WebFOCUS 管 理 者 コース ~ 研 修 受 講 後 のスキルアップサポート~ 対 応 バージョン:WebFOCUS 8.0.01 本 資 料 は アシスト WebFOCUS 研 修 をご 受 講 いただいたお 客 様 からのご 質 問 や 研 修 ではご 案 内 できなかった 情 報 などを FAQ にまとめたものです 研 修 受 講 後 のスキルアップの 一 助 として 是 非 お 役 立 て 下 さい ご 利 用 上 の 注 意 事 項 は 最 後 のページにまとめられております ご 確 認 のうえ ご 利 用 下 さい 第 1 章 概 要 1 Q. WebFOCUS クライアントのサービスは 起 動 する 必 要 は 無 いのでしょうか A. WebFOCUS クライアントのサービスはありません WebFOCUS クライアントは アプリケーションサーバが 動 作 させているため アプリケーションサーバの サービスを 起 動 しておけば WebFOCUS クライアントは 自 動 的 に 動 作 します 2 Q. Web コンソールやアドホック 画 面 を 表 示 する 際 認 証 画 面 を 経 由 させることはできますか A. 詳 細 は 5 章 に 掲 載 しておりますが セキュリティモードやベーシック 認 証 の 機 能 で 保 護 できます 3 Q. WebFOCUS 管 理 コンソールのログインユーザ パスワードの 追 加 や 変 更 はできますか A. ログインユーザの 追 加 は http://サーバ 名 /ibi_apps/ から BI Portal にログインし メニューの[ 管 理 ] [セキュリティセンター]から 追 加 できます パスワード 設 定 については メニューの[Administrator](ログインユーザ 名 の 表 示 箇 所 ) [パスワー ドの 変 更 ]から 変 更 できます 詳 細 は WebFOCUS セキュリティガイド(wf80sec.pdf)をご 参 照 下 さい 第 2 章 開 発 と 運 用 の 効 率 化 1 Q. P2-2 の 例 では 2 台 の Oracle に 接 続 していますが データアダプタのライセンスも 2 つ 必 要 ですか A. データアダプタは 接 続 するデータベースの 種 類 ごとに 発 生 しますので Oracle のデータアダプタがあれば 複 数 台 の Oracle に 接 続 可 能 です 2 Q. -INCLUDE とグローバルプロファイルは どのように 使 い 分 けますか A. 全 プロシジャで 適 用 したい 共 通 の 設 定 は グローバルプロファイルに 記 述 します JOINのように いくつかのプロシジャで 使 用 するコマンドや SQLトレースのコマンドなど 必 要 に 応 じ て 利 用 したい 設 定 は-INCLUDEを 使 用 します 3 Q. USAGE やタイトルを 変 更 した 場 合 レポートペインタで 常 に 表 示 させておく 方 法 はありますか A. オブジェクトインスペクタの 詳 細 ウィンドウ の 表 示 を 有 効 にすれば 項 目 の 選 択 時 にフォーマットを 表 示 できます 設 定 手 順 は オブジェクトインスペクタを 右 クリックし [ 詳 細 ウィンドウを 表 示 しない] のチェックを 外 して 下 さい もし 見 難 い 場 合 は オブジェクトインスペクタの 下 部 を 上 方 にドラッグすれ ば 詳 細 ウィンドウが 表 示 されます 4 Q. グローバルプロファイルを Web コンソールで 編 集 するメリットはなんですか A. 最 大 のメリットは 直 接 サーバマシンを 操 作 せずに ブラウザからグローバルプロファイルを 編 集 できる 点 です 開 発 者 管 理 者 が 直 接 サーバマシンを 操 作 できないケースでも Web コンソールからであれば グローバルプロファイルを 編 集 できます 1
