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該 介 護 休 業 が 終 了 する 日 までに, 当 該 介 護 休 業 に 係 る 対 象 家 族 が 死 亡 したとき 又 は 離 婚, 婚 姻 の 取 消, 離 縁 等 により 当 該 介 護 休 業 に 係 る 対 象 家 族 との 親 族 関 係 が 消 滅 した とき (3) 配 偶

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[ 組 合 員 期 間 等 の 特 例 ] 組 合 員 期 間 等 については 年 齢 職 種 などにより 過 去 の 制 度 からの 経 過 措 置 が 設 けられ ており 被 用 者 年 制 度 の 加 入 期 間 ( 各 共 済 組 合 の 組 合 員 期 間 など)については 生 年 月 日

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240709

年金制度のあらまし

資 格 給 付 関 係 ( 問 1) 外 国 人 Aさん(76 歳 )は 在 留 期 間 が3ヶ 月 であることから 長 寿 医 療 の 被 保 険 者 ではない が 在 留 資 格 の 変 更 又 は 在 留 期 間 の 伸 長 により 長 寿 医 療 の 適 用 対 象 となる 場 合 には 国

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(2) 特 別 障 害 給 付 金 国 民 年 金 に 任 意 加 入 していなかったことにより 障 害 基 礎 年 金 等 を 受 給 していない 障 がい 者 の 方 に 対 し 福 祉 的 措 置 として 給 付 金 の 支 給 を 行 う 制 度 です 支 給 対 象 者 平 成 3 年 3

( 別 紙 ) 以 下 法 とあるのは 改 正 法 第 5 条 の 規 定 による 改 正 後 の 健 康 保 険 法 を 指 す ( 施 行 期 日 は 平 成 28 年 4 月 1 日 ) 1. 標 準 報 酬 月 額 の 等 級 区 分 の 追 加 について 問 1 法 改 正 により 追 加

無年金外国人高齢者福祉手当要綱

(3) 育 児 休 業 (この 号 の 規 定 に 該 当 したことにより 当 該 育 児 休 業 に 係 る 子 について 既 にし たものを 除 く )の 終 了 後 3 月 以 上 の 期 間 を 経 過 した 場 合 ( 当 該 育 児 休 業 をした 教 職 員 が 当 該 育 児 休 業

目  次

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(2) 本 人 本 人 の 配 偶 者 及 び 扶 養 義 務 者 の 前 年 (1 月 から3 月 までの 間 に 申 請 する ときは 前 々 年 )の 所 得 を 確 認 できる 書 類 (3) その 他 市 長 が 必 要 と 認 めた 書 類 2 市 長 は 前 項 の 申 請 書 に 添

 

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四 勤 続 20 年 を 超 え30 年 までの 期 間 については 勤 続 1 年 につき100 分 の200 五 勤 続 30 年 を 超 える 期 間 については 勤 続 1 年 につき100 分 の100 2 基 礎 調 整 額 は 職 員 が 退 職 し 解 雇 され 又 は 死 亡 した

4-3-4共立蒲原総合病院組合職員の育児休業等に関する条例


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別 紙 第 号 高 知 県 立 学 校 授 業 料 等 徴 収 条 例 の 一 部 を 改 正 する 条 例 議 案 高 知 県 立 学 校 授 業 料 等 徴 収 条 例 の 一 部 を 改 正 する 条 例 を 次 のように 定 める 平 成 26 年 2 月 日 提 出 高 知 県 知 事 尾

第 7 条 職 員 の 給 与 に 関 する 規 程 ( 以 下 給 与 規 程 という ) 第 21 条 第 1 項 に 規 定 す るそれぞれの 基 準 日 に 育 児 休 業 している 職 員 のうち 基 準 日 以 前 6 月 以 内 の 期 間 にお いて 在 職 した 期 間 がある 職

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っては 出 産 予 定 日 から 出 生 した 日 から 起 算 して8 週 間 を 経 過 する 日 の 翌 日 までとする ) の 期 間 内 に 当 該 子 に 係 る 最 初 の 育 児 休 業 を 開 始 し かつ 終 了 した 場 合 であって 当 該 子 に 係 る 再 度 の 育 児

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年 支 給 開 始 年 齢 図 特 別 支 給 の 老 齢 厚 生 年 ( 給 料 比 例 部 分 ) 昭 和 29 年 10 月 1 日 生 まれ 以 前 ~ 特 別 支 給 の 退 職 共 済 年 老 齢 厚 生 年 昭 和 25 年 10 月 1 日 生 まれ 以 前 ~ 退 職 共 済 年

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とする この 場 合 育 児 休 業 中 の 期 限 付 職 員 が 雇 用 契 約 を 更 新 するに 当 たり 引 き 続 き 育 児 休 業 を 希 望 する 場 合 には 更 新 された 雇 用 契 約 期 間 の 初 日 を 育 児 休 業 開 始 予 定 日 として 育 児 休 業 申

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(2) 勤 続 5 年 を 超 え 10 年 までの 期 間 については 勤 続 期 間 1 年 につき 本 俸 月 額 の100 分 の140 (3) 勤 続 10 年 を 超 え 20 年 までの 期 間 については 勤 続 期 間 1 年 につき 本 俸 月 額 の100 分 の180 (4)

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Q5 育 児 休 業 を 請 求 する 際 の 事 務 手 続 は? A5 育 児 休 業 を 請 求 しようとする 職 員 は, 育 児 休 業 承 認 請 求 書 ( 様 式 第 1 号 )に 子 の 氏 名 や 請 求 する 期 間 等 を 記 入 し, 育 児 休 業 を 始 めようとする1

Q1 4 月 から 児 童 手 当 の 支 給 額 はどうなるのですか? Q2 児 童 手 当 には 所 得 制 限 が 設 けられるとのことですが 具 体 的 な 基 準 はどのよう になるのですか? Q3 4 月 以 降 児 童 手 当 を 受 け 取 るためには 手 続 きが 必 要 ですか?

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5 満 60 歳 以 上 の 祖 父 母 二 親 等 の 直 系 血 族 である 実 父 母 の 実 父 母 若 しくは 養 父 母 又 は 養 父 母 の 実 父 母 若 しくは 養 父 母 をいう 6 満 22 歳 に 達 する 日 以 後 の 最 初 の3 月 31 日 までの 間 にある 弟

Ⅰ 年 金 制 度 昭 和 37 年 12 月 1 日 に 地 方 公 務 員 等 共 済 組 合 法 が 施 行 され 恩 給 から 年 金 へ 昭 和 61 年 4 月 から 20 歳 以 上 60 歳 未 満 のすべての 国 民 が 国 民 年 金 に 加 入 厚 生 年 金 基 金 職 域

[Q20] 扶 養 控 除 等 申 告 書 が 提 出 された 際 に その 申 告 書 に 記 載 された 国 外 居 住 親 族 に 係 る 親 族 関 係 書 類 が 提 示 されず 事 後 に 提 示 された 場 合 いつから 扶 養 控 除 等 を 適 用 して 源 泉 徴 収 税 額 を

か 行 繰 上 げ/ 繰 上 げ 支 給 の 国 民 年 金 受 取 額 は 少 なくなるが 年 金 を 早 く 受 け 取 ること 早 期 ( 減 額 ) 支 払 い 65 歳 から 受 け 取 る 年 金 を 前 倒 しで 減 額 して 受 ける 年 金 繰 上 げ 請 求 早 期 に 受 け

か 行 基 金 代 行 厚 生 年 金 基 金 が 国 に 代 わって 厚 生 年 金 の 事 務 の 一 部 を 行 うこと 基 本 月 額 ( 在 職 老 齢 年 金 ) 給 付 加 給 年 金 経 過 的 加 算 を 除 いた 年 金 月 額 加 算 部 分 を 除 いた 年 金 月 額 支

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費 用 負 担 の 原 則 と 負 担 割 合 共 済 組 合 の 行 う 事 業 は 大 別 すると 民 間 の 健 康 保 険 制 度 に 代 わる 短 期 給 付 事 業 公 的 年 金 制 度 の 性 格 を 有 する 長 期 給 付 事 業 組 合 員 の 福 祉 の 増 進 に 資 する

(2) 広 島 国 際 学 院 大 学 ( 以 下 大 学 という ) (3) 広 島 国 際 学 院 大 学 自 動 車 短 期 大 学 部 ( 以 下 短 大 という ) (4) 広 島 国 際 学 院 高 等 学 校 ( 以 下 高 校 という ) ( 学 納 金 の 種 類 ) 第 3 条

取 り 消 された 後 当 該 産 前 の 休 業 又 は 出 産 に 係 る 子 若 しくは 同 号 に 規 定 する 承 認 に 係 る 子 が 死 亡 し 又 は 養 子 縁 組 等 により 職 員 と 別 居 することとなったこと (2) 育 児 休 業 をしている 職 員 が 休 職 又

福 岡 厚 生 年 金 事 案 4486 第 1 委 員 会 の 結 論 申 立 人 の 申 立 期 間 については その 主 張 する 標 準 報 酬 月 額 に 基 づく 厚 生 年 金 保 険 料 を 事 業 主 により 給 与 から 控 除 されていたことが 認 められることから 申 立 期

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( 参 考 ) 国 家 戦 略 特 別 区 域 法 ( 平 成 25 年 法 律 第 107 号 )( 抄 ) 国 家 戦 略 特 別 区 域 法 及 び 構 造 改 革 特 別 区 域 法 の 一 部 を 改 正 する 法 律 ( 平 成 27 年 法 律 第 56 号 ) による 改 正 後 (

第14章 国民年金

事 例 3 Q: 父 母 を 被 扶 養 者 として 認 定 できますか?( 父 母 とも 国 民 健 康 保 険 加 入 ) A: 父 母 又 はそのどちらかを 申 請 する 場 合 は 夫 婦 相 互 扶 助 義 務 に 基 づき 父 母 の 収 入 合 算 額 が それぞれに 適 用 される

賦課の根拠となった法律及び条例(その2)

(1)1オールゼロ 記 録 ケース 厚 生 年 金 期 間 A B 及 びCに 係 る 旧 厚 生 年 金 保 険 法 の 老 齢 年 金 ( 以 下 旧 厚 老 という )の 受 給 者 に 時 効 特 例 法 施 行 後 厚 生 年 金 期 間 Dが 判 明 した Bは 事 業 所 記 号 が

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平成16年度

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(6) 31 年 以 上 の 期 間 については 1 年 につき100 分 の120 2 前 項 に 規 定 する 者 のうち 負 傷 若 しくは 病 気 ( 以 下 傷 病 という 傷 病 は 国 家 公 務 員 共 済 組 合 法 ( 昭 和 33 年 法 律 第 128 号 ) 第 81 条

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2 窓 口 申 請 方 式 : 申 請 書 を 窓 口 に 提 出 し 指 定 の 金 融 機 関 口 座 へ 振 込 3 窓 口 現 金 受 領 方 式 : 申 請 書 を 郵 送 又 は 窓 口 に 提 出 し 窓 口 で 現 金 を 受 領 申 請 受 付 開 始 日 及 び 申 請 期 限

第 3 章 給 付 45 第 1 節 裁 定 等 46 1 給 付 の 種 類 46 2 裁 定 46 3 年 金 の 支 給 期 間 と 支 払 期 月 47 第 2 節 老 齢 基 礎 年 金 49 1 老 齢 基 礎 年 金 の 支 給 要 件 49 2 老 齢 基 礎 年 金 の 年 金 額

8 認 定 区 分 変 更 日 等 上 記 による 認 定 区 分 変 更 日 取 消 日 認 定 日 及 び 再 認 定 日 は 確 定 申 告 を 行 った 日 とする なお 特 定 口 座 年 間 取 引 報 告 により 確 認 する 場 合 は 当 該 報 告 を 受 領 た

(2) 懲 戒 については 戒 告 は 3 ヵ 月 減 給 は 6 ヵ 月 停 職 は 9 ヵ 月 4 病 気 休 暇 休 職 欠 勤 により 勤 務 しなかった 職 員 が 再 び 勤 務 するに 至 った 場 合 において 他 の 職 員 との 均 衡 上 必 要 があると 認 められるときは

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定款

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◆併給の調整◆

(2) 保 育 料 等 減 免 措 置 に 関 する 調 書 (3) 地 方 税 法 ( 昭 和 25 年 法 律 第 226 号 ) 第 5 条 第 2 項 第 1 号 に 規 定 する 市 町 村 民 税 の 課 税 の 状 況 を 証 明 する 書 類 又 は 生 活 保 護 法 ( 昭 和

6-2第1種退職年金

2 前 項 前 段 の 規 定 にかかわらず 年 俸 制 教 職 員 から 申 し 出 があった 場 合 においては 労 使 協 定 に 基 づき その 者 に 対 する 給 与 の 全 額 又 は 一 部 を 年 俸 制 教 職 員 が 希 望 する 金 融 機 関 等 の 本 人 名 義 の 口

保 険 料 の 軽 減 措 置 均 等 割 額 の 軽 減 1 以 下 の 基 準 によって 均 等 割 額 が 軽 減 されます 軽 減 割 合 は 被 保 険 者 と 世 帯 主 の 総 所 得 金 額 等 の 合 計 額 によって 判 定 します 軽 減 割 合 同 一 世 帯 内 の 被 保

となるため 退 職 をし かつ 引 き 続 き 国 家 公 務 員 等 として 在 職 (その 者 が 更 に 引 き 続 き 当 該 国 家 公 務 員 以 外 の 他 の 国 等 の 機 関 に 係 る 国 家 公 務 員 等 として 在 職 した 場 合 を 含 む )した 後 引 き 続 い

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目 次 休 暇 関 係 Q1 妊 娠 中 健 康 診 査 を 受 けるための 休 暇 が 取 れるのですか? Q2 出 産 予 定 日 の 何 日 前 から 休 暇 が 取 れるのですか? Q3 出 産 後 何 日 まで 休 暇 が 取 れるのですか? Q4 妻 が 出 産 するのですが 休 暇 が

第1章 総則

Transcription:

疑 義 照 会 ( 年 金 給 付 ) 1. 老 齢 給 付 年 金 P1 1~30 2. 障 害 基 礎 年 金 P14 1~15 3. 障 害 給 付 年 金 ( 障 害 厚 生 ) P21 1~7 4. 遺 族 基 礎 年 金 P24 1~4 5. 遺 族 給 付 年 金 ( 遺 族 厚 生 遺 族 基 礎 ) P26 1~10 6. 老 齢 年 金 ( 旧 )( 厚 生 年 金 ) P31 1~2 7. 通 算 老 齢 年 金 ( 旧 )( 厚 生 年 金 ) P32 1~4 8. 老 齢 年 金 ( 旧 )( 国 民 年 金 ) P36 1~3 9. 未 支 給 ( 年 金 保 険 給 付 ) P38 1~9 10. 死 亡 一 時 金 P42 1~2 11. 脱 退 手 当 金 P43 1~21

12. 年 金 受 給 者 現 況 届 P55 1 13. 年 金 受 給 権 者 住 所 支 払 機 関 変 更 届 P56 1 14. 進 達 事 務 P57 1 15. 年 金 受 給 選 択 申 出 書 の 進 達 P58 1 16. 再 裁 定 ( 様 式 第 127 号 127 号 -2 の 処 理 )の 進 達 P59 1 17. 再 裁 定 ( 様 式 第 127 号 -3 の 処 理 )の 進 達 P60 1 18. 標 準 報 酬 改 定 ( 合 意 分 割 ) P61 1~7 19. 老 齢 福 祉 年 金 諸 変 更 等 の 処 理 P64 1 20. 特 別 障 害 給 付 金 P65 1~2 21. その 他 P66 1~10

