識 は 清 明 身 長 182 m 体 重 90 kg 体 温 38.0 脈 拍 108/ 分 整 血 圧 138/80 mmhg 呼 吸 数 20/ 分 SpO 2 96 % room ir 皮 膚 は 乾 燥 してい る 眼 瞼 結 膜 と 眼 球 結 膜 とに 異 常 を 認 めない 口 腔 内 は 乾 燥 が 著 明 である 頸 静 脈 の 怒 張 を 認 めない 表 在 リンパ 節 を 触 知 しない 心 音 と 呼 吸 音 とに 異 常 を 認 めな い 腹 部 は 平 坦 軟 で 肝 脾 を 触 知 しない 腸 蠕 動 音 は 正 常 肋 骨 脊 柱 角 に 叩 打 痛 を 認 めない 下 に 浮 腫 を 認 めない 神 経 学 的 所 見 に 異 常 を 認 めない 検 査 所 見 : 尿 所 見 : 蛋 白 袷 糖 袷 ケトン 体 袷 潜 血 安 沈 渣 に 白 血 球 を 認 めない 血 液 所 見 : 赤 血 球 440 万 H 15.1 g/l Ht 44 % 白 血 球 14,500 桿 状 核 好 中 球 % 分 葉 核 好 中 球 88 % 好 酸 球 % 好 塩 基 球 % 単 球 % リンパ 球 % 血 小 板 32 万 PT 87 % 基 準 80 120 血 液 生 化 学 所 見 : 総 蛋 白 7.1 g/l アルブミン3.5 g/l 総 ビリルビン 0.5 mg/l 直 接 ビリルビン 0.2 mg/l AST 57 IU/L ALT 43 IU/L LD 355 IU/L 基 準 176 353 ALP 349 IU/L 基 準 115 359 γ-gtp 109 IU/L 基 準 50 アミラーゼ 38 IU/L 基 準 37 160 CK 76IU/L 基 準 30 140 尿 素 窒 素 38 mg/l ク レ アチニン1.1 mg/l 尿 酸 9.0 mg/l 血 糖 284 mg/l HA1 9.6 % 基 準 4.6 6.2 総 コ レ ス テ ロ ール174 mg/l ト リ グ リ セ リド179 mg/l N 135 meq/l K 4.9 meq/l Cl 105 meq/l CRP 11 mg/l 心 電 図 で 洞 性 頻 脈 を 認 める 胸 部 エッ クス 線 写 真 で 異 常 を 認 めない その 後 の 経 過 : 精 査 のため 入 院 とし 腹 部 超 音 波 検 査 で 肝 膿 瘍 を 認 めた 超 音 波 ガイド 下 膿 瘍 刺 吸 引 検 査 を 行 い 採 取 した 刺 液 を 培 養 検 査 に 提 出 し 抗 菌 薬 の 投 与 を 開 始 した 培 養 検 査 では Grm 陽 性 球 菌 が 検 出 された 30 DKIX-01-EH-34
61 原 因 菌 として 可 能 性 が 高 いのはどれか つ 選 べ メチシリン 耐 性 黄 色 ブドウ 球 菌 MRSA B 群 連 鎖 球 菌 GBS 緑 色 連 鎖 球 菌 リステリア 肺 炎 球 菌 62 抗 菌 薬 投 与 に 加 えて 早 期 に 行 うべき 治 療 はどれか つ 選 べ 肝 切 除 術 免 疫 グロブリン 製 剤 投 与 内 視 鏡 的 逆 行 性 胆 道 ドレナージ 超 音 波 ガイド 下 膿 瘍 刺 ドレナージ インスリンによる 血 糖 コントロール 63 治 療 が 奏 功 し 退 院 が 計 画 された ADL は 自 立 しており 明 らかな 認 知 機 能 障 害 を 認 めないが 食 事 の 準 備 と 服 薬 管 理 とに 問 題 がみられた この 患 者 の 退 院 支 援 として 適 切 なのはどれか つ 選 べ 運 動 器 リハビリテーション 訪 問 入 浴 サービス 訪 問 薬 剤 管 理 配 食 サービス 自 宅 改 装 31 DKIX-01-EH-35
次 の 文 を 読 み 64 66 の 問 いに 答 えよ 60 歳 の 男 性 胸 部 痛 を 主 訴 に 来 院 した 現 病 歴 : か 月 前 から 持 続 性 の 右 胸 部 痛 が 出 現 した 週 前 から 息 切 れも 自 覚 す るようになった 自 宅 近 くの 医 療 機 関 を 受 診 し 胸 部 エックス 線 写 真 で 異 常 を 認 め たため 紹 介 されて 受 診 した 既 往 歴 : 胃 潰 瘍 の 治 療 歴 あり 生 活 歴 : 喫 煙 は20 本 / 日 を 40 年 間 飲 酒 はビール 350 ml/ 日 を 40 年 間 家 族 歴 : 父 親 が 糖 尿 病 で 治 療 中 現 症 : 意 識 は 清 明 身 長 161 m 体 重 59 kg 体 温 36.6 脈 拍 80/ 分 整 血 圧 126/82 mmhg 呼 吸 数 20/ 分 SpO 2 97 % room ir 心 音 に 異 常 を 認 めな い 呼 吸 音 は 右 側 で 減 弱 している 腹 部 は 平 坦 軟 で 肝 脾 を 触 知 しない 下 に 浮 腫 を 認 めない 検 査 所 見 : 血 液 所 見 : 赤 血 球 480 万 H 15.4 g/l Ht 44 % 白 血 球 8,500 血 小 板 40 万 血 液 生 化 学 所 