第 2 章 開 発 と 運 用 の 効 率 化 6 Q. 例 題 3 で 本 番 用 のパスを 設 定 しないとどうなりますか A. 実 行 ボタンのプロパティ 設 定 時 に 本 番 用 プロジェクトのプロシジャが 参 照 できません 7 Q. 例 題 3 の 最 後 にパスを 削 除 する 手 順 がありますが これを 忘 れるとどうなりますか A. 開 発 用 プロジェクトに 本 番 用 プロジェクトと 同 名 のプロシジャがあった 場 合 常 に 開 発 用 プロジェクト 中 のプロシジャが 実 行 されます 8 Q. -INCLUDE は 別 ディレクトリのファイルを 参 照 できますか A. プロジェクトのパスを 設 定 すれば 別 ディレクトリのファイルを 参 照 できます 9 Q. プロシジャ 実 行 時 のファイルの 検 索 順 序 を 教 えて 下 さい A. 以 下 の 順 番 でファイルを 検 索 します 1.HOLDファイルのマスターファイルの 出 力 先 ディレクトリ 2. 自 プロジェクト 3.サーバ 側 のアプリケーションパスを 上 から 指 定 順 に 検 索 4.baseapp 5.C:\ibi\srv77\wfs\catalog 6.FILEDEFコマンドで 指 定 されたディレクトリ 6 番 目 のFILEDEFコマンドは プロシジャのみ 対 象 です シノニムは 検 索 しません 10 Q. -HTMLFORM で 呼 び 出 す HTML ファイルは どこに 配 置 すれば 良 いでしょうか また アプリケーションマッ プ 上 に 配 置 したファイルも 参 照 可 能 でしょうか A. WebFOCUS が 参 照 可 能 なディレクトリに 配 置 すれば-HTMLFORM で 呼 び 出 せます 同 一 ディレクトリではない ファイルを 指 定 する 場 合 は パスの 指 定 を 追 加 します また アプリケーションマップ 上 のファイルも 参 照 可 能 です 第 3 章 システム 構 成 と 運 用 管 理 のポイント 1 Q. 大 規 模 な 環 境 において 負 荷 分 散 を 行 うことはできますか A. HTTP リクエストについては ロードバランサなどのツールを 導 入 すれば 複 数 台 の Web サーバで 負 荷 分 散 が 行 えます レポーティングサーバの 負 荷 分 散 を 行 いたい 場 合 は WebFOCUS のオプション 製 品 であるワー クロードオプションを 導 入 する 必 要 があります 2 Q. Developer Studio のライセンスで サーバに 接 続 して 開 発 することは 可 能 ですか 可 能 な 場 合 作 業 する 環 境 はどのようにして 切 り 替 えますか A. サーバに 接 続 して 開 発 を 行 う 場 合 は 新 たにWebFOCUS 開 発 環 境 の 設 定 を 追 加 します Developer Studioの メニューバーの[ファイル] [ 環 境 の 表 示 ]を 選 択 し [ 環 境 リスト]からサーバの 追 加 や 作 業 サー バの 変 更 が 行 えます 3 Q. Developer Studio のライセンスで データベースは 別 マシン 上 にあっても 検 索 できますか A. データベースのクライアント 設 定 (ODBCなど) データアダプタの 設 定 を 追 加 すれば 検 索 できます 4 Q. 開 発 環 境 のライセンスの 見 分 け 方 を 教 えて 下 さい A. サービス 画 面 に WebFOCUS 80 Server for Developer Studio があれば Developer Studio です サー ビスが 無 ければ Report Developer です 5 Q. ログファイルの 履 歴 の 桁 数 が 2 桁 ですが 3 桁 に 増 やすことは 可 能 ですか A. 100 を 超 えるログファイルを 残 すことはできません ログファイルの 履 歴 は 0~99 までです 2
第 3 章 システム 構 成 と 運 用 管 理 のポイント 6 Q. ログファイルが 切 り 替 わるタイミングは 再 起 動 最 大 行 数 最 大 日 数 のすべてが 有 効 ですか 日 数 の 設 定 をすると 他 の 設 定 が 無 効 になるなど 設 定 に 優 先 順 位 はありますか A. 