疑 義 照 会 ( 年 金 給 付 ) 老 齢 給 付 年 金 1 合 算 対 象 期 間 について 国 民 年 金 法 第 26 条 国 民 年 金 法 昭 和 60 年 改 正 法 附 則 第 8 条 第 5 項 60 歳 到 達 時 ( 平 成 13 年 1 月 2 日 ) 厚 生 年 金 期 間 220 月 と 共 済 一 時 金 期 間 53 月 で 受 給 要 件 を 満 たし 特 別 支 給 の 老 齢 厚 生 年 金 が 発 生 し ました 今 回 の 年 金 記 録 問 題 で 名 寄 せにより 国 民 年 金 手 帳 が 判 明 ( 第 1 号 被 保 険 者 納 付 期 間 82 月 )したことで 厚 生 年 金 期 間 220 月 と 合 計 し 302 月 となりました 60 歳 到 達 時 二 重 加 入 ( 国 民 年 金 と 共 済 年 金 )の 確 認 ができなか ったこと また 新 規 裁 定 時 に 国 民 年 金 手 帳 が 判 明 していれば 国 民 年 金 期 間 と 厚 生 年 金 期 間 のみで 受 給 権 が 発 生 しており 合 算 対 象 期 間 は 本 人 からの 申 立 に 基 づき 算 入 することになる という 疑 義 照 会 に 基 づき ご 本 人 様 は 合 算 対 象 期 間 を 申 し 立 てずに 有 利 な 国 民 年 金 記 録 を 用 いて 老 齢 年 金 を 請 求 したと 考 えられることから 共 済 一 時 金 記 録 を 取 り 消 し 国 民 年 金 記 録 を 算 入 して 老 齢 年 金 の 再 裁 定 を 行 うことができるかご 教 示 願 います 本 件 については 合 算 対 象 期 間 算 入 要 否 の 判 断 の 前 に 受 給 者 の 被 保 険 者 記 録 の 整 合 性 を 確 認 する 必 要 があります ( 旧 国 民 年 金 法 第 7 条 第 2 項 ) したがって 統 合 を 前 提 とした 場 合 共 済 一 時 金 期 間 と 重 複 する 国 民 年 金 期 間 ( 昭 和 36 年 6 月 ~ 昭 和 40 年 10 月 )の 保 険 料 を 還 付 し 老 齢 年 金 の 再 裁 定 を 行 ってください 共 済 一 時 金 期 間 昭 和 36 年 6 月 ~ 昭 和 40 年 10 月 (53 月 ) 国 民 年 金 期 間 昭 和 36 年 4 月 ~ 昭 和 40 年 10 月 (55 月 ) 昭 和 44 年 12 月 ~ 昭 和 47 年 2 月 (27 月 ) 厚 生 年 金 期 間 220 月 老 齢 給 付 年 金 2 永 住 許 可 を 受 けた 方 の 合 算 対 象 期 間 につ いて 厚 生 年 金 保 険 法 昭 和 60 年 改 正 法 附 則 第 8 条 第 5 項 第 11 号 厚 生 年 金 保 険 法 昭 和 60 年 改 正 法 附 則 第 8 条 第 5 項 第 11 号 は 日 本 国 籍 を 取 得 した 人 又 は 永 住 許 可 を 受 けた 人 の 日 本 国 内 に 住 所 を 有 しなかった 期 間 のうち 昭 和 36 年 4 月 1 日 から 日 本 国 籍 を 取 得 した 日 などの 前 日 までの 20 歳 以 上 60 歳 未 満 の 海 外 在 住 期 間 は 合 算 対 象 期 間 とすると 規 定 しています 外 国 籍 の 方 が 永 住 許 可 を 受 ける 前 で さらに 昭 和 57 年 1 月 1 日 以 降 の 日 本 国 内 に 短 期 間 に 滞 在 している 期 間 を 合 算 対 象 期 間 としても よいでしょうか 昭 和 57 年 6 月 30 日 入 国 昭 和 57 年 9 月 22 日 出 国 昭 和 59 年 11 月 16 日 入 国 昭 和 60 年 2 月 4 日 出 国 昭 和 61 年 6 月 11 日 入 国 昭 和 61 年 9 月 3 日 出 国 昭 和 61 年 9 月 15 日 入 国 昭 和 61 年 10 月 14 日 出 国 昭 和 61 年 10 月 17 日 入 国 昭 和 61 年 11 月 16 日 出 国 昭 和 61 年 12 月 22 日 入 国 昭 和 62 年 2 月 27 日 出 国 昭 和 62 年 6 月 15 日 永 住 資 格 取 得 本 件 については 日 本 における 滞 在 期 間 を 含 め 客 観 的 に 判 断 して も 日 本 に 請 求 者 の 生 活 の 本 拠 があったとは 言 い 難 いと 思 料 します し たがって 日 本 国 内 に 短 期 間 滞 在 している 期 間 も 合 算 対 象 期 間 とし て 取 り 扱 います ご 本 人 様 は 友 達 に 会 うため 香 港 から 日 本 に 来 た 期 間 があった しかし 短 期 間 友 人 に 会 いに 来 たものであり 実 際 に 生 活 してい たのは 香 港 である また 永 住 資 格 を 取 得 するまでは 外 国 人 登 録 を していなかった と 申 出 されています 1

疑 義 照 会 ( 年 金 給 付 ) 老 齢 給 付 年 金 3 合 算 対 象 期 間 について 旧 国 民 年 金 法 第 7 条 第 2 項 第 8 号 国 民 年 金 法 昭 和 60 年 改 正 法 附 則 第 8 条 第 5 項 合 算 対 象 期 間 について 照 会 します 現 在 69 歳 の 男 性 で 昭 和 38 年 3 月 20 日 にA 大 学 を 卒 業 し 学 位 を 得 ています 昭 和 38 年 4 月 1 日 から 昭 和 39 年 3 月 31 日 まで 学 部 研 究 生 としてB 大 学 C 学 部 に 在 籍 していました 卒 業 又 は 終 了 した 際 に 学 位 が 授 与 されない 研 究 生 は 学 生 と は 扱 いません ただし 研 究 生 であっても 学 位 が 授 与 される 課 程 に 在 籍 していたことが 確 認 できた 場 合 には 合 算 対 象 期 間 として 取 り 扱 ってください 大 学 に 在 籍 する 研 究 生 の 国 民 年 金 の 取 扱 いについては 卒 業 又 は 修 了 したおりに 学 位 が 授 与 される 課 程 に 在 籍 している 場 合 学 生 納 付 特 例 の 対 象 としていますが 合 算 対 象 期 間 として 取 り 扱 ってもよ いかご 教 示 願 います 老 齢 給 付 年 金 4 学 生 であった 期 間 の 取 扱 い について 国 民 年 金 法 昭 和 60 年 改 正 法 附 則 第 8 条 第 5 項 国 民 年 金 法 昭 和 60 年 改 正 法 附 則 第 8 条 第 5 項 の 政 令 で 定 める 生 徒 又 は 学 生 の 期 間 ( 合 算 対 象 期 間 )の 証 明 については 在 籍 証 明 書 等 が 挙 げられますが お 客 様 が 昭 和 44 年 3 月 15 日 卒 業 となって いる 在 学 期 間 証 明 書 ( 昭 和 42 年 4 月 10 日 から 昭 和 44 年 3 月 15 日 まで)を 提 出 した 場 合 に 卒 業 した 昭 和 44 年 3 月 は 大 学 に 在 籍 して いた 合 算 対 象 期 間 として 総 合 的 に 判 断 してよいかお 伺 いいたしま す 20 歳 以 上 の 学 生 であった 期 間 で 任 意 加 入 できたが 任 意 加 入 しな かった 期 間 ( 昭 和 60 年 改 正 法 附 則 第 8 条 第 5 項 第 1 号 )は 合 算 対 象 期 間 になります 合 算 対 象 期 間 の 計 算 方 法 は 国 民 年 金 の 被 保 険 者 期 間 の 計 算 の 例 に よる ( 通 算 年 金 通 則 法 第 6 条 第 1 項 )ものとされ 被 保 険 者 期 間 を 計 算 する 場 合 には 月 による ( 国 民 年 金 法 第 11 条 第 1 項 )ものと されていますので 昭 和 44 年 3 月 は 合 算 対 象 期 間 になります ただし 当 該 期 間 の 計 算 の 基 礎 となっている 月 が 国 民 年 金 の 保 険 料 納 付 済 期 間 又 は 保 険 料 免 除 期 間 の 計 算 の 基 礎 となっているときは 合 算 対 象 期 間 としない ( 昭 和 61 年 経 過 措 置 政 令 第 14 条 第 1 項 )とされ ていますので 同 月 に 公 的 年 金 制 度 に 加 入 していれば 合 算 対 象 期 間 とはなりません 老 齢 給 付 年 金 5 海 外 在 住 期 間 を 合 算 対 象 期 間 とする 場 合 の 確 認 に 必 要 な 書 類 につい て 国 民 年 金 法 昭 60 年 改 正 法 附 則 第 8 条 第 5 号 9 号 昭 和 61 年 7 月 10 日 庁 保 険 発 第 35 号 海 外 在 住 期 間 の 確 認 書 類 の その 他 上 記 に 掲 げる 書 類 に 準 ずるも の について 疑 義 照 会 に 出 入 国 マスタファイル を その 他 上 記 に 揚 げる 書 類 に 準 ずるもの として 取 り 扱 うことは 差 し 支 え ないとあります しかし 出 入 国 マスタファイル では 昭 和 48 年 (1973 年 )4 月 前 の 記 録 については 確 認 できません 年 金 の 請 求 において 渡 航 証 明 書 ( 独 立 行 政 法 人 国 際 協 力 機 構 発 行 )の 証 明 をもって 海 外 在 住 についての 公 的 な 証 明 とみなしても よいでしょうか また 本 件 では 海 外 在 留 国 での 労 働 者 手 帳 の 写 しも 添 付 していた だいています なお 請 求 者 が 日 本 国 出 国 前 の 日 本 国 在 住 記 録 の 確 認 のため 戸 籍 の 附 票 を 求 めたところ 当 時 の 本 籍 地 の 役 場 には 保 存 していないと のことでした 本 来 国 側 で 証 明 できる 書 類 がない 状 態 で 請 求 者 が 自 ら 事 実 関 係 を 証 明 するため 外 務 省 の 外 郭 団 体 である 国 際 協 力 機 構 にて 渡 航 証 明 書 を 取 得 しています 渡 航 証 明 書 に 記 載 された 入 出 国 年 月 日 1960 年 ( 昭 和 35 年 )3 月 2 日 ブラジル 国 へ 移 住 海 外 在 住 期 間 の 確 認 における 渡 航 証 明 書 及 び 労 働 者 手 帳 は その 他 上 記 に 掲 げる 書 類 に 準 ずるもの には 該 当 しません 渡 航 証 明 書 に 記 載 されている 渡 航 年 月 日 である 昭 和 35 年 3 月 2 日 から 出 入 国 管 理 マスタファイルでの 管 理 が 始 まった 昭 和 48 年 4 月 1 日 までの 間 に 帰 国 している 可 能 性 もあるため 合 算 対 象 期 間 と 認 められるのは 昭 和 48 年 4 月 1 日 から 帰 国 日 である 昭 和 63 年 11 月 26 日 までとなります 2

疑 義 照 会 ( 年 金 給 付 ) 出 入 国 マスタファイル に 記 載 された 入 出 国 年 月 日 出 国 年 月 日 : 記 載 なし 1988 年 ( 昭 和 63 年 )11 月 26 日 入 国 ( 帰 国 ) 老 齢 給 付 年 金 6 日 本 国 籍 を 有 する 者 の 海 外 在 住 期 間 に 係 る 合 算 対 象 期 間 の 確 認 に 必 要 な 添 付 書 類 について 国 民 年 金 法 施 行 規 則 第 16 条 第 2 項 第 5 号 昭 和 61 年 7 月 10 日 庁 保 険 発 第 35 号 日 本 国 籍 を 有 する 者 の 海 外 在 住 期 間 に 係 る 合 算 対 象 期 間 の 確 認 に 必 要 な 添 付 書 類 としては 1. 戸 籍 の 附 票 の 写 2. 旅 券 法 に 規 定 する 旅 券 (パスポート)の 写 3. 滞 在 国 が 交 付 した 居 住 証 明 書 4. 滞 在 国 の 日 本 領 事 館 等 の 発 行 した 在 留 資 格 期 間 証 明 書 5.その 他 上 記 に 掲 げる 書 類 に 準 ずるもの など 海 外 在 住 期 間 を 明 らかにすることができるいずれかの 書 類 を 提 出 することになっていますが 下 記 の 事 例 については パスポー ト のみの 添 付 で 合 算 対 象 期 間 として 総 合 的 に 判 断 してよいか あ るいは 日 本 人 出 帰 国 記 録 マスタファイル についても 併 せて 添 付 が 必 要 となるのか お 伺 いします 出 入 国 記 録 の 一 部 しか 記 載 されていない 本 人 と 母 親 のパスポートの 写 しでは 国 外 居 住 期 間 を 正 確 に 確 認 することができません 昭 和 61 年 7 月 10 日 庁 保 険 発 第 35 号 日 本 国 籍 を 有 する 者 の 国 外 居 住 期 間 に 係 る 合 算 対 象 期 間 の 確 認 に 必 要 な 書 類 について( 通 知 ) では 国 民 年 金 法 昭 和 60 年 改 正 法 附 則 第 8 条 第 5 項 第 9 号 に 掲 げる 期 間 の 確 認 においては 当 該 期 間 が 確 認 できる にある 1.から 5.のい ずれかの 書 類 を 添 付 することとされています このため 2.の 書 類 によって 確 認 が 困 難 な 場 合 は その 他 の 書 類 の 添 付 を 受 けて 総 合 的 に 判 断 してください 海 外 に 在 住 していた 20 歳 以 上 60 歳 未 満 の 合 算 対 象 期 間 をパスポ ートで 確 認 したところ パスポートが 2 冊 あり 1 冊 は 母 親 名 義 の パスポート( 当 時 12 歳 で 母 の 同 行 者 用 )に 日 本 を 出 国 した 年 月 日 が 記 載 され もう 1 冊 は 本 人 用 パスポートに 日 本 に 帰 国 し た 年 月 日 が 記 載 されています このため 海 外 在 住 の 継 続 期 間 や 生 活 拠 点 の 確 認 できる 書 類 とし ては 本 人 申 立 のみとなるため 日 本 人 出 帰 国 記 録 マスタファイル についても 併 せて 添 付 が 必 要 でしょうか ( 本 人 の 住 民 票 異 動 はあり ません ) 生 年 月 日 昭 和 26 年 9 月 2 日 ( 女 性 ) 昭 和 38 年 7 月 2 日 日 本 出 国 (12 歳 ) ( 昭 和 46 年 9 月 1 日 20 歳 到 達 ) 昭 和 63 年 9 月 24 日 日 本 帰 国 (37 歳 ) 出 国 から 帰 国 までの 間 に 日 本 に 出 入 国 したことはなし( 本 人 申 立 ) 老 齢 給 付 年 金 7 任 意 加 入 期 間 ( 未 納 )と 任 意 未 加 入 期 間 が 混 在 する 月 の 合 算 対 象 期 間 の 取 扱 いにつ いて 国 民 年 金 法 昭 和 60 年 改 正 法 第 11 条 の 2 国 民 年 金 法 昭 和 60 年 改 正 法 附 則 第 8 条 第 5 項 国 民 年 金 法 等 の 一 部 を 改 正 する 法 律 の 施 行 に 伴 う 経 過 本 人 の 記 録 国 民 年 金 任 意 加 入 期 間 昭 和 55 年 6 月 1 日 ~ 昭 和 55 年 6 月 2 日 ( 未 納 ) 国 民 年 金 任 意 未 加 入 期 間 昭 和 55 年 6 月 2 日 ~ 昭 和 56 年 4 月 1 日 配 偶 者 の 記 録 厚 生 年 金 保 険 期 間 昭 和 55 年 6 月 1 日 ~ 昭 和 56 年 4 月 1 日 上 記 のように 昭 和 61 年 3 月 以 前 に 任 意 加 入 期 間 ( 未 納 )と 任 意 合 算 対 象 期 間 の 計 算 の 基 礎 となっている 月 に 保 険 料 納 付 済 期 間 又 は 保 険 料 免 除 期 間 が 混 在 するときは その 月 は 合 算 対 象 期 間 とはなり ません 保 険 料 納 付 済 期 間 も 保 険 料 免 除 期 間 もないときは 合 算 対 象 期 間 となります 本 件 については 国 民 年 金 保 険 料 納 付 済 期 間 も 保 険 料 免 除 期 間 もな いため 合 算 対 象 期 間 の 計 算 の 基 礎 として 取 り 扱 うことができます 3