見 : 総 蛋 白 7.3 g/l アルブミン3.0 g/l 総 ビリ ルビン 0.4 mg/l AST 25 IU/L ALT 25 IU/L LD337 IU/L 基 準 176 353 ALP 369 IU/L 基 準 115 359 γ-gtp 60 IU/L 基 準 50 尿 素 窒 素 10 mg/l クレアチニン0.7 mg/l 尿 酸 5.8 mg/l 血 糖 96 mg/l N 140 meq/l K 4.2 meq/l Cl 105 meq/l CEA 1.7 ng/ml 基 準 以 下 CYFRA 1.1 ng/ml 基 準 3.5 以 下 CA19-9 8.8 U/mL 基 準 37 以 下 CRP 4.6 mg/l 胸 部 エック ス 線 写 真 別 冊 No. 9A と 胸 部 CT 別 冊 No. 9B とを 別 に 示 す 別 冊 No. 9 A B 32 DKIX-01-EH-36
64 診 断 のため 追 加 して 確 認 すべきなのはどれか 職 業 歴 手 術 歴 海 外 渡 航 歴 歯 科 治 療 歴 ペット 飼 育 歴 65 診 断 のため 行 うべき 検 査 はどれか 心 エコー 胸 腔 刺 呼 吸 機 能 検 査 気 管 支 内 視 鏡 検 査 上 部 消 化 管 内 視 鏡 検 査 66 後 日 胸 腔 鏡 検 査 のため 入 院 した 胸 腔 鏡 検 査 における 胸 膜 の 写 真 別 冊 No. 10 を 別 に 示 す みられる 所 見 はどれか 膿 瘍 腫 瘍 囊 胞 胸 膜 炎 胸 膜 プラーク 別 冊 No. 10 33 DKIX-01-EH-37
次 の 文 を 読 み 67 69 の 問 いに 答 えよ 28 歳 の 男 性 墜 落 事 故 のため 工 事 現 場 から 救 急 車 で 搬 入 された 現 病 歴 : 建 築 作 業 中 に 誤 って 約 m の 高 さから 墜 落 し 頭 部 を 強 打 した 意 識 障 害 がみられ 救 急 搬 送 された 既 往 歴 : 生 来 健 康 で 特 記 すべきことはない 生 活 歴 : 高 校 卒 業 後 から 建 築 作 業 員 独 身 大 酒 家 で 喫 煙 歴 は 不 明 家 族 歴 : 特 記 すべきことはない 現 症 : 来 院 時 閉 眼 身 長 170 m 推 定 体 重 70 kg 推 定 体 温 36.4 脈 拍 48/ 分 整 血 圧 192/104 mmhg 呼 吸 数 12/ 分 SpO 2 92 % リザーバー 付 マ スク10L/ 分 酸 素 投 与 下 左 側 頭 部 に 皮 下 血 腫 を 認 める 瞳 孔 径 両 側 mm で 対 光 反 射 は 正 常 である 口 腔 鼻 孔 および 耳 孔 からの 出 血 を 認 めない 他 部 位 の 創 傷 からの 外 出 血 はない 心 音 と 呼 吸 音 とに 異 常 を 認 めない 痛 み 刺 激 で 開 眼 し 発 語 は あ う の 発 声 のみを 認 める 痛 み 刺 激 で 手 足 の 逃 避 的 な 屈 曲 を 認 める 67 この 患 者 の Glsgow Com Sl GCS の M スコアはどれか 34 DKIX-01-EH-38
検 査 所 見 : 尿 所 見 : 蛋 白 安 糖 安 血 液 所 見 : 赤 血 球 424 万 H 13.8 g/l Ht 48 % 白 血 球 8,600 血 小 板 21 万 血 液 生 化 学 所 見 : 総 蛋 白 7.2 g/l アルブミン4.0 g/l 総 ビリルビン 0.6 mg/l AST 21 IU/L ALT 28 IU/L 尿 素 窒 素 16 mg/l クレアチニン0.8 mg/l 血 糖 85 mg/l N 142 meq/l K4.2 meq/l Cl 102 meq/l CRP 1.2 mg/l 動 脈 血 ガス 分 析 リザーバー 付 マ 安 ス ク10L/ 分 酸 素 投 与 下 :ph 7.20 PCO 2 64 Torr PO 2 62 Torr HCO 3 24 meq/l 胸 部 エックス 線 写 真 と 骨 盤 部 エックス 線 写 真 とで 異 常 を 認 めない 頭 部 単 純 CT で 異 常 を 認 めない 68 この 患 者 に 行 うべきなのはどれか 人 工 換 気 抗 菌 薬 投 与 脳 室 ドレナージ 抗 てんかん 薬 投 与 副 腎 皮 質 ステロイド 投 与 その 後 の 経 過 : 翌 日 に 撮 影 された 頭 部 MRIのFLAIR 像 で 脳 梁 を 中 心 とした 白 質 に 小 さな 高 信 号 領 域 の 散 在 を 認 めた 受 傷 後 日 目 に 開 眼 し 受 傷 後 日 目 には 意 識 レベルは JCSⅠ- 1 となった リハビリテーションを 進 め 自 宅 退 院 を 目 指 すこ とになった 69 退 院 後 も 長 期 に 認 められる 可 能 性 があるのはどれか 失 調 片 麻 痺 嚥 下 障 害 排 便 障 害 行 動 障 害 35 DKIX-01-EH-39
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