設 定 に 優 先 順 位 はありません 再 起 動 最 大 行 数 最 大 日 数 のうち いずれか 一 つの 条 件 を 満 たせば ロ グファイルが 切 り 替 わります 7 Q. 1 日 1 個 のログファイルを 作 成 したいのですが edaprint_max_days に 1 と 指 定 すれば 良 いですか また このときファイル 名 の 末 尾 を 日 付 にできますか A. edaprint_max_days に 1 と 指 定 して 下 さい ただし 1 日 に 1 回 もレポートが 実 行 されなかったなど ログファイルに 何 も 情 報 が 出 力 されなかった 日 は ログファイルは 更 新 されません また ファイル 名 の 末 尾 を 日 付 にすることはできません 8 Q. サーバを 停 止 したら 処 理 中 のリクエストは 停 止 されるのでしょうか それとも 処 理 中 のリクエストが 終 了 してからサーバが 停 止 されるのでしょうか A. サーバを 停 止 したら 処 理 中 のリクエストは 強 制 停 止 されます 9 Q. サーバの 停 止 によって 強 制 的 にリクエストが 終 了 した 場 合 は エラーメッセージが 表 示 されるのでしょう か また そのエラーメッセージをカスタマイズできますか A. 以 下 のエラーメッセージが 表 示 されます Reporting Server 管 理 者 に 問 い 合 わせてください:EDASERVE (エラー:32016) また エラーメッセージはカスタマイズ 可 能 です カスタマイズの 方 法 は WebFOCUS 管 理 者 コースの4 章 でご 紹 介 しております 第 4 章 運 用 管 理 実 習 1 Q. 例 題 1 で[すべてのエージェントを 停 止 ]をクリックしたところ 一 旦 すべて 停 止 した 後 追 加 でリクエ ストが 実 行 されたようです 1 回 ではすべて 停 止 できないのでしょうか A. [すべてのエージェントを 停 止 ]は エージェントを 停 止 する 機 能 であるため キューに 待 機 したリクエ ストを 停 止 することは 出 来 ません 2 Q. 特 定 のエラー 画 面 だけでなく プロシジャの 実 行 結 果 が 0 件 の 場 合 の HTML の 結 果 はありませんでした の 画 面 をカスタマイズできますか A. 可 能 です PA-17 をご 参 照 下 さい 3 Q. データサービスの 意 味 を 教 えて 下 さい A. データサービスは エージェントごとにグループ 分 けしたものです 最 大 起 動 プロセス 数 や 初 期 起 動 数 キューの 使 用 設 定 は データサービスごとに 設 定 を 行 います 4 Q. 監 視 画 面 のクエリ 時 間 は 何 をあらわしますか A. エージェントが 処 理 を 開 始 した 時 間 です 5 Q. リクエストの 処 理 が 長 引 いているかどうかを 確 認 する 方 法 はありますか A. ステータスが 使 用 中 になっているエージェントの[クエリ 時 間 ]を 確 認 し 現 在 時 刻 との 差 を 確 認 し ます 6 Q. Tscomid がリセットされるタイミングはいつですか A. レポーティングサーバを 再 起 動 したタイミングでリセットされます 7 Q. Tscomid でエージェントは 識 別 できますが リクエストを 識 別 することはできますか A. ログファイルに 出 力 される sesid = n でリクエストごとに 連 番 で 振 られるの 一 意 の 番 号 を 識 別 できま す ログファイルについての 詳 細 は WebFOCUS 管 理 者 コーステキストの P4-30 ページでご 紹 介 しております 3
第 4 章 運 用 管 理 実 習 8 Q. コマンドでエージェントを 起 動 できますか A. edastart -preload n でエージェントを 起 動 できます n は 起 動 させるエージェント 数 です 9 Q. リソースアナライザを 導 入 するメリットはなんですか A. 以 下 のような edaprint.log では 収 集 できない 情 報 が 確 認 できる 点 です 特 定 のリクエストの 実 行 頻 度 頻 繁 に 使 用 される 選 択 条 件 頻 繁 に 使 用 されるデータの 期 間 負 荷 の 高 いJOINリクエスト 検 索 されていないデータソースや 項 目 さらに 取 得 したデータをテーブルとして 保 持 し マスターファイルも 出 力 されるため WebFOCUSで 検 索 してレポート グラフの 形 で 閲 覧 することもできます 第 5 章 セキュリティ 1 Q. セキュリティが OFF の 場 合 でも Web コンソールにセキュリティを 