疑 義 照 会 ( 年 金 給 付 ) 措 置 に 関 する 政 令 第 14 条 未 加 入 期 間 が 混 在 する 月 ( 昭 和 55 年 6 月 )について 合 算 対 象 期 間 として 取 り 扱 えるでしょうか 配 偶 者 の 厚 生 年 金 保 険 資 格 取 得 に 伴 い 国 民 年 金 強 制 加 入 資 格 喪 失 となり 喪 失 同 日 に 国 民 年 金 任 意 加 入 していますが 翌 日 には 任 意 加 入 資 格 喪 失 しています これは 被 保 険 者 本 人 が 任 意 加 入 の 申 込 みを 撤 回 したと 思 われます 老 齢 給 付 年 金 8 旧 農 林 共 済 組 合 員 期 間 の 退 職 一 時 金 を 受 給 したものの 60 歳 以 降 受 給 権 を 満 たさな いため 返 還 一 時 金 として 清 算 した 期 間 の 取 扱 いについ て 国 民 年 金 法 昭 和 60 年 改 正 法 附 則 第 8 条 2~5 第 12 条 第 1 項 第 3 号 昭 和 15 年 9 月 18 日 生 まれの 男 性 が 昭 和 47 年 4 月 に 旧 農 林 共 済 組 合 員 期 間 の 退 職 一 時 金 ( 支 給 期 間 昭 和 39 年 4 月 9 日 ~ 昭 和 47 年 2 月 29 日 )を 受 け 原 資 を 残 していました( 留 保 ) しかし 60 歳 到 達 後 受 給 権 を 満 たさなかったため 平 成 14 年 5 月 に 留 保 分 を 60 歳 の 返 還 一 時 金 として 受 給 しました その 後 厚 生 年 金 に 加 入 した ため 上 記 の 旧 農 林 共 済 組 合 員 期 間 と 厚 生 年 金 保 険 被 保 険 者 期 間 を 合 算 すれば 受 給 資 格 を 満 たすことになりました 共 済 組 合 では 昭 和 55 年 1 月 1 日 以 降 受 けた 脱 退 一 時 金 期 間 は 組 合 員 期 間 ではなかったものとされるとあります この 旧 農 林 共 済 組 合 員 期 間 が 合 算 対 象 期 間 とされるものかどうかご 教 示 ください 本 件 の 返 還 一 時 金 の 計 算 の 基 礎 となった 旧 農 林 共 済 組 合 員 期 間 につ いては 国 民 年 金 法 昭 和 60 年 改 正 法 附 則 第 8 条 第 5 項 第 5 号 に 規 定 す る 合 算 対 象 期 間 となります また 国 民 年 金 法 昭 和 60 年 改 正 法 附 則 第 12 条 第 1 項 第 3 号 及 び 第 57 条 に 規 定 する 支 給 要 件 の 特 例 についても 該 当 します 老 齢 給 付 年 金 9 国 家 公 務 員 共 済 組 合 員 期 間 と 厚 生 年 金 被 保 険 者 期 間 が 重 複 する 場 合 の 受 給 権 発 生 年 月 日 につい て 国 民 年 金 法 昭 和 60 年 改 正 法 附 則 第 8 条 第 2 項 第 12 条 第 1 項 第 3 号 国 民 年 金 法 昭 和 61 年 経 過 措 置 政 令 第 9 条 国 家 公 務 員 共 済 組 合 員 期 間 と 厚 生 年 金 被 保 険 者 期 間 が 重 複 する 期 間 を 有 する 者 の 特 別 支 給 の 老 齢 厚 生 年 金 の 受 給 権 発 生 年 月 日 につい てご 教 示 願 います 昭 和 24 年 1 月 13 日 生 まれ( 男 性 ) 60 歳 到 達 月 の 前 月 ( 平 成 20 年 12 月 )までの 被 保 険 者 期 間 等 国 民 年 金 全 額 免 除 期 間 18 月 厚 生 年 金 被 保 険 者 期 間 199 月 国 家 公 務 員 共 済 組 合 員 期 間 37 月 ただし 上 記 の 期 間 には 次 の 期 間 が 含 まれており 昭 和 45 年 12 月 が 1 月 として それぞれの 被 保 険 者 期 間 組 合 員 期 間 として 含 ま れています 国 家 公 務 員 共 済 組 合 昭 和 42 年 12 月 5 日 資 格 取 得 昭 和 45 年 12 月 4 日 資 格 喪 失 厚 生 年 金 保 険 昭 和 45 年 12 月 21 日 資 格 取 得 昭 和 46 年 6 月 29 日 資 格 喪 失 当 事 例 については 国 民 年 金 法 昭 和 60 年 改 正 法 附 則 第 12 条 第 1 項 第 3 号 同 条 第 3 項 及 び 同 法 昭 和 61 年 経 過 措 置 政 令 第 22 条 第 2 項 第 4 号 により 厚 生 年 金 被 保 険 者 期 間 204 月 共 済 組 合 員 期 間 36 月 によ り 平 成 21 年 6 月 1 日 付 で 受 給 権 が 発 生 することになります 当 該 者 が 平 成 21 年 1 月 1 日 厚 生 年 金 被 保 険 者 資 格 を 取 得 し 引 き 続 き 厚 生 年 金 被 保 険 者 資 格 を 有 した 場 合 特 別 支 給 の 老 齢 厚 生 年 金 の 受 給 権 発 生 年 月 日 がいつになるかご 教 示 願 います 4

疑 義 照 会 ( 年 金 給 付 ) 老 齢 給 付 年 金 10 特 別 支 給 の 老 齢 厚 生 年 金 の 受 給 権 発 生 年 月 日 について 国 民 年 金 法 昭 和 60 年 改 正 法 附 則 第 12 条 第 1 項 第 3 号 昭 和 22 年 9 月 14 日 生 まれの 男 性 から 平 成 23 年 1 月 14 日 に 特 別 支 給 の 老 齢 厚 生 年 金 の 請 求 があり 平 成 23 年 1 月 27 日 に 裁 定 さ れました ( 加 入 期 間 ) 国 家 公 務 員 共 済 組 合 昭 和 40 年 9 月 27 日 ~ 昭 和 42 年 12 月 15 日 (28 ヵ 月 ) 国 民 年 金 昭 和 42 年 12 月 15 日 ~ 昭 和 42 年 12 月 18 日 ( 納 付 なし) 厚 生 年 金 保 険 昭 和 42 年 12 月 18 日 ~ 昭 和 44 年 8 月 1 日 (20 ヵ 月 ) 国 民 年 金 昭 和 44 年 8 月 14 日 ~ 昭 和 61 年 8 月 1 日 ( 免 除 36 月 の み) 厚 生 年 金 保 険 昭 和 61 年 8 月 1 日 ~ 平 成 3 年 7 月 1 日 (59 ヵ 月 ) 国 民 年 金 平 成 3 年 7 月 1 日 ~ 平 成 10 年 10 月 1 日 ( 納 付 なし) 厚 生 年 金 保 険 平 成 10 年 10 月 1 日 ~ 現 存 中 本 件 については 国 民 年 金 法 昭 和 61 年 経 過 措 置 政 令 第 22 条 第 2 項 第 4 号 により 平 成 21 年 12 月 1 日 に 受 給 権 発 生 となります 上 記 加 入 期 間 において 受 給 権 発 生 年 月 は 昭 和 42 年 12 月 が 共 済 組 合 加 入 期 間 及 び 厚 生 年 金 保 険 加 入 期 間 として 2 ヵ 月 算 入 したう えで 平 成 21 年 11 月 となるのか 平 成 21 年 12 月 となるのかご 教 示 ください 老 齢 給 付 年 金 11 統 合 共 済 期 間 を 有 する 者 の 受 給 権 発 生 日 について 厚 生 年 金 保 険 法 平 成 8 年 改 正 法 附 則 第 5 条 第 8 条 第 1 項 第 1 号 NTT 共 済 期 間 を 有 し 既 に 退 職 共 済 年 金 を 受 給 している 方 が 60 歳 以 降 に 初 めて 厚 生 年 金 保 険 に 加 入 し 現 在 も 加 入 中 の 場 合 特 別 支 給 の 老 齢 厚 生 年 金 の 受 給 権 発 生 日 はいつになるでしょうか また 請 求 手 続 きについてご 教 示 願 います NTT 期 間 共 済 年 金 受 給 権 発 生 日 厚 生 年 金 保 険 期 間 年 齢 昭 和 40 年 ~ 平 成 6 年 平 成 6 年 12 月 31 日 平 成 20 年 ~ 加 入 中 64 歳 厚 生 年 金 保 険 法 附 則 第 8 条 に 1 年 以 上 の 被 保 険 者 期 間 を 有 するに 至 つたときは 特 別 支 給 の 老 齢 厚 生 年 金 が 支 給 されるとあることから 当 該 事 案 については 厚 生 年 金 保 険 の 被 保 険 者 期 間 が 1 年 以 上 有 する ことになった 平 成 21 年 に 特 別 支 給 の 老 齢 厚 生 年 金 の 受 給 権 が 発 生 し ます しかし 厚 生 年 金 保 険 法 平 成 8 年 改 正 法 附 則 第 5 条 によれば 旧 適 用 法 人 共 済 組 合 員 期 間 については 厚 生 年 金 保 険 の 被 保 険 者 であった 期 間 とみなされるとあり また 厚 生 年 金 保 険 法 平 成 8 年 改 正 法 附 則 第 8 条 第 1 項 第 1 号 によれば 施 行 日 の 前 日 において 旧 適 用 法 人 共 済 組 合 が 支 給 する 改 正 前 国 家 公 務 員 共 済 組 合 法 の 規 定 による 退 職 共 済 年 金 の 受 給 権 を 有 していた 者 に 支 給 する 厚 生 年 金 保 険 法 による 老 齢 厚 生 年 金 の 額 については 当 該 年 金 たる 給 付 の 額 の 計 算 の 基 礎 となった 旧 適 用 法 人 共 済 組 合 員 期 間 は 計 算 の 基 礎 としないとあります このことから 本 件 については 法 律 上 の 特 別 支 給 の 老 齢 厚 生 年 金 の 受 給 権 が 60 歳 時 点 で 発 生 しています 一 方 厚 生 年 金 保 険 法 第 43 条 第 2 項 により 老 齢 厚 生 年 金 の 額 については 受 給 権 者 がその 権 利 を 取 得 した 月 以 後 における 被 保 険 者 であった 期 間 は その 計 算 の 基 礎 と しません したがって 厚 生 年 金 保 険 法 第 42 条 第 43 条 第 3 項 に 基 づき 厚 生 年 金 保 険 の 被 保 険 者 資 格 の 喪 失 もしくは 65 歳 到 達 時 に 請 求 してい ただくことになります 老 齢 給 付 年 金 12 特 別 支 給 の 老 齢 厚 生 年 金 受 厚 生 年 金 保 険 法 附 則 第 9 条 の 2 60 歳 から 特 別 支 給 の 老 齢 厚 生 年 金 ( 報 酬 比 例 部 分 のみ)の 支 給 を 受 けていた 方 が 老 齢 基 礎 年 金 の 全 部 繰 上 げを 申 出 した 後 であって 本 件 の 場 合 障 害 者 特 例 の 請 求 は 可 能 です ただし この 場 合 も 定 額 部 分 のうちの 基 礎 年 金 相 当 部 分 は 支 給 が 5

疑 義 照 会 ( 年 金 給 付 ) 給 者 の 老 齢 基 礎 年 金 の 全 部 繰 上 げ 申 出 後 に 係 る 障 害 者 特 例 請 求 の 可 否 について 国 民 年 金 法 附 則 第 9 条 の 2 も 定 額 部 分 支 給 開 始 年 齢 に 到 達 する 前 であれば 障 害 者 特 例 の 請 求 が 可 能 かご 教 示 願 います 停 止 されます ( 厚 生 年 金 保 険 法 昭 和 60 年 改 正 法 附 則 第 62 条 第 2 項 に よる 読 替 後 の 厚 生 年 金 保 険 法 附 則 第 11 条 の 4 第 1 項 ) なお 老 齢 基 礎 年 金 の 一 部 繰 上 げを 請 求 された 場 合 は その 後 障 害 者 特 例 請 求 や 長 期 加 入 者 の 特 例 は 適 用 されません 老 齢 給 付 年 金 13 高 年 齢 雇 用 継 続 給 付 の 遡 及 精 算 について 厚 生 年 金 保 険 法 附 則 第 11 条 の 6 高 年 齢 雇 用 継 続 給 付 の 遡 及 精 算 について 厚 生 年 金 保 険 法 附 則 第 11 条 の 6 の 高 年 齢 雇 用 継 続 給 付 金 の 支 給 を 受 けることができると きは とは 受 給 者 が 実 際 に 高 年 齢 雇 用 継 続 給 付 金 の 請 求 を 行 い 受 給 したか 否 かを 問 わず 受 給 することができる 場 合 は 調 整 を 行 う 必 要 があるとされ 具 体 的 には 当 該 給 付 金 が 不 支 給 決 定 されない 月 は 精 算 されないこととされています しかし 当 該 給 付 金 には 請 求 期 限 ( 原 則 2 ヵ 月 間 )があることか ら 請 求 自 体 ができない 期 間 が 生 じます このような 場 合 は 労 働 保 険 側 と 年 金 保 険 側 の 両 方 から 給 付 が 行 われない 期 間 が 生 じます このような 高 年 齢 継 続 給 付 金 を 受 けることが 出 来 なくなった 場 合 など 本 人 の 請 求 の 意 思 にかかわらず 制 度 的 に 当 該 給 付 を 受 ける 可 能 性 がなくなったことが 確 認 できる 場 合 は 厚 生 年 金 保 険 法 附 則 第 11 条 の 6 の 当 該 給 付 の 支 給 を 受 けることができるとき には 該 当 しないと 解 釈 すべきでしょうか 雇 用 保 険 法 第 61 条 第 1 項 に に 相 当 する 額 を 下 るに 至 つた 場 合 に 当 該 支 給 対 象 月 について 支 給 する とあるように 受 給 者 が 客 観 的 要 件 を 満 たしていれば 厚 生 年 金 保 険 法 附 則 第 11 条 の 6 第 1 項 の その 者 が 高 年 齢 雇 用 継 続 基 本 給 付 金 の 支 給 を 受 けることができるとき に 該 当 することになります 老 齢 給 付 年 金 14 高 年 齢 雇 用 継 続 基 本 給 付 金 の 請 求 を 行 わ なかった 場 合 の 特 別 支 給 の 老 齢 厚 生 年 金 の 支 給 調 整 に ついて 厚 生 年 金 保 険 法 附 則 第 11 条 の 6 特 別 支 給 の 老 齢 厚 生 年 金 の 受 給 者 が 雇 用 保 険 の 高 年 齢 雇 用 継 続 基 本 給 付 金 を 請 求 できるものの 請 求 を 行 わなかった 場 合 の 年 金 の 支 給 調 整 はどのようになりますか 厚 生 年 金 保 険 法 附 則 第 11 条 の 6 に その 者 が 高 年 齢 雇 用 継 続 基 本 給 付 金 の 支 給 を 受 けることができるときは とあるため 在 職 老 齢 年 金 の 調 整 に 加 えて 高 年 齢 雇 用 継 続 基 本 給 付 金 との 調 整 も 行 われる ことになります 年 金 の 支 給 調 整 は 厚 生 労 働 省 職 業 安 定 局 労 働 市 場 センターから 提 供 される 雇 用 情 報 により 実 際 の 高 年 齢 雇 用 継 続 基 本 給 付 金 の 受 給 状 況 を 確 認 のうえ 行 っています よって 受 給 者 からの 高 年 齢 雇 用 継 続 基 本 給 付 金 の 請 求 を 行 わなかった 旨 の 申 出 により 年 金 の 支 給 調 整 の 解 除 を 行 うことはできません なお 雇 用 情 報 の 提 供 を 受 け 年 金 を 支 給 調 整 していた 受 給 者 につい て その 後 新 たな 雇 用 情 報 の 提 供 がないまま 数 ヵ 月 後 に 次 のいずれ かに 該 当 した 場 合 については 当 該 雇 用 情 報 の 提 供 がされなかった 期 間 を 高 年 齢 雇 用 継 続 基 本 給 付 金 の 支 給 を 受 けることができなかった 期 間 として 年 金 の 支 給 調 整 を 解 除 しています ( 支 給 停 止 を 解 除 し た 後 雇 用 情 報 の 提 供 があれば 遡 及 して 年 金 の 支 給 調 整 を 行 うこと になります ) 1. 請 求 を 行 わなかった 月 後 の 雇 用 情 報 が 提 供 された 場 合 2. 退 職 又 は 65 歳 に 達 した 場 合 老 齢 給 付 年 金 15 基 金 代 行 部 分 がある 者 の 老 厚 生 年 金 保 険 法 平 成 12 年 改 正 法 附 則 厚 生 年 金 保 険 法 平 成 12 年 改 正 法 附 則 第 17 条 第 1 項 に 基 づき 老 齢 厚 生 年 金 を 繰 下 げ 請 求 した 方 については 基 金 代 行 部 分 に 係 る 繰 下 厚 生 年 金 基 金 の 加 入 員 であった 期 間 がある 方 が 厚 生 年 金 保 険 法 平 成 12 年 改 正 法 附 則 第 17 条 第 1 項 の 規 定 による 老 齢 厚 生 年 金 の 支 給 繰 6

疑 義 照 会 ( 年 金 給 付 ) 齢 厚 生 年 金 繰 下 げについて 第 17 条 第 1 項 平 成 12 年 改 正 前 厚 生 年 金 保 険 法 第 44 条 の 3 第 4 項 第 131 条 第 1 項 第 132 条 第 2 項 げによる 加 算 分 は 国 が 支 給 することになるのでしょうか 生 年 月 日 昭 和 9 年 8 月 14 日 ( 男 性 ) 厚 生 年 金 保 険 被 保 険 者 期 間 423 月 うち 基 金 加 入 期 間 320 月 平 成 6 年 8 月 14 日 特 別 支 給 の 老 齢 厚 生 年 金 受 給 権 発 生 平 成 11 年 8 月 13 日 65 歳 到 達 平 成 14 年 9 月 26 日 老 齢 厚 生 年 金 繰 下 げ 請 求 下 げの 申 出 をした 場 合 厚 生 年 金 基 金 が 支 給 する 老 齢 厚 生 年 金 の 代 行 部 分 の 金 額 については 繰 下 げによる 加 算 は 行 われません また 厚 生 年 金 基 金 が 支 給 する 老 齢 厚 生 年 金 の 代 行 部 分 の 支 給 開 始 時 期 については 繰 下 げの 申 出 をした 場 合 でも 老 齢 厚 生 年 金 の 受 給 権 を 取 得 したときからとなります 老 齢 給 付 年 金 16 旧 農 林 共 済 組 合 員 期 間 の 標 準 給 与 の 月 額 について 厚 生 年 金 保 険 法 平 成 13 年 改 正 法 附 則 第 8 条 第 1 項 第 2 項 厚 生 年 金 保 険 法 昭 和 44 年 改 正 法 附 則 第 3 条 旧 農 林 共 済 組 合 員 期 間 ( 昭 和 38 年 4 月 1 日 ~ 昭 和 39 年 2 月 27 日 ) で 標 準 給 与 の 月 額 が 1 万 円 未 満 の 期 間 を 有 する 者 に 老 齢 厚 生 年 金 の 受 給 権 が 発 生 した 場 合 当 該 期 間 の 標 準 報 酬 月 額 は 厚 生 年 金 保 険 加 入 期 間 に 準 じて 1 万 円 として 年 金 額 の 計 算 が 行 われるのでしょ うか 本 件 対 象 者 の 旧 農 林 共 済 組 合 員 期 間 は 昭 和 38 年 4 月 1 日 から 昭 和 39 年 2 月 27 日 であるため 厚 生 年 金 保 険 法 による 標 準 報 酬 月 額 とみ なす 場 合 は 厚 生 年 金 保 険 法 平 成 13 年 改 正 法 附 則 第 8 条 第 2 項 が 適 用 さ れます 厚 生 年 金 保 険 法 平 成 13 年 改 正 法 附 則 第 8 条 第 2 項 については 前 項 の 規 定 にかかわらず 昭 和 61 年 4 月 1 日 前 の 旧 農 林 共 済 組 合 員 期 間 ( 昭 和 34 年 1 月 1 日 前 の 期 間 を 除 く )における 各 月 の 旧 農 林 共 済 法 による 標 準 給 与 の 月 額 (その 月 が 附 則 別 表 第 1 の 上 欄 に 掲 げる 期 間 に 属 するときは その 月 の 標 準 給 与 の 月 額 にそれぞれ 同 表 の 下 欄 に 掲 げ る 率 を 乗 じて 得 た 額 )を 平 均 した 額 (その 額 が 47 万 円 を 超 えるときは 47 万 円 )を 昭 和 61 年 4 月 1 日 前 の 旧 農 林 共 済 組 合 員 期 間 における 各 月 の 厚 生 年 金 保 険 法 による 標 準 報 酬 月 額 とみなす と 規 定 されてい ます そのため 各 月 の 厚 生 年 金 保 険 法 による 標 準 報 酬 月 額 とみなされた 各 月 の 旧 農 林 共 済 法 による 標 準 給 与 の 月 額 を 平 均 した 額 が 1 万 円 に 満 たないものであれば 厚 生 年 金 保 険 法 昭 和 44 年 改 正 法 附 則 第 3 条 が 適 用 されます 老 齢 給 付 年 金 17 障 害 年 金 加 算 改 善 法 におけ る 経 過 措 置 の 振 替 加 算 につ いて 平 成 22 年 改 正 法 ( 障 害 年 金 加 算 改 善 法 )に 伴 う 政 令 第 7 条 ( 経 過 措 置 による 振 替 加 算 ) 経 過 措 置 の 振 替 加 算 対 象 者 の 要 件 は 1.65 歳 以 上 85 歳 未 満 ( 大 正 15 年 4 月 2 日 ~ 昭 和 21 年 4 月 1 日 生 まれ)である 2. 配 偶 者 の 障 害 基 礎 厚 生 年 金 受 給 権 発 生 日 の 翌 日 から 本 人 の 65 歳 到 達 日 の 前 日 ま でに 婚 姻 している 3. 老 齢 基 礎 年 金 の 受 給 権 を 有 している 4. 法 施 行 日 の 前 日 ( 平 成 23 年 3 月 31 日 )から 施 行 日 ( 平 成 23 年 4 月 1 日 ) まで 引 き 続 き 障 害 基 礎 厚 生 年 金 の 受 給 権 者 である 配 偶 者 によって 生 計 を 維 持 していることです 次 の 事 例 のように 妻 が 65 歳 到 達 日 の 翌 日 以 降 法 施 行 日 の 前 々 日 ( 平 成 23 年 3 月 30 日 )までの 間 に 同 一 の 夫 と 離 婚 再 婚 した 場 合 でも 上 記 の 要 件 を 満 たしているため 妻 は 経 過 措 置 の 振 替 加 算 対 象 者 となると 解 釈 してよいかご 教 示 願 います この 場 合 離 婚 時 の 事 実 婚 の 有 無 は 問 わないものと 解 釈 してよいか 併 せてご 教 示 願 いま す 夫 障 害 基 礎 厚 生 年 金 (1350): 昭 和 62 年 5 月 15 日 受 給 権 発 生 妻 昭 和 7 年 3 月 14 日 生 (79 歳 ) 老 齢 基 礎 年 金 (1150): 平 成 9 年 3 月 13 日 受 給 権 発 生 ( 厚 年 16 月 ) 平 成 22 年 経 過 措 置 政 令 第 7 条 第 1 項 第 2 号 の 規 定 では 当 該 老 齢 基 礎 年 金 受 給 権 者 の 配 偶 者 となった 日 が 当 該 障 害 厚 生 年 金 又 は 当 該 障 害 共 済 年 金 若 しくは 当 該 移 行 障 害 共 済 年 金 の 権 利 を 取 得 した 日 の 翌 日 から 当 該 老 齢 基 礎 年 金 受 給 権 者 が 65 歳 に 達 した 日 の 前 日 までの 間 にあること としています このうち 配 偶 者 となった 日 については 同 一 人 と 複 数 回 婚 姻 し た 場 合 の 規 定 がないため 本 件 の 場 合 配 偶 者 となった 日 は 昭 和 63 年 中 となり 平 成 22 年 経 過 措 置 政 令 第 7 条 第 1 項 第 2 号 に 該 当 す ることになります よって 平 成 9 年 6 月 16 日 離 婚 から 平 成 9 年 7 月 1 日 再 婚 までの 間 の 事 実 婚 の 有 無 にかかわらず 平 成 22 年 経 過 措 置 政 令 第 7 条 第 1 項 に 該 当 することになります 7

疑 義 照 会 ( 年 金 給 付 ) 昭 和 63 年 婚 姻 ( 夫 姓 ) 平 成 9 年 6 月 16 日 離 婚 平 成 9 年 7 月 1 日 再 婚 ( 妻 姓 )~ 現 在 に 至 る( 現 在 まで 生 計 維 持 関 係 あり) 老 齢 給 付 年 金 18 振 替 加 算 対 象 者 の 該 当 の 可 否 について 国 民 年 金 法 昭 和 60 年 改 正 法 附 則 第 14 条 国 民 年 金 法 平 成 16 年 改 正 法 附 則 第 21 条 老 齢 の 受 給 権 がなかった 妻 が 夫 の 死 亡 により 遺 族 年 金 の 手 続 きを 行 いましたが 同 時 に 国 民 年 金 3 号 特 例 を 届 出 し 老 齢 の 受 給 権 が 発 生 しました 夫 には 妻 が 65 歳 になるまで 配 偶 者 加 給 金 が 支 給 され ていました 妻 の 老 齢 受 給 権 発 生 時 に 夫 は 死 亡 していますが 妻 は 振 替 加 算 の 対 象 になるのかご 教 示 願 います なお 経 過 は 次 のとお りです 平 成 10 年 6 月 8 日 妻 加 給 年 金 額 対 象 者 として 付 番 以 降 妻 が 65 歳 となる 平 成 12 年 1 月 分 まで 夫 に 配 偶 者 加 給 金 支 給 平 成 22 年 11 月 30 日 に 夫 死 亡 平 成 23 年 1 月 11 日 妻 が 遺 族 年 金 手 続 同 時 に 3 号 特 例 を 届 出 し 妻 の 老 齢 受 給 権 が 発 生 65 歳 以 後 に 受 給 権 が 発 生 した 場 合 の 振 替 加 算 については 国 民 年 金 法 昭 和 60 年 改 正 法 附 則 第 18 条 第 2 項 において その 権 利 を 取 得 した 当 時 同 法 附 則 第 14 条 第 1 項 各 号 のいずれかに 該 当 するその 者 の 配 偶 者 によって 生 計 を 維 持 していたときは 加 算 されると 規 定 されていること から 受 給 権 発 生 時 に 配 偶 者 が 死 亡 している 場 合 には 振 替 加 算 は 加 算 されません 老 齢 給 付 年 金 19 配 偶 者 が 繰 下 げ 待 機 中 であ る 場 合 の 振 替 加 算 について 国 民 年 金 法 昭 和 60 年 改 正 法 附 則 第 14 条 夫 ( 昭 和 21 年 5 月 生 まれ)は 現 在 在 職 中 で 65 歳 到 達 による 老 齢 厚 生 年 金 の 再 計 算 により 加 給 年 金 を 加 算 することができる 資 格 を 満 たしている 者 ( 以 下 老 齢 満 了 者 という)となります しかし 老 齢 基 礎 老 齢 厚 生 年 金 ともに 繰 下 げ 待 機 中 で 65 歳 改 定 後 の 老 齢 厚 生 年 金 は 未 請 求 です また 妻 ( 昭 和 24 年 12 月 生 まれ)は 特 別 支 給 の 老 齢 厚 生 年 金 受 給 中 で 加 給 年 金 の 振 替 加 算 対 象 者 です 妻 が 65 歳 になった 時 点 において 夫 が 繰 下 げ 待 機 中 であり 老 齢 厚 生 年 金 の 決 定 がない 場 合 妻 に 振 替 加 算 が 加 算 されるのかご 教 示 願 います また 振 替 加 算 が 加 算 されるのであれば 老 齢 基 礎 年 金 額 加 算 開 始 事 由 該 当 届 ( 様 式 222 号 ) による 手 続 きとなるのか 事 務 処 理 方 法 についてもご 教 示 ください 妻 が 65 歳 に 達 して 老 齢 基 礎 年 金 の 受 給 権 が 発 生 したときから 振 替 加 算 が 加 算 されます 振 替 加 算 が 加 算 されるのは 65 歳 に 達 した 日 の 前 日 において 240 月 以 上 の 老 齢 厚 生 年 金 受 給 権 者 の 加 給 年 金 額 の 対 象 者 であることが 要 件 です 繰 下 げ 待 機 中 の 夫 は 請 求 していなくとも 65 歳 で 老 齢 厚 生 年 金 の 受 給 権 は 発 生 していることになります 手 続 としては 妻 が 65 歳 になり 老 齢 基 礎 年 金 の 受 給 権 が 発 生 した 時 に 老 齢 基 礎 年 金 額 加 算 開 始 事 由 該 当 届 ( 様 式 222 号 ) に 必 要 書 類 を 添 付 して 振 替 加 算 を 請 求 してください 添 付 書 類 は 夫 が 65 歳 到 達 して 老 齢 厚 生 年 金 額 の 計 算 の 基 礎 となる 月 数 が 240 月 以 上 となった 当 時 の 1. 加 給 年 金 額 の 対 象 者 ( 妻 )と 受 給 権 者 ( 夫 )との 身 分 関 係 を 明 らかにすることができる 市 町 村 長 の 証 明 書 又 は 戸 籍 の 抄 本 2. 加 給 年 金 額 の 対 象 者 が 受 給 権 者 によって 生 計 を 維 持 していることを 証 する 書 類 となります 妻 が 65 歳 に 達 した 日 において 繰 下 げ 待 機 中 の 夫 に よって 生 計 を 維 持 していたことを 申 立 で 確 認 するようにしてくださ い 老 齢 給 付 年 金 20 精 神 保 健 及 び 精 神 障 害 者 福 祉 に 関 する 法 律 第 20 条 に 基 づく 保 護 者 及 び 民 法 の 規 定 に 基 づく 成 年 後 見 人 によ 精 神 保 健 及 び 精 神 障 害 者 福 祉 に 関 す る 法 律 第 20 条 民 法 第 7 条 第 8 条 第 9 条 第 13 条 第 103 条 国 民 年 金 の 第 1 号 又 は 第 3 号 被 保 険 者 期 間 のみを 有 し 60 歳 時 点 で 老 齢 基 礎 年 金 の 受 給 要 件 を 満 たしている 者 に 係 る 照 会 です 老 齢 基 礎 年 金 の 本 来 請 求 時 期 は 65 歳 ですが 本 人 が 認 知 症 のため 子 が 精 神 保 健 及 び 精 神 障 害 者 福 祉 に 関 する 法 律 第 20 条 に 基 づく 保 護 者 に 選 任 されています この 場 合 の 老 齢 基 礎 年 金 の 繰 上 げ 請 求 又 は 繰 下 げ 請 求 の 可 否 に ついてご 教 示 願 います また 民 法 の 規 定 に 基 づく 成 年 後 見 人 が 選 任 されている 場 合 保 護 者 は 財 産 の 管 理 については 事 実 上 の 管 理 に 限 定 されており 法 律 行 為 までは 認 められていません したがって 本 人 を 代 理 し 裁 定 請 求 を 行 うことはできません また 後 見 人 については 民 法 第 859 条 により 財 産 管 理 権 を 認 められているため 本 来 請 求 繰 上 げ 繰 下 げ 請 求 共 に 行 うことができます なお 後 見 人 制 度 の 保 佐 人 と 補 助 人 は 成 年 後 見 人 より 権 限 が 限 られているため 原 則 上 記 保 護 人 と 同 様 の 取 扱 いにな ると 考 えますが 家 庭 裁 判 所 の 許 可 がある 場 合 には 保 佐 人 や 補 8