設 定 できますか A. P5-21 でご 紹 介 している RESTRICT_TO_IP という 設 定 を 使 用 すれば 特 定 の IP アドレスからのみ Web コンソールに 接 続 できるように 設 定 することもできます 3 Q. edaenv.cfg は 初 期 設 定 ではファイルが 存 在 しませんが どのように 作 成 すれば 良 いでしょうか A. Web コンソール 上 で 設 定 を 行 うことで 自 動 的 にファイルが 作 成 されます 4 Q. セキュリティモード 使 用 時 のログイン 画 面 はカスタマイズできますか A. セキュリティモードのログイン 画 面 も エラー 画 面 と 同 様 に 以 下 のファイルで 管 理 されています C:\ibi\WebFOCUS80\client\wfc\etc\ENtemplate.xml 32074 がログイン 画 面 で 使 用 されている 内 容 です レイアウトや 文 字 列 を 変 更 したい 場 合 は 文 字 列 検 索 で 32074 を 検 索 し ソースを 編 集 して 下 さい なお 編 集 を 加 える 際 は 必 ず 事 前 にバックアップを 取 得 して 下 さい 5 Q. グローバル 変 数 を 使 用 するプロシジャでブラウザを 複 数 起 動 した 場 合 ブラウザごとに 変 数 値 を 保 持 しま すか A. グローバル 変 数 は 起 動 したブラウザごとに 保 持 します 6 Q. グローバル 変 数 の 説 明 に 同 一 ウィンドウ 内 で 値 が 保 持 されます とあります プロシジャを 新 規 ウィンドウで 実 行 した 場 合 新 しいウィンドウが 起 動 しますが このときグローバル 変 数 は 保 持 されますか A. ドリルダウンなど プロシジャから 新 規 ウィンドウを 起 動 した 場 合 は 別 ウィンドウにも 変 数 は 保 持 され ます 7 Q. Web コンソールの RESTRICT_TO_IP は セキュリティモード PTH を 使 用 した 場 合 と 違 いはありますか A. どちらでも Web コンソールへのアクセスを 制 御 できますが 機 能 として 別 物 です RESTRICT_TO_IP は 認 証 情 報 として IP アドレスやホスト 名 を 使 用 します セキュリティモード PTH は WebFOCUS のセキュリティモードの 一 部 なので 認 証 情 報 としてユーザアカウ ントを 使 用 します 8 Q. RESTRICT_TO_IP を 設 定 し 接 続 不 可 のマシンから 接 続 した 場 合 はどうなりますか A. ブラウザのエラー(HTTP 403 エラー)を 表 示 します 4
第 5 章 セキュリティ 9 Q. SQL に 慣 れた 人 は SQL パススルーを 利 用 した 方 がいいですか A. SQL パススルーを 使 用 しても レポート 作 成 は WebFOCUS で 行 うため SQL に 慣 れているから SQL パスス ルーを 利 用 した 方 が 良 いというわけではありません また SQLパススルーを 使 用 してのレポートは 必 ずHOLDファイルの 二 次 検 索 を 行 うため 不 要 なディス クI/Oが 発 生 する 頻 度 が 多 くなります 10 Q. SQL パススルーを 含 むプロシジャが 無 い 場 合 SQL パススルーを 無 効 化 する 必 要 はありますか A. URL からコマンドを 直 接 実 行 したり アドホックリクエストからの 実 行 も 抑 制 したい 場 合 は 無 効 化 する 必 要 があります ご 利 用 上 の 注 意 事 項 本 書 の 著 作 権 は 株 式 会 社 アシストに 帰 属 します 本 書 は 参 考 資 料 であり 掲 載 されている 情 報 は 予 告 なしに 変 更 されることがあります 本 書 で 使 用 している 製 品 の 名 称 は 各 社 の 商 標 または 登 録 商 標 です 本 資 料 の 内 容 に 関 するご 質 問 はご 遠 慮 ください 本 資 料 はお 客 様 の 責 任 のもとでご 利 用 ください これらの 使 用 によりいかなる 損 害 が 生 じたとしても 株 式 会 社 アシストは 一 切 保 証 致 しかねますので ご 了 承 ください 5