疑 義 照 会 ( 年 金 給 付 ) る 老 齢 基 礎 ( 厚 生 ) 年 金 の 本 来 請 求 繰 上 げ 請 求 繰 下 げ 請 求 の 取 扱 いにつ いて の 取 扱 いについても 併 せてご 教 示 願 います 助 人 であることが 確 認 できる 審 判 書 及 び 顔 写 真 付 の 身 分 証 明 書 家 庭 裁 判 所 から 許 可 されたことが 分 かる 書 類 の 確 認 により 被 保 佐 人 及 び 被 補 助 人 に 係 る 本 来 請 求 繰 上 げ 請 求 繰 下 げ 請 求 を 行 えると 考 え ます ( 民 法 第 876 条 の 4 第 876 条 の 8) 老 齢 給 付 年 金 21 加 給 対 象 配 偶 者 ( 外 国 籍 )の 生 計 維 持 関 係 確 認 に 要 する 添 付 書 類 につ いて 昭 和 31 年 12 月 25 日 保 発 第 59 号 昭 和 61 年 7 月 10 日 庁 保 険 発 第 35 号 加 給 対 象 配 偶 者 ( 外 国 籍 )との 生 計 維 持 関 係 の 認 定 について 請 求 者 の 住 所 が 日 本 国 外 にある 場 合 戸 籍 謄 本 において 婚 姻 関 係 は 確 認 できますが 世 帯 全 員 の 住 民 票 所 得 証 明 書 といった 公 的 な 証 明 が 取 れません 請 求 者 と 配 偶 者 の 双 方 から 提 出 された 居 住 国 の 公 的 機 関 が 発 行 した 証 明 書 の 住 所 表 記 が 請 求 者 の 在 留 国 の 日 本 領 事 館 による 住 所 の 証 明 と 一 致 していれば 同 居 の 確 認 書 類 として 使 用 して 差 し 支 えな いでしょうか また 居 住 開 始 日 が 居 住 証 明 書 で 確 認 できない 場 合 は ご 本 人 の 申 立 や 第 三 者 証 明 を 確 認 書 類 とすることになりますが 特 別 支 給 の 老 齢 厚 生 年 金 の 定 額 部 分 が 発 生 する 前 に 請 求 する 場 合 において は 居 住 開 始 日 の 記 載 は 不 要 と 判 断 して 差 し 支 えないでしょうか 貴 見 のとおり 取 り 扱 うこととして 差 し 支 えありません また 定 額 部 分 発 生 前 の 請 求 であれば 請 求 時 点 の 状 況 を 確 認 することになりま すので 居 住 開 始 日 の 記 載 がなくても 問 題 はありません 老 齢 給 付 年 金 22 特 別 支 給 の 老 齢 厚 生 年 金 の 定 額 部 分 発 生 後 に 裁 定 請 求 をする 場 合 の 添 付 書 類 につ いて 厚 生 年 金 保 険 法 平 成 6 年 改 正 法 附 則 第 19 条 第 4 項 第 5 項 厚 生 年 金 保 険 法 施 行 規 則 第 30 条 平 成 17 年 12 月 16 日 庁 保 険 発 第 1216001 号 平 成 23 年 3 月 23 日 年 発 0323 第 1 号 以 下 の 事 例 における 裁 定 ( 老 齢 )に 添 付 する 戸 籍 住 民 票 の 発 行 年 月 日 について ご 教 示 願 います 生 年 月 昭 和 22 年 4 月 ( 男 性 ) 平 成 23 年 4 月 定 額 部 分 発 生 年 齢 到 達 平 成 23 年 5 月 老 齢 年 金 裁 定 請 求 事 例 のケースについて 当 年 金 事 務 所 では 受 給 権 発 生 日 以 後 か つ 提 出 日 から 6 月 以 内 に 交 付 された 戸 籍 住 民 票 が 必 要 として 平 成 23 年 3 月 に 交 付 された 戸 籍 住 民 票 をお 預 かりしたところ 事 務 センターより 定 額 発 生 日 以 後 かつ 提 出 日 から 6 月 以 内 に 交 付 された 戸 籍 住 民 票 が 必 要 である 旨 の 指 示 がありました 定 額 発 生 後 の 請 求 であっても 戸 籍 住 民 票 は 必 ずしも 定 額 発 生 後 に 交 付 されたものである 必 要 はないものと 思 われます 一 方 平 成 23 年 3 月 23 日 年 発 0323 第 1 号 によると 生 計 維 持 関 係 の 認 定 日 は 加 給 年 金 の 加 算 開 始 事 由 に 該 当 した 日 としており 定 額 発 生 日 時 点 の 婚 姻 状 況 等 により 生 計 維 持 関 係 を 認 定 する 必 要 があ ることから 事 務 センターの 主 張 どおり 定 額 発 生 日 以 後 に 交 付 さ れた 戸 籍 住 民 票 が 必 要 とも 思 われます いずれが 正 しいのかご 教 示 願 います 定 額 部 分 支 給 開 始 年 齢 到 達 後 に 裁 定 請 求 があった 場 合 生 計 維 持 関 係 の 認 定 は 定 額 部 分 支 給 開 始 年 齢 に 達 した 当 時 の 事 情 に 基 づき 判 断 す ることとされています ( 平 成 13 年 2 月 28 日 庁 保 険 発 第 7 号 通 知 厚 生 年 金 保 険 法 施 行 規 則 及 び 国 民 年 金 法 施 行 規 則 の 一 部 を 改 正 する 省 令 の 施 行 に 伴 う 実 施 事 務 の 取 扱 いについて( 通 知 ) の 第 2 加 給 年 金 額 対 象 者 の 生 計 維 持 関 係 の 認 定 等 に 関 する 事 項 の 1 の(2) 参 照 ) 受 給 権 発 生 日 以 後 に 交 付 されたもので かつ 提 出 日 から 6 月 以 内 の 戸 籍 住 民 票 の が 定 額 部 分 支 給 開 始 年 齢 に 達 した 当 時 の 事 情 と 変 わらないものであれば 定 額 部 分 発 生 日 前 のものでも 問 題 ありま せん ただし 提 出 日 において 生 計 維 持 関 係 の 状 態 に 変 更 が 無 いこと を 聴 き 取 り 必 ず 老 齢 厚 生 年 金 加 給 年 金 額 加 算 開 始 事 由 該 当 届 ( 生 計 維 持 申 立 書 ) を 受 理 してください 老 齢 給 付 年 金 23 生 計 維 持 関 係 の 収 入 に 係 る 厚 生 年 金 保 険 法 施 行 規 則 第 30 条 第 2 収 入 の 証 明 として 給 与 所 得 者 に 係 る 市 民 税 都 民 税 特 別 徴 収 税 額 の 決 定 通 知 書 が 添 付 されることがありますが 課 税 証 明 書 等 と 同 本 件 については 源 泉 徴 収 票 の 取 扱 いに 準 じて 他 に 所 得 がない ことの 申 立 を 請 求 者 に 記 入 していただく 又 は 担 当 者 がその 旨 を 聞 き 9

疑 義 照 会 ( 年 金 給 付 ) 認 定 について 項 第 5 号 様 に 取 り 扱 ってよいでしょうか 市 役 所 等 に 確 認 したところ 給 与 所 得 以 外 に 所 得 があり 確 定 申 告 をする 際 に 給 与 所 得 以 外 の 所 得 に 対 する 税 金 を 特 別 徴 収 にするか 普 通 徴 収 にするかは 選 択 することになっており 特 別 徴 収 を 選 択 し た 場 合 はその 他 の 所 得 の 欄 に 所 得 額 が 記 載 されるが 普 通 徴 収 を 選 択 した 場 合 は 特 別 徴 収 税 額 の 決 定 通 知 書 にはその 所 得 については 記 載 されないとのことでした 取 り 確 認 したことを 明 記 することによって 収 入 の 証 明 書 に 代 わるも のとして 取 り 扱 ってください 老 齢 給 付 年 金 24 配 偶 者 の 所 得 確 認 について 障 害 厚 生 年 金 (2 級 で 配 偶 者 加 給 金 が 加 算 されている)の 受 給 権 者 が 老 齢 厚 生 年 金 を 請 求 する 際 の 配 偶 者 の 所 得 確 認 書 類 について 当 事 務 所 としては 障 害 厚 生 年 金 の 加 給 対 象 者 であることをもって 所 得 証 明 書 を 不 要 として 受 け 付 けましたが 県 事 務 センター 分 室 より 加 給 対 象 者 ということで 所 得 証 明 書 を 不 要 とするのは 老 齢 年 金 の 加 給 対 象 者 である 場 合 に 限 られるとして 所 得 証 明 書 の 提 出 を 求 められた ところです マニュアルによると 公 的 年 金 加 給 年 金 額 対 象 者 であるとき には 対 象 者 の 所 得 証 明 については 不 要 であるとの 記 載 がありますが 障 害 厚 生 年 金 の 加 給 対 象 者 であることをもって 所 得 証 明 は 不 要 との 取 扱 いをしてもよいかお 伺 いします また 公 的 年 金 の 加 給 年 金 額 対 象 者 には 共 済 年 金 の 加 給 対 象 者 である 場 合 も 含 まれるかも 併 せてお 伺 いします 生 計 維 持 認 定 対 象 者 に 係 る 収 入 に 関 する 認 定 に 当 たっては 生 計 維 持 関 係 等 の 認 定 基 準 及 び 認 定 の 取 扱 いについて ( 昭 和 61 年 4 月 30 日 庁 保 険 発 第 29 号 )により 収 入 に 関 する 認 定 関 係 において 添 付 を 求 める 書 類 は 前 年 もしくは 前 々 年 の 源 泉 徴 収 票 もしくは 課 税 証 明 書 又 は 認 定 対 象 者 が 別 表 2 左 欄 に 掲 げる 者 である 場 合 にあっては 同 表 右 欄 に 掲 げる 書 類 となっています 別 表 2 の 認 定 対 象 者 の 状 況 が 公 的 年 金 の 加 給 年 金 額 対 象 者 又 は 加 算 額 対 象 者 の 場 合 は 提 示 書 類 が 年 金 証 書 及 び 裁 定 通 知 書 となっており 老 齢 年 金 の 加 給 対 象 者 に 限 定 しているとは 読 めず また 公 的 年 金 に は 当 然 共 済 年 金 が 含 まれると 考 えられます 老 齢 給 付 年 金 25 外 国 籍 の 人 が 年 金 請 求 する 際 の 加 給 対 象 者 の 生 計 維 持 関 係 確 認 に 要 する 添 付 書 類 について 戸 籍 住 民 票 のない 外 国 籍 の 厚 生 年 金 長 期 被 保 険 者 が 帰 国 後 に 年 金 請 求 する 際 に 加 給 対 象 配 偶 者 ( 外 国 籍 )との 生 計 維 持 関 係 を 認 定 する 場 合 IRSForm6166 はアメリカにおいて 居 住 証 明 として 利 用 さ れており そこに 連 名 で 記 載 されていることは 同 居 を 意 味 し また 社 会 保 障 で 管 理 されている 中 で TIN Spouse stin と 記 載 され ている 場 合 は 婚 姻 関 係 にあることを 示 している 本 人 の 申 し 立 てや 第 三 者 証 明 よりも 確 実 な 確 認 書 類 と 考 えるが 婚 姻 及 び 同 居 の 確 認 として 使 用 して 差 し 支 えないかご 教 示 願 いま す 婚 姻 の 確 認 については 日 本 国 籍 の 者 である 場 合 戸 籍 により 確 認 することになりますが 日 本 国 外 に 住 所 がある 外 国 籍 の 者 であるため 戸 籍 に 代 わる 書 類 ( 居 住 国 の 公 的 機 関 が 発 行 した 証 明 書 で 氏 名 生 年 月 日 性 別 居 住 地 が 明 記 されているもの)により 確 認 するこ とになります ただし 婚 姻 の 確 認 のため 配 偶 者 の 氏 名 生 年 月 日 性 別 居 住 地 や 請 求 者 と 配 偶 者 の 婚 姻 日 も 明 記 されている 必 要 があります 同 居 の 確 認 については 上 記 の 戸 籍 に 代 わる 書 類 で 問 題 ありません が 居 住 開 始 日 も 明 記 されている 必 要 があります 請 求 者 と 配 偶 者 の 居 住 地 が 相 違 していることにより 確 認 できない 場 合 は 第 三 者 証 明 が 必 要 になります 本 件 の 居 住 証 明 書 (Form6166)については 米 国 内 国 歳 入 庁 (IRS: InternalRevenueService)が 発 行 しているため 居 住 国 の 公 的 機 関 が 発 行 した 証 明 書 には 該 当 しますが 請 求 者 及 び 配 偶 者 の 氏 名 生 年 月 日 性 別 居 住 地 婚 姻 日 居 住 開 始 日 が 明 記 されているも のではないため 居 住 証 明 書 のみでは 生 計 維 持 関 係 の 認 定 を 行 う 時 点 の 婚 姻 及 び 同 居 の 確 認 書 類 としては 使 用 できません 10

疑 義 照 会 ( 年 金 給 付 ) 老 齢 給 付 年 金 26 生 計 維 持 認 定 を 行 う 時 期 及 び 添 付 書 類 に ついて 厚 生 年 金 保 険 法 施 行 規 則 第 30 条 昭 和 61 年 4 月 30 日 庁 保 険 発 第 29 号 生 計 維 持 認 定 を 行 う 時 期 及 び 添 付 書 類 の 要 否 について 照 会 しま す 裁 定 請 求 受 付 平 成 22 年 12 月 27 日 請 求 者 生 年 月 日 昭 和 25 年 11 月 3 日 (60 歳 男 性 ) 厚 生 年 金 保 険 41 年 加 入 平 成 22 年 12 月 31 日 退 職 加 給 年 金 加 算 時 期 65 歳 予 定 配 偶 者 昭 和 61 年 4 月 1 日 ~ 平 成 22 年 12 月 1 日 国 民 年 金 第 3 号 被 保 険 者 平 成 22 年 12 月 1 日 ~ 国 民 年 金 第 1 号 被 保 険 者 老 齢 厚 生 年 金 の 新 規 裁 定 請 求 時 に 生 計 維 持 関 係 を 確 認 するための 書 類 を 添 付 することが 必 要 です また 加 給 年 金 の 加 算 時 期 には 改 めて 生 計 維 持 の 状 態 に 関 する 申 立 が 必 要 です 本 件 の 場 合 平 成 22 年 12 月 27 日 請 求 時 点 の 前 年 分 の 所 得 証 明 ( 当 該 年 分 の 所 得 証 明 が 添 付 できないため )を 基 に 生 計 維 持 関 係 を 確 認 することになります なお 加 給 年 金 の 加 算 開 始 時 期 を 過 ぎてから 裁 定 請 求 される 場 合 は その 加 給 年 金 の 加 算 時 点 の 生 計 維 持 関 係 を 確 認 する 必 要 があります 本 件 の 場 合 加 給 年 金 の 加 算 時 期 は 老 齢 厚 生 年 金 の 裁 定 よりも 先 となりますが 生 計 維 持 確 認 のための 所 得 証 明 書 の 提 出 が 必 要 でし ょうか また 所 得 証 明 書 が 必 要 となる 場 合 はいつ 時 点 の 所 得 証 明 書 になるかご 教 示 願 います 老 齢 給 付 年 金 27 65 歳 以 降 に 後 納 保 険 料 納 付 した 者 の 老 齢 基 礎 年 金 の 受 給 権 について 昭 和 60 年 改 正 法 附 則 第 8 条 第 5 項 第 18 条 厚 生 年 金 保 険 法 第 42 条 厚 生 年 金 保 険 法 附 則 第 14 条 国 民 年 金 及 び 企 業 年 金 等 による 高 齢 期 における 所 得 の 確 保 を 支 援 するた めの 国 民 年 金 法 等 の 一 部 を 改 正 する 法 律 ( 年 金 確 保 支 援 法 ) 附 則 第 2 条 第 4 項 国 民 年 金 及 び 企 業 年 金 等 による 高 齢 期 における 所 得 の 確 保 を 支 援 するための 国 民 年 金 法 等 の 一 部 を 改 正 する 法 律 ( 年 金 確 保 支 援 法 ) 附 則 第 2 条 第 4 項 によれば 後 納 保 険 料 の 納 付 が 行 われた 日 に 納 付 に 係 る 月 の 国 民 年 金 の 保 険 料 が 納 付 されたものとみなすとありま す 以 下 の 事 例 において 65 歳 以 降 に 後 納 保 険 料 を 納 付 した 場 合 老 齢 基 礎 年 金 の 受 給 権 は 発 生 しないと 解 してよろしいか ご 教 示 願 い ます (いずれの 事 例 も 65 歳 以 降 の 被 保 険 者 期 間 を 有 しないものと します ) 事 例 1 昭 和 36 年 3 月 以 前 の 厚 生 年 金 被 保 険 者 期 間 (12 月 )と 合 算 対 象 期 間 (288 月 )で 受 給 資 格 を 満 たさない 者 ( 受 給 資 格 短 縮 要 件 なし)が 65 歳 以 降 に 後 納 保 険 料 を 納 付 した 場 合 事 例 2 昭 和 36 年 4 月 1 日 以 後 の 脱 退 手 当 金 支 給 済 期 間 (36 月 )と 合 算 対 象 期 間 (264 月 )で 受 給 資 格 を 満 たさない 者 が 65 歳 以 降 に 後 納 保 険 料 を 納 付 した 場 合 事 例 1 について 65 歳 に 達 した 日 において 合 算 対 象 期 間 のみを 有 している( 保 険 料 納 付 済 期 間 又 は 保 険 料 免 除 期 間 を 有 さない) 者 が 後 納 制 度 を 利 用 し 65 歳 に 達 した 日 の 属 する 月 の 前 月 以 前 の 月 に 係 る 後 納 保 険 料 を 納 付 した 場 合 は 保 険 料 を 納 付 した 日 以 降 65 歳 に 達 した 日 において 保 険 料 納 付 済 期 間 を 有 することになります また 振 替 加 算 の 受 給 要 件 もなく 65 歳 に 達 した 日 において 合 算 対 象 期 間 を 25 年 以 上 有 しているが 保 険 料 納 付 済 期 間 又 は 保 険 料 免 除 期 間 を 有 さない 者 が 後 納 制 度 を 利 用 し 65 歳 に 達 した 日 の 属 する 月 の 前 月 以 前 の 月 に 係 る 後 納 保 険 料 を 納 付 した 場 合 も 保 険 料 を 納 付 し た 日 以 降 65 歳 に 達 した 日 において 保 険 料 納 付 済 期 間 を 有 することに なります ( 参 考 ) 65 歳 に 達 した 日 において 合 算 対 象 期 間 を 25 年 以 上 有 しているが 保 険 料 納 付 済 期 間 又 は 保 険 料 免 除 期 間 を 有 さない 者 が 振 替 加 算 の 支 給 要 件 に 該 当 する 場 合 は 昭 和 60 年 改 正 法 附 則 15 条 による 老 齢 基 礎 年 金 の 受 給 権 者 となることから 後 納 制 度 は 利 用 できません したがって 事 例 1 の 者 については 後 納 保 険 料 を 納 付 することにより 納 付 した 日 において 昭 和 36 年 3 月 以 前 の 厚 生 年 金 保 険 の 被 保 険 者 期 間 が 合 算 対 象 期 間 となりま す ( 昭 和 60 年 改 正 法 附 則 第 8 条 第 5 項 第 4 号 ) 65 歳 に 達 した 日 の 属 する 月 の 前 月 以 前 の 月 に 係 る 後 納 保 険 料 を 1 月 納 付 した 日 に 老 齢 基 礎 年 金 の 受 給 権 が 発 生 します ( 年 金 確 保 支 援 法 附 則 第 2 条 第 6 項 による 読 替 え 後 の 昭 和 60 年 改 正 法 附 則 第 18 条 第 1 項 ) 昭 和 61 年 4 月 以 後 に 後 納 保 険 料 を 1 月 納 付 することにより 昭 和 11

疑 義 照 会 ( 年 金 給 付 ) 36 年 3 月 以 前 の 厚 生 年 金 被 保 険 者 期 間 は 合 算 対 象 期 間 となるため 納 付 日 に 老 齢 基 礎 年 金 の 受 給 資 格 を 満 たします ( 昭 和 60 年 改 正 法 附 則 第 8 条 第 5 項 第 4 号 )また 老 齢 基 礎 年 金 受 給 権 者 である 者 が 厚 生 年 金 保 険 被 保 険 者 期 間 ( 昭 和 36 年 以 前 の 期 間 と 昭 和 36 年 以 後 の 期 間 を 合 わせて 1 年 以 上 あること)を 有 することとなり 老 齢 厚 生 年 金 の 受 給 権 が 発 生 します ( 厚 生 年 金 保 険 法 附 則 第 14 条 昭 和 61 年 経 過 措 置 政 令 第 14 条 第 3 項 ) 事 例 2 について 脱 退 手 当 金 の 支 給 を 受 けた 昭 和 36 年 4 月 1 日 以 後 の 厚 生 年 金 保 険 又 は 船 員 保 険 の 被 保 険 者 期 間 を 合 算 対 象 期 間 とするためには 昭 和 61 年 4 月 1 日 から 65 歳 に 達 する 日 の 前 日 までの 間 に 保 険 料 納 付 済 期 間 又 は 保 険 料 免 除 期 間 を 有 する 必 要 があります 脱 退 手 当 金 の 支 給 を 受 けた 昭 和 36 年 4 月 1 日 以 後 の 厚 生 年 金 保 険 又 は 船 員 保 険 の 被 保 険 者 を 有 し かつ 昭 和 61 年 4 月 1 日 から 65 歳 に 達 した 日 の 前 日 までの 間 に 保 険 料 納 付 済 期 間 又 は 保 険 料 免 除 期 間 を 有 さない 者 が 後 納 制 度 を 利 用 し 65 歳 に 達 した 日 の 前 日 の 属 する 月 の 前 月 以 前 の 月 に 係 る 後 納 保 険 料 を 納 付 した 場 合 は 保 険 料 を 納 付 した 日 以 降 昭 和 61 年 4 月 1 日 から 65 歳 に 達 した 日 の 前 日 までの 間 に 保 険 料 納 付 済 期 間 を 有 することになります したがって 事 例 2 の 者 については 65 歳 に 達 した 日 の 前 日 の 属 す る 月 の 前 月 以 前 の 月 に 係 る 後 納 保 険 料 を 1 月 納 付 した 日 に 脱 退 手 当 金 の 支 給 を 受 けた 昭 和 36 年 4 月 1 日 以 後 の 厚 生 年 金 保 険 又 は 船 員 保 険 の 被 保 険 者 期 間 が 合 算 対 象 期 間 となり 老 齢 基 礎 年 金 の 受 給 権 が 発 生 します ( 昭 和 60 年 改 正 法 附 則 第 8 条 第 5 項 第 7 号 及 び 第 18 条 第 1 項 ) なお 脱 退 手 当 金 の 支 給 を 受 けた 昭 和 36 年 4 月 1 日 以 後 の 厚 生 年 金 保 険 又 は 船 員 保 険 の 被 保 険 者 を 有 し かつ 昭 和 61 年 4 月 1 日 から 65 歳 に 達 し 日 の 前 日 までの 間 に 保 険 料 納 付 済 期 間 又 は 保 険 料 免 除 期 間 を 有 さない 者 が 国 民 年 金 の 3 号 特 例 の 届 出 をした 場 合 も 3 号 特 例 の 届 出 日 以 降 脱 退 手 当 金 の 支 給 を 受 けた 昭 和 36 年 4 月 1 日 以 後 の 厚 生 年 金 保 険 又 は 船 員 保 険 の 被 保 険 者 期 間 が 合 算 対 象 期 間 となりま す これらの 取 扱 いについては 厚 生 労 働 省 年 金 局 に 確 認 済 2015/3/13 老 齢 給 付 年 金 28 二 重 国 籍 者 の 合 算 対 象 期 間 について 国 民 年 金 法 昭 和 60 年 改 正 法 附 則 第 8 条 第 5 項 国 民 年 金 法 附 則 第 7 条 第 1 項 および 昭 和 60 年 改 正 法 附 則 第 8 条 5 項 1 号 9 号 での 日 本 国 籍 を 有 するものの 海 外 在 住 期 間 の 合 算 対 象 期 間 は 日 本 国 籍 と 他 の 国 との 二 重 国 籍 者 の 場 合 でも 合 算 対 象 期 間 として 取 り 扱 ってよろしいでしょうか アメリカ 国 籍 取 得 日 平 成 13 年 9 月 21 日 20 歳 から 60 歳 未 満 の 海 外 在 住 期 間 昭 和 51 年 2 月 ~ 平 成 9 年 12 月 昭 和 61 年 4 月 1 日 以 前 については 国 民 年 金 法 附 則 (60) 第 8 条 第 5 項 第 9 号 の 規 定 により 日 本 国 内 に 住 所 を 有 さず かつ 日 本 国 籍 を 有 していた 期 間 (20 歳 に 達 した 日 の 属 する 月 より 前 の 期 間 及 び 60 歳 に 達 した 日 の 属 する 月 以 後 の 期 間 に 係 る 者 を 除 く )のうち 昭 和 36 年 4 月 1 日 から 施 行 日 ( 昭 和 61 年 4 月 1 日 )の 前 日 までの 期 間 に 係 る ものについては 合 算 対 象 期 間 とされています また 昭 和 61 年 4 月 1 日 以 降 については 国 民 年 金 法 附 則 第 5 条 第 1 項 3 号 及 び 同 7 条 第 1 項 の 規 定 により 昭 和 61 年 4 月 からの 日 本 国 12

疑 義 照 会 ( 年 金 給 付 ) 籍 を 有 する 者 等 が 海 外 に 在 住 した 20 歳 以 上 65 歳 未 満 の 期 間 は 国 民 年 金 に 任 意 加 入 することができ そのうち 任 意 加 入 しなかった 60 歳 未 満 の 期 間 については 合 算 対 象 期 間 とされています これらのことから 本 事 案 の 対 象 者 については 日 本 国 籍 を 有 してい る 昭 和 51 年 2 月 から 平 成 9 年 12 月 の 期 間 の 海 外 在 住 期 間 については 合 算 対 象 期 間 と 取 り 扱 うことになります なお 二 重 に 国 籍 を 有 することの 当 否 については 別 途 判 断 される べきものです 2015/3/13 老 齢 給 付 年 金 29 65 歳 以 降 に 届 出 された 3 号 特 例 の 期 間 を 有 するものの 受 給 権 につい て 国 民 年 金 法 昭 和 60 年 改 正 法 附 則 第 18 条 第 1 項 国 民 年 金 法 平 成 16 年 改 正 法 附 則 第 21 条 65 歳 に 達 した 日 において 保 険 料 納 付 済 期 間 または 保 険 料 免 除 期 間 を 有 しない 者 が 65 歳 以 降 に 3 号 特 例 届 出 をしたことにより 国 民 年 金 法 第 26 条 に 規 定 する 老 齢 基 礎 年 金 の 支 給 要 件 を 満 たしたとき は その 時 に 受 給 権 が 発 生 すると 解 釈 してよろしいでしょうか 3 号 特 例 制 度 の 目 的 は 第 三 号 被 保 険 者 に 該 当 することの 届 出 がな されていないため 老 齢 基 礎 年 金 受 給 時 になって 低 年 金 や 無 年 金 にな ってしまう 場 合 があることに 配 慮 して 過 去 の 未 届 であった 第 三 号 被 保 険 者 期 間 について 平 成 7 年 4 月 から 平 成 9 年 3 月 までの 期 間 に 特 例 届 出 を 認 め 基 礎 年 金 制 度 による 老 後 保 障 に 十 全 を 期 することとし た ( 平 成 6 年 11 月 9 日 発 年 第 59 号 厚 生 事 務 次 官 通 知 )とされてい ます 平 成 16 年 改 正 法 により 3 号 特 例 届 出 が 行 われた 本 事 例 の 場 合 3 号 特 例 届 出 日 に 受 給 資 格 を 満 たし 老 齢 基 礎 年 金 の 受 給 権 が 発 生 すること になります ( 国 民 年 金 法 昭 和 60 年 改 正 法 附 則 第 18 条 第 1 項 同 法 平 成 16 年 改 正 法 附 則 第 21 条 ) 2015/3/13 老 齢 給 付 年 金 30 昭 和 36 年 4 月 以 前 の 厚 生 年 金 被 保 険 者 期 間 のみを 有 し ていた 者 が 65 歳 以 降 に 届 出 された 3 号 特 例 の 期 間 を 有 する 場 合 の 受 給 権 について 国 民 年 金 法 昭 和 60 年 改 正 法 附 則 第 18 条 第 1 項 国 民 年 金 法 平 成 16 年 改 正 法 附 則 第 21 条 昭 和 36 年 4 月 より 前 の 厚 生 年 金 被 保 険 者 期 間 (20 月 ) 及 び 合 算 対 象 期 間 (230 月 )のみで 受 給 資 格 を 満 たさないものが 65 歳 以 降 に 3 号 特 例 届 出 (106 月 )をした 場 合 昭 和 36 年 4 月 より 前 の 厚 生 年 金 被 保 険 者 期 間 を 通 算 し 3 号 特 例 届 出 日 において 受 給 資 格 を 満 たし 受 給 権 が 発 生 すると 解 釈 してよろしいでしょうか 合 算 対 象 期 間 昭 和 42 年 2 月 ~ 昭 和 61 年 3 月 3 号 特 例 届 昭 和 61 年 4 月 1 日 ~ 平 成 7 年 2 月 7 日 平 成 21 年 8 月 7 日 届 出 3 号 特 例 制 度 の 目 的 は 第 三 号 被 保 険 者 に 該 当 することの 届 出 がな されていないため 老 齢 基 礎 年 金 受 給 時 になって 低 年 金 や 無 年 金 にな ってしまう 場 合 があることに 配 慮 して 過 去 の 未 届 であった 第 三 号 被 保 険 者 期 間 について 平 成 7 年 4 月 から 平 成 9 年 3 月 までの 期 間 に 特 例 届 出 を 認 め 基 礎 年 金 制 度 による 老 後 保 障 に 十 全 を 期 することとし た ( 平 成 6 年 11 月 9 日 発 年 第 59 号 厚 生 事 務 次 官 通 知 )とされてい ます 本 事 例 の 場 合 3 号 特 例 届 出 日 に 受 給 資 格 を 満 たし 受 給 権 が 発 生 す ることになります ( 国 民 年 金 法 昭 和 60 年 改 正 法 附 則 第 18 条 第 1 項 同 法 平 成 16 年 改 正 法 附 則 第 21 条 厚 生 年 金 保 険 法 附 則 第 14 条 ) 13

疑 義 照 会 ( 年 金 給 付 ) 制 度 障 害 基 礎 年 金 1 障 害 基 礎 年 金 の 納 付 要 件 に ついて 国 民 年 金 法 昭 和 60 年 改 正 法 附 則 第 20 条 第 1 項 以 下 の 場 合 の 納 付 要 件 の 有 無 について 照 会 します 生 年 月 日 : 昭 和 41 年 4 月 1 日 初 診 日 : 平 成 8 年 8 月 17 日 平 成 8 年 8 月 9 日 ~ 平 成 13 年 2 月 13 日 第 1 号 被 保 険 者 次 の 海 外 在 住 期 間 あり 昭 和 60 年 8 月 22 日 ~ 昭 和 61 年 5 月 8 日 昭 和 61 年 6 月 4 日 ~ 平 成 元 年 5 月 18 日 平 成 元 年 6 月 7 日 ~ 平 成 8 年 8 月 9 日 上 記 の 海 外 在 住 期 間 がありますが 日 本 にいた 期 間 ( 昭 和 61 年 5 月 8 日 ~ 昭 和 61 年 6 月 4 日 )( 平 成 元 年 5 月 18 日 ~ 平 成 元 年 6 月 7 日 )については 未 加 入 となっています 納 付 要 件 をみる 場 合 2/3 要 件 は 満 たしていませんが 直 近 1 年 の 納 付 要 件 の 取 扱 いはどの ようになるのでしょうか 疑 義 照 会 によると 保 険 料 納 付 済 期 間 及 び 保 険 料 免 除 期 間 以 外 の 被 保 険 者 期 間 とは 保 険 料 未 納 期 間 をいい また 国 民 年 金 の 任 意 未 加 入 者 や 適 用 除 外 となっていた 人 の 期 間 は 保 険 料 納 付 要 件 でいう 被 保 険 者 期 間 から 除 かれるとなっています 今 回 のケ-スの 場 合 は 平 成 7 年 7 月 ~ 平 成 8 年 6 月 までの 間 は 任 意 未 加 入 者 の 期 間 であるので 保 険 料 納 付 要 件 でいう 被 保 険 者 期 間 か ら 除 かれ 納 付 要 件 を 満 たしていると 判 断 してよいかご 教 示 くださ い 次 の 1. 又 は 2.に 掲 げる 1 年 間 のうちに 滞 納 がない 場 合 に 直 近 1 年 の 納 付 要 件 を 満 たすことになります 1. 初 診 日 に 被 保 険 者 であった 場 合 は 初 診 日 の 属 する 月 の 前 月 までの ( 暦 としての)1 年 間 2. 初 診 日 に 被 保 険 者 でなかった 場 合 は 初 診 日 の 属 する 月 の 前 月 以 前 における 直 近 の 被 保 険 者 期 間 に 係 る 月 までの( 暦 としての)1 年 間 今 回 の 事 例 では 初 診 日 において 被 保 険 者 であるため 直 近 1 年 の 納 付 要 件 は 上 記 1.により 平 成 7 年 7 月 ~ 平 成 8 年 6 月 の 1 年 間 で 審 査 しますが その 期 間 に 滞 納 がありませんので 納 付 要 件 を 満 たすこと になります 障 害 基 礎 年 金 2 知 的 障 害 によ る 障 害 基 礎 年 金 (6350)2 級 受 給 中 の 方 に 耳 の 障 害 (20 歳 前 事 後 重 症 ) による 2 級 相 当 の 障 害 が 発 生 した 場 合 の 併 合 認 定 につ いて 国 民 年 金 法 第 30 条 の 4 第 31 条 第 34 条 第 36 条 の 3 20 歳 前 障 害 ( 知 的 障 害 )による 2 級 4 号 の 障 害 基 礎 年 金 を 受 給 中 の 方 に 後 発 として 同 じく 20 歳 前 障 害 ( 耳 )による 2 級 3 号 に 相 当 する 障 害 が 発 生 しました 疑 義 照 会 に 前 発 ( 障 害 基 礎 年 金 ) 後 発 (20 歳 前 事 後 重 症 )の 場 合 の 併 合 について 併 合 後 の 障 害 基 礎 年 金 は 国 民 年 金 法 第 31 条 の 規 定 により 従 前 の 受 給 権 が 消 滅 し 新 たな 受 給 権 が 発 生 するこ ととなるため 国 民 年 金 法 第 30 条 の 4 に 係 る 受 給 権 の 支 給 停 止 の 各 条 項 の 規 定 は 適 用 されません とありますが 前 発 後 発 いずれも 20 歳 前 障 害 の 場 合 も 同 様 の 取 扱 いとなるのかご 教 示 願 います 国 民 年 金 法 第 34 条 に 基 づき 改 定 処 理 を 行 います 国 民 年 金 法 第 30 条 及 び 第 30 条 の 2 において その 傷 病 により 障 害 等 級 に 該 当 する 程 度 の 障 害 の 状 態 とされている 一 方 国 民 年 金 法 第 30 条 の 4 第 1 項 にそれがないことからも 20 歳 前 の 傷 病 をまとめて 一 つの 保 険 事 故 として 手 続 きすることになります 障 害 基 礎 年 金 3 障 害 基 礎 年 金 の 納 付 要 件 に ついて 国 民 年 金 法 第 30 条 国 民 年 金 法 昭 和 60 年 改 正 法 附 則 第 20 条 昭 和 40 年 6 月 7 日 庁 文 発 第 4542 号 昭 和 44 年 7 月 15 日 庁 保 険 発 第 13 号 初 診 日 が 平 成 4 年 6 月 にある 被 保 険 者 より 相 談 があり 納 付 要 件 を 確 認 したところ 初 診 日 の 前 々 月 までの 引 き 続 く 1 年 間 ( 平 成 3 年 5 月 ~ 平 成 4 年 4 月 )に 未 納 はありませんが 平 成 4 年 3 月 分 は 充 当 処 理 されており 納 付 年 月 日 は 確 認 できません なお 平 成 4 年 3 月 分 の 充 当 処 理 については 国 民 年 金 の 過 誤 納 記 録 より 平 成 4 年 4 月 分 として 納 付 していたものを 平 成 4 年 4 月 1 日 第 3 号 被 保 険 者 に 該 当 ( 平 成 4 年 6 月 30 日 処 理 )したため 平 成 4 年 7 月 6 日 に 充 当 決 議 を 行 ったものと 思 われます 本 件 の 場 合 充 当 決 議 がなされるまでは 平 成 4 年 3 月 分 保 険 料 は 未 納 として 取 扱 い 初 診 日 において 納 付 済 期 間 とならないと 考 えて よいでしょうか 国 民 年 金 保 険 料 に 係 る 還 付 金 等 の 充 当 について ( 昭 和 40 年 6 月 7 日 庁 文 発 第 4542 号 )において ニ 一 の 充 当 があつた 場 合 には 還 付 金 等 が 生 じた 時 に その 充 当 した 還 付 金 等 に 相 当 する 額 の 保 険 料 の 納 付 があつたこととみなすこと とされています したがって 充 当 決 議 日 によることなく 領 収 済 通 知 書 又 は 領 収 済 報 告 書 を 受 理 したときに 過 誤 納 のあることを 発 見 したとき や 既 に 正 当 歳 入 として 調 査 決 定 済 のものに 過 誤 納 があることが 判 明 したと き を 納 付 日 として 見 ることになります ( 国 民 年 金 保 険 料 の 還 付 事 務 の 取 扱 いについて ( 昭 和 44 年 7 月 15 日 庁 保 険 発 第 13 号 )) 14

疑 義 照 会 ( 年 金 給 付 ) 障 害 基 礎 年 金 4 加 算 額 の 対 象 者 である 子 の 障 害 状 態 1 2 級 の 状 態 にあ ることの 確 認 に 係 る 診 断 書 の 取 扱 いにつ いて 給 付 指 2011-88 加 算 額 の 対 象 者 である 子 の 障 害 状 態 1 2 級 の 状 態 にあることの 確 認 に 係 る 診 断 書 の 取 扱 いについては 18 歳 到 達 日 以 後 の 最 初 の 3 月 31 日 以 前 に 障 害 等 級 1 2 級 ( 国 民 年 金 法 施 行 令 別 表 による)の 状 態 にあることを 確 認 するため 3 月 31 日 以 前 の 現 症 年 月 日 の 診 断 書 を 添 付 していただいているところです 平 成 23 年 4 月 1 日 より 障 害 年 金 加 算 改 善 法 が 施 行 されるため 子 の 加 算 対 象 者 のうち 障 害 基 礎 年 金 に 係 る 子 の 加 算 については 18 歳 到 達 日 以 後 の 最 初 の 3 月 31 日 より 後 に 障 害 1 2 級 の 状 態 に 該 当 した 場 合 も 子 の 加 算 対 象 者 になり 得 ます この 場 合 の 障 害 給 付 加 算 額 加 給 年 金 額 加 算 開 始 事 由 該 当 届 に 添 付 する 診 断 書 の 現 症 年 月 日 の 範 囲 をご 教 示 願 います また 子 が 18 歳 の 到 達 日 以 後 の 最 初 の 3 月 31 日 が 終 了 したこと で 加 算 対 象 者 でなくなった 後 障 害 等 級 1 2 級 の 状 態 になり 再 び 障 害 基 礎 年 金 の 子 の 加 算 対 象 者 となった 場 合 障 害 給 付 加 算 額 加 給 年 金 額 加 算 開 始 事 由 該 当 届 と 障 害 基 礎 老 齢 厚 生 年 金 退 職 共 済 年 金 加 算 額 加 給 年 金 額 対 象 者 の 障 害 該 当 届 はどちらの 届 出 用 紙 を 使 用 するのでしょうか 届 出 用 紙 の 使 い 分 けをご 教 示 願 います 加 給 年 金 の 加 算 については 認 定 日 を 一 点 に 絞 り その 時 点 にお ける 生 計 維 持 関 係 及 び 障 害 の 状 態 を 確 認 することになります 1.について 既 に 加 算 対 象 者 とされていることから 障 害 基 礎 老 齢 厚 生 年 金 退 職 共 済 年 金 加 算 額 加 給 年 金 額 対 象 者 の 障 害 該 当 届 を 使 用 し 3 月 31 日 以 前 の 現 症 年 月 日 の 診 断 書 を 添 付 してください 2.について 障 害 給 付 加 算 額 加 給 年 金 額 加 算 開 始 事 由 該 当 届 にて 届 出 をいた だくことになります 診 断 書 の 現 症 年 月 日 = 認 定 日 となります 3.について 事 実 発 生 日 ( 養 子 縁 組 日 等 )が 認 定 日 となるため 加 給 対 象 者 の 年 齢 にかかわらず その 時 点 における 障 害 の 状 態 を 確 認 すること になります ( 事 実 発 生 日 における 障 害 の 状 態 を 確 認 しうる 診 断 書 と 障 害 給 付 加 算 額 加 給 年 金 額 加 算 開 始 事 由 該 当 届 で 手 続 きいた だきますようお 願 いします ) 1. 障 害 状 態 になかった 加 算 対 象 者 である 子 が 18 歳 到 達 日 以 後 の 最 初 の 3 月 31 日 以 前 に 障 害 状 態 になった 場 合 2.18 歳 到 達 日 以 後 の 最 初 の 3 月 31 日 より 後 に 障 害 等 級 1 2 級 の 状 態 となった( 例 えば 19 歳 で)ことで 加 算 対 象 者 になった 場 合 ( 子 が 18 歳 の 到 達 日 以 後 の 最 初 の 3 月 31 日 が 終 了 したことで 加 算 対 象 者 でなくなった 後 障 害 等 級 1 2 級 の 状 態 になり 再 び 障 害 基 礎 年 金 の 子 の 加 算 対 象 者 となった 場 合 を 含 む ) 3. 加 算 該 当 日 ( 養 子 縁 組 日 等 )において 加 算 対 象 者 が 既 に 障 害 等 級 1 2 級 の 状 態 にある 場 合 障 害 基 礎 年 金 5 国 民 年 金 障 害 基 礎 年 金 の 納 付 要 件 につい て 国 民 年 金 法 昭 和 60 年 改 正 法 附 則 第 23 条 第 1 項 国 民 年 金 法 昭 和 61 年 経 過 措 置 政 令 第 29 条 第 31 条 昭 和 60 年 法 律 第 34 号 による 改 正 前 の 国 民 年 金 法 第 7 条 第 2 項 第 1 号 第 7 号 第 30 条 第 1 項 各 号 次 のケースの 納 付 要 件 の 有 無 についてご 教 示 ください 大 学 在 学 期 間 昭 和 50 年 4 月 ~ 昭 和 54 年 3 月 20 歳 到 達 年 月 日 昭 和 51 年 4 月 3 日 無 資 格 期 間 昭 和 54 年 4 月 ~ 昭 和 55 年 3 月 共 済 組 合 加 入 期 間 昭 和 55 年 4 月 ~ 昭 和 56 年 3 月 合 算 対 象 期 間 昭 和 56 年 4 月 ~ 昭 和 56 年 5 月 任 意 加 入 期 間 昭 和 56 年 6 月 ~ 初 診 日 昭 和 56 年 9 月 1 日 昭 和 56 年 9 月 1 日 が 初 診 日 であるため 下 記 昭 和 60 年 法 律 第 34 号 による 改 正 前 の 国 民 年 金 法 第 30 条 第 1 項 各 号 に 定 める 要 件 を 満 たしている 必 要 があります 初 診 日 において 被 保 険 者 であった 者 については 初 診 日 の 前 日 にお いて 次 のいずれかであること 旧 国 民 年 金 法 第 7 条 第 2 項 第 1 号 及 び 第 7 号 により 共 済 組 合 加 入 期 間 と 合 算 対 象 期 間 は 被 保 険 者 期 間 としないと 規 定 しています し たがって 被 保 険 者 期 間 は 昭 和 56 年 6 月 のみとなり 納 付 要 件 は 満 た します 旧 国 民 年 金 法 第 30 条 第 1 項 第 1 号 ハ 中 の 保 険 料 納 付 済 期 間 以 外 の 被 保 険 者 期 間 は 保 険 料 免 除 期 間 又 は 保 険 料 未 納 期 間 です 15

疑 義 照 会 ( 年 金 給 付 ) 制 度 1. 初 診 日 の 属 する 月 の 前 月 までの 被 保 険 者 期 間 に 係 る 保 険 料 納 付 済 期 間 が 15 年 以 上 であるか 又 はその 保 険 料 納 付 済 期 間 が 5 年 以 上 で あり かつ その 被 保 険 者 期 間 のうち 保 険 料 免 除 期 間 を 除 いたもの の 3 分 の 2 以 上 を 占 めること 2. 初 診 日 の 属 する 月 前 における 直 近 の 基 準 月 (1 4 7 10)の 前 月 までの 被 保 険 者 期 間 が 3 年 以 上 であり かつ その 被 保 険 者 期 間 の うち 最 近 の 3 年 間 が 保 険 料 納 付 済 期 間 又 は 保 険 料 免 除 期 間 で 満 たさ れていること 3. 初 診 日 の 属 する 月 前 における 直 近 の 基 準 月 (1 4 7 10)の 前 月 までの 通 算 年 金 通 則 法 第 4 条 第 1 項 各 号 に 掲 げる 期 間 ( 公 的 年 金 加 入 期 間 )を 合 算 した 期 間 が 1 年 以 上 であり かつ 同 月 までの 1 年 間 のうちに 保 険 料 納 付 済 期 間 以 外 の 被 保 険 者 期 間 がないこと 4. 初 診 日 の 属 する 月 の 前 月 までの 被 保 険 者 期 間 につき 第 26 条 ( 老 齢 年 金 )に 規 定 する 要 件 に 該 当 していること 上 記 3.に 該 当 しないものであり 納 付 要 件 なしとしてよいでしょ うか 昭 和 56 年 9 月 1 日 の 属 する 月 前 における 直 近 の 基 準 月 は 昭 和 56 年 7 月 であり その 前 月 までの 1 年 間 に 2 月 の 合 算 対 象 期 間 があ ることから 保 険 料 納 付 済 期 間 以 外 の 被 保 険 者 期 間 がないこと に はなりません 障 害 基 礎 年 金 6 障 害 基 礎 年 金 に 係 る 処 分 通 知 書 について 行 政 手 続 法 第 8 条 給 付 指 2010-218 給 付 指 2011-126 障 害 基 礎 年 金 の 認 定 日 請 求 と 事 後 重 症 請 求 が 同 時 に 請 求 された 場 合 それぞれの 請 求 に 対 し 処 分 結 果 を 通 知 することにな っていますので 事 後 重 症 で 支 給 決 定 をしたとしても 障 害 認 定 時 に 支 給 されない 場 合 障 害 認 定 時 の 不 支 給 決 定 を 通 知 することにな ります 一 つの 裁 定 に 対 し 複 数 の 処 分 を 通 知 する 場 合 重 複 障 害 による 裁 定 請 求 時 はどのように 処 分 通 知 をするべきでしょう か 処 分 通 知 の 作 成 について 例 示 する 次 の 1~4 の 認 定 結 果 における 通 知 の 場 合 どのようにするべきかご 教 示 願 います なお 前 提 とし て 1~3 の 事 例 は いずれも 同 一 の 傷 病 ではなく かつ 初 診 日 が 同 一 であるとします 1. 内 科 的 疾 患 同 士 の 2 種 類 の 診 断 書 で 障 害 認 定 日 請 求 と 事 後 重 症 請 求 があり 一 方 の 診 断 書 は 障 害 認 定 日 時 点 が 3 級 程 度 事 後 重 症 請 求 時 が 2 級 程 度 に 該 当 するが もう 一 方 の 診 断 書 は 障 害 認 定 日 及 び 事 後 重 症 請 求 時 においても 3 級 不 該 当 であり 総 合 認 定 の 結 果 は 障 害 認 定 日 時 点 が 3 級 程 度 事 後 重 症 請 求 時 が 2 級 該 当 するとき 1. 内 科 的 疾 患 は 総 合 認 定 することから 3 級 不 該 当 でも 総 合 認 定 に 含 まれ 診 断 書 を 登 録 し 総 合 認 定 した 結 果 を 通 知 するため 障 害 認 定 日 時 点 の 3 級 該 当 による 不 支 給 決 定 通 知 書 と 裁 定 請 求 日 時 点 の 支 給 額 決 定 通 知 書 にて 通 知 してください ( 処 分 通 知 2 通 ) 2. 各 々の 診 断 書 に 対 する 審 査 結 果 を 通 知 する 必 要 はなく 併 合 ( 加 重 ) 認 定 した 結 果 を 処 分 通 知 するものであり 障 害 認 定 日 時 点 と 事 後 重 症 請 求 時 点 の 併 合 認 定 結 果 の 処 分 通 知 を 行 ってください ( 処 分 通 知 2 通 ) なお 1 枚 の 通 知 書 に 2 つの 処 分 を 記 載 することは 可 能 です 3. 認 定 日 において 併 合 認 定 を 行 った 結 果 である 2 級 を 通 知 し 請 求 日 時 点 についての 通 知 は 不 要 です なお 内 科 的 疾 患 は 障 害 とみなされ ず 併 合 認 定 の 対 象 とはならなかったことから 傷 病 コードや 診 断 書 コードの 登 録 は 行 わず 障 害 の 等 級 は 2 級 17 号 以 外 となります 4. 却 下 の 通 知 書 には 処 分 理 由 のみ 記 載 してください お 客 様 に 伝 えた いことがあれば 通 知 書 に 添 書 を 同 封 することは 差 し 支 えありません 2. 内 科 的 疾 患 と 外 部 障 害 ( 眼 と 耳 以 外 )の 2 種 類 の 診 断 書 で 障 害 認 定 日 請 求 と 事 後 重 症 請 求 があり 各 々の 診 断 書 とも 障 害 認 定 日 時 点 と 事 後 重 症 時 点 で 3 級 の 程 度 に 該 当 するが 併 合 ( 加 重 ) 認 定 して 16

疑 義 照 会 ( 年 金 給 付 ) 制 度 も 3 級 であるとき 3. 内 科 的 疾 患 と 外 部 障 害 ( 眼 と 耳 以 外 )の 2 種 類 の 診 断 書 で 障 害 認 定 日 請 求 と 事 後 重 症 請 求 があり 外 部 障 害 は 障 害 認 定 日 時 点 と 事 後 重 症 請 求 時 点 のいずれも 2 級 程 度 に 該 当 するが 内 部 的 疾 患 は 障 害 認 定 日 時 点 と 事 後 重 症 請 求 時 点 のいずれも 3 級 不 該 当 ( 併 合 判 定 参 考 表 の 13 号 にも 該 当 しない)であるとき 4. 事 後 重 症 請 求 があり 初 診 日 不 明 のため 納 付 要 件 の 確 認 が 困 難 で あるが 障 害 の 状 態 ( 程 度 )について 審 査 したところ 仮 に 納 付 要 件 を 満 たしていたとしても 裁 定 請 求 日 時 点 で 2 級 の 程 度 に 該 当 しな いことが 明 らかであるとき 障 害 基 礎 年 金 7 老 齢 基 礎 年 金 繰 上 げ 受 給 者 からの 障 害 基 礎 年 金 失 権 の 取 消 申 立 てに ついて 国 民 年 金 法 第 35 条 第 3 号 国 民 年 金 法 附 則 第 9 条 の 2 の 3 平 成 18 年 1 月 (64 歳 時 )に 老 齢 基 礎 年 金 を 繰 上 げ 申 請 をして 受 給 している 方 ( 現 在 69 歳 )が 以 前 障 害 基 礎 年 金 を 受 給 しており 障 害 不 該 当 年 月 日 から 3 年 経 過 のため 現 在 は 失 権 しています 障 害 不 該 当 年 月 日 から 3 年 経 過 するまでの 間 に 障 害 基 礎 年 金 の 1 2 級 に 該 当 する 場 合 失 権 を 取 り 消 し 遡 って 障 害 基 礎 年 金 を 支 給 する ことができるでしょうか 平 成 17 年 4 月 30 日 障 害 不 該 当 平 成 18 年 頃 より 悪 化 している 旨 申 立 あり 平 成 19 年 1 月 19 日 65 歳 到 達 平 成 20 年 4 月 30 日 失 権 (3 年 経 過 ) 本 件 について 国 民 年 金 法 第 36 条 第 2 項 の 規 定 により 支 給 停 止 と なったときから 同 法 第 35 条 第 3 号 の 規 定 により 受 給 権 消 滅 となるまで の 間 に 1 2 級 に 該 当 する 程 度 の 障 害 の 状 態 に 該 当 した 場 合 は 支 給 停 止 の 事 由 が 消 滅 するため 障 害 基 礎 年 金 の 支 給 が 可 能 となります 診 断 書 については 1 2 級 に 該 当 する 程 度 の 障 害 の 状 態 に 該 当 した 時 点 の 現 症 年 月 日 のものを 添 付 することになります 障 害 不 該 当 による 支 給 停 止 の 消 滅 は 現 症 年 月 日 の 診 断 書 で 判 断 することから 平 成 17 年 4 月 30 日 から 平 成 20 年 4 月 30 日 までの 間 に 障 害 が 重 くなり 障 害 基 礎 年 金 1 2 級 の 状 態 であった 場 合 支 給 停 止 事 由 消 滅 届 診 断 書 (その 間 の 現 症 年 月 日 )により 審 査 し 認 め られれば 失 権 の 取 消 を 行 い 遡 って 支 給 してよいでしょうか また その 現 症 年 月 日 以 降 から 現 在 までの 障 害 の 状 態 を 確 認 する ことが 必 要 と 考 え 現 症 年 月 日 の 翌 年 以 降 毎 年 誕 生 月 の 現 症 の 診 断 書 を 求 めなければならないでしょうか 障 害 基 礎 年 金 8 外 国 籍 ( 永 住 者 以 外 )の 方 から の 障 害 年 金 請 求 について 国 民 年 金 法 第 30 条 の 4 第 2 項 昭 和 56 年 6 月 25 日 庁 保 発 第 17 号 20 歳 前 に 初 診 がある 外 国 籍 の 方 から 平 成 23 年 7 月 11 日 受 付 で 事 後 重 症 による 請 求 として 障 害 基 礎 年 金 を 請 求 されています 生 年 月 日 は 昭 和 49 年 6 月 29 日 上 陸 許 可 は 平 成 23 年 4 月 26 日 在 留 の 資 格 は 永 住 者 ではなく 短 期 滞 在 です 平 成 23 年 7 月 20 日 に 在 留 資 格 が 日 本 人 の 配 偶 者 等 在 留 期 間 が 平 成 24 年 7 月 20 日 に 変 更 になっています 今 後 は 日 本 人 の 配 偶 者 等 として 永 住 者 となる 予 定 です ( 在 留 期 間 3 年 ) 永 住 者 ではない 外 国 籍 の 方 ですが 障 害 基 礎 年 金 の 請 求 は 可 能 で しょうか 本 件 については 国 民 年 金 法 第 30 条 の 4 第 2 項 に 基 づき 障 害 基 礎 年 金 の 事 後 重 症 請 求 を 行 うことができます 17

疑 義 照 会 ( 年 金 給 付 ) 制 度 障 害 基 礎 年 金 9 障 害 基 礎 年 金 (3 級 停 止 中 ) の 受 給 権 者 が 新 たに 別 の 20 歳 前 障 害 の 事 後 重 症 によっ て 1 級 に 該 当 した 場 合 の 取 扱 いについて 国 民 年 金 法 第 30 条 の 4 第 31 条 第 34 条 第 36 条 の 3 前 発 障 害 基 礎 年 金 (5350)3 級 相 当 にて 現 在 停 止 中 後 発 20 歳 前 障 害 の 事 後 重 症 にて 単 独 で 1 級 該 当 国 民 年 金 法 第 31 条 ( 併 給 の 調 整 ) 第 1 項 では 前 後 の 障 害 を 併 合 した 障 害 の 程 度 による 障 害 基 礎 年 金 を 支 給 する とあり 第 2 項 では 併 合 した 障 害 の 程 度 による 障 害 基 礎 年 金 の 受 給 権 を 取 得 したときは 従 前 の 障 害 基 礎 年 金 の 受 給 権 は 失 権 する となって います また 国 民 年 金 法 第 34 条 ( 障 害 の 程 度 が 変 わった 場 合 の 年 金 額 の 改 定 )にて 改 定 について 規 定 されていますが 第 4 項 の その 他 障 害 には 本 件 は 当 てはまらないため 改 定 処 理 とはなりません 国 民 年 金 法 では 障 害 基 礎 年 金 同 士 の 選 択 についても 規 定 されてい ないため 前 発 と 後 発 での 選 択 もあり 得 ません 過 去 の 資 料 等 を 確 認 すると 3 級 ( 併 合 判 定 参 考 表 5 号 )と 2 級 と の 併 合 によって 1 級 になる 事 例 3 級 ( 併 合 認 定 参 考 表 6 号 ~10 号 ) と 2 級 との 併 合 によっても 2 級 としかならない 事 例 は 記 載 されてい るものの 3 級 と 1 級 との 併 合 については 記 載 されておらず 併 合 その ものが 可 能 なのか 不 明 です 通 常 障 害 基 礎 同 士 の 併 合 の 場 合 基 本 的 には 併 合 後 の 障 害 基 礎 年 金 の 裁 定 及 び 前 発 障 害 の 失 権 処 理 を 行 いますが 後 発 が 20 歳 前 障 害 だった 場 合 の 併 合 後 の 所 得 制 限 についても 記 載 されておりません 仮 に 今 回 の を 併 合 認 定 して 1 級 の 障 害 基 礎 年 金 を 新 規 裁 定 する 際 に 所 得 制 限 がかからなかった 場 合 実 質 20 歳 前 障 害 のみでの 給 付 にもかかわらず 不 自 然 になってしまいます 本 件 の 対 処 方 法 についてご 教 示 願 います 国 民 年 金 法 第 31 条 ( 併 給 の 調 整 )に 基 づき 前 発 と 後 発 を 併 合 し 国 年 施 行 令 別 表 ( 障 害 の 状 態 )による 1 級 11 号 ( 身 体 の 機 能 の 障 害 若 し くは 病 状 又 は 精 神 の 障 害 が 重 複 する 場 合 であって その 状 態 が 前 各 号 と 同 程 度 以 上 と 認 められる 程 度 のもの)による 障 害 基 礎 年 金 として 新 規 裁 定 し 前 発 である 3 級 停 止 中 の 障 害 基 礎 年 金 失 権 処 理 を 行 ってく ださい なお 支 給 停 止 については 国 民 年 金 法 第 36 条 の 3( 支 給 停 止 )にお いて 国 民 年 金 法 第 30 条 の 4 の 規 定 による 障 害 年 金 は その 該 当 す る 期 間 その 支 給 を 停 止 する と 20 歳 前 障 害 に 限 定 されており 国 民 年 金 法 第 31 条 ( 併 給 の 調 整 )によって 決 定 された 併 合 後 の 障 害 基 礎 年 金 は 対 象 となっていないため 所 得 制 限 はかからず 国 民 年 金 法 第 30 条 の 4 にかかる 受 給 権 の 支 給 停 止 の 各 条 項 の 規 定 は 適 用 されませ ん 障 害 基 礎 年 金 裁 定 10 20 歳 前 の 障 害 基 礎 年 金 につ いて 国 民 年 金 法 第 30 条 の 4 下 記 事 例 の 場 合 障 害 基 礎 年 金 の 受 給 権 は 発 生 するかどうか 伺 い ます 障 害 基 礎 年 金 請 求 者 の 生 年 月 日 昭 和 28 年 1 月 15 日 (20 歳 到 達 昭 和 48 年 1 月 14 日 ) 障 害 基 礎 年 金 を 請 求 する 傷 病 の 初 診 日 昭 和 48 年 1 月 14 日 前 (20 歳 前 ) ( 昭 和 43 年 3 月 から 昭 和 48 年 1 月 14 日 までの 間 ) 厚 生 年 金 保 険 加 入 期 間 昭 和 43 年 3 月 から 昭 和 48 年 4 月 までの 61 月 間 (61 月 間 は 脱 退 手 当 金 受 給 済 み 昭 和 53 年 4 月 支 給 ) 本 件 の 場 合 旧 厚 生 年 金 保 険 法 第 71 条 から 当 該 脱 退 手 当 金 の 額 の 計 算 の 基 礎 となった 被 保 険 者 であった 期 間 は 被 保 険 者 でなかったもの とみなされるため 国 民 年 金 法 第 30 条 の 4 第 2 項 により 受 給 権 が 発 生 することになります 障 害 基 礎 年 金 11 障 害 基 礎 年 金 の 所 得 状 況 届 が 長 期 間 未 提 出 である 者 の 取 扱 いについ て 国 民 年 金 法 第 36 条 の 2 20 歳 前 に 初 診 のある 障 害 基 礎 年 金 については 毎 年 所 得 状 況 届 の 提 出 を 受 け 所 得 を 基 準 額 と 照 らし 合 わせて 支 給 の 可 否 を 審 査 して います 本 件 の 受 給 権 者 は 平 成 16 年 から 所 得 状 況 届 が 未 提 出 のため 障 害 基 礎 年 金 が 差 止 になっていましたが 平 成 22 年 10 月 にA 区 に 受 給 権 者 住 所 変 更 届 を 提 出 し 平 成 23 年 の 所 得 状 況 届 を 提 出 しました 本 件 については 受 給 権 者 から 日 本 国 内 に 住 所 を 有 していた 旨 の 申 立 書 を 提 出 していただき 国 内 居 住 であったことを 確 認 してください 18

疑 義 照 会 ( 年 金 給 付 ) 制 度 当 該 受 給 権 者 は 居 所 不 明 のため 平 成 17 年 2 月 にB 市 の 住 民 票 を 職 権 消 除 されたため 平 成 22 年 10 月 にA 区 に 住 所 設 定 しましたが その 間 の 住 民 票 は 作 成 されません 住 民 票 による 居 所 証 明 が 取 れな い 間 の 国 内 居 住 についての 取 扱 いをご 教 示 願 います 障 害 基 礎 年 金 未 支 給 ( 年 金 保 険 給 付 ) 請 求 書 12 障 害 基 礎 年 金 に 係 る 未 支 給 年 金 請 求 の 可 否 について 国 民 年 金 法 第 19 条 障 害 基 礎 年 金 (20 歳 前 障 害 )を 事 後 重 症 請 求 により 平 成 元 年 4 月 22 日 から 受 給 していましたが 平 成 7 年 12 月 15 日 に 死 亡 失 権 した 者 の 弟 から 障 害 基 礎 年 金 の 認 定 日 請 求 及 び 未 支 給 年 金 請 求 の 可 否 について 照 会 がありました 疑 義 照 会 より 事 後 重 症 請 求 による 20 歳 前 障 害 の 障 害 年 金 を 受 給 中 の 者 が 20 歳 に 遡 及 した 請 求 は 可 能 であると 読 み 取 れますが 今 回 の 事 案 では 受 給 者 本 人 が 既 に 死 亡 しています 事 後 重 症 請 求 が 裁 定 された 当 時 の 経 緯 は 不 明 ですが 受 給 者 本 人 が 請 求 した 結 果 認 定 日 請 求 ではなく 事 後 重 症 請 求 として 裁 定 されたものを 未 支 給 年 金 請 求 者 が これから 認 定 日 請 求 として 請 求 することは 可 能 でし ょうか また 疑 義 照 会 より 認 定 日 請 求 であれば 未 支 給 年 金 の 請 求 が 可 能 であると 思 われますが 本 事 案 については 認 定 日 請 求 が 認 めら れた 場 合 でも 時 効 により 未 支 給 年 金 として 支 給 されるものはありま せん なお 受 給 権 者 の 弟 の 照 会 の 趣 旨 は 認 定 日 請 求 として 障 害 基 礎 年 金 と 未 支 給 年 金 を 請 求 し 認 定 日 請 求 が 認 められれば 遡 及 して 法 定 免 除 に 該 当 することになるため 納 付 していた 国 民 年 金 保 険 料 については 還 付 されるのではないかというものです こういった 事 案 の 場 合 障 害 基 礎 年 金 の 認 定 日 請 求 及 び 未 支 給 年 金 を 請 求 することは 可 能 でしょうか また 請 求 が 可 能 な 場 合 は 国 民 年 金 保 険 料 を 還 付 できるでしょうか 年 金 の 裁 定 請 求 は 一 身 に 専 属 する 権 利 として 原 則 として 受 給 権 者 本 人 のみが 行 うことができますが 例 外 として 受 給 権 者 本 人 が 裁 定 請 求 を 行 わないまま 死 亡 していても その 遺 族 が 未 支 給 の 年 金 保 険 給 付 を 受 けることができる 場 合 に 自 己 の 名 で 請 求 することができる こととされています ( 国 民 年 金 法 第 19 条 第 3 項 厚 生 年 金 保 険 法 第 37 条 第 3 項 ) 未 支 給 の 年 金 保 険 給 付 については 5 年 を 経 過 すると 時 効 によっ て 消 滅 し それ 以 後 は 請 求 することができないことから それに 伴 う 裁 定 請 求 も 行 うことはできません 障 害 基 礎 年 金 13 外 国 籍 ( 永 住 者 )の 障 害 基 礎 年 金 請 求 につ いて 国 民 年 金 法 第 30 条 の 4 第 2 項 外 国 籍 ( 永 住 者 )の 夫 婦 より 20 歳 前 に 初 診 がある 傷 病 での 障 害 基 礎 年 金 事 後 重 症 請 求 がありました 夫 婦 共 に 外 国 籍 で 平 成 11 年 2 月 12 日 に 入 国 しています 生 年 月 日 はそれぞれ 昭 和 39 年 2 月 1 日 と 昭 和 40 年 11 月 21 日 です 夫 婦 とも 障 害 基 礎 年 金 の 事 後 重 症 請 求 は 可 能 でしょうか 両 名 ともに 20 歳 到 達 日 が 国 籍 要 件 撤 廃 ( 昭 和 57 年 1 月 1 日 ) 後 です 本 件 の 場 合 外 国 籍 の 有 無 にかかわらず 20 歳 到 達 時 に 障 害 の 状 態 になくとも その 後 65 歳 になるまでに 障 害 の 状 態 になっている ときは 障 害 基 礎 年 金 の 事 後 重 症 請 求 が 可 能 です 障 害 基 礎 年 金 14 障 害 基 礎 年 金 の 納 付 要 件 に ついて 国 民 年 金 法 平 成 6 年 改 正 法 附 則 第 6 条 昭 和 21 年 8 月 17 日 生 まれで 共 済 組 合 加 入 期 間 が 昭 和 44 年 4 月 1 日 から 昭 和 46 年 11 月 30 日 までの 方 が 共 済 組 合 加 入 期 間 中 であ る 昭 和 45 年 3 月 の 初 診 で 障 害 基 礎 年 金 を 請 求 する 予 定 です この 方 が 共 済 組 合 加 入 期 間 を 退 職 一 時 金 で 受 けた 場 合 障 害 基 礎 年 金 を 決 定 してよいでしょうか なお 昭 和 40 年 4 月 から 昭 和 44 年 3 月 ま では 大 学 生 のため 昭 和 44 年 3 月 までは 国 民 年 金 は 未 加 入 者 です また 共 済 組 合 に 確 認 したところ 障 害 共 済 年 金 は 受 給 できないと のことです 国 民 年 金 法 平 成 6 年 改 正 法 附 則 第 6 条 の 障 害 基 礎 年 金 を 受 給 するた めの 要 件 は 次 のとおりです 1. 昭 和 36 年 4 月 1 日 から 昭 和 61 年 3 月 31 日 までの 初 診 日 において 公 的 年 金 制 度 の 被 保 険 者 又 は 組 合 員 であったこと 2. 初 診 日 の 前 日 において 初 診 日 の 属 する 月 の 前 々 月 までの 国 民 年 金 の 被 保 険 者 期 間 ( 国 民 年 金 の 被 保 険 者 期 間 とみなされる 期 間 を 含 む ) にかかる 保 険 料 納 付 済 期 間 と 保 険 料 免 除 期 間 を 合 算 した 期 間 が 3 分 の 2 以 上